JP2004054246A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】排紙装置が着脱可能であって、適切に用紙の連続搬送をすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】エンジン制御部302は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であってプリンタコントローラ301から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、第1の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させ、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であってプリンタコントローラ301から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子写真方式等を用いた画像形成装置においては、画像形成装置本体で画像が形成された用紙を仕分けるための排紙装置や、用紙にステープル等の後処理を行うオプション排紙装置が着脱可能に構成されているものがあり、例えば図12に示すような制御構成を有する。
【0003】
図12において、101はプリンタコントローラであり、ホストコンピュータ(不図示)との間で通信を行って画像データを受信すると共に、受信した画像データを画像形成装置に対応したデータ形式に変換してエンジン制御部102へ画像信号(/VDO信号116)として、送信する。
【0004】
また、102はエンジン制御部であり、画像形成にかかる各種の動作を制御するとともに、シリアル通信部110により、プリンタコントローラ101との間でシリアル通信を行う。シリアル通信を行うにあたっては、シリアルクロック信号(/SCLK信号113)に同期させてコマンド/ステータス信号(/SC信号112)を送受信することにより行う。
【0005】
なお、エンジン制御部102は、用紙の先端と感光体ドラム(不図示)上のトナー像の先端との同期(垂直同期)を取るための/TOP信号114、回転多面鏡(不図示)の各面毎に走査されるレーザビームに同期して出力される水平同期信号(/BD信号115)を、プリンタコントローラ101に出力する。
【0006】
また、117は排紙装置コントローラであり、シリアル信号線118、119を介してプリンタコントローラ101から受信したコマンドに基づいて排紙装置における用紙の搬送、排紙動作を制御する(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
そして、従来の画像形成装置においては、画像形成装置にオプション排紙装置が接続されているか否かにかかわらず、或いは用紙の排紙先がオプション排紙装置であるか否かにかかわらず、常に同じタイミングで用紙を給紙して用紙間隔を一定とするものであった。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−117916号公報(請求項2−5、図3)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像形成装置にオプション排紙装置が接続されているか否か、或いは用紙の排紙先がオプション排紙装置であるか否かにより、連続して搬送する複数の用紙の用紙間隔を適切に制御することができる画像形成装置が望まれている。
【0010】
本願発明は、以上の事情に鑑みて成されたものであり、画像形成部を制御する制御部が画像信号を処理する画像処理部から特定の指示を受信したか否かにより、連続して搬送する複数の用紙の用紙間隔を適切に制御することができる画像形成装置、画像形成方法を提供することを目的とする。
【0011】
また、本願発明は、画像形成部を制御する制御部が画像信号を処理する画像処理部から特定の指示を受信したか否かにより、画像形成装置に着脱可能な排紙装置が接続されているか否かを適切な判断することができる画像形成装置、画像形成方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理部と、画像処理部により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像処理部からの指示に基づいて画像形成部を制御する制御部であって、画像形成部から排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を画像処理部へ送信する制御部とを有し、画像処理部は、制御部から受信した用紙排紙信号に基づいて排紙装置を制御し、制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、第1の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させ、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させる。
【0013】
更に、本発明は、排紙装置を着脱可能な画像形成装置であって、外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理部と、画像処理部により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像処理部からの指示に基づいて画像形成部を制御する制御部であって、画像形成部から排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を画像処理部へ送信する制御部とを有し、画像処理部は、制御部から受信した用紙排紙信号に基づいて排紙装置を制御し、制御部は、画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、排紙装置が接続されていないものと判断し、画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、排紙装置が接続されているものと判断する。
【0014】
更に、本発明は、排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理装置により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像処理装置からの指示に基づいて画像形成部を制御する制御部であって、画像形成部から排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を画像処理装置へ送信する制御部とを有し、制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって画像処理装置から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、第1の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させ、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって画像処理装置から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させる。
【0015】
更に、本発明は、外部装置から入力された画像信号を処理する画像処理部と、用紙に画像を形成する画像形成部を有し、排紙装置を着脱可能な画像形成装置における画像形成方法において、画像形成部から排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を、画像形成部を制御する制御部から画像処理部へ送信する送信ステップと、送信ステップにより送信された用紙排紙信号に基づいて画像処理部が排紙装置を制御する制御ステップと、複数の用紙を連続して搬送させる搬送ステップとを有し、搬送ステップは、制御部が画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、複数の用紙を第1の用紙間隔で連続して搬送させ、制御部が画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、複数の用紙を第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で連続して搬送させる。
【0016】
