JP2004064503A - ビデオチャットの課金方法及びその装置 - Google Patents
ビデオチャットの課金方法及びその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004064503A JP2004064503A JP2002221203A JP2002221203A JP2004064503A JP 2004064503 A JP2004064503 A JP 2004064503A JP 2002221203 A JP2002221203 A JP 2002221203A JP 2002221203 A JP2002221203 A JP 2002221203A JP 2004064503 A JP2004064503 A JP 2004064503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video chat
- information
- user
- video
- reservation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 73
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 12
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 5
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 2
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 208000008918 voyeurism Diseases 0.000 description 1
- 230000003442 weekly effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/16—Arrangements for providing special services to substations
- H04L12/18—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
- H04L12/1813—Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
- H04L12/1818—Conference organisation arrangements, e.g. handling schedules, setting up parameters needed by nodes to attend a conference, booking network resources, notifying involved parties
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/14—Charging, metering or billing arrangements for data wireline or wireless communications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/14—Charging, metering or billing arrangements for data wireline or wireless communications
- H04L12/1453—Methods or systems for payment or settlement of the charges for data transmission involving significant interaction with the data transmission network
- H04L12/1471—Methods or systems for payment or settlement of the charges for data transmission involving significant interaction with the data transmission network splitting of costs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Finance (AREA)
- Development Economics (AREA)
- Economics (AREA)
- Marketing (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】所定のテーマを企画する利用者が所定人数の参加者に対する課金額を任意に設定するビデオチャット課金方法を提供する。
【解決手段】ネットワーク1を通じて主催者3からビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを予約登録4をし、ユーザ2からビデオチャットの参加予約コードと応札情報とを受信し仮登録4をし、入札情報と応札情報に基づき、複数のユーザ2の中からビデオチャットの参加条件を満たす参加者に対して電子メール5を介して参加許諾コードとパスワード情報を送信し、主催者3及び参加者2からのアクセスを認証し、主催者のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信6し、ビデオチャットが開始された後に、少なくとも参加者に関連付けて応札情報に基づく課金情報を課金テーブルに入力8する。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワーク1を通じて主催者3からビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを予約登録4をし、ユーザ2からビデオチャットの参加予約コードと応札情報とを受信し仮登録4をし、入札情報と応札情報に基づき、複数のユーザ2の中からビデオチャットの参加条件を満たす参加者に対して電子メール5を介して参加許諾コードとパスワード情報を送信し、主催者3及び参加者2からのアクセスを認証し、主催者のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信6し、ビデオチャットが開始された後に、少なくとも参加者に関連付けて応札情報に基づく課金情報を課金テーブルに入力8する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はビデオチャットの課金方法に係り、特に、ビデオチャットの予約時に参加者へ課金する金額を入札方式で決定するビデオチャットの課金方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターネットを使ってテレビ会話ができるビデオチャットのサービスが存在する。インターネット上のビデオチャットサーバは、会員制のコミュニティサイトを開設し、ユーザ間でリアルタイムに音声と動画を送受信させている。
【0003】
ビデオチャットは最大10人のグループで同時に会話でき、利用者は趣味やビジネス等のテーマ別に設けられた公開のルームに各々アクセスして自由にビデオチャットを利用する。また、知人同士で会話をする場合は非公開のルームを開設し、事前に設定した暗証番号を利用者間で電子メールにより配信し、設定した日時に設けられたルームにアクセスして暗証番号で認証された利用者だけが非公開のビデオチャットを利用していた。
【0004】
さらに、ビデオチャットの利用料金は、初回の1ヶ月を無料で提供し、2ヶ月目からは月額数百円を固定課金するシステムにより運用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、ビデオチャットの利用料金が固定されているため、ビデオチャットサーバの収益性が低く、一般に広く普及させるためには一定の限界があった。
【0006】
また、近年、非対称デジタル加入者線(ADSL)等のブロードバンド(高速大容量)通信が普及するにつれ、利用者側からビデオチャットを1つのメディアとして利用したいという要求がある。
【0007】
本発明は、斯かる実情に鑑み、所定のテーマを企画する利用者が所定人数の参加者に対する課金額を任意に設定するビデオチャット課金方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明によるビデオチャットの課金方法は、例えば、図1に示すように、ネットワークに接続され、複数のユーザ端末の間でリアルタイムに動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの課金方法であって、ネットワーク1を通じて主催者3からビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを予約登録4するビデオチャットの企画予約工程と、ネットワーク1を通じて複数のユーザ2からビデオチャットの参加予約コードと応札情報とを各々受信し仮登録4をするビデオチャットの参加仮予約工程と、入札情報と応札情報に基づき、複数のユーザ2の中からビデオチャットの参加条件を満たす所定人数の参加者に対して電子メール5を介して参加許諾コードとパスワード情報を送信すると共に、参加条件を満たさない他のユーザに対して電子メール5を介して参加不許可コードを送信するビデオチャットの参加許否判定工程と、主催者3及び参加者2からのアクセスを認証し、主催者のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信6するビデオチャットの配信工程と、ビデオチャットが開始された後に、少なくとも参加者に関連付けて応札情報に基づく課金情報を課金テーブルに入力8する課金処理工程と、を備える。
【0009】
このように構成することで、ビデオチャットの主催者と参加者との間を仲介して入札と応札情報に基づきビデオチャットの参加の許否を決定し、参加者に関連付けて課金情報を入力することができる。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項2にかかる発明による請求項1に記載のビデオチャットの課金方法は、例えば、図1に示すように、ネットワーク1を通じてビデオチャットを閲覧する閲覧者2に対して主催者3が指定する閲覧金額を課金情報として、閲覧者2に対応付けて課金テーブルに入力8する工程をさらに備える。
【0011】
このように構成することで、ビデオチャットを閲覧する閲覧者2に対して主催者3が指定する閲覧金額を課金情報として、閲覧者2に対応付けて課金テーブルに入力8することができる。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項3にかかる発明による請求項1に記載のビデオチャットの課金方法は、例えば、図4に示すように、ビデオチャットの企画予約工程は、ネットワーク1を通じて行列マトリクス状のカレンダテーブル40を主催者3の端末装置に送信し、端末装置に表示されたカレンダテーブル40の日付欄に対応させたスケジュール情報50を受信して予約登録をするように構成する。
