JP2004054656A - ネットワーク対応画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】ジョブの再投入の作業効率の向上と情報の蓄積効率の向上を図ることができるネットワーク対応画像処理装置を提供すること。
【構成】通信ネットワークに接続された画像処理装置において、ジョブ入力手段と、ジョブファイル一時記憶手段と、ジョブ実行手段と、ジョブファイル制御手段と、実行中ジョブの完了を契機に処理完了したジョブファイルの扱いをジョブ投入元に問い合わせるジョブ完了通知手段と、ジョブ投入元及び他装置への転送が指示された場合は、該装置に対しジョブファイルを転送するジョブファイル転送手段と、前記ジョブ結果問い合わせ手段で問い合わせを行った結果、ジョブファイル一時記憶手段から削除が指示された場合、該当するジョブファイルを削除するジョブファイル削除手段と、前記ジョブ結果問い合わせ手段で問い合わせを行った結果、ジョブの再実行が指示された場合、該ジョブファイルを再実行するジョブファイル再実行手段と、を備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを介して印刷処理や画像処理等をやり取りするネットワーク対応画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークを介して印刷処理や画像処理等をやり取りするネットワーク対応画像処理装置では、投入されたジョブを装置内に保存させる場合、ジョブ投入時に予め保存指示する必要があった。又、装置内への保存が指示されなかった場合は、ジョブを実行し終えると同時に、ジョブデータも自動的に破棄される方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法では、装置内へ記憶指示がジョブ投入時にしか行えなかったため、ジョブ投入時の保存指示漏れや印刷部数の誤設定による不足分の再印刷等は、同一ジョブを再度投入し直さねばならない等、作業効率が悪いという問題があった。
【0004】
又、装置内へ記憶指示をジョブ投入時に行っていたため、ジョブの実行と記憶装置への格納に時間差が生じ、装置内に記憶したことをユーザが忘れてしまう等、再利用されないゴミ情報による装置資源の有効活用が図れないという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ジョブの再投入の作業効率の向上と情報の蓄積効率の向上を図ることができるネットワーク対応画像処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、通信ネットワークに接続された画像処理装置において、画像読み取りや印刷、PDL形式データを印刷イメージに変換する等の処理を、通信ネットワークを介してパケットデータ等で入力するジョブ入力手段と、前記ジョブ実行手段で入力したジョブを、一時的な記憶領域にファイルとして保持するジョブファイル一時記憶手段と、前記ジョブファイル一時記憶手段が保持するジョブファイルの内容を解釈し、画像読み取りや印刷、画像データの展開といった処理をコントローラに行わせるジョブ実行手段と、前記ジョブファイル一時記憶手段において、ジョブファイルの保持期間やアクセス制限といったジョブファイルに対する各種制限付けを行うジョブファイル制御手段と、前記ジョブ実行手段において、実行中ジョブの完了を契機に処理完了したジョブファイルの扱いをジョブ投入元に問い合わせるジョブ完了通知手段と、前記ジョブ完了通知手段で問い合わせた結果、ジョブ投入元及び他装置への転送が指示された場合は、該装置に対しジョブファイルを転送するジョブファイル転送手段と、前記ジョブ結果問い合わせ手段で問い合わせを行った結果、ジョブファイル一時記憶手段から削除が指示された場合、該当するジョブファイルを削除するジョブファイル削除手段と、前記ジョブ結果問い合わせ手段で問い合わせを行った結果、ジョブの再実行が指示された場合、該ジョブファイルを再実行するジョブファイル再実行手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0008】
図1は本発明の実施形態を示す画像処理装置の一例として多機能周辺機器(MFP:Multi−Function Peripheral )の構成を示す図である。
【0009】
図1において、101は多機能周辺機器(以下、MFPと称す)を制御するためのコントローラであり、図3に示すハードウェア構成を有している。102はスキャナエンジンであり、コントローラ101によって制御されている。
【0010】