更に、本発明は、排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理部と、画像処理部により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部により画像を形成すべく第1の用紙間隔で搬送されるよう給紙された用紙を待機させる用紙待機部と、画像処理部からの指示に基づいて画像形成部及び用紙待機部を制御する制御部であって、画像形成部から排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を画像処理部へ送信する制御部とを有し、画像処理部は、制御部から受信した用紙排紙信号に基づいて排紙装置を制御し、制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、第1の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させるよう用紙待機部を制御し、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって画像処理部から用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させるよう前記用紙待機部を制御する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
[第1の実施の形態]
図1は、電子写真式プリンタの概略構成を示す断面図である。
【0019】
図1において、201は静電潜像を形成するための感光体ドラムである。202は感光体ドラム201を一様に帯電するための帯電ローラである。205はレーザビームを感光ドラム201上で走査するための光学ユニットである。206は光学ユニット205から発せられたレーザビームである。203はレーザビーム206により感光体ドラム201上に形成された静電潜像をトナーにて現像するための現像器である。204は感光体ドラム201上のトナー像を所定の用紙に転写する転写ローラである。207は用紙上のトナーを溶融して用紙に定着させる定着器である。
【0020】
208は印字する用紙(記録紙)を積載しておくための標準カセットである。209は標準カセット208から用紙をピックアップする標準カセット給紙ローラであり、ソレノイドSLにより、標準カセット208内の用紙との接触/非接触状態がON/OFF制御される。210は手差しトレイ、211は手差し給紙ローラである。212は用紙を機外へ排出するための排出ローラである。213は用紙と感光体ドラム201上のトナー像との同期をとるために用紙の先端を検知するレジストセンサ(TOPセンサとも呼ぶ)である。214は用紙が正常に定着器207を通過したか否かを確認するための排紙センサである。215は標準カセット208の紙有無を検出するセンサである。216は手差し用紙の有無を検出するためのセンサである。231は、用紙と感光体ドラム201上のトナー像との同期をとるためのレジストローラである。232,233は搬送ローラである。以上の各部は、プリンタの画像形成部であるプリンタエンジンを構成している。
【0021】
217はプリンタに着脱可能なオプションの排紙装置である排紙スタッカである。218は排紙スタッカ217の排紙トレイである。219は排紙スタッカ217内の用紙を搬送する用紙搬送ローラである。220はジョブオフセット機能を有する排紙ローラであり、用紙搬送中にローラ軸を搬送方向に対して垂直方向に移動させることにより複数ページの用紙からなるプリントジョブの各ジョブの仕分けを行うことができる。221はエンジン本体の排紙トレイ230に排紙するか、オプションの排紙スタッカ217の排紙トレイ218に排紙するかを切換える排紙フラッパ222用のソレノイドであり、排紙スタッカ217を制御する排紙スタッカ制御部317(図2参照)により制御される。
【0022】
排紙フラッパ222で用紙の排紙先を切換える場合、用紙先端が排紙フラッパ222に到達する前に所望の排紙先に排紙されるようソレノイド221が制御される。
【0023】
具体的には、用紙の排紙先をプリンタに備えられた排紙トレイ230とするか、排紙スタッカ217の排紙トレイ218へ排紙するかを切換えるために、ソレノイド221への通電状態のON/OFFが切換えられる。この切換には、所定の切換時間を要するため、ソレノイド221の通電状態を切換えるためのタイミングは、ソレノイド221の応答時間に対しマージン時間を確保できるように、用紙の先端が排紙フラッパ222に到達するより所定の切換時間だけ前のタイミングに設定される。また用紙の排紙先を切換えた後は、その用紙の後端が排紙フラッパ222を通り抜けるまでは、ソレノイド221のON/OFF状態は固定されたままとなる。これは、用紙が排紙フラッパ222を完全に通り抜ける前に排紙フラッパ222を駆動すると、排紙フラッパ222により用紙上のトナー画像が破損される危険性があるためである。
【0024】
図2は、図1に示した電子写真式プリンタの制御構成を示すブロック図である。
【0025】
図2において、301はプリンタコントローラであり、ホストコンピュータ(図示省略)等の外部装置との間での通信を行って画像データ(画像信号)を受信すると共に、受信した画像データを当該プリンタが印字可能なデータ形式に変換処理してエンジン制御部302に供給すると共に、エンジン制御部302との間でシリアル通信により各種の信号を授受する。
【0026】
エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301の制御の下に、シリアル通信を介してプリンタエンジンの各ユニットを制御する。プリンタエンジンは、エンジン制御部302の指示に基づいて用紙の給紙・搬送を制御する用紙搬送制御部303を有する。なお、以下においては、プリンタ本体内での用紙の搬送は、常に一定速度で行うものとして説明する。
【0027】
プリンタエンジンとは、電子写真式プリンタにおいて用紙に画像を形成するための画像形成部であり、プリンタコントローラ301から送信される画像データに基づいて、用紙に画像を形成するものである。プリンタエンジンは、用紙搬送制御部303の他に、以下の各部を有する。
【0028】
304はスキャナモータ(図示省略)の駆動及びレーザビームのON/OFF制御をエンジン制御部302の指示に基づいて実行する光学系制御部である。305は帯電、現像、転写等の電子写真プロセスに必要な高圧出力をエンジン制御部302の指示に基づいて実行する高圧系制御部である。306はエンジン制御部302の指示に基づいて定着器207の温度制御及び異常検出等を行う定着温度制御部である。307は給紙部及び紙搬送路内の紙有無センサ(図1のセンサ213,214,215,216)の検知信号をエンジン制御部302に伝達する紙有無センサ入力部である。308は用紙搬送中の搬送不良を検出するジャム検出部である。309はプリンタ内の機能部の故障を検出する故障検出部である。
【0029】
316はエンジン制御部302内にあって、プリンタコントローラ301からのシリアル通信のコマンドを判断し、ステータスを返送すると共に、プリンタエンジン内部の状態をプリンタコントローラ301にて指示されたモードに設定するビデオインタフェース制御部である。
【0030】
320はエンジン制御部302内に設けられたプリントタイミング制御部である。このプリントタイミング制御部320は、プリンタコントローラ301から出力された排紙オプション装置(排紙スタッカ217)の接続有無情報をビデオインタフェース制御部316を介して受取り、その接続有無情報に基づいて給紙タイミングを制御することにより、用紙間隔を適正に制御して画像形成処理の効率を向上させるようにしている。
【0031】
プリンタコントローラ301とエンジン制御部302は、図2において符号310〜321で示した信号を授受する。すなわち、310はエンジン制御部302がプリンタエンジン内部の状態の変化をプリンタコントローラ301に報知するための状態変化信号(/CCRT信号)である。311はシリアル通信におけるコマンド/ステータス信号(/SC信号)であり、プリンタコントローラ301からエンジン制御部302に出力されるコマンド信号と、エンジン制御部302からプリンタコントローラ301に出力されるステータス信号とが授受される。
【0032】
312は前記コマンド信号とステータス信号をクロック同期で転送するためのシリアルクロック信号(/SCLK信号)である。313は用紙の先端と感光体ドラム201上のトナー像の先端との同期(垂直同期)を取るためにエンジン制御部302からプリンタコントローラ301に出力される/TOP信号である。314は回転多面鏡の各面毎に走査されるレーザビーム206に同期して出力される水平同期信号(/BD信号)である。315はプリンタコントローラ301からエンジン制御部302に出力される画像信号(/VDO信号)である。321はプリンタコントローラ301からの指示(コマンド)に応答してエンジン制御部302からプリンタコントローラ301に出力される/PDLV信号であり、この信号は、エンジン本体から用紙が排出されるタイミングを示す信号として機能する。