【0013】
このように構成すると、主催者3は、ビデオチャットの予約状況をカレンダテーブル40で日付毎に確認することができ、主催者3から日付欄に対応させたスケジュール情報を受信しビデオチャットの企画予約を行うことができる。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項4にかかる発明によるビデオチャットの課金装置は、例えば、図1及び図4に示すように、ネットワークに接続され、複数のユーザ端末の間でリアルタイムに動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの課金装置であって、ネットワーク1を通じて主催者3から送信されるビデオチャットのスケジュール情報と閲覧料金情報とを受信し行列マトリクス状のカレンダテーブル40に登録し、ビデオチャットの閲覧者が所定の人数に達するまで、カレンダテーブル40をアクセスする複数の閲覧申込ユーザ2からビデオチャットの閲覧申込コードと閲覧申込ユーザの電子メールアドレスを受信し、ビデオチャットの閲覧許可コードを閲覧申込ユーザへ電子メールを介して返信するビデオチャットの予約サーバ4と、閲覧申込ユーザ2からのアクセスを閲覧許可コードに基づいて認証し、閲覧申込ユーザ2へ主催者3のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの配信サーバ5と、主催者3のビデオチャットが開始された後に、少なくとも閲覧申込ユーザ2に関連付けて閲覧料金情報を課金情報として課金サーバ8へ送信する課金管理サーバ5と、を備える。
【0015】
このように構成すると、ビデオチャットの閲覧者が所定の人数に達するまで、予約サーバ4から閲覧申込ユーザに対して閲覧許可コードを返信し、主催者3から送信された閲覧料金情報を課金情報として閲覧申込ユーザ2に関連付けて課金サーバ8へ送信することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態であるビデオチャットの課金装置の模式的な系統図である。課金装置としての課金システムは、ネットワークとしてのインターネット1に接続され、ビデオチャットの予約処理を実行するビデオチャットの予約サーバ4と、インターネット1に接続され、ビデオチャットの予約許否又は課金情報の電子メールを送受信する電子メールサーバ5と、インターネット1に接続され、リアルタイムに動画と音声又は文字情報を複数のユーザのユーザ端末2、3へ配信するビデオチャットの配信サーバ6と、ユーザの属性情報を記憶するユーザ情報データベース7を備える。
【0018】
予約サーバ4と電子メールサーバ5は、ユーザ情報データベース7に通信ライン(LAN)を通じて接続し、会員情報であるユーザIDとパスワードに基づきユーザからのアクセスの認証処理を実行する。
【0019】
ユーザ情報データベース7には、ユーザの電子メールアドレス、氏名又は名称、性別、住所又は居所、電話番号、ビデオチャットで使用するハンドルネーム等を記憶している。
【0020】
予約サーバ4は、ビデオチャットのデモストリーミングを一般ユーザに対してインターネット1を通じて提供する。また、新規ユーザ登録や既登録ユーザの認証処理を実行し、ビデオチャットのルーム開設や登録されたルームに参加登録、並びに閲覧登録等の種々の予約処理を遂行する。さらに、ユーザのアクセス状況を認証処理に基づき記憶するログ取得処理やユーザの行動(アクセス)をトレースするトレース処理も実行する。
【0021】
電子メールサーバ5は予約サーバ4と連動し、新規ユーザ登録完了、ビデオチャットのルーム開設完了(参加チケット添付)、参加登録完了(参加チケット添付)、閲覧登録完了(参加チケット添付)、ビデオチャットのルーム開設取消し、参加登録の消去、閲覧登録の消去等のユーザに関連する電子メールをインターネット1を通じてユーザ端末2、3へ送信する。
【0022】
また、電子メールサーバ5は、インターネット1を通じて課金サーバ8に接続し電子メールを通じてビデオチャットの課金情報の送受信を実行する。
【0023】
ビデオチャットを企画するユーザは、例えば、ユーザ端末としてのパーソナルコンピュータ3から予約サーバ4へアクセスし、行列マトリクス状のカレンダーテーブルへ自己が企画するビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを文字情報を用いて入力し予約サーバ4へ登録する。例えば、スケジュール情報としてビデオチャットのルーム名、開催日時、ルームの内容と、入札情報として参加費用の最低落札価格、閲覧費用の指定を入力する。
【0024】
一方、ビデオチャットに参加又は閲覧するユーザは、例えば、ユーザ端末としてのデスクトップ型のパーソナルコンピュータ2から予約サーバ4へインターネット1を通じてアクセスする。また、ノート型のパーソナルコンピュータ2からホットスポット9、インターネット1を経由して予約サーバ4へアクセスする。ユーザは、カレンダーテーブルを閲覧することにより企画されているビデオチャットのルーム名を知ることができる。参加申込みユーザとしてのユーザは、コンピュータ2を操作しカレンダーテーブルに表示されているルームを選択して、ルームの入札条件を確認し、これに応札する。また、ユーザは、携帯電話機2aからも同様に通信キャリア基地局10、インターネット1を経由して予約サーバ4にアクセスし応札することができる。
【0025】
課金サイトとしての課金サーバ8はインターネット1を通じてチャットサイトに接続し、ユーザ毎の課金情報を受信し、月極め又は週毎に課金情報を集計してユーザ及びチャットサイトへ課金額をレポートするように構成されている。例えば、課金情報を集計してユーザが登録しているクレジットカード決済、ポイント決済、プリペイド決済、コンビニ決済、その他の決済手段を用いて月極めにより課金額を決済する。
【0026】
配信サーバ6は、ビデオチャットの企画者のコンピュータ3及び参加者のコンピュータ2、閲覧者のコンピュータ2へリアルタイムに企画者、参加者を撮影している動画、音声又はチャット文字情報をインターネット1を通じて双方向に配信する。また、ビデオチャットの閲覧者に対しても同時並行的に企画者、参加者の動画、音声又はチャット文字情報をインターネット1を通じて同報通信としてのマルチキャスト方式で配信する。閲覧者はこのようなビデオチャットの風景を受信することができるが、ビデオチャットに参加することができない、所謂覗き見的な状態でビデオチャットを閲覧する。
【0027】
図2はビデオチャットの画面の正面図である。ビデオチャット画面11は、ミーティングフレーム14と、ビデオチャットの環境設定を入力する待合フレーム15と、チャット文字の表示フレーム20、21、22と、チャット文字の入力ボックス24と、スピーカのON/OFF制御ボタン25と、マイクのON/OFF制御ボタン26と、ビデオチャットに参加しているユーザ接続情報表示フレーム23とを備える。なお、画面11の上段にはウインドウズ画面用の最小化ボタン12と閉じるボタン13が付設されている。
【0028】
上記ミーティングフレーム14は、例えば、最大10名のチャット参加者の映像をサムネイル方式で表示する。左上段の窓16には、ビデオチャットを企画したユーザの映像を表示し、他の参加者の映像は窓18、窓18a、窓18b、窓18cと下段の5つの窓に表示するように構成する。主催者の窓16の底辺にはドロップボタン17が設けられ、このボタン17の選択操作によりドロップ表示したメニューから他の参加者の発言の許否、映像表示のON/OFF、特定参加者との秘話操作など種々のオプションが選択することができる。
【0029】
チャット文字の表示フレーム20は、「1番に○○さんが入場しました」という表示、フレーム21は、ハンドルネーム「1234」の参加者が文字入力した情報を表示し、フレーム22も同様にハンドルネーム「2600」の参加者が文字入力した情報を表示する。
【0030】
また、ビデオチャットを閲覧するユーザにも上記ビデオチャット画面11を送信し、テレビ会話の状況を動画、音声、文字により配信する。ビデオチャット画面11の上方には広告情報が表示され、ビデオチャットサーバの運営企業は広告主からの広告料収入が得られる。このビデオチャットを閲覧するユーザ数は、配信サーバ6の能力に依存するが、現在の配信サーバ6のキャパシティとして約200人に制限する必要がある。仮に閲覧者の人数を無制限にした場合、配信サーバ6のキャパシティを超え、ビデオチャットに参加しているユーザの相互通信を妨げるため、良質のビデオチャットの提供が困難となる。
【0031】
さらに、本実施の形態では、ビデオチャットを企画したユーザは、自己のパフォーマンスをビデオチャット上で披露することができ、例えば、著名な評論家と議論を交わすルームやタレントが芸を披露するルームやマジシャンが手品の種を明かすルーム等の一般大衆に受けがよいビデオチャットを企画し、企画者が自らルームに参加する参加費用を決定することができ、閲覧者に対しても企画者が指定する閲覧費用で課金することができる。
【0032】
図3は携帯電話機のビデオチャット画面の正面図である。携帯電話機2aは、液晶ディスプレイ29と、CCDカメラ35と、テレビ会話用スピーカ36と、通話用イヤホン37と、選択ボタン38と、カーソル移動ボタン39とを備える。
【0033】
携帯電話機2aは開いた状態で液晶ディスプレイ29上のビデオチャット画面とCCDカメラ35とテレビ会話用スピーカをユーザ側に向け、双方向のテレビ会話を提供する。ユーザの音声は通話用マイクロホン(不図示)を通じてビデオチャットに送信する。
【0034】
ビデオチャット画面には、ビデオチャットに参加する他のユーザの中から1名の映像をカーソル移動ボタン39で選択して表示することができる。例えば、パケット方式でリアルタイムに転送されてくるビデオチャット情報を内部メモリに記憶しながら、ユーザ毎にページ情報として保存し、カーソル移動ボタン39で指定するページのユーザ画像を液晶ディスプレイ29に表示する。さらに、右下フレーム33に本人34の撮影状態をモニタすることもできる。
【0035】
テレビ会話用スピーカ36は、配信サーバ6からパケット方式で転送されるリアルタイムの音声を出力するが、音声出力は選択ボタン38の押下操作によりOFF状態にして、10キーボタンから文字情報をビデオチャットへ送信することもできる。
【0036】
図4はビデオチャットのカレンダテーブル40をディスプレイに表示した正面図である。カレンダテーブル40は、行列マトリクス状に構成された複数の枠を有する。例えば、最上段水平方向に日曜日から土曜日までの7日間の曜日を表示する曜日欄を配置し、各曜日欄の下方に暦の順に日付欄が各々配置されている。図示するカレンダテーブル40は、5行7列で日付枠を構成している。
【0037】
図中の或る月の第1週目に属する4日(木曜日)には、「政治家」のルーム名50とその左端に「○」マーク51が表示され、政治家のルームが閲覧可能状態を示していることが分かる。6日(土曜日)には、「見合い」のルーム名46とその右端に「◎」マーク47が表示され、見合いのルームが参加及び閲覧可能状態を示していることが分かる。
