JP2004083084A - 液体用小袋 - Google Patents

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JP2004083084A
JP2004083084A JP2002248104A JP2002248104A JP2004083084A JP 2004083084 A JP2004083084 A JP 2004083084A JP 2002248104 A JP2002248104 A JP 2002248104A JP 2002248104 A JP2002248104 A JP 2002248104A JP 2004083084 A JP2004083084 A JP 2004083084A
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JP
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seal portion
small bag
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liquid
outflow passage
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JP2002248104A
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Jiro Noda
野田 治郎
Eiji Kunimitsu
国光 英二
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QP Corp
Dispen Pak Japan Co Inc
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QP Corp
Dispen Pak Japan Co Inc
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Abstract

【課題】液体用小袋から内容物を注出する際に、小袋の開口部からの内容物の飛出しにより、手指や着衣を汚さないように内容物の流出通路を弱シール部として形成した液体用小袋を提供する。
【解決手段】充填物を充填密封してある少なくとも横シール部3を備えた小袋1であって、該小袋1の前記横シール部3に小袋1内と連通する幅狭の流出通路を形成すると共に該流出通路を剥離容易な弱シール部5として形成してあり、かつ横シール部3の幅側端縁の所定位置に前記弱シール部3を通過して横方向に引き裂き可能な引裂ノッチ4を形成してあることを特徴とする液体用小袋とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体用小袋に関し、詳しくは液状の調味料などの流動性を有する内容物を密封充填するために用いられる小袋であって、その開封使用時に、注出される内容物で手指や着衣などを汚すことなく使用できる液体用小袋(以下、たんに「小袋」ともいう。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、弁当やゆで麺などのテイクアウト食品に添付して使用される醤油、ソース、ドレッシング、めんつゆ等の液体調味料は、幅の狭い流出通路を備えた小袋に密封充填されて提供されている。これらはその使用時には開封用ノッチに沿って横シールの部分を横方向に引き裂くことにより、この流出通路の口を切り開いて醤油やソース等を注出できるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような液体用小袋は、通常内容物の充填や密封シールを連続式充填シール機を用いて、いわゆる液付シール技法で製されるために、小袋に設けられた流出通路の部分にも内容物が滞留し、開封の際には内容物が飛び出して、手指や着衣などを汚すという問題があった。
本発明は前記流出通路をあらかじめ弱シールしておくことによって、内容物の滞留をなくすると共に、弱シール部を引き裂いた後手指で小袋の両面を狭圧することによって小袋内の内容物に圧力が加わり、これにより弱シール部が容易に剥がれて幅狭の内容物の流出通路が再形成され注出できるようにしてある液体用小袋を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
充填物を充填密封してある少なくとも横シール部を備えた小袋であって、該小袋の前記横シール部に小袋内と連通する幅狭の流出通路を形成すると共に該流出通路を剥離容易な弱シール部として形成してあり、かつ横シール部の幅側端縁の所定位置に前記弱シール部を通過して横方向に引き裂き可能な引裂ノッチを形成してあることを特徴とする液体用小袋とする。
【0005】
このような構成にすることによって、引裂ノッチからの引き裂き動作によって弱シール部を引き裂いても小袋は即刻開封状態にはならず、手指によって小袋両面が狭圧されることによって弱シール部が剥離し、充填物の流出通路が再開通することによってはじめて内容物が注出され得る。
すなわち、充填物を小袋の押圧強度を調節しながら注出できるので、手指や着衣を引裂時の不手際によって汚すことなく使用できるのでよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
図1は本発明液体用小袋の一実施例の構成を示す正面図であり、図2はその他の実施例を示す正面図である。また、図3は図2の液体用小袋の引き裂き状態を示す一部省略正面図である。
【0007】
図1において、1は図示しない充填物を密封した上下側縁のニ方をシールした小袋である。3と6はその上下に形成した横シールであって、これらの横シールのうち、上側の横シール3は幅の狭い流出通路となり得る幅狭の弱シール部5を含んだ状態で下側の横シール6よりも幅広にシール形成されている。
【0008】
符号4は上側の横シール3の幅方向の端縁に形成した引裂ノッチであり、このノッチ4の位置から図中のカットラインCLに沿って横シール3を横方向に引き裂くと、上記弱シール部5が分断されて小袋1の上辺側に露呈する構造にされている。
このことは、図2及び図3に示した本発明液体用小袋の他の実施例においても全く同じことであるといえる。したがって、以下、図2及び図3の実施例も併せて本実施例として説明する。
【0009】
本実施例における液体用小袋1は縦横の幅をそれぞれ100mmと70mmとした小袋としてあるが、その大きさは自由に選択し得る。また、その材質はラミネートフィルムを使用しているが、これに限らず加熱密封シール可能なものであればよく、特段の定めはない。
尚、本実施例において、上述した小袋1の弱シール部5は自動包装機によって小袋1を製する際に包装機の横ヒートシールローラ(図示しない)に加圧を施すことにより横シール3の形成と同時に形成し得る。その他の技法として、横シール3の全体をあらかじめ弱シール部5としておき、これを後工程の横ヒートシールローラの一部を未圧着部としてあるもので加熱圧着して形成してもよい。
【0010】
【作用】
次に、本実施形態の作用について説明する。
本発明に係る液体用小袋1は以上述べた如き構成であるから、使用時には例えば図3に示すように引裂ノッチ4の位置からカットラインCLに沿って上側横シール3の部分を横方向に切り裂いて、まず弱シール部5を小袋1の上辺に露呈させる。
次に、小袋1の表裏面を手指で挟み狭圧することに伴い内容物が加圧され、弱シール部5のシールが徐々に剥離される。そしてこれによってこの剥離された部分が内容物の流出通路となって形成され、小袋1の上辺部の開口と同時に内容物が注出される。このように小袋1は弱シール部5を分断後に手指の狭圧を手加減することによって随意に内容物を注出される。
【0011】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、液体用小袋の幅狭の流出通路を手指で狭圧すれば剥がれる弱シール部として形成してあり、また流出通路には内容物の溜りがなくしてあるので、小袋を切裂ノッチを介して切り裂いても、弱シール部から小袋内の内容物がいきなり飛出し(注出)することはない。したがって手指や衣服を汚すことが生じない液体用小袋として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体用小袋の一実施形態を示す正面図。
【図2】本発明の他の実施形態を示す正面図。
【図3】図2の小袋を引裂ノッチを介して引き裂いた状態を示す一部省略正面図。
【符号の説明】
1  液体用小袋
2  縦シール部
3  上側横シール部
4  引裂ノッチ
5  弱シール部(流出通路)
6  下側横シール部
CL カットライン

Claims (2)

  1. 充填物を充填密封してある少なくとも横シール部を備えた小袋であって、該小袋の前記横シール部に小袋内と連通する幅狭の流出通路を形成すると共に該流出通路を剥離容易な弱シール部として形成してあり、かつ横シール部の幅側端縁の所定位置に前記弱シール部を通過して横方向に引き裂き可能な引裂ノッチを形成してあることを特徴とする液体用小袋。
  2. 小袋はその縦横側縁の三方又は四方をシールしてある請求項1記載の液体用小袋。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085977A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 三光機械株式会社 包装袋の製造方法、包装袋の製造装置、包装袋
JP2015100285A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 キユーピー株式会社 スティック状小袋容器詰め液状食品

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