JP2004046904A - 複合rfidタグおよび複合rfidタグ所持者の位置検索システム - Google Patents

複合rfidタグおよび複合rfidタグ所持者の位置検索システム Download PDF

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Abstract

【課題】 有効範囲の異なるRFIDタグを統合的に利用することを目的とする複合RFIDタグとその利用システムを提供する。
【解決手段】一つのRFIDタグに、近距離用RFIDタグ部2と遠距離用RFIDタグ部3を持たせて複合RFIDタグ1とするとともに、管理用サーバ15とデータベース16と遠距離RFIDタグ探知装置17と端末装置とを備えたシステムにおいて、管理用サーバは、通信回線等を介して、遠距離RFIDタグ探知装置および端末装置と接続し、端末装置は、近距離用RFIDタグ部2と通信し、遠距離RFIDタグ探知装置は、遠距離用RFIDタグ部3と通信し、端末装置等は、通信によって得た情報を管理用サーバに送信し、管理用サーバは、この情報をデータベースに登録する一方、データベースから抽出した情報に基づいて複合RFIDタグ1の位置を特定し、その位置情報を端末装置に送信する。
【選択図】  図2

Description

 本発明は、RFIDタグの有効範囲が限定されていることに起因する欠点を補完するために、有効範囲の異なるRFIDタグを統合的に利用することを目的とする複合RFIDタグとその利用に関する。
 有効範囲が近距離のRFIDタグとしては、既に実用化されている近距離のRFIDタグを利用した定期券およびプリペイド乗車券がある。そのほか、商品単体や輸送用の箱にRFIDタグを付し、商品の流通経路を捕捉したり、分別したりするための実用化実験が行われている。なお、形状がカード型のRFIDタグは、非接触型ICカードともいわれる。
 なお、RFIDタグ自体は、輸送や流通の分野で広く実用に供されているので、先行技術について特に調査はしていない。
 従来のRFIDタグでは有効範囲は一つだけであり、以下のような分解能と範囲のトレードオフが発生していた。すなわち、近距離用のRFIDタグでは、分解能は細かいが、広い範囲での検索は不可能であり、一方、長距離用のRFIDタグでは、広い範囲での検索は可能ではあるが、分解能が低すぎると、範囲内に多数のRFIDタグが存在した場合、混信等の理由によりRFIDタグを特定できないという問題があった。また、長距離用のRFIDタグは、有効範囲が長距離であるため、範囲内にあるRFIDタグのすべてを探知してしまう。そのため、特定位置のRFIDタグを特定してアクセスすることは不可能であるという問題もあった。
 この発明は、以上の問題点を解決するため、近距離用と長距離用のRFIDタグを複合化しようとするものである。
 第1の発明は、近距離用のRFIDタグ機能と、遠距離用のRFIDタグ機能の双方の機能を併せ持つ複合RFIDタグであること特徴とする。
 近距離用のRFIDタグとは、アンテナの傍になければ検知されず、離れているとしても有効範囲が最大で約20cm程度以内のRFIDタグのことをいう。
 遠距離用のRFIDタグとは、アンテナから10数m離れていても、アンテナの傍にある場合と同様に検知されうるRFIDタグのことをいう。
 第2の発明は、第1の発明において、自由度を持つ形状を有することを特徴とする。
 第3の発明は、第1または第2の発明において、ロッカーの鍵として利用されることを特徴とする。
 第4の発明は、近距離用のRFIDタグ機能を有する近距離用RFIDタグ部と、遠距離用のRFIDタグ機能を有する遠距離用RFIDタグ部とを備える複合RFIDタグを利用して、この複合RFIDタグの所持者の位置を検索するシステムであって、管理用サーバとデータベースと1以上の遠距離RFIDタグ探知装置と1以上の端末装置とを備え、上記管理用サーバは、通信回線又は無線を介して、上記遠距離RFIDタグ探知装置および上記端末装置と接続するとともに、上記データベースにアクセス可能である一方、上記端末装置は、複合RFIDタグの近距離用RFIDタグ部と通信する機能を有し、上記遠距離RFIDタグ探知装置は、複合RFIDタグの遠距離用RFIDタグ部と通信する機能を有し、上記端末装置および上記遠距離RFIDタグ探知装置は、複合RFIDタグとの通信に関する情報を上記管理用サーバに送信し、上記管理用サーバは、この送信された情報を、同時に送信された複合RFIDタグを特定する複合RFIDタグ識別情報と対応付けて上記データベースに登録するとともに、上記管理用サーバは、複合RFIDタグ識別情報をキーとして上記データベースから抽出した複合RFIDタグに関する情報に基づいて複合RFIDタグの位置を特定し、その特定された位置情報を上記端末装置に送信する複合RFIDタグ所持者の位置検索システムであることを特徴とする。
