JP2004093508A - 循環型経過時・報知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、一日を単位として、予め設定され、スタート時から設定時間経過時に経過時報を、1回またはそれ以上の所要回を所要設定の間隔で報知する循環型経過時・報知装置の提供にある。
【解決手段】基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備して本体ケースに収容し、前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時のスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、スタート時復帰リセットスタート時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路から構成してなる循環型経過時・報知装置。
【選択図】 図2
【解決手段】基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備して本体ケースに収容し、前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時のスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、スタート時復帰リセットスタート時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路から構成してなる循環型経過時・報知装置。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、一日を単位として、予め設定され、スタート時から設定時間経過時に経過時報を、1回またはそれ以上の所要回を所要設定の間隔で報知する循環型経過時・報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一定時間の経過を時報により報知するタイマー装置は、各種知られており、例えば、1〜19までの数字を表示する時間表示と、1〜59までの数字を表示する分表示とからなるデイスプレー部と、そのデイスプレー部の時間表示を操作する時間操作ボタンと、同じく、分表示を操作する分操作ボタンと、その時間操作ボタンと分操作ボタンとを同時操作でリセットボタンを兼用し、スターとおよびストップを操作するスター・ストップボタンとから構成され、タイムアップ時間から分ごとに減算して経過時間を表示し、かつ、タイムアップ時報を報知する長時間タイプと、例えば、1〜99までの数字を表示する分表示と、1〜59までの数字を表示する秒表示とからなるデイスプレー部と、そのデイスプレー部の分表示を10分ごとに加算操作する10分操作ボタンと、同じく、分表示を1分ごとに加算操作する1分操作ボタンと、同じく、デイスプレー部の秒表示を10秒ごとに加算操作する10秒操作ボタンと、スタートおよびストップを操作するスタート・ストップボタンと、リセットボタンとから構成され、最長99分から残り時間を秒ごとに減算して経過時間を表示し、かつ、タイムアップ時報を報知する短時間タイプとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
保健薬、治療薬は、一日に1回、2回、3回と定められ、継続的に一定期間に渡って服用するものである。特に、朝食後、夕食後の2回、朝食後、昼食後、夕食後の3回等が一般的である。しかるに、前記既存のタイマー装置であると、カウントアップタイプであるため、就寝時にセットして起床には役立っても、夕食後のために、朝食後、毎日タイマー装置をセットする必要があるが、これは極めて煩雑である。また、夕食は、その日の都合で遅れ、定刻に取れないことも多いものである。
そこで、この発明は、起床、朝食、夕食の基準時間に時報を報知し、例えば、夕食の報知は、保健薬の服用時であることを想起させ、確実に用件処理を果たさせようとするものである。
また、このタイマー装置は、健康維持用品の販売促進のために、無料もしくはそれに近い安価に提供する必要があり、IC回路は簡単なもので、低コストで製作できるものとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備してなる循環型経過時・報知装置にある。
【0005】
前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路から構成してもよいものである。
【0006】
前記ICチップによるタイマー時刻をカウントするタイマー回路の動作は、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させ、24時間後、スタート時刻に戻る回路に構成され、電池のパワーのある限り繰り返す循環型経過時・報知装置としてもよいものである。
【0007】
前記基板上に配備するICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池は、本体ケースに収容してなる循環型経過時・報知装置としてもよいものである。
【0008】
