JP2004049507A - 吸収コアおよびこれを備えた使い捨て吸収性物品 - Google Patents

Abstract

【課題】着用者の性別、体形等に応じて３次元形状に十分フィットさせることができる吸収コアを提供する。
【解決手段】使い捨て吸収性物品の吸収コアであって、該吸収コアがパネル同士間で屈曲可能な腹部パネルと股部パネルと背部パネルと外縁部パネルとに間隔を置いて大別され、しかもこれら大別パネルは全体として１枚の吸収コアパネルとして保持され、更にこれらの各大別パネルが夫々独立してそれらの各パネル面内で前後左右に屈曲可能に構成されていることを特徴とするフィット性に優れた吸収コア。
【選択図】　図１４

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は吸収コアおよびこれを備えた使い捨て吸収性物品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
現状の使い捨ておむつにはフラットな吸収体が用いられ、複雑な曲面である身体にフィットさせるには無理があり、隙間ができ易く、そこからモレを生じていた。エンボスを掛けて屈曲性を高めたものがあるが２次元的な平面形状を複雑な３次元形状に十分フィットさせるには至っていない。特にコンパクト性や吸収体の型くずれ防止のために密度を高めた薄型の吸収体については、この傾向が顕著であり、着用者の性別、体形に応じたフィット性の高いものが望まれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は着用者の性別、体形等に応じて３次元形状に十分フィットさせることができる吸収コアを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸収コアは複数の吸収パネルを用いることを基本とする。
従来においても吸収パッドを複数個の吸収パッド部分片に分割し、吸収パッドの型崩れを防止し、体液の漏出時の吸収パッドの変形による不快感を軽減させるものが知られている（実開平１−１４１７０７）。
【０００５】
しかし本発明の吸収コアは着用者の身体的特徴に応じてフィット性を改善させるものであり、かつ上記の複数の吸収体パネルがパネル同士間で屈曲可能な腹部パネルと股部パネルと背部パネルとに加えて、吸収コア最外部にある帯状の吸収パネルであって、最終的な体液の吸収と漏れ防止の役目をする外縁部パネルとに隙間を隔てて大別されたものであり、更にこれらの各大別パネルが夫々独立してそれらの各パネル面内で前後左右に屈曲可能に構成されていることを特徴としている。
【０００６】
更に各大別パネルが夫々独立してそれらのパネル面内で屈曲可能に構成する態様としては各大別パネル（腹部パネル、股部パネル、背部パネルおよび外縁部パネル）が夫々左右および／または前後に複数のパネルに隙間を隔てて細分され各細分パネル同士間で屈曲可能とされている構成および各大別パネルが各パネル面にエンボスを施して各パネル面を前後左右に屈曲可能とした構成が包含される。
【０００７】
更に又本発明は腹部パネル、股部パネルおよび背部パネルを男性または女性の身体に適した形状を夫々とれるように男性用細分パネルまたは女性用細分パネルに分けていることである。
【０００８】
【作用】
また本発明は大別または大別および細分の各パネルを分けている間隔が吸収コア平面内の導液手段を構成している吸収コアに係わる。
また本発明は大別または大別および細分の各パネルが夫々１〜５ｍｍの間隔をあけて配置され、各パネル相互間の身体側または衣料側への屈曲性を向上せしめた吸収コアに係わる。
また本発明は間隔を置いて分けられた各パネルが身体側のキャリアシートもしくは不繊布と衣料側のキャリアシートもしくは不繊布あるいはフィルムとによって上下より接合保持され、各パネルの変位および／または変形を防止した吸収コアに係わる。
