JP2004084419A - ベランダ構造 - Google Patents

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野澤 伸一郎
Keitaro Mori
森 圭太郎
Fumio Kurosaki
黒崎 文雄
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Abstract

【課題】外部からの騒音や視線の遮断性や、騒音の減音性がよく、しかも、通風性や採光性がよいベランダ構造を提供する。
【解決手段】各手摺子5に、対向する側端面どうしが当接もしくは近接するルーバ7を手摺子回りに回転可能に取り付け、各ルーバ7を手摺6と平行な状態として、隣り合うルーバ7,7の側端面どうしを当接させることによって、ルーバが一列に連続して手摺と平行な壁となってこの壁によって外部からの騒音や視線を遮断し、一方、各ルーバ7を回転させて、平面視において手摺と交差させた状態とすることによって、隣り合うルーバ7,7の間が開放され、風や光を取り入れることができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマンション等に設けられるベランダの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道線路や幹線道路に近接するマンション等では、鉄道線路や幹線道路で発生する騒音がマンション内の居住空間に響き易いので、例えば窓を二重ガラスにしたり、マンションのベランダの手摺を壁で形成した手摺壁とし、この手摺壁によって騒音の一部を遮断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ベランダの手摺を手摺壁にすると、外部からの騒音や視線を遮断する観点からは有利である一方、外部から風や光を取り入れる際に、手摺壁が邪魔になって、不利になるという問題があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、外部からの騒音や視線の遮断性や、騒音の減音性がよく、しかも、通風性や採光性がよいベランダ構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図4(図5、図6)に示すように、ベランダに、上下方向または左右方向に延在する複数の支持棒5(21)が左右方向または上下方向に所定間隔で設けられ、
前記各支持棒5(21)に、それぞれルーバ7(22)が支持棒回りに回転可能に取り付けられ、
左右方向または上下方向に隣り合うルーバ7(22)は、それらの側端面どうしまたは上下端面どうしが当接もしくは近接可能となるように、前記支持棒5(21)に回転可能に取り付けられていることを特徴とする。
なお、前記ルーバ7(22)の外側の表面に遮音材を取り付け、内側の表面に吸音材を取り付けてもよい。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、外部からの騒音や視線を遮断したい場合は、左右に隣り合うルーバの側端面どうしを当接もしくは近接させ、または、上下に隣り合うルーバの上下端面どうしを当接もしくは近接させることによって、ルーバが一列に連続して壁となって閉鎖状態となる。したがって、この壁によって外部からの騒音や視線の一部を遮断できる。
一方、外部から風や光を取り入れたい場合は、前記閉鎖状態から各ルーバを回転させて、左右方向または上下方向に隣り合うルーバ間を開放した開放状態とし、このルーバ間から風や光を取り入れることができる。
また、ルーバの閉鎖状態からの回転角を調整することによって、ルーバ間に生じる開口の大きさを調整でき、これによって風や光の取り入れ量を調整できる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のベランダ構造において、
左右方向または上下方向に隣り合う前記ルーバ7(22)の互いに対向する側端面または上下端面のうち少なくともいずれか一方に、他方に密接する密接材12(23)が取り付けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、ルーバを閉鎖状態とした場合に、ルーバの側端面または上下端面に取り付けられている密接材が、このルーバと隣り合うルーバの側端面または上下端面に当接することによって、ルーバどうしが密接するので、ルーバどうしに隙間が生じるのを防止でき、よって、外部からの騒音や視線の遮断性がさらに高まる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のベランダ構造において、
前記各ルーバ7に、これらルーバ7を同期して回転させる同期手段13が取り付けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、同期手段によって全てのルーバが同期して回転するので、ルーバによって開放状態にしたり、閉鎖状態にする操作が簡単となる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、例えば図7に示すように、ベランダに、左右方向に延在する複数の支持棒21が上下方向に所定間隔で設けられ、前記各支持棒21に、それぞれルーバ25が取り付けられ、上下に隣り合うルーバ25,25間には、隙間Sが設けられ、