【0038】
カレンダテーブル40内の第2週に属する7日(日曜日)には、「タレント」のルーム名48とその右端に「×」マーク49が表示され、タレントのルームが参加者及び閲覧者が指定数に達している状態を示していることが分かる。また、他の日曜日に予約している「タレント」のルーム名48a、ルーム名48b、ルーム名48cとその右端の「×」マーク49a、「×」マーク49b、「×」マーク49cの表示により、全てのタレントのルームが満員状態であることが分かる。
【0039】
また、カレンダテーブル40内の11日(木曜日)には、「評論家」のルーム名50aとその右端に「○」マーク51aが表示され、評論家のルームが閲覧可能状態であることを表示している。同様に、18日(木曜日)には、「教授」のルーム名50bとその右端に「○」マーク51bが表示され、教授のルームが閲覧可能状態であることを表示している。25日(木曜日)には、「外人」のルーム名50cとその右端に「○」マーク51cが表示され、外人のルームが閲覧可能状態であることを表示している。
【0040】
さらに、カレンダテーブル40内の12日(金曜日)には、「タレントA」のルーム名52とその右端に「×」マーク53が表示され、タレントAのルームが満員状態であることを示している。20日(土曜日)は、「見合い」のルーム名46aとその右端に「◎」マーク47aが表示され、見合いのルームが参加及び閲覧可能状態を示している。
【0041】
このように、或る月のビデオチャットの予約状況が1画面で把握することができ、参加又は閲覧が申込めるか○◎×のマークにより判断できる。ユーザは、参加又は閲覧の申込みをカレンダテーブル40に表示されているルーム名の箇所にポインタを移動させてマウス等のポインティングデバイスでクリック操作し、登録しているユーザIDとパスワードを入力し参加又は閲覧のエントリ処理を実行する。したがって、ユーザにとっては、自己のスケジュールと照らし合わせながらカレンダテーブル40を用いて参加又は閲覧を申込むことができる。
【0042】
また、ビデオチャットは、同一時間に約30のルームを開設することができるため、ユーザにとってカレンダテーブル40を閲覧するだけで、新規のルームが登録できるか否かを判断することができる。新規のルーム登録は、カレンダテーブル40に表示されている日付の数字箇所又はこの数字の近傍に設けた登録ボタンにポインタを移動させてマウス等のポインティングデバイスでクリック操作し、登録しているユーザIDとパスワードを入力しルームの登録処理を実行する。
【0043】
例えば、クリック操作に応答して予約サーバ4から送信される予約フォームに、ルーム名、ルームの内容、ルームの開催日時、参加費用の最低落札価格、閲覧料金の指定等の所定の項目を入力ボックスに入力し、予約ボタンの選択操作により予約サーバ4へルームの予約を完了させることができる。
【0044】
図示したディスプレイには、トピックスを検索するためのタイトルボックス41と、複数のタイトルメニューをドロップ表示させるドロップボタン42と、検索文字を入力する入力ボックス43と、検索開始ボタン44とを備え、ルームのトピックスを検索することができる。また、カレンダテーブル40の上方には、表示しているカレンダテーブル40の年月45が表示され、この右に隣接して設けらた全スケジュールを表示するボタン54の選択操作により、カレンダテーブル40からリスト表示形式に変更して全てのルームのスケジュールを列記表示する画面が表示されるように構成している。
【0045】
上記実施の形態では、水平方向に曜日を表示し、各日付毎に枠を設け、この枠内に複数のルーム名を表示するように構成したが、別の実施の形態として、曜日の欄を左端又は右端に配置して垂直方向に各曜日を表示させるように構成してもよい。要は、1つの枠内に同時に配信されるビデオチャットのルーム名が表示されることにより、ユーザが視覚的にルーム予約の混雑状況や盛況振り等が把握できる手段であれば、何れのフォーマットのカレンダテーブル40を組むことができる。
【0046】
また、上述したように同時に配信できるルームは約30に制限されているため、同一時刻に並存するルームを見易くするため、縦軸に時間欄を配置し横軸方向にルーム名を併記するように構成してもよい。すなわち、カレンダテーブル40をテレビ番組表の如く構成して、各時間帯毎にルーム名を表示するように構成することもできる。
【0047】
図5は、ビデオチャットの企画予約工程のフローチャート図である。ビデオチャットの企画予約工程は、開始ステップ60から開始する。予約サーバ4は、ステップ61で主催者のユーザ端末3から入力されたユーザIDとパスワードの情報をインターネット1を通じて受信し、ユーザ情報データベース7に記憶されたユーザIDとパスワードの情報と比較し認証処理を遂行する。ユーザIDとパスワードが一致すればステップ63へ分岐し、不一致であればステップ62へ分岐して処理を終了させる。
【0048】
ステップ63は、主催者がユーザ端末3のディスプレイ画面に表示されたカレンダテーブル40内に設けたスケジュールの設定ボタンをクリックした信号をインターネット1から受信する工程である。スケジュールの設定ボタンは、日付を示す数字でも日付の枠内に設けたアイコンでも、視覚を通じて認識できる手段であれば種々のボタンアイコンを用いることができる。
【0049】
引き続き、ステップ64で主催者はディスプレイ画面を見ながらインターラクティブに予約サーバ4と双方向の情報交換を行い、企画したビデオチャットの日時を入力する。例えば、「西暦○○年×月△日◎○時から××時まで」のように文字を入力ボックス又はダウンメニューから入力してもよく。カレンダテーブル40内の日付枠の数字をクリックすることで、この日付に対応した入力メニューから日時を入力してもよい。
【0050】
ステップ65は、主催者がディスプレイ画面を見ながらビデオチャットのルーム名、ルームの説明、入室人数、公開又は非公開の識別コードをキーボードとマウスで入力する工程である。例えば、主催者がタレントAであるとして所定のルーム名「タレントA」、ルームの説明「ファンとの会話」、入室人数「10」、公開「チェック」等の文字及び識別情報を予約サーバ4へ送信する。ルーム名、ルームの説明、入室人数、公開等の文字及び識別情報を受信した予約サーバ4は、当該ビデオチャットが公開か非公開かステップ66で判定する。
【0051】
ステップ66でビデオチャットが公開であると判定されたときは、ステップ71へ分岐し、非公開であると判定された場合はステップ67へ分岐する。ステップ67は、予約サーバ4から主催者のユーザ端末3へビデオチャットが有料か無料か選択させる工程である。主催者はユーザ端末3のディスプレイ画面に表示された選択メニューに有料又は無料のチェックを入力し、予約サーバ4へ送信する。
【0052】
ステップ67で主催者が無料を選択したときは、ステップ76へ分岐し、予約サーバ4は、主催者が指定するパスワードを主催者が企画するビデオチャットに関連付けて記憶しルームの入室許可の認証設定をしてから、ステップ71へ進む。一方、ステップ67で主催者が有料を選択した場合は、ステップ68へ分岐し、ルーム参加者に対する課金方法を選択させる。
【0053】
課金方法は、種々設定できるが、例えば、主催者が課金額を指定する定額方式か、参加者が課金額を決めるオークション方式並びにプライスアップ方式を採用することができる。また、課金方法の設定は、ユーザ端末3のディスプレイ画面の表示を通じて主催者と予約サーバ4との間でインターラクティブに遂行させる。
【0054】
主催者がステップ68で非定額を選択したときは、処理はステップ77へ分岐し、ルーム参加者の決定方式がオークション方式又はプライスアップ方式の何れか一方の方式を選択させる。プライスアップ方式を選択したときは、処理はステップ80へ分岐し、ルーム参加者としてのユーザがユーザ端末2からインターネット1を通じて予約サーバ4にアクセスして、ビデオチャットの申込み順毎に金額を入力し課金される金額を釣上げるように構成する。一方、ステップ77で主催者がオークション方式を選択した場合は、ステップ78へ分岐する。
【0055】
ステップ78は、主催者がビデオチャットの参加料金の最低入札額を設定する工程である。例えば、主催者がタレントの場合、参加予約締切のマーク「×」49の表示により人気が高いことがカレンダテーブル40を閲覧することにより判断できるため、例えば、最低入札額を5000円と高額に設定することができるが、主催者が見合いを企画した場合には、比較的予約が空いているマーク「◎」47の表示により人気が低い若しくは参加者が主体的に運用するため、最低入札額を500円と低額に設定する。最低入札額の設定が完了すると処理はステップ79へ進む。
【0056】
上記ステップ68で主催者が課金方法を定額に設定したときは、ステップ69へ分岐し、主催者が参加者への課金の金額を入力する。そして、処理はステップ70へ進み、参加者の決定が申込み順か抽選か、何れかの方法を主催者に選択させる。抽選のときはステップ79へ分岐し、申込締切日時の入力処理を実行する。主催者はキーボード入力により申込締切日時の文字情報を予約サーバ4へ送信する。また、ステップ78からステップ79へ処理を移行させた主催者も同様に申込締切日時の入力処理を実行する。さらに、予約サーバ4は、ビデオチャットの参加人数を上述した9人に制限し、主催者と併せて合計10名のテレビ会話ができるように制限することができ、閲覧者の人数も上述のように約200人に制限するようにプログラムすることができる。
【0057】
ステップ71は、主催者及び参加者以外の第三者に対してビデオチャットを閲覧させるか否かを選択する閲覧許可選択ステップである。主催者が閲覧を許可しないという選択をしたときは、ステップ81へ分岐し、ビデオチャットの企画予約工程を終了する。一方、主催者が閲覧を許可する場合、ステップ72へ分岐する。
【0058】
ステップ72は、ビデオチャットの閲覧が無料か有料かを選択させる工程である。主催者が無料を選択したときは、ステップ75へ分岐し、ビデオチャットの企画予約工程を終了する。一方、主催者が有料を選択した場合は、ステップ73へ分岐し閲覧者に対する課金の金額を主催者がキーボード入力して予約サーバ4へ送信する。このように予約サーバ4は閲覧者に課金する金額を受信し内部に記憶することで、ユーザに対するビデオチャットの予約処理に反映させることができ、処理はステップ74へ進みビデオチャットの企画予約工程を終了する。
【0059】
上記実施の形態では、機能実現手段としての予約サーバ4とユーザ端末3との間の動作をシーケンシャルに説明したが、本発明は、このシーケンスに限定されるものではなく、これらを適宜変更設定することができる。従って、動作に矛盾が生じない限り、処理の手順を入れ替えまたは並行動作するように構成してもよい。
【0060】
例えば、主催者からビデオチャットのスケジュール情報としてルーム名、ルームの説明、参加人数、参加者に対する入札情報として入札価格、閲覧者の許否、プライスアップ、オークション等の複数の情報を一括してユーザ端末3からインターネット1を通じて予約サーバ4へ送信し、上述したシーケンスに従い予約処理を実行することができる。なお、本発明はパーソナルコンピュータ3のみならず、携帯電話機2aやPDA端末から予約処理を遂行することができる。