103はレーザービームプリンタエンジンであり、コントローラ101によって制御されている。103のレーザービームプリンタエンジンは、フィニッシャー104を用いて、同プリンタエンジンが出力する記録紙をステープル(ホッチキス留め)処理することが可能となっている。尚、フィニッシャー104もコントローラ101によって制御されている。
【0011】
105はネットワーク(Ethernet)インターフェースであり、コントローラ101に対して同インターフェースを通した双方向通信を提供している。又、外部から上記インターフェースを通して後述するSupervisorに問い合わせることにより、提供している機能(最大コピー部数、フィニシャーの種類サポートしているPDL、指定できる出力BINの数等)を取得可能になる。106はユーザーインタフェースであり、LCDディスプレイとキーボードから構成され、コントローラ101からの情報表示を行うとともに、ユーザからの指示をコントローラ101に伝える。
【0012】
図2は本実施形態のシステム構成を示す図である。
【0013】
図2において、201,202は、図1に示す多機能周辺機器(MFP)である。MFP201は、Ethernet(ネットワークインターフェースケーブル)204によって、MFP202と、ClientPC203(情報処理装置)にそれぞれ接続されている。Ethernet204に接続されたMFP201,202及びClientPC203は、ネットワーク越しにデータのやり取りが可能である。
【0014】
図3は図1に示す本実施の形態に係るコントローラ101のハードウエア構成を示す図である。
【0015】
コントローラ101の内部では、CPU301がバス309を介して、Memory(RAM)302と、ユーザーインターフェース(操作部)106を構成するLCDディスプレイ303及びキーボード304、ROM310、DISK311が接続されている。
【0016】
各種プログラム及びデータは、ハードディスクやフロッピーディスク等のDISK311(記憶媒体)に記憶されており、必要に応じて順次Memory(RAM)302に読み出されてCPU301で実行される。尚、各種プログラム及びデータは、ネットワークインタフェースケーブル204を介して、Memory(RAM)302にダウンロードする構成でも良い。
【0017】
LCDディスプレイ303とキーボード304は、図1に示すユーザインターフェース(操作部)106を構成するものであり、CPU301がLCDディスプレイ303にデータを書き込むことにより表示を行い、CPU301がキーボード304からデータを読み出すことにより、ユーザからの指示を入力する。
【0018】
又、バス309には、ネットワークインターフェースコネクタ305が接続されており、図1に示すネットワークインターフェース105に対応し、図2に示すネットワークインターフェースケーブル204が接続される。CPU301がネットワークインターフェースケーブル204からデータを読み込み又は書き込むことにより、ネットワークインターフェース105を使用した通信を行う。
【0019】
更に、バス309には、Laser Beam Printer Engine 306、Finisher307、Scanner Engine308が接続されており、これらは、図1に示すLaser Beam Printer Engine 103、Finisher104、Scanner Engine102に対応するものであり、CPU301がこれらのエンジンに対してデータの読み書きを行うことによりプリント・スキャン等のエンジン動作及び各種ステータス取得を行う。尚、Laser Beam Printer Engine 306、Finisher307、Scanner Engine308は、MFPの機器内部ではなく、ネットワーク上にそれぞれ単体の周辺機器として存在し、それをコントローラー101が制御しても良い。
【0020】
図4はコントローラ101内のDISK311のソフトウエア(制御プログラム)構成を示す図であり、これらのソフトウエア(制御プログラム)は、CPU301が実行する。
【0021】
401はユーザーインターフェースドライバであり、LCDディスプレイ303及びキーボード304の制御を行う。403はユーザインターフェースマネージャ(制御プログラム)であり、ユーザからの入力情報をUIドライバ401から入手し、コントローラ101の動作を統括管理するSupervisor(統括管理マネージャ)405に伝えるとともに、コントローラ101の処理結果を、Supervisor405を介して入手し、LCDディスプレイ303に対して画面表示するよう指示を出す。
【0022】
