JP2004047663A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却性の向上、コスト低減および生産性の向上を図ることができるとともにクラックの発生を防止することができる半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体装置としての整流素子55は、ディスク部150、半田層152、板状部材154、半導体チップ156、半田層158、リード160を含んで構成されている。半田層152内に配置された板状部材154は、半導体チップ156とディスク部150の中間の線膨張係数を有し、複数の孔154aが形成されている。これらの孔154aには半田が充填されている。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車やトラックに搭載される車両用交流発電機の整流装置等に用いられる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用交流発電機は、エンジンから伝えられた動力によって発電を行い、バッテリへの充電を行うとともに、エンジンの点火、照明その他の各種電装品への電源供給を行うものであり、市場競争力の維持あるいは向上のために、小型軽量化、高出力化、コストダウンとともに耐久性の向上は重要な課題である。例えば、整流装置に含まれる整流素子には大電流が流れるため、発電時と非発電時の温度差が大きくなり、このような熱サイクルによって、半導体チップを半田付けしている半田にクラックが生じやすくなる。
【0003】
一般的な整流素子としての半導体装置は、カップ状のディスク部に半導体チップが半田付けされ、さらにリード線を引き出した状態で絶縁樹脂で封止されている。このディスク部の材質は、半導体チップの放熱性を考えて、通常は熱伝導率の良好な銅などの金属材料が用いられる。ディスク部と半導体チップの熱膨張差が大きいため、このような構造では、半導体チップとディスク部の線膨張係数の違いから、半導体装置の周囲温度が変化したときに、ディスク部と半導体チップとの間に介在する半田にかかる応力が大きくなる。しかも、この半田にかかる応力は、外周部が中央部に比べて大きいため、熱膨張差によって生じるクラックは外部から入り始め、徐々に内部に広がっていく。このようにして半田にクラックが生じると、半導体チップの放熱性が悪くなり、半導体チップの限界温度を越えると半導体装置が故障に至るおそれがある。
【0004】
このような半導体装置の故障を防止する従来技術として、銅よりも線膨張係数が小さい材料でディスク部を形成することにより、半導体チップとディスク部との間の半田における応力の発生を低減する特公平7−95575号公報に開示された手法が知られている。例えば、ディスク部の材質として、銅とコバールと銅の3層クラッド材や銅とコバール、銅とインバー、銅とNSDからなる2層クラッド材が用いられている。
【0005】
また、その他の従来技術として、半導体チップとディスク部との間の半田の厚みを増して、半田に加わる応力を低減する手法が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特公平7−95575号公報に開示された従来手法では、ディスク部として銅とコバールと銅からなる3層クラッド材等を用いているため、銅を用いる場合に比べると熱伝導性が低下し、半導体装置の冷却性が悪化するという問題があった。また、クラッド材は、製造が容易でないため、その分だけ高価であってコストの上昇を招くとともに、銅板等を加工する場合に比べて生産性が低下するという問題があった。
【0007】
また、半田の厚みを増す従来手法では、半田の厚みを厚くすればするほど、半田付けの際にディスク部の取り付け面に対して半導体チップの対向面が傾斜しやすくなり、半田の厚みの不均一さに起因するクラックの発生につながるため、本質的な解決策とはいえなかった。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、冷却性の向上、コスト低減および生産性の向上を図ることができるとともにクラックの発生を防止することができる半導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の半導体装置は、半導体チップの両面にろう付け層を介して電極が設けられており、半導体チップの線膨張係数よりも大きく、かつ、電極の線膨張係数よりも小さい線膨張係数を有する導電性の板状部材をろう付け層内に有し、板状部材は、その両面間を連通する複数の孔を備えるとともに、これらの孔をろう材で満たしている。半導体チップと電極の間のろう付け層にこれらの中間の線膨張係数を有する板状部材を内在させ、しかも、この板状部材にろう材が充填された複数の孔を設けることにより、ろう付け層を挟んで接近する半導体チップと板状部材との間の線膨張係数の差あるいは板状部材と電極との間の線膨張係数の差を少なくすることができるため、ろう付け層におけるクラックの発生を防止することができる。また、半導体チップと電極との間に板状部材を介在させることにより、ろう付け層の厚みを増すことができるため、半導体チップと電極との線膨張係数の差に基づいて発生する熱ひずみを低減することができ、ろう付け層におけるクラックの発生をさらに有効に防止することができる。