 第1の発明によれば、複合RFIDタグが、近距離用のRFIDタグ機能と、遠距離用のRFIDタグ機能の双方の機能を持っているので、近距離用のRFIDタグと遠距離用のRFIDタグの互いの短所を補完し合うことができる。たとえば、遠距離用RFIDでは、アンテナの有効範囲内に複数のRFID所持者がいると、特定の所持者を絞り込めない。しかし、近距離用のRFIDタグ機能を利用すれば、特定の所持者を絞り込める。ここに、2種類のRFIDタグ機能が複合されていることの意義がある。さらに、最初から近距離RFIDタグ機能と遠距離RFIDタグ機能を持つことで、いずれか一方の機能しか持たないRFIDタグに比べ、提供するサービスの範囲が広がる。
 また、この発明によれば、2つの有効距離を持つRFIDタグ機能を一つのパッケージに格納することができる。したがって、所持者は複数のRFIDタグを別々に所持・管理する必要がない。しかも、複合RFIDタグを製造することにより、2個のRFIDタグを製造するより、製造コストを抑えることができる。
 第2の発明によれば、複合RFIDタグが自由度を持つ形状を有するので、複合RFIDタグの所持性を高めることができる。たとえば、ネックレス状にすれば、所持者が身につけておけるので、一般的な長方形のカード型よりも紛失しにくくなる。
 第3の発明によれば、複合RFIDタグをロッカーの鍵として利用することができる。
通常の鍵を使用するコインロッカーと比べ、鍵の紛失等の事故が発生しにくい。
また、複合RFIDタグの所持者であれば、誰でもロッカーを使用することができる。
 第4の発明によれば、遠距離RFIDタグ探知装置が、複合RFIDタグの遠距離用RFIDタグ機能を利用して取得した情報と、端末装置が、複合RFIDタグの近距離用RFIDタグ機能を利用して取得した情報に基づいて、管理用サーバが複合RFIDタグの所持者の位置を特定することができる。この特定した位置情報は、各種サービスを提供するうえでのベースとなる。
 たとえば、この発明の位置検索システムによって、複合RFIDタグの位置即ち複合RFIDタグの所持者の位置が、侵入を抑制されるべき位置にあるとき、これを所持者および管理者に警告する、といったサービスが提供できる。
 以下に、遊園地において複合RFIDタグ1が使用される場合を例にとり、この実施形態の構成を説明する。
 図1に示すのは、この実施形態の複合RFIDタグ1の構成である。
 複合RFIDタグ1は、近距離用RFIDタグ部2と、遠距離用RFIDタグ部3と、共有メモリ部4とを備えている。
 近距離用RFIDタグ部2は、近距離用アンテナ部5、近距離用受信部6、近距離用送信部7、近距離用RFIDタグ制御部8、近距離用メモリ部9を備えている。
 近距離用受信部6は、位置検索システムの管理用サーバ15から送られた情報を、近距離用アンテナ部5を介して受信し、近距離用RFIDタグ制御部8に伝える。なお、位置検索システムについては、後に説明する。
 近距離用送信部7は、近距離用RFIDタグ制御部8から指示された情報を、近距離用アンテナ部5を介して位置検索システムの管理用サーバ15に送信する。
 近距離用RFIDタグ制御部8は、近距離用受信部6から送られた情報をもとに、近距離用メモリ部9または共有メモリ部4に情報を格納する。あるいは、近距離用メモリ部9または共有メモリ部4にある情報を、近距離用送信部7に送る。
 近距離用メモリ部9には、近距離用RFIDタグ部2で使用する情報を格納する。
 遠距離用RFIDタグ部3は、遠距離用アンテナ部10、遠距離用受信部11、遠距離用送信部12、遠距離用RFIDタグ制御部13、遠距離用メモリ部14を備えている。
 遠距離用受信部11は、位置検索システムの管理用サーバ15から送られた情報を、遠距離用アンテナ部10から受信し、遠距離用RFIDタグ制御部13に伝える。
 遠距離用送信部12は、遠距離用RFIDタグ制御部13から指示された情報を遠距離用アンテナ部10で位置検索システムの管理用サーバ15に送信する。
 遠距離用RFIDタグ制御部13は、遠距離用受信部11から送られた情報をもとに、遠距離用メモリ部14または共有メモリ部4に情報を格納する。あるいは、遠距離用メモリ部14または共有メモリ部4にある情報を、遠距離用送信部12に送る。
