JP2004064657A - 移動通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカードを用いて発着信動作を行う移動通信端末において、紛失した場合などに他人による不正使用を防止可能とする。
【解決手段】本来の所有者が持つUSIMカード51(ICカード)を識別するための特定の情報を端末内のメモリ部26に登録しておく。USIMカード51が装着された際に、主制御部21はそのUSIMカード51から特定の情報を読み出し、これを上記メモリ部26に登録済みの特定の情報とを比較する。両者の情報が一致すれば、主制御部21は本来の所有者のものであると判断して通常の端末動作を行う。一方、両者の情報が一致しない場合には、主制御部21は本来の所有者以外のものであると判断し、発着信動作を含む端末動作を禁止する。これにより、本端末を紛失するなどして他人に渡ってしまった場合に、他人が別のUSIMカードを用いて本端末を不正に使用することを防ぐことができる。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動無線通信システムにおいて使用される携帯電話端末などの移動通信端末に係り、特にSIM(Subscriber Identity Module:加入者識別モジュール)カードなど、電話番号が登録されたICカードを装着することで発着信動作を行う移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
PHS(Personal Handy Phone)やPDC(Personal Digital Cellular)などの携帯電話端末は、ユーザが携帯しながら、どこでも自由に利用できるといった利便性を有する反面、紛失や盗難される機会も多く、所有者以外の者に悪用されてしまう危険性が非常に高い。通常、この種の端末には、その端末に対する操作をロックする機能が備えられており、このロック機能によって操作ロックされた状態ではパスワードの入力なしには発着信を含む端末操作を行うことができないようになっている。しかし、ユーザが常に操作ロックしているとは限らず、操作ロックしていない状態で紛失あるいは盗難により第三者に渡ってしまうことがある。
【0003】
また、端末を紛失した場合に、その旨をキャリアに通知することで、当該端末による無線通信の利用を禁止する方法がある。しかし、この方法では、他人がユーザの所有する端末を用いて発着信することは防ぐことができても、それ以外の端末の操作を禁止することができないため、例えばアドレス帳情報やメール情報などのユーザの個人的な情報が他人に盗み見られてしまう問題がある。
【0004】
従来、このような問題を解決するために、端末を紛失した場合において、その端末に対してユーザが外部(別の端末装置)から操作ロック用の制御信号を送ることで、当該端末の操作を遠隔的にロックしたり、さらに、当該端末に記憶されている情報を消去するといった方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような端末操作を遠隔的にロックする方法は、電話番号が端末本体に設定されている一般の携帯電話機には有効であるが、以下のような「SIMカード」と呼ばれるICカードを用いる特殊な携帯電話機には適用することができない。
【0006】
SIMカードとは、電話の契約情報を端末から分離した認証チップであり、加入者の電話番号に関する情報などが書き込まれる。このSIMカードを端末に装着すると発着信可能な状態となり、相手と通話を行うことができる。欧州方式(GSM:Global system for mobile communication)の携帯電話機で既に運用されており、日本では次世代移動通信システム「IMT−2000」規格の端末で採用される予定である。なお、次世代移動通信システム規格の端末に用いられるSIMカードのことを「USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード」と呼んでいる。
【0007】
このようなICカード(SIMカード/USIMカード)を用いる携帯電話機では、端末本体に電話番号が登録されているのではなく、ICカードの方に電話番号が登録されているので、その端末を紛失するなどして他人に渡ってしまうと、ICカードさえを入れ替えてしまえば、以後、あたかも自分の端末のように使用することができてしまう。この場合、ICカードの入れ替えにより電話番号が変更されるので、本来の所有者であるユーザが上述した操作ロック用の制御信号を送っても当該端末を操作ロックすることはできず、端末内の情報なども見られてしまうことになる。