【0010】
また、上述した板状部材は、その両面の少なくとも一方の面から突出した突起部を備えることが望ましい。この突起を利用して半導体チップと電極との間隔を調整することが可能になる。
特に、上述した板状部材に設けられた突起部の高さを、突起部が形成された面について同一にすることが望ましい。これにより、板状部材が含まれるろう付け層の厚みを一定にすることが容易となり、このろう付け層におけるクラックの発生をさらに防止することができる。
【0011】
また、上述した板状部材は、線材を網状に織ることにより形成されることが望ましい。これにより、大型プレス機等を用いることなく板状部材を形成することが可能になり、設備の小型化を図ることができる。
また、上述した板状部材は、ろう材が一体化された単一部品として提供され、半導体チップを電極にろう付けする際にこの単一部品が用いられることが望ましい。これにより、板状部材とろう材とが一体となった単一部品を半導体チップと電極の間に配置した状態で加熱してろう付けを行うことができるため、板状部材を追加したことによって工程が複雑化することを防止することができ、生産性の向上を図ることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半導体装置を適用した一実施形態の車両用交流発電機について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、第1の実施形態の車両用交流発電機の全体構成を示す断面図である。図1に示す車両用交流発電機1は、固定子2、回転子3、ブラシ装置4、整流装置5、フレーム6、リヤカバー7、プーリ8等を含んで構成されている。
【0013】
固定子2は、固定子鉄心21と、この固定子鉄心21に形成された複数個のスロットに所定の間隔で巻き回された三相の固定子巻線23とを備えている。
回転子3は、絶縁処理された銅線を円筒状かつ同心状に巻き回した界磁巻線31を、それぞれが6個の爪部を有するポールコア32a、32bによって、回転軸33を通して両側から挟み込んだ構造を有している。また、フロント側のポールコア32aの端面には、フロント側から吸い込んだ冷却風を軸方向および径方向に吐き出すために軸流式の冷却ファン34が溶接等によって取り付けられている。同様に、リヤ側のポールコア32bの端面には、リヤ側から吸い込んだ冷却風を径方向に吐き出すために遠心式の冷却ファン35が溶接等によって取り付けられている。
【0014】
ブラシ装置4は、整流装置5から回転子3の界磁巻線に31に励磁電流を流すためのものであり、回転子3の回転軸33に形成されたスリップリング36、37のそれぞれに押圧するブラシ41、42を有する。
整流装置5は、三相の固定子巻線23の出力電圧である三相交流電圧を整流して直流の出力電力を得るためのものであり、配線用電極を内部に含む端子台51と、所定の間隔で配置された正極側放熱板52および負極側放熱板53と、それぞれの放熱板に設けられた取付用の凹部に半田によるろう付けや超音波溶着等によって接合された複数個の半導体装置としての整流素子54、55とを含んで構成されている。整流装置5の詳細については後述する。
【0015】
フレーム6は、固定子2および回転子3を収容しており、回転子3が回転軸33を中心に回転可能な状態で支持されているとともに、回転子3のポールコア32a、32bの外周側に所定の隙間を介して配置された固定子2が固定されている。また、フレーム6は、固定子鉄心21の軸方向端面から突出した固定子巻線23に対向した部分に冷却風の吐出窓61が、軸方向端面に冷却風の吸入窓62がそれぞれ設けられている。
【0016】
リヤカバー7は、リヤ側のフレーム6の外側に取り付けられるブラシ装置4、整流装置5およびICレギュレータ12の全体を覆って、これらを保護するためのものである。
上述した構造を有する車両用交流発電機1は、ベルト等を介してプーリ8にエンジン(図示せず)からの回転力が伝えられると回転子3が所定方向に回転する。この状態で回転子3の界磁巻線31に外部から励磁電圧を印加することにより、ポールコア32a、32bのそれぞれの爪部が励磁され、固定子巻線23に三相交流電圧を発生させることができ、整流装置5の出力端子からは直流の出力電力が取り出される。
【0017】
次に、整流装置5の詳細について説明する。図2は、整流装置5の詳細構造を示す平面図である。また、図3は図2に示した整流装置5を裏側から見た平面図である。図4は、整流装置5の部分的な断面図である。図5は、整流装置5の変形例の部分的な断面図である。なお、以下では主に負極側放熱板53と整流素子55について説明するが、正極側放熱板52と整流素子54についても同様であり、詳細な説明は省略する。
