JP2004075245A - 粉粒体の空気輸送装置 - Google Patents

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pneumatic
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Manabu Takahata
高畑 学
Ryoichi Nishino
西野 良一
Kenichi Jodo
浄土 謙一
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Abstract

【課題】破砕された廃プラスチック等の粉粒体を貯蔵槽から取出して空気輸送配管に導入する場合に、気密供給装置から空気輸送配管への乗り移り部分において、従来発生していた閉塞現象を起こさず、かつ少ない搬送用ガス量で、粉粒体の安定した空気輸送を実現しうる空気輸送装置を提供する。
【解決手段】貯蔵槽から排出される粉粒体を計量するための計量装置、ならびに計量された粉粒体を空気輸送配管に供給するための気密供給装置から構成される粉粒体の空気輸送装置において、気密供給装置の下流側に空気輸送用の加速器を設け、かつ該加速器の内部に攪拌翼を設けてなる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粉粒体の空気輸送装置に関し、さらに詳しくは破砕された廃プラスチックを貯蔵槽から定量的に抜き出し、燃焼装置等へ空気輸送するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、破砕された廃プラスチック等の粉粒体を定量的に空気輸送装置で輸送するには、たとえば図3において貯蔵槽101の下部にテーブルフィーダーもしくはスクリューフィーダー等の定量供給装置102、連続計量装置103と気密用ロータリーバルブ104を設置し、ロータリーバルブの下に空気輸送用加速器105を取付け、空気輸送配管に廃プラスチックを供給する方法が行われていた。しかしながら、破砕された廃プラスチック等の粉粒体は、原材料の種類と破砕されたサイズによりその物理的性質が変動する。特に、嵩比重の小さい破砕された廃プラスチックは、重力落下部分で流路断面積が上流側より小さくなっている場合に流路においてブリッジを容易に形成して、空気輸送用加速管105の内部で詰りが発生しやすい。
【0003】
たとえば、嵩比重の極端に小さいフラフ状破砕プラスチックでは、ロータリーバルブ等の定量排出装置104の流路断面積が大きくなるため空気輸送配管との接続部分で急激な絞りが必要となる。従来の排出装置出口部分では空気輸送配管への接続は絞りを伴う流路を重力落下で供給するため、この流路で破砕された廃プラスチックの棚吊が発生するという問題がある。一方、絞りがないように空気輸送管を大きくすると搬送用ガスの流量が大きくなり、輸送に必要なエネルギーが大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、破砕された廃プラスチック等の粉粒体を貯蔵槽から取出して空気輸送配管に導入する場合に、気密供給装置から空気輸送配管への乗り移り部分において、従来発生していた閉塞現象を起こさず、かつ少ない搬送用ガス量で、粉粒体の安定した空気輸送を実現しうる空気輸送装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨は、貯蔵槽から排出される粉粒体を計量するための計量装置、ならびに計量された粉粒体を空気輸送配管に供給するための気密供給装置から構成される粉粒体の空気輸送装置において、気密供給装置の下流側に空気輸送用の加速器を設け、かつ該加速器の内部に攪拌翼を設けてなることを特徴とする粉粒体の空気輸送装置にある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】
本発明の粉粒体の空気輸送装置は、貯蔵槽から定量排出装置に排出される粉粒体を計量するための計量装置、ならびに計量された粉粒体を空気輸送配管に供給するための気密供給装置から構成される。計量装置としては、特に制限されず、たとえばベルトコンベヤーに計量器を設け、ベルトコンベヤー上の粉流体の質量とベルトコンベヤーの移動速度から排出速度を求めるベルトコンベヤースケール等が使用されうるが、好適には環状コンベア、破砕物投入口および該投入口から180°異なる位置にある破砕物排出口を備え、該環状コンベア上には放射状に等間隔に設けられ該環状コンベア上の空間を分画する羽根を有し、該環状コンベアは軸の周りを水平方向に回転される連続計量装置において、破砕物投入口より充填された破砕物の質量と該羽根の回転数を演算することにより破砕物の排出速度を得る演算手段を備えてなることを特徴とする連続計量装置を用いるのが好適である。この連続計量装置は、上部に貯蔵槽から粉粒体を抜き出すための連続定量抜き出し装置が設置されており、抜き出された粉粒体は、連続計量装置へ投入される。
【0008】
投入された粉粒体は、連続計量装置内を半周した後、下流側のロータリーバルブへ供給される。粉粒体の種類、大きさは、特に制限されないが、ペットボトル破砕物、紙状フラフ、綿状フラフ等が挙げられ、たとえば2m×2mの廃プラスチックシートをミルでたとえば20mm×20mm程度に破砕したものが挙げられる。これらの粉粒体の嵩比重は0.03〜0.6、粒子サイズは50mm以下であるのが好適である。
【0009】
この連続計量装置の質量は、たとえば3点支持式の、質量をそれに比例した電気信号に変換する変換器であるロードセルで測定されており、この質量と連続計量装置の回転数(rpm)の積を2倍することにより排出速度が求められる。すなわち、この連続計量装置は、上流側の連続定量抜出装置の抜出し量に連動して回転数を変えることができ、この連続計量装置は、常にある一定範囲内の質量を指示するようにされるのが好適である。
【0010】
質量変動を少なく抑えることにより連続計量装置の回転数は安定し、排出速度の演算が安定して上流側の連続定量抜出装置を正しく制御でき、所定の場所に安定して破砕物を供給できるので、たとえば下流側の燃焼装置の安定運転が可能となる。
【0011】
このようにして計量された粉粒体を空気輸送配管に供給するための気密供給装置は、計量装置の下流に設けられ、粉粒体の空気輸送時の圧力が定量供給装置および計量装置に逆流するのを防止する。このような気密供給装置としては特に制限されないが、ロータリーバルブが好適である。
【0012】
本発明においては、このような粉粒体の空気輸送装置において、気密供給装置の下流側に空気輸送用の加速器を設け、かつ該加速器の内部に攪拌翼を設けてなるように構成されることが必要である。気密供給装置の下流側は排出シュート部分での詰まりを発生させないために、流路の断面積が小さくならないように気密供給装置の排出側と同じ形状で加速器に接続されされるのが好ましい。好適には、加速器の形状は水平に配置された円筒形であり、その直径は接続管路の幅よりも大きくされる。該加速器の内部には攪拌翼が設けられ、設定された回転数で連続回転される。その回転数は1〜60RPMが好適である。攪拌翼の形状はリボンスクリュー等が挙げられるが、リボンスクリューが最も好適である。加速器の下流側は接続配管の直径に合わせて通常、円錐状に絞り込まれる。本発明においては、さらに好適には加速器の内部に攪拌翼と同一軸上で回転する気体噴出ノズルを設け、攪拌翼と同一の回転数で回転させながら高速ガスを噴出させることにより、加速器の下流部分(上記のように、通常は円錐形状を有する)における粉粒体の閉塞を効率よく防止しうる。
【0013】
図1は本発明に係る粉粒体の空気輸送装置の1実施態様を示す概略図、そして図2は図1における加速器部分を拡大して示す概略図である。フラフ等の粉粒体は貯蔵槽1から、その底部に設けられた定量排出装置2で排出される。その排出量は定量排出装置の下流に設けられた連続計量装置3で計量され、気密供給装置4に投入される。気密供給装置4の下流にはその排出口と同一サイズのシュートおよび加速器5が設置され、フラフは管路での閉塞が発生しないように加速器5内に粉粒体供給ノズル13より導入される。加速器5の上流にはルーツブロワ−等の圧力源が接続され、上流側に設置された搬送用ガス入口ノズル14から搬送用ガスが供給される。加速器5の内部にはリボンスクリュ−型の攪拌翼6が水平方向に配置されており、通常1〜60RPMの速度で連続回転される。このリボンスクリュ−型の攪拌翼6は加速器5の中心部分のガス流れを阻害しないので、上記の搬送ガスによる加速効果と攪拌翼による攪拌効果の相乗効果を得ることができる。このようにして、投入されたフラフは加速器5の底部に滞留しないで下流の円錐状部分に導かれる。さらに、この円錐状部分のフラフは、攪拌翼6と同一の回転軸を中心として回転する気体噴出ノズル7から噴出される高速の攪拌ガス流(10は攪拌ガス入口ノズル、9は回転継ぎ手、8は駆動スプロット、そして11は軸封部を示す)によりさらに攪拌され、輸送配管接続ノズル12から空気輸送配管への円滑な導入が達成されうる。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、破砕廃プラスチック等の粉粒体、特に繊維質を多く含むフラフ状廃プラスチックを閉塞を起こさないで、高い固体/気体比の下で空気輸送配管による輸送をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体空気輸送装置の1実施態様を示す概略図。
【図2】図1の空気輸送装置における加速器部分を拡大して示す概略図。
【図3】従来の粉粒体空気輸送装置の1例を示す概略図。
【符号の説明】
1…貯蔵槽
2…定量排出装置
3…連続計量装置
4…気密供給装置
5…加速器
6…攪拌翼
7…気体噴出ノズル

