JP2004065314A - 生地部材広げ方法及びその装置、生地部材端部出し搬送方法及びその装置、生地部材搬送装置、並びに生地部材処理装置 - Google Patents

生地部材広げ方法及びその装置、生地部材端部出し搬送方法及びその装置、生地部材搬送装置、並びに生地部材処理装置 Download PDF

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Yutaka Suzuki
鈴木 裕
Koichi Mihashi
三橋 浩一
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Tohoku Rhythm Co Ltd
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Abstract

【課題】山積みにされたタオル等の生地部材の中から一つずつ生地部材を自動的に取り出して広げて次工程の包装機へ供給する。
【解決手段】固定クランプ71でもって矩形状の柔軟な生地部材Tの第1角部を把持し、上記固定クランプ71の下方の位置及びほぼ同一高さ位置へ移動自在の可動クランプ75を前記下方位置へ移動して前記生地部材Tの対角位置の第3角部を把持し、前記可動クランプ75を固定クランプ71とほぼ同一高さに移動して前記生地部材Tの第1,第3の角部をほぼ水平に保持するので三角形状に折り畳まれた状態になる。固定、可動クランプ71,75に対して相対的に移動自在かつ生地部材を次工程へ搬送するための搬送部材85の上に前記生地部材Tを載置する。このように搬送部材85の上に載置されると、三角形状の生地部材Tが容易に矩形状に広げて次工程へ供給搬送される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タオル、柔軟な紙、オムツなどの矩形状の柔軟な生地部材を広げて次工程へ搬送するための生地部材広げ方法及びその装置、生地部材端部出し搬送方法及びその装置、生地部材搬送装置、並びに生地部材処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、矩形状の柔軟な生地部材としての例えばお絞りのタオルは、使用されて汚れたタオルが回収され、消毒、洗濯されてから再び折り畳まれ、ビニール袋などに包装されてから再使用され、上記のサイクルを何度も繰り返される。上記のお絞りのタオルを作る場合は、すでに開発された特開2001−279626号公報に示されているタオル等の折り畳み装置によりタオルが自動的に折り畳たまれ、その後に巻込み装置によって円形に巻込まれてから包装装置に落下され、この包装装置によってお絞りタオルの包装が能率良く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、洗濯されて山積みにされたタオルは、手作業にて一つずつ広げて汚れや破れ等の品質状態を確認してから上記の折り畳み装置などの包装機に設置する必要があるので手間がかかり非能率的であるという問題点があった。
【0004】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、山積みにされたタオル等の生地部材の中から一つずつ生地部材を自動的に取り出して広げ、さらには生地部材の品質状態を確認して良品だけを次工程の包装機へ供給し得る生地部材広げ方法及びその装置、生地部材端部出し搬送方法及びその装置、生地部材搬送装置、並びに生地部材処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の生地部材広げ方法は、固定クランプでもって矩形状の柔軟な生地部材の第1角部を把持し、上記固定クランプの下方の位置及びほぼ同一高さ位置へ移動自在の可動クランプを前記下方位置へ移動して前記生地部材の対角位置の第3角部を把持し、前記可動クランプを固定クランプとほぼ同一高さに移動して前記生地部材の第1,第3の角部をほぼ水平に保持した後に、前記固定、可動クランプに対して相対的に移動自在かつ生地部材を次工程へ搬送するための搬送部材上に前記生地部材を載置し、前記搬送部材上の三角形状の生地部材を矩形状に広げて次工程へ供給搬送することを特徴とするものである。
【0006】
したがって、矩形状の生地部材は第1角部と対角位置の第3角部が固定クランプと可動クランプにより把持されるので三角形状に折り畳まれた状態になり、この三角形状の生地部材が搬送部材に載置されると、生地部材の第2角部又は第4角部を広げることが容易となりタオルが簡単に矩形状に広げられる。
【0007】
請求項2によるこの発明の生地部材広げ装置は、矩形状の柔軟な生地部材の一つの角部を把持自在の固定クランプと、この固定クランプの下方位置の第1位置と固定クランプから離反したほぼ同一高さ位置の第2位置との間を移動自在かつ前記生地部材の対角位置を把持自在の可動クランプと、上記固定、可動クランプに把持された生地部材の下側へ相対的に移動自在かつ上記生地部材を水平状に載置して次工程へ搬送可能な搬送部材と、この搬送部材上の三角形状に折り畳まれた状態の生地部材の角部付近を把持して生地部材を矩形状に広げるための生地部材広げ手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
したがって、請求項1記載の作用と同様であり、矩形状の生地部材は第1角部と対角位置の第3角部が固定クランプと可動クランプにより把持されるので三角形状に折り畳まれた状態になり、この三角形状の生地部材が搬送部材に載置されると、生地部材の第2角部又は第4角部を広げることが容易となりタオルが簡単に矩形状に広げられる。
【0009】