【0018】
負極側放熱板53には、整流素子55を半田によるろう付けや超音波溶着等によって接合するために4箇所に凹部56が形成されている。これらの凹部56は、その直径が、整流素子55の外径よりも大きな値に設定されている。
なお、上述したように各放熱板に整流素子をろう付けする形態ではなく、図5に示すように、正極側放熱板52、負極側放熱板53のそれぞれに貫通孔を設け、各貫通孔に整流素子54、55を圧入する形態とすることが好ましい。これにより、半田付けによるろう付け作業をなくすことができ、作業工数およびコストの低減が可能になる。
【0019】
図6は、整流素子55の詳細構造を示す断面図である。また、図7は図6のVI−VI線断面図である。図6に示すように、整流素子55は、ディスク部150、ろう付け層としての半田層152、板状部材154、半導体チップ156、ろう付け層としての半田層158、リード160を含んで構成されている。
【0020】
ディスク部150は、半導体チップ156の一方の面に対向して配置された一方の電極であり、カップ形状を有し、カップ底面が半導体チップ156を接合する半田付け面となる。例えば本実施形態では、ディスク部150は、熱伝導性に優れた銅材料によって形成されている。
【0021】
板状部材154は、半導体チップ156の線膨張係数よりも大きく、かつ、ディスク部150の線膨張係数よりも小さいこれらの中間の線膨張係数を有する円板形状をなしており、半導体チップ156とディスク部150との間の半田層152内に配置されている。また、図7に示すように、この板状部材154は、全体に均一に形成された複数の孔154aを有している。孔154aは、板状部材154の両面間を連通するように形成されており、それぞれの孔154aにはろう材である半田が充填されている。
【0022】
リード160は、半導体チップ156の他方の面に対向して配置された他方の電極であって、半導体チップ156とほぼ同じ形状(例えば円板形状)を有しており、半導体チップ156の対向面側にろう付け層としての半田層158が配置されている。
【0023】
このように、本実施形態では、半導体チップ156とディスク部150の間の半田層152にこれらの中間の線膨張係数を有する板状部材154を内在させ、しかも、この板状部材154に半田が充填された複数の孔154aを設けることにより、半田層152を挟んで接近する半導体チップ156と板状部材154との間の線膨張係数の差あるいは板状部材154とディスク部150との間の線膨張係数の差を少なくすることができるため、半田層152におけるクラックの発生を防止することができる。
【0024】
また、半導体チップ156とディスク部150との間に板状部材154を介在させることにより、半田層152の厚みを増すことができるため、半導体チップ156とディスク部150との線膨張係数の差に基づいて発生する熱ひずみを低減することができ、半田層152におけるクラックの発生をさらに有効に防止することができる。実際に、板状部材154を用いて確かめたところ、半田層152の厚みを従来構造に比べて2倍以上の130〜500μmにすることができ、半田層152に発生する熱ひずみを30%以上低減してクラックの発生を抑制することができた。
【0025】
〔その他の実施形態〕
ところで、上述した実施形態の整流素子55では、複数の孔154aが形成された単純な形状の板状部材154を用いた場合について説明したが、この板状部材には、一方の面あるいは両面に突出した突起部を形成するようにしてもよい。
【0026】
図8は、板状部材の変形例を示す平面図である。また、図9は図8に示したVIII−VIII線断面図である。これらの図に示す複数の板状部材254は、複数の孔254aと、それぞれの孔254aに対応する突起254bとを有する。板状部材254を構成する板材を部分的に切り曲げることにより、板状部材254の両面に対して突出する突起254bが形成されるとともに、それぞれの突起254bに対応する複数の孔254aが形成される。また、各突起254bは、交互に反対方向に突出しており、板状部材254の各面においてそれぞれの突起254bの高さが同一に設定されている。
【0027】
図10は、板状部材の他の変形例を示す平面図である。また、図11は図10に示したX−X線断面図である。これらの図に示す板状部材354は、複数の孔354aと、それぞれの孔354aに対応する複数の突起354bとを有する。バーリング加工を施すことによりそれぞれの突起354bが形成されている。また、各突起354bは、交互に反対方向に突出しており、板状部材354の各面においてそれぞれの突起354bの高さが同一に設定されている。
【0028】
このように、両面(あるいは一方の面だけでもよい)に突起254b、354bが形成された板状部材254、354を用いることにより、突起254b、354bの高さを調整することにより半導体チップ156とディスク部150との間の間隔、すなわち半田層152の厚みを調整することが可能になるとともに、均一な所定の厚みを有する半田層152を形成することが容易となる。