【0033】
317はオプションの排紙スタッカ217の搬送、排紙を制御すると共にプリンタコントローラ301との間でシリアル通信によるデータ授受を制御している排紙スタッカ制御部(排紙オプション制御部)である。318、319はプリンタコントローラ301と排紙オプション(排紙スタッカ217)との間のシリアル通信を行うための差動信号であるCAN信号、/CAN信号である。
【0034】
なお、プリンタコントローラ301、エンジン制御部302、排紙スタッカ制御部317は、夫々、CPU、ROM、RAMを含むマイクロコンピュータにより構成されている。また、以下の説明において、便宜上、上記の各信号と、これら信号を送受信する信号線とを同一の符号で示す場合がある。
【0035】
本実施形態における排紙スタッカ217は、前述のようにプリンタコントローラ301からシリアル通信(CAN信号線318)を介して送信される信号に基づいて排紙スタッカ制御部317が制御するものであり、エンジン制御部302と排紙スタッカ制御部317との間にはシリアル通信等の信号の授受が存在しない。つまり、排紙スタッカ217は、エンジン制御部302ではなくプリンタコントローラ301により制御されるものである。
【0036】
ここで、プリンタコントローラ301により制御される排紙スタッカ217は、少なくともプリンタが排紙スタッカ217へ用紙を排紙するタイミングを認識する必要がある。例えば、ソレノイド221により用紙の排紙先をプリンタから排紙スタッカ217へ切換える処理や、排紙スタッカ制御部317の制御により排紙スタッカ217内で用紙を搬送する処理を行うための準備を行う必要があるからである。
【0037】
そのために、本実施形態では、エンジン制御部302からプリンタコントローラ301に対して物理的な信号線である/PDLV信号線321介して、プリンタから排紙スタッカ217へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信する。なお、エンジン制御部302は、例えばプリンタ内の定着器207の搬送方向下流に配置された排紙センサ214で用紙の後端を検出したことにより、用紙排紙信号(/PDLV信号)をプリンタコントローラ301へ送信するものとする。
【0038】
エンジン制御部302から、用紙排紙信号(/PDLV信号)を受信したプリンタコントローラ301は、排紙スタッカ制御部317を制御すべく、エンジン制御部302から受信した用紙排紙信号(/PDLV信号)を排紙スタッカ制御部317へシリアル信号線(CAN信号線318)を介して送信する。
【0039】
なお、プリンタコントローラ301は、排紙スタッカ217が接続された時に、エンジン制御部302に対して、/PDLV信号を送信すべき旨の指示であるコマンドをシリアル通信線(/SC信号線311)を介して送信する。エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示コマンドを受信しないときは、たとえ排紙センサ214で用紙の後端を検出したとしても用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信せず、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示コマンドを受信したときは、排紙センサ214で用紙の後端を検出したことに応じて用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信する。
【0040】
つまり、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示コマンドは、排紙スタッカ217がプリンタに接続された時にのみ、プリンタコントローラ301からエンジン制御部302に送信される。そこで、エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301から前述の指示コマンドを受信したときは、プリンタに排紙スタッカ217が接続されているものと判断し、前述の指示コマンドを受信しないときは、プリンタに排紙スタッカ217が接続されていないものと判断する。
【0041】
勿論、排紙スタッカ217がプリンタに接続されたことを示す新たなコマンドを設けることによって、プリンタコントローラ301からエンジン制御部302に対して排紙スタッカ217が接続されていることを認識することは可能であるが、本実施形態によれば、コマンド構成を複雑にすることなく既存のコマンドにより排紙スタッカ217がプリンタに接続されているか否かを判断できるので、プリンタシステムの処理を複雑にすることがない。
【0042】
以上のような構成において、エンジン制御部302は、図3の処理により、排紙スタッカ217がプリンタに接続されているか否かを判断する。図3は、排紙スタッカがプリンタに接続されているか否かを判断する処理を示すフローチャートである。
【0043】
図3の処理を説明する前に、前提条件を予め説明しておく。プリンタコントローラ301は、プリンタに電源が投入された後に、シリアル信号線(/CAN信号線318、CAN信号線319)を介してプリンタに排紙スタッカ217が接続されているか否かを判断する。
【0044】
また、プリンタコントローラ301は、ホストコンピュータ等の外部装置からプリントすべき画像信号とともに、複数ページの画像信号の各ページについての用紙の排紙先を指示する信号を受信するものである。
【0045】
そして、プリンタコントローラ301は、プリントすべき複数ページの画像信号の各ページについての用紙の排紙先を指示する信号により、用紙の排紙先として排紙スタッカ217の排紙トレイ218が指定されている場合に、エンジン制御部302に対して、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示をコマンドとして送信する。
【0046】
つまり、プリンタコントローラ301は、排紙スタッカ217が接続されていると判断した場合であって、プリントするページについての排紙先が排紙スタッカ217の排紙トレイ218である場合に、エンジン制御部302に対して、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示をコマンドとして送信する。
【0047】
このような前提条件の下で、エンジン制御部302は、図3のステップS301において、プリンタコントローラ301から、コマンド/ステータス信号線(/SC信号線311)を介してコマンドを受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合は、ステップS302へ進む。
【0048】
ステップS302で、エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301から受信したコマンドの解析を行う。
【0049】
ステップS303で、エンジン制御部302は、ステップS302で解析したコマンドが、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示コマンドであるか否かを判定する。用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示コマンドであると判定した場合は、ステップS305へ進み、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨の指示コマンドでないと判定した場合は、ステップS304へ進む。
【0050】
ステップS304では、エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301から受信したコマンドに応じた処理(例えば、プリント動作の開始)を実行する。
【0051】
一方、ステップS305では、オプションの排紙装置である排紙スタッカ217がプリンタに接続されているものと認識し、用紙排紙信号を送信すべき旨の指示(/PDLV出力指定中)が出されていることを示すフラグをセットする。
【0052】