前記本体ケースの上半外面に支点を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字を表示し、この時間数字に対面する円盤型ダイヤルを、本体ケースの上半外面の支点に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字の一つの数字に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔を報知回数に対応して開口してなる循環型経過時・報知装置としてもよいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備して本体ケースに収容し、前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路から構成し、前記ICチップによるタイマー時刻をカウントするタイマー回路の動作は、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させ、24時間後、スタート時刻に戻る回路に構成され、電池のパワーのある限り繰り返し、前記本体ケースの上半外面に支点を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字を表示し、この時間数字に対面する円盤型ダイヤルを、本体ケースの上半外面の支点に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字の一つの数字に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔を対応して開口してなる循環型経過時・報知装置。
【0010】
【実施例】
以下、この発明の循環型経過時・報知装置を実施例として示す図面により説明すると、実施例の循環型経過時・報知装置1は、図1に示すように、基板2上にICチップ3、スピーカー4、スタートスイッチ5、および電池6を配備してなるものである。
【0011】
前記ICチップ3は、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路7と、スタートスイッチ5によりタイマー時刻をカウントするタイマー回路8と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路9と、タイマー回路8のタイムアップ時に経過時報知回路10と、夫々にメロディー等報知音作動回路11から構成される。そして、ICチップ3、スピーカー4、スタートスイッチ5、および電池6の結線は、図2に示す通りである。
【0012】
そこで、図3に示すように、前記ICチップ3によるタイマー回路8がスタートオンから14時間の経過でタイムアップに、また、タイマー回路8は、それから10時間後にスタート時間に戻るように夫々設定されている場合においては、使用目的から、例えば、午前8に保健薬を服用する時刻であれば、その午前8になるまで待って、その時刻の到来と共に、スタートスイッチ5をオンすると、クロック回路7と、タイマー時刻をカウントするタイマー回路8とを夫々動作させ、また、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路9を動作させるので、設定の数秒間、スピーカー4から、設定にしたがって、ブザー、チャイムまたはメロディーが発音される。
【0013】
次に、午前8より設定された時刻、この実施例では、14時間を経過すると、タイマー回路8はカウントアップし、タイマー回路8のタイムアップ時に経過時報知回路10の動作およびメロディー等報知音作動回路11よりスタート時と同様にスピーカー4から、設定にしたがって、ブザー、チャイムまたはメロディーが発音される。そして、それから、10時間後にスタート時間に戻るように夫々設定されているから、再び、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路9を動作させてメロディー等報知音作動回路11より設定の数秒間、スピーカー4から、設定にしたがって、ブザー、チャイムまたはメロディーが発音されるのである。
【0014】
前記ICチップ3によるタイマー時刻をカウントするタイマー回路8の動作は、図4に示すように、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させることができ、24時間後、すなわち、スタート時刻に戻る回路に構成されているのである。そして、電池のパワーのある限り繰り返すものである。
【0015】
Aの時刻について変更ができる。すなわち、A時刻の設定は、標準時刻に合わせてスタートスイッチを押してオンすることにより設定できる。
【0016】
前記基板2上に配備するICチップ3、スピーカー4、スタートスイッチ5、および電池6は、図5に示すように、本体ケース12に収容してなるものである。
【0017】
前記本体ケース12の下部外面にスピーカー4に対して放音孔13と、スイッチ5のボタン5aを突出する開口14を開設している。
【0018】
前記本体ケース12の上半外面に支点15を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字16を表示し、この時間数字16に対面する円盤型ダイヤル17を、本体ケース12の上半外面の支点15に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字16の一つの数字16に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔18と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔19を開口してなるものである。
【0019】
【発明の効果】
この発明の循環型経過時・報知装置は、以上のようになるから、基準時にスタートスイッチをオンさせると、一日を単位として、2回からn回、設定した時刻(正確には一定時間経過後)を循環して報知し、知らせることができるものである。このタイマー回路は、予め設定しているから、使用に当たっての設定操作が一切必要なく、スタートスイッチのオンのみで足り、操作が極めて簡単である。よって、健薬、治療薬等は、一日に1回、2回、3回と定められ、継続的に一定期間に渡って服用する場合の指針に好都合である。
【0020】
また、この発明の循環型経過時・報知装置のタイマー回路は、予め設定するから、構成を簡単にすることができ、製造コストの低減に寄与することができ、商品の販売促進のために頒布することができるものである。
【0021】
また、この発明の循環型経過時・報知装置は、報知時刻を回転ダイヤルによって表示しているから、設定時刻を明瞭に表示することができ、また、スタート時刻の変更もダイヤルの回転と、その時刻のスタートスイッチの操作によるから、簡単・確実に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の本体ケースの内部に配備される電気回路部品を示す平面図である。
