JP2004077637A - 眼鏡フレーム - Google Patents

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JP2004077637A JP2002235471A JP2002235471A JP2004077637A JP 2004077637 A JP2004077637 A JP 2004077637A JP 2002235471 A JP2002235471 A JP 2002235471A JP 2002235471 A JP2002235471 A JP 2002235471A JP 2004077637 A JP2004077637 A JP 2004077637A
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Tadashi Takeda
武田 董
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Abstract

【課題】両側のテンプルに取り付けたずり落ち防止部材で、頬骨の上部位置を両側から挟むことで、ずり落ち防止が確実に得られると共に、長い時間の着用にも鼻に対する眼鏡の負担を少なくできる眼鏡フレームを提供する。
【解決手段】眼鏡フレーム1における両側テンプル5、5の内面側で丁番4寄りの位置に、弾性アーム9の一端側を固定し、この弾性アーム9をテンプル5の長さ方向の後方に向けて内側下部に屈曲させ、その他端側に頬当てパッド10を取り付けたずり落ち防止部材8が設けてある。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、装着した状態でずり落ちが生じないようにした眼鏡フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な眼鏡フレームは、レンズを取り付けるフレーム本体の両側に、つめと丁番を介して一対のテンプルをフレーム本体に重なる折り畳み可能に取り付け、フレーム本体に一対の鼻当てパッドを設けると共に、テンプルの後端に耳当てを設けた構造になっている。
【0003】
このような眼鏡フレームのフレーム本体にレンズを取り付けて組み立てられた眼鏡は、両テンプルを顔の両側に位置させて後端の耳当てを耳に掛け、フレーム本体の鼻当てパッドを鼻の上に載せることで使用に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の眼鏡は、両テンプルの耳当てとフレーム本体の鼻当てパッドで顔に対して止まることになるが、眼鏡はレンズの重量が重く、前に片寄った重量配分となり、どうしても前方にずり落ちることになる。
【0005】
特に、汗をかいたような場合、鼻に対して鼻当てパッドが滑り易くなり、ずり落ちが頻繁に発生することになる。
【0006】
また、眼鏡は前に片寄った重量配分となっているので、眼鏡の重量が鼻にかかり、眼鏡を長い時間着用していると鼻が痛くなることがある。
【0007】
更に、眼鏡フレームの購入に際しては、両側テンプルの間隔が顔の幅よりも狭いと、装着時にこめかみ部分が圧迫を受け、苦痛を感じることになるため、両側テンプルの間隔が顔の幅に適合するものを選択する必要があり、実際には両側テンプルの間隔は顔の幅よりも少し広くなるので、耳当て部分でのずり落ち防止機能を期待することはできない。
【0008】
そこで、この発明の課題は、両側のテンプルに取り付けたずり落ち防止部材で、頬骨の上部位置を両側から挟むようにし、ずり落ち防止が確実に得られると共に、鼻に対する眼鏡の負担を少なくして長い時間の着用にも支障がない眼鏡フレームを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この発明は、眼鏡フレームにおける両側テンプルの内面側に、頬骨の部分へ弾力的に当接するずり落ち防止部材を取り付けた構成を採用したものである。
【0010】
上記ずり落ち防止部材は、弾性アームの先端に頬当てパッドを取り付けて形成され、上記テンプルの内面側で丁番寄りの位置に取り付け機構を設け、この取り付け機構に対して上記弾性アームの後端を着脱可能に固定するようにした構造とすることができる。
【0011】
また、上記ずり落ち防止部材は、テンプルの内面側で丁番寄りの位置に弾性アームの後端側を固定し、この弾性アームをテンプルの長さ方向の後方に向けて内側下部に屈曲させ、その先端側に頬当てパッドを取り付けて形成されているようにしてもよい。
【0012】
眼鏡フレームの両テンプルを顔の両側に位置させて後端の耳当てを耳に掛け、フレーム本体の鼻当てパッドを鼻の上に載せることで顔に装着すると、両テンプルの内面側に取り付けた頬当てパッドが、弾性アームの弾性で頬骨の上部位置に対して両側から挟むように弾力的に当接し、この頬当てパッドが眼鏡フレームのフレーム本体を支持することにより、眼鏡フレームの前方へのずり落ちを防止することになり、また、鼻にかかる眼鏡フレームの重量負担を少なくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
図1に示す第1の実施の形態は、ずり落ち防止部材をテンプルに固定化して取り付けた例を示している。
【0015】
図1のように、眼鏡フレーム1は、レンズを取り付けるフレーム本体2の両側に、つめ3と丁番4を介して一対のテンプル5、5を、後方に突出する開き状態からフレーム本体2に重なる折り畳み可能に取り付け、フレーム本体2には一対の鼻当てパッド6、6を設けると共に、テンプル5、5の後端に耳当て7を設け、更に、両側テンプル5、5の内面側に、頬骨の部分へ弾力的に当接するずり落ち防止部材8をそれぞれ取り付けた構造になっている。
【0016】
上記両テンプル5、5の内面側に取り付けたずり落ち防止部材8は、テンプル5、5の内面側で丁番4寄りの位置に金属線材等を用いた弾性アーム9の後端側を溶接や接着、カシメ等により固定し、この弾性アーム9を途中からテンプル5の長さ方向の後方に向けて内側下部に屈曲させ、その先端側に、合成樹脂等を用いて円板状に形成された頬当てパッド10を取り付けて形成されている。
