JP2004062728A - 情報処理システムおよびコンテンツ出力装置 - Google Patents

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Yasunari Miyazaki
宮嵜 泰成
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Abstract

【課題】コンテンツを家、車内等の種々の場所で楽しもうとした場合に、コンテンツが記録された記録媒体の移動が必要になり、かつ、多数の人がコンテンツの記録された記録媒体を持ち運ぶことを考えると、一のコンテンツが多数の記録媒体に複写され、著作権上も問題であった。
【解決手段】コンテンツを視聴等する権利を示す識別情報が記録され、着脱可能な記録媒体が接続され得るコンテンツ出力装置とサーバ装置を有する情報処理システムにおいて、コンテンツ出力装置は記録媒体の識別情報をサーバ装置に送信し、サーバ装置は識別情報に基づいてコンテンツを選択して送信することにより、容易に種々の場所でコンテンツを楽しむことができ、また、記録媒体の販売時に著作権料の処理を行い、記録媒体の販売後の著作権管理は、サーバ装置の一箇所で集中して行えば良いので、著作権管理が極めて容易である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツを出力する情報処理システムとコンテンツ出力装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーバ装置からコンテンツをダウンロードして出力する技術が存在した。また、コンビニエンスストア等で、ユーザはコンテンツの取得料金を支払い、その代償としてサーバ装置からコンテンツをダウンロードして記録媒体(CD−ROM等)に蓄積して持ち帰る、というサービスが行われていた。かかる場合、ユーザは、コンテンツ(例えば、音楽)が記録された記録媒体を家庭等のコンテンツ出力装置(例えば、オーディオ)に読み込ませ、コンテンツを出力して楽しんでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、購入したコンテンツを家庭内、車内、野外等の種々の場所で楽しもうとした場合に、コンテンツが記録された記録媒体を持ち運ぶことが必要になり、不便である。そして、非常に多数の人がコンテンツの記録された記録媒体を持ち運ぶことを考えると、一のコンテンツが多数の記録媒体に複写されることになり、著作権の管理上も問題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本発明は、識別情報が記録され、着脱可能な記録媒体が接続され得るコンテンツ出力装置とサーバ装置を有する情報処理システムにおいて、コンテンツ出力装置は、記録媒体から識別情報を取得する識別情報取得部と、識別情報取得部で取得された識別情報を前記サーバ装置に送信する識別情報送信部と、サーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、コンテンツ受信部が受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力部を具備し、サーバ装置は、識別情報とコンテンツを有するコンテンツ情報を1組以上保持しているコンテンツ情報保持部と、コンテンツ出力装置から識別情報を受信する識別情報受信部と、識別情報受信部で受信した識別情報に基づいて、コンテンツ情報保持部からコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、コンテンツ取得部が取得したコンテンツをコンテンツ出力装置に送信するコンテンツ送信部を具備する情報処理システムにより、ユーザは容易に種々の場所でコンテンツを楽しむことができる。また、上記の記録媒体の販売時に著作権料の処理を行い、記録媒体の販売後の著作権管理は、サーバ装置の一箇所で集中して行えば良いので、著作権管理が極めて容易である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態において、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
【0006】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、記録媒体11、コンテンツ出力装置12、サーバ装置13を具備する。記録媒体11は、コンテンツを出力する権利を有することを示す情報である識別情報が記録され、コンテンツ出力装置12から着脱可能である。記録媒体11は、例えば、ICカードやメモリカードやCD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク等である。なお、記録媒体は、通常、ユーザがコンテンツを出力する権利を購入した代償として得られるものである。また、識別情報は、コンテンツを出力する権利を有することを示す情報であれば何でも良いが、コンテンツの著作権管理の都合上、暗号鍵であることが好適である。
【0007】
コンテンツ出力装置12は、識別情報取得部1201、識別情報送信部1202、コンテンツ受信部1203、コンテンツ出力部1204を有する。サーバ装置13は、コンテンツ情報保持部1301、識別情報受信部1302、コンテンツ取得部1303、コンテンツ送信部1304を有する。
【0008】
識別情報取得部1201は、記録媒体から識別情報を取得する。識別情報取得部1201は、記録媒体から情報を読み取るためのリーダーである。記録媒体がICカードである場合は、識別情報取得部1201はICカードリーダーである。
【0009】
識別情報送信部1202は、識別情報取得部1201で取得された識別情報をサーバ装置13に送信する。識別情報送信部1202は、無線の通信手段で実現するのが好適であるが、有線の通信手段や放送手段でも実現可能である。なお、サーバ装置13と通信を行うためのサーバ装置識別子(例えば、サーバ装置13のIPアドレスや電話番号など)は、予めコンテンツ出力装置12が保持していても良いし、記録媒体11に記録されていても良い。サーバ装置識別子の存在場所は問わないことは、他の実施の形態においても同様である。
【0010】
コンテンツ受信部1203は、サーバ装置13からコンテンツを受信する。コンテンツ受信部1203は、無線の通信手段で実現するのが好適であるが、有線の通信手段や放送を受信する手段でも実現可能である。なお、通常、識別情報送信部1202とコンテンツ受信部1203は、物理的に一の手段で実現される。
【0011】
コンテンツ出力部1204は、コンテンツ受信部1203が受信したコンテンツを出力する。ここで、出力とは、音声出力、画面への表示、プリンタへの印字等、またはそれらの組み合わせ等である。コンテンツ出力部1204は、コンテンツを出力するソフトウェアおよびスピーカー等のハードウェアで実現可能である。
【0012】
コンテンツ情報保持部1301は、コンテンツを有するコンテンツ情報を1組以上保持している。コンテンツは識別情報を用いてアクセスされ得る。コンテンツ情報保持部1301は、通常、不揮発性の記録媒体であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0013】
識別情報受信部1302は、コンテンツ出力装置12から識別情報を受信する。識別情報受信部1302は、無線または有線の通信手段で実現され得るが、放送を受信する手段で実現しても良い。
【0014】
コンテンツ取得部1303は、識別情報受信部1302で受信した識別情報に基づいて、コンテンツ情報保持部1301からコンテンツを取得する。コンテンツ取得部1303は、通常、ソフトウェアにより実現されるが、ハードウェア(専用回路)により実現されても良い。
【0015】
コンテンツ送信部1304は、コンテンツ取得部1303が取得したコンテンツをコンテンツ出力装置12に送信する。コンテンツ送信部1304は、無線または有線の通信手段で実現され得るが、放送手段で実現しても良い。
