JP2004074823A

JP2004074823A - Seat device

Info

Publication number: JP2004074823A
Application number: JP2002233589A
Authority: JP
Inventors: Yukifumi Yamada; 山田　幸史
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 2002-08-09
Filing date: 2002-08-09
Publication date: 2004-03-11
Anticipated expiration: 2022-08-09
Also published as: JP4032871B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a seat device, which is provided with a first lock mechanism part and a second lock mechanism part so as to use a range for movement adjustment separately between a seat using area and a non seat using area by greatly moving and adjusting a position of a seat in front and back directions relative to a vehicle floor, and which has a structure for reducing a change in operation properties of the first lock mechanism part and second lock mechanism part even in a long use to be stably released at low cost. <P>SOLUTION: The seat device 1 includes the first lock mechanism 6 and the second lock mechanism 5 connected by an interlocking link 48, and the first lock mechanism 6 and the second lock mechanism 5 are released by operation of an operation mechanism 45. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のシート装置に関し、特にシートの位置を前後方向に車両のフロアに対して大きく移動調整できるようにして、移動調整の範囲を着座使用域と、非着座使用域とに区別して使用できるように構成されるシート装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
シートの位置を車両のフロアに対して大きく前後に移動調整できるようにして、乗員が着座して使用する領域と、荷物積載のためにスペースを拡大させる非着座使用の領域との位置に移動調整できるようにするシート装置としては、例えば実開平７−２７９３４号公報に示されるものがある。この実施例では、第１と第２ロック機構部の２つのロック機構を備える長いスライド機構によって、シートをフロア上に支持している。そして、第１ロック機構部によってシートを着座使用の領域では細かに位置の調整ができるようにしている。一方、シートが非着座使用の領域にあるときには、シートバックまたは、シートクッションを折畳みテーブル状態、跳ね上げ状態、もしくはタンブル状態にしたとき、第２ロック機構部によってシートを所定の位置に保持できる構成にしている。この構成のシート装置では、操作レバーの操作によって、第１ロック機構部と第２ロック機構部の両方を解除できるように２本のケーブルを用いて操作レバーと第１と第２の各ロック機構部を連結している。またシートバックの折畳みと連動して第２ロック機構部が解除されるように、シートバックの角度調整機構と第２ロック機構部とはケーブルで連結される構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のシート装置の構成では、第１ロック機構部と第２ロック機構部はそれぞれ個別のケーブルで操作レバーと連結されているために、高価なケーブルの使用本数が増える。さらに、長い間の使用によって、ケーブルが伸びた場合、第１ロック機構部と第２ロック機構部の作動が互いに干渉し合い確実に解除できなくなる恐れがある。このために、本発明の課題は、安価で、第１ロック機構部と第２ロック機構部の操作レバーの作動による解除が、長い時間の使用によっても変化が少なく、連動して解除できる構成を提案することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明で講じた技術的な第１の手段は、シートの前後方向の位置を、所定の着座使用域と非着座使用域内で調整可能に、前記シートをフロア上に支持するスライド装置と、前記スライド装置に備えられ、操作機構の操作によって前記着座使用域内では前記シートの位置を前後方向に調整できるように作動する第１ロック機構と、前記スライド装置に備えられ、前記シートのシートバックまたはシートクッションの位置と連動して、前記非着座使用域内で前記シートの位置を調整できるように作動する第２ロック機構を備えるシート装置において、