【０００９】
本発明は更に又間隔を置いて分けられた各パネル上下のキャリアシートもしくは不繊布あるいはフィルムが上記の間隔において身体側または衣料側で上下接合されている吸収コアに係わる。
本発明は更に又腹部パネル、股部パネルおよび背部パネルが夫々別個独立に両サイドパネルおよび中央パネルに分けられている吸収コアに係わる。
【００１０】
本発明の大別パネルの中、外縁部パネルが吸収コア長手方向および巾方向両端にあって複数の帯状のパネルで構成されている吸収コアに係わる。
本発明は更に又吸収コアの巾方向中央軸に対して各コアパネルの形状および配置構成がともに左右対称である吸収コアに係わる。
【００１１】
更に又本発明は上記いずれかのフィット性に優れた吸収コアとトップシートとバックシートとを備えた使い捨て吸収性物品に係わり、これら吸収性物品は尿パッドおよびおむつを包含する。
この吸収コアを利用可能なものとしては、テープ止めタイプ、パンツタイプの使い捨ておむつおよび、下着などと組み合わせて使われる尿とりパッドなど範囲は広い。
生理用品等の股部分のみに当てるものでも応用することは可能である。
【００１２】
本発明の吸収コアは一般的なフラフマットで構成され、ＳＡＰ（高吸収性ポリマー）を含有していてもよい。
また熱融着繊維を混合すれば吸収パネルの型くずれを有効に防止することができる。
【００１３】
また腹部パネル、股部パネル、背部パネル、外縁部パネルの各吸収パネルは夫々好ましい形状に細分化する代りに或いは又好ましい形状に細分化すると同時に、エンボスを入れることにより、より屈曲性／フィット性を出すことができる。
【００１４】
吸収パネル同士（大別パネル同士および／または細分パネル同士）は１〜５ｍｍの間隔をあけて配置される。
１ｍｍ未満では製造工程上に問題がある他、吸収パネルの折り曲げを困難にするので好ましくない。
５ｍｍを超えると吸収性能に問題が生じかつ着用者への不快感も増加し好ましくない。
【００１５】
上記の吸収パネルは大別パネルおよび／または細分パネル相互間の間隔の部分で吸収パネル上下のキャリアシート／不繊布シート／フィルムなどを接合し、吸収パネルのズレ、ヨレ、崩れ等を防止するようにするのが望ましい。
【００１６】
本発明の吸収コアは外縁部パネル、腹部パネル、股部パネルおよび背部パネルに大別され、また身体的特徴から男女形状が異なる。
具体的には全体として身体に適した形状がとれるように、各大別パネルは夫々両サイドおよび中央パネルに分けられる。
その際、吸収コアは巾方向中央軸に対して形状、構成とも左右対称である。
【００１７】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれによって特に制約されるものではない。
【００１８】
［実施例１］
図１は長方形形状の標準型男性用吸収コアの平面図、図２は同じく女性用吸収コアの平面図であり、両者とも吸収コアを外縁部を形成する外縁部パネル（１）と背部、股部および腹部からなる内縁部を形成する腹部パネル（２）、股部パネル（３）および背部パネル（４）、とに大別されている。
これら大別パネル（１）〜（４）のパネル同士の間には図３に示すように１〜５ｍｍの間隔（隙間）（５）があけられており、この間隔（５）がパネル（１）〜（４）相互間の屈曲性を向上させまたこれが有効な導液手段ともなっている。またこれら大別パネル（１）〜（４）はさらにそれらの屈曲性を高めるため図４に示すように各パネルに縦および／または横方向のエンボス（６）を施してもよい。
男女はその身体的特徴から使用する吸収パネル、特に腹部パネル（２）および股部パネル（３）の細分化形状が異っている。図１４は男性用吸収コアの着用時の立体的略図を示している。
【００１９】
［実施例２］