【図2】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の電気回路の実施例を示すブロック結線図である。
【図3】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置において、1日に2回作動する場合のフローチャート作動説明図である。
【図4】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置において、1日に3〜n回作動する場合のフローチャート作動説明図である。
【図5】この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示す外観正面図である。
【図6】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示す側面図である。
【図7】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示すスタート時の選択表示盤単体の正面図である。
【図8】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示す本体ケース単体の正面図である。
【符号の説明】
1 循環型経過時・報知装置
2 基板
3 ICチップ
4 スピーカー
5 スタートスイッチ
5a ボタン
6 電池
7 クロック回路
8 タイマー回路
9 スタート時および復帰リセットスタート時報知回路
10 経過時報知回路
11 メロディー等報知音作動回路
12 本体ケース
13 放音孔
14 開口
15 支点
16 時間数字
17 円盤型ダイヤル
18 スタート時表示孔兼操作孔
19 経過時表示孔
【発明が属する技術分野】
この発明は、一日を単位として、予め設定され、スタート時から設定時間経過時に経過時報を、1回またはそれ以上の所要回を所要設定の間隔で報知する循環型経過時・報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一定時間の経過を時報により報知するタイマー装置は、各種知られており、例えば、1〜19までの数字を表示する時間表示と、1〜59までの数字を表示する分表示とからなるデイスプレー部と、そのデイスプレー部の時間表示を操作する時間操作ボタンと、同じく、分表示を操作する分操作ボタンと、その時間操作ボタンと分操作ボタンとを同時操作でリセットボタンを兼用し、スターとおよびストップを操作するスター・ストップボタンとから構成され、タイムアップ時間から分ごとに減算して経過時間を表示し、かつ、タイムアップ時報を報知する長時間タイプと、例えば、1〜99までの数字を表示する分表示と、1〜59までの数字を表示する秒表示とからなるデイスプレー部と、そのデイスプレー部の分表示を10分ごとに加算操作する10分操作ボタンと、同じく、分表示を1分ごとに加算操作する1分操作ボタンと、同じく、デイスプレー部の秒表示を10秒ごとに加算操作する10秒操作ボタンと、スタートおよびストップを操作するスタート・ストップボタンと、リセットボタンとから構成され、最長99分から残り時間を秒ごとに減算して経過時間を表示し、かつ、タイムアップ時報を報知する短時間タイプとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
保健薬、治療薬は、一日に1回、2回、3回と定められ、継続的に一定期間に渡って服用するものである。特に、朝食後、夕食後の2回、朝食後、昼食後、夕食後の3回等が一般的である。しかるに、前記既存のタイマー装置であると、カウントアップタイプであるため、就寝時にセットして起床には役立っても、夕食後のために、朝食後、毎日タイマー装置をセットする必要があるが、これは極めて煩雑である。また、夕食は、その日の都合で遅れ、定刻に取れないことも多いものである。
そこで、この発明は、起床、朝食、夕食の基準時間に時報を報知し、例えば、夕食の報知は、保健薬の服用時であることを想起させ、確実に用件処理を果たさせようとするものである。
また、このタイマー装置は、健康維持用品の販売促進のために、無料もしくはそれに近い安価に提供する必要があり、IC回路は簡単なもので、低コストで製作できるものとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備してなる循環型経過時・報知装置にある。
【0005】
前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路から構成してもよいものである。
【0006】
前記ICチップによるタイマー時刻をカウントするタイマー回路の動作は、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させ、24時間後、スタート時刻に戻る回路に構成され、電池のパワーのある限り繰り返す循環型経過時・報知装置としてもよいものである。
【0007】
前記基板上に配備するICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池は、本体ケースに収容してなる循環型経過時・報知装置としてもよいものである。
【0008】