前述したように、用紙排紙信号(/PDLV)を送信すべき旨の指示コマンドは、排紙スタッカ217がプリンタに接続された時にのみ、プリンタコントローラ301からエンジン制御部302に送信される。そこで、エンジン制御部302は、ステップS305で用紙排紙信号を送信すべき旨の指示(/PDLV出力指定中)が出されている場合は、プリンタに排紙スタッカ217が接続されているものと判断する。
【0053】
以上が、エンジン制御部302が、プリンタに排紙スタッカ217が接続されているか否かを判断する処理である。
【0054】
以上のように、本実施形態では、プリンタコントローラ301がエンジン制御部302に送信するコマンドの種類を新たに追加することなく、既存のコマンドを解析することにより、プリンタに排紙スタッカ217が接続されているか否かを判断している。
【0055】
次に、エンジン制御部302が、プリンタに対して排紙スタッカ217が接続されていると判断できることにより、新たに可能となる事項について説明する。
【0056】
一般に、プリンタ等の画像形成装置は、一定の時間内になるべく数多くの用紙に画像を形成して出力することが望まれており、そのためには連続して画像形成する先の用紙の後端から後の用紙の先端までの間隔(以下、用紙間隔と言う)をできる限り短くするのが好ましい。
【0057】
そのため、画像形成装置に接続されることが想定されている複数種のオプション排紙装置のいずれに用紙を搬送させた場合であっても、オプション排紙装置が画像形成装置から搬送された用紙の仕分や後処理を行うことができるような用紙間隔となるように、画像形成装置からオプション排紙装置へ搬送する用紙の用紙間隔が設定されていた。
【0058】
例えば、画像形成装置本体に設けられた排紙トレイと、オプション装置である排紙装置に設けられた排紙トレイのいずれに用紙を排紙するかを切換えるために用いられるフラッパは、方向の切換えに一定の時間を要するものであり、その所要時間に対応できるように画像形成装置における用紙間隔が設定されていた。また、例えば、排紙装置において同一のトレイに複数のプリントジョブにかかる用紙を排紙する場合に、プリントジョブ毎に用紙にオフセットを設けるために、排紙ローラ対を用紙の搬送方向と垂直の方向に所定距離移動させているが、その移動には一定の時間を要するものであり、その所要時間に対応できるように画像形成装置における用紙間隔が設定されていた。
【0059】
しかしながら、以上のように画像形成装置の用紙間隔を設定すると、一定時間あたりに画像形成される用紙の枚数(以下、スループットと言う)が、画像形成装置が本来画像形成可能な枚数よりも少ないものとなることがあった。
【0060】
例えば、オプション排紙装置が接続されていない場合においては、画像形成装置における用紙間隔をオプション排紙装置が正常に動作するのに必要な用紙間隔より短くすることができるとしても、そのような用紙間隔が画像形成装置には設定されておらず、画像形成装置が本来発揮し得る最大のスループットで用紙を搬送させることができない。
【0061】
そこで、プリンタ等の画像形成装置にオプション排紙装置が接続されているか否かにより、最適なスループットを発揮できるよう、プリンタに対してオプション排紙装置が接続されているか否かで、プリンタ内の用紙搬送間隔を切換えることが有効となる。
【0062】
次に、プリンタに対してオプション排紙装置が接続されているか否かで、プリンタ内の用紙搬送間隔を切換える制御について、図4、図5のフローチャートを用いつつ説明する。
【0063】
図4、図5は、エンジン制御部302によるプリンタエンジンの用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【0064】
ステップS401で、エンジン制御部302のプリントタイミング制御部320は、プリンタコントローラ301からコマンド/ステータス信号線(/SC信号線311)を介して、コマンドを受信したか否かを判定し、コマンドを受信した場合は、ステップS402へ進む。
【0065】
ステップS402で、エンジン制御部302のプリントタイミング制御部320は、プリンタコントローラ301から受信したコマンドが、プリント動作を開始する指示であるプリントコマンドを受信したか否かを判定する。エンジン制御部302がプリンタコントローラ301から受信したコマンドがプリントコマンドである場合は、ステップS404へ進み、プリントコマンドでない他のコマンドである場合は、受信したコマンドに応じた処理を実行する。
【0066】
ステップS404で、エンジン制御部302は、電子写真プロセスの立上処理(前回転処理)を開始する。
【0067】
そして、ステップS405で、エンジン制御部302は、前回転処理の所定の処理が終了した時点で、プリントコマンドにおいて指定された給紙口(手差しトレイ210又は標準カセット208のいずれか)から給紙を開始する。標準カセット208が指定された場合は、給紙ソレノイドSLをONして標準カセット給紙ローラ209を回転させることにより、用紙の給紙を開始する。
【0068】
ステップS406で、エンジン制御部302は、TOPセンサ(レジストセンサ213)の位置に用紙の先端が到達したか否かを判定し、TOPセンサ213にて用紙の先端を検知したと判定した場合は、ステップS407において/TOP信号をビデオインタフェース制御部316からプリンタコントローラ301に送信する。なお、図4のフローチャートにおいては省略しているが、/TOP信号を受信したプリンタコントローラ301は、プリントすべき画像データ(/VDO信号)をビデオインタフェース制御部316へ送信する。そして、エンジン制御部302は、ステップS405で給紙した用紙に画像を形成すべく画像データに応じたトナー画像を用紙へ転写させるとともに、定着器207で定着させる画像形成動作を開始する。
【0069】
そして、ステップS408で、エンジン制御部302は、プリントコマンドを受信してから所定時間の間に新たなプリントコマンドを受信しなかった場合に、後回転処理(電子写真プロセスの立下処理)に遷移すべきタイミングを示すタイマである後回転開始タイマtaをセットする。
【0070】
ステップS409で、エンジン制御部302は、/PDLV信号出力指定フラグがセットされているか否か、すなわち、排紙スタッカ217がプリンタに接続されているか否かを判断する。/PDLV信号出力指定フラグがセットされていない場合は、ステップS410へ進み、/PDLV信号出力指定フラグがセットされている場合は、ステップS411へ進む。
【0071】
なお、/PDLV信号出力指定フラグは、エンジン制御部302のプリントタイミング制御部320内のメモリ(不図示)に設けられており、/PDLV信号出力指定フラグがセットされている場合と、セットされていない場合とでメモリに記憶された値を異なるものとすることで、プリントタイミング制御部320は、/PDLV信号出力指定フラグがセットされているか否かを判断することができる。
【0072】
また、プリンタコントローラ301は、ホストコンピュータ等の外部装置から受信した、プリントすべき複数ページの画像信号の各ページについての用紙の排紙先を指示する信号を解析した結果、用紙の排紙先として排紙スタッカ217の排紙トレイ218が指定されている場合に、エンジン制御部302に対して、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドを送信する。
【0073】
すなわち、プリンタコントローラ301は、外部装置から入力された用紙の排紙先を示す信号に基づいて、エンジン制御部302に用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドを送信するか否かを、複数ページの画像信号の各ページについて決定するものである。
【0074】
プリンタコントローラ301は、前述の決定の結果、特定のページについて用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドをエンジン制御部302に送信する場合は、その特定のページについてのプリントコマンドをエンジン制御部302に送信するのに先立って、用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドをエンジン制御部302に送信する。
【0075】
用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドを受信したエンジン制御部302は、プリントタイミング制御部320のメモリ(不図示)に/PDLV信号出力指定フラグをセットすることで、或るページについてのプリントコマンドを実行する場合に、そのページに係る用紙と先行する用紙との用紙間隔を適切に制御することができる。
【0076】