【0016】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、コンテンツ出力装置12の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)識別情報取得部1201は、コンテンツ出力指示をユーザから受け付けたか否かを判断する。コンテンツ出力指示を受け付ければステップS202に行き、コンテンツ出力指示を受け付けなければステップS201に戻る。
【0017】
(ステップS202)識別情報取得部1201は、記録媒体11から識別情報を読み出せるか否かを判断する。識別情報を読み出せればステップS203に行き、識別情報を読み出せなければ処理を終了する。
【0018】
(ステップS203)識別情報送信部1202は、ステップS202で読み出した識別情報をサーバ装置13に送信する。
【0019】
(ステップS204)コンテンツ受信部1203は、サーバ装置13からコンテンツを受信したか否かを判断する。コンテンツを受信すればステップS205に行き、コンテンツを受信しなければステップS204に戻る。
【0020】
(ステップS205)コンテンツ出力部1204は、ステップS204で受信したコンテンツを出力する。
なお、図2のフローチャートにおいて一のコンテンツを受信してから一のコンテンツを出力した。しかし、コンテンツはストリームで、一部のコンテンツを受信してから当該一部のコンテンツを出力し、次に、次のコンテンツストリームを受信し、出力しても良い。つまり、コンテンツの受信と出力を繰り返しても良い。
また、コンテンツは一度に受信して、ユーザ指示に基づいてコンテンツの一部を出力しても良い。
【0021】
次に、サーバ装置13の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)識別情報受信部1302は、コンテンツ出力装置12から識別情報を受信したか否かを判断する。識別情報を受信すればステップS302に行き、識別情報を受信しなければステップS301に戻る。
【0022】
(ステップS302)コンテンツ取得部1303は、ステップS301で受信した識別情報に基づいて、コンテンツ情報保持部1301からコンテンツを取得する。
【0023】
(ステップS303)コンテンツ送信部1304は、ステップS302で取得したコンテンツをコンテンツ出力装置12に送信する。
【0024】
以下、本実施の形態における情報処理ステムの具体的な動作について説明する。情報処理ステムの具体的な概念図を図4に示す。ここでのコンテンツ出力装置12は、電子ブックプレーヤーである。記録媒体11には、コンテンツをダウンロードして出力する権利を有することを示す識別情報が記録されている。識別情報は、通常、記録媒体11を購入したユーザを識別する情報でもある。ここでは、記録媒体11には、「abc」という識別情報が記録されている、とする。そして、コンテンツ出力装置12は、電源のON/OFFを指示する電源ボタン、電子ブックをサーバ装置13からダウンロードして表示するための表示ボタン、電子ブックのページめくりを指示するページめくりボタン(「←」「→」のボタン)などが設置されている(図4参照)。
【0025】
次に、サーバ装置13は、図5に示すコンテンツ情報を複数保持している。図5は、コンテンツ情報保持部のデータであり、コンテンツ情報管理表という。コンテンツ情報管理表は、「ID」「電子ブック識別子」「電子ブック実体データ」「許諾者のID」を有するコンテンツ情報を複数管理している。「ID」は、コンテンツ情報を識別する情報である。「電子ブック識別子」は、電子ブックを識別する情報であり、ユーザは、「電子ブック識別子」を用いて電子ブックにアクセスする。「電子ブック実体データ」は、電子ブックを構成するデータであり、テキスト、静止画、動画、音声、またはそれらの組み合わせなど、そのデータタイプは問わない。「許諾者のID」は、「電子ブック識別子」で識別される電子ブックをダウンロードして出力する権利を購入した者(記録媒体11)を識別する情報が1以上、格納されている。つまり、「許諾者のID」は、1以上の識別情報を有する。
【0026】
以上の情報処理ステムにおいて、コンテンツ出力装置12のユーザが、コンテンツ出力装置12を利用する。ユーザは、例えば、通勤途中の電車の中である。ユーザは、電車の中で携帯可能なコンテンツ出力装置12の電源をONする。そして、ユーザは、コンテンツ出力装置12の表示ボタンを押下した、とする。次に、コンテンツ出力装置12は、記録媒体11から識別情報「abc」を読み出す。そして、識別情報「abc」をサーバ装置13に送信する。次に、サーバ装置13は、識別情報「abc」を受信する。次に、サーバ装置13は、識別情報「abc」に基づいて電子ブック識別子を取得する。そして、サーバ装置13は「電子美術館2002」「月間技術ニュース」「日本電子機器事典」の3つの電子ブック識別子を取得する。そして、サーバ装置13は、3つの電子ブック識別子を有する選択メニューの情報をコンテンツ出力装置12に送信する。選択メニューとは、コンテンツ出力装置12のユーザが、出力する権利を購入している3つの電子ブックから一の電子ブックを選択するためのメニューであり、例えば、コンパクトHTMLで記述されている。選択メニューの例を図6に示す。図6では、一番目の「電子美術館2002」にフォーカスが当たっている。
【0027】
かかる状態で、コンテンツ出力装置12のユーザは、「ダウンロード」ボタンを指示した、とする。次に、コンテンツ出力装置12は、サーバ装置13から「電子美術館2002」で識別される電子ブックの実体データを取得する。そして、コンテンツ出力装置12は、取得した「電子美術館2002」で識別される電子ブックの実体データを出力する。この出力例は、図4のコンテンツ出力装置12の画面である。なお、コンテンツ出力装置12は、ユーザが「ダウンロード」ボタンを指示した後に一度に「電子美術館2002」で識別される電子ブックの実体データをすべて取得しても良いし、ユーザが「ダウンロード」ボタンを指示したときには、実体データの一部のみ取得しても良い。
【0028】
一部のみ取得する場合について、以下に詳細に説明する。例えば、一部のみ取得するとは、第一ページ分のデータをダウンロードすることである。かかる場合、ページめくりボタン等の指示により、他のページへのアクセス要求があった場合に、コンテンツ出力装置12は、そのページの実体データをサーバ装置13から取得する、こととなる。以上のような構成においてコンテンツ出力装置12のメモリは小容量で良い、という効果がある。また、ページごとにダウンロードする場合に、サーバ装置13は、ダウンロードしたページを記録している、とする。そして、例えば、ユーザは、電車内では、「電子美術館2002」の3ページ目までをダウンロードした、とする。サーバ装置は、このユーザがダウンロードした電子ブックのページ番号(ページ数)を記録している。かかる場合、例えば、コンテンツ情報管理表は図7である。図7は、「ID」「電子ブック識別子」「電子ブック実体データ」「許諾者のID」「ダウンロードページ」「カレント」を有するコンテンツ情報を複数管理している。「ダウンロードページ」とは、許諾者のIDで識別されるユーザがダウンロードしたページ数である。「カレント」は、許諾者のIDで識別されるユーザが最近にダウンロードした電子ブックを示す。許諾者のID「abc」で識別されるユーザ(記録媒体11)は、最近に「電子美術館2002」を3ページまでダウンロードしたことを示す。図7によれば、ユーザ「abc」は「電子美術館2002」を3ページまでダウンロードしたことが記録され、かつ「カレント」の値が「1」だからである。
【0029】