【0008】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、ICカードを用いて発着信動作を行う移動通信端末において、紛失した場合などに他人による不正使用を防ぐことのできる移動通信端末を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動通信端末は、ICカードの装着により、上記ICカードに登録された電話番号に基づいて発着信動作を行う移動通信端末において、上記ICカードが装着された際に、上記ICカードから当該ICカードを識別するための特定の情報を読み出すカード情報読出し手段と、このカード情報読出し手段によって上記ICカードから読み出された上記特定の情報に基づいて当該ICカードの正当性を判断し、その判断結果に応じて発着信動作を含む端末動作を制御する動作制御手段とを具備して構成される。
【0010】
このような構成によれば、ICカードが装着された際に、そのICカードから読み出される特定の情報に基づいて当該ICカードの正当性が判断される。その結果、当該ICカードの正当性が認められた場合には(つまり、本来の所有者のものであると判断された場合には)、例えば発着信動作を含む端末動作が許可されて通常通り使用することができる。一方、当該ICカードの正当性が認めらなかった場合には(つまり、本来の所有者以外のものであると判断された場合には)、発着信動作を含む端末動作が禁止されることになる。したがって、本端末を紛失するなどして他人に渡ってしまった場合に、他人が別のICカードを用いて本端末を不正に使用することを防ぐことができる。
【0011】
また、本発明の移動通信端末は、ICカードの装着により、上記ICカードに登録された電話番号に基づいて発着信動作を行う移動通信端末において、所有者が持つICカードを識別するための特定の情報をメモリに登録するカード情報登録手段と、上記ICカードが装着された際に、上記ICカードから当該ICカードを識別するための特定の情報を読み出すカード情報読出し手段と、このカード情報読出し手段によって上記ICカードから読み出された上記特定の情報と上記メモリに登録された特定の情報とを比較して当該ICカードの正当性を判断し、その判断結果に応じて発着信動作を含む端末動作を制御する動作制御手段とを具備して構成される。
【0012】
このような構成によれば、予め本来の所有者が持つICカードを識別するための特定の情報を端末内のメモリに登録しておくことで、ICカードが装着された際に、そのICカードから読み出される特定の情報と上記メモリに登録済みの特定の情報とが比較されて当該ICカードの正当性が判断される。その結果、両者の情報が一致して当該ICカードの正当性が認められた場合には(つまり、本来の所有者のものであると判断された場合には)、例えば発着信動作を含む端末動作が許可されて通常通り使用することができる。一方、当該ICカードの正当性が認めらなかった場合には(つまり、本来の所有者以外のものであると判断された場合には)、発着信動作を含む端末動作が禁止されることになる。したがって、本端末を紛失するなどして他人に渡ってしまった場合に、他人が別のICカードを用いて本端末を不正に使用することを防ぐことができる。
【0013】
また、上記移動通信端末において、上記カード情報登録手段によって特定の情報を上記メモリに一度登録した後、それ以後の登録動作を禁止する登録制御手段をさらに具備することで、メモリ内の特定の情報の書き換えを防止することができる。
【0014】
また、上記移動通信端末において、上記カード情報登録手段によって特定の情報を上記メモリに登録した回数をカウントし、そのカウント値が所定の回数を越えた場合にそれ以後の登録動作を禁止する登録制御手段をさらに具備することで、所定回数の範囲内でメモリ内の特定の情報の書き換えを行うことができるようになる。
【0015】
また、上記移動通信端末において、上記カード情報登録手段によって上記メモリに登録する特定の情報を1つとする登録制御手段をさらに具備することで、特定の情報の追加登録を防止することができる。
【0016】
また、上記移動通信端末において、上記カード情報登録手段によって上記メモリに登録する特定の情報を所定数まで可能とする登録制御手段をさらに具備することで、例えばICカードに複数の電話番号が登録されているような場合に、これらの電話番号に対応した特定の情報をメモリにまとめて登録することができる。
【0017】
また、上記移動通信端末において、予め指定された送信先を示す情報を記憶する送信先記憶手段と、上記動作制御手段によって当該ICカードの正当性が認められなかった場合に、上記送信先記憶手段に記憶された送信先情報に基づいて所定の通知処理を行う通知手段とを備えることで、他人が別のICカードを装着して本端末を不正に使用しようとした場合に、その旨を所定の送信先に通知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0019】
本発明の移動通信端末は、電話番号が登録された特定のICカードを装着することで発着信動作を行うものである。上記ICカードとは、GSM規格のSIMカードまたは「IMT−2000」規格のUSIMカードである。SIMカードとUSIMカードは基本的には同じ加入者識別モジュールとして用いられるカードであるが、USIMカードでは1枚のカードに複数の電話番号に対応する情報を登録可能であるのに対し、SIMカードでは1枚のカードに1つの電話番号に対応する情報しか登録できないことなどが異なる。本実施形態では、このうちのUSIMカードの方を用いるものとする。