402はネットワークインターフェースドライバ(制御プログラム)であり、ネットワークインターフェースコネクタ305の制御を行い、ネットワークパケットの物理層(物理パケット)の処理、つまり物理パケットからトランスポートパケットの抽出及びトランスポートパケットから物理パケットの生成を行う。
【0023】
404はTCP/IP・UDP/IPといった通信モジュールであり、ネットワークインターフェース402から出力されたトランスポートパケットの情報をSupervisor405に伝える。又、Supervisor405の情報から、トランスポートパケットの生成を行い、ネットワークインターフェース402を介してネットワークインターフェースコネクタ305に出力する。
【0024】
405はコントローラ101の動作を統括管理するSupervisor(統括管理マネージャ)であり、図5(属性表)で示す装置の識別情報等のデータをDISK311に保持するとともに、図6(属性表)で示すプリントジョブマネージャ406、スキャンジョブマネージャ408、コピージョブマネージャ407が保持する処理能力等のデータの参照や変更指示、図8(ユーザ管理表)に基づいたユーザ管理等を行う。
【0025】
406はプリントジョブマネージャであり、プリンタ資源の管理及びジョブの実行を制御する。
【0026】
409はプリンタコントローラであり、プリントジョブマネージャからの要求に応じてプリンタ機器を動作させるためのコントローラである。
【0027】
407はコピージョブマネージャであり、コピー資源及びコピージョブの管理を行う。
【0028】
408はスキャナジョブマネージャであり、スキャナ資源の管理及びジョブの実行を制御する。
【0029】
410はスキャナコントローラあり、スキャナジョブマネージャからの要求に応じてスキャナ機器を動作させるためのコントローラである。
【0030】
図5は統括管理マネージャであるSupervisor406が管理するデータ(属性表)で、DISK311に保持する。
【0031】
本属性表は、情報の種類を表わす属性ID501と、該情報に関する読み書きの制限を表わすアクセス制限502と、該情報の実際の値を表わす属性値503で構成する。尚、本実施の形態では、ネットワークインターフェースケーブル204上で装置を特定させる装置識別情報や、コントローラ101が提供する機能、装置を使用できるユーザ情報等を表形式で格納した。
【0032】
図6はプリントジョブマネージャ406、コピージョブマネージャ407、スキャンジョブマネージャ408といった各ジョブマネージャが管理するデータ(属性表)で、DISK311に保持する。
【0033】
本属性表は、図5のSupervisorの属性表と同じように、情報の種類を表わす属性ID601と、該情報に関する読み書きの制限を表わすアクセス制限602と、該情報の実際の値を表わす属性値603で構成する。本実施の形態では、各マネージャの処理能力やジョブ管理情報等を本属性表に格納した。
【0034】
図7はプリントジョブマネージャ406、コピージョブマネージャ407、スキャンジョブマネージャ408が処理するジョブファイルの内部構造を示し、ジョブファイル管理情報710と、ジョブの属性情報720と、実際に処理する画像データを格納するデータ部730とで構成し、ジョブファイル管理情報710とジョブ属性情報720は、更に、情報の種別を属性ID711と721に保持し、該属性IDが有する値を属性値712と722に格納した。
【0035】
図8はSupervisor405(統括管理マネージャ)が機器の操作者であるオペレータを管理するためのユーザ管理表である。
【0036】
図8中、ユーザID801とパスワード802で、機器の使用可否を判定するユーザ認証情報を格納し、使用可能ジョブ種803で、ユーザ毎の投入可能なジョブ種の別を格納する。又、ジョブファイルの格納先804で、ジョブファイルの一時保存先を示し、ジョブファイルの格納方法805で、ジョブファイルに全データを格納する。若しくは、一部のデータを格納するといったジョブファイルへの格納方式を示した。又、空き容量不足時の対処方法806で、ジョブファイルが格納場所不足で保存できない場合、どのような対処方法で、ジョブファイルを格納するための容量(格納場所)を確保するかを設定した。
【0037】
尚、本ユーザ管理表は、MFP201やMFP202に個別で保持する方式でも、ClientPC203等のMFP以外のネットワーク上の装置が一括管理する方式でも良い。
【0038】
図9はネットワークインタフェースケーブル204を介してMFP201、MFP202、ClientPC203とがデータをやり取りする際のパケットデータの構造を示す図である。
【0039】