 遠距離用メモリ部14には、遠距離用RFIDタグ部3で使用する情報を格納する。
 近距離用RFIDタグ部2と遠距離用RFIDタグ部3は、複合RFIDタグとして共通の情報を共有メモリ部4に持つ。
 このように共有メモリ部の情報を共有することを除き、近距離用RFIDタグ部2と遠距離用RFIDタグ部3とは、相互に独立に動作する。
 複合RFIDタグ1のメモリ部には、複合RFIDタグ1に関する情報や個人情報を保持する。
 複合RFIDタグ1に関する情報としては、複合RFIDタグ1を識別するための複合RFIDタグ識別情報、複合RFIDタグ1の利用開始日時および有効期限等がある。
 個人情報としては、個人名および親・子、引率者・非引率者あるいは管理者といった、個人の属性情報、施設を利用するための資格情報等がある。
 他に、決済に関する情報等もある。複合RFIDタグ1が使用される施設等に応じて必要な情報が適宜保持される。
 上記した各種情報のうち、複合RFIDタグ識別情報は、近距離用メモリ部9と遠距離用メモリ部14とがそれぞれ保持している必要がある。
 他の情報は、近距離用メモリ部9あるいは共有メモリ部4に保持させる。
 この実施形態では、ひとつの複合RFIDタグ1が、近距離用RFIDタグ機能と遠距離用RFIDタグ機能とを有するように製造される場合を想定している。したがって、共有メモリ部4も含めて設計されている。
 しかし、複合RFIDタグ1の製造方法としては、既存の近距離型RFIDタグと遠距離型RFIDタグを部品として1つのパッケージに格納する方法もある。この場合は、当然、共有メモリ部4に相当するものは存在せず、近距離型RFIDタグのメモリ部に情報を保持させることになる。
 次に、図2に従い、複合RFIDタグ1を使用する位置検索システムの構成を示す。
 位置検索システムは、管理用サーバ15、データベース16、遠距離RFID探知装置17、及び端末装置を備えている。端末装置には、顧客用端末18、管理用端末19等の種類がある。
 管理用サーバ15は、通信回線または無線で端末装置群と接続し、各種のサービス・情報交換を行う。
 このためのデータをデータベース16に保持する。このデータベース16は、管理用サーバ15の記憶媒体に格納されていてもよいし、データベースサーバに格納されていてもよい。管理用サーバ15がアクセスできれば、データベース16は、どこに格納されていてもよい。
 データベース16には以下の施設情報テーブル、装置位置情報テーブル、領域情報テーブル、複合RFIDタグ情報テーブル、同行者情報テーブル、複合RFID位置情報テーブル等を保持する。
 施設情報テーブルには、施設毎に、施設ID、施設の種類、所在地、利用料金、利用者資格等の施設に関する情報を持つ。
装置位置情報テーブルには、各種装置毎に、装置ID、装置種別、設置されている施設の施設ID等を持つ。装置種別とは、遠距離RFID探知装置17、顧客用端末18、管理用端末19等の別である。
 領域情報テーブルには、1個あるいは複数の遠距離RFID探知装置の装置IDで特定される領域の情報を持つ。領域の情報としては、領域ID、地図情報、当該領域を特定する1または複数の装置ID等がある。
 複合RFIDタグ情報テーブルには、各複合RFIDタグ1がそのメモリ部に持つ情報と同一内容を保持する。複合RFIDタグ1に関する情報や個人情報等であり、複合RFIDタグ識別情報で他の複合RFIDタグ1の情報と区別する。
 同行者情報テーブルには、同行者の管理を行うため、本人の複合RFIDタグ識別情報、同行者の複合RFIDタグ識別情報、同行者の属性あるいは個人情報等を持つ。
 複合RFIDタグ位置情報テーブルには、時刻や場所を特定するための情報としての施設IDや装置ID等を持つ。
 なお、データベース16には、必要に応じて、決済明細情報テーブル、予約情報テーブル、予約空き情報テーブル等を含んでもよい。これらは、この実施形態の複合RFIDタグ1がどのような場面で利用されるかに依存する。
 遠距離RFID探知装置17は、複合RFIDタグ1の遠距離用RFIDタグ部3との通信部、制御部および管理用サーバ15と接続するための通信インタフェース部を備えている。遠距離RFID探知装置17は、その通信部の有効範囲内に複合RFIDタグ1が存在するか否かを探知するものであり、一般に同様の機能を有する装置が広く使用されている。なお、通信部は、受信部と送信部とアンテナ部とを備えている。