【0020】
ここで、本発明の実施形態を説明するに先立ち、図6および図7を参照してUSIMカードの構成について簡単に説明しておく。
【0021】
図6にUSIMカードのファイル構成を示す。USIMカードでは、MF(Master File)、DF(Dedicated File)、ADF(Application Dedicated File)、EF(Elementary File)といった各種ファイルが階層的に設けられており、種々の情報はEFに含まれている。このEFには、EF_IMSI(International Mobile Subscriber Identity)及びEF_ICCID(ICC IDentification)と呼ばれるカード毎に固有の情報が予め設定されている。EF_IMSIは加入者に与えられた電話番号に対応する情報(実際には図7に示すように電話番号に対応したユニークな番号)を示しており、EF_ICCIDはカードの識別番号を示している。図6の例では、2つの電話番号に対応する情報(=EF_IMSI)が登録されたUSIMカードのファイル構成を示しており、図中の「ADF1」と「ADF2」の2つのADFの配下に異なる2つのEF_IMSIが存在することを示している。
【0022】
図7にUSIMカードのEF_IMSIのフォーマットを示す。EF_IMSIは、USIMカードの契約キャリア番号(MNC)と、そのキャリアが属する国番号(MCC)と、シリアル番号(MSIN)とからなるユニークな番号からなり、これらの番号全体で、ネットワーク側で、対応する電話番号が特定される。また、EF_ICCIDは、全10バイトでUSIMカードの識別番号を示す。
【0023】
以下に、このようなUSIMカードを用いて発着信動作を行う移動通信端末について説明する。
【0024】
図1は本発明の一実施形態に係る移動通信端末として携帯電話端末を例にした場合での外観構成を示す平面図、図2はその側面図である。この携帯電話端末は、例えばW−CDMA方式を採用した移動通信システムにおいて使用される携帯用の電話機であって、音声通信機能の他に、テレビジョン電話通信等のマルチメディア通信機能、メール送受信機能、Web閲覧機能、電話帳機能、電子手帳機能を有する。
【0025】
図1に示すように、この携帯電話端末の筐体前面パネルには、送話器としてのマイクロホン31、受話器としてのスピーカ32、液晶表示器(LCD)34、キー入力部35が配設されている。上記キー入力部35は、ダイヤルキー351と、機能キー群352とから構成される。機能キー群352には、発着信用の機能キーやクリアキー、カーソールキー、カメラ33の撮影キー等が含まれる。
【0026】
また、筐体上部には、伸縮可能なアンテナ11及びカメラ33が取着されている。このカメラ33は、CMOS又はCCD等の固体撮像素子を採用したもので、静止画像又は動画像を撮像可能である。筐体背面部には、電源部用の装着部が設けられており、図2に示すように、この装着部にはバッテリパックを構成する電源部4が着脱自在に装着される。さらに、筐体側面部には、カードスロット5が設けられており、このカードスロット5に加入者の電話番号が登録された特定のICカードであるUSIMカード51が着脱自在に装着される構成になっている。
【0027】
また、携帯電話端末の回路は次のように構成される。
【0028】
図3はその構成を示す回路ブロック図である。この携帯電話端末は、無線部1と、ベースバンド部2と、入出力部3と、電源部4とから構成される。
【0029】
同図において、図示しない基地局から無線チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。そして、上記無線信号を低雑音増幅器で低雑音増幅したのち、周波数変換器において周波数シンセサイザ(SYN)14から発生された受信局部発振信号とミキシングして受信中間周波信号又は受信ベースバンド信号に周波数変換し、その出力信号を復調器でディジタル復調する。復調方式としては、例えばQPSK方式に対応した直交復調方式と、拡散符号を使用したスペクトラム逆拡散方式が用いられる。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される受信局部発振信号周波数は、ベースバンド部2に設けられた主制御部21から指示される。
【0030】
上記復調器から出力された復調パケットはベースバンド部2に入力される。ベースバンド部2は、主制御部21と、多重分離部22と、音声符号復号部(以後音声信号処理モジュールと呼称する)23と、マルチメディア処理部24と、LCD制御部25と、メモリ部26と、カードインタフェース(カードI/F)部27を備えている。
【0031】
