JP2004056573A - 映像信号処理方法、処理回路、及び撮像装置の駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間露光画像と長時間露光画像とを合成して広ダイナミックレンジ画像を生成する際に、中間入力レベルでのS/N比の劣化を低減する。
【解決手段】多重加算+メモリ部23は、多重加算部101とフィールドメモリ102とで構成され、入力された短時間露光信号と既にフィールドメモリ102に貯えられていた信号とを多重加算部101で加算し、疑似的な中時間露光信号として出力する。このような中時間露光画像を広ダイナミックレンジ画像を生成する際に用いることで、S/N比を改善した広ダイナミックレンジ画像を得る。また、数フィールド分の画像情報より画面内の動き検出を行い、この動きのある部分(動的領域)については、中時間露光画像の多重加算係数を動的に変更することで動解像度を損なうことなく中時間露光画像を生成し、S/N比を改善した広ダイナミック画像を得る。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、短時間露光画像と長時間露光画像とを合成し、その合成画像を圧縮して広ダイナミックレンジ画像を生成する映像信号処理方法、処理回路、及び撮像装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、撮像部より得られた短時間露光画像と長時間露光画像を基に、短時間露光画像にゲインやオフセットの処理を施した後、長時間露光画像と合成し、さらにその合成画像にレベル圧縮を行うことで、広ダイナミックレンジの合成画像を得るようにしたカメラ装置が知られている。
しかしながら、このような方式のカメラ装置においては、短時間露光画像の信号レベルが低い画像については、大きくゲインアップしているため、S/N比の悪い、ノイズの多い画像になってしまっていた。
特に長時間露光画像と短時間露光画像の露光比(つまり、両者の露光時間の比)を大きく設定している場合、すなわち合成される画像のダイナミックレンジを広くとりたい場合には、被写体によっては画面内における短時間露光画像のレベルが低くなりすぎ、S/N比の悪い領域が多くなる場合があり、露光比をあまり大きく設定できない(つまり、合成画像のダイナミックレンジを大きくとれない)という問題があった。
【0003】
図10は、このような従来のカメラ装置に設けられる映像信号処理回路の構成例を示すブロック図である。
このカメラ装置は、図10に示すように、撮像素子11、ゲイン+オフセット部12、合成部13、及び圧縮部14を有して構成されている。
このような回路において、撮像素子11より長時間露光信号(以下、長時間信号ともいう)と短時間露光信号(以下、短時間信号ともいう)が出力される。
ここで図11は、それぞれの露光時間を示しており、長時間露光は前の波形141のようになり、短時間露光は後の波形142のようになる。
そして、短時間信号は、図12に示すような構成のゲイン+オフセット部12に入力され、乗算器71でゲイン倍され、加算器72でオフセットが加算されることにより、合成前の短時間露光信号(以下、合成前短時間信号ともいう)になる。
図13は、本例における合成処理の各波形を入射光量に対してグラフ化したものを示している。図中の実線51が長時間露光信号(L)、細破線52が短時間露光信号(S)、太破線53が合成信号(X)を示している。また、矢印54は後述する中間入力レベルを示している。
【0004】
次に、図10において、合成前短時間信号と長時間信号は合成部13で合成される。図14は、この合成部13の構成例を示している。図示のように、この合成部13は、合成ゲイン生成部81、乗算器82、83、及び加算器84を有している。
この合成の方法は、図14に示すように、長時間信号または合成前短時間信号から得られる入力信号レベルに対し、合成ゲイン生成部81で長時間信号と合成前短時間信号のそれぞれに対する長時間露光ゲイン信号(以下、長時間ゲインともいう)と短時間露光ゲイン信号(以下、短時間ゲインともいう)を生成し、長・短時間信号と長・短ゲイン信号を乗算後、加算することで行う。
ここで、合成ゲイン信号は、図15に示すように、入力信号があるレベル以下では長時間ゲイン31(GL)を100%とし、長時間信号が飽和する手前から長時間ゲインの割合を減らし、逆に短時間ゲイン32(GS)の割合を上げ、長時間信号が完全に飽和するレベル直前で短時間ゲイン32(GS)を100%とするように生成する。