前記第１ロック機構と前記第２ロック機構を、連動リンクによって連結し、前記操作機構の操作によって、前記第１ロック機構と前記第２ロック機構を解除可能に構成したことである。
【０００５】
この構成によって、第１ロック機構部と第２ロック機構部は連動リンクで連結されていて、操作レバーの操作によって両方の解除が可能となる。
【０００６】
更に本発明で講じた技術的な第２の手段は、上記第１の手段に加えて、前記連動リンクと前記第１ロック機構のいずれか一方にピンを配置し、いずれか他方に該ピンと係合する長穴を形成して、前記第１ロック機構の作動は前記第２ロック機構に伝達されるが、前記第２ロック機構の作動は前記第１ロック機構に伝達されないように構成したことである。
【０００７】
この構成によって、シートの位置が着座使用域に位置するときと、非着座使用域にあるときを明確に区別できるようになる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図１〜図７を用いて、先ず本発明に関るシート装置１の第１の実施例について説明する。
【０００９】
図７に示されるように、本発明に関るシート装置１は、車両のフロア９上に取付けられた長尺のシートスライド装置７によって、シート１０の位置を前後方向に調整できるように構成している。シート１０は、図７にＢで示される範囲の移動が可能となっている。範囲Ｂの後方の部分となる範囲Ａでは、シートスライド装置７に設けられている第１ロック機構６と複数の等間隔に形成された第１ロック穴７２の作用によって、シート１０の位置を段階的に細かく調整できる構成となっている。範囲Ｂの内、範囲Ａ以外の位置では、図７に２点鎖線で示されるように、シート１０をテーブル状態にしたとき、シートスライド装置７の第２ロック機構６と第２ロック穴７３の作動によって、所定の位置でシート１０は係止されるようになっている。シート装置１では、範囲Ａをシート１０の着座使用領域とし、また範囲Ａ以外を非着座使用域として、明確に区別して利用することができるように構成されている。
【００１０】
図１に示されるように、シート１０は、着座部となるシートクッション２と、背凭れ部となるシートバック３を備えている。シート１０はその下方部でシートベース２２を介して、シートスライド装置７のアッパレール７７の上面に固定されている。
【００１１】
図１、図２および図３に示されるように、シートスライド装置７のアッパレール７７は、フロア９上に固定されるロアレール７１に摺動自在に支持される。ロアレール７１に対しアッパレール７７をロックまたはロック解除するロック装置４が備えられている。ロック装置４は、第１ロック機構６と第２ロック機構５によって構成され、第１ロック機構６は第１ロックレバー７５を、また第２ロック機構５は第２ロックレバー７６をそれぞれ備えている。
【００１２】
図３に示されるように、第１ロックレバー７５はアッパアーム７７の側壁部に固定されたブラケット７９と回転軸７５ａによって回転自在に取付けられ、その鍵状に曲がった下方先端の係止部７５ｂは、ロアレール７１の側壁部に設けられた第１ロック穴７２に嵌るように構成されている。第１ロックレバー７５の上端部は屈曲してアッパアーム７７の幅方向（図３の左右方向）で略水平に伸び作動端部７５ｃが形成されている。第１ロックレバー７５は、図示しないばね手段で、図３で反時計方向に回転するように付勢されている。そして、常には係止部７５ｂが第１ロック穴７２に嵌ることによって、ロアレール７１に対するアッパレール７７の移動を規制する構成となっている。しかしながら、作動端部７５ｃを下方に、図示しないばね手段の付勢力に抗しながら押すことによって、第１ロックレバー７５は、図３で時計方向に回転し、係止部７５ｂの第１ロック穴７２に対する係合が外れる。
【００１３】
第２ロック機構５の構成は、第１ロックレバー７５と類似し、第２ロックレバー７６の下方先端の係止部７６ｂは第２ロック穴７３に嵌ることができるように、図示しないばね手段で付勢されている構成となっている。ただ、第１ロック穴７２と第２ロック穴７３とはロアレール７１の高さ方向での位置が異なる上に、また前後方向でも互いに異なる範囲の中に形成されている。このために、図２と図３に示されるように、係止部７５ｂが第１ロック穴７２に嵌り第１ロック機構６が係止状態にあるとき、第２ロック機構５の係止部７６ｂの位置に第２係止ロック７３は無いために、側壁面上に接触した状態となっている。同様に、例えばシート１０が図１の位置から前方、即ちシートが着座使用域より前方の非着座使用域になると、第１ロック穴７２は設けられてなく、第１ロック機構６は係止状態にならない。代わって、所定の第２係止穴７３が設けられている位置で、第２ロック穴７３に第２係止部７６ｂが嵌り、ロアレール７１に対しアッパレール７７の移動を規制できる構成となっている。