請求項3によるこの発明の生地部材端部出し搬送方法は、洗濯後の山積みされた矩形状の柔軟な生地部材の上部の生地部材を第1のクランプで持ち上げ、この第1のクランプに把持された生地部材の把持状態を検出し、前記第1のクランプによって持ち上げられた良好な把持状態の生地部材を端部出し位置へ移送し、端部出し位置へ搬送された生地部材を持ち上げて生地部材の端部を出し、この端部出しを行った生地部材を次工程へ搬送することを特徴とするものである。
【0010】
したがって、洗濯後の山積みされた生地部材は、その中から生地部材が一つずつ第1のクランプにより把持されるときに、第1のクランプが生地部材の角部を把持しているか否かを検出されるので、この良好な把持状態の生地部材は持ち上げられることにより確実に端部出しが行われてから次工程へ搬送される。
【0011】
請求項4によるこの発明の生地部材端部出し搬送装置は、洗濯後の山積みされた矩形状の柔軟な生地部材の上部の生地部材を持ち上げる第1のクランプと、この第1のクランプに把持された生地部材の把持状態を検出するためのクランプ状態検出センサと、前記第1のクランプによって持ち上げられた生地部材を端部出し位置へ移送する移送手段と、端部出し位置へ搬送された生地部材を持ち上げて生地部材の下端部を出すための端部出し手段と、前記端部出しを行った生地部材を次工程へ搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
したがって、請求項3記載の作用と同様であり、洗濯後の山積みされた生地部材は、その中から生地部材が一つずつ第1のクランプにより把持されるときに、第1のクランプが生地部材の角部を把持しているか否かを検出されるので、この良好な把持状態の生地部材は持ち上げられることにより確実に端部出しが行われてから次工程へ搬送される。
【0013】
請求項5によるこの発明の生地部材搬送装置は、広げた矩形状の柔軟な生地部材を搬送する第1の搬送手段と第2の搬送手段を備え、前記第1,第2の搬送手段の接続部分に前記生地部材の品質状態を検出する生地部材状態検出手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
したがって、第1,第2の搬送手段の接続部分の例えば間隙を通過する生地部材は生地部材状態検出手段により品質状態が容易に確認される。
【0015】
請求項6によるこの発明の生地部材搬送装置は、請求項5記載の生地部材搬送装置において、前記第2の搬送手段上に、生地部材の品質不良状態を検出したときに当該生地部材を第2の搬送手段上から排除するための生地部材排除装置を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
したがって、生地部材状態検出手段により生地部材品質が不良状態であることが確認されたとき、当該生地部材は生地部材排除装置により第2の搬送手段から確実に排除されるので、良品の生地部材だけが次工程へ搬送される。
【0017】
請求項7によるこの発明の生地部材処理装置は、洗濯後の山積みされた矩形状の柔軟な生地部材の上部の生地部材を持ち上げる第1のクランプと、この第1のクランプに把持された生地部材の把持状態を検出するためのクランプ状態検出センサと、前記第1のクランプによって持ち上げられた生地部材を端部出し位置へ移送する移送手段と、端部出し位置へ搬送された生地部材を持ち上げて生地部材の下端部を出すための端部出し手段と、前記端部出しを行った生地部材を次工程へ搬送する搬送手段と、を備えた生地部材端部出し搬送装置を設け、
生地部材の一つの角部を把持自在の固定クランプと、この固定クランプの下方位置の第1位置と固定クランプから離反したほぼ同一高さ位置の第2位置との間を移動自在かつ前記生地部材の対角位置を把持自在の可動クランプと、上記固定、可動クランプに把持された生地部材の下側へ相対的に移動自在かつ上記生地部材を水平状に載置して次工程へ搬送可能な搬送部材と、この搬送部材上の三角形状に折り畳まれた状態の生地部材の角部付近を把持して生地部材を矩形状に広げるための生地部材広げ手段と、を備えた生地部材広げ装置を設け、
広げた生地部材を搬送する第1の搬送手段と第2の搬送手段を備え、前記第1,第2の搬送手段の接続部分に前記生地部材の品質状態を検出する生地部材状態検出手段と、を備えた生地部材搬送装置を設けてなることを特徴とするものである。
【0018】
したがって、洗濯後の山積みされた生地部材は、生地部材端部出し搬送装置により、前記山の中から生地部材が一つずつ第1のクランプにより把持されるときに、第1のクランプが生地部材の角部を把持しているか否かを検出され、この良好な把持状態の生地部材が持ち上げられることにより確実に端部出しが行われてから次工程へ搬送される。
【0019】
上記の端部出しされてから搬送された生地部材は、生地部材広げ装置により、第1角部と対角位置の第3角部が固定クランプと可動クランプにより把持されるので三角形状に折り畳まれた状態になり、この三角形状の生地部材が搬送部材に載置されると、生地部材の第2角部又は第4角部を広げることが容易となりタオルが簡単に矩形状に広げられる。
【0020】
上記の矩形状に広げられた生地部材は、生地部材搬送装置により、第1,第2の搬送手段の接続部分の例えば間隙を通過するとき、生地部材状態検出手段により品質状態が容易に確認される。このとき生地部材品質が不良状態であることが確認されたとき、当該生地部材は生地部材排除装置により第2の搬送手段から確実に排除されるので、良品の生地部材だけが矩形状に広げられた状態で自動的に次工程の例えば折り畳み装置などの包装機へ搬送される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