この合成結果は、図13に示す合成信号53のような波形となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような従来の構成において、短時間信号に対しては、本来、長時間信号と短時間信号の露光比をゲインとして乗算するべきであるが、露光比が大きい場合は、入力信号が図13の長時間信号51が飽和し始めるレベル(中間入力レベル54)にあるときには、特にS/N比が劣化するために、ゲインを露光比より落として使用する場合が多い。
ここで、中間入力レベルでS/N比が特に劣化するのは、短時間信号に対しては全入力レベルにわたって固定値のゲインを乗算しているが、図10に示す圧縮部14で出力を標準レベルに圧縮する際に、図16の入出力カーブ161のように、レベルの大きい入力信号に対しては、より圧縮率が高くなるため、入力レベルが大きい信号に対しては、S/N比が相対的に改善されていくためである。
このように従来の方法では、特に露光比を高く取った場合に、中間入力レベルでのS/N比が劣化することが問題となる。
【0006】
なお、例えば特開平12−69355号公報に開示されるもののように、短時間露光信号のS/N比を改善する目的で、短時間露光信号にデジタルフィルタによるノイズ低減処理をする方法も提案されているが、同一フィールド内のフィルタリング処理によるS/N比の改善効果には限界があり、十分なS/N比改善効果を得られないという実情がある。
【0007】
そこで本発明の目的は、短時間露光画像と長時間露光画像とを合成して広ダイナミックレンジ画像を生成する際に、中間入力レベルでのS/N比の劣化を低減できる映像信号処理方法、処理回路、及び撮像装置の駆動方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、短時間露光画像と長時間露光画像とを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップにより入力した短時間露光画像を数フィールド分多重加算する多重加算ステップと、前記多重加算ステップによって生成した多重加算画像を中時間露光画像として前記長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成する画像合成ステップと、前記画像合成ステップによって合成された画像を圧縮する圧縮ステップとを有することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、短時間露光画像と長時間露光画像とを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段より入力した短時間露光画像を数フィールド分多重加算する多重加算手段と、前記多重加算手段によって生成した多重加算画像を中時間露光画像として前記画像入力手段より入力した長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成する画像合成手段と、前記画像合成手段によって合成された画像を圧縮する圧縮手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、撮像部によって短時間露光画像と長時間露光画像とを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップにより入力した短時間露光画像を数フィールド分多重加算する多重加算ステップと、前記多重加算ステップによって生成した多重加算画像を中時間露光画像として前記長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成する画像合成ステップと、前記画像合成ステップによって合成された画像を圧縮する圧縮ステップとを有することを特徴とする。
【0011】
本発明では、短時間露光画像と長時間露光画像とを合成し、その合成画像を圧縮して広ダイナミックレンジ画像を生成する場合に、短時間露光画像を数フィールド分多重加算し、この多重加算画像を中時間露光画像として長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成することから、中間入力レベルでのS/N比の劣化を有効に低減でき、特に露光比を大きくして短時間露光画像と長時間露光画像とを合成して広ダイナミックレンジ画像を生成する際に顕著な画質の向上を図ることが可能である。
なお、本発明は、上述した特開平12−69355号公報に開示されるように短時間露光信号のノイズ低減をフィルタリング処理する方法に比べて、より有効なS/N比改善効果を得られるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による映像信号処理方法、処理回路、及び撮像装置の駆動方法の実施の形態例について説明する。
本実施の形態例は、短時間露光画像と長時間露光画像とを合成し、その合成画像を圧縮して広ダイナミックレンジ画像を生成するシステムにおいて、以下の特徴を有するものである。