【００１４】
第１ロック機構６は第１ロックレバー７５を解除方向に回転させるための、第１レリースレバー６１を有している。第１レリースレバー６１は略Ｌ字形状をした平板のリンクで中央部が回転軸６２でアッパレール７７の側面に回転自在に取付けられている。第１レリースレバー６１の上辺の先端部には接続ピン６４が取付けられ、そして接続ピン６４に第１ケーブル４６の一端が接続されている。
【００１５】
第１ケーブル４６の他端は、操作レバー４５の下方に突起して設けられた接続部４５ａの端部に接続されている。操作レバー４５は、シートベース２２に対して、その回転部４５ｂで回転自在に取付けられ、図１において時計方向に回転することによって、第１ケーブル４６を引くことができる構成となっている。通常操作レバー４５は、図示しないばね手段で図１の反時計方向に付勢されている。操作レバー４５の水平に前方に伸びる端部を持ち上げるように操作して、図１で時計方向に回転させることによって、第１ケーブル４６は引かれ、第１レリースレバー６１は時計方向に回転する、そして第１レリースレバー６１の当接端６５は第１ロックレバー７５の作動端部７５ｃ（図３）を下方に移動する。その結果、第１ロックレバー７５は図３で時計方向に回転し、係止部７５ｂを第１ロック穴７２から外して、第１ロック機構６の係止を解除することができる。
【００１６】
第２ロック機構５は、第２ロックレバー７６を解除方向に回転させるための第２レリースレバー５１を有している。第２レリースレバー５１は、回転軸５２でアッパレール７７の側面に回転自在に取付けられ、第１レリースレバー６１と類似した構成となっていて、その上端部の接続ピン５４に第２ケーブル４７が接続されている。
【００１７】
第２ケーブル４７の他端は、シートクッション２のフレーム（図示せず）に回転軸４２で取付けられた駆動レバー４１の下端部の接合ピン４３に連結されている。カム３０は、シートバック３のフレーム３５の下端に固定されている。シートクッション２とシートバック３の互いに回転結合され、シートバック３とシートクッション２の回転角度の調整は、既知のシートリクライニング装置（図示せず）で行われる。カム３０の中心は、シートリクライニング装置の回転中心と一致して配置されている。図１に示すようにカム３０は概略円形のカム底面３１を有し、カム底面３１の外径上に突起するようにカム凸面３２が形成されている。そして、図１に示すように、シートバック３が起立し着座使用できる状態にあるとき、カム凸面３２は駆動レバー４１の当接端４４に当接し、駆動レバー４１が接続ピン４３を介して第２ケーブル４７を引き、第２ロック機構５の第２ロックレバー７６を常に解除位置に保持する。このために、シート装置１は、シートバック３が起立しているとき、範囲Ａ内の着座使用領域内では、操作レバー４５の操作のみで細かく、シート１０の前後の位置調整ができるようになっている。
【００１８】
更に、図１に示されるように、第２レリースレバー５１の回転軸５２と接続ピン５４の中間位置に連結リンク４８がピン５３で回転自在に取付けられている。連結リンク４８は略水平に後方に伸び、その後端部には前後方向に伸びる長穴４８ａが形成されている。そして、長穴４８ａには、第１レリースレバー６１の回転軸６２と接続ピン６４中間位置に取付けられてピン６３が嵌っている。長穴４８ａの形状と位置は、図１に示されるように、シートバック３が起立して第２レリースレバー５１が第２ロックレバー７６と当接して解除するとき、ピン６３は長穴４８ａ内で摺動し、第１レリースレバー６１とは連動されないように形成されている。一方、図２に示すように、シートバック３が、前倒れ位置になっている場合は、連結リンク４８は前方に移動し、ピン６３は長穴４８ａの後端部と当接するようになる。この状態で操作レバー４５を操作すれば、第１レリースレバー６１と第２レリースレバー５１は連動して作動し、シート１０が非着座使用域で所定の位置で第２ロック機構５を解除することと、着座使用域では前後位置調整のために第１ロック機構６を解除することができる構成となっている。
【００１９】
以上のように構成された、本発明の第１実施例のシート装置１について、作動を説明する。
【００２０】
図１に示されるシート１０は、シートバック３が起立し着座使用域の最前方の位置になっている。この状態から図２に示すようにシートバック３を前倒しすると、第２レリースレバー５１は、反時計方向に回転し第２ロックレバー７６との当接が解除される。しかしながら、第２ロックレバー７６が嵌るための第２ロック穴７３はこの位置には設けられていないために、シート１０の位置はこの位置では第１ロック機構６によって係止されている。この状態で、操作レバー４５を操作して、第１ロック機構６を解除するとシート１０は前後に移動可能になり、前方へも大きく移動できる。図２の位置より前方には第１ロック穴７２が形成されていないために、操作レバー４５を放しても、シート１０の移動は係止されない。更に前方に移動し、第２ロックレバー７６が第２ロック穴７３の位置に到達すると、図示されないばねの作用で、自動的に係合し、シート１０の位置が係止される。更にシート１０を前進させるためには、再度操作レバーを操作することによって、連動リンク４８で連結された第２ロック機構５が解除させ、移動可能となる。そして、スライド装置７に設けられたストッパ（図示せず）によって規定される最前方の位置まで移行させることができる。またこの位置に別の第２ロック穴７３が設けられ位置が保持されるようになっている。