図1及び図2を参照するに、この実施の形態に係わる生地部材処理装置1は、タオル、柔軟な紙、オムツなどの矩形状の柔軟な生地部材としての例えばお絞りのタオルTが洗濯されて山積みされた中から一つのタオルTの角部付近を持ち上げて前記タオルTの下端部を出してから次工程へ搬送する生地部材端部出し搬送装置3と、この生地部材端部出し搬送装置3で端出しを行ったタオルTを矩形状に広げるための生地部材広げ装置5と、この生地部材広げ装置5で広げられたタオルTの汚れや破損等の品質状態を検出して良品を選別してから搬送する生地部材搬送装置7と、から構成されている。
【0023】
この実施の形態に係わる前記生地部材端部出し搬送装置3について説明する。
【0024】
生地部材端部出し搬送装置3の装置本体9の下部には、洗濯後のタオルTを山積みしたパレットPが載置され、このパレットP上の山積みタオルTの中から一つのタオルTを持ち上げる第1のクランプ11が装置本体9の上部に上下方向に延伸して取り付けられたガイド部13に昇降自在に設けられている。ガイド部13には、図8を併せて参照するに、モータ15により上下方向に正逆回転駆動される無端環状のチェーン17が設けられており、上記の第1のクランプ11を下端に備えた昇降可動部19が前記チェーン17に取り付けられている。
【0025】
なお、昇降可動部19の下端部には山積みタオルTを検出する第1タオルセンサ21が設けられており、この第1タオルセンサ21によるタオルTの検出により昇降可動部19の下降が停止するように構成されている。また、第1のクランプ11の上昇停止位置は一定である。
【0026】
図3、図5、図6及び図7を併せて参照するに、装置本体9のほぼ中間位置には、上記の第1のクランプ11に把持されたタオルTの把持状態を検出するためのクランプ状態検出センサ23が設けられている。このクランプ状態検出センサ23としては例えば投光側と受光側からなる複数の光電スイッチが用いられている。
【0027】
図3〜図5を併せて参照するに、装置本体9のほぼ中間位置には、前記第1のクランプ11によって持ち上げられたタオルTを端部出し位置へ移送する移送手段としての例えばインデックス25が設けられている。このインデックス25は、図1に示されているように装置本体9の上部に取り付けられたモータ27の下部にインデックス旋回部29が水平方向に旋回自在に設けられており、前記インデックス旋回部29の四方には図4に示されているように上記のタオルTを把持するための4つの移送用クランプ31が二点鎖線と実線との間でほぼ水平方向に開閉自在に備えられている。
【0028】
なお、上記の4つの各移送用クランプ31は、インデックス旋回部29が旋回する際に、図5においてタオル取出し位置としての第1ステーションS1と,タオルTの端部を出すための端部出し位置としての第2ステーションS2と,タオルTを次工程へ受け渡すためのタオル受渡し位置としての第3ステーションS3と,タオルTが移送用クランプ31に残ったままか否かを確認するためのタオル残り確認位置としての第4ステーションS4とのいずれかに位置決めされるように構成されている。したがって、上記の第1のクランプ11は第1ステーションS1で昇降自在となっている。
【0029】
図5〜図7を併せて参照するに、装置本体9のほぼ中間位置には、端部出し位置としての第2ステーションS2へ搬送されたタオルTを持ち上げてタオルTの下端部を出すための端部出し手段としての例えば端部出し装置33が設けられている。この端部出し装置33は、第2ステーションS2に移送されたタオルTを挟み込むための絞り用穴35と挟み込む間隔を調整する絞り用可動部37を備えたタオル絞り部39と、第2ステーションS2に移送されたタオルTの上端部を把持して持ち上げる第2のクランプ41(図3参照)と、から構成されている。
【0030】
図3を参照するに、上記の第2のクランプ41は装置本体9の上部に上下方向に延伸して取り付けられたガイド部43に昇降自在に設けられており、ガイド部43には、前記第1のクランプ11と同様にモータ45により上下方向に正逆回転駆動される無端環状のチェーン(17と同様)が設けられており、第2のクランプ41を下端に備えた昇降可動部47が前記チェーンに取り付けられている。また、第2のクランプ41は、上昇端にて第2ステーションS2の上方位置より図3において左下方側(図5において下方側)へ少しだけシフトされるように構成されている。
【0031】
図5〜図7を参照するに、第2ステーションS2の直下には、タオル絞り部39に挟み込まれるタオルTの有無を検出する第2タオルセンサ49が設けられており、第2のクランプ41の上昇端とタオル絞り部39との中間には、図7に示されているように第2のクランプ41で持ち上げられるタオルTの有無を検出する第3タオルセンサ51が設けられている。この実施の形態では、第2タオルセンサ49は装置本体9の中部にほぼ水平方向に突出せしめたガイドバー53と装置本体9とに投光側と受光側の光電センサが取り付けられ、第3タオルセンサ51は装置本体9の上部から下方へ延伸した支持部材55と装置本体9とに投光側と受光側の光電センサが取り付けられている。
【0032】
図5及び図6を参照するに、第3ステーションS3の下方位置には、移送用クランプ31に把持されて垂れ下がったタオルTの長さを検出する第4タオルセンサ57が設けられている。この実施の形態では、第4タオルセンサ57は装置本体9の下部から図5及び図6において右方向へ突出したブラケット59と装置本体9とに投光側と受光側の複数の光電センサが取り付けられている。
【0033】