次に、ユーザは、会社に到着し、始業時間までの約30分間、会社のパーソナルコンピュータの画面で「電子美術館2002」の続きを見たい、と考える。そして、ユーザは、携帯可能な電子ブック装置から記録媒体11を抜き出す。そして、記録媒体11を会社のパーソナルコンピュータに挿入する。次に、会社のパーソナルコンピュータは、記録媒体11の識別情報「abc」を読み出し、サーバ装置13に送信する。サーバ装置13は、識別情報「abc」を受信し、識別情報「abc」でアクセスできる電子ブック識別子を取得する。サーバ装置13は、識別情報「abc」でアクセスできる電子ブック識別子で識別される電子ブックの中から、「カレント」=「1」であり、かつ「ダウンロードページ」で示されるページ番号の実体データをダウンロードする。つまり、サーバ装置13は、「電子美術館2002」の3ページ目の実体データをダウンロードする。次に、会社のパーソナルコンピュータは、「電子美術館2002」の3ページ目の実体データを受信し、出力する。
【0030】
以上、本実施の形態によれば、ユーザが購入すること等で得た識別情報が記録された記録媒体を、種々のコンテンツ出力装置に挿入することで、場所を選ばず、かつコンテンツを持ち運ぶことなくコンテンツを出力することができる。従って、コンテンツを複写する必要もなく、著作権管理においても効果的である。さらに、識別情報が記録された記録媒体の販売時に、著作権料を徴収すれば、著作権保護が容易である。
なお、本実施の形態において、コンテンツは電子ブックのコンテンツを用いて、主として説明したが、コンテンツは電子ブックに限られないのは言うまでもない。コンテンツは、動画や音声情報を含む映画や番組、音楽情報、またテキストからなる情報等、何でも良い。
【0031】
また、本実施の形態において、コンテンツ出力装置は、電子ブックプレーヤー(電子ブック出力装置)または、パーソナルコンピュータであった。しかし、本実施の形態におけるコンテンツ出力装置の機能は、いわゆる携帯電話に付加されていても良いし、カーナビゲーション端末に付加されていても良い。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
【0032】
また、本実施の形態において、記録媒体に記録された識別情報は、暗号鍵でも良い。かかる場合、サーバ装置が保持しているコンテンツは暗号化されている。そして、コンテンツ出力装置が記録媒体に記録されている暗号鍵を読み取り、サーバ装置に送信する。そして、サーバ装置は暗号鍵を受信し、当該暗号鍵で暗号化されたコンテンツをデスクランブルし、当該コンテンツをコンテンツ出力装置にダウンロードする。そして、コンテンツ出力装置は、デスクランブルされたコンテンツを受信し、出力する。
また、本実施の形態において、コンテンツ情報管理表の構造は、上述したものに限らないのは言うまでもない。
【0033】
また、本実施の形態において、十分に説明しなかったが、通常、ユーザは識別情報が格納されている記録媒体を購入する。記録媒体の購入により、著作権保護がなされる。例えば、識別情報が格納されている記録媒体はケースに格納されて販売される。識別情報が格納されている記録媒体は、例えば、一定の包装がなされジャケットとして販売される。例えば、識別情報がある歌手の音楽をダウンロードする権利を示す情報である場合には、そのジャケットにはその歌手の写真などが印刷されている。また、本実施の形態において、ユーザが所有する記録媒体を販売店に持ち込んで、当該記録媒体に識別情報を記録してもらう代償として、ユーザが著作権料を支払っても良い。識別情報の販売に関して、種々の販売形態が考えられることは、他の実施の形態においても同様である。
【0034】
さらに、本実施の形態において説明したコンテンツ出力装置、サーバ装置の動作について、ソフトウェアで実現し、当該ソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードにより当該ソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記録媒体に記録して流布しても良い。このことも、すべての実施の形態において同様である。なお、本実施の形態において説明したコンテンツ出力装置をソフトウェアで実現した場合のプログラムは、コンピュータに、着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、識別情報取得ステップで取得された識別情報をサーバ装置に送信する識別情報送信ステップと、サーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ受信ステップで受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
【0035】
(実施の形態2)
図8は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、記録媒体81、コンテンツ出力装置82、サーバ装置83を具備する。記録媒体81は、コンテンツを出力する権利を有することを示す情報である識別情報が記録され、コンテンツ出力装置82から着脱可能である。また、識別情報は暗号化されたコンテンツをデスクランブルする暗号鍵である。記録媒体81は、例えば、ICカードやメモリカードやCD−ROM等である。また、記録媒体81は、書き換え型ICカードが好適である。なお、記録媒体は、通常、ユーザがコンテンツを出力する権利を購入した代償として得られるものである。また、識別情報は、コンテンツを出力する権利を有することを示す情報であれば何でも良いが、コンテンツの著作権管理の都合上、暗号鍵であることが好適である。
【0036】
コンテンツ出力装置82は、識別情報取得部1201、識別情報送信部1202、終了信号入力受付部8201、終了信号送信部8202、コンテンツ受信部8203、コンテンツ出力部8204を有する。サーバ装置83は、コンテンツ情報保持部1301、識別情報受信部1302、終了信号受信部8301、コンテンツ取得部8303、コンテンツ送信部8304を有する。
【0037】
終了信号入力受付部8201は、終了信号の入力を受け付ける。終了信号とは、コンテンツの出力を終了させる旨の信号である。終了信号は、例えば、ユーザが停止ボタンを押下したり、電源OFFのボタンを押下したりすることにより入力される。終了信号入力受付部8201は、例えば、ボタン(ハードウェア)とそれをハンドリングするソフトウェアにより実現され得る。
【0038】
終了信号送信部8202は、終了信号入力受付部8201で受け付けた終了信号をサーバ装置83に送信する。終了信号送信部8202は、無線の通信手段で実現するのが好適であるが、有線の通信手段や放送手段でも実現可能である。
【0039】
コンテンツ受信部8203は、ストリームコンテンツを受信する。コンテンツ受信部8203は、無線の通信手段で実現するのが好適であるが、有線の通信手段や放送を受信する手段でも実現可能である。
【0040】
コンテンツ出力部8204は、コンテンツ受信部8203が受信したストリームコンテンツを次から次へと出力する。ここで、出力とは、音声出力、画面への表示、プリンタへの印字等、またはそれらの組み合わせ等である。なお、コンテンツ受信部8203が一括受信したコンテンツが蓄積され、コンテンツ出力部8204は、当該蓄積されたコンテンツを少しずつ読み出しながら、順次出力しても良いし、コンテンツ受信部8203が順次コンテンツの一部を受信して、コンテンツ出力部8204は当該受信したコンテンツの一部を順次出力しても良い。コンテンツ出力部8204は、コンテンツを出力するソフトウェアおよびスピーカー等のハードウェアで実現可能である。
【0041】
終了信号受信部8301は、コンテンツ出力装置82から終了信号を受信する。終了信号受信部8301は、無線または有線の通信手段で実現され得るが、放送を受信する手段で実現しても良い。
【0042】
コンテンツ取得部8303は、複数のコンテンツを順次、取得する。また、終了信号受信部8301が終了信号を受信した場合に、コンテンツの取得を中止する。コンテンツ取得部8303は、通常、ソフトウェアにより実現されるが、ハードウェア(専用回路)により実現されても良い。