【００２１】
このように作動する、シート装置１では、シートバック１が起立した状態でも、シート１０の位置が非着座使用域になっているときは、係止されず、着座使用域に位置する場合と明確に区別が付くために、使用者に注意を喚起して安全な使用を促す効果もある。
【００２２】
次に、図４、図５および図８を用いて、本発明に関るシート装置の第２の実施例について説明する。
【００２３】
このシート装置１０１では、スライド装置１０７のアッパレール１７７に対してシートクッション２の前方下端で回転自在に結合している。この回転軸上に、第１実施例のシートバック３の下端に設けられたカム３０に相当する、カム１３０をシートクッション２の前方下端部に設け、アッパレール１７７とシートクッション２との回転によって、第２ロック機構１０５のロック、またはロック解除を可能にする構成となっている。
【００２４】
この構成では、第１ロック機構１０６の第１ロックレバー１７５を解除するための操作レバー１４５は直接第１レリースレバー１６１に結合されている。また、シートクッション２後部とアッパレール１７７を結合するために、既知の構成によるロック機構１８０が取付けられている。
【００２５】
このシート装置１０１の作動は、図５に示されるように、シートクッション２後部のロック装置１８０が解除し、シートクッション２を反時計方向に回転させ、図８に２点鎖線で示すように倒立させたとき、即ちシート１１０をタンブル状態にしたとき、第１実施例のようにシート１１０を所定の位置にロックして使用することができるようになる。
【００２６】
更に、本発明に関るシート装置の第３の実施例として、図６及び図９に示されるシート装置２０１がある。この場合、シートベース２２２に対してシートクッション２の後方下端で回転自在に結合し、シートクッション２の位置に第２ロック機構２０５を連動させて、上記の実施例１、および２と同様の作動させるように構成したシート装置である。このようなシート装置は、シートクッション２の下を荷物スペースとしても利用しようとする場合に利用される。
【００２７】
【発明の効果】
上記したように、本発明では、第１ロック機構と第２ロック機構が、ケーブルなどのように緩みが発生しない、連結リンクで連動するように構成しているために、安価で構成される上に、長い使用の経過でも安定した作動が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る第１実施例のシート装置の着座使用状態にあるときの側面図である。
【図２】本発明に係る第１実施例のシート装置のシートバックを前倒しした状態の側面図である。
【図３】図３のＣ−Ｃ箇所の断面形状を示す。
【図４】本発明に係る第２実施例のシート装置の着座使用状態にあるときの側面図である。
【図５】本発明に係る第２実施例のシート装置のタンブル状態にあるときの側面図である。
【図６】本発明に係る第３実施例のシート装置のシートクッション跳ね上げ状態にあるときの側面図である。
【図７】本発明に係る第１実施例のシート装置の着座使用状態と非着座使用状態にあるときを示す側面図である。
【図８】本発明に係る第２実施例のシート装置の着座使用状態と非着座使用状態にあるときを示す側面図である。
【図９】本発明に係る第３実施例のシート装置の着座使用状態と非着座使用状態にあるときを示す側面図である。
【符号の説明】
１　　　　　　　シート装置
５　　　　　　　第２ロック機構
６　　　　　　　第１ロック機構
７　　　　　　　スライド装置
９　　　　　　　フロア
１０　　　　　　　シート
４５　　　　　　　操作機構（操作レバー）
４８　　　　　　　連結リンク
４８ａ　　　　　　長穴
６３　　　　　　　ピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle seat device, and in particular, allows the seat position to be largely moved and adjusted with respect to the vehicle floor in the front-rear direction so that the range of movement adjustment is divided into a seating use range and a non-sitting use range. The present invention relates to a sheet apparatus configured to be used separately.