図9を併せて参照するに、上記の第3ステーションS3で端部出しが行われたタオルTの上端部を把持して移送用クランプ31より受け渡されて次工程へ搬送移動せしめる搬送手段としての例えば引込みクランプ61が図9において左右方向(前後方向)に移動自在に設けられている。この引込みクランプ61としては、次工程の生地部材広げ装置5の装置本体63の上部に前後方向(図9において左右方向)に延伸されたガイドレール65上に可動部67が前後方向に移動自在に設けられており、この可動部67から図9において下方へ延伸されたブラケット69の先端に上記の引込みクランプ61が設けられている。
【0034】
次に、上記の生地部材端部出し搬送装置3の作用について説明する。
【0035】
図11(A)を参照するに、第1セクションS1にて第1のクランプ11がパレットP上の山積みしたタオルTへ下降する。第1タオルセンサ21によりタオルTの山を検出することにより、第1のクランプ11の下降が停止する。第1のクランプ11が閉じて上部のタオルTの任意のポイントを把持して上昇端まで上昇する。
【0036】
図11(B)を参照するに、クランプ状態検出センサ23によりタオルTの有無が検出される。第1のクランプ11がタオルTのほぼ中央付近を把持していると、タオルTの下端がクランプ状態検出センサ23の位置まで届かないためにセンサ光が通過するのでNGとなる。この場合、第1のクランプ11を開いてタオルTを落下せしめ、上記の図11(A)の動作が再び繰り返される。
【0037】
図11(C)を参照するに、クランプ状態検出センサ23のセンサ光が遮られればタオルTの角部付近が把持されていると判断してタオルTの把持状態がOKとなり、次工程へ進む。
【0038】
図11(D)を参照するに、第1セクションS1の移送用クランプ31が閉じて第1のクランプ11のほぼ直下でタオルTが把持される。その後、第1のクランプ11がタオルTを開放する。
【0039】
図11(E)を参照するに、インデックス旋回部29が旋回し、タオルTを把持している移送用クランプ31が第1セクションS1からタオルTの端部出し位置としての第2セクションS2へ移送され、タオルTが図5に示される絞り用穴35へ入ることになる。
【0040】
図12(A)を参照するに、第2セクションS2の直下の第2タオルセンサ49によりタオル絞り部39のタオルTの有無が検出される。センサ光が遮られればOKとなり次工程へ進み、センサ光が通ればNGとなり次の移送されるタオルTを待つことになる。
【0041】
図12(B)を参照するに、第2セクションS2の第2のクランプ41が下降し、移送用クランプ31の上方へ突出しているタオルTの上端部が第2のクランプ41により把持される。タオル絞り部39の絞り用可動部37が前進し絞り用穴35の間隔が狭く調整される。移送用クランプ31がタオルTを開放する。
【0042】
図12(C)を参照するに、第2のクランプ41が上昇端まで上昇してタオルTを持ち上げることによりタオルTが上記の絞り用穴35で絞られることになる。このときのタオルTの有無が第3タオルセンサ51により検出される。センサ光が通ればNGとなり第2のクランプ41の上昇動作が停止する。つまり、第2のクランプ41がタオルTの上端部を把持しないで上昇したと判断され、さらに第2タオルセンサ49のセンサ光が遮られていれば第2のクランプ41の上昇動作が停止する。
【0043】
図12(D)を参照するに、第2セクションS2の移送用クランプ31が閉じてタオルTの下端部を把持する。
【0044】
図12(E)を参照するに、第2のクランプ41が二点鎖線の上昇端の位置から実線の位置の図において左下方側へ少しシフトされる。
【0045】
図12(F)を参照するに、タオル絞り部39の絞り用可動部37を後退せしめ、タオルTの上端部が第2のクランプ41から開放されるので、タオルTは図のようにタオル絞り部39から抜け出された状態で下方へ垂れ下がることになる。以上のように、タオルTの端部出しが行われる。
【0046】
図12(G)を参照するに、インデックス25が旋回し、タオルTを把持している移送用クランプ31が第2セクションS2から第3セクションS3へ、つまりタオルTを次工程へ受け渡すためのタオル受け渡し位置へ移送される。
【0047】
図13(A)を参照するに、第4タオルセンサ57により、第3セクションS3の移送用クランプ31により把持されて垂れ下がっているタオルTの有無が検出される。図のようにセンサ光が通ればタオルTの角部が出ていないと判断してNGとなり、そのままインデックス旋回部29が旋回されて移送用クランプ31が開いてタオルTが落下される。
【0048】
図13(B)を参照するに、第3セクションS3にて、第4タオルセンサ57のセンサ光が図のように遮断されればタオルTの角部が出ていると判断してOKとなり、次工程へ進むことになる。このとき、引込みクランプ61は、予め図9において右方向へ前進し、二点鎖線で示されているように第3セクションS3に接近した状態である。
【0049】
図13(C)を参照するに、引込みクランプ61が第3セクションS3にて閉じてタオルTの上端部を把持する。その後、移送用クランプ31がタオルTを開放する。
【0050】
以上のように第3セクションS3のタオルTは引込みクランプ61へ受け渡され、引込みクランプ61が図9において実線で示されているように左方向へ後退し、タオルTが次工程の生地部材広げ装置5の固定クランプ71の位置へ搬送される。
【0051】
次に、この実施の形態に係わる前記生地部材広げ装置5について説明する。
【0052】