図５は図３の間隔（隙間）（５）の詳細を示した間隔部略図であり、大別パネル（１）〜（４）は夫々１〜５ｍｍの間隔（５）を置いて配置され、パネル上下のキャリアシートあるいは不繊布（７）（８）をこの間隔（５）の部分で接合（９）し、パネル（１）〜（４）相互間のズレ、ヨレ、崩れ等を防止している。
図６は図５の折曲げ時略図であって、間隔（５）がパネル（１）〜（４）相互間の屈曲性を向上させかつ吸収コアにおける有効な導液手段ともなることを示したものである。
【００２０】
［実施例３］
図７は図１および図２における外縁部パネル（１）の略図を示し、該パネルは吸収コア長手方向および巾方向両端にあって、吸収コア最外部に位置した帯状の吸収パネルからなることを示している。
基本的には左右の帯状パネル（１−１）（１−２）とこれらパネル（１−１）（１−２）の上下間に間隔（５）を存して配置された上下の帯状パネル（１−３）（１−４）とからなっていて、吸収コアにおける最終的な体液の吸収と漏れ防止の役目をする。
【００２１】
［実施例４］
男女で構成が異なる腹部パネル（図１，２における腹部パネル（２））の構成を、図８（男性用腹部パネル平面略図）および図９（女性用腹部パネル平面略図）で夫々示した。
図８に示す男性用はこの部分で主な体液吸収を行う様、股部パネルに対してやや大き目になっている。本腹部パネルはサイド吸収パネル（２−１）（２−２）および中間の中央パネル（２−３）に間隔（５）を隔てて細分されている。中央吸収パネル（２−３）は両サイド吸収パネル（２−１）（２−２）に比べ幅広な吸収パネルが用いられている。尚中央パネル（２−３）のＳＡＰ配合量を他に比べて多くしてもよい。左右のサイド吸収パネルはカップ状の形状をなすように、巾方向端部長さは中央側より外縁部側の方が短い。
図９に示す女性用は、股部パネルで主な吸液を行う為、股部パネルと同等かやや小さ目なパネルを用いる。男性用と大きく異なるのは中央吸収パネル（２−３）が少なくとも２枚の吸収パネル（２−３’）（２−３’’）から構成され、中央パネルの巾方向中央に折り筋となる間隔（５）があけられている。この間隔によって２枚のパネル（２−３’）（２−３’’）が身体側に折り曲げられ、より女性の身体にフィットする形状をとることができる。
この立体的にフィットさせた時の形状略図を図１０に示した。
【００２２】
［実施例５］
男女で構成の異なる股部パネルを例示したもので、図１１は男性用股部パネルの構成略図、図１２は女性用股部パネルの構成略図である。
図１１の男性用では体液吸収の補佐的役割をする部分であって、両サイド（３−１）（３−２）及び中央吸収パネル（３−３）に細分される。更にフィット性を向上させるために両サイド、中央とも長手方向複数の吸収パネルからなる。即ち左サイドパネル（３−１）は（３−１−ａ）（３−１−ｂ）（３−１−ｃ）に再細分され、又右サイドパネル（３−２）は（３−２−ａ）（３−２−ｂ）（３−２−ｃ）に再細分される。また中央パネル（３−３）は（３−３−ａ）（３−３−ｂ）（３−３−ｃ）に再細分される。
図１２の女性用では主な体液吸収を行わなければならないので、股部パネルの腹部側中央吸収パネル（３−３−ｅ）は大きいものを用いる。中央パネルは全体を１枚の吸収パネルで構成しても良いが、フィット性も考えて２〜３枚で中央吸収パネルを構成するのが良い。
また吸収パネル（３−３−ｅ）は他パネルに比べてＳＡＰの配合量を多くしてもよい。
図面では中央パネルは上下のパネル（３−３−ｄ）および（３−３−ｅ）で構成され、左右のサイドパネルは夫々（３−１−ｄ）（３−１−ｅ）および（３−２−ｄ）（３−２−ｅ）で構成されている。
【００２３】
［実施例６］
本例は背部パネルを示したもので男女とも共通に構成されている。
図１３に示すように臀部の形状にフィットするように中央吸収パネル（４−３）は２等辺三角形１枚のみで、左右のサイドパネル（４−１）（４−２）が巾方向中央に中央吸収パネルから外縁部まで一直線の間隔をもつように配置される。両サイド吸収パネル（４−１）（４−２）は好ましくは各１枚から構成される。