[0002]
[Prior art]
The seat position can be moved back and forth with respect to the vehicle floor to adjust the movement between the area where the occupant is seated and used, and the area where the seat is not used to expand the space for loading the luggage. An example of a sheet apparatus that can be used is disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-27934. In this embodiment, the seat is supported on the floor by a long slide mechanism including two lock mechanisms, the first and second lock mechanism portions. The first lock mechanism allows the seat to be finely adjusted in the seating and use region. On the other hand, when the seat is in the non-sitting area, the seat can be held in a predetermined position by the second lock mechanism when the seat back or the seat cushion is in the folding table state, the flip-up state, or the tumble state. I have to. In the seat device having this configuration, the operation lever and the first and second lock mechanisms are configured using two cables so that both the first lock mechanism portion and the second lock mechanism portion can be released by operation of the operation lever. The parts are connected. In addition, the seat back angle adjustment mechanism and the second lock mechanism are connected by a cable so that the second lock mechanism is released in conjunction with the folding of the seat back.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the configuration of the conventional seat device described above, since the first lock mechanism portion and the second lock mechanism portion are respectively connected to the operation lever by separate cables, the number of expensive cables used increases. Furthermore, when the cable is extended due to long-term use, the operations of the first lock mechanism portion and the second lock mechanism portion may interfere with each other and cannot be reliably released. Therefore, an object of the present invention is to provide a configuration that is inexpensive and can be released in conjunction with the operation of the operation levers of the first lock mechanism part and the second lock mechanism part with little change even when used for a long time. It is to propose.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the first technical means taken in the present invention is to place the seat on the floor so that the position of the seat in the front-rear direction can be adjusted within a predetermined seating use area and a non-seating use area. A slide device that is supported above, a first lock mechanism that is provided in the slide device and operates so that the position of the seat can be adjusted in the front-rear direction within the seating use range by operation of an operation mechanism, and the slide device A seat device comprising a second lock mechanism that operates in conjunction with the position of the seat back or seat cushion of the seat so as to be able to adjust the position of the seat within the non-seating use area;
The first lock mechanism and the second lock mechanism are connected by an interlocking link, and the first lock mechanism and the second lock mechanism can be released by operation of the operation mechanism.
[0005]
With this configuration, the first lock mechanism portion and the second lock mechanism portion are connected by an interlocking link, and both can be released by operating the operation lever.
[0006]
Further, the second technical means taken in the present invention is arranged such that, in addition to the first means, a pin is disposed on one of the interlocking link and the first lock mechanism, and the other is associated with the pin. By forming an elongated hole, the operation of the first lock mechanism is transmitted to the second lock mechanism, but the operation of the second lock mechanism is not transmitted to the first lock mechanism. is there.
[0007]
With this configuration, it is possible to clearly distinguish between when the seat is in the seating use area and when the seat is in the non-sitting use area.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The first embodiment of the sheet apparatus 1 according to the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0009]
As shown in FIG. 7, the seat device 1 according to the present invention is configured so that the position of the seat 10 can be adjusted in the front-rear direction by a long seat slide device 7 mounted on a floor 9 of the vehicle. ing. The sheet 10 can move within a range indicated by B in FIG. In the range A, which is the rear part of the range B, the position of the seat 10 is stepped by the action of the first lock mechanism 6 provided in the seat slide device 7 and the first lock holes 72 formed at a plurality of equal intervals. The configuration can be finely adjusted. At positions other than the range A in the range B, as shown by a two-dot chain line in FIG. 7, when the seat 10 is in the table state, the second lock mechanism 6 and the second lock hole 73 of the seat slide device 7 By operation, the sheet 10 is locked at a predetermined position. The seat device 1 is configured so that the range A can be used as a seating use area for the seat 10 and the area other than the range A can be used as a non-sitting use area.
[0010]
As shown in FIG. 1, the seat 10 includes a seat cushion 2 serving as a seating portion and a seat back 3 serving as a backrest portion. The seat 10 is fixed to the upper surface of the upper rail 77 of the seat slide device 7 via the seat base 22 at the lower part thereof.