図1及び図2、図9、図10を参照するに、上記の引込みクランプ61により図9において左方向の前方の所定位置へ搬送移動され、この引込みクランプ61に吊り下げられたタオルTの上端部、すなわちタオルTの一つの角部を把持自在である固定クランプ71が生地部材広げ装置5の装置本体63の図9において上側(図10において右側)に設けられている。なお、固定クランプ71の下部には図10に示されているようにタオルTの有無を検出する第5タオルセンサ73が設けられている。
【0053】
また、上記固定クランプ71の下方位置の第1位置と固定クランプ71から離反したほぼ同一高さ位置の第2位置との間を移動自在かつタオルTの対角位置を把持自在な可動クランプ75が装置本体63の図9において下側(図10において左側)に設けられている。可動クランプ75は、装置本体63の図9において右側で、図10において左上側から右下側に延伸されたガイドレール77上に可動部79が斜め方向に移動自在に設けられており、この可動部79には図10においてく字状に屈曲され右方へ延伸されたブラケット81の先端に上記の可動クランプ75が設けられている。なお、可動クランプ75の上部には図10に示されているようにタオルTの有無を検出する第6タオルセンサ83が設けられている。
【0054】
また、搬送部材としての例えば平板状の受け板85が、上記の固定クランプ71と第2位置の可動クランプ75に把持されたタオルTの下側に位置して、図9において実線と二点鎖線との間で前後方向(図9において左右方向)に移動自在に設けられている。したがって、上記の受け板85は上記のタオルTを水平状に載置して次工程の生地部材搬送装置7へ搬送可能となっている。
【0055】
なお、この実施の形態では上記の受け板85が前後方向に移動自在に設けられているが、上記の固定クランプ71と第2位置の可動クランプ75が同期して前後方向へ移動自在に設けられても構わない。
【0056】
また、装置本体63の上部には、生地部材広げ手段としての例えば広げクランプ87が上下動自在にかつ前後方向へ移動自在に設けられている。この広げクランプ87は上記の受け板85の上に三角形状に折り畳まれた状態のタオルTの角部付近を把持して前記タオルTを矩形状に広げるためのものである。
【0057】
広げクランプ87は、装置本体63の上部に図9において下側からブラケット89を介して上記の受け板85の上方で前後方向(図9において左右方向)に延伸されたガイドレール91上に可動部93が前後方向に移動自在に設けられている。この可動部93には図10において右方へ突設したブラケット95にシリンダ97が取り付けられ、このシリンダロッド99にブラケット101を介して上記の広げクランプ87が上下動可能に設けられている。なお、広げクランプ87には、タオルTを持ち上げたときにタオルTの有無を検出する第7タオルセンサ103が設けられている。
【0058】
また、装置本体63の上部には、上記の図9の二点鎖線に位置する受け板85に載置された三角形状のタオルTの角部に向けて上方からエアを吹き付ける第1エアブロー装置105(装置自体は図示せず、エア吹付け方向を矢印で示している)が設けられており、上記の受け板85が前方の原位置、つまり図9の実線位置に移動したときに受け板85上の三角形状のタオルTの有無を検出する第8タオルセンサ107が設けられている。
【0059】
図1及び図9を参照するに、上記の受け板85の前方には、詳しくは後述する生地部材搬送装置7の一部を構成する第1の搬送手段としての例えば第1コンベア109が前後方向に延伸されており、装置本体63の上部には、第1コンベア109により搬送されるタオルTの前方側の折り畳まれた部分を広げるためにエアブローするタイミングを検出するために、タオルTの有無を検出する第9タオルセンサ111が設けられており、この第9タオルセンサ111で検出された信号により図9において矢印方向へエアを吹き付ける第2エアブロー装置113(装置自体は図示せず、エア吹付け方向を矢印で示している)が設けられている。
【0060】
次に、上記の生地部材広げ装置5の作用について説明する。
【0061】
図13(D)を参照するに、タオルTが引込みクランプ61により第3セクションS3から生地部材広げ装置5の固定クランプ71の位置へ搬送された状態である。固定クランプ71の下部の第5タオルセンサ73によりタオルTの有無が検出される。タオルTがないときは引込みクランプ61が第3セクションS3へ前進し、図13(C)〜(D)までの上記の工程が繰り返される。
【0062】
なお、このとき、可動クランプ75は図10において二点鎖線で示されるように下方位置に位置しており、可動クランプ75の上部の第6タオルセンサ83によりタオルTの下端部の有無が検出される。
【0063】
図13(E)を参照するに、固定クランプ71が閉じてタオルTの第1角部としての上端部が把持される。その後、引込みクランプ61がタオルTの把持を開放する。一方、可動クランプ75が閉じてタオルTの対角位置の第3角部としての下端部が把持される。
【0064】
図13(F)及び(G)を参照するに、可動クランプ75は図13(G)(並びに図10)において二点鎖線で示される下方の第1位置から実線で示される上方の第2位置へ、つまり固定クランプ71とほぼ同一高さに移動して前記タオルTの第1,第3の角部がほぼ水平に保持される。このとき、可動クランプ75の上部の第6タオルセンサ83によりタオルTの下端部の有無が検出される。タオルTがないときは可動クランプ75が開き、下方の第1位置へ前進し、図13(E)〜(G)の上記のタオルTの第3角部のつかみ直しと上方の第2位置への移動動作が繰り返される。
【0065】
なお、タオルTの第1,第3の角部がほぼ水平に保持された状態は、図13(F)、(G)に示されているようにほぼ逆三角形状にタオルTの第2,第4の角部が下方へ垂れ下がった状態となる。