前記本体ケースの上半外面に支点を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字を表示し、この時間数字に対面する円盤型ダイヤルを、本体ケースの上半外面の支点に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字の一つの数字に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔を報知回数に対応して開口してなる循環型経過時・報知装置としてもよいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備して本体ケースに収容し、前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路から構成し、前記ICチップによるタイマー時刻をカウントするタイマー回路の動作は、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させ、24時間後、スタート時刻に戻る回路に構成され、電池のパワーのある限り繰り返し、前記本体ケースの上半外面に支点を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字を表示し、この時間数字に対面する円盤型ダイヤルを、本体ケースの上半外面の支点に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字の一つの数字に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔を対応して開口してなる循環型経過時・報知装置。
【0010】
【実施例】
以下、この発明の循環型経過時・報知装置を実施例として示す図面により説明すると、実施例の循環型経過時・報知装置1は、図1に示すように、基板2上にICチップ3、スピーカー4、スタートスイッチ5、および電池6を配備してなるものである。
【0011】
前記ICチップ3は、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路7と、スタートスイッチ5によりタイマー時刻をカウントするタイマー回路8と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路9と、タイマー回路8のタイムアップ時に経過時報知回路10と、夫々にメロディー等報知音作動回路11から構成される。そして、ICチップ3、スピーカー4、スタートスイッチ5、および電池6の結線は、図2に示す通りである。
【0012】
そこで、図3に示すように、前記ICチップ3によるタイマー回路8がスタートオンから14時間の経過でタイムアップに、また、タイマー回路8は、それから10時間後にスタート時間に戻るように夫々設定されている場合においては、使用目的から、例えば、午前8に保健薬を服用する時刻であれば、その午前8になるまで待って、その時刻の到来と共に、スタートスイッチ5をオンすると、クロック回路7と、タイマー時刻をカウントするタイマー回路8とを夫々動作させ、また、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路9を動作させるので、設定の数秒間、スピーカー4から、設定にしたがって、ブザー、チャイムまたはメロディーが発音される。
【0013】
次に、午前8より設定された時刻、この実施例では、14時間を経過すると、タイマー回路8はカウントアップし、タイマー回路8のタイムアップ時に経過時報知回路10の動作およびメロディー等報知音作動回路11よりスタート時と同様にスピーカー4から、設定にしたがって、ブザー、チャイムまたはメロディーが発音される。そして、それから、10時間後にスタート時間に戻るように夫々設定されているから、再び、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路9を動作させてメロディー等報知音作動回路11より設定の数秒間、スピーカー4から、設定にしたがって、ブザー、チャイムまたはメロディーが発音されるのである。
【0014】
前記ICチップ3によるタイマー時刻をカウントするタイマー回路8の動作は、図4に示すように、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させることができ、24時間後、すなわち、スタート時刻に戻る回路に構成されているのである。そして、電池のパワーのある限り繰り返すものである。
【0015】
Aの時刻について変更ができる。すなわち、A時刻の設定は、標準時刻に合わせてスタートスイッチを押してオンすることにより設定できる。
【0016】
前記基板2上に配備するICチップ3、スピーカー4、スタートスイッチ5、および電池6は、図5に示すように、本体ケース12に収容してなるものである。
【0017】
前記本体ケース12の下部外面にスピーカー4に対して放音孔13と、スイッチ5のボタン5aを突出する開口14を開設している。
【0018】
前記本体ケース12の上半外面に支点15を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字16を表示し、この時間数字16に対面する円盤型ダイヤル17を、本体ケース12の上半外面の支点15に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字16の一つの数字16に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔18と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔19を開口してなるものである。
【0019】
【発明の効果】
この発明の循環型経過時・報知装置は、以上のようになるから、基準時にスタートスイッチをオンさせると、一日を単位として、2回からn回、設定した時刻(正確には一定時間経過後)を循環して報知し、知らせることができるものである。このタイマー回路は、予め設定しているから、使用に当たっての設定操作が一切必要なく、スタートスイッチのオンのみで足り、操作が極めて簡単である。よって、健薬、治療薬等は、一日に1回、2回、3回と定められ、継続的に一定期間に渡って服用する場合の指針に好都合である。
【0020】
また、この発明の循環型経過時・報知装置のタイマー回路は、予め設定するから、構成を簡単にすることができ、製造コストの低減に寄与することができ、商品の販売促進のために頒布することができるものである。
【0021】