図中、コマンドパケットデータ900は、データの先頭を表わすパケットヘッダ901、データパケットの構造バージョンを表わすパケットバージョン902、パケットの性格を表わすフラグ903、どんな操作を行うのかを示すオペレーションコード904、データの順番を識別するためのブロック番号905、コマンドパケットデータ900の発信者を示すホストID906、ユーザ認証やジョブファイルの保存等で使用するユーザID907とパスワード908、返信パケットにのみ使用され返信の一般的な状態を表わすステータスコード909、オペレーションコード905毎に決められたフォーマットを持つパラメータ910から構成されている。
【0040】
又、Req./Reply911で本パケットが作業要求を示すものなのか、作業結果を示すものかの別を示し、Cont912でパケットの継続情報を示した。
【0041】
図10はジョブ入力からジョブファイル作成までの処理フローを示す図である。
【0042】
本実施の形態では、プリントジョブマネージャ406、コピージョブマネージャ407、スキャンジョブマネージャ408がジョブ種に応じて本フローの処理を行った。
【0043】
ステップ1001において、ジョブ投入か否かを判定する。本実施の形態では、ClientPC203等から投入された図9のパケットデータのオペレーションコード904に、ジョブ投入の開始を示す笛obStart 媒が設定されたか否かで判定した。
【0044】
ステップ1001において、ジョブ投入オペレーションでなかった場合、ステップ1008に進み、ジョブ投入以外のオペレーション(例えば、機器の状態取得等)を処理した後、本処理を終了する。
【0045】
ステップ1001において、ジョブ投入オペレーションが指示された場合、ステップ1002に進み、投入されたジョブをメモリ上に蓄積する。
【0046】
ステップ1003にて、ジョブ投入の完了を調べる。本実施の形態では、図9のオペレーションコード904にジョブ投入の完了を示す笛obEnd 媒が設定されたか否かで判定した。
【0047】
ステップ1003において、ジョブ投入の完了オペレーションである場合は、ステップ1004に進み、ジョブファイルへの保存に際して、データの変換処理が必要か否かを判定する。具体的には、図9のUserID907から、図8のユーザ管理表にあるジョブジョブファイルの格納方法804を取得し、印刷イメージ画像での保存が指定されている場合は、ステップ1009に進み、投入されたジョブデータから、印刷イメージ画像を作成する。
【0048】
次に、ステップ1005にて、ジョブファイルに格納するデータ量の制限を判定する。本実施の形態では、図9のUserID907から、図8のユーザ管理表にあるジョブジョブファイルの格納方法904を取得し、全データ記憶であれば、ステップ1010に進み、一部の格納であれば、ステップ1006にて必要な部分の取り出した後、ステップ1007で、ジョブファイルの管理情報710の設定(例えば、ジョブファイルの状態を実行待ちする。又、ジョブファイル作成者にUserID907を設定する等)を行うと共に、ジョブ属性情報720、データ部730へデータ格納した後、本処理を終了する。
【0049】
図11は図10におけるステップ1007のジョブファイルの格納処理の詳細フローを示す図である。
【0050】
ステップ1101で、ステップ1006及びステップ1010で作成したジョブファイルのデータ量を算出する。
【0051】
ステップ1102にて、図9のUserID907から、図8のユーザ管理表図8のユーザ管理表に格納されているジョブファイルの格納先804を取得する。
【0052】
ステップ1103にて、ステップ1102で取得した格納先にジョブファイルを書き込めるだけの空きがあるか否かを調べる。格納可能であれば、ステップ1104に進み、ジョブファイルを書き込んだ後、本処理を正常終了する。
【0053】
ステップ1103にて、空き容量不足によりジョブファイルを格納できない場合、ステップ1105に進み、図8のユーザ管理表図8のユーザ管理表に格納されている空き容量不足時の対処方法806を取得する。
【0054】
ステップ1106において、ステップ1105で取得した対処方法を調べ、作成日の古いジョブファイルから削除が指示された場合は、ステップ1107に進み、ステップ1102で取得した格納先の中にあるジョブファイルのうち、作成日が最も古いジョブファイルを削除する。
【0055】
ステップ1106において、作成日の古いジョブファイルからの削除以外である場合は、ステップ1108で、アクセス回数が少ないファイルの削除か否かを調べる。アクセス回数が少ないファイルの削除が指定された場合は、ステップ1109に進み、ステップ1102で取得した格納先の中から、アクセス回数がもっと少ないジョブファイルを削除する。