 端末装置の種類としては、顧客用端末18、管理用端末19の他に、施設ゲート端末20や複合RFIDタグ1を鍵として利用するロッカー装置21等が考えられる。いずれの種類の端末装置であっても、複合RFIDタグ1の近距離用RFIDタグ部2との通信部、表示部、入力部、制御部、記憶部および管理用サーバ15と接続するための通信インタフェース部を備えている。なお、通信部は、受信部と送信部とアンテナ部とを備えている。
 顧客用端末18は、顧客に対する各種サービスを提供する。
 管理用端末19は、各種サービスや管理業務を行うことを目的とする。
 施設ゲート端末20は、施設利用時に施設利用券の確認等を自動的に行うことを目的とする。なお、施設ゲート端末20としては、遊園地ならば入場ゲートに設置されている入場券読み取り装置、鉄道の駅ならば改札口に設置されている自動改札機等を想定している。
 ロッカー装置21は、顧客の荷物を預かるロッカーの鍵部分に、複合RFIDタグ1の近距離用RFIDタグ部2との通信部、制御部および管理用サーバ15と接続するための通信インタフェース部を持ち、複合RFIDタグ1を鍵として利用する。
 以下に、遊園地において複合RFIDタグ1が使用される場合を例にとり、この実施形態の作用を説明する。
 遊園地は、複合RFIDタグ1を利用した各種サービスを提供するために、管理用端末19を各所に設置する。設置場所としては、管理窓口、入園券発売所、入園口、退園口、遊戯施設入り口、迷子センター等がある。他に、食堂、売店、自動販売機等の決済が必要となる場所に設置すれば、複合RFIDタグ1を利用した自動決済ができる。
また、携行できる管理用端末19を、警備員、案内人、迷子センタースタッフ等に所持させると、入園者への即応サービスが可能になる。
 さらに、遊園地は、適当な場所に顧客用端末18を設置し、遊戯施設への道順や待ち時間等の情報を提供する等のサービスを入園者に行う。また、入園口には、施設ゲート端末20を設置し、入園者の入園可否を判定したり、入園日時を複合RFIDタグ1に書き込んだりする。なお、施設ゲート端末20を設置するかわりに、管理用端末19にその機能を持たせてもよい。
 各種サービスは、位置検索システムの管理用サーバ15が統括する。管理用サーバ15は、複合RFIDタグ1を探知する機能を基本として、各種サービスの提供を統括する。すなわち、管理用サーバ15は、複合RFIDタグ1と通信して得た情報、各種装置群から収集された情報および、データベース16上の情報をもとに、顧客用端末18や管理用端末19を介し、以下に例示するような各種のサービスを提供する。
 なお、複合RFIDタグ1と接続した各種装置は、入力部から入力された情報あるいは複合RFIDタグ1を介して得た情報を、複合RFIDタグ識別情報とともに、管理用サーバ15に送信する。そして、管理用サーバ15は、これらの送信された情報をデータベース16に格納することにより、情報の登録を行う。一方、各種装置が情報を必要とする場合、当該装置は、管理用サーバ15に情報参照要求を送信する。管理用サーバ15は、データベース16のテーブル群から、複合RFIDタグ識別情報をキーとして必要な情報を取り出し、その情報を、当該装置に送信する。
 この実施形態の複合RFIDタグ1を利用したサービスは、このような情報の登録と参照をベースにして行われる。
 複合RFIDタグ1を利用すると、遊園地は次のようなサービスの提供ができる。
複合RFIDタグ1が組み込まれた入園券の予約を事前に行うことにより、情報の登録を事前に行うとともに、複合RFIDタグ1の形態の選択を行う。事前に予約をしていた入園者は、入園券発売所で複合RFIDタグ1を受け取る。
 この結果、予約した入園者はスムーズな入園が可能となる。この事前予約サービスは、特に、団体客にとって便利である。
 ところで、入園券の役割を果たす複合RFIDタグ1の形態は、複数用意され、入園者が自分の好みに合わせ選択できるようにする。
特に子供向けには、ネックレスや携帯ストラップやマスコット人形等の形態にしたり、これらにタグを付したりするとよい。たとえば、おもちゃの胴体にタグを内包したりすることが考えられる。このようにすると、子供が気に入って、手放さないようになるからである。これは、後に述べる迷子対策にとって都合がよい。
 事前に入園の予約をしていない場合は、入園券発売所での複合RFIDタグ1が組み込まれた入園券の購入を行う。
 この場合、情報は登録されていないので、入園後に顧客用端末18を利用して、情報の登録をする。登録する情報には、同行者の情報等がある。