【0061】
図6は、ビデオチャットの参加又は閲覧方法のシステムフロー図である。ビデオチャットに関するデータは、インターネット1上で、ユーザ端末2、予約管理システムとしての予約サーバ4、決済代行システムとしての課金サーバ8、ビデオチャットシステムとしての配信サーバ6、及びコンテンツプロバイダ90との間で相互にデータを送受信するように構成する。
【0062】
先ず、ビデオチャットのユーザは、ユーザ端末2から予約サーバ4にアクセスし、ビデオチャットのストリーミングデモを視聴する(ステップ91)。ユーザは、デモを視聴した後に、ユーザ端末2から予約サーバ4へビデオチャットの会員登録を実行する(ステップ92)。会員登録は、ユーザの電子メールアドレス、ユーザ名、ユーザの性別、ユーザが指定するユーザID及びパスワード等をユーザ端末2から予約サーバ4へインターネット1を介して送信することにより完了する。
【0063】
会員登録済のユーザは、ユーザ端末2を予約サーバ4へアクセスした状態でビデオチャットの予約処理を実行する(ステップ93)。ユーザは、番組連動表としてのカレンダテーブル40内に表示されたビデオチャットの番組予約状態をマーク「◎」、「○」、「×」により確認する。ここで、「◎」マーク47は参加と閲覧が可能な番組、「○」マーク51は参加はできないが閲覧が可能な番組、「×」マーク49は参加も閲覧も指定人数に達した状態を示している。
【0064】
ユーザは、「◎」マーク47の番組に対して参加の予約をすることができ、「○」マーク51の番組に対しては閲覧の予約をすることができる。ユーザは適宜、参加又は閲覧するビデオチャットの番組を選択する画面上のボタンアイコンにポインタを移動させクリック操作によりボタンアイコンを押下して予約申込みを実行する。
【0065】
予約サーバ4は、ユーザからの予約リクエストに対してビデオチャットの課金通知、課金種類の選択、了承の是非を選択するウエブページ情報をインターネット1を介してユーザ端末2へ返信する(ステップ94)。この返信された情報によりユーザはビデオチャットの仮予約が完了したことをユーザ端末2のディスプレイ画面上で確認することができる。
【0066】
予約サーバ4は、同時並行的に課金サーバ8へインターネット1を介してアクセスし、ユーザからビデオチャットの会員登録と選択されたビデオチャットのルームが仮予約された情報として、ユーザの電子メールアドレス、ユーザ名を送信する(ステップ95)。
【0067】
課金サーバ8は、ユーザの電子メール、ユーザ名を頼りに与信情報を取得し課金対象者に適するか否かを判定し、過去に支払い滞納などの事故履歴が発見されない場合は、ステップ96で認証と課金の登録済み情報を予約サーバ4へ返信する。
【0068】
予約サーバ4は、課金サーバ8の認証を受信した段階で、ステップ97へ移行し、ユーザの電子メールアドレス宛てにビデオチャットのサーバアドレスURLを記述した電子メールを送信する。この電子メールには、ビデオチャットのルームにアクセスするためのユーザIDとパスワード、及びビデオチャットサーバのURLにリンクする擬似ボタンが含まれている。擬似ボタンは、例えば、GIF形式の画像で構成し、このGIF形式の画像上にポインタを移動しクリック操作をするだけで、目的のビデオチャットルームにアクセスすることができる。
【0069】
ユーザは、しかるのち、ユーザ端末2又は他のコンピュータでユーザの電子メールサーバへアクセスしてメールボックスに蓄積された予約サーバ4からの電子メールをダウンロードする。
【0070】
ステップ98では、ユーザが電子メール添付擬似ボタンクリック操作を実行する。すなわち、ユーザがダウンロードした電子メールに添付又はフラッシュ形式で表示されているGIF形式の画像をクリックし、ハイパーリンクをすることにより、予約管理システムとしての予約サーバ4にアクセスする。
【0071】
ユーザ端末2から予約サーバ4にアクセスした段階で、上記電子メール又はGIF形式の画像クリックに応動して、ユーザ端末2から自動送信されるユーザIDとパスワードがインターネット1を経由し予約サーバ4に伝送される(ステップ98)。
【0072】
予約サーバは、受信したユーザID及びパスワードをユーザ情報データベース7の内部に記憶しているユーザID及びパスワードと比較し認証処理を遂行する。認証に成功した場合は、予約サーバ4からアクティブX(ACTIVEX)方式のスクリプトをユーザ端末2へ返信し、ユーザ端末2と配信サーバ6内のビデオチャットルームに自動接続する。
【0073】
ユーザは、接続中のビデオチャットルームに参加又は閲覧することにより、ビデオチャットのサービスの提供を受けることができる。
【0074】
さらに、コンテンツプロバイダ90は、ステップ99でインターネット1を介してビデオチャットの配信サーバ6にアクセスし、ビデオチャットのコンテンツを提供することもできる。ビデオチャットを提供する企業は、コンテンツプロバイダ90に対してコンテンツの提供の対価として金銭を支払うが、この支払いは、コンテンツプロバイダ90の登録フォームに基づき月極めにて予約管理サーバとしての予約サーバ4内部に記憶したアクセスログデータの集計結果に基き所定の対価を支払うように構成する。勿論、ルームを企画した主催者にも参加者及び閲覧者に課金した金額の一部を支払うことにより、ビデオチャットの利用率を向上させることができる。
【0075】
こうして、インターネット1上でユーザは気軽にワイワイ騒げるビデオチャットにより、遠隔地に存在する他のユーザとコミュニケーションをとることができ、テレビ会話で話している相手の表情や音声がリアルタイムに取得することができる。
【0076】
尚、本発明のビデオチャットの課金システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のビデオチャットの課金システムによれば、所定のテーマを企画する利用者が所定人数の参加者に対する課金額を任意に設定するビデオチャット課金方法を提供する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるビデオチャットの課金装置の模式的な系統図である。
【図2】本発明に用いるビデオチャットの画面の正面図である。
【図3】本発明に用いる携帯電話機のビデオチャット画面の正面図である。
【図4】本発明に用いるカレンダテーブルをディスプレイに表示した正面図である。
【図5】本発明に用いるビデオチャットの企画予約工程のフローチャート図である。
【図6】本発明に用いるビデオチャットの参加又は閲覧方法のシステムフロー図である。
【符号の説明】
1 インターネット
2 パーソナルコンピュータ
2a 携帯電話機
3 パーソナルコンピュータ
4 予約サーバ
5 電子メールサーバ
6 配信サーバ
7 ユーザ情報データベース
8 課金サーバ
11 ビデオチャット画面
29 液晶ディスプレイ
35 カメラ
36 テレビ会話用スピーカ
37 通話用イヤホン
38 選択ボタン
39 カーソル移動ボタン
40 カレンダテーブル
90 コンテンツプロバイダ
【発明の属する技術分野】
本発明はビデオチャットの課金方法に係り、特に、ビデオチャットの予約時に参加者へ課金する金額を入札方式で決定するビデオチャットの課金方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターネットを使ってテレビ会話ができるビデオチャットのサービスが存在する。インターネット上のビデオチャットサーバは、会員制のコミュニティサイトを開設し、ユーザ間でリアルタイムに音声と動画を送受信させている。
【0003】
ビデオチャットは最大10人のグループで同時に会話でき、利用者は趣味やビジネス等のテーマ別に設けられた公開のルームに各々アクセスして自由にビデオチャットを利用する。また、知人同士で会話をする場合は非公開のルームを開設し、事前に設定した暗証番号を利用者間で電子メールにより配信し、設定した日時に設けられたルームにアクセスして暗証番号で認証された利用者だけが非公開のビデオチャットを利用していた。
【0004】
さらに、ビデオチャットの利用料金は、初回の1ヶ月を無料で提供し、2ヶ月目からは月額数百円を固定課金するシステムにより運用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、ビデオチャットの利用料金が固定されているため、ビデオチャットサーバの収益性が低く、一般に広く普及させるためには一定の限界があった。
【0006】
また、近年、非対称デジタル加入者線(ADSL)等のブロードバンド(高速大容量)通信が普及するにつれ、利用者側からビデオチャットを1つのメディアとして利用したいという要求がある。
【0007】
本発明は、斯かる実情に鑑み、所定のテーマを企画する利用者が所定人数の参加者に対する課金額を任意に設定するビデオチャット課金方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明によるビデオチャットの課金方法は、例えば、図1に示すように、ネットワークに接続され、複数のユーザ端末の間でリアルタイムに動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの課金方法であって、ネットワーク1を通じて主催者3からビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを予約登録4するビデオチャットの企画予約工程と、ネットワーク1を通じて複数のユーザ2からビデオチャットの参加予約コードと応札情報とを各々受信し仮登録4をするビデオチャットの参加仮予約工程と、入札情報と応札情報に基づき、複数のユーザ2の中からビデオチャットの参加条件を満たす所定人数の参加者に対して電子メール5を介して参加許諾コードとパスワード情報を送信すると共に、参加条件を満たさない他のユーザに対して電子メール5を介して参加不許可コードを送信するビデオチャットの参加許否判定工程と、主催者3及び参加者2からのアクセスを認証し、主催者のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信6するビデオチャットの配信工程と、ビデオチャットが開始された後に、少なくとも参加者に関連付けて応札情報に基づく課金情報を課金テーブルに入力8する課金処理工程と、を備える。
【0009】
このように構成することで、ビデオチャットの主催者と参加者との間を仲介して入札と応札情報に基づきビデオチャットの参加の許否を決定し、参加者に関連付けて課金情報を入力することができる。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項2にかかる発明による請求項1に記載のビデオチャットの課金方法は、例えば、図1に示すように、ネットワーク1を通じてビデオチャットを閲覧する閲覧者2に対して主催者3が指定する閲覧金額を課金情報として、閲覧者2に対応付けて課金テーブルに入力8する工程をさらに備える。
【0011】