【0029】
図12は、板状部材の他の変形例を示す断面図である。図12に示す板状部材454は、図6および図7に示した板状部材154と比べて板厚を増した点が異なっている。このように、板状部材154、454等の板厚を調整することによって、半導体チップ156とディスク部150との間隔を調整することが可能になる。
【0030】
図13は、板状部材の他の変形例を示す平面図である。図13に示す板状部材554は、線材554cを網状に織ることにより構成されている。これにより、孔554aを形成するために、大型のプレス機等を用いることなく板状部材554を形成することが可能になり、設備の小型化を図ることができる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、カップ状のディスク部150の表面に半田層152を介して半導体チップ156を半田付けする場合について説明したが、ディスク部150を用いずに負極側放熱板53表面に半導体チップ156を直接半田付けする場合にも本発明を適用することができる。
【0032】
また、上述した実施形態では、半導体チップ156をディスク部150等の半田付けする場合について説明したが、半田以外のろう材を用いたろう付けによって半導体チップ156の取り付けを行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、半田層152内に板状部材154等を内在させる方法については特に言及していないが、例えば、板状部材154等に半田が一体化された単一部品を用いることができる。すなわち、ディスク部150の上にこの単一部品を載せ、さらにその上に半導体チップ156、半田、リード160を重ねて加熱することにより、この単一部品に含まれる半田や半導体チップ156とリード160の間に挟み込んだ半田を溶かして半田層152、158を形成することが可能になり、板状部材154等を追加したことによって工程が複雑化することを防止して生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の車両用交流発電機の全体構成を示す断面図である。
【図2】整流装置の詳細構造を示す平面図である。
【図3】図2に示した整流装置を裏側から見た平面図である。
【図4】整流装置の部分的な断面図である。
【図5】整流装置の変形例の部分的な断面図である。
【図6】整流素子の詳細構造を示す断面図である。
【図7】図6のVI−VI線断面図である。
【図8】板状部材の変形例を示す平面図である。
【図9】図8に示したVIII−VIII線断面図である。
【図10】板状部材の他の変形例を示す平面図である。
【図11】図10に示したX−X線断面図である。
【図12】板状部材の他の変形例を示す断面図である。
【図13】板状部材の他の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
52、53 放熱板
54、55 整流素子
150 ディスク部
152、158 半田層
154、254、354、454、554 板状部材
154a、254a、354a、454a、554a 孔
156 半導体チップ
160 リード
254b、354b 突起
554c 線材

Claims (5)

  1. 半導体チップの両面にろう付け層を介して電極が設けられた半導体装置において、
    前記半導体チップの線膨張係数よりも大きく、かつ、前記電極の線膨張係数よりも小さい線膨張係数を有する導電性の板状部材を前記ろう付け層内に有し、
    前記板状部材は、その両面間を連通する複数の孔を備えるとともに、これらの孔をろう材で満たすことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記板状部材は、その両面の少なくとも一方の面から突出した突起部を備えることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2において、
    前記板状部材に設けられた前記突起部の高さを、前記突起部が形成された面について同一にすることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記板状部材は、線材を網状に織ることにより形成されることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記板状部材は、ろう材が一体化された単一部品として提供され、前記半導体チップを前記電極にろう付けする際にこの単一部品が用いられることを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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