ステップS410で、エンジン制御部302は、排紙スタッカ217が接続されていない場合の用紙間隔で複数の用紙が連続して搬送されるよう、給紙ウェイトタイマtwとして、用紙サイズに応じた給紙ウェイトタイマ値twlをセットする。
【0077】
また、ステップS411で、エンジン制御部302は、排紙スタッカ217が接続されている場合の用紙間隔で複数の用紙が連続して搬送されるよう、給紙ウェイトタイマtwとして、用紙サイズに応じた給紙ウェイトタイマ値tw2をセットする。
【0078】
ここで、給紙ウェイトタイマtwとは、連続して複数の用紙に画像を形成する場合の用紙間隔(先行する用紙の後端から引き続き搬送される用紙の先端までの距離)を設定するための値であり、先行する用紙の先端がTOPセンサ213により検知されてから引き続き搬送される次頁の用紙の給紙タイミングを決めるためのタイマ値であり、以下の数式1によって設定される。
【0079】
【数1】
tw=[((用紙の搬送方向におけるサイズ)+(用紙間隔))/用紙の搬送速度]−(給紙を開始してから用紙の先端がTOPセンサ213に到達するまでの時間)
従って、「用紙の搬送方向におけるサイズ」に応じて、twの値は異なるものとなる。
【0080】
なお、排紙スタッカ217においては、1枚1枚用紙が排紙されるごとに用紙の幅方向(搬送方向に直行する方向)において整合を行うよう整合板(不図示)が設けられており、その整合板を移動させるのには所定の移動時間を要する。そして、複数の用紙に連続して画像を形成して排紙させるためには、用紙間隔に相当する距離を排紙スタッカ217により搬送させるのに要する時間は、前述の整合板の移動時間より長くする必要がある。すわなち、用紙間隔に相当する距離を排紙スタッカ217により搬送させるのに要する時間が前述の整合板の移動時間より短い場合には、先の用紙に対する整合を行っている間に次の用紙が搬送されてきてしまうので、次の用紙の先端が整合板に突入して紙詰まりを起こす可能性がある。従って、以下の数式2を満たすように用紙間隔を設定する必要がある。
【0081】
【数2】
用紙間隔/用紙の搬送速度>整合板の移動時間
なお、用紙サイズごとに整合板の移動時間が異なる場合には、用紙間隔についても用紙サイズ毎に設定する必要があり、用紙サイズに拘わらず整合板の移動時間が同じ場合には、用紙間隔は、用紙サイズに拘わらず同じ値に設定すればよい。これらの特性は排紙スタッカの構成に依存するものである。
【0082】
また、セットした給紙ウェイトタイマ値tw1とtw2には、twl<tw2の関係がある。すなわち、排紙スタッカ217がプリンタに接続されている場合の用紙間隔は、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていない場合の用紙間隔よりも長く設定される。
【0083】
給紙ウェイトタイマ値tw1およびtw2は、前述のtwと同様の考え方で用紙サイズおよび用紙間隔と用紙の搬送速度から算出される時間を基に設定されるものであり、排紙スタッカ217の構成により用紙間隔については用紙サイズごとに異なる用紙間隔が設定される場合と、紙サイズに拘わらず一定の用紙間隔が設定される場合の両者が想定される。いずれにしても、tw1<tw2の関係で、用紙排紙信号(/PDLV信号)の出力指示コマンドの有無に基づき用紙間隔を設定することによって、排紙スタッカ217に用紙間隔の制約がある場合についても対応が可能になる。
【0084】
なお、以上の説明においては、用紙間隔を制約する条件として、用紙の幅方向を整合する整合板の移動時間を挙げたが、他の条件により制約を受ける場合もある。
【0085】
例えば、排紙フラッパ222による用紙の排紙先の切換制御に要する時間により、用紙間隔の制約を受ける場合が想定される。
【0086】
この場合は、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていない場合の給紙ウェイトタイマ値twlは、プリンタエンジンの最大のスループットに対応する用紙間隔を実現する値とし、排紙スタッカ217がプリンタに接続されている場合の給紙ウェイトタイマ値tw2は、排紙フラッパ222の切換制御に最低限必要な用紙間隔を実現する値とすればよい。
【0087】
以上のように、ステップS410、ステップS411にて給紙ウェイトタイマ値twを設定した後に、ステップS412へ進む。
【0088】
ステップS412で、エンジン制御部302は、ステップS405で給紙した用紙の次の用紙(すなわち、次のページ)に係るプリントコマンドを受信したか否かを判定する。次のページに係るプリントコマンドを受信した場合は、ステップS415へ進み、受信していない場合は、ステップS413へ進む。
【0089】
ステップS413で、エンジン制御部302は、後回転開始タイマtaがタイムアップしたか否かを判別し、後回転開始タイマtaがタイムアップしていない場合は、ステップS412で再び、次のページに係るプリントコマンドを受信したか否かの判定をする。
【0090】
一方、後回転開始タイマtaがタイムアップした場合は、ステップS413へ移行する。すなわち、後回転開始タイマtaがタイムアップする前に次のページに係るプリントコマンドを受信しなかった場合は、一連の印刷指示が完了したものとして、ステップS414にて後回転処理を実行し、ステップS401に戻る。
【0091】
ステップS415で、エンジン制御部302は、給紙ウェイトタイマtwがタイムアップしたか否かを判定し、給紙ウェイトタイマtwがタイムアップした場合は、ステップS416へ進み、標準カセット208から2ページ目(次のページ)の用紙の給紙を開始し、ステップS406に戻る。
【0092】
以上のように、エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301から用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドを受信しないときは、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていないものと判断し、プリンタコントローラ301から用紙排紙信号(/PDLV信号)を送信すべき旨のコマンドを受信したときは、排紙スタッカ217がプリンタに接続されているものと判断することができる。
【0093】
また、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)を出力すべき旨の指定フラグがセットされていないものと判断した場合は、給紙ウェイトタイマtwとしてtw1を設定して第1の用紙間隔で用紙を搬送させ、用紙排紙信号(/PDLV信号)を出力すべき旨の指定フラグがセットされているものと判断した場合は、給紙ウェイトタイマtwとしてtw1より長いtw2を設定して第1の用紙間隔より長い第2の用紙間隔で用紙を搬送させることができる。
【0094】
なお、第1の用紙間隔に相当する距離だけ用紙を搬送させるのに要する時間は、前述の用紙の整合動作等に要する後処理時間よりも短く、第2の用紙間隔に相当する距離だけ用紙を搬送させるのに要する時間は後処理時間よりも長いものとなる。
【0095】
次に、エンジン制御部302による用紙排紙信号(/PDLV信号)のON/OFF制御を、図6のフローチャートに基づいて説明する。図6は、エンジン制御部302による、プリンタコントローラ301への用紙排紙信号(PDLV信号)の出力制御を示すフローチャートであり、印字命令に係る1ページについての動作を示すものである。
【0096】
ステップS601で、エンジン制御部302のビデオインタフェース制御部316は、TOPセンサ213により用紙を検出したことに応じてプリンタコントローラ301へ/TOP信号を送信する。
【0097】
ステップS602で、エンジン制御部302のビデオインタフェース制御部316は、プリンタコントローラ301からの指示により、用紙排紙信号を出力すべき旨の用紙排紙信号(/PDLV信号)出力指定フラグがセットされているか否かを判定する。用紙排紙信号(/PDLV信号)出力指定フラグがセットされていなければ、ステップS601に戻る。一方、用紙排紙信号(/PDLV信号)出力指定フラグがセットされていれば、ステップS603へ進む。
【0098】
ステップS603で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)出力許可タイマtpをセットする。
【0099】
ステップS604で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)出力許可タイマtpがタイムアップしたか否かを判定し、タイムアップした場合は、ステップS605へ進む。
【0100】