また、この発明の循環型経過時・報知装置は、報知時刻を回転ダイヤルによって表示しているから、設定時刻を明瞭に表示することができ、また、スタート時刻の変更もダイヤルの回転と、その時刻のスタートスイッチの操作によるから、簡単・確実に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の本体ケースの内部に配備される電気回路部品を示す平面図である。
【図2】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の電気回路の実施例を示すブロック結線図である。
【図3】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置において、1日に2回作動する場合のフローチャート作動説明図である。
【図4】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置において、1日に3〜n回作動する場合のフローチャート作動説明図である。
【図5】この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示す外観正面図である。
【図6】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示す側面図である。
【図7】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示すスタート時の選択表示盤単体の正面図である。
【図8】同じく、この発明の循環型経過時・報知装置の実施例を示す本体ケース単体の正面図である。
【符号の説明】
1 循環型経過時・報知装置
2 基板
3 ICチップ
4 スピーカー
5 スタートスイッチ
5a ボタン
6 電池
7 クロック回路
8 タイマー回路
9 スタート時および復帰リセットスタート時報知回路
10 経過時報知回路
11 メロディー等報知音作動回路
12 本体ケース
13 放音孔
14 開口
15 支点
16 時間数字
17 円盤型ダイヤル
18 スタート時表示孔兼操作孔
19 経過時表示孔
Claims (5)
- 基板上にICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池を配備してなる循環型経過時・報知装置。
- 前記ICチップは、24時間を単位としてクオーツによる時刻をカウントするクロック回路と、スタートスイッチによりタイマー時刻をカウントするタイマー回路と、スタート時および復帰リセットスタート時報知回路と、タイマー回路のタイムアップ時に経過時報知回路と、夫々にメロディー等報知音作動回路からなる請求項1の循環型経過時・報知装置。
- 前記ICチップによるタイマー時刻をカウントするタイマー回路の動作は、スタート時刻に対して、2〜n回に渡り設定された時刻に動作させ、24時間後、スタート時刻に戻る回路に構成され、電池のパワーのある限り繰り返す請求項2の循環型経過時・報知装置。
- 前記基板上に配備するICチップ、スピーカー、スタートスイッチおよび電池は、本体ケースに収容してなる請求項2または請求項3の循環型経過時・報知装置。
- 前記本体ケースの上半外面に支点を中心に所要半径の円周上にその円周を12等分して1から12の数字を等間隔に時間数字を表示し、この時間数字に対面する円盤型ダイヤルを、本体ケースの上半外面の支点に、一定の回転抵抗を付与し、中心を回転自在に軸支すると共に、その円周を12等分して前記時間数字の一つの数字に対応する大きさで指の差し入れ操作部となる差入孔と、そのスタート時表示孔となるスタート時表示孔兼操作孔と、それから設定経過時の時報を報知する時間を表示する経過時表示孔を報知回数に対応して開口してなる請求項4の循環型経過時・報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258197A JP2004093508A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 循環型経過時・報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002258197A JP2004093508A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 循環型経過時・報知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004093508A true JP2004093508A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32062916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002258197A Pending JP2004093508A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | 循環型経過時・報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004093508A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072892A (ja) * | 2007-09-24 | 2009-04-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
-
2002
- 2002-09-03 JP JP2002258197A patent/JP2004093508A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072892A (ja) * | 2007-09-24 | 2009-04-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
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