【0043】
コンテンツ送信部8304は、コンテンツ取得部8303が取得した複数のコンテンツを、識別情報(暗号鍵)を用いてデスクランブルし、順次、送信する。また、終了信号受信部8301が終了信号を受信した場合に、コンテンツの送信を中止する。コンテンツ送信部8304は、無線または有線の通信手段で実現され得るが、放送手段で実現しても良い。
【0044】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、コンテンツ出力装置82の動作について図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)識別情報取得部1201は、コンテンツ出力指示をユーザから受け付けたか否かを判断する。コンテンツ出力指示を受け付ければステップS902に行き、コンテンツ出力指示を受け付けなければステップS901に戻る。
【0045】
(ステップS902)識別情報取得部1201は、記録媒体11から識別情報を読み出せるか否かを判断する。識別情報を読み出せればステップS903に行き、識別情報を読み出せなければ処理を終了する。
(ステップS903)識別情報送信部1202は、ステップS902で読み出した識別情報をサーバ装置13に送信する。
【0046】
(ステップS904)コンテンツ受信部8203は、サーバ装置13からコンテンツ(ストリームの一部)を受信したか否かを判断する。コンテンツを受信すればステップS905に行き、コンテンツを受信しなければステップS906に飛ぶ。
【0047】
(ステップS905)コンテンツ出力部8204は、ステップS904で受信したコンテンツ(ストリームの一部)を出力する。
(ステップS906)終了信号入力受付部8201は、ユーザから終了信号の入力を受け付けたか否かを判断する。終了信号の入力を受け付ければステップS907に行き、終了信号の入力を受け付けなければステップS904に戻る。
(ステップS907)終了信号送信部8202は、終了信号をサーバ装置83に送信する。処理を終了する。
【0048】
次に、サーバ装置83の動作について図10のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1001)識別情報受信部1302は、コンテンツ出力装置82から識別情報を受信したか否かを判断する。識別情報を受信すればステップS1002に行き、識別情報を受信しなければステップS1001に戻る。
【0049】
(ステップS1002)コンテンツ取得部8303は、ステップS1001で受信した識別情報に基づいて、コンテンツ情報保持部1301からコンテンツ識別子を取得する。
(ステップS1003)ステップS1002で取得したコンテンツ識別子の数をカウンタnに代入する。
(ステップS1004)iに1を代入する。
【0050】
(ステップS1005)コンテンツ取得部8303は、i番目のコンテンツがコンテンツ情報保持部1301に存在するか否かを判断する。i番目のコンテンツが存在すればステップS1006に行き、i番目のコンテンツが存在しなければステップS1004に戻る。
(ステップS1006)コンテンツ取得部8303は、i番目のコンテンツをコンテンツ情報保持部1301から取得する。
【0051】
(ステップS1007)コンテンツ送信部8304は、ステップS1006で取得したストリームコンテンツを、識別情報(暗号鍵)を用いてデスクランブルする。
(ステップS1008)コンテンツ送信部8304は、ステップS1007でデスクランブルしたストリームコンテンツをコンテンツ出力装置82に送信する。
(ステップS1009)終了信号受信部8301は、コンテンツ出力装置82から終了信号を受信したか否かを判断する。終了信号を受信すれば処理を終了し、終了信号を受信しなければステップS1010に行く。
【0052】
(ステップS1010)コンテンツ送信部8304は、i番目のコンテンツの送信を終了したか否かを判断する。これは、例えば、コンテンツに含まれるコンテンツの終了を示す情報により判断できる。
(ステップS1011)カウンタiをインクリメントする。ステップS1005に戻る。
【0053】
以下、本実施の形態における情報処理ステムの具体的な動作について説明する。情報処理ステムの概念図を図11に示す。ここでのコンテンツ出力装置は、音楽を出力するオーディオである。図11は、記録媒体81、コンテンツ出力装置82(1)、コンテンツ出力装置82(2)、サーバ装置83を有する。コンテンツ出力装置82(1)は、携帯可能なオーディオである。コンテンツ出力装置82(2)は自動車に設置されたオーディオである。コンテンツ出力装置82(1)とコンテンツ出力装置82(2)は、記録媒体81が挿入され得る。
【0054】
また、サーバ装置83は、図12のコンテンツ情報管理表を保持している。図12のコンテンツ情報管理表は、「ID」「曲名」「歌手名」「実体データ」「鍵1」「鍵2」・・・「鍵n」を有するコンテンツ情報を複数管理している。コンテンツ情報管理表は、音楽のデータを管理する表である。「ID」は、コンテンツ情報を識別する情報である。「曲名」は、曲を識別する情報である。「歌手名」は、「曲名」で識別される曲を歌っている歌手を識別する情報である。「実体データ」は、曲の実体データであり、ここでは暗号化されている、とする。「鍵1」「鍵2」・・・「鍵n」は、発行(販売)している鍵でデスクランブルできる曲(「実体データ」)がどれであるかを示す情報である。また、「鍵1」「鍵2」・・・「鍵n」は、現在再生されている曲、または最近にダウンロードされた曲を示す情報でもある。つまり、「鍵1」「鍵2」・・・「鍵n」は、「1」または「2」の値をとり得る。そして、「1」または「2」の値である曲は、当該鍵により出力(アクセス)可能である。また、「鍵1」「鍵2」・・・「鍵n」の値が「2」であるものが現在出力中の曲、または最近にダウンロードされた曲である。図12によれば、「鍵1」では、「ID」=「4」の曲が、現在ダウンロードされているか最近にダウンロードされた曲である。
【0055】
かかる状況において、ユーザは、「鍵2」が記録された記録媒体81を保持している。そして、携帯可能なオーディオ(82(1))に当該記録媒体81を挿入する。次に、オーディオ(82(1))は、記録媒体81から「鍵2」の情報を読み取り、サーバ装置83に送信する。なお、オーディオ(82(1))はサーバ装置に「鍵2」の情報を送信するために必要な情報(例えば、サーバ装置83のIPアドレス等)を保持している。
【0056】
次に、サーバ装置83は、「鍵2」の情報を受信する。そして、「鍵2」でダウンロード可能なコンテンツを順次オーディオ(82(1))にダウンロードする。ここでは、「鍵2」の値が「2」の次の曲である「海の家」がデスクランブルされ、ダウンロードされる。図12の「鍵2」の値が「2」の曲である「梅雨」が最後にダウンロードされた曲だからである。
【0057】
次に、オーディオ(82(1))は「海の家」のストリームコンテンツを順次受信し、音声出力する。かかる場合、図12のコンテンツ情報管理表は、以下のように変化する。つまり、「曲名」=「梅雨」に対応するレコードの「鍵2」の値が「1」になり、「曲名」=「海の家」に対応するレコードの「鍵2」の値が「2」になる。そして、オーディオ(82(1))で曲「海の家」のコンテンツ出力が終了した段階で、オーディオ(82(1))のユーザは終了信号を入力した、とする。
【0058】
次に、オーディオ(82(1))は、サーバ装置83に終了信号を送信し、処理を終了する。そして、サーバ装置83は終了信号を受信し、次の曲の取得と送信を行わずに、処理を終了する。
【0059】