【0056】
ステップ1108にて、アクセス回数による削除以外が指示である場合、他の手段(例えば、全消去)により、ジョブファイルを削除する。
【0057】
図12はジョブ実行処理のフローを示す図である。本実施の形態では、プリントジョブマネージャ406、コピージョブマネージャ407、スキャンジョブマネージャ408がジョブ種に応じて本フローの処理を行った。
【0058】
図中、ステップ1201で、機器内に存在するジョブファイルの有無を調べる。
【0059】
ステップ1201で、機器内にジョブファイルが存在した場合は、ステップ1202に進み、ジョブファイルの状態を取得し、実行待ちのジョブファイルの有無を調べる。
【0060】
ステップ1202にて、実行待ちのジョブファイルが有る場合、ステップ1203に進み、コントローラに対して該当ジョブファイルの実行を指示する。
【0061】
ステップ1204において、ステップ1203で実行指示したジョブファイルが処理し終えたか否かを調べる。ジョブファイルの処理が終了しているのであれば、ステップ1205に進む。
【0062】
ステップ1205において、ジョブファイルの投入元が自装置か否かを調べる。本実施の形態では、図7のジョブファイルの管理情報710に格納した投入元装置IDと、図5のスーパバイザ属性表の機種名が同じか否かを比較することで投入元を識別した。
【0063】
ステップ1205において、自装置で発生したジョブファイルであれば、ステップ1211に進み、該当ジョブファイルの削除を行った後、本処理を終了する。
【0064】
ステップ1205にて、他の装置が投入したジョブファイルである場合、ステップ1206に進み、図7のジョブファイルの管理情報710に格納した投入元装置IDを取得する。
【0065】
ステップ1207にて、ステップ1206で取得した投入元に対して、ジョブ終了した旨を通知すると共に、ジョブ投入元からの該終了ジョブに対する他装置への転送指示や、ジョブの再実行といった指示が行われるのを待つ。本実施の形態では、或る一定時間、他装置への転送やジョブの再実行指示されなかった場合、ジョブファイルの削除が指示されたものとして処理した。
【0066】
ステップ1208にて、ステップ1207で指示された後処理方法に基づき、実行完了したジョブファイルの後処理を行い、本処理を終了する。
【0067】
ステップ1202にて、ジョブファイルの状態が実行待ちでない場合は、ステップ1205に進み、ジョブファイルの有効期限を確認する。
【0068】
ステップ1205にて、ジョブファイルの有効期限を超過しているのであれば、ステップ1206に進み、該当ジョブファイルの削除を行う。
【0069】
図13は図12におけるステップ1208のジョブファイルの後処理の詳細フローを示す図である。
【0070】
図中、ステップ1301で、ステップ1207で取得したジョブファイルの後処理方法が、他装置への転送指示か否かを調べる。
【0071】
ステップ1301で、他装置への転送が指示されている場合、図9のパケットデータを用いて、処理完了したジョブファイルの内容を元に、指示された転送先に対してジョブ投入を行った後、本処理を終了する。
【0072】
ステップ1301で、他装置への転送が指示されなかった場合、ステップ1303に進み、再実行指示が行われたか否かを調べる。
【0073】
ステップ1303で、ジョブファイルの再実行が指示されていた場合、ステップ1304に進み、ジョブファイルの再実行カウンターが上限に達していないかを調べる。尚、本実施の形態では、図7に示すジョブファイルの管理情報710に格納した再利用カウンタと再利用上限カウンタを比較することで判断した。
【0074】
ステップ1304にて、上限に達していないのであれば、ステップ1305に進み、ジョブファイル管理情報710が保持する再利用カウンタの+1(加算)を行った。
【0075】
ステップ1306は、ステップ1207でジョブの再実行指示が行われた際に、ジョブ属性情報720の更新が指示されたか否かを調べる。
【0076】
ステップ1306で、ジョブ属性情報720の更新が指示された場合、ステップ1307に進み、ジョブ属性情報720を更新する。
【0077】
次に、ステップ1307において、ジョブファイル管理情報710に有るジョブファイルの状態を実行待ちにした後、本処理を終了する。
【0078】
ステップ1303で、再実行指示でない場合は、ステップ1308に進み、ジョブファイルの削除指示が行われたか否かを調べる。ステップ1308で、削除指示が行われた場合、ステップ1309に進み、該当ジョブファイルの削除を行う。
【0079】