(1)短時間露光画像を数フィールド分のメモリによって多重加算し、疑似的な中時間露光画像(以下、中時間信号ともいう)を生成し、この中時間露光画像を広ダイナミックレンジ画像を生成する際に用いることで、S/N比を改善した広ダイナミックレンジ画像を得る。
(2)上記(1)に加えて短時間露光画像、長時間露光画像またはその両者の数フィールド分の画像情報より画面内の動き検出を行い、この動きのある部分(動的領域)については、上述した中時間露光画像の多重加算係数を動的に変更することで動解像度を損なうことなく中時間露光画像を生成し、S/N比を改善した広ダイナミック画像を得る。
【0013】
以下、本発明の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例によるカメラ装置に設けられる映像信号処理回路の構成例を示すブロック図である。
図示のように、このカメラ装置は、撮像素子21、ゲイン+オフセット回路22、多重加算+メモリ部23、合成部24、及び圧縮部25を有して構成されている。すなわち、本例の映像信号処理回路は、図10に示した構成に加えて、中時間露光信号を生成するための多重加算+メモリ部23を設けたものであり、また、合成部24への入力が2入力から3入力に変更されている。
図2は、本例における多重加算+メモリ部23の回路例を示すブロック図である。
この多重加算+メモリ部23は、多重加算部101とフィールドメモリ102とで構成され、入力された短時間信号と既にフィールドメモリ102に貯えられている信号とを多重加算部101で加算した後、中時間信号として出力し、かつ、フィールドメモリ102へも書き込むような構成となっている。
【0014】
図3は、多重加算部101の構成例を示すブロック図である。
この多重加算部101は、2つの乗算器111、112と1つの加算器113とで構成され、短時間信号(S)とフィールドメモリ出力(MO)に対し、それぞれ別々の係数K1、K2を乗算器111、112で乗算した後、これらを加算器113で加算し、フィールドメモリ入力信号(MI)とするものである。
これを式で示すと下記のようになる。
MI=S×K1+MO×K2    ……(1)
【0015】
図4は、係数K1、K2を生成する回路の構成例を示すブロック図である。
この回路は、減算器121、123、フィールドメモリ122、係数生成部124を有している。
そして、まず、短時間信号(S)とフィールドメモリ出力(MO)の差分信号(D1)を減算器121で生成する。この差分信号(D1)は、係数生成部124に入力され、係数生成部124から係数(K1およびK2)を生成する。
【0016】
図5は、係数生成部124における係数の生成方法を示す説明図であり、実線131が係数1(K1)を示し、破線132が係数2(K2)を示している。
この図5において、差分値(D1またはD2)が小さい場合は、入力画像(S)がフィールドメモリの出力信号(MO)と近いことから、その部分の画像に時間的な変化が少ないことを示す。
この場合、係数としては短時間信号(S)に掛ける係数K1を小さくし、メモリ出力(MO)に掛ける係数K2を大きくする。
逆に、差分値が大きくなった場合は、画像が動いていると考えられるので、その動的領域においては、K1を大きくし、K2を小さくすることで、短時間信号の出力の割合を増やし、動いている被写体がぶれないように、つまり、動解像度が落ちないようにする。
なお、図5に示すグラフは、差分値と係数の関係の一例であり、グラフのカーブの設定は実際の画面を見ながら最適値にすることが必要であるので、パラメータとして後から設定できるようにするべきである。
【0017】
また、以上の説明では、差分信号を短時間信号とそのフィールドメモリ出力から得る場合を説明したが、中間入力レベルのうちで特にレベルが低い場合には短時間露光信号のレベルが十分でないことから、差分信号として使用するには精度が不十分な場合が考えられる。そこで、この場合には、図4に示すように、長時間信号(L)と、そのフィールドメモリ出力(MOL)との差分(D2)を使用するような方法も考えられる。
【0018】
図8は、上記のような方法で生成された中時間信号を使った合成部の構成例を示すブロック図である。図示のように、この合成部24は、合成ゲイン生成部91、乗算器92、93、94、及び加算器95を有している。
すなわち、図14に示した従来の合成方法に比べて、加算器95に入力される信号が1つ増えている。長時間信号(L)、中時間信号(M)、合成前短時間信号(SG)に対するゲイン(GL、GM、GS)は合成ゲイン生成部91で図6に示すように生成する。すなわち、図6において、細破線41が長時間露光信号ゲイン(GL)を示し、実線42が中時間露光信号ゲイン(GM)を示し、太破線41が短時間露光信号ゲイン(GS)を示している。