次に、ユーザは、自動車に乗り、記録媒体81をオーディオ82(1)から抜き取り、自動車内に設置されたオーディオ82(2)に記録媒体81を挿入する、とする。すると、オーディオ82(2)は記録媒体81に記録された識別情報「鍵2」を読み出し、サーバ装置83送信する。そして、サーバ装置83は、「鍵2」を受信し、「鍵2」の値が「2」である次の曲である「山奥」を取得し、デスクランブルする、次に、サーバ装置83は、デスクランブルした「山奥」をオーディオ82(2)に送信する。次に、オーディオ82(2)は、デスクランブルされたストリームコンテンツの「山奥」を受信し、音声出力する。
【0060】
次に、サーバ装置83は、「鍵2」でアクセス可能な曲(「鍵2」の値が「1」または「2」の曲)を順次、取得し、デスクランブルランブルし、送信する。そして、サーバ装置83は、「鍵2」でアクセス可能な曲をすべてオーディオ82(2)に送信した後も、終了信号を受信するまで、再度、最初から「鍵2」でアクセス可能な曲を順次オーディオ82(2)に送信する。
オーディオ82(2)は、順次、「鍵2」でアクセス可能な曲を受信し、出力する。それも、終了信号の入力を受け付けるまで、繰り返し「鍵2」でアクセス可能なすべての曲が出力される。
【0061】
以上、本実施の形態によれば、ユーザが購入すること等で得た識別情報が記録された記録媒体を、種々のコンテンツ出力装置に挿入することで、場所を選ばず、かつコンテンツを持ち運ぶことなく、複数のコンテンツを順次、かつ繰り返し出力することができる。従って、コンテンツを複写する必要もなく、著作権管理においても効果的である。かかる処理は、特に音楽の出力に好都合である。つまり、識別情報が記録された記録媒体を持ち運ぶことで、ユーザが出力する権利を購入した音楽を、順次、かつ繰り返し、種々のコンテンツ出力装置で出力できる。
【0062】
なお、本実施の形態において、コンテンツは音楽情報のコンテンツを用いて、主として説明したが、コンテンツは音楽情報に限られないのは言うまでもない。コンテンツは、動画や音声情報を含む映画や番組、電子ブック、またテキストからなる情報等、何でも良い。
また、本実施の形態において、記録媒体に記録された識別情報は、必ずしも暗号鍵である必要はない。
【0063】
また、本実施の形態において、サーバ装置は、複数のコンテンツを順次コンテンツ出力装置に送信し、コンテンツ出力装置は、順次複数のコンテンツを受信して出力した。しかし、コンテンツ出力装置は、複数のコンテンツを一括して受信し、蓄積しても良い。かかる場合でも、複数のコンテンツは順次、繰り返し出力され得る。つまり、コンテンツ出力装置は、コンテンツを利用する権利を得た複数のコンテンツを、記録媒体に記録された識別情報を用いて繰り返し利用できれば良い。
【0064】
また、本実施の形態において、コンテンツ出力装置は、複数のコンテンツをサーバ装置から繰り返し受信し、繰り返し出力する態様について説明した。しかし、コンテンツ出力装置は、複数のコンテンツを1度だけ受信して、当該コンテンツを格納し、当該コンテンツを繰り返し出力する構成でも良い。
【0065】
さらに、本実施の形態において説明したコンテンツ出力装置、サーバ装置の動作について、ソフトウェアで実現し、当該ソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードにより当該ソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記録媒体に記録して流布しても良い。なお、本実施の形態において説明したコンテンツ出力装置をソフトウェアで実現した場合のプログラムは、コンピュータに、着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、識別情報取得ステップで取得された識別情報をサーバ装置に送信する識別情報送信ステップと、サーバ装置から複数のコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ受信ステップで受信した複数のコンテンツを、順次出力するコンテンツ出力ステップを実行させるためのプログラム、である。また、コンテンツ出力ステップは、コンテンツ受信ステップで受信した複数のコンテンツを、順次、繰り返し出力しても良い。
【0066】
(実施の形態3)
図13は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、記録媒体81、コンテンツ出力装置132、識別情報識別装置133、コンテンツ格納装置1341、コンテンツ格納装置1342・・・コンテンツ格納装置134nを具備する。
【0067】
コンテンツ出力装置132は、識別情報取得部1201、識別情報送信部1202、終了信号入力受付部8201、終了信号送信部8202、コンテンツ受信部13203、コンテンツ出力部8204を有する。識別情報識別装置133は、コンテンツ所在情報保持部13301、識別情報受信部1302、終了信号受信部8301、コンテンツ格納装置制御部13302を有する。コンテンツ格納装置1341は、コンテンツ情報保持部13401、指示受付部13402、コンテンツ取得部13403、コンテンツ送信部13404、割込部13405を有する。
【0068】
コンテンツ受信部13203は、ストリームコンテンツを1以上のコンテンツ格納装置(1341等)から受信する。コンテンツ受信部13203は、コンテンツ格納装置(1341等)にコンテンツを取りいっても良いし、コンテンツ格納装置(1341等)からコンテンツを受け取っても良い、つまり、コンテンツは、プッシュ型で取得しても、プル型で取得しても良い。コンテンツ受信部13203は、無線の通信手段で実現するのが好適であるが、有線の通信手段や放送を受信する手段でも実現可能である。
【0069】
コンテンツ所在情報保持部13301は、コンテンツが存在する場所を示す情報を有するコンテンツ所在情報を保持している。具体的には、例えば、コンテンツ所在情報は、コンテンツ格納装置と通信するための情報であるコンテンツ格納装置のIPアドレスとデータが存在するフォルダ名、ファイル名と、識別情報の組を複数有する。また、コンテンツ所在情報は、識別情報に基づいて取得できる構造になっている。コンテンツ所在情報保持部13301は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体で実現しても良い。
【0070】
コンテンツ格納装置制御部13302は、コンテンツ格納装置(1341等)に対して、コンテンツ出力装置132にコンテンツの出力を指示する。また、コンテンツ格納装置制御部13302は、コンテンツ格納装置(1341等)に対して、処理の終了を指示する。コンテンツ格納装置制御部13302は、通常、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア(専用回路)で実現されても良い。
【0071】
コンテンツ情報保持部13401は、コンテンツを保持している。コンテンツ情報保持部13401は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体で実現しても良い。
指示受付部13402は、識別情報識別装置133からコンテンツの送信や処理の終了の指示を受け付ける。指示受付部13402は、通常、通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現しても良い。
【0072】
コンテンツ取得部13403は、指示受付部13402で受け付けた指示に基づいてコンテンツ情報保持部13401からコンテンツを取得する。通常、この指示はコンテンツを識別するコンテンツ識別子を含み、当該コンテンツ識別子で識別されるコンテンツをコンテンツ情報保持部13401から取得する。コンテンツ取得部13403は、通常、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア(専用回路)で実現されても良い。
【0073】
コンテンツ送信部13404は、コンテンツ取得部13403が取得したコンテンツを送信する。コンテンツ送信部13404は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現しても良い。