 退園時には、複合RFIDタグ1の情報の変更あるいは破棄等を行う。退園口にある管理用端末19が、当該複合RFIDタグ1の近距離用RFIDメモリ部に、退園に関する情報を書き込む。同時に、管理用端末19は、管理用サーバ15に対し、同じ情報を複合RFIDタグ識別情報とともに送信し、管理用サーバ15は、これらをデータベース16の該当するテーブルに格納する。これによって、再利用の制限ができ、期限内の再入園の許可あるいは不許可が可能である。
 また、家族や団体の場合、保護者あるいは引率者の許可無しに退園することを防止することができる。たとえば、保護者とともに入園した幼児が退園するとき、退園口にある管理用端末19が、当該幼児の複合RFIDタグ1の近距離用RFIDメモリ部から保護者の複合RFIDタグ識別情報を取得する。取得した保護者の複合RFIDタグ識別情報をキーとして、管理用サーバ15に対し、保護者の位置情報等を照会する。保護者が、すでに退園している場合や保護者が近隣に所在している場合に限って、当該幼児の退園を許可する。
 これは一例であり、この実施形態の複合RFIDタグ1を利用すると、家族や団体客のために、従来のRFIDタグでは提供できなかったサービスが可能になる。近距離用RFIDタグ機能によって、家族や団体の構成員本人および他の構成員の情報が取得でき、遠距離用RFIDタグ機能によって、遊園地内の各所に散在している構成員の現在地を捕捉できるからである。
 ところで、遊園地では、ジェットコースター等の遊戯施設によっては、身長制限や体重制限がある。
 この場合、いずれかの遊戯施設で、一度測定し複合RFIDタグ1に情報登録し、同種の遊戯施設でこの登録された情報を参照できれば、再度測定する必要がなくなる。
利用客に制限のある施設のスタッフは管理用端末19を操作して、管理用サーバ15に参照要求を出す。もし、複合RFIDタグ1上に施設を利用するための資格情報、およびデータベース16上に複合RFIDタグ1の資格情報があれば、管理用サーバ15は、上記の管理用端末19に上記情報を送信する。情報がなければ、管理用サーバ15はその旨を送信し、当該施設のスタッフが、管理用端末19を操作して当該客の身長等の情報を登録する。
 同行者情報の参照・登録・変更・削除サービスが行える。このサービスは、顧客用端末18あるいは管理用端末19の入力部の操作により、管理用サーバ15に要求を出し、管理用サーバ15を通しデータベース16上の同行者情報を参照・登録・変更・削除し、その結果を顧客用端末18あるいは管理用端末19の表示部に表示することにより行う。
 後述する検索機能を利用して、迷子への対応ができる。これまでの迷子対策は迷子センターに依存していたが、複合RFIDタグ1の検索機能を利用すると迅速、かつ、きめ細かな対応ができる。
 親は、自ら、遊園地内の顧客用端末18を利用して、子供の位置を検索することができる。具体的には、次のような手順となる。まず、親は、自己の複合RFIDタグ1を顧客用端末18に読み込ませ、かつ、迷子の検索サービスを選択する。顧客用端末18は、親の複合RFIDタグ識別情報を読み取り、管理用サーバ15に送信する。管理用サーバ15は、親の複合RFIDタグ識別情報をキーとして、データベース16から子供の複合RFIDタグ識別情報を抽出する。管理用サーバ15は、遊園地内にある遠距離RFID探知装置17に対し、子供の複合RFIDタグ識別情報を送信する。遠距離RFID探知装置17が子供の位置情報を返してくると、管理用サーバ15は、その位置情報を、上記の顧客用端末18に送信し、その表示部に表示させる。
 あるいは、親が、迷子センターや場内のスタッフに相談した場合、親が自ら検索する場合と同様の方法で、スタッフは管理用端末19を利用して、子供の位置の検索・トレースを行い、短時間で子供の位置を特定し、親を案内することができる。
別の入園者が迷子を迷子センターに連れてきた場合や、遊園地内のスタッフが迷子を見つけた場合と同様の方法で、親の位置の検索・トレースを行い、短時間で親の位置を特定し、呼び出すことができる。
 なお、一定の年齢に達した子供であれば、同様に場内の顧客用端末18を利用して、親の位置を検索することができる。
 ところで、従来の入園券に使用されるRFIDタグは有効範囲が近距離であるため、遠距離RFID探知装置17によって探知されることができなかった。しかし、この実施形態の複合RFIDタグ1は、従来の入園券の機能を果たしつつ、遠距離RFID探知装置17によって探知されるので、所持者の位置も検索できる。そのため、迷子が多く発生する遊園地等において、この複合RFIDタグ1が使用されることの意義は大きい。
 また、複合RFIDタグ1は、遊園地内で、次のような利用法もある。