Claims (8)

  1. 貯蔵槽から排出される粉粒体を計量するための計量装置、ならびに計量された粉粒体を空気輸送配管に供給するための気密供給装置から構成される粉粒体の空気輸送装置において、気密供給装置の下流側に空気輸送用の加速器を設け、かつ該加速器の内部に攪拌翼を設けてなることを特徴とする粉粒体の空気輸送装置。
  2. 加速器が水平に配置された円筒形状を有する請求項1記載の粉粒体の空気輸送装置。
  3. 加速器の下流側が空気輸送配管への接続配管に向けて円錐状に絞り込まれている請求項1もしくは2記載の粉粒体の空気輸送装置。
  4. 加速器の内部に攪拌翼と同一軸上で回転する気体噴出ノズルを設けてなる請求項1記載の粉粒体の空気輸送装置。
  5. 攪拌翼がリボンスクリュー状の形状を有する請求項1〜4のいずれかに記載の粉粒体の空気輸送装置。
  6. 粉粒体が破砕された廃プラスチックである請求項1〜5のいずれかに記載の粉粒体の空気輸送装置。
  7. 粉粒体の嵩比重が0.03〜0.6である請求項1〜6のいずれかに記載の粉粒体の空気輸送装置。
  8. 粉粒体の粒子サイズが50mm以下である請求項1〜7のいずれかに記載の粉粒体の空気輸送装置。
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