割込部13405は、指示受付部13402で、処理の終了の指示を受け付けた場合に、コンテンツ送信部13404におけるコンテンツ送信処理を終了させる。割込部13405は、ソフトウェアで実現されてもハードウェア(専用回路)で実現されても良い。
【0074】
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、コンテンツ出力装置132の動作について図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1401)識別情報取得部1201は、コンテンツ出力指示をユーザから受け付けたか否かを判断する。コンテンツ出力指示を受け付ければステップS1402に行き、コンテンツ出力指示を受け付けなければステップS1401に戻る。
【0075】
(ステップS1402)識別情報取得部1201は、記録媒体81から識別情報を読み出せるか否かを判断する。識別情報を読み出せればステップS1403に行き、識別情報を読み出せなければ処理を終了する。
(ステップS1403)識別情報送信部1202は、ステップS1402で読み出した識別情報を識別情報識別装置133に送信する。識別情報識別装置133と通信を行うための情報は、予めコンテンツ出力装置132が保持していても良いし、記録媒体81に格納されていても良い。
【0076】
(ステップS1404)コンテンツ受信部8203は、コンテンツ格納装置(1341または1342または・・・・134n)からコンテンツ(ストリームの一部)を受信したか否かを判断する。コンテンツを受信すればステップS1405に行き、コンテンツを受信しなければステップS1406に飛ぶ。
【0077】
(ステップS1405)コンテンツ出力部8204は、ステップS1404で受信したコンテンツ(ストリームの一部)を出力する。なお、複数のコンテンツ格納装置から受信したコンテンツが複数ある場合は、一時的に格納して、順次出力する。出力する順序は、コンテンツ出力装置132が決定しても良いし、識別情報識別装置133で決定しても良い。
(ステップS1406)終了信号入力受付部8201は、ユーザから終了信号の入力を受け付けたか否かを判断する。終了信号の入力を受け付ければステップS1407に行き、終了信号の入力を受け付けなければステップS1404に戻る。
(ステップS1407)終了信号送信部8202は、終了信号を識別情報識別装置133に送信する。処理を終了する。
【0078】
次に、識別情報識別装置133の動作について図15のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1501)識別情報受信部1302は、コンテンツ出力装置132から識別情報を受信したか否かを判断する。識別情報を受信すればステップS1502に行き、識別情報を受信しなければステップS1508に飛ぶ。
【0079】
(ステップS1502)コンテンツ格納装置制御部13302は、ステップS1501で受信した識別情報に基づいて、コンテンツ所在情報保持部13301で保持されているコンテンツ所在情報を取得する。コンテンツ格納装置制御部13302は、識別情報により、記録媒体81の保持者が出力を許可されているコンテンツが存在する場所(コンテンツ所在情報)を1以上取得する。
【0080】
(ステップS1503)カウンタiに1を代入する。
(ステップS1504)コンテンツ格納装置制御部13302は、ステップS1502で取得したi番目のコンテンツ所在情報が存在するか否かを判断する。i番目のコンテンツ所在情報が存在すればステップS1505に行き、i番目のコンテンツ所在情報が存在しなければステップS1503に戻る。i番目のコンテンツ所在情報が存在しなければステップS1503に戻ることにより、1以上のコンテンツが繰り返しコンテンツ出力装置132に送信されることになる。
【0081】
(ステップS1505)コンテンツ格納装置制御部13302は、コンテンツ格納装置にコンテンツの送信を指示するための命令である指示命令を構成する。
(ステップS1506)コンテンツ格納装置制御部13302は、該当するコンテンツ格納装置に、ステップS1505で構成した指示命令を送信する。
【0082】
(ステップS1507)カウンタiを1インクリメントする。ステップS1504に戻る。
(ステップS1508)終了信号受信部8301は、終了信号を受信したか否かを判断する。終了信号を受信すればステップS1509に行き、終了信号を受信しなければステップS1501に戻る。
【0083】
(ステップS1509)コンテンツ格納装置制御部13302は、処理の終了を示す指示命令を構成する。
(ステップS1510)コンテンツ格納装置制御部13302は、ステップS1509で構成した指示命令を、コンテンツの出力指示をするすべてのコンテンツ格納装置に送信する。処理を終了する。
【0084】
次に、コンテンツ格納装置(1341等)の動作について図16のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1601)指示受付部13402は、識別情報識別装置133から指示命令を受け付けたか否かを判断する。指示命令を受け付ければステップS1602に行き、指示命令を受け付けなければステップS1601に戻る。
【0085】
(ステップS1602)コンテンツ取得部13403は、ステップS1601で受け付けた指示命令がコンテンツ送信の指示であるか否かを判断する。コンテンツ送信の指示であればステップS1603に行き、コンテンツ送信の指示でなければ、割込部13405は強制的にコンテンツ送信やコンテンツ取得の処理を終了する。ここでは、指示命令がコンテンツ送信の指示でなければ処理を終了する旨の指示である、とする。
【0086】
(ステップS1603)コンテンツ取得部13403は、指示命令に基づいてコンテンツをコンテンツ情報保持部13401から取得する。なお、指示命令は、コンテンツを取得するための情報を有する、とする。コンテンツを取得するための情報とは、コンテンツ名やコンテンツが格納されているファイル名などである。また、ここでは、コンテンツは1ブロック毎に取得される、とする。また、すべてのブロックを取得した後は、このステップにおいてブロックを取得できない、とする。
【0087】
(ステップS1604)コンテンツ取得部13403は、指示命令により特定できるコンテンツの取得が終了したか否か(すべてのブロックを取得したか否か)を判断する。コンテンツの取得が終了すれば処理を終了し、コンテンツの取得が終了していなければステップS1605に行く。
(ステップS1605)コンテンツ送信部13404は、ステップS1603で取得したコンテンツをコンテンツ出力装置132に送信する。
【0088】
以下、本実施の形態における情報処理ステムの具体的な動作について説明する。今、記録媒体に「xyz」という識別情報が記録されている。本識別情報を得る際に、ユーザは複数のコンテンツの出力に対する著作権料を支払ったとする。そして、ユーザは、図17に示すようなケース(ジャケット)を購入する。このジャケットの中には、「xyz」という識別情報が記録された記録媒体が存在する。
【0089】
そして、識別情報識別装置133は、図18に示すコンテンツ所在情報レコードを複数有するコンテンツ所在情報管理表を格納している。コンテンツ所在情報レコードは、「ID」「コンテンツ所在情報」「コンテンツ識別子」「識別情報」を有する。「コンテンツ所在情報」は「IPアドレス」「ファイル名」を有する。「ID」は、コンテンツ所在情報レコードを識別する情報であり、表管理の便宜上、存在する。「コンテンツ所在情報」は、コンテンツの実体の所在を示すデータであり、ここではコンテンツ格納装置のIPアドレスとファイル名(パス名を含む)を有する。「コンテンツ識別子」は、コンテンツを識別する名称である。「識別情報」は、「コンテンツ識別子」で識別されるコンテンツを出力する権利を購入した者に付与された情報を1以上格納している。図18によれば、「xyz」という識別情報が付与されたユーザは、「音楽a」「音楽b」「音楽c」「音楽e」等を出力する権利を購入している。
【0090】
以上の状態において、ユーザは、「xyz」という識別情報が記録された記録媒体を第一の音楽プレーヤー(コンテンツ出力装置)に挿入する。次に、第一の音楽プレーヤーは、識別情報識別装置に「xyz」という識別情報を送信する。識別情報識別装置133と通信するための情報は、記録媒体に存在しても、音楽プレーヤーに存在しても良い。次に、識別情報識別装置133は「xyz」という識別情報を受信し、「xyz」で出力許可された音楽の所在情報を図18の表から順に取得する。そして、取得した所在情報から、コンテンツ格納装置に、該当するコンテンツを第一の音楽プレーヤーに送信するように指示する。その際の指示命令の構造の例を図19に示す。指示命令の構造は、例えば、コンテンツ出力装置識別子と1以上のファイル名を有する。「コンテンツ出力装置識別子」とは、コンテンツ出力装置のIPアドレスやMACアドレスや電話番号等である。
【0091】
次に、コンテンツ格納装置は、図19に示す構造の指示命令を受信し、1以上のコンテンツを取得し、「コンテンツ出力装置識別子」で示されるコンテンツ出力装置に取得したコンテンツを送信する。図18の例において、識別情報識別装置は、「xyz」という識別情報に基づいて、「ID=1」「ID=2」「ID=3」「ID=5」等のコンテンツ所在情報を取得する。そして、識別情報識別装置は、図20に示すような指示命令を構成する。次に、識別情報識別装置は、「132.188.0.1」で識別される装置にファイル「/usr/abc/m1」という音楽コンテンツを音楽プレーヤーに送信する指示をする。次に、識別情報識別装置は、「111.254.0.1」で識別される装置にファイル「/usr/xy2/m2」という音楽コンテンツを音楽プレーヤーに送信する指示をする。次に、識別情報識別装置は、「224.128.0.2」で識別される装置にファイル「/usr2/xxx/m3」という音楽コンテンツを音楽プレーヤーに送信する指示する。
【0092】
次に、第一の音楽プレーヤーは、順に、「/usr/abc/m1」、「/usr/xy2/m2」、「/usr2/xxx/m3」をいう音楽コンテンツを受信し、出力する。また、音楽の受信と出力は、繰り返しなされる。つまり、記録媒体(識別情報)の購入者が購入した音楽コンテンツは、終了信号が入力されるまで、繰り返しダウンロードされ、出力される。
【0093】
なお、上記の処理は、第二の音楽プレーヤーにおいても同様である。つまり、ユーザは、記録媒体を第二の音楽プレーヤーに挿入し、音楽のダウンロードの指示をした場合に、上記同様、第二の音楽プレーヤーに複数の音楽がダウンロードされ、出力される。
【0094】
以上、本実施の形態によれば、ユーザが購入すること等で得た識別情報が記録された記録媒体を、種々のコンテンツ出力装置に挿入することで、場所を選ばず、かつコンテンツを持ち運ぶことなく、複数のコンテンツを順次、かつ繰り返し出力することができる。また、コンテンツ出力装置は、一の識別情報識別装置にアクセスすることにより、2以上のコンテンツ格納装置に分散して格納されているコンテンツを取得して、出力できる。
【0095】
なお、本実施の形態において、コンテンツは音楽情報のコンテンツを用いて、主として説明したが、コンテンツは音楽情報に限られないのは言うまでもない。コンテンツは、動画や音声情報を含む映画や番組、電子ブック、またテキストからなる情報等、何でも良い。
【0096】
また、本実施の形態において、識別情報識別装置は、1以上のコンテンツ格納装置に対して、コンテンツ出力装置にコンテンツを送信することを指示したが、以下のような態様でも良い。つまり、識別情報識別装置は、受信した識別情報に基づいてコンテンツ所在情報を取得し、コンテンツ出力装置に当該コンテンツ所在情報を送信する。次に、コンテンツ出力装置はコンテンツ所在情報を受信し、当該コンテンツ所在情報に基づいて、1以上のコンテンツ格納装置にアクセスして、1以上のコンテンツを取得して、出力しても良い。
また、本実施の形態において、コンテンツ所在情報のデータ構造は問わない。
【0097】
また、本実施の形態において、コンテンツ出力装置は、複数のコンテンツを1以上のコンテンツ格納装置から繰り返し受信し、繰り返し出力する態様について説明した。しかし、コンテンツ出力装置は、複数のコンテンツを1度だけ受信して、当該コンテンツを格納し、当該コンテンツを繰り返し出力する構成でも良い。
【0098】
さらに、本実施の形態において説明したコンテンツ出力装置、識別情報識別装置、コンテンツ格納装置の動作について、ソフトウェアで実現し、当該ソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードにより当該ソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記録媒体に記録して流布しても良い。なお、本実施の形態において説明したコンテンツ出力装置をソフトウェアで実現した場合のプログラムは、コンピュータに、着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、識別情報取得ステップで取得された識別情報を識別情報識別装置に送信する識別情報送信ステップと、コンテンツ格納装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ受信ステップで受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップを実行させるためのプログラム、である。
【0099】
なお、すべての実施の形態で述べたコンピュータとは、いわゆるコンピュータだけではなく、デジタルテレビやオーディオやデジタルビデオプレーヤーなどのコンテンツ出力装置等も含む。
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザは容易に種々の場所でコンテンツを楽しむことができる。また、サーバ装置で集中して著作権管理を行えば良いので、著作権管理が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における情報処理システムのブロック図
【図2】実施の形態1におけるコンテンツ出力装置の動作を説明するフローチャート
【図3】実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート
【図4】実施の形態1における情報処理ステムの概念図
【図5】実施の形態1におけるコンテンツ情報管理表を示す図
【図6】実施の形態1における画面の出力例を示す図
【図7】実施の形態1におけるコンテンツ情報管理表を示す図
【図8】実施の形態2における情報処理システムのブロック図
【図9】実施の形態2におけるコンテンツ出力装置の動作を説明するフローチャート
【図10】実施の形態2におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート
【図11】実施の形態2における情報処理ステムの概念図
【図12】実施の形態2におけるコンテンツ情報管理表を示す図
【図13】実施の形態3における情報処理システムのブロック図
【図14】実施の形態3におけるコンテンツ出力装置の動作を説明するフローチャート
【図15】実施の形態3における識別情報識別装置の動作を説明するフローチャート
【図16】実施の形態3におけるコンテンツ格納装置の動作を説明するフローチャート
【図17】実施の形態3における販売される記録媒体の外観の例を示す図
【図18】実施の形態3におけるコンテンツ所在情報管理表を示す図
【図19】実施の形態3における指示命令の構造例を示す図
【図20】実施の形態3における指示命令示す図
【符号の説明】
11、81 記録媒体