【0066】
図13(H)を参照するに、受け板85が図の二点鎖線の位置から右方の実線の位置へ前進(図9の実線の位置から右方の二点鎖線の位置へ前進)し、タオルTの垂れている部分が受け板85上に展開されるようにして載せられる。
【0067】
図14(A)及び(B)を参照するに、固定クランプ71及び可動クランプ75がそれぞれタオルTを開放し、タオルTが受け板85上に三角形状に折り畳まれた状態で載置される。このとき、第1エアブロー装置105により上記の三角形状のタオルTの上方から図14(A)の矢印で示されているようにタオルTの各角部に向けてエアが吹き付けられてタオルTのシワ伸ばしが行われる。
【0068】
図14(C)及び(D)を参照するに、受け板85が図14(D)の二点鎖線の位置から左方の実線の位置へ後退(図9の二点鎖線の位置から左方の実線の位置へ後退)し、第8タオルセンサ107によりタオルTの有無が検出され、タオルTがほぼ三角形状に展開されていることが確認される。
【0069】
図14(E)〜(G)を参照するに、広げクランプ87は、図14(E)に示されているように予め原位置の受け板85の上方位置へ前進(図9において右方向へ前進)されており、広げクランプ87が開く。この広げクランプ87は図14(F)に示されているように下降してタオルTを把持する。次いで、広げクランプ87が図14(G)に示されているように上昇してタオルTを持ち上げ、タオルTが持ち上げられたか否かのタオルTの有無が第7タオルセンサ103により検出される。
【0070】
タオルTがないときは上記の図14(E)〜(G)のタオルTのつかみ直しが繰り返される。
【0071】
図14(H)及び(I)を参照するに、広げクランプ87がタオルTを把持している状態で図14(I)において二点鎖線の位置から左方の実線の位置の第1コンベア109の上方まで移動される。広げクランプ87がタオルTの把持を開放し、タオルTは図14(H)に示されているように第1コンベア109の上に図において左端側の第2角部付近の少しの部分が折り畳まれた状態に展開される。
【0072】
図14(J)を参照するに、第1コンベア109の上のタオルTは前方へ搬送され、第9タオルセンサ111によりタオルTが検出されたときのタイミングで、第2エアブロー装置113によりタオルTの前方側の折り畳まれた部分に図9において矢印に示される方向へエアが吹き付けられてタオルTが矩形状に広げられ、次工程の生地部材搬送装置7へ供給搬送される。
【0073】
次に、この実施の形態に係わる前記生地部材搬送装置7について説明する。
【0074】
図1及び図2を参照するに、上記の生地部材広げ装置5の受け板85の前方(図1において左方)には、矩形状に広げられたタオルTを前方へ搬送移動するための第1の搬送手段としての例えば第1コンベア109が前後方向に延伸されており、この第1コンベア109の前方には、間隙Gを有する段差部を介して下方に位置する第2の搬送手段としての例えば第2コンベア115が前後方向に延伸されている。
【0075】
また、上記の第1,第2コンベア109,115の接続部分には、前記タオルTの品質状態を検出する生地部材状態検出手段としての例えば画像処理装置117が設けられている。この画像処理装置117は第1,第2コンベア109,115の間隙Gを通過するように投光するもので、タオルTが前記間隙Gを通過する際にタオルTの汚れやシミや破損などの有無を検出してタオルTの品質状態を検出するものである。
【0076】
なお、上記の間隙GにはタオルTの有無を検出してタオルTの通過を確認するための第10タオルセンサ119としての投光側、受光側の光電センサが第2コンベア115の両側に設けられている。この第10タオルセンサ119によりタオルTの通過を確認したときに上記の画像処理装置117が作動するように構成されている。さらに、上記の間隙GにタオルTが垂れ下がるのを防止するために間隙Gの下方から上方へエアを吹き出すための第3エアブロー装置121が設けられている。
【0077】
また、第2コンベア115の上方には、上記の画像処理装置117によりタオルTの品質不良状態が検出されたときに当該タオルTを第2コンベア115上から排除するための生地部材排除装置としての例えば第4エアブロー装置123が設けられている。なお、この第4エアブロー装置123の下方位置に当該タオルTが通過したことを検出するためにタオルTの有無を検出する第11タオルセンサ125としての投光側、受光側の光電センサが第2コンベア115の両側に設けられている。
【0078】
次に、上記の生地部材搬送装置7の作用について説明する。
【0079】
図15(A)及び(B)を参照するに、第10タオルセンサ119によりタオルTが第1コンベア109から第2コンベア115へ通過することが確認されると同時に第3エアブロー装置121からエアが吹かれて段差部の間隙GにタオルTが垂れ下がるのが防止され、第2コンベア115へスムーズに搬送される。さらに、上記のタオルTの通過が確認されると同時に図1に示される画像処理装置117が作動してタオルTの汚れやシミや破損などの有無があるか否かを検出してタオルTの品質状態が検出される。
図15(C)及び(D)を参照するに、上記の画像処理装置117により、タオルTの汚れやシミや破損などが確認された場合は、当該タオルTが第11タオルセンサ125により搬送が検出されたときに第4エアブロー装置123によりエアが吹き付けられ、当該タオルTが第2コンベア115より排除される。一方、良品のタオルTは矩形状に広げられた状態でそのまま第2コンベア115により次工程の例えば包装機へ搬送される。
【0080】