このように構成することで、ビデオチャットを閲覧する閲覧者2に対して主催者3が指定する閲覧金額を課金情報として、閲覧者2に対応付けて課金テーブルに入力8することができる。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項3にかかる発明による請求項1に記載のビデオチャットの課金方法は、例えば、図4に示すように、ビデオチャットの企画予約工程は、ネットワーク1を通じて行列マトリクス状のカレンダテーブル40を主催者3の端末装置に送信し、端末装置に表示されたカレンダテーブル40の日付欄に対応させたスケジュール情報50を受信して予約登録をするように構成する。
【0013】
このように構成すると、主催者3は、ビデオチャットの予約状況をカレンダテーブル40で日付毎に確認することができ、主催者3から日付欄に対応させたスケジュール情報を受信しビデオチャットの企画予約を行うことができる。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項4にかかる発明によるビデオチャットの課金装置は、例えば、図1及び図4に示すように、ネットワークに接続され、複数のユーザ端末の間でリアルタイムに動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの課金装置であって、ネットワーク1を通じて主催者3から送信されるビデオチャットのスケジュール情報と閲覧料金情報とを受信し行列マトリクス状のカレンダテーブル40に登録し、ビデオチャットの閲覧者が所定の人数に達するまで、カレンダテーブル40をアクセスする複数の閲覧申込ユーザ2からビデオチャットの閲覧申込コードと閲覧申込ユーザの電子メールアドレスを受信し、ビデオチャットの閲覧許可コードを閲覧申込ユーザへ電子メールを介して返信するビデオチャットの予約サーバ4と、閲覧申込ユーザ2からのアクセスを閲覧許可コードに基づいて認証し、閲覧申込ユーザ2へ主催者3のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの配信サーバ5と、主催者3のビデオチャットが開始された後に、少なくとも閲覧申込ユーザ2に関連付けて閲覧料金情報を課金情報として課金サーバ8へ送信する課金管理サーバ5と、を備える。
【0015】
このように構成すると、ビデオチャットの閲覧者が所定の人数に達するまで、予約サーバ4から閲覧申込ユーザに対して閲覧許可コードを返信し、主催者3から送信された閲覧料金情報を課金情報として閲覧申込ユーザ2に関連付けて課金サーバ8へ送信することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態であるビデオチャットの課金装置の模式的な系統図である。課金装置としての課金システムは、ネットワークとしてのインターネット1に接続され、ビデオチャットの予約処理を実行するビデオチャットの予約サーバ4と、インターネット1に接続され、ビデオチャットの予約許否又は課金情報の電子メールを送受信する電子メールサーバ5と、インターネット1に接続され、リアルタイムに動画と音声又は文字情報を複数のユーザのユーザ端末2、3へ配信するビデオチャットの配信サーバ6と、ユーザの属性情報を記憶するユーザ情報データベース7を備える。
【0018】
予約サーバ4と電子メールサーバ5は、ユーザ情報データベース7に通信ライン(LAN)を通じて接続し、会員情報であるユーザIDとパスワードに基づきユーザからのアクセスの認証処理を実行する。
【0019】
ユーザ情報データベース7には、ユーザの電子メールアドレス、氏名又は名称、性別、住所又は居所、電話番号、ビデオチャットで使用するハンドルネーム等を記憶している。
【0020】
予約サーバ4は、ビデオチャットのデモストリーミングを一般ユーザに対してインターネット1を通じて提供する。また、新規ユーザ登録や既登録ユーザの認証処理を実行し、ビデオチャットのルーム開設や登録されたルームに参加登録、並びに閲覧登録等の種々の予約処理を遂行する。さらに、ユーザのアクセス状況を認証処理に基づき記憶するログ取得処理やユーザの行動(アクセス)をトレースするトレース処理も実行する。
【0021】
電子メールサーバ5は予約サーバ4と連動し、新規ユーザ登録完了、ビデオチャットのルーム開設完了(参加チケット添付)、参加登録完了(参加チケット添付)、閲覧登録完了(参加チケット添付)、ビデオチャットのルーム開設取消し、参加登録の消去、閲覧登録の消去等のユーザに関連する電子メールをインターネット1を通じてユーザ端末2、3へ送信する。
【0022】
また、電子メールサーバ5は、インターネット1を通じて課金サーバ8に接続し電子メールを通じてビデオチャットの課金情報の送受信を実行する。
【0023】
ビデオチャットを企画するユーザは、例えば、ユーザ端末としてのパーソナルコンピュータ3から予約サーバ4へアクセスし、行列マトリクス状のカレンダーテーブルへ自己が企画するビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを文字情報を用いて入力し予約サーバ4へ登録する。例えば、スケジュール情報としてビデオチャットのルーム名、開催日時、ルームの内容と、入札情報として参加費用の最低落札価格、閲覧費用の指定を入力する。
【0024】
一方、ビデオチャットに参加又は閲覧するユーザは、例えば、ユーザ端末としてのデスクトップ型のパーソナルコンピュータ2から予約サーバ4へインターネット1を通じてアクセスする。また、ノート型のパーソナルコンピュータ2からホットスポット9、インターネット1を経由して予約サーバ4へアクセスする。ユーザは、カレンダーテーブルを閲覧することにより企画されているビデオチャットのルーム名を知ることができる。参加申込みユーザとしてのユーザは、コンピュータ2を操作しカレンダーテーブルに表示されているルームを選択して、ルームの入札条件を確認し、これに応札する。また、ユーザは、携帯電話機2aからも同様に通信キャリア基地局10、インターネット1を経由して予約サーバ4にアクセスし応札することができる。
【0025】
課金サイトとしての課金サーバ8はインターネット1を通じてチャットサイトに接続し、ユーザ毎の課金情報を受信し、月極め又は週毎に課金情報を集計してユーザ及びチャットサイトへ課金額をレポートするように構成されている。例えば、課金情報を集計してユーザが登録しているクレジットカード決済、ポイント決済、プリペイド決済、コンビニ決済、その他の決済手段を用いて月極めにより課金額を決済する。
【0026】
配信サーバ6は、ビデオチャットの企画者のコンピュータ3及び参加者のコンピュータ2、閲覧者のコンピュータ2へリアルタイムに企画者、参加者を撮影している動画、音声又はチャット文字情報をインターネット1を通じて双方向に配信する。また、ビデオチャットの閲覧者に対しても同時並行的に企画者、参加者の動画、音声又はチャット文字情報をインターネット1を通じて同報通信としてのマルチキャスト方式で配信する。閲覧者はこのようなビデオチャットの風景を受信することができるが、ビデオチャットに参加することができない、所謂覗き見的な状態でビデオチャットを閲覧する。
【0027】
図2はビデオチャットの画面の正面図である。ビデオチャット画面11は、ミーティングフレーム14と、ビデオチャットの環境設定を入力する待合フレーム15と、チャット文字の表示フレーム20、21、22と、チャット文字の入力ボックス24と、スピーカのON/OFF制御ボタン25と、マイクのON/OFF制御ボタン26と、ビデオチャットに参加しているユーザ接続情報表示フレーム23とを備える。なお、画面11の上段にはウインドウズ画面用の最小化ボタン12と閉じるボタン13が付設されている。
【0028】
上記ミーティングフレーム14は、例えば、最大10名のチャット参加者の映像をサムネイル方式で表示する。左上段の窓16には、ビデオチャットを企画したユーザの映像を表示し、他の参加者の映像は窓18、窓18a、窓18b、窓18cと下段の5つの窓に表示するように構成する。主催者の窓16の底辺にはドロップボタン17が設けられ、このボタン17の選択操作によりドロップ表示したメニューから他の参加者の発言の許否、映像表示のON/OFF、特定参加者との秘話操作など種々のオプションが選択することができる。
【0029】
チャット文字の表示フレーム20は、「1番に○○さんが入場しました」という表示、フレーム21は、ハンドルネーム「1234」の参加者が文字入力した情報を表示し、フレーム22も同様にハンドルネーム「2600」の参加者が文字入力した情報を表示する。
【0030】
また、ビデオチャットを閲覧するユーザにも上記ビデオチャット画面11を送信し、テレビ会話の状況を動画、音声、文字により配信する。ビデオチャット画面11の上方には広告情報が表示され、ビデオチャットサーバの運営企業は広告主からの広告料収入が得られる。このビデオチャットを閲覧するユーザ数は、配信サーバ6の能力に依存するが、現在の配信サーバ6のキャパシティとして約200人に制限する必要がある。仮に閲覧者の人数を無制限にした場合、配信サーバ6のキャパシティを超え、ビデオチャットに参加しているユーザの相互通信を妨げるため、良質のビデオチャットの提供が困難となる。
【0031】
さらに、本実施の形態では、ビデオチャットを企画したユーザは、自己のパフォーマンスをビデオチャット上で披露することができ、例えば、著名な評論家と議論を交わすルームやタレントが芸を披露するルームやマジシャンが手品の種を明かすルーム等の一般大衆に受けがよいビデオチャットを企画し、企画者が自らルームに参加する参加費用を決定することができ、閲覧者に対しても企画者が指定する閲覧費用で課金することができる。
【0032】
図3は携帯電話機のビデオチャット画面の正面図である。携帯電話機2aは、液晶ディスプレイ29と、CCDカメラ35と、テレビ会話用スピーカ36と、通話用イヤホン37と、選択ボタン38と、カーソル移動ボタン39とを備える。
【0033】
携帯電話機2aは開いた状態で液晶ディスプレイ29上のビデオチャット画面とCCDカメラ35とテレビ会話用スピーカをユーザ側に向け、双方向のテレビ会話を提供する。ユーザの音声は通話用マイクロホン(不図示)を通じてビデオチャットに送信する。
【0034】
ビデオチャット画面には、ビデオチャットに参加する他のユーザの中から1名の映像をカーソル移動ボタン39で選択して表示することができる。例えば、パケット方式でリアルタイムに転送されてくるビデオチャット情報を内部メモリに記憶しながら、ユーザ毎にページ情報として保存し、カーソル移動ボタン39で指定するページのユーザ画像を液晶ディスプレイ29に表示する。さらに、右下フレーム33に本人34の撮影状態をモニタすることもできる。
【0035】
テレビ会話用スピーカ36は、配信サーバ6からパケット方式で転送されるリアルタイムの音声を出力するが、音声出力は選択ボタン38の押下操作によりOFF状態にして、10キーボタンから文字情報をビデオチャットへ送信することもできる。
【0036】
図4はビデオチャットのカレンダテーブル40をディスプレイに表示した正面図である。カレンダテーブル40は、行列マトリクス状に構成された複数の枠を有する。例えば、最上段水平方向に日曜日から土曜日までの7日間の曜日を表示する曜日欄を配置し、各曜日欄の下方に暦の順に日付欄が各々配置されている。図示するカレンダテーブル40は、5行7列で日付枠を構成している。