12、82 コンテンツ出力装置
13、83 サーバ装置
1201 識別情報取得部
1202 識別情報送信部
1203、8203、13203 コンテンツ受信部
1204、8204 コンテンツ出力部
1301、13401 コンテンツ情報保持部
1302 識別情報受信部
1303、8303、13403 コンテンツ取得部
1304、8304、13404 コンテンツ送信部
8201 終了信号入力受付部
8202 終了信号送信部
8301 終了信号受信部
13301 コンテンツ所在情報保持部
13302 コンテンツ格納装置制御部
13402 指示受付部
13405 割込部

Claims (16)

  1. 識別情報が記録され、着脱可能な記録媒体が接続され得るコンテンツ出力装置とサーバ装置を有する情報処理システムにおいて、
    前記コンテンツ出力装置は、
    前記記録媒体から識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部で取得された識別情報を前記サーバ装置に送信する識別情報送信部と、
    前記サーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    前記コンテンツ受信部が受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力部を具備し、
    前記サーバ装置は、
    コンテンツを有するコンテンツ情報を1組以上保持しているコンテンツ情報保持部と、
    前記コンテンツ出力装置から識別情報を受信する識別情報受信部と、
    前記識別情報受信部で受信した識別情報に基づいて、前記コンテンツ情報保持部からコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が取得したコンテンツを前記コンテンツ出力装置に送信するコンテンツ送信部を具備する情報処理システム。
  2. 前記コンテンツ取得部が複数のコンテンツを取得し、前記コンテンツ送信部は複数のコンテンツを送信し、
    前記コンテンツ受信部は前記コンテンツ送信部が送信した複数のコンテンツを受信し、前記コンテンツ出力部は前記コンテンツ受信部が受信したコンテンツを順次、連続して出力する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 識別情報が記録され、着脱可能な記録媒体が接続され得るコンテンツ出力装置と識別情報識別装置と1以上のコンテンツ格納装置を有する情報処理システムにおいて、
    前記コンテンツ出力装置は、
    前記記録媒体から識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部で取得された識別情報を前記識別情報識別装置に送信する識別情報送信部と、
    前記1以上のコンテンツ格納装置から1以上のコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
    前記コンテンツ受信部が受信した1以上のコンテンツを出力するコンテンツ出力部を具備し、
    前記識別情報識別装置は、
    コンテンツが所在する場所を識別する情報であるコンテンツ所在情報を保持しているコンテンツ所在情報保持部と、
    識別情報を受信する識別情報受信部と、
    前記識別情報受信部が受信した識別情報に基づいて、前記コンテンツ所在情報保持部から1以上のコンテンツ所在情報を取得し、当該1以上のコンテンツ所在情報に基づいて1以上のコンテンツ格納装置に、コンテンツを前記コンテンツ出力装置に送信する旨を指示するコンテンツ格納装置制御部を具備し、
    前記コンテンツ格納装置は、
    コンテンツを保持するコンテンツ情報保持部と、
    前記識別情報識別装置からの指示を受け付ける指示受付部と、
    前記コンテンツ情報保持部から、前記指示に基づいてコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツ取得部が取得したコンテンツを前記コンテンツ出力装置に送信するコンテンツ送信部を具備する情報処理システム。
  4. 前記コンテンツが音楽コンテンツであり、コンテンツの出力を終了する指示である終了信号を受け付けるまで、前記コンテンツ出力部は順次、繰り返し複数のコンテンツを出力する請求項2または請求項3いずれか記載の情報処理システム。
  5. 前記識別情報は、暗号鍵である請求項1から請求項4いずれか記載の情報処理システム。
  6. 請求項1から請求項5いずれか記載の情報処理システムを構成するコンテンツ出力装置。
  7. 請求項1または請求項2または請求項4から請求項6いずれか記載の情報処理システムを構成するサーバ装置。
  8. 請求項6記載のコンテンツ出力装置に読み込まれる識別情報が記録された記録媒体。
  9. 請求項3記載の情報処理システムを構成する識別情報識別装置。
  10. 請求項3記載の情報処理システムを構成するコンテンツ格納装置。
  11. コンピュータに、
    着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得された識別情報をサーバ装置に送信する識別情報送信ステップと、
    サーバ装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    前記コンテンツ受信ステップで受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップ
    を実行させるためのプログラム。
  12. コンピュータに、
    着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得された識別情報をサーバ装置に送信する識別情報送信ステップと、
    サーバ装置から複数のコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    前記コンテンツ受信ステップで受信した複数のコンテンツを、順次出力するコンテンツ出力ステップ
    を実行させるためのプログラム。
  13. 前記コンテンツ出力ステップは、前記コンテンツ受信ステップで受信した複数のコンテンツを、順次、繰り返し出力する請求項12記載のプログラム。
  14. コンピュータに、
    着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得された識別情報を識別情報識別装置に送信する識別情報送信ステップと、
    コンテンツ格納装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    前記コンテンツ受信ステップで受信したコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップを実行させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    着脱可能な記録媒体に記録されている識別情報を、当該記録媒体から取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報取得ステップで取得された識別情報を識別情報識別装置に送信する識別情報送信ステップと、
    コンテンツ格納装置から複数のコンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    前記コンテンツ受信ステップで受信した複数のコンテンツを順次出力するコンテンツ出力ステップを実行させるためのプログラム。
  16. 前記コンテンツ出力ステップは、前記コンテンツ受信ステップで受信した複数のコンテンツを、順次、繰り返し出力する請求項15記載のプログラム。
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