以上のように、洗濯されたタオルTの山の中から自動的に取り出されて矩形状に広げられた状態で搬送されると共にタオルTの品質状態が確認され、良品のタオルTだけが次工程の折り畳み装置などの包装機へ自動的に搬送されるので、手作業がなくなり効率よくタオルTの包装が行われる。
【0081】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0082】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、固定クランプと可動クランプにより矩形状の生地部材の第1角部と対角位置の第3角部を把持するので生地部材を三角形状に折り畳まれた状態にできる。この三角形状の生地部材を搬送部材に載置することにより、生地部材の第2角部又は第4角部を容易に広げることができるのでタオルを簡単に矩形状に広げることができる。
【0083】
請求項2の発明によれば、請求項1記載の効果と同様であり、固定クランプと可動クランプにより矩形状の生地部材の第1角部と対角位置の第3角部を把持するので生地部材を三角形状に折り畳まれた状態にできる。この三角形状の生地部材を搬送部材に載置することにより、生地部材の第2角部又は第4角部を容易に広げることができるのでタオルを簡単に矩形状に広げることができる。
【0084】
請求項3の発明によれば、洗濯後の山積みされた生地部材の中から生地部材を一つずつ第1のクランプにより把持するときに、第1のクランプが生地部材の角部を把持しているか否かを検出できるので、この良好な把持状態の生地部材を持ち上げることにより確実に端部出しを行うことができ、この状態で次工程へ搬送できる。
【0085】
請求項4の発明によれば、請求項3記載の効果と同様であり、洗濯後の山積みされた生地部材の中から生地部材を一つずつ第1のクランプにより把持するときに、第1のクランプが生地部材の角部を把持しているか否かを検出できるので、この良好な把持状態の生地部材を持ち上げることにより確実に端部出しを行うことができ、この状態で次工程へ搬送できる。
【0086】
請求項5の発明によれば、第1,第2の搬送手段の接続部分に生地部材状態検出手段を設けたので、この生地部材状態検出手段により上記の接続部分の例えば間隙を通過する生地部材の品質状態を容易に確認できる。
【0087】
請求項6の発明によれば、生地部材状態検出手段により生地部材の品質が不良状態であることを確認したとき、生地部材排除装置により当該生地部材を第2の搬送手段から確実に排除できるので、良品の生地部材だけを次工程へ搬送することができる。
【0088】
請求項7の発明によれば、生地部材端部出し搬送装置により、洗濯後の山積みされた生地部材の中から生地部材を一つずつ第1のクランプにより把持するときに、第1のクランプが生地部材の角部を把持しているか否かを検出できるので、この良好な把持状態の生地部材を持ち上げることにより確実に端部出しを行うことができ、この状態で次工程へ搬送できる。
【0089】
上記の端部出しされた生地部材を、生地部材広げ装置により、固定クランプと可動クランプにより矩形状の生地部材の第1角部と対角位置の第3角部を把持するので生地部材を三角形状に折り畳まれた状態にできる。この三角形状の生地部材を搬送部材に載置することにより、生地部材の第2角部又は第4角部を容易に広げることができるのでタオルを簡単に矩形状に広げることができる。
【0090】
生地部材搬送装置により、上記の矩形状に広げられた生地部材が第1,第2の搬送手段の接続部分の例えば間隙を通過するとき、生地部材状態検出手段により品質状態を容易に確認できる。このとき生地部材の品質が不良状態であることを確認したとき、生地部材排除装置により当該生地部材を第2の搬送手段から確実に排除できるので、良品の生地部材だけを次工程へ搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係わる生地部材処理装置の正面図である。
【図2】この発明の実施の形態に係わる生地部材処理装置の平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】インデックスの平面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係わる生地部材端部出し搬送装置の部分的な拡大平面図である。
【図6】図5の矢視VI−VI線の正面図である。
【図7】図5の矢視VII−VII線の正面図である。
【図8】この発明の実施の形態に係わる第1のクランプの部分的な拡大正面図である。
【図9】この発明の実施の形態に係わる生地部材広げ装置の平面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】(A)〜(E)は、生地部材処理装置における動作説明図である。
【図12】(A)〜(G)は、図11(E)に続く、生地部材処理装置における動作説明図である。
【図13】(A)〜(H)は、図12(G)に続く、生地部材処理装置における動作説明図である。
【図14】(A)〜(I)は、図13(H)に続く、生地部材処理装置における動作説明図である。
【図15】(A)〜(D)は、図14(I)に続く、生地部材処理装置における動作説明図である。
【符号の説明】
1 生地部材処理装置
3 生地部材端部出し搬送装置
5 生地部材広げ装置
7 生地部材搬送装置
9 装置本体(生地部材端部出し搬送装置の)
11 第1のクランプ
23 クランプ状態検出センサ
25 インデックス(移送手段)
31 移送用クランプ
33 端部出し装置(端出し手段)
39 タオル絞り部
41 第2のクランプ
61 引込みクランプ(搬送手段)
63 装置本体(生地部材広げ装置の)
71 固定クランプ