ステップS605で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)をONすることで、/PDLV信号線321を介して用紙排紙信号(/PDLV信号)をプリンタコントローラ301へ送信する。
【0101】
ステップS606で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)OFFタイマtoffをセットする。
【0102】
ステップS607で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)OFFタイマtoffがタイムアップしたか否かを判定し、タイムアップした場合は、ステップS608へ進む。
【0103】
ステップS608で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)をOFFして、ステップS601に戻る。
【0104】
次に、プリンタと排紙スタッカ217の具体的動作の流れを図7のタイミングチャートを用いて説明する。
【0105】
図7は、用紙排紙信号(/PDLV信号)の出力が指定された場合において、2ページ連続プリントする時の各信号を示すタイミングチャートである。
【0106】
図7に示した給紙ウェイトタイマ値tw2は、排紙スタッカ217がプリンタに接続されている場合の給紙ウェイトタイマ値twであって、排紙フラッパ222の切換制御に最低限必要な切換時間を確保するのに十分な用紙間隔を実現する値である。
【0107】
また、図4、5において説明したように、排紙スタッカ217が接続されていない場合の給紙ウェイトタイマ値twlは、プリンタエンジンが発揮し得る最大のスループット(最短の用紙間隔)に対応する用紙間隔を実現する値である。
【0108】
従って、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていない場合は、排紙スタッカ217において用紙の後処理に要する後処理時間を考慮することなく、プリンタが発揮し得る最短の用紙間隔で複数の用紙を連続して搬送させることができる。
【0109】
[第2の実施の形態]
図8は、本発明の第2の実施形態に係る電子写真式プリンタの概略構成を示す断面図である。
【0110】
なお、電子写真式プリンタを構成する各部については、第1の実施形態において図1で説明した構成とほぼ同様なので、相違点だけを簡単に説明する。また、第2の実施形態における制御系の構成は、図2に示した第1の実施形態と同様なので、制御系の図示及び説明は省略する。
【0111】
第2の実施形態では、搬送ローラ232の下流側(レジストローラ231の上流側)に中間センサ223が設けられ、この中間センサ233により、標準カセット208から順次給紙・搬送されてくる用紙の検知時間間隔、すなわち用紙間隔を測定するように構成されている。
【0112】
また、第2の実施形態では、搬送ローラ(搬送ローラ対)232,233を用紙搬送可能/用紙搬送不能に制御する中間クラッチ224が設けられ、この中間クラッチ224は、中間センサ233により測定された用紙間隔を利用して用紙間隔を調整するために利用される。
【0113】
すなわち、第2の実施形態は、第1の実施形態のように、排紙スタッカ217が接続されているか否かにより、給紙タイミングを制御して用紙間隔を適切に変更するものではない。第2の実施形態では、給紙タイミングを、排紙スタッカ217が接続されているか否かに拘わらず、常に、プリンタエンジンが発揮し得る最大スループットに対応するタイミングとし、用紙間隔を排紙スタッカ217が要する後処理時間に応じて調整する必要がある場合は、中間クラッチ224により上流側の用紙の搬送動作を停止するようにしている。
【0114】
つまり、排紙スタッカ217が正常に機能するのに要する必要な最短の用紙間隔が、排紙スタッカ217が接続されていない時の用紙間隔と大差が無い場合であっても、ジャムとして処理することなく用紙間隔を調整して排紙スタッカ217への用紙搬送を可能にするものである。
【0115】
なお、前述の大差が無い場合とは、例えば、標準給紙カセット208から用紙が連れ出たために突発的に紙間距離が短くなった場合等を示すものである。つまり、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていない状態で連続して複数の用紙にプリントする際の用紙間隔について、給紙部において複数の用紙の連れ出しが発生していない状況では、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていても何ら問題がない。
【0116】
しかし、給紙部において複数の用紙の連れ出しにより用紙間隔が通常の用紙間隔より短くなった場合には、排紙スタッカ217が接続されているか否かにより、許容できる用紙間隔が異なることがある。
【0117】
この場合には、連れ出しによる用紙間隔の縮小を中間センサ223で検出し、連れ出しに係る用紙の分離機能を動作させるか否かの判断の閾値を排紙スタッカ217の有無によって切換える。勿論、その場合の閾値としては、排紙オプションが無い場合の方が短い用紙間隔となるような閾値に設定する。
【0118】
次に、第2の実施形態における用紙間隔調整処理を、図9〜11のフローチャートに基づいて説明する。
【0119】
ステップS901で、エンジン制御部302のプリントタイミング制御部320は、プリンタコントローラ301からコマンドを受信したか否かを判定する。プリントタイミング制御部320は、コマンドを受信したと判定した場合は、ステップS902へ進む。
【0120】
ステップS902で、プリントタイミング制御部320は、ステップS901にて受信したコマンドがプリントコマンドであるか否かを判定する。プリントタイミング制御部320は、受信したコマンドがプリントコマンドでない場合(例えば、給紙口の指定コマンド等)は、ステップS903へ進み、受信したコマンドに応じたコマンド処理を実行する。一方、プリントタイミング制御部320は、受信したコマンドがプリントコマンドである場合は、ステップS903へ進み、電子写真プロセスの立上処理(前回転処理)を開始する。
【0121】
そして、ステップS905で、エンジン制御部302は、前回転処理の所定の処理が終了した時点で、プリントコマンドにおいて指定された給紙口(手差しトレイ210又は標準カセット208のいずれか)から給紙を開始する。標準カセット208が指定された場合は、給紙ソレノイドSLをONして標準カセット給紙ローラ209を回転させることにより、用紙の給紙を開始する。
【0122】
ステップS906で、エンジン制御部302は、TOPセンサ(レジストセンサ213)の位置に用紙の先端が到達したか否かを判定し、TOPセンサ213にて用紙の先端を検知したと判定した場合は、ステップS907において、/TOP信号をビデオインタフェース制御部316からプリンタコントローラ301に送信する。なお、図9のフローチャートにおいては省略しているが、/TOP信号を受信したプリンタコントローラ301は、プリントすべき画像データ(/VDO信号)をビデオインタフェース制御部316へ送信する。そして、エンジン制御部302は、ステップS905で給紙した用紙に画像を形成すべく画像データに応じたトナー画像を用紙へ転写させるとともに、定着器207で定着させる画像形成動作を開始する。
【0123】
そして、ステップS908で、エンジン制御部302は、プリントコマンドを受信してから所定時間の間に新たなプリントコマンドを受信しなかった場合に、後回転処理(電子写真プロセスの立下処理)に遷移すべきタイミングを示すタイマである後回転開始タイマtaをセットする。
【0124】
ステップS909で、エンジン制御部302は、次頁給紙許可タイマ(給紙ウェイトタイマ)twをセットする。
【0125】
ステップS910で、エンジン制御部302は、次のページに係るプリントコマンドを受信したか否かを判別し、次のページに係るプリントコマンドを受信しなかった場合は、ステップS911へ進み、後回転開始タイマtaがタイムアップしたか否かを判別する。
【0126】
その結果、後回転開始タイマtaがタイムアップした場合、すなわち、後回転開始タイマtaがタイムアップする前に次のページに係るプリントコマンドを受信しなかった場合は、ステップS912で、エンジン制御部302は、一連の印刷指示が完了したものとして、後回転処理を実行し、ステップS910に戻る。
【0127】
一方、ステップS911で、エンジン制御部302は、後回転開始タイマtaがタイムアップしていないと判定した場合は、ステップS910に戻り、次のページに係るプリントコマンドを待つ。