【００２４】
［実施例７］
図１５は図１または図２の変形を示した所謂砂時計型の吸収コアの平面図を示す。
外縁部パネル（１）は基本的には図１の場合と同じく左右の帯状のパネル（１−１）（１−２）とこれらの上下に間隔を存して配置された上下の帯状パネル（１−３）（１−４）とからなっているが、左右の帯状パネル（１−１）（１−２）が夫々直線状の背側帯状細分パネル（Ｐ１）および腹側帯状細分パネル（Ｐ５）と、両者間（Ｐ１）（Ｐ５）間に位置し内側くびれ状湾曲部を形成するくびれ帯状細分パネル（Ｐ２）（Ｐ３）（Ｐ４）とから構成され、帯状パネル（１−１）と（１−２）は左右対称となっている。
また腹部パネル（３）は上部の中央吸収パネル（３−３−ｄ）の両側にサイド吸収パネルを欠き、間隔を隔て直接外縁部細分パネル（Ｐ３）と隣接している。腹部パネル（２）および股部パネル（３）は男女の性別に応じ更に任意かつ適切に細分化することができる。
【００２５】
［実施例８］
図１６は図１または図２の更に他の変形を示した所謂壷型ないしはとっくり型の吸収コアの平面図を示す。
外縁部パネル（１）は左右の帯状のパネル（１−１）（１−２）とこれらの上下に間隔を存して配置された上下の帯状パネル（１−３）（１−４）とからなっているが、左右の帯状パネル（１−１）（１−２）が夫々直線状の腹側および股側の１部の帯状細分パネル（Ｐ１４）（Ｐ１５）と壷型ないしとっくり型の膨出部を形成する（外側膨出状部を形成する）股側の残部と背側の膨出帯状細分パネル（Ｐ１１）（Ｐ１２）（Ｐ１３）とから構成され、帯状パネル（１−１）と（１−２）は左右対称となっている。
また膨出帯状細分パネル（Ｐ１１）（Ｐ１２）（Ｐ１３）と背部パネル（４）の両側および股部パネル（３）の両側１部との間には中間外縁部パネル（Ｉ１）（Ｉ２）が間隔を存して介在されている。尚股部パネル（３）および腹部パネル（２）は男女性別に応じて適宜に更なる細分化を施しうる。
【００２６】
【発明の効果】
１）従来のフラットな１枚物の吸収コアより身体フィット性に優れている。
２）各吸収パネル（腹部パネル、股部パネル、背部パネルおよびそれら大別パネルの細分パネル）相互間の間隔によって体液が拡散されて行き、吸収コア全面に亘って体液の均一拡散が期待できる。
３）吸収コアの最外部に外縁部パネルを配しているので、最終的な体液の吸収と漏れ防止が達成される。
４）男女の身体的特徴に追随して最適なフィット性が達成される。
５）漏れ防止と吸収性の改善／向上が飛躍的に増加する。
【図面の簡単な説明】
【図１】男性用吸収コアの平面略図である。
【図２】女性用吸収コアの平面略図である。
【図３】大別パネルおよび細分パネル間の間隔の説明図である。
【図４】エンボス入り吸収パネルの説明図である。
【図５】間隔部の詳細を示した略図である。
【図６】間隔部の折曲げ時の略図である。
【図７】外縁部パネルの平面略図である。
【図８】男性用腹部パネルの平面略図である。
【図９】女性用腹部パネルの平面略図である。
【図１０】同上の着フィット時の立体略図である。
【図１１】男性用股部パネルの平面略図である。
【図１２】女性用股部パネルの平面略図である。
【図１３】背部パネルの平面略図である。
【図１４】男性用吸収コアの着用時の立体略図である。
【図１５】図１または図２の変形例を示す図である。
【図１６】図１または図２の更なる変形例を示す図である。
【符号の説明】
１…外縁部パネル
２…腹部パネル
３…股部パネル
４…背部パネル
５…間隙（隙間）
６…縦横のエンボス
７，８…上下のキャリアシートまたは不繊布
９…同上の接合
２−１，２−２…腹部パネルのサイド吸収パネル
２−３，２−３’−２−３’’…腹部パネルの中央吸収パネル
３−１−ａ，３−１−ｂ，３−１−ｃおよび３−２−ａ，３−２−ｂ，３−２−ｃ…男性用股部パネルのサイド吸収パネル