上記復調パケットは、主制御部21から多重分離部22に供給される。多重分離部22は、例えばITUT H.223により規定されるMUX−PDUと呼ばれるパケットの多重分離処理を行う。すなわち、受信時には、復調パケットに含まれる音声データと画像データと制御データとを、ヘッダの内容に従い分離する。このうち音声データは音声信号処理モジュール23に供給され、例えばAMR(Adaptive Multi Rate)等の音声符号復号方式により復号される。そして、この復号処理により伸張されたディジタル音声信号は、図示しないディジタル/アナログ変換器(以後D/A変換器と称する)によりアナログ音声信号に変換されたのち、入出力部3のスピーカ32から拡声出力される。
【0032】
これに対し画像データは、マルチメディア処理部24に供給されてここで画像復号処理される。画像符号化復号方式には例えばMPEG4(Moving Picture Experts Group 4)が用いられる。そして、この復号処理により伸張された画像信号は、LCD制御部25を介して入出力部3のLCD34に供給され表示される。
【0033】
なお、LCD34には、主制御部21から出力される静止画像データ、電話帳データや送受信履歴データ、自端末の動作状態を表す種々情報等も表示される。自端末の動作状態を表す情報には、例えば受信品質を表す情報やバッテリの残量を表す情報等が含まれる。
【0034】
一方、入出力部3のマイクロホン31から出力されたユーザの送話音声信号は、ベースバンド部2の音声信号処理モジュール23に入力され、ここでAMR方式により音声符号化されたのち多重分離部22に入力される。また、カメラ(CAM)33から出力された画像信号は、ベースバンド部2のマルチメディア処理部24に入力され、ここでMPEG4に従い画像符号化処理が施されて上記多重分離部22に入力される。多重分離部22は、上記符号化された音声データ及び画像データと、図示しないデータ通信部により生成された制御データとを、ITUT H.223に従い多重化して送信パケット(MUX−PDU)を作成する。この多重分離部22で作成された送信パケットは、主制御部21から無線部1の送信回路(TX)15に入力される。
【0035】
送信回路15は、変調器、周波数変換器及び送信電力増幅器を備える。上記送信データは、変調器でディジタル変調されたのち、周波数変換器により周波数シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号とミキシングされて無線周波信号に周波数変換される。変調方式としては、QPSK方式及び拡散符号使用するスペクトラム拡散方式が用いられる。そして、この生成された送信無線周波信号は、送信電力増幅器で所定の送信レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から図示しない基地局に向けて送信される。
【0036】
なお、電源部4には、リチウムイオン電池等のバッテリ41と、このバッテリ41を商用電源出力(AC100V)をもとに充電するための充電回路42と、電圧生成回路(PS)43とが設けられている。電圧生成回路43は、例えばDC/DCコンバータからなり、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧Vccを生成する。
【0037】
また、入出力部3には、操作時及び通信時にLCD34及びキー入力部35を照明するための照明器36が設けられている。この照明器36は、例えばバックライト又はイルミネーションと呼ばれる。
【0038】
ここで、主制御部21には、上述したUSIMカード51がカードスロット5に挿入された際に、このUSIMカード51と主制御部21とを電気的に接続するためのカードインタフェース部(カードI/F部)27が接続されている。USIMカード51には、電話番号に対応する情報が登録されるが、その他に例えば個人の電話帳データなどを登録しておくことも可能である。
【0039】
上記主制御部21は、マイクロプロセッサ、ROM及びRAM等からなる内部メモリを備えたもので、無線チャネルの接続制御や通信リンク確立後の通信制御等、通常の制御機能に加えて、この発明に係わる制御機能として、カード登録機能21a、カード情報読出し機能21b、動作制御機能21c、登録制御機能21dを備える。
【0040】
カード登録機能21aは、カード登録モードの設定に従って、本来の所有者が持つUSIMカード51を識別するための特定の情報を端末内部に登録するための処理を行う。上記特定の情報とは、USIMカード51に固有のユニークな情報であって、具体的にはカード識別番号を示す「EF_ICCID」あるいは電話番号を示す「EF_IMSI」である。このカード情報登録機能21aによって登録された特定の情報(以下、ユニーク情報と称す)は、メモリ部26のカード情報記憶領域26aに記憶される。カード情報読出し機能21bは、USIMカード51が携帯電話端末に装着された際に、この装着されたUSIMカード51が本来の所有者のものか否かを識別するために当該USIMカード51からユニーク情報の読出し処理を行う。動作制御機能21cは、カード情報読出し機能21bによってUSIMカード51から読み出されたユニーク情報と上記メモリ部26に登録されたユニーク情報とを比較することにより当該USIMカード51の正当性を判断し(本来の所有者のものか否かを判断し)、その判断結果に応じて発着信動作を含む端末動作を制御する。
