JP2004078344A - 画像による安全確認方法 - Google Patents

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JP2004078344A JP2002234649A JP2002234649A JP2004078344A JP 2004078344 A JP2004078344 A JP 2004078344A JP 2002234649 A JP2002234649 A JP 2002234649A JP 2002234649 A JP2002234649 A JP 2002234649A JP 2004078344 A JP2004078344 A JP 2004078344A
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Eiji Nakamura
中村 英治
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Abstract

【課題】病院等における患者の画像による安全確認方法では要監視患者の身内や親戚に対するプライバシー保護が十分ではなかった。
【解決手段】〔S1〕病室内カメラで病室を撮影して病室内背景画像とする。〔S2〕要監視患者Aさんの居る病室内を撮影する。モニター画面には、画像間差分によりAさんの画像を切り出して変換したシルエットが表示される。〔S3〕病室内カメラは、病室内を移動するAさんを連続撮影し、モニター画面には画像間差分により移動するAさんのシルエットが表示される。〔S4〕Aさんが病室の外に出るときは、病室外カメラにその旨通知される。モニター画面には病室から出てくるAさんのシルエットが表示される。〔S5〕病室外カメラは、病室外を移動するAさんを連続撮影し、モニター画面には画像間差分により病室外を移動するAさんのシルエットが表示される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院や福祉施設における重症者または痴呆性老人の行動をモニター画面で監視して安全を確保する画像による安全確認方法であって、特に患者や被介護者に対する安全確認とプライバシー保護に配慮した画像による安全確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、病院や福祉施設における患者(被介護者を含む)の安全確認のために病室や廊下灯にカメラを設置して、その画像をナースステーションで見ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の画像による安全確認方法では患者の画像がそのまま映し出されるために特に患者の身内や親戚に対するプライバシー保護に対する配慮が十分ではないという問題があった。
【0004】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、患者の行動を監視して安全を確保すると共に、特に患者の身内や親戚に対するプライバシー保護に配慮した画像による安全確認方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の画像による安全確認方法は、病院や福祉施設における重症者または痴呆性老人の行動をモニター画面で監視して安全を確保する画像による安全確認方法において、病室内に設置された病室内カメラで誰も居ない病室を撮影した画像を病室内背景画像とし、名前の分かっている特定の要監視患者Aが居る時の病室を撮影した画像を病室内要監視患者A画像とし、これらの病室内背景画像と病室内要監視患者A画像との画像間差分による変化検出により要監視患者Aの画像を切り出し、この切り出した要監視患者Aの画像を中抜きし,色付けし,縞模様と名前等を付して要監視患者Aシルエットに変換し、病室内カメラで病室内を連続撮影した画像を病室内連続画像とし、これらの病室内連続画像の画像間差分による変化検出により病室内の要監視患者Aの移動を前記モニター画面で要監視患者Aシルエットとして表示させ、病室内カメラが出入口近傍の基準線上に居る要監視患者Aを撮影した場合には、要監視患者Aが病室の出口近傍に居る旨が病室外に設置された病室外カメラに通知され、前記通知された病室外カメラで病室外を連続撮影した画像を病室外連続画像とし、これらの連続画像の画像間差分による変化検出により病室外における要監視患者Aの移動を前記モニター画面で要監視患者Aシルエットとして表示させ、ナースステーションのモニター画面に表示されるこれらの要監視患者Aシルエットを監視することに特徴を有している。
【0006】
また、本発明の画像による安全確認方法は、前記要監視患者シルエットの代わりに、予め、要監視患者ごとに設定しておいた設定シルエットを使用することに特徴を有している。
【0007】
さらに、本発明の画像による安全確認方法は、前記病室内背景画像と前記病室外カメラにより撮影される人物以外の病室外背景画像の代わりに予め作製された背景画像を用いることに特徴を有している。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明では、カメラで映した画像をモニターに映し出す前に、人の画像をシルエットにし、そのシルエットを、たとえば、女子は赤色に、男子は青色に色分けして識別すると共に、そのシルエット内に名前を表示して、そのシルエットの移動と共に名前も移動することを特徴とする。
ある患者の画像を要監視患者の画像と認定する方法として、病室内の決められたベッドに居る名前の分かっている特定の要監視患者を病室カメラで映した画像を特定の要監視患者の画像と認定することを特徴とする。
病室内カメラが特定の要監視患者が室外に出ようとしているのを撮影した場合には、病室外カメラにその旨が連絡されることを特徴とする。
カメラで撮影される病室内外の背景画像の代わりに作製した背景画像を用いることを特徴とする。
【0009】
【実施例】
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施例における画像による安全確認方法を説明するフローチャート図である。図においてSに続く数値はステップ番号を示す。
〔S1〕病室内に設置された病室内カメラで誰も居ない時の病室を撮影した画像を病室内背景画像とする。
〔S2〕○○病室△△号ベッドの患者は要監視患者Aさんであることが分かっており、特定できる。この○○病室△△号ベッドに要監視患者Aが居る時の病室を撮影することにより、この撮影画像と前述の病室内背景画像の画像間差分による変化検出により○○病室△△号ベッドの要監視患者Aの画像を切り出すことができる。
この切り出した要監視患者Aの画像を中抜きし,色付けし,縞模様と名前等を付したシルエットに変換し、この変換したシルエットを要監視患者Aのシルエットと定める。
モニター画面には○○病室の病室内背景画像と第△△号ベッドに居る要監視患者Aのシルエットが表示される。勿論、シルエットには色,縞模様とAさんの名前等が付されている。
【0010】
〔S3〕病室内カメラは、病室内を移動する要監視患者Aさんを連続撮影する。モニター画面には連続画像の画像間差分による変化検出により病室内を移動する要監視患者Aさんのシルエットが表示される。
〔S4〕要監視患者Aが病室の外に出ようとし、出口近傍の設定されているある基準線に到達しているのを病室内カメラが撮影した時は、病室外カメラにはその旨が通達される。
病室外カメラは○○病室から出てくる患者は要監視患者Aであることを認識することができる。
モニター画面には○○病室から出てくる要監視患者Aさんのシルエットが表示される。
〔S5〕病室外カメラは、病室外を移動する要監視患者Aさんを連続撮影する。モニター画面には連続画像の画像間差分による変化検出により病室外を移動する要監視患者Aさんのシルエットが表示される。
【0011】
(第2実施例)
本発明の第2実施例は、個別の要監視患者と関連付けたシルエットを予め設定しておくことにある。
Figure 2004078344
【0012】
上記対応表のように要監視患者とそのシルエットを予め設定しておくことにより、病室内カメラで3号室の1の患者を撮影できれば、撮影された患者の撮影画像の形状に関係なく滝川昇の青色で縦縞、名前入りのシルエットをモニター画面に表示することができる。従って、画像処理で最も難しい人物の特定が比較的容易に達成できる。
【0013】
さらに、個別の患者と関連付けたシルエットを寝ている状態、立っている状態、歩いている状態等、複数予め設定しておけばよりリアルなモニター画面が得られる。
【0014】
(第3実施例)
通常、天井に設置された病室外カメラで廊下を歩行中の要監視患者を撮影した場合には、モニター画面では要監視患者が廊下のどの辺に居るのか明瞭でなく、相対位置が分かり難い。そこで本発明の第3実施例は、病室内背景画像や病室外背景画像(廊下等)も予めモニター用に準備しておくことにある。従って、モニター画面には廊下を移動する要監視患者のシルエットを横からの目線で監視している状態にすることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像による安全確認方法は、病院や福祉施設における重症者または痴呆性老人の行動をモニター画面で監視して安全を確保する画像による安全確認方法において、病室内に設置された病室内カメラで誰も居ない病室を撮影した画像を病室内背景画像とし、名前の分かっている特定の要監視患者Aが居る時の病室を撮影した画像を病室内要監視患者A画像とし、これらの病室内背景画像と病室内要監視患者A画像との画像間差分による変化検出により要監視患者Aの画像を切り出し、この切り出した要監視患者Aの画像を中抜きし,色付けし,縞模様と名前等を付して要監視患者Aシルエットに変換し、病室内カメラで病室内を連続撮影した画像を病室内連続画像とし、これらの病室内連続画像の画像間差分による変化検出により病室内の要監視患者Aの移動を前記モニター画面で要監視患者Aシルエットとして表示させ、病室内カメラが出入口近傍の基準線上に居る要監視患者Aを撮影した場合には、要監視患者Aが病室の出口近傍に居る旨が病室外に設置された病室外カメラに通知され、前記通知された病室外カメラで病室外を連続撮影した画像を病室外連続画像とし、これらの連続画像の画像間差分による変化検出により病室外における要監視患者Aの移動を前記モニター画面で要監視患者Aシルエットとして表示させ、ナースステーションのモニター画面に表示されるこれらの要監視患者Aシルエットを監視するので、
また、前記要監視患者シルエットの代わりに、予め、要監視患者ごとに設定しておいた設定シルエットを使用するので、
さらに、前記病室内背景画像と前記病室外カメラにより撮影される人物以外の病室外背景画像の代わりに予め作製された背景画像を用いるので、
要監視患者の行動を監視して安全を確保すると共に、特に要監視患者の身内や親戚に対するプライバシー保護に配慮した画像による安全確認方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における画像による安全確認方法を説明するフローチャート図である。