[0011]
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, the upper rail 77 of the seat slide device 7 is slidably supported by the lower rail 71 fixed on the floor 9. A locking device 4 that locks or unlocks the upper rail 77 with respect to the lower rail 71 is provided. The lock device 4 includes a first lock mechanism 6 and a second lock mechanism 5. The first lock mechanism 6 includes a first lock lever 75, and the second lock mechanism 5 includes a second lock lever 76. .
[0012]
As shown in FIG. 3, the first lock lever 75 is rotatably mounted by a bracket 79 fixed to the side wall portion of the upper arm 77 and a rotating shaft 75a. The first lock hole 72 provided in the side wall portion of the lower rail 71 is configured to fit. The upper end portion of the first lock lever 75 is bent and extends substantially horizontally in the width direction of the upper arm 77 (the left-right direction in FIG. 3) to form an operating end portion 75c. The first lock lever 75 is biased so as to rotate counterclockwise in FIG. 3 by a spring means (not shown). Then, the movement of the upper rail 77 with respect to the lower rail 71 is regulated by always fitting the locking portion 75 b into the first lock hole 72. However, by pushing the operating end portion 75c downward while resisting the biasing force of a spring means (not shown), the first lock lever 75 rotates clockwise in FIG. 3, and the first lock hole of the locking portion 75b is rotated. 72 is disengaged.
[0013]
The configuration of the second lock mechanism 5 is similar to that of the first lock lever 75, and the locking portion 76 b at the lower end of the second lock lever 76 is a spring means (not shown) so that it can fit into the second lock hole 73. It is a configuration that is energized. However, the first lock hole 72 and the second lock hole 73 are formed in different ranges in the height direction of the lower rail 71 and also in the front-rear direction. Therefore, as shown in FIGS. 2 and 3, when the locking portion 75b is fitted in the first lock hole 72 and the first locking mechanism 6 is in the locked state, the locking portion 76b of the second locking mechanism 5 is used. Since there is no second locking lock 73 at the position, it is in contact with the side wall surface. Similarly, for example, when the seat 10 moves forward from the position shown in FIG. 1, that is, when the seat is in the non-sitting use area in front of the seating use area, the first lock hole 72 is not provided, and the first lock mechanism 6 is in the locked state. do not become. Instead, at a position where the predetermined second locking hole 73 is provided, the second locking portion 76b fits into the second lock hole 73, and the movement of the upper rail 77 with respect to the lower rail 71 can be restricted. .
[0014]
The first lock mechanism 6 has a first release lever 61 for rotating the first lock lever 75 in the release direction. The first release lever 61 is a substantially L-shaped flat link, and a central portion is rotatably attached to a side surface of the upper rail 77 by a rotation shaft 62. A connection pin 64 is attached to the tip of the upper side of the first release lever 61, and one end of the first cable 46 is connected to the connection pin 64.
[0015]
The other end of the first cable 46 is connected to an end portion of a connection portion 45 a provided so as to protrude below the operation lever 45. The operation lever 45 is rotatably attached to the seat base 22 by a rotating portion 45b, and is configured to be able to pull the first cable 46 by rotating clockwise in FIG. The normal operation lever 45 is biased counterclockwise in FIG. 1 by spring means (not shown). The first cable 46 is pulled and the first release lever 61 is rotated in the clockwise direction by operating to lift the horizontally extending end of the operating lever 45 and rotating in the clockwise direction in FIG. The contact end 65 of the first release lever 61 moves downward along the operating end 75c (FIG. 3) of the first lock lever 75. As a result, the first lock lever 75 rotates clockwise in FIG. 3, and the locking portion 75 b can be removed from the first lock hole 72 to release the locking of the first lock mechanism 6.
[0016]
The second lock mechanism 5 has a second release lever 51 for rotating the second lock lever 76 in the release direction. The second release lever 51 is rotatably attached to the side surface of the upper rail 77 by the rotation shaft 52 and has a configuration similar to that of the first release lever 61, and the second cable 47 is connected to the connection pin 54 at the upper end portion thereof. Has been.