【0041】
また、登録制御機能21dは、上記カード情報登録機能21aによるユニーク情報の登録動作を制御するものであり、例えばUSIMカード51のユニーク情報を一度登録した後は、それ以後の登録動作を禁止するなどの制御を行う。
【0042】
メモリ部26には、これらの機能21a〜21dを備えた主制御部21の処理に必要な各種の情報が記憶されるものであり、ここではカード登録モード時にUSIMカード51から読み取ったユニーク情報を記憶しておくためのカード情報記憶領域26aの他、登録回数(ユニーク情報の書き換え回数)を記憶しておくための登録回数記憶領域26b、本端末に別のUSIMカードが装着された場合に、その旨を通知する送信先の情報(自宅の電話番号やキャリアの管理センタのURLアドレス等)を記憶しておくための送信先記憶領域26cなどが設けられている。
【0043】
以下に、このような構成の携帯電話端末の動作について、(a)カード登録モード時の動作、(b)通常使用時の動作に分けて説明する。
【0044】
(a)カード登録モード時の動作
図4は本実施形態における携帯電話端末のカード登録モード時の処理動作を示すフローチャートである。
【0045】
まず、この携帯電話端末を紛失した場合などにおいて、他人による不正使用を防止するために、本来の所有者であるユーザの契約情報(電話番号を含む)が登録されたUSIMカード51を識別するためのユニークな情報を本端末内部に登録しておく必要がある。上記ユニーク情報とは、上述したようにカード識別番号を示す「EF_ICCID」あるいは電話番号を示す「EF_IMSI」である。なお、このユニーク情報の登録は、販売店側で契約時に行っても良いし、ユーザが任意に行うことでもよい。
【0046】
図4のフローチャートに示すように、USIMカード51を本端末に装着した後(ステップA11)、例えば図1に示すような機能キー群352の中の特定のキーを押下操作するか、あるいは、図示せぬメニュー画面上で「カード登録」の項目を選択するなどしてカード登録モードを設定すると(ステップA12)、以下のような登録処理がこの携帯電話器に設けられた主制御部21によって実行される。
【0047】
すなわち、カード登録モードが設定されると、主制御部21は、まず、ユニーク情報の登録回数(書き換え回数)Kをカウントし、そのカウント値をメモリ部26の登録回数記憶領域26bに格納する(ステップA14)。この場合、Kの初期値は“0”であり、初めて登録を行うのであれば、K=1として登録回数記憶領域26bに格納されることになる。
【0048】
ここで、主制御部21は、現在の登録回数Kが予め登録規制条件として設定された回数Tを越えるか否かをチェックする(ステップA14)。その結果、現在の登録回数Kが回数T以内であれば、つまり、K≦Tであれば(ステップA14のNo)、主制御部21はそのときの登録動作を許可して、この携帯電話端末に装着されているUSIMカード51から当該カード51を識別するためのユニーク情報(EF_ICCIDの値またはEF_IMSIの値)を読み出す(ステップA16)。そして、主制御部21はUSIMカード51から読み出したユニーク情報をLCD34の画面上に表示することでユーザにその内容を確認させた後(ステップA17)、ユーザからのOK指示を受けて(ステップA18のYes)、当該ユニーク情報を特定のカード情報としてメモリ部26のカード情報記憶領域26aに格納して保持する(ステップA19)
一方、現在の登録回数Kが回数Tを越える場合、つまり、K>Tであれば(ステップA14のYes)、主制御部21はそのときの登録動作を禁止する(ステップA20)。この場合、Tの値は任意に設定可能であり、例えば“1”に設定しておけば、契約時などにUSIMカード51のユニーク情報を端末内に一度書き込んだ後は、再度書き込むことはできなくなる。したがって、他人が別のUSIMカードを持って来ても、現在登録されているユニーク情報を勝手に書き換えることはできない。
【0049】
また、Tの値を“n”(2以上の整数)に設定しておけば、n回分の登録動作を行うことができ、例えば会社内で複数の社員が個別にUSIMカードを持ち、1台の携帯電話端末を共通に使用するような場合に、各社員の持つUSIMカード毎にユニーク情報を適宜書き換えることができて便利である。ただし、n回分の登録が可能な場合には、許可されていない者が勝手に書き換えてしまう可能性があるため、例えばパスワードの入力や指紋照合等の何らかの個人認証方式を用いて、予めカード登録が許可された者だけを対象としてユニーク情報の登録動作を行うような仕組みを備えておくことが好ましい。