Claims (3)

  1. 病院や福祉施設における重症者または痴呆性老人(以下、要監視患者と略記する)の行動をモニター画面で監視して安全を確保する画像による安全確認方法において、
    病室内に設置された病室内カメラで誰も居ない病室を撮影した画像を病室内背景画像とし、
    名前の分かっている特定の要監視患者Aが居る時の病室を撮影した画像を病室内要監視患者A画像とし、
    これらの病室内背景画像と病室内要監視患者A画像との画像間差分による変化検出により要監視患者Aの画像を切り出し、
    この切り出した要監視患者Aの画像を中抜きし,色付けし,縞模様と名前等を付して要監視患者Aシルエットに変換し、
    病室内カメラで病室内を連続撮影した画像を病室内連続画像とし、
    これらの病室内連続画像の画像間差分による変化検出により病室内の要監視患者Aの移動を前記モニター画面で要監視患者Aシルエットとして表示させ、
    病室内カメラが出入口近傍の基準線上に居る要監視患者Aを撮影した場合には、要監視患者Aが病室の出口近傍に居る旨が病室外に設置された病室外カメラに通知され、
    前記通知された病室外カメラで病室外を連続撮影した画像を病室外連続画像とし、
    これらの連続画像の画像間差分による変化検出により病室外における要監視患者Aの移動を前記モニター画面で要監視患者Aシルエットとして表示させ、
    ナースステーションのモニター画面に表示されるこれらの要監視患者Aシルエットを監視することを特徴とする画像による安全確認方法。
  2. 前記要監視患者シルエットの代わりに、
    予め、要監視患者ごとに設定しておいた設定シルエットを使用することを特徴とする請求項1に記載の画像による安全確認方法。
  3. 前記病室内背景画像と前記病室外カメラにより撮影される人物以外の病室外背景画像の代わりに予め作製された背景画像を用いることを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の画像による安全確認方法。
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