ジェットコースター等では、携行品が落下しやすいので、あらかじめ取り外す必要がある。
 このとき、複合RFIDタグ1を鍵とするロッカー装置21を遊戯施設の横に設置しておくことにより、入園者は携行品の保持に気を使う必要がなくなる。
 以下に、複合RFIDタグ1をロッカー装置21の鍵として用いる場合の具体的な使用例を説明する。
 まず、鍵をかけるときに複合RFIDタグ1を使用する。このとき、ロッカー装置21は、当該複合RFIDタグ1の識別情報と自らの装置IDとを管理用サーバ15に送信し、情報の登録をしておく。
 複合RFIDタグ1で閉じたロッカーは、同じ複合RFIDタグ1であけることができる。このとき、ロッカー装置21は、当該複合RFIDタグ1の複合RFIDタグ識別情報と自らの装置IDとを管理用サーバ15に送信する。管理用サーバ15は装置IDをキーとして、鍵をかけるときに使用された複合RFIDタグ1の複合RFIDタグ識別情報を取得し、送信されてきた複合RFIDタグ識別情報と照合する。そして、管理用サーバ15は、一致の有無を判定し、一致する場合に、当該ロッカー装置21に対して、開錠許可の信号を送信する。
 あるいは、鍵を掛けるときに使用した複合RFIDタグ1の所持者の引率者や管理者の複合RFIDタグ1であけることができる。
 なお、引率者の複合RFIDタグ1を使用してロッカーを開ける場合、管理用サーバ15を通し、データベース16にある同行者情報を参照し、引率者か否かを判定する。引率者である場合に、管理用サーバ15は、当該ロッカー装置21に対して、開錠許可の信号を送信する。
 このように、複合RFIDタグ1をロッカーの鍵として用いると、通常の鍵を使用するコインロッカーと比べ、鍵の紛失等の事故が発生しにくい。
また、携帯電話を鍵とするコインロッカーが実用化されているが、携帯電話保有者のみしかコインロッカーを利用できない。しかし、複合RFIDタグ1を鍵とするロッカー装置21は、誰でも使用することができる。入園者であれば、誰でも複合RFIDタグ1を所持しているからである。
 さらに、この実施形態では、複合RFIDタグ1を使用して、自動販売機等でのオンライン決済をはじめ自動的なオンライン決済が可能となる。そこで、既存の決済の手法より高度で迅速なサービスを提供することができる。
 このように、複合RFIDタグ1を決済にも使用するならば、園内では現金を直接使用しないことが可能である。
 これは、子供連れの家族や団体で、各自がある程度自由行動をするときに、便利である。
 複合RFIDタグ1を利用した検索機能によって、複合RFIDタグ1の所持者の位置を特定したり、移動場所をトレースしたりでき、これによって前記した迷子サービスをはじめとする種々のサービスが提供できる。
 そこで、複合RFIDタグ1を利用した検索機能について、以下に詳しく説明する。
 一般に、RFIDタグの発する電波は、一定の有効距離を持つ。
 有効距離は、近距離用では0cmから20cm程度であり、遠距離用では0mから十数mである。
 この結果、各装置からは、RFIDタグ機能の有効距離を半径とする円形の有効領域が決められる。
 さらに、各装置のアンテナ部に指向性の有るアンテナを用いることにより、電波の有効距離を半径とする扇形の有効領域をもつようにすることも可能である。
 このときの角度はアンテナの指向性の性能等の要素に依存する。
 図3のように、多数の遠距離RFID探知装置(17A〜17H)を、それぞれの有効領域が隙間なく配置されるようにしたとき、複合RFIDタグ1Xは1個以上の遠距離RFID探知装置の有効領域下に存在し、各遠距離RFID探知装置から認識することにより、複合RFIDタグの位置を特定することができる。
 図3に示す例では、複合RFIDタグ1Xの有効範囲は円で示される領域の内部であり、複合RFIDタグ1Xは遠距離RFID探知装置17Cと17Fとから認識されている。
 位置検索システムは、その前提として、各複合RFIDタグ1の位置を取得すること、およびこの位置情報をデータベース16に蓄積することが不可欠である。
 そこで、次に、複合RFIDタグ1を検索する方法について説明する。
 複合RFIDタグ1の検索方法としては、次のような複数の方法がある。
 第一に、端末接続中の検索方法である。この方法は、複合RFIDタグ1が、顧客用端末18、管理用端末19、施設ゲート端末20あるいはロッカー装置21に接続中または接続解除してから一定時間以内ならばその端末装置の位置を複合RFIDタグ1およびその所持者の位置とする方法である。接続解除後どの程度の時間をもって接続中とみなすかは、システム設計時あるいはシステム運用開始後等に適宜定めればよい。