【0050】
また、このような登録回数とは別に、ユニーク情報の登録数を任意に設定できるようにしても良い。この場合、ユニーク情報を1つだけ登録できるように設定しておけば、本来の所有者の持つUSIMカード51に対応したユニーク情報を一度登録した後は、それ以後、他人が別のカードの情報を追加登録しようとしても、これを防止することができる。
【0051】
また、ユニーク情報を所定数(2つ以上)登録できるように設定しておけば、例えばUSIMカード51に複数の電話番号に対応した情報(=EF_IMSI)が登録されているような場合に、または、1つの携帯端末で複数のUSIMカードを使い分けるような場合に、これらのEF_IMSIに対応したユニーク情報をメモリ部26のカード情報記憶領域26aにまとめて登録しておくことができる。ただし、この場合も許可されていない者が自分のカードのユニーク情報を追加登録してしまう可能性があるため、例えばパスワードの入力や指紋照合等の何らかの個人認証方式を用いて、予めカード登録が許可された者だけを対象としてユニーク情報の登録動作を行うような仕組みを備えておくことが好ましい。このようなユニーク情報の登録数を規制する方法は、カード登録モード時にユニーク情報の登録数をカウントし、そのカウント値が予め設定された登録可能な数を越えた場合に、それ以後の登録動作を禁止することで実現できる。
【0052】
(b)通常使用時の動作
次に、上記(a)により所有者の持つUSIMカード51のユニーク情報が携帯電話端末に登録された後の処理について説明する。
【0053】
図5は本実施形態における携帯電話端末の通常使用時の処理動作を示すフローチャートである。
【0054】
今、あるUSIMカードがこの携帯電話端末に装着されたとすると(ステップB11)、主制御部21は、まず、本端末に装着されたUSIMカードからユニーク情報(EF_ICCIDの値またはEF_IMSIの値)を読み出す(ステップB12)。
【0055】
次に、主制御部21は当該USIMカードから読み出したユニーク情報とメモリ部26のカード情報記憶領域26aに登録済みのユニーク情報とを比較して両者が一致するか否かを判断する(ステップB13)。その結果、両者のユニーク情報が一致すれば(ステップB14のYes)、主制御部21は本来の所有者の持つUSIMカード51が装着されたものと判断して、そのUSIMカード51内の電話番号を用いた発着信動作を含む端末動作を実行可能とする(ステップB15)。
【0056】
一方、両者のユニーク情報が一致しなかった場合には(ステップB14のYes)、主制御部21は本来の所有者が持つUSIMカード51以外のカードが装着されたものと判断する。そして、本端末を操作ロックし、現在装着されているUSIMカード内の電話番号を用いた発着信動作や、メモリへのアクセスなどの端末動作を禁止する(ステップB16)。
【0057】
また、端末動作を禁止する際に、主制御部21はメモリ部26の送信先記憶領域26cに記憶された送信先情報を読み出し、その送信先情報に基づいて本端末が他人に不正に使用されている旨を通知する(ステップB17)。この場合、自宅の電話番号を送信先情報として設定しておけば、他人が本端末を不正使用したときに自宅に呼び出しをかけることができる。あるいは、キャリアの管理センタのURLアドレスを送信先情報として設定しておき、その管理センタに対して本端末のシリアル番号やUSIMカードユニーク情報をメールに添付して送信するようにしても良い。
【0058】
このように、本来の所有者であるユーザのSIMカードを識別するためのユニークな情報(EF_ICCIDの値またはEF_IMSIの値)を端末内に予め登録しておき、本端末にUSIMカードが装着された際に、そのUSIMカードのユニーク情報と既に登録済みのユニーク情報とを比較して当該USIMカードの正当性を判断して端末動作を制御することで、本端末を紛失するなどして他人に渡った場合に、他人が別のUSIMカードを装着して不正に使用することを防ぐことができる。この場合、端末内のメモリに対するアクセスも禁止された状態となるので、ユーザの個人情報などが盗み見られることも防ぐことができる。
【0059】
なお、上記実施形態では、USIMカードを想定して説明したが、例えばSIMカード等の他のICカードでも同様である。この場合、そのICカードの種類に応じて当該ICカードを識別するユニークな情報を利用して端末動作を制御することになる。
【0060】