前記ルーバ25の上面25b,25cと下面25aは、これら上面側と下面側を通過する音波の位相を異ならせるような形状とされていることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、ルーバの上面と下面が、これら上面側と下面側を通過する音波の位相を異ならせるような形状とされているので、外部から侵入してルーバの上面側を通過した騒音の音波と下面側を通過した騒音の音波とが互いに干渉して減衰するので、騒音を減音できる。また、光や風はルーバ間の隙間からベランダの内側に取り入れることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係るベランダ構造の第1の実施の形態を示す正面図である。図1において符号1はマンション等のベランダの床を示す。この床1の先端部には、上方に起立してなる起立部1aが形成されており、この起立部1aに手摺を有するフェンス2が立設されている。なお、このフェンス2はベランダの大きさに応じて所定数起立部1aに立設されるものである。
【0014】
フェンス2は、複数の手摺子(支持棒)5…と、これら手摺子5の上端部に支持固定された手摺6とを備えている。手摺子5は上下方向に延在するものであり、その下端部が起立部1aに埋設されることによって、起立部1aに支持されている。
手摺子5は、円筒または円柱状のもので、手摺6の長手方向(左右方向)に一定間隔で互いに平行に配置されている。また、手摺6は棒状のものであり、左右に配置されている。
【0015】
各手摺子5には、手摺6の長手方向と平行な状態で側端面どうしが当接もしくは近接するルーバ7が手摺子回りに回転可能に取り付けられている。
すなわちまず、ルーバ7は略長方形板状のものであり、その側端面は表面に対して若干傾斜して形成されている。また、ルーバ7の上下の長さ(高さ)は手摺5と起立部1aとの間の距離より若干短く設定され、幅は隣り合う手摺子5,5の中心間の距離とほぼ等しく設定されている。
【0016】
また、ルーバ7の幅方向中央部には、図2に示すように、上下に貫通する貫通孔8が形成されている。この貫通孔8の内径は手摺子5の外径より大きくなっている。また、貫通孔8の上端開口部と下端開口部にはそれぞれ円筒状のスリーブ10が貫通孔8と同軸にして挿入固定されている。スリーブ10の内径は手摺子5の外径とほぼ等しいか若干大きめになっている。
一方、手摺子5の下端部には、フランジ部11が手摺子5の外周側に突出するようにして形成されている。
【0017】
そして、ルーバ7は、その貫通孔8に手摺子5を挿通し、この手摺子5の上端部と下端部とをそれぞれスリーブ10,10に軸回りに回転可能に挿通することによって、手摺子回りに回転可能に取り付けられている。また、貫通孔8の下端開口付近のルーバ7の下面は、フランジ部11に当接され、これによって、ルーバ7は下方への抜け出が防止されている。
また、ルーバ7の右側端面には、このルーバ7と隣り合うルーバ7の左側端面に密接する密接材12が取り付けられている。この密接材12はルーバ7の側端面とほぼ等しい面積を有するもので、例えばゴム等によって形成されている。
【0018】
さらに、各ルーバ7には、図2〜図4に示すように、同期手段13が取り付けられている。この同期手段13はルーバ7を同期して回転させるものであり、以下のように構成されている。
すなわち、ルーバ7の上方には、前後一対の連結材14,14が手摺6と平行に配置されている。この連結材14としては例えば、細い鉄棒が使用される。また、連結材14には、下方に突出するピン15が連結材14の長手方向に一定間隔で固定されている。隣り合うピン15,15の間隔は、ルーバ7の幅とほぼ等しく設定されている。
【0019】
一方、各ルーバ7の上端面には、孔16,16がルーバ7の幅方向および厚さ方向に所定間隔離間して形成されている。
そして、一方の連結材14の各ピン15が各ルーバ7の上端面の一方の孔16に回転自在に挿入され、他方の連結材14の各ピン15が各ルーバ7の上端面の他方の孔16に回転自在に挿入されている。
また、連結材14には、レバー14aが設けられており、このレバー14aを手で持って左右に引っ張ることによって、連結材14が左右に移動するようになっている。
【0020】
このような構成の同期手段13では、レバー14aを手で持って左右に引っ張ると、連結材14,14が左右方向(手摺6の長手方向)に移動し、該連結材14,14の移動に伴って各ピン15が移動するので、各ピン15が挿入されている孔16を有するルーバ7の幅方向端部が互いに逆方向に移動させられるので、各ルーバ7は各手摺子5回りに同期して回転するようになっている。
【0021】
上記構成のベランダ構造では、外部からの騒音や視線を遮断したい場合、図4に示すように、各ルーバ7を手摺6の長手方向と平行な状態として、隣り合うルーバ7,7の側端面どうしを当接させる。この状態において、一方のルーバ7の側端面に取り付けられている密接材12が他方のルーバ7の側端面に密接する。このようにして、ルーバ7…が一列に連続して手摺6と平行な壁となって閉鎖状態となる。したがって、この壁によって外部からの騒音や視線の一部を遮断できる。
また、ルーバ7,7どうしが密接するので、ルーバ7,7どうしに隙間が生じるのを防止でき、よって、外部からの騒音や視線をより確実に遮断できる。
【0022】