３−３−ａ，３−３−ｂ，３−３−ｃ…男性用股部パネルの中央吸収パネル
３−１−ｄ，３−１−ｅおよび３−２−ｄ，３−２−ｅ…女性用股部パネルのサイド吸収パネル
３−３−ｄ，３−３−ｅ…女性用股部パネルの中央吸収パネル
４−１，４−２…背部パネルのサイド吸収パネル
４−３…背部パネルの中央吸収パネル
Ｐ１〜Ｐ５…内側くびれ部をもつ外縁部パネルの帯状細分パネル
Ｐ１１〜Ｐ１５…外側膨出部をもつ外縁部パネルの帯状細分パネル
３−１−ｆ，３−３−ｆ，３−２−ｆ…夫々の変形例
３−１−ｇ，３−３−ｇ，３−２−ｇ…夫々の変形例

Claims (15)

1. 使い捨て吸収性物品の吸収コアであって、該吸収コアがパネル同士間で屈曲可能な腹部パネルと股部パネルと背部パネルと外縁部パネルとに間隔を置いて大別され、しかもこれら大別パネルは全体として１枚の吸収コアパネルとして保持され、更にこれらの各大別パネルが夫々独立してそれらの各パネル面内で前後左右に屈曲可能に構成されていることを特徴とするフィット性に優れた吸収コア。
2. 腹部パネル、股部パネル、背部パネルおよび外縁部パネルが夫々左右および／または前後に複数のパネルに間隔を置いて細分され、これら細分パネルはパネル同士間で屈曲可能に、しかも全体として１枚の吸収コアパネルとして保持されている請求項１記載の吸収コア。
3. 外縁部パネルは吸収コア最外部にある帯状の吸収パネルであって最終的な体液の吸収と漏れ防止の役目をする請求項１または２記載の吸収コア。
4. 腹部パネル、股部パネルおよび背部パネルを男性の身体に適した形状をとれるように男性用細分パネルに分けられている請求項１から３までのいずれか１項記載の吸収コア。
5. 腹部パネル、股部パネルおよび背部パネルを女性の身体に適した形状をとれるように女性用細分パネルに分けられている請求項１から３までのいずれか１項記載の吸収コア。
6. 腹部パネル、股部パネル、背部パネルおよび外縁部パネルの各パネル面にエンボスを施して各パネル面を前後左右に屈曲可能とした請求項１から５までのいずれか１項記載の吸収コア。
7. 大別または大別および細分の各パネルを分けている間隔が吸収コア平面内の導液手段を構成している請求項１から６までのいずれか１項記載の吸収コア。
8. 大別または大別および細分の各パネルが夫々１〜５ｍｍの間隔をあけて配置され、各パネル相互間の身体側または衣料側への屈曲性を向上せしめた請求項１から７までのいずれか１項記載の吸収コア。
9. 間隔を置いて分けられた各パネルが身体側のキャリアシートもしくは不繊布あるいはフィルムと衣料側のキャリアシートもしくは不繊布あるいはフィルムとによって上下より接合保持され、各パネルの変位および／または変形を防止した請求項１から８までのいずれか１項記載の吸収コア。
10. 間隔を置いて分けられた各パネル上下のキャリアシートもしくは不繊布あるいはフィルムが上記の間隔において身体側または衣料側で上下接合されている請求項９記載の吸収コア。
11. 腹部パネル、股部パネルおよび背部パネルが夫々別個独立に両サイドパネルおよび中央パネルに分けられている請求項１から１０までのいずれか１項記載の吸収コア。
12. 外縁部パネルは吸収コア長手方向および巾方向両端にあって複数の帯状のパネルで構成されている請求項１から１１までのいずれか１項記載の吸収コア。
13. 吸収コアの巾方向中央軸に対して各コアパネルの形状および配置構成がともに左右対称である請求項１から１２までのいずれか１項記載の吸収コア。
14. 請求項１から１３までのいずれか１項記載のフィット性に優れた吸収コアとトップシートとバックシートとを備えた使い捨て吸収性物品。
15. 吸収性物品が尿パッド、おむつを含む請求項１４記載の使い捨て吸収性物品。

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