また、上記実施形態では携帯電話端末を例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、例えば通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistants)等の他の移動通信端末にも適用可能である。その他、移動通信端末の構成や通信方式方についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0061】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、ICカードの装着により、上記ICカードに登録された電話番号に基づいて発着信動作を行う移動通信端末において、本端末にICカードが装着された際に、そのICカードから読み出される特定の情報に基づいて当該ICカードの正当性を判断し、その判断結果に応じて発着信動作を含む端末動作を制御するようにしたため、本端末を紛失するなどして他人に渡ってしまった場合に、他人が別のICカードを用いて本端末を不正に使用することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信端末の一実施形態である携帯電話端末の外観構成を示す平面図。
【図2】上記携帯電話端末におけるSIMカード装着用のカードスロットが設けられた側面部の構成を示す図。
【図3】上記携帯電話端末の回路構成を示すブロック図。
【図4】上記携帯電話端末のカード登録モード時の処理動作を示すフローチャート。
【図5】上記携帯電話端末の通常使用時の処理動作を示すフローチャート。
【図6】USIMカードのファイル構成を示す概念図。
【図7】USIMカードのEF_IMSIのフォーマットを示す図。
【符号の説明】
1…無線部
2…ベースバンド部
3…入出力部
4…電源部
5…カードスロット
13…受信回路(RX)
21…主制御部
21a…カード情報登録機能
21b…カード情報読出し機能
21c…動作制御機能
21d…登録制御機能
27…カードインタフェース部
51…USIMカード

Claims (8)

  1. ICカードの装着により、上記ICカードに登録された電話番号に基づいて発着信動作を行う移動通信端末において、
    上記ICカードが装着された際に、上記ICカードから当該ICカードを識別するための特定の情報を読み出すカード情報読出し手段と、
    このカード情報読出し手段によって上記ICカードから読み出された上記特定の情報に基づいて当該ICカードの正当性を判断し、その判断結果に応じて発着信動作を含む端末動作を制御する動作制御手段と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  2. ICカードの装着により、上記ICカードに登録された電話番号に基づいて発着信動作を行う移動通信端末において、
    所有者が持つICカードを識別するための特定の情報をメモリに登録するカード情報登録手段と、
    上記ICカードが装着された際に、上記ICカードから当該ICカードを識別するための特定の情報を読み出すカード情報読出し手段と、
    このカード情報読出し手段によって上記ICカードから読み出された上記特定の情報と上記メモリに登録された特定の情報とを比較して当該ICカードの正当性を判断し、その判断結果に応じて発着信動作を含む端末動作を制御する動作制御手段と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  3. 上記動作制御手段は、上記ICカードから読み出された特定の情報と上記メモリに登録された特定の情報とが一致する場合に発着信動作を含む端末動作を許可し、上記両者の情報が一致しなかった場合に発着信動作を含む端末動作を禁止することを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  4. 上記カード情報登録手段によって特定の情報を上記メモリに一度登録した後、それ以後の登録動作を禁止する登録制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  5. 上記カード情報登録手段によって特定の情報を上記メモリに登録した回数をカウントし、そのカウント値が所定の回数を越えた場合にそれ以後の登録動作を禁止する登録制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  6. 上記カード情報登録手段によって上記メモリに登録する特定の情報を1つとする登録制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  7. 上記カード情報登録手段によって上記メモリに登録する特定の情報を所定数まで可能とする登録制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  8. 予め指定された送信先を示す情報を記憶する送信先記憶手段と、
    上記動作制御手段によって当該ICカードの正当性が認められなかった場合に、上記送信先記憶手段に記憶された送信先情報に基づいて所定の通知処理を行う通知手段と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動通信端末。
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