【0017】
上記弾性アーム9の先端側に対する頬当てパッド10の取り付けは、図1(B)のように、弾性アーム9の他端側で眼鏡フレーム1の内側位置に、丁番機構11を介して頬当てパッド10を揺動可能に取り付け、図1(A)のように、両側の頬当てパッド10を対向状に配置した構造になっている。
【0018】
上記のように、ずり落ち防止部材8は、弾性アーム9を途中から内側下部に屈曲させることにより、図2のように、頬当てパッド10を頬骨の上部に臨ませることができ、また、途中から内側に屈曲させた弾性アーム9に頬当てパッド10を取り付けることにより、頬当てパッド10は対向間隔が可変となる弾力性を持ち、顔の頬骨の上部位置を両側から弾力的に挟むよことができるようになっている。
【0019】
図3に示す第2の実施の形態は、ずり落ち防止部材8をテンプルに対して着脱自在とし、取り換えや位置調整が可能とした例を示している。
【0020】
図3に示すように、ずり落ち防止部材8は、弾性アーム9の先端に頬当てパッド10を取り付けて形成され、上記テンプル5、5の内面側で丁番4寄りの位置に取り付け機構13を設け、この取り付け機構13に対して上記弾性アーム9の後端を着脱可能に固定するようになっている。
【0021】
上記取り付け機構13は、弾性アーム9の後端が抜き差し自在となる断面コ字状のホルダー14をテンプル5の内面に固定し、挿入した弾性アーム9の後端をビス15の締め付けで固定するように形成されている。
【0022】
また、弾性アーム9の形状やこの弾性アーム9に対する頬当てパッド10の取り付けは、上記した第1の実施の形態と同様であり、ホルダー14に対する弾性アーム9の挿入量を変えることで頬当てパッド10の位置を眼鏡着用者の顔の条件に合わせて位置調整することができる。
【0023】
このように、ずり落ち防止部材8を着脱自在とすれば、弾性アーム9の屈曲形状が異なるずり落ち防止部材8を複数用意しておき、眼鏡を着用する者の顔の条件に合わせて最適のずり落ち防止部材8を選択して使用することができる。
【0024】
この発明の眼鏡フレーム1は、上記のような構成であり、フレーム本体2にレンズ12を取り付けて眼鏡とした状態で、両テンプル5、5を顔の両側に位置させて後端の耳当て7を耳に掛け、フレーム本体2の鼻当てパッド6を鼻の上に載せることで顔に装着すると、図2のように、両テンプル5、5の内面側に取り付けた頬当てパッド10が、頬骨の上部位置に対して両側から挟むように適正な圧力で弾力的に当接する。
【0025】
上記頬当てパッド10は、弾性アームの弾性で頬骨の上部位置に対して両側から挟むことにより、眼鏡フレーム1のフレーム本体2を支持することになり、眼鏡フレーム1の前方への移動を防止することで、眼鏡のずり落ちを防ぐことができる。
【0026】
また、頬当てパッド10が頬骨の上部位置に対して両側から挟むことで、眼鏡フレーム1の重量を支持することになり、これによって鼻にかかる眼鏡フレーム1の重量負担を少なくすることができ、長い時間の着用にも鼻が痛くなるというようなことがない。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、眼鏡フレームにおける両側テンプルの内面側に、頬骨の部分へ弾力的に当接するずり落ち防止部材を取り付けたので、頬当てパッドが、頬骨の上部位置に対して両側から挟むことにより、眼鏡フレームのフレーム本体を支持することになり、眼鏡フレームの前方への移動を防止することで、眼鏡のずり落ち発生を防ぐことができる。
【0028】
また、両側頬当てパッドが頬骨の上部位置を両側から挟むことで、眼鏡フレームの重量を支持することができ、これによって鼻にかかる眼鏡フレームの重量負担を少なくすることができ、長い時間の着用にも鼻が痛くならない。
【0029】
更に、ずり落ち防止部材をテンプルに対して着脱自在とすると、パッドを頬骨の位置に合わせて調整できると共に、形状が異なるずり落ち防止部材を複数用意しておき、眼鏡を着用する者の顔の条件に合わせて最適のずり落ち防止部材を選択して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明に係る眼鏡フレームの第1の実施の形態を示す平面図、(B)は同上におけるずり落ち防止部材のテンプルへの取り付け部分を示す拡大平面図
【図2】この発明に係る眼鏡フレームの装着状態を示す側面図
【図3】この発明に係る眼鏡フレームにおいて第2の実施の形態のずり落ち防止部材のテンプルへの取り付け部分を示す拡大平面図
【符号の説明】
1  眼鏡フレーム
2  フレーム本体
3  つめ
4  丁番
5  テンプル
6  鼻当てパッド
7  耳当て
8  ずり落ち防止部材
9  弾性アーム
10 頬当てパッド
11 丁番機構
12 レンズ
13 取り付け機構
14 ホルダー
15 ビス

Claims (3)

  1. 眼鏡フレームにおける両側テンプルの内面側に、頬骨の部分へ弾力的に当接するずり落ち防止部材を取り付けた眼鏡フレーム。
  2. 上記ずり落ち防止部材は、弾性アームの先端に頬当てパッドを取り付けて形成され、上記テンプルの内面側で丁番寄りの位置に取り付け機構を設け、この取り付け機構に対して上記弾性アームの後端を着脱可能に固定するようにした請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 上記ずり落ち防止部材は、テンプルの内面側で丁番寄りの位置に弾性アームの後端側を固定し、この弾性アームをテンプルの長さ方向の後方に向けて内側下部に屈曲させ、その先端側に頬当てパッドを取り付けて形成されている請求項1に記載の眼鏡フレーム。
JP2002235471A 2002-08-13 2002-08-13 眼鏡フレーム Pending JP2004077637A (ja)

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