一方、外部から風や光を大きく取り入れたい場合は、図3に示すように、前記閉鎖状態から各ルーバ7を回転させて、平面視において手摺6と直交させた状態とすることによって、隣り合うルーバ7,7の間が大きく開放された開放状態となる。したがって、ルーバ7,7間から風や光を大きく取り入れることができる。
また、ルーバ7,7の閉鎖状態からの回転角を調整することによって、ルーバ7,7間に生じる開口の大きさを調整でき、これによって風や光の取り入れ量を調整できる。
【0023】
上記のように閉鎖状態から開放状態に移行する場合や、逆に開放状態から閉鎖状態に移行する場合には、レバー14aを左右に引っ張ると、同期手段13の連結材14,14が左右方向(手摺6の長手方向)に移動する。
この場合、一方の連結材14が左方に移動する場合は、他方の連結材14は右方に移動する。そして、連結材14,14の移動に伴って各ピン15が移動するので、各ピン15が挿入されている孔16を有するルーバ7の幅方向端部は互いに逆方向に移動させられる。これによって、各ルーバ7は各手摺子5回りに同期して回転するので、ルーバ7によって開放状態にしたり、閉鎖状態にする操作が簡単となる。
【0024】
なお、本実施の形態では、同期手段13の連結材14を前後一対設けたが、一方だけでもよく、また連結材14はルーバ7の下側に配置してもよい。
また、本実施の形態では、同期手段13を設けたが、同期手段13を設けずに、各ルーバ7をそれぞれ独立で回転させるようにしてもよく、さらには、所定枚数のルーバ7だけを同期手段13で同期して回転させるようにしてもよい。
【0025】
また、ルーバ7の外側の表面に遮音材を取り付けると、閉鎖状態での騒音の遮断効果が高まり、また、ルーバ7の内側の表面に吸音材を取り付けると、開放状態で外部からの騒音が吸音材によって吸音されるので、騒音を減音できるという利点がある。
さらに、本実施の形態では、隣り合うルーバ7,7の互いに対向する側端面のうち一方の側端面に密接材12を取り付けたが、両方に取り付けてもよい。
【0026】
(第2の実施の形態)
図5および図6は本発明の第2の実施の形態を示す図である。本実施の形態では、ベランダの床に縦フレーム20を左右に一定間隔で立設し、隣り合う縦フレーム20,20間に、左右方向に延在する複数の支持棒21を上下に一定間隔で取り付けている。なお、図5および図6では、縦フレーム20は1本図示しているが、実際はベランダの外周に沿って複数本一定間隔で立設されている。
【0027】
各支持棒21にはルーバ22が支持棒回りに回転可能に取り付けられている。なお、支持棒21に対するルーバ22の取り付けは、第1の実施の形態における手摺子5に対するルーバ7の取り付けと同様になっている。
また、上下方向に隣り合うルーバ22,22のうち、上方に位置するルーバ22の下端面には、下方に位置するルーバ22の上端面に密接する密接材23が取り付けられている。この密接材23はルーバ7の上下端面とほぼ等しい面積を有するもので、例えばゴム等によって形成されている。
さらに、図示は省略するが、各ルーバ22には、ルーバ22を同期して回転させる同期手段が取り付けられている。この同期手段は、第1の実施の形態における同期手段13を縦方向にして配置したものである。つまり、連結材14を上下に配置して、ピン15をルーバ22の側端面に形成された孔に回転自在に挿入したものである。
【0028】
第2の実施の形態のベランダ構造によれば、外部からの騒音や視線を遮断したい場合、図5に示すように、上下に隣り合うルーバ22,22の上下端面どうしを当接させる。この状態において、上方のルーバ22の下端面に取り付けられている密接材23が下方のルーバ22の上端面に密接する。このようにして、ルーバ22…が一列に連続して壁となって閉鎖状態となる。したがって、この壁によって外部からの騒音や視線の一部を遮断できる。
また、ルーバ22,22どうしが密接するので、ルーバ22,22どうしに隙間が生じるのを防止でき、よって、外部からの騒音や視線をより確実に遮断できる。
【0029】
一方、外部から風や光を大きく取り入れたい場合は、図6に示すように、前記閉鎖状態から各ルーバ22を回転させて、隣り合うルーバ22,22の間を大きく開放した開放状態とする。したがって、ルーバ22,22間から風や光を大きく取り入れることができる。
また、ルーバ22,22の閉鎖状態からの回転角を調整することによって、ルーバ22,22間に生じる開口の大きさを調整でき、これによって風や光の取り入れ量を調整できる。
【0030】
(第3の実施の形態)
図7は本発明の第3の実施の形態を示す図である。この図に示すベランダ構造では、図5および図6に示すルーバ22に換えてルーバ25を各支持棒21に取り付けている。
【0031】
第2の実施の形態ではルーバ22は支持棒回りに回転自在であるが、第3の実施の形態ではルーバ25は支持棒21に固定されている。
ルーバ25は側面視において略鈍角三角形状をなしており、上下に所定間隔で取り付けられ、ルーバ25,25間には隙間Sが形成されている。ルーバ25は右側すなわちベランダの外側の方が上方に位置するように、水平面に対して、傾斜している。
ルーバ25の下面はこの傾斜方向とほぼ平行な傾斜面25aとされており、ルーバ25の上面は、傾斜方向の異なる二つの傾斜面25b,25cで形成されている。これら傾斜面25b,25cは山形となるように滑らかに接続されている。このようにルーバ25の上下面を形成することによって音波の経路に差が生じるので、上面(傾斜面)25b,25c側と下面(傾斜面)25a側を通過する音波の位相を異ならせることができる。