【0037】
図中の或る月の第1週目に属する4日(木曜日)には、「政治家」のルーム名50とその左端に「○」マーク51が表示され、政治家のルームが閲覧可能状態を示していることが分かる。6日(土曜日)には、「見合い」のルーム名46とその右端に「◎」マーク47が表示され、見合いのルームが参加及び閲覧可能状態を示していることが分かる。
【0038】
カレンダテーブル40内の第2週に属する7日(日曜日)には、「タレント」のルーム名48とその右端に「×」マーク49が表示され、タレントのルームが参加者及び閲覧者が指定数に達している状態を示していることが分かる。また、他の日曜日に予約している「タレント」のルーム名48a、ルーム名48b、ルーム名48cとその右端の「×」マーク49a、「×」マーク49b、「×」マーク49cの表示により、全てのタレントのルームが満員状態であることが分かる。
【0039】
また、カレンダテーブル40内の11日(木曜日)には、「評論家」のルーム名50aとその右端に「○」マーク51aが表示され、評論家のルームが閲覧可能状態であることを表示している。同様に、18日(木曜日)には、「教授」のルーム名50bとその右端に「○」マーク51bが表示され、教授のルームが閲覧可能状態であることを表示している。25日(木曜日)には、「外人」のルーム名50cとその右端に「○」マーク51cが表示され、外人のルームが閲覧可能状態であることを表示している。
【0040】
さらに、カレンダテーブル40内の12日(金曜日)には、「タレントA」のルーム名52とその右端に「×」マーク53が表示され、タレントAのルームが満員状態であることを示している。20日(土曜日)は、「見合い」のルーム名46aとその右端に「◎」マーク47aが表示され、見合いのルームが参加及び閲覧可能状態を示している。
【0041】
このように、或る月のビデオチャットの予約状況が1画面で把握することができ、参加又は閲覧が申込めるか○◎×のマークにより判断できる。ユーザは、参加又は閲覧の申込みをカレンダテーブル40に表示されているルーム名の箇所にポインタを移動させてマウス等のポインティングデバイスでクリック操作し、登録しているユーザIDとパスワードを入力し参加又は閲覧のエントリ処理を実行する。したがって、ユーザにとっては、自己のスケジュールと照らし合わせながらカレンダテーブル40を用いて参加又は閲覧を申込むことができる。
【0042】
また、ビデオチャットは、同一時間に約30のルームを開設することができるため、ユーザにとってカレンダテーブル40を閲覧するだけで、新規のルームが登録できるか否かを判断することができる。新規のルーム登録は、カレンダテーブル40に表示されている日付の数字箇所又はこの数字の近傍に設けた登録ボタンにポインタを移動させてマウス等のポインティングデバイスでクリック操作し、登録しているユーザIDとパスワードを入力しルームの登録処理を実行する。
【0043】
例えば、クリック操作に応答して予約サーバ4から送信される予約フォームに、ルーム名、ルームの内容、ルームの開催日時、参加費用の最低落札価格、閲覧料金の指定等の所定の項目を入力ボックスに入力し、予約ボタンの選択操作により予約サーバ4へルームの予約を完了させることができる。
【0044】
図示したディスプレイには、トピックスを検索するためのタイトルボックス41と、複数のタイトルメニューをドロップ表示させるドロップボタン42と、検索文字を入力する入力ボックス43と、検索開始ボタン44とを備え、ルームのトピックスを検索することができる。また、カレンダテーブル40の上方には、表示しているカレンダテーブル40の年月45が表示され、この右に隣接して設けらた全スケジュールを表示するボタン54の選択操作により、カレンダテーブル40からリスト表示形式に変更して全てのルームのスケジュールを列記表示する画面が表示されるように構成している。
【0045】
上記実施の形態では、水平方向に曜日を表示し、各日付毎に枠を設け、この枠内に複数のルーム名を表示するように構成したが、別の実施の形態として、曜日の欄を左端又は右端に配置して垂直方向に各曜日を表示させるように構成してもよい。要は、1つの枠内に同時に配信されるビデオチャットのルーム名が表示されることにより、ユーザが視覚的にルーム予約の混雑状況や盛況振り等が把握できる手段であれば、何れのフォーマットのカレンダテーブル40を組むことができる。
【0046】
また、上述したように同時に配信できるルームは約30に制限されているため、同一時刻に並存するルームを見易くするため、縦軸に時間欄を配置し横軸方向にルーム名を併記するように構成してもよい。すなわち、カレンダテーブル40をテレビ番組表の如く構成して、各時間帯毎にルーム名を表示するように構成することもできる。
【0047】
図5は、ビデオチャットの企画予約工程のフローチャート図である。ビデオチャットの企画予約工程は、開始ステップ60から開始する。予約サーバ4は、ステップ61で主催者のユーザ端末3から入力されたユーザIDとパスワードの情報をインターネット1を通じて受信し、ユーザ情報データベース7に記憶されたユーザIDとパスワードの情報と比較し認証処理を遂行する。ユーザIDとパスワードが一致すればステップ63へ分岐し、不一致であればステップ62へ分岐して処理を終了させる。
【0048】
ステップ63は、主催者がユーザ端末3のディスプレイ画面に表示されたカレンダテーブル40内に設けたスケジュールの設定ボタンをクリックした信号をインターネット1から受信する工程である。スケジュールの設定ボタンは、日付を示す数字でも日付の枠内に設けたアイコンでも、視覚を通じて認識できる手段であれば種々のボタンアイコンを用いることができる。
【0049】
引き続き、ステップ64で主催者はディスプレイ画面を見ながらインターラクティブに予約サーバ4と双方向の情報交換を行い、企画したビデオチャットの日時を入力する。例えば、「西暦○○年×月△日◎○時から××時まで」のように文字を入力ボックス又はダウンメニューから入力してもよく。カレンダテーブル40内の日付枠の数字をクリックすることで、この日付に対応した入力メニューから日時を入力してもよい。
【0050】
ステップ65は、主催者がディスプレイ画面を見ながらビデオチャットのルーム名、ルームの説明、入室人数、公開又は非公開の識別コードをキーボードとマウスで入力する工程である。例えば、主催者がタレントAであるとして所定のルーム名「タレントA」、ルームの説明「ファンとの会話」、入室人数「10」、公開「チェック」等の文字及び識別情報を予約サーバ4へ送信する。ルーム名、ルームの説明、入室人数、公開等の文字及び識別情報を受信した予約サーバ4は、当該ビデオチャットが公開か非公開かステップ66で判定する。
【0051】
ステップ66でビデオチャットが公開であると判定されたときは、ステップ71へ分岐し、非公開であると判定された場合はステップ67へ分岐する。ステップ67は、予約サーバ4から主催者のユーザ端末3へビデオチャットが有料か無料か選択させる工程である。主催者はユーザ端末3のディスプレイ画面に表示された選択メニューに有料又は無料のチェックを入力し、予約サーバ4へ送信する。
【0052】
ステップ67で主催者が無料を選択したときは、ステップ76へ分岐し、予約サーバ4は、主催者が指定するパスワードを主催者が企画するビデオチャットに関連付けて記憶しルームの入室許可の認証設定をしてから、ステップ71へ進む。一方、ステップ67で主催者が有料を選択した場合は、ステップ68へ分岐し、ルーム参加者に対する課金方法を選択させる。
【0053】
課金方法は、種々設定できるが、例えば、主催者が課金額を指定する定額方式か、参加者が課金額を決めるオークション方式並びにプライスアップ方式を採用することができる。また、課金方法の設定は、ユーザ端末3のディスプレイ画面の表示を通じて主催者と予約サーバ4との間でインターラクティブに遂行させる。
【0054】
主催者がステップ68で非定額を選択したときは、処理はステップ77へ分岐し、ルーム参加者の決定方式がオークション方式又はプライスアップ方式の何れか一方の方式を選択させる。プライスアップ方式を選択したときは、処理はステップ80へ分岐し、ルーム参加者としてのユーザがユーザ端末2からインターネット1を通じて予約サーバ4にアクセスして、ビデオチャットの申込み順毎に金額を入力し課金される金額を釣上げるように構成する。一方、ステップ77で主催者がオークション方式を選択した場合は、ステップ78へ分岐する。
【0055】
ステップ78は、主催者がビデオチャットの参加料金の最低入札額を設定する工程である。例えば、主催者がタレントの場合、参加予約締切のマーク「×」49の表示により人気が高いことがカレンダテーブル40を閲覧することにより判断できるため、例えば、最低入札額を5000円と高額に設定することができるが、主催者が見合いを企画した場合には、比較的予約が空いているマーク「◎」47の表示により人気が低い若しくは参加者が主体的に運用するため、最低入札額を500円と低額に設定する。最低入札額の設定が完了すると処理はステップ79へ進む。
【0056】
上記ステップ68で主催者が課金方法を定額に設定したときは、ステップ69へ分岐し、主催者が参加者への課金の金額を入力する。そして、処理はステップ70へ進み、参加者の決定が申込み順か抽選か、何れかの方法を主催者に選択させる。抽選のときはステップ79へ分岐し、申込締切日時の入力処理を実行する。主催者はキーボード入力により申込締切日時の文字情報を予約サーバ4へ送信する。また、ステップ78からステップ79へ処理を移行させた主催者も同様に申込締切日時の入力処理を実行する。さらに、予約サーバ4は、ビデオチャットの参加人数を上述した9人に制限し、主催者と併せて合計10名のテレビ会話ができるように制限することができ、閲覧者の人数も上述のように約200人に制限するようにプログラムすることができる。
【0057】
ステップ71は、主催者及び参加者以外の第三者に対してビデオチャットを閲覧させるか否かを選択する閲覧許可選択ステップである。主催者が閲覧を許可しないという選択をしたときは、ステップ81へ分岐し、ビデオチャットの企画予約工程を終了する。一方、主催者が閲覧を許可する場合、ステップ72へ分岐する。
【0058】
ステップ72は、ビデオチャットの閲覧が無料か有料かを選択させる工程である。主催者が無料を選択したときは、ステップ75へ分岐し、ビデオチャットの企画予約工程を終了する。一方、主催者が有料を選択した場合は、ステップ73へ分岐し閲覧者に対する課金の金額を主催者がキーボード入力して予約サーバ4へ送信する。このように予約サーバ4は閲覧者に課金する金額を受信し内部に記憶することで、ユーザに対するビデオチャットの予約処理に反映させることができ、処理はステップ74へ進みビデオチャットの企画予約工程を終了する。
【0059】
上記実施の形態では、機能実現手段としての予約サーバ4とユーザ端末3との間の動作をシーケンシャルに説明したが、本発明は、このシーケンスに限定されるものではなく、これらを適宜変更設定することができる。従って、動作に矛盾が生じない限り、処理の手順を入れ替えまたは並行動作するように構成してもよい。