ステップ1308において、削除指示でなかった場合、ステップ1310に進み、図7に示すジョブファイルの管理情報710にあるジョブファイルの有効期限を変更する等により、ジョブファイルの一時記憶の継続を指示した後、本処理を終了する。
【0080】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、ジョブとして必要な情報を、ジョブファイルに保持することで、投入し終えたジョブを再実行する場合等は、ジョブファイルを指定するだけで実行できるといった、ジョブの再投入に掛かる時間を短縮できると共に、ジョブの再投入に掛かるネットワーク資源の負荷を軽減でき、ネットワーク資源の有効活用が可能となる。
【0081】
又、処理完了したジョブファイルの扱いをジョブ投入元に問い合わせることで、1つのジョブを複数の装置に分散(印刷部数が100であるジョブを、2台の装置で50部ずつ分散処理した場合等)した場合等は、作業者(装置間)の同期取りが容易になるといった効果が得られる。
【0082】
更に、ジョブファイルの転送手段により、大容量な記憶装置を有する装置に対してジョブファイルをバックアップさせることが可能となり、同じ内容のジョブファイルを装置毎に作成されるのを防止できる等、装置資源の有効活用及びジョブファイル作成に要する時間短縮が可能となる。
【0083】
又、ジョブファイルに対するアクセス監視することで、ジョブファイルの陳腐化による資源の無駄遣いを防止できるなど、装置資源の有効活用が可能となる。
【0084】
アクセス制限することで、ジョブファイルに格納されたデータの無断使用を防止する等、著作権で保護されたデータ等の配布制限が可能となる。
【0085】
ユーザ毎や装置単位で、ジョブファイルの格納領域を割り当てることで、装置の使用頻度が低いユーザについては、格納領域を割り振らない等、装置資源の円滑な運用が可能であるとともに、装置資源の有効活用が可能となる。
【0086】
ジョブファイルに格納するデータを選択させることで、記憶容量の小さい装置では、データ量の少ないPDL形式で保存させる等、装置資源の有効活用が図れる。
【0087】
又、印刷イメージデータで保存することにより、PDLボードといったハードウェア資源等の制約が無くなり、装置間で情報の互換性が図れる等、データの流用性を高めることが可能となる。
【0088】
更に、格納するデータを制限することで、再利用しない情報はジョブファイルに記憶させないようにできる等、無駄な情報による装置資源の食い潰し防止と装置資源の有効活用が可能となる。
【0089】
装置内のジョブファイルが格納する情報の一部分を変更できるため、コピー部数や両面印刷の有無といった印刷情報を変更する場合等は、印刷ジョブを再投入するのでなく、ジョブファイルに対して値の変更を指示するだけで済む等、印刷情報変更に伴うジョブの再投入を削減でき、ジョブ属性変更に伴う作業時間の大幅な短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る多機能周辺機器(MFP)の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すシステム構成を示す図である。
【図3】図1に示したMFPのコントローラのハード構成を示す図である。
【図4】図1に示したMFPのコントローラのソフト構成を示す図である。
【図5】図4に示したSupervisor405の属性表を示す図である。
【図6】ジョブマネージャの属性表を示す図である。
【図7】ジョブファイルの構造を示す図である。
【図8】ユーザ管理表を示す図である。
【図9】コマンドパケットの構造を示す図である。
【図10】ジョブ入力処理を示すフローチャートである。
【図11】ジョブファイル格納処理を示すフローチャートである。
【図12】ジョブ実行処理を示すフローチャートである。
【図13】ジョブファイルの後処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101  コントローラ
102  スキャナエンジン
103  レーザービームプリンタエンジン
104  フィニッシャー
105  ネットワークインターフェース
106  ユーザーインターフェース
201,202 多機能周辺機器(MFP)
203  ClientPC
204  Ethernet
301  CPU
302  Memory(RAM)
303  LCDディスプレイ
304  キーボード
305  ネットワークインターフェースコネクタ
310  ROM
311  DISK

Claims (5)

  1. 通信ネットワークに接続された画像処理装置において、