【0128】
ステップS913で、エンジン制御部302は、次のページに係るプリントコマンドを受信したことに応じて、次頁給紙許可タイマtwがタイムアップしたか否かを判定する。
【0129】
ステップS914で、エンジン制御部302は、標準カセット208から次の用紙を給紙する。
【0130】
ステップS915で、エンジン制御部302は、中間センサ223が先行する用紙の先端を検知したか否かを判定し、検知した場合は、用紙間隔測定タイマtbをスタートさせる。
【0131】
ステップS918で、エンジン制御部302は、用紙間隔測定タイマtbを読取る。
【0132】
ステップS919で、エンジン制御部302は、/PDLV信号出力指定フラグがセットされているか否か、すなわち、排紙スタッカ217がプリンタに接続されているか否かを判断する。/PDLV信号出力指定フラグがセットされていない場合は、ステップS920へ進み、/PDLV信号出力指定フラグがセットされている場合は、ステップS921へ進む。
【0133】
ステップS920で、エンジン制御部302は、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていない場合には、用紙間隔比較値tcとして閾値t1をセットする。
【0134】
一方、ステップS921で、エンジン制御部302は、用紙排紙信号(/PDLV信号)出力指定フラグがセットされており、排紙スタッカ217が接続されているので、用紙間隔比較値tcとして閾値t2をセットする。
【0135】
なお、閾値の大小関係は、t1<t2となっており、排紙スタッカ217がプリンタ接続されている場合は、排紙スタッカ217がプリンタに接続されていない場合よりも、長い用紙間隔(閾値)で用紙間隔調整の必要性が判断されている。
【0136】
ステップS922で、エンジン制御部302は、用紙間隔測定タイマtbの値と用紙間隔比較値tcとを比較し、用紙間隔測定タイマtbの値が用紙間隔比較値tcより小さい場合は、ステップS923へ進み、中間クラッチ244をOFFして上流側の用紙の搬送を停止させる。
【0137】
一方、用紙間隔測定タイマtbの値と用紙間隔比較値tcとを比較し、用紙間隔測定タイマtbの値が用紙間隔比較値tcより大きい場合は、ステップS923の中間クラッチ244のOFF処理を実行することなく、ステップS924に進み、前頁の用紙がTOPセンサ213を通り抜けるのを待つ。
【0138】
そして、前頁の用紙がTOPセンサ213を通り抜けると、所定の時間が経過した後に、中間クラッチ244をONして(ステップS925,S926,S927)、ステップS906に戻る。
【0139】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、例えば、第1の実施形態のように、排紙スタッカ217のプリンタへの接続の有無に応じて給紙タイミングを制御することにより用紙間隔を変更することなく、排紙スタッカ217のプリンタへの接続の有無に応じて用紙搬送動作を制御することにより用紙間隔を変更する等、第1の実施形態と第2の実施形態を適宜組合せることも可能である。
【0140】
また、上記第1、第2の実施形態では、エンジン制御部302は、プリンタコントローラ301からの用紙排紙信号(/PDLV信号)の出力指定により、排紙スタッカ217のプリンタへの接続状態を認識していたが、排紙スタッカ217がプリンタに接続されている旨を直接示す信号をプリンタコントローラ301からエンジン制御部302に送信することにより、エンジン制御部302が排紙オプション装置の接続状態を認識するように構成してもよい。
【0141】
さらに、着脱可能なオプションの装置としては、排紙スタッカ以外のソート機能、ステープル機能等を有する後処理装置に適用することも可能である。
【0142】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、画像形成部を制御する制御部が画像信号を処理する画像処理部から特定の指示を受信したか否かにより、連続して搬送する複数の用紙の用紙間隔を適切に制御することができる画像形成装置、画像形成方法を提供することができる。
【0143】
また、本願発明によれば、画像形成部を制御する制御部が画像信号を処理する画像処理部から特定の指示を受信したか否かにより、画像形成装置に着脱可能な排紙装置が接続されているか否かを適切な判断することができる画像形成装置、画像形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式プリンタの概略構成を示す断面図である。
【図2】電子写真式プリンタの制御構成を示すブロック図である。
【図3】排紙スタッカがプリンタに接続されているか否かを判断する処理を示すフローチャートである。
【図4】エンジン制御部302による、プリンタエンジンの用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【図5】エンジン制御部302による、プリンタエンジンの用紙搬送制御を示すフローチャートである。
【図6】エンジン制御部302による、プリンタコントローラへの用紙排紙信号(PDLV信号)の出力制御を示すフローチャートである。
【図7】用紙排紙信号(/PDLV信号)の出力が指定された場合において、2ページ連続プリントする時の各信号を示すタイミングチャートである。
【図8】電子写真式プリンタの構成を示す断面図である。
【図9】用紙間隔の調整処理を示すフローチャートである。
【図10】用紙間隔の調整処理を示すフローチャートである。
【図11】用紙間隔の調整処理を示すフローチャートである。
【図12】従来の画像形成装置における制御構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
201…感光体ドラム
204…転写ローラ
207…定着器
208…標準カセット
209…標準カセット給紙ローラ
212…排出ローラ
214…排紙センサ
231…レジストローラ
232…搬送ローラ
233…搬送ローラ
217…排紙スタッカ
218…排紙トレイ
219…用紙搬送ローラ
221…ソレノイド
222…排紙フラッパ
230…排紙トレイ
301…プリンタコントローラ
302…エンジン制御部
303…用紙搬送制御部
307…紙有無センサ入力部
316…ビデオインタフェース制御部
317…排紙スタッカ制御部
320…プリントタイミング制御部

Claims (16)

  1. 排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、
    外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像処理部からの指示に基づいて前記画像形成部を制御する制御部であって、前記画像形成部から前記排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を前記画像処理部へ送信する制御部とを有し、
    前記画像処理部は、前記制御部から受信した前記用紙排紙信号に基づいて前記排紙装置を制御し、
    前記制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって、前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、第1の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させ、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって、前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、前記第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、前記用紙排紙信号を前記画像処理部に送信せず、前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、前記用紙排紙信号を前記画像処理部に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排紙装置が前記用紙の後処理を行う後処理時間は、前記第1の用紙間隔に相当する時間より長く、前記第2の用紙間隔に相当する時間より短いことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の用紙間隔は、前記画像形成部が前記複数の用紙を連続して搬送させることのできる最短の間隔であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記排紙装置は、前記画像形成装置内の排紙部又は前記排紙装置のいずれへ用紙を排紙するかの排紙先を切換えるための切換部を有し、前記後処理時間は、前記切換部が前記排紙先を切換えるために要する時間であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記排紙装置は、該排紙装置へ排紙された用紙の端部を整合するための整合部を有し、前記後処理時間は、前記整合部が前記用紙の端部を整合するために要する時間であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記画像形成部が前記複数の用紙を給紙するタイミングを制御することで、前記複数の用紙の用紙間隔を前記第1の用紙間隔又は前記第2の用紙間隔とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、一定の速度で前記複数の用紙を搬送することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記画像処理部は、画像形成する用紙の排紙先が前記排紙装置である場合は、前記制御部に前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を送信し、画像形成する用紙の排紙先が前記排紙装置でない場合は、前記制御部に前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を送信しないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記画像処理部は、前記外部装置から入力された信号に基づいて、前記制御部に前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を送信するか否かを複数ページの画像信号の各ページについて決定することを特徴とする請求項1乃至9に記載の画像形成装置。
  11. 排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、
    外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像処理部からの指示に基づいて前記画像形成部を制御する制御部であって、前記画像形成部から前記排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を前記画像処理部へ送信する制御部とを有し、
    前記画像処理部は、前記制御部から受信した前記用紙排紙信号に基づいて前記排紙装置を制御し、
    前記制御部は、前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、前記排紙装置が接続されていないものと判断し、前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、前記排紙装置が接続されているものと判断することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって前記排紙装置が接続されていないものと判断した場合は、第1の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させ、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって前記排紙装置が接続されているものと判断した場合は、前記第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させるよう前記画像形成部を制御することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像処理部は、前記外部装置から入力された信号に基づいて、前記制御部に前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を送信するか否かを複数ページの画像信号の各ページについて決定することを特徴とする請求項11又は12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、
    外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理装置により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像処理装置からの指示に基づいて前記画像形成部を制御する制御部であって、前記画像形成部から前記排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を前記画像処理装置へ送信する制御部とを有し、
    前記制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって前記画像処理装置から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、第1の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させ、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって前記画像処理装置から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、前記第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させることを特徴とする画像形成装置。
  15. 外部装置から入力された画像信号を処理する画像処理部と、用紙に画像を形成する画像形成部を有し、排紙装置を着脱可能な画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記画像形成部から前記排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を、前記画像形成部を制御する制御部から前記画像処理部へ送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信された前記用紙排紙信号に基づいて前記画像処理部が前記排紙装置を制御する制御ステップと、
    複数の用紙を連続して搬送させる搬送ステップを有し、
    前記搬送ステップは、前記制御部が前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、前記複数の用紙を第1の用紙間隔で連続して搬送させ、前記制御部が前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、前記複数の用紙を前記第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で連続して搬送させることを特徴とする画像形成方法。
  16. 排紙装置を着脱可能な画像形成装置において、
    外部装置から入力される画像信号を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部により処理された画像信号に基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像を形成すべく第1の用紙間隔で搬送されるよう給紙された用紙を待機させる用紙待機部と、
    前記画像処理部からの指示に基づいて前記画像形成部及び前記用紙待機部を制御する制御部であって、前記画像形成部から前記排紙装置へ用紙を排紙するタイミングを示す用紙排紙信号を前記画像処理部へ送信する制御部とを有し、
    前記画像処理部は、前記制御部から受信した前記用紙排紙信号に基づいて前記排紙装置を制御し、
    前記制御部は、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信しない場合は、前記第1の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させるよう前記用紙待機部を制御し、複数の用紙に連続して画像を形成する場合であって前記画像処理部から前記用紙排紙信号を送信すべき旨の指示を受信した場合は、前記第1の用紙間隔と異なる第2の用紙間隔で前記複数の用紙を連続して搬送させるよう前記用紙待機部を制御することを特徴とする画像形成装置。
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