 第二に、直接検索の検索方法である。この方法は、複合RFIDタグ1の複合RFIDタグ識別情報を指定して、全ての遠距離RFID探知装置17から探知し、どの遠距離RFID探知装置17の有効領域内に複合RFIDタグ1が存在するかどうかを調べ、複合RFIDタグ1およびその所持者の位置を特定する方法である。この方法は、次の(1)〜(3)に場合分けされる。
(1)複数の遠距離RFIDタグ探知装置17と通信でき、重なり合った有効領域が存在し、かつ、残りの全ての遠距離RFIDタグ探知装置17の有効範囲外である場合。
この場合は、重なり合った領域、かつ、残りの遠距離RFIDタグ探知装置17の有効範囲外である領域を、複合RFIDタグ所持者の位置する領域と特定する。
 たとえば、図4において、遠距離RFIDタグ探知装置17Cと17Fと通信できたとする。この場合、複合RFIDタグ所持者の位置する領域は、斜線を付した領域である。つまり、17Cと17Fの有効範囲の重なり合ったところであり、他の17B、17G等の有効範囲外である。
(2)複数の遠距離RFIDタグ探知装置17と通信できたが、重なり合った有効領域が存在しない場合。
 この場合は、通信できた各遠距離RFIDタグ探知装置17の有効領域の全てを、複合RFIDタグ所持者の位置する領域と特定する。
 たとえば、図4において、遠距離RFIDタグ探知装置17Aと17Gとが通信できたとする。これは、電波が有効距離以上に伝播した場合に発生する。
 この場合は17Aと17Gのそれぞれを中心とした2つの有効領域の円を複合RFIDタグ所持者の位置する領域とする。
(3)複数の遠距離RFIDタグ探知装置17と通信でき、重なり合った有効領域が存在し、かつ、有効範囲内であるにもかかわらず、通信できなかった遠距離RFIDタグ探知装置17が存在する場合。
 この場合は、重なり合った有効領域を、複合RFIDタグ所持者の位置する領域と特定する。
 これは、電波が何らかの障害により一部の遠距離RFIDタグ探知装置17と通信できなかった場合にあり得る。
 この場合は、通信できた遠距離RFIDタグ探知装置17の有効領域のみを重ね合わせてできた領域を、複合RFIDタグ所持者の位置する領域とする。
 第三に、履歴からの位置推定の検索方法である。この方法は、いずれの遠距離RFIDタグ探知装置17からも通信できなかった場合に用いられる方法であり、データベース16上にある位置情報をもとに複合RFIDタグ1およびその所持者の位置を推定する方法である。
 具体的には、次のような手順で位置を推定する。
 管理用サーバ15は、データベース16上のテーブルから最新の位置情報を取り出し、その位置情報に対応する装置の種類により直前の位置を推定する。
 最新の位置情報が、顧客用端末18、管理用端末19、施設ゲート端末20あるいはロッカー装置21の利用によって得られたものならば、その端末装置の位置を直前の位置と推定する。
 最新の位置情報が、遠距離RFIDタグ探知装置17の探知結果であれば、直接検索の位置決定方法と同様の方法で直前の位置を推定する。
推定した位置に隣接して、どの遠距離RFIDタグ探知装置17からも通信できない領域があれば、その領域を複合RFIDタグ所持者の位置する領域と推定する。
この場合、通信できない領域が複数隣接してあれば、すべての通信できない領域を複合RFIDタグ所持者の位置する領域と推定する。
 通信できない領域が近隣になければ、直近の位置情報から推定した領域とその周辺を、複合RFIDタグ所持者の位置する領域と推定する。
 図5で説明すると、推定した直前の位置が領域RAであれば、現在の位置を隣接した領域RCと推定する。推定した直前の位置が領域RBであれば、現在の位置を隣接した領域RCあるいは領域RDと推定する。
 上記した、検索方法を利用することで、以下に説明するようなサービスを提供できる。
まず、特定時間帯での複合RFIDタグ1の位置の検索サービスを提供できる。
 これは、管理用端末19の入力部の操作により、管理用サーバ15に要求を出し、管理用サーバ15を通しデータベース16上の位置情報を参照し、一定時間内の全ての複合RFIDタグ1の最新の位置等を検索し、その結果を管理用端末19の表示部に表示することにより行う。
 次に、特定された複合RFIDタグ1の位置のトレースサービスを提供できる。これは、管理用端末19の入力部の操作により、管理用サーバ15に要求を出し、管理用サーバ15を通しデータベース16上の位置情報を参照し、指定された複合RFIDタグ識別情報に対応する複合RFIDタグ1の位置を時系列で検索し、その結果を管理用端末19の表示部に表示することにより行う。