    画像読み取りや印刷、PDL形式データを印刷イメージに変換する等の処理を、通信ネットワークを介してパケットデータ等で入力するジョブ入力手段と、
    前記ジョブ実行手段で入力したジョブを、一時的な記憶領域にファイルとして保持するジョブファイル一時記憶手段と、
    前記ジョブファイル一時記憶手段が保持するジョブファイルの内容を解釈し、画像読み取りや印刷、画像データの展開といった処理をコントローラに行わせるジョブ実行手段と、
    前記ジョブファイル一時記憶手段において、ジョブファイルの保持期間やアクセス制限といったジョブファイルに対する各種制限付けを行うジョブファイル制御手段と、
    前記ジョブ実行手段において、実行中ジョブの完了を契機に処理完了したジョブファイルの扱いをジョブ投入元に問い合わせるジョブ完了通知手段と、
    前記ジョブ完了通知手段で問い合わせた結果、ジョブ投入元及び他装置への転送が指示された場合は、該装置に対しジョブファイルを転送するジョブファイル転送手段と、
    前記ジョブ結果問い合わせ手段で問い合わせを行った結果、ジョブファイル一時記憶手段から削除が指示された場合、該当するジョブファイルを削除するジョブファイル削除手段と、
    前記ジョブ結果問い合わせ手段で問い合わせを行った結果、ジョブの再実行が指示された場合、該ジョブファイルを再実行するジョブファイル再実行手段と、を備えることを特徴とするネットワーク対応画像処理装置。
  2. 前記ジョブファイル一時記憶手段において、保持したデータに対するアクセス状況の監視を行うアクセス状況監視手段と、
    前記アクセス状況監視手段において、一定期間アクセスが無いジョブファイルについて、前記ジョブファイル制御手段で設定された処理方法(自動削除若しくは削除確認して破棄)に応じて、ジョブファイルの整理を行う残存ファイル整理手段と、
    前記アクセス状況監視手段において、前記ジョブファイル制御手段に設定された制限値(アクセス回数の上限)に応じてジョブファイルの再利用制限を行う再利用制限手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応画像処理装置。
  3. 前記ジョブファイル一時記憶手段において、ユーザ毎若しくは装置全体で使用可能な記憶容量を指定させる記憶容量制限手段と、
    前記記憶容量制限値に達した等でジョブファイルの一時記憶ができない場合、前記ジョブファイル制御手段で設定された処理方法(古いジョブファイルから削除若しくはアクセス回数の少ないジョブファイルから削除)に応じてユーザ毎若しくは装置全体から記憶領域を確保する資源管理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応画像処理装置。
  4. 前記ジョブファイル制御手段において、前記ジョブ入力手段で入力したままのイメージ若しくはPDLデータを印刷イメージに変換した後のビットマップイメージといった複数のフォーマットでジョブファイルへ保存できるようにしたジョブファイルフォーマット指定手段と、
    ジョブファイルに保持するデータを、前記ジョブ入力手段で入力した情報全て若しくは情報の一部に限定するのかを設定するジョブファイル格納情報限定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応画像処理装置。
  5. 前記ジョブファイル再実行手段において、ジョブファイルに格納された印刷部数、印刷レイアウトといった印刷情報を再設定するジョブファイル印刷属性再設定手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク対応画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008046871A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Fuji Xerox Co Ltd デバイス制御システム、デバイス制御装置、デバイス、デバイス制御プログラム、端末装置およびデバイスドライバプログラム
JP2009124486A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム、画像処理装置、画像処理実行プログラム
US8300240B2 (en) 2005-04-15 2012-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for controlling changes to print settings

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