75 可動クランプ
85 受け板(搬送部材)
87 広げクランプ(生地部材広げ手段)
109 第1コンベア(第1の搬送手段)
115 第2コンベア(第2の搬送手段)
117 画像処理装置(生地部材状態検出手段)
123 第4エアブロー装置(生地部材排除装置)

Claims (7)

  1. 固定クランプでもって矩形状の柔軟な生地部材の第1角部を把持し、上記固定クランプの下方の位置及びほぼ同一高さ位置へ移動自在の可動クランプを前記下方位置へ移動して前記生地部材の対角位置の第3角部を把持し、前記可動クランプを固定クランプとほぼ同一高さに移動して前記生地部材の第1,第3の角部をほぼ水平に保持した後に、前記固定、可動クランプに対して相対的に移動自在かつ生地部材を次工程へ搬送するための搬送部材上に前記生地部材を載置し、前記搬送部材上の三角形状の生地部材を矩形状に広げて次工程へ供給搬送することを特徴とする生地部材広げ方法。
  2. 矩形状の柔軟な生地部材の一つの角部を把持自在の固定クランプと、この固定クランプの下方位置の第1位置と固定クランプから離反したほぼ同一高さ位置の第2位置との間を移動自在かつ前記生地部材の対角位置を把持自在の可動クランプと、上記固定、可動クランプに把持された生地部材の下側へ相対的に移動自在かつ上記生地部材を水平状に載置して次工程へ搬送可能な搬送部材と、この搬送部材上の三角形状に折り畳まれた状態の生地部材の角部付近を把持して生地部材を矩形状に広げるための生地部材広げ手段と、を備えたことを特徴とする生地部材広げ装置。
  3. 洗濯後の山積みされた矩形状の柔軟な生地部材の上部の生地部材を第1のクランプで持ち上げ、この第1のクランプに把持された生地部材の把持状態を検出し、前記第1のクランプによって持ち上げられた良好な把持状態の生地部材を端部出し位置へ移送し、端部出し位置へ搬送された生地部材を持ち上げて生地部材の端部を出し、この端部出しを行った生地部材を次工程へ搬送することを特徴とする生地部材端部出し搬送方法。
  4. 洗濯後の山積みされた矩形状の柔軟な生地部材の上部の生地部材を持ち上げる第1のクランプと、この第1のクランプに把持された生地部材の把持状態を検出するためのクランプ状態検出センサと、前記第1のクランプによって持ち上げられた生地部材を端部出し位置へ移送する移送手段と、端部出し位置へ搬送された生地部材を持ち上げて生地部材の下端部を出すための端部出し手段と、前記端部出しを行った生地部材を次工程へ搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とする生地部材端部出し搬送装置。
  5. 広げた矩形状の柔軟な生地部材を搬送する第1の搬送手段と第2の搬送手段を備え、前記第1,第2の搬送手段の接続部分に前記生地部材の品質状態を検出する生地部材状態検出手段と、を備えたことを特徴とする生地部材搬送装置。
  6. 前記第2の搬送手段上に、生地部材の品質不良状態を検出したときに当該生地部材を第2の搬送手段上から排除するための生地部材排除装置を設けたことを特徴とする請求項5記載の生地部材搬送装置。
  7. 洗濯後の山積みされた矩形状の柔軟な生地部材の上部の生地部材を持ち上げる第1のクランプと、この第1のクランプに把持された生地部材の把持状態を検出するためのクランプ状態検出センサと、前記第1のクランプによって持ち上げられた生地部材を端部出し位置へ移送する移送手段と、端部出し位置へ搬送された生地部材を持ち上げて生地部材の下端部を出すための端部出し手段と、前記端部出しを行った生地部材を次工程へ搬送する搬送手段と、を備えた生地部材端部出し搬送装置を設け、
    生地部材の一つの角部を把持自在の固定クランプと、この固定クランプの下方位置の第1位置と固定クランプから離反したほぼ同一高さ位置の第2位置との間を移動自在かつ前記生地部材の対角位置を把持自在の可動クランプと、上記固定、可動クランプに把持された生地部材の下側へ相対的に移動自在かつ上記生地部材を水平状に載置して次工程へ搬送可能な搬送部材と、この搬送部材上の三角形状に折り畳まれた状態の生地部材の角部付近を把持して生地部材を矩形状に広げるための生地部材広げ手段と、を備えた生地部材広げ装置を設け、
    広げた生地部材を搬送する第1の搬送手段と第2の搬送手段を備え、前記第1,第2の搬送手段の接続部分に前記生地部材の品質状態を検出する生地部材状態検出手段と、を備えた生地部材搬送装置を設けてなることを特徴とする生地部材処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7827709B2 (en) 2007-06-04 2010-11-09 Mccabe Stanley G Linen spreader apparatus and method
US7836617B2 (en) 2007-06-04 2010-11-23 Mccabe Stanley G Linen spreader apparatus and method
JP2015080566A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 前嶋 洋左右 投入機における布類展開装置
JP2017217123A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 株式会社プレックス 布類展開装置
WO2020262397A1 (ja) * 2019-06-26 2020-12-30 株式会社アサヒ製作所 ピックアップ装置及びピックアップ方法

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