【0060】
例えば、主催者からビデオチャットのスケジュール情報としてルーム名、ルームの説明、参加人数、参加者に対する入札情報として入札価格、閲覧者の許否、プライスアップ、オークション等の複数の情報を一括してユーザ端末3からインターネット1を通じて予約サーバ4へ送信し、上述したシーケンスに従い予約処理を実行することができる。なお、本発明はパーソナルコンピュータ3のみならず、携帯電話機2aやPDA端末から予約処理を遂行することができる。
【0061】
図6は、ビデオチャットの参加又は閲覧方法のシステムフロー図である。ビデオチャットに関するデータは、インターネット1上で、ユーザ端末2、予約管理システムとしての予約サーバ4、決済代行システムとしての課金サーバ8、ビデオチャットシステムとしての配信サーバ6、及びコンテンツプロバイダ90との間で相互にデータを送受信するように構成する。
【0062】
先ず、ビデオチャットのユーザは、ユーザ端末2から予約サーバ4にアクセスし、ビデオチャットのストリーミングデモを視聴する(ステップ91)。ユーザは、デモを視聴した後に、ユーザ端末2から予約サーバ4へビデオチャットの会員登録を実行する(ステップ92)。会員登録は、ユーザの電子メールアドレス、ユーザ名、ユーザの性別、ユーザが指定するユーザID及びパスワード等をユーザ端末2から予約サーバ4へインターネット1を介して送信することにより完了する。
【0063】
会員登録済のユーザは、ユーザ端末2を予約サーバ4へアクセスした状態でビデオチャットの予約処理を実行する(ステップ93)。ユーザは、番組連動表としてのカレンダテーブル40内に表示されたビデオチャットの番組予約状態をマーク「◎」、「○」、「×」により確認する。ここで、「◎」マーク47は参加と閲覧が可能な番組、「○」マーク51は参加はできないが閲覧が可能な番組、「×」マーク49は参加も閲覧も指定人数に達した状態を示している。
【0064】
ユーザは、「◎」マーク47の番組に対して参加の予約をすることができ、「○」マーク51の番組に対しては閲覧の予約をすることができる。ユーザは適宜、参加又は閲覧するビデオチャットの番組を選択する画面上のボタンアイコンにポインタを移動させクリック操作によりボタンアイコンを押下して予約申込みを実行する。
【0065】
予約サーバ4は、ユーザからの予約リクエストに対してビデオチャットの課金通知、課金種類の選択、了承の是非を選択するウエブページ情報をインターネット1を介してユーザ端末2へ返信する(ステップ94)。この返信された情報によりユーザはビデオチャットの仮予約が完了したことをユーザ端末2のディスプレイ画面上で確認することができる。
【0066】
予約サーバ4は、同時並行的に課金サーバ8へインターネット1を介してアクセスし、ユーザからビデオチャットの会員登録と選択されたビデオチャットのルームが仮予約された情報として、ユーザの電子メールアドレス、ユーザ名を送信する(ステップ95)。
【0067】
課金サーバ8は、ユーザの電子メール、ユーザ名を頼りに与信情報を取得し課金対象者に適するか否かを判定し、過去に支払い滞納などの事故履歴が発見されない場合は、ステップ96で認証と課金の登録済み情報を予約サーバ4へ返信する。
【0068】
予約サーバ4は、課金サーバ8の認証を受信した段階で、ステップ97へ移行し、ユーザの電子メールアドレス宛てにビデオチャットのサーバアドレスURLを記述した電子メールを送信する。この電子メールには、ビデオチャットのルームにアクセスするためのユーザIDとパスワード、及びビデオチャットサーバのURLにリンクする擬似ボタンが含まれている。擬似ボタンは、例えば、GIF形式の画像で構成し、このGIF形式の画像上にポインタを移動しクリック操作をするだけで、目的のビデオチャットルームにアクセスすることができる。
【0069】
ユーザは、しかるのち、ユーザ端末2又は他のコンピュータでユーザの電子メールサーバへアクセスしてメールボックスに蓄積された予約サーバ4からの電子メールをダウンロードする。
【0070】
ステップ98では、ユーザが電子メール添付擬似ボタンクリック操作を実行する。すなわち、ユーザがダウンロードした電子メールに添付又はフラッシュ形式で表示されているGIF形式の画像をクリックし、ハイパーリンクをすることにより、予約管理システムとしての予約サーバ4にアクセスする。
【0071】
ユーザ端末2から予約サーバ4にアクセスした段階で、上記電子メール又はGIF形式の画像クリックに応動して、ユーザ端末2から自動送信されるユーザIDとパスワードがインターネット1を経由し予約サーバ4に伝送される(ステップ98)。
【0072】
予約サーバは、受信したユーザID及びパスワードをユーザ情報データベース7の内部に記憶しているユーザID及びパスワードと比較し認証処理を遂行する。認証に成功した場合は、予約サーバ4からアクティブX(ACTIVEX)方式のスクリプトをユーザ端末2へ返信し、ユーザ端末2と配信サーバ6内のビデオチャットルームに自動接続する。
【0073】
ユーザは、接続中のビデオチャットルームに参加又は閲覧することにより、ビデオチャットのサービスの提供を受けることができる。
【0074】
さらに、コンテンツプロバイダ90は、ステップ99でインターネット1を介してビデオチャットの配信サーバ6にアクセスし、ビデオチャットのコンテンツを提供することもできる。ビデオチャットを提供する企業は、コンテンツプロバイダ90に対してコンテンツの提供の対価として金銭を支払うが、この支払いは、コンテンツプロバイダ90の登録フォームに基づき月極めにて予約管理サーバとしての予約サーバ4内部に記憶したアクセスログデータの集計結果に基き所定の対価を支払うように構成する。勿論、ルームを企画した主催者にも参加者及び閲覧者に課金した金額の一部を支払うことにより、ビデオチャットの利用率を向上させることができる。
【0075】
こうして、インターネット1上でユーザは気軽にワイワイ騒げるビデオチャットにより、遠隔地に存在する他のユーザとコミュニケーションをとることができ、テレビ会話で話している相手の表情や音声がリアルタイムに取得することができる。
【0076】
尚、本発明のビデオチャットの課金システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のビデオチャットの課金システムによれば、所定のテーマを企画する利用者が所定人数の参加者に対する課金額を任意に設定するビデオチャット課金方法を提供する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるビデオチャットの課金装置の模式的な系統図である。
【図2】本発明に用いるビデオチャットの画面の正面図である。
【図3】本発明に用いる携帯電話機のビデオチャット画面の正面図である。
【図4】本発明に用いるカレンダテーブルをディスプレイに表示した正面図である。
【図5】本発明に用いるビデオチャットの企画予約工程のフローチャート図である。
【図6】本発明に用いるビデオチャットの参加又は閲覧方法のシステムフロー図である。
【符号の説明】
1 インターネット
2 パーソナルコンピュータ
2a 携帯電話機
3 パーソナルコンピュータ
4 予約サーバ
5 電子メールサーバ
6 配信サーバ
7 ユーザ情報データベース
8 課金サーバ
11 ビデオチャット画面
29 液晶ディスプレイ
35 カメラ
36 テレビ会話用スピーカ
37 通話用イヤホン
38 選択ボタン
39 カーソル移動ボタン
40 カレンダテーブル
90 コンテンツプロバイダ
Claims (4)
- ネットワークに接続され、複数のユーザ端末の間でリアルタイムに動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの課金方法であって;
前記ネットワークを通じて主催者から前記ビデオチャットのスケジュール情報と参加者に対する入札情報とを予約登録するビデオチャットの企画予約工程と;
前記ネットワークを通じて複数のユーザから前記ビデオチャットの参加予約コードと応札情報とを各々受信し仮登録をするビデオチャットの参加仮予約工程と;
前記入札情報と前記応札情報に基づき、前記複数のユーザの中から前記ビデオチャットの参加条件を満たす所定人数の参加者に対して電子メールを介して参加許諾コードとパスワード情報を送信すると共に、参加条件を満たさない他のユーザに対して電子メールを介して参加不許可コードを送信するビデオチャットの参加許否判定工程と;
前記主催者及び参加者からのアクセスを認証し、前記主催者のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの配信工程と;
前記ビデオチャットが開始された後に、少なくとも前記参加者に関連付けて前記応札情報に基づく課金情報を課金テーブルに入力する課金処理工程と;
を備えるビデオチャットの課金方法。 - 前記ネットワークを通じて前記ビデオチャットを閲覧する閲覧者に対して主催者が指定する閲覧金額を課金情報として、前記閲覧者に対応付けて前記課金テーブルに入力する工程をさらに備える請求項1に記載のビデオチャットの課金方法。
- 前記ビデオチャットの企画予約工程は、前記ネットワークを通じて行列マトリクス状のカレンダテーブルを主催者の端末装置に送信し、当該端末装置に表示されたカレンダテーブルの日付欄に対応させた前記スケジュール情報を受信して予約登録をする請求項1に記載のビデオチャットの課金方法。
- ネットワークに接続され、複数のユーザ端末の間でリアルタイムに動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの課金装置であって;
前記ネットワークを通じて主催者から送信されるビデオチャットのスケジュール情報と閲覧料金情報とを受信し行列マトリクス状のカレンダテーブルに登録し、前記ビデオチャットの閲覧者が所定の人数に達するまで、前記カレンダテーブルをアクセスする複数の閲覧申込ユーザから前記ビデオチャットの閲覧申込コードと前記閲覧申込ユーザの電子メールアドレスを受信し、前記ビデオチャットの閲覧許可コードを前記閲覧申込ユーザへ電子メールを介して返信するビデオチャットの予約サーバと;
前記閲覧申込ユーザからのアクセスを前記閲覧許可コードに基づいて認証し、前記閲覧申込ユーザへ前記主催者のビデオチャットの動画と音声又は文字とを配信するビデオチャットの配信サーバと;
前記主催者のビデオチャットが開始された後に、少なくとも前記閲覧申込ユーザに関連付けて前記閲覧料金情報を課金情報として課金サーバへ送信する課金管理サーバと;