[0017]
The other end of the second cable 47 is connected to a joining pin 43 at the lower end portion of the drive lever 41 attached to the frame (not shown) of the seat cushion 2 by the rotating shaft 42. The cam 30 is fixed to the lower end of the frame 35 of the seat back 3. The seat cushion 2 and the seat back 3 are rotationally coupled to each other, and the rotation angle of the seat back 3 and the seat cushion 2 is adjusted by a known seat reclining device (not shown). The center of the cam 30 is arranged to coincide with the center of rotation of the seat reclining device. As shown in FIG. 1, the cam 30 has a substantially circular cam bottom surface 31, and a cam convex surface 32 is formed so as to protrude on the outer diameter of the cam bottom surface 31. As shown in FIG. 1, when the seat back 3 is standing and ready for seating, the cam convex surface 32 comes into contact with the contact end 44 of the drive lever 41, and the drive lever 41 passes through the connection pin 43. 2 Pull the cable 47 and always hold the second lock lever 76 of the second lock mechanism 5 in the release position. For this reason, when the seat back 3 is standing, the seat device 1 can finely adjust the front and rear positions of the seat 10 only by operating the operation lever 45 in the seating use area within the range A. ing.
[0018]
Further, as shown in FIG. 1, a connecting link 48 is rotatably attached by a pin 53 at an intermediate position between the rotating shaft 52 of the second release lever 51 and the connecting pin 54. The connecting link 48 extends rearward substantially horizontally, and a long hole 48a extending in the front-rear direction is formed at the rear end thereof. The elongated hole 48a is fitted at the intermediate position between the rotation shaft 62 of the first release lever 61 and the connection pin 64, and the pin 63 is fitted therein. As shown in FIG. 1, the shape and position of the long hole 48a is such that when the seat back 3 stands up and the second release lever 51 comes into contact with the second lock lever 76 and is released, the pin 63 is in the long hole 48a. The first release lever 61 is not interlocked with the first release lever 61. On the other hand, as shown in FIG. 2, when the seat back 3 is in the forward tilt position, the connecting link 48 moves forward, and the pin 63 comes into contact with the rear end portion of the long hole 48a. If the operation lever 45 is operated in this state, the first release lever 61 and the second release lever 51 operate in conjunction with each other, and the seat 10 releases the second lock mechanism 5 at a predetermined position in the non-sitting area. In the seating use range, the first lock mechanism 6 can be released for front-rear position adjustment.
[0019]
The operation of the seat device 1 according to the first embodiment of the present invention configured as described above will be described.
[0020]
In the seat 10 shown in FIG. 1, the seat back 3 stands and is at the foremost position in the seating use area. When the seat back 3 is moved forward as shown in FIG. 2 from this state, the second release lever 51 rotates counterclockwise and the contact with the second lock lever 76 is released. However, since the second lock hole 73 for fitting the second lock lever 76 is not provided at this position, the position of the seat 10 is locked by the first lock mechanism 6 at this position. In this state, when the operation lever 45 is operated to release the first lock mechanism 6, the seat 10 can move back and forth and can move greatly forward. Since the first lock hole 72 is not formed in front of the position of FIG. 2, even if the operation lever 45 is released, the movement of the seat 10 is not locked. When it further moves forward and the second lock lever 76 reaches the position of the second lock hole 73, it is automatically engaged by the action of a spring (not shown) and the position of the seat 10 is locked. In order to further advance the seat 10, by operating the operation lever again, the second lock mechanism 5 connected by the interlocking link 48 is released and becomes movable. And it can be made to transfer to the forefront position prescribed | regulated by the stopper (not shown) provided in the slide apparatus 7. FIG. In addition, another second lock hole 73 is provided at this position to hold the position.
[0021]
In the seat device 1 that operates in this way, even when the seat back 1 is standing, when the position of the seat 10 is in the non-seating use area, the seat device 1 is not locked and is clearly located in the seating use area. Therefore, there is an effect of calling attention to the user and promoting safe use.
[0022]
Next, a second embodiment of the seat device according to the present invention will be described with reference to FIGS. 4, 5, and 8.
[0023]
In the seat device 101, the upper rail 177 of the slide device 107 is rotatably coupled at the lower front end of the seat cushion 2. On this rotating shaft, a cam 130 corresponding to the cam 30 provided at the lower end of the seat back 3 of the first embodiment is provided at the front lower end portion of the seat cushion 2, and by rotation of the upper rail 177 and the seat cushion 2, The second lock mechanism 105 can be locked or unlocked.
[0024]
In this configuration, the operation lever 145 for releasing the first lock lever 175 of the first lock mechanism 106 is directly coupled to the first release lever 161. Further, in order to couple the rear portion of the seat cushion 2 and the upper rail 177, a lock mechanism 180 having a known configuration is attached.