中間入力レベルで、中時間信号に対するゲイン42が100%になるようにしており、中間入力レベルで中時間露光信号が合成されるようにしている。
【0019】
合成信号の入力信号に対する出力を図7に示しており、合成処理の各波形を入射光量に対してグラフ化したものである。
図中の実線61が長時間露光信号(L)、細破線62が短時間露光信号(S)、一点鎖線63が中時間露光信号(M)、太破線64が合成信号(X)を示している。また、矢印65は後述する中間入力レベルを示している。
図示のように、中間入力レベルでは中時間露光信号が出力されるため、フィールドメモリによるS/N比改善効果により、合成信号のS/N比も改善されることになる。
このS/N比の改善によって露光比をより大きくとることができるようになり、よりダイナミックレンジの高い画像を、よりコントラストを高く出力できることになる。
もし、中時間信号を撮像素子から出力することを考えると、その露光時間比は図9に示すような波形となり、長時間露光の露光時間が従来の図11に示すタイミングと比べて減ってしまい、感度が低下してしまうことになる。
しかし、本例では、長時間露光の露光時間は従来のままであるので、長時間露光の感度を犠牲にすることはなく、良好な画像感度を維持できるものである。
【0020】
以上のように、本実施の形態例によれば、S/N比を犠牲にすることなく合成画像のダイナミックレンジを拡大できるので、よりダイナミックレンジの広い被写体をS/N比を犠牲にすることなく撮像可能になる。
また、S/N比を改善するために用いる中時間露光信号は短時間露光信号をメモリによって多重加算して作成するので、撮像素子より同様の信号を得る場合に比べ、長時間露光の露光時間を長くとれるため、感度良く撮像ができ、より暗い部分を撮像できる。
また、撮像素子よりの新たな出力がないために、より高速で撮像素子を駆動したり、新たな出力手段を設ける必要がなく、従来の撮像素子をそのまま利用できる利点がある。
【0021】
なお、上記の例においては、撮像素子からの出力は長時間と短時間が同時に出力されているが、撮像素子を倍速で駆動し、外部で時間を合わせるような方法にも対応可能である。
また、上記の例では、短時間露光画像を数フィールド分多重加算するためのメモリに、フィールドメモリを用いたが、その代わりにフレームメモリでも同様な処理は可能である。特に従来のTV信号方式ではなく、VGA等の撮像素子を使用した場合にはフレームメモリが必須となる。
また、上記の例において、撮像素子としては、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子を用いる構成を想定しているが、その他の撮像手段を用いたものであってもよいし、また撮像部とカメラ本体を分離可能なシステム、あるいは映像信号処理回路単体についても本発明の範囲に含まれるものとする。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の映像信号処理方法、処理回路、及び撮像装置の駆動方法によれば、短時間露光画像と長時間露光画像とを合成し、その合成画像を圧縮して広ダイナミックレンジ画像を生成する場合に、短時間露光画像を数フィールド分多重加算し、この多重加算画像を中時間露光画像として長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成することから、中間入力レベルでのS/N比の劣化を有効に低減でき、特に露光比を大きくして短時間露光画像と長時間露光画像とを合成して広ダイナミックレンジ画像を生成する際に顕著な画質の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるカメラ装置に設けられる映像信号処理回路の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す映像信号処理回路の多重加算+メモリ部の回路例を示すブロック図である。
【図3】図2に示す多重加算+メモリ部の多重加算部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す多重加算部に供給する係数を生成する回路の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4に示す回路の係数生成部における係数の生成方法を示す説明図である。
【図6】図1に示す映像信号処理回路における長時間露光信号ゲイン、中時間露光信号ゲイン、及び短時間露光信号ゲインを示す説明図である。