 また、不正位置にある複合RFIDタグ1の警報サービスを提供できる。これは、各装置群で認識した複合RFIDタグ1が、その所持者が侵入できない領域あるいはその近接領域にあったとき、管理用サーバ15がそれを確認し、管理用端末19の表示部に表示することで行う。
 侵入できない領域であるか否かは、複合RFIDタグ1上の資格情報あるいはデータベース16上の複合RFIDタグ1の資格情報を参照する。
このために、遠距離RFIDタグ探知装置17を、対象を特定しやすい場所に配置する。
 図6では、入場不可領域R1と誰でも立ち入りできる一般領域R2の境界に、ドアD1とドアD2とで区画され、電波を遮断する中間領域R3がある。この中間領域R3の内部に存在する複合RFIDタグ1を探知できるような位置に、遠距離RFIDタグ探知装置17を設置している。
図7では、入場不可領域R1の手前の一般領域R2に、アンテナ部に指向性を持たせた遠距離RFIDタグ探知装置17を設置し、複合RFIDタグ1の探知範囲を制限するように設置している。
 機械室、搬入・搬出口、スタッフ出入り口等の入園者の立ち入り禁止場所には、遠距離RFIDタグ探知装置17を配置し、接近する複合RFIDタグ1を探知すると、管理用サーバ15に送信する。管理用サーバ15から適宜管理用端末19等の表示部に入園者の接近を表示する。このようにして、不正な接近を監視する。
 その場所に出入りできるスタッフ・業者にはそれぞれ専用の複合RFIDタグ1を用意し、許可された領域については、接近監視の対象外とする。
 なお、複合RFIDタグ1を所持していない人物の立ち入りを監視するためには、監視カメラの設置等の別の手段を用意しなければならないことは当然である。
 以上の説明では、複合RFIDタグ1を遊園地において活用する場合を想定して説明してきた。しかし、遊園地に限られるものではなく、たとえば、スキー場におけるスキー客の捜索や老人介護施設等における徘徊老人の監視等にも利用できる。
複合RFIDタグのブロック図である。 複合RFIDタグ所持者の位置を検索する位置検索システムの概念図である。 複合RFIDタグの位置を検索する方法を説明する図である。 複合RFIDタグの位置を検索する方法を説明する図である。 複合RFIDタグの位置を検索する方法を説明する図である。 侵入不可領域において複合RFIDタグを探知する状態を示す図である。 侵入不可領域において複合RFIDタグを探知する状態を示す図である。
符号の説明
1   複合RFIDタグ
2   近距離用RFIDタグ部
3   遠距離用RFIDタグ部
15  管理用サーバ
16  データベース
17  遠距離RFID探知装置

Claims (4)

  1.  近距離用のRFIDタグ機能と、遠距離用のRFIDタグ機能の双方の機能を併せ持つ複合RFIDタグ。
  2.  自由度を持つ形状を有する請求項1記載の複合RFIDタグ。
  3.  ロッカーの鍵として利用される請求項1または2記載の複合RFIDタグ。
  4.  近距離用のRFIDタグ機能を有する近距離用RFIDタグ部と、遠距離用のRFIDタグ機能を有する遠距離用RFIDタグ部とを備える複合RFIDタグを利用して、この複合RFIDタグの所持者の位置を検索するシステムであって、管理用サーバとデータベースと1以上の遠距離RFIDタグ探知装置と1以上の端末装置とを備え、上記管理用サーバは、通信回線又は無線を介して、上記遠距離RFIDタグ探知装置および上記端末装置と接続するとともに、上記データベースにアクセス可能である一方、上記端末装置は、複合RFIDタグの近距離用RFIDタグ部と通信する機能を有し、上記遠距離RFIDタグ探知装置は、複合RFIDタグの遠距離用RFIDタグ部と通信する機能を有し、上記端末装置および上記遠距離RFIDタグ探知装置は、複合RFIDタグとの通信に関する情報を上記管理用サーバに送信し、上記管理用サーバは、この送信された情報を、同時に送信された複合RFIDタグを特定する複合RFIDタグ識別情報と対応付けて上記データベースに登録するとともに、上記管理用サーバは、複合RFIDタグ識別情報をキーとして上記データベースから抽出した複合RFIDタグに関する情報に基づいて複合RFIDタグの位置を特定し、その特定された位置情報を上記端末装置に送信する複合RFIDタグ所持者の位置検索システム。
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