[0025]
As shown in FIG. 5, the seat device 101 is actuated by releasing the locking device 180 at the rear portion of the seat cushion 2, rotating the seat cushion 2 counterclockwise, and turning upside down as shown by a two-dot chain line in FIG. When the sheet 110 is tumbled, that is, when the sheet 110 is tumbled, the sheet 110 can be locked and used at a predetermined position as in the first embodiment.
[0026]
Furthermore, there is a sheet device 201 shown in FIGS. 6 and 9 as a third embodiment of the sheet device according to the present invention. In this case, the seat base 222 is rotatably coupled at the lower rear end of the seat cushion 2, and the second lock mechanism 205 is interlocked with the position of the seat cushion 2 to operate in the same manner as in the first and second embodiments. It is the sheet | seat apparatus comprised so that it might make it. Such a seat device is used when the lower part of the seat cushion 2 is used as a luggage space.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first lock mechanism and the second lock mechanism are configured so as to be interlocked with the connecting link, which does not loosen like a cable or the like. In addition, stable operation can be obtained even after a long period of use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a seat device according to a first embodiment of the present invention when in a seating use state.
FIG. 2 is a side view of the seat apparatus according to the first embodiment of the present invention in a state in which the seat back is tilted forward.
FIG. 3 shows a cross-sectional shape of a CC section in FIG.
FIG. 4 is a side view of the seat device according to the second embodiment when the seat device is in a seating use state.
FIG. 5 is a side view of the seat device according to the second embodiment of the present invention in a tumble state.
FIG. 6 is a side view of the seat device according to the third embodiment of the present invention when the seat cushion is in a flipped-up state.
FIG. 7 is a side view showing the seat device of the first embodiment according to the present invention in a seating use state and a non-sitting use state.
FIG. 8 is a side view showing the seat device of the second embodiment according to the present invention in a seating use state and a non-sitting use state.
FIG. 9 is a side view showing the seat device of the third embodiment according to the present invention in a seating use state and a non-sitting use state.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sheet apparatus 5 2nd lock mechanism 6 1st lock mechanism 7 Slide apparatus 9 Floor 10 Seat 45 Operation mechanism (operation lever)
48 Link 48a Slot 63 pin

Claims

シートの前後方向の位置を、所定の着座使用域と非着座使用域内で調整可能に、前記シートをフロア上に支持するスライド装置と、
前記スライド装置に備えられ、操作機構の操作によって前記着座使用域内では前記シートの位置を前後方向に調整できるように作動する第１ロック機構と、
前記スライド装置に備えられ、前記シートのシートバックまたはシートクッションの位置と連動して、前記非着座使用域内で前記シートの位置を調整できるように作動する第２ロック機構を備えるシート装置において、
前記第１ロック機構と前記第２ロック機構を、連動リンクによって連結し、前記操作機構の操作によって、前記第１ロック機構と前記第２ロック機構を解除可能に構成したことを特徴とするシート装置。A slide device that supports the seat on the floor so that the position in the front-rear direction of the seat can be adjusted within a predetermined seating use range and a non-sitting use range;
A first locking mechanism that is provided in the slide device and operates so that the position of the seat can be adjusted in the front-rear direction within the seating use range by operation of an operation mechanism;
In the seat device comprising the second lock mechanism, which is provided in the slide device and operates so as to be able to adjust the position of the seat within the non-sitting area in conjunction with the position of the seat back or seat cushion of the seat,
A seat device comprising: the first lock mechanism and the second lock mechanism coupled by an interlocking link, wherein the first lock mechanism and the second lock mechanism can be released by operation of the operation mechanism. .

前記連動リンクと前記第１ロック機構のいずれか一方にピンを配置し、いずれか他方に該ピンと係合する長穴を形成して、前記第１ロック機構の作動は前記第２ロック機構に伝達されるが、前記第２ロック機構の作動は前記第１ロック機構に伝達されないように構成していることを特徴とする請求項１に記載のシート装置。A pin is disposed on one of the interlocking link and the first lock mechanism, and an elongated hole that engages with the pin is formed on the other, and the operation of the first lock mechanism is transmitted to the second lock mechanism. However, the seat device according to claim 1, wherein the operation of the second lock mechanism is configured not to be transmitted to the first lock mechanism.