【図7】図1に示す映像信号処理回路における長時間露光信号、短時間露光信号、中時間露光信号、及び合成信号と中間入力レベルを示す説明図である。
【図8】図1に示す映像信号処理回路の中時間信号を使った合成部の構成例を示すブロック図である。
【図9】撮像素子から中時間露光信号を直接入力する場合の露光時間を示す説明図である。
【図10】従来のカメラ装置に設けられる映像信号処理回路の構成例を示すブロック図である。
【図11】図10に示す映像信号処理回路による露光時間を示す説明図である。
【図12】図10に示す映像信号処理回路のゲイン+オフセット部を示すブロック図である。
【図13】図10に示す映像信号処理回路における長時間露光信号、短時間露光信号、及び合成信号と中間入力レベルを示す説明図である。
【図14】図10に示す映像信号処理回路における合成部の構成例を示すブロック図である。
【図15】図10に示す映像信号処理回路における長時間露光信号ゲイン、及び短時間露光信号ゲインを示す説明図である。
【図16】図10に示す映像信号処理回路における圧縮カーブを示す説明図である。
【符号の説明】
21……撮像素子、22……ゲイン+オフセット回路、23……多重加算+メモリ部、24……合成部、25……圧縮部、101……多重加算部、102……フィールドメモリ、111、112……乗算器、113……加算器。

Claims (8)

  1. 短時間露光画像と長時間露光画像とを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにより入力した短時間露光画像を数フィールド分多重加算する多重加算ステップと、
    前記多重加算ステップによって生成した多重加算画像を中時間露光画像として前記長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成する画像合成ステップと、
    前記画像合成ステップによって合成された画像を圧縮する圧縮ステップと、
    を有することを特徴とする映像信号処理方法。
  2. 前記多重加算ステップでは、前記短時間露光画像または長時間露光画像またはその両方の数フィールド分の画像から画像内の動的領域を検出し、前記動的領域に対しては前記中時間露光画像の多重加算係数を動的に変更して多重加算を行うことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理方法。
  3. 短時間露光画像と長時間露光画像とを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段より入力した短時間露光画像を数フィールド分多重加算する多重加算手段と、
    前記多重加算手段によって生成した多重加算画像を中時間露光画像として前記画像入力手段より入力した長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成する画像合成手段と、
    前記画像合成手段によって合成された画像を圧縮する圧縮手段と、
    を有することを特徴とする映像信号処理回路。
  4. 前記多重加算手段は、前記短時間露光画像または長時間露光画像またはその両方の数フィールド分の画像から画像内の動的領域を検出し、前記動的領域に対しては前記中時間露光画像の多重加算係数を動的に変更して多重加算を行うことを特徴とする請求項3記載の映像信号処理回路。
  5. 前記多重加算手段は、前記短時間露光画像を格納するフィールドメモリまたはフレームメモリを含むことを特徴とする請求項3記載の映像信号処理回路。
  6. 前記画像入力手段は、被写体を撮像する撮像素子からの画像を入力することを特徴とする請求項3記載の映像信号処理回路。
  7. 撮像部によって短時間露光画像と長時間露光画像とを入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにより入力した短時間露光画像を数フィールド分多重加算する多重加算ステップと、
    前記多重加算ステップによって生成した多重加算画像を中時間露光画像として前記長時間露光画像と合成し、広ダイナミックレンジ画像を生成する画像合成ステップと、
    前記画像合成ステップによって合成された画像を圧縮する圧縮ステップと、
    を有することを特徴とするカメラ装置の駆動方法。
  8. 前記多重加算ステップでは、前記短時間露光画像または長時間露光画像またはその両方の数フィールド分の画像から画像内の動的領域を検出し、前記動的領域に対しては前記中時間露光画像の多重加算係数を動的に変更して多重加算を行うことを特徴とする請求項7記載のカメラ装置の駆動方法。
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