【0032】
したがって、第3の実施の形態のベランダ構造によれば、外部から侵入してルーバ25の上面25b,25c側を通過した騒音の音波Aと下面25a側を通過した騒音の音波Bとが互いに干渉して減衰するので、騒音を減音できる。
また、騒音の一部、特に下方からの騒音はルーバ25の下面25aによって反射されるので、さらに騒音を減音できる。
一方、光や風はルーバ25,25間の隙間からベランダの内側に取り入れることができる。特にルーバ25は外側の方が上になるように傾斜しているので、採光上都合がよく、下からの視線の遮断上も都合がよい。
【0033】
なお、本実施の形態ではルーバ25は支持棒21に固定したが、支持棒21回りに回転可能となるように取り付け、ルーバ25の傾斜角を調整したり、ルーバ25,25間の隙間を閉塞できるようにしてもよい。この場合、ルーバ25に上述したような同期手段を設けるのが望ましい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、左右に隣り合うルーバの側端面どうしを当接もしくは近接させ、または、上下に隣り合うルーバの上下端面どうしを当接もしくは近接させることによって、ルーバが一列に連続して壁となって閉鎖状態となる。したがって、この壁によって外部からの騒音や視線の一部を遮断できる。
一方、閉鎖状態から各ルーバを回転させて、左右方向または上下方向に隣り合うルーバ間を開放した開放状態とし、このルーバ間から風や光を取り入れることができる。
また、ルーバの閉鎖状態からの回転角を調整することによって、ルーバ間に生じる開口の大きさを調整でき、これによって風や光の取り入れ量を調整できる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、閉鎖状態において、ルーバの側端面または上下端面に取り付けられている密接材が、このルーバと隣り合うルーバの側端面または上下端面に当接することによって、ルーバどうしが密接するので、ルーバどうしに隙間が生じるのを防止でき、よって、外部からの騒音や視線の遮断性がさらに高まる。
【0036】
請求項3に記載の発明によれば、同期手段によって各ルーバが同期して回転するので、ルーバによって開放状態にしたり、閉鎖状態にする操作が簡単となる。
【0037】
請求項4に記載の発明によれば、外部から侵入してルーバの上面側を通過した騒音の音波と下面側を通過した騒音の音波とが互いに干渉して減衰するので、騒音を減音できる。また、光や風はルーバ間の隙間から取り入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベランダ構造の第1実施形態を示すもので、ベランダ構造の正面図である。
【図2】同、手摺子にルーバを取り付けた部分を示す断面図である。
【図3】同、開放状態を示す上部の斜視図である。
【図4】同、閉鎖状態を示す上部の斜視図である。
【図5】本発明に係るベランダ構造の第2実施形態を示すもので、閉鎖状態のベランダ構造の要部を示す斜視図である。
【図6】同、開放状態のベランダ構造の要部を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るベランダ構造の第3実施形態を示すもので、ベランダ構造の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ベランダの床
5 手摺子(支持棒)
7 ルーバ
12 密接材
13 同期手段
21 支持棒
22 ルーバ
23 密接材
25 ルーバ
25a ルーバの下面
25b,25c ルーバの上面

Claims (4)

  1. ベランダに、上下方向または左右方向に延在する複数の支持棒が左右方向または上下方向に所定間隔で設けられ、
    前記各支持棒に、それぞれルーバが支持棒回りに回転可能に取り付けられ、
    左右方向または上下方向に隣り合うルーバは、それらの側端面どうしまたは上下端面どうしが当接もしくは近接可能となるように、前記支持棒に回転可能に取り付けられていることを特徴とするベランダ構造。
  2. 左右方向または上下方向に隣り合う前記ルーバの互いに対向する側端面または上下端面のうち少なくともいずれか一方に、他方に密接する密接材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のベランダ構造。
  3. 前記各ルーバに、これらルーバを同期して回転させる同期手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベランダ構造。
  4. ベランダに、左右方向に延在する複数の支持棒が上下方向に所定間隔で設けられ、
    前記各支持棒に、それぞれルーバが取り付けられ、
    上下に隣り合うルーバ間には、隙間が設けられ、
    前記ルーバの上面と下面は、これら上面側と下面側を通過する音波の位相を異ならせるような形状とされていることを特徴とするベランダ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100584076B1 (ko) 2006-03-08 2006-05-29 주식회사 포스에이씨 종합감리 건축사사무소 공동주택의 베란다 소음차단시설
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