を備えるビデオチャットの課金装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002221203A JP2004064503A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | ビデオチャットの課金方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002221203A JP2004064503A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | ビデオチャットの課金方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004064503A true JP2004064503A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31941587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002221203A Withdrawn JP2004064503A (ja) | 2002-07-30 | 2002-07-30 | ビデオチャットの課金方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004064503A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067979A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toshiba Corp | リアルタイム画像表示装置 |
JP2012129603A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Kyowakai | 対話サービスシステム及び対話サービス方法 |
JP2016152619A (ja) * | 2015-08-04 | 2016-08-22 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | ビデオチャットを提供するサーバ、プログラム及び方法 |
JP2020042357A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社コロプラ | プログラム、情報処理装置、および方法 |
JP2021034057A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | ハイパーコネクト インコーポレイテッド | 映像通話の仲介装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2021071963A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | Line株式会社 | 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置 |
US20210192464A1 (en) * | 2019-12-24 | 2021-06-24 | Kevin Ta Hsiang Hsu | Electronic dynamic calendar system and operation method thereof |
JP7240776B1 (ja) | 2022-07-29 | 2023-03-16 | 株式会社Wing of Freedom | 有名人オンライン参加型パーティー管理システム |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002221203A patent/JP2004064503A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067979A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toshiba Corp | リアルタイム画像表示装置 |
JP2012129603A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Kyowakai | 対話サービスシステム及び対話サービス方法 |
JP2016152619A (ja) * | 2015-08-04 | 2016-08-22 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | ビデオチャットを提供するサーバ、プログラム及び方法 |
JP2020042357A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-19 | 株式会社コロプラ | プログラム、情報処理装置、および方法 |
JP2021034057A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | ハイパーコネクト インコーポレイテッド | 映像通話の仲介装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP7482959B2 (ja) | 2019-10-31 | 2024-05-14 | Lineヤフー株式会社 | 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置 |
JP2021071963A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | Line株式会社 | 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置 |
JP7143010B2 (ja) | 2019-10-31 | 2022-09-28 | Line株式会社 | 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置 |
JP2022168231A (ja) * | 2019-10-31 | 2022-11-04 | Line株式会社 | 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置 |
US20210192464A1 (en) * | 2019-12-24 | 2021-06-24 | Kevin Ta Hsiang Hsu | Electronic dynamic calendar system and operation method thereof |
US11636440B2 (en) * | 2019-12-24 | 2023-04-25 | Kevin Ta Hsiang Hsu | Electronic dynamic calendar system and operation method thereof |
JP2024018048A (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-08 | 株式会社Wing of Freedom | 有名人オンライン参加型パーティー管理システム |
JP7240776B1 (ja) | 2022-07-29 | 2023-03-16 | 株式会社Wing of Freedom | 有名人オンライン参加型パーティー管理システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7366687B2 (en) | Donation processing system | |
US9197479B2 (en) | Systems and methods to manage a queue of people requesting real time communication connections | |
US8125931B2 (en) | Systems and methods to provide availability indication | |
US8681778B2 (en) | Systems and methods to manage privilege to speak | |
US20020038293A1 (en) | Web-enabled method and system for managing remote dispute resolution | |
US20090063178A1 (en) | Systems and methods for a mobile, community-based user interface | |
US20030007464A1 (en) | Method and device for effecting venue specific wireless communication | |
US9325747B2 (en) | Advanced dating websites | |
US20140082495A1 (en) | Media systems and processes for providing or accessing multiple live performances simultaneously | |
JP2003501987A (ja) | インターネットを介して実時間でサービスを提供するシステム | |
JP2002540511A (ja) | 援助の方法および装置 | |
US20070174187A1 (en) | Systems and methods to process payment | |
KR20160132591A (ko) | 미용서비스 제공 시스템, 서버 및 방법 | |
WO2014008587A1 (en) | Entertainment arrangement system | |
CN109447744A (zh) | 一种会务租赁***及会务租赁方法 | |
JP2004064503A (ja) | ビデオチャットの課金方法及びその装置 | |
US20050253851A1 (en) | System for providing virtual space, a virtual space providing server and a virtual space providing method for advancing communication between users in virtual space | |
JP2004152057A (ja) | ビデオチャット等の課金システム | |
JP2002041429A (ja) | インターネットにおける共有資料を用いて会議を行う方法、会議システム、情報処理装置及び記録媒体 | |
US20130085890A1 (en) | System and Method For Meeting Marketplace | |
JP2006215700A (ja) | 加入者割引促進システム、ポータルサーバ、及び加入者割引促進プログラム | |
KR20010109692A (ko) | 인터넷 골프 부킹방법 및 시스템 | |
JP2002342520A (ja) | イベント運営システム、イベント運営管理装置、イベント運営方法、およびプログラム | |
WO2022010243A1 (ko) | 원격 대리 업무 중계 방법 및 서버 | |
JP2008287374A (ja) | 講義履歴データベースと受講履歴データベースとを備えた遠隔講義システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |