JP2003233893A - 施設来場者の現在位置検出システム - Google Patents

施設来場者の現在位置検出システム

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JP2003233893A
JP2003233893A JP2002033427A JP2002033427A JP2003233893A JP 2003233893 A JP2003233893 A JP 2003233893A JP 2002033427 A JP2002033427 A JP 2002033427A JP 2002033427 A JP2002033427 A JP 2002033427A JP 2003233893 A JP2003233893 A JP 2003233893A
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Keiko Sawada
啓子 澤田
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施設での来場者の現在位置を検出するために、
来場者は識別タグを保持し、この識別タグ内のデータを
読取って迷子探索を行なっていた。しかしながら、引率
者は、識別タグのIDデータをメモして保持しておかな
ければならなかったり、識別タグ発行時に所持者の顔写
真を撮影しなければならない等、手間がかかるわりに正
確な迷子探索ができなかった。 【課題を解決する手段】施設来場者が識別タグを所持す
る際に、識別タグに所持者固有の識別データを入力する
ことにより、所持者が迷子等になったときに、迷子が所
持する識別タグから読み出したデータに所持者固有のデ
ータが含まれていることから、簡単かつ正確に迷子等の
探索が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊園地、百貨店、
大規模シヨッピングセンター、イベント会場等のように
多くの人々が集まる施設における迷子等の位置を迅速に
検出し、施設の運営を良好にする施設来場者の位置情報
検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地、百貨店、大規模シヨッピングセ
ンター、イベント会場等の施設には、子供や老人を含む
多くの人々が集まる。特に子供や老人は迷子になり易
い。この場合、迷子は施設のパトロール員に保護されて
案内所や待ち合わせ場所に集められ、案内所の係員から
迷子の案内放送をして貰う。
【0003】案内放送があるまでは、子供や老人の引率
者は安全確保のために施設内を捜しまわる。結果として
放送により案内される迷子引渡し所は現在位置より遠い
場所にあったりして、時間のロスと精神的、肉体的消耗
で来場目的を達することが出来なくなる。
【0004】遊園地の迷子の案内について従来の技術の
一例を説明する。図8は遊園地の迷子案内システムであ
る。施設の境界51a、51b、51c、51dには、
入口ゲート52と出口ゲート53が設けられている。来
場者(図示せず)が入場して施設内で楽しんでいると、混
雑のため両親等の引率者から離れてしまい、行き先不明
の迷子が発生する。この迷子は挙動不審か泣き叫ぶこと
でパトロール員に発見され、案内所54に連れて行かれ
て名前、住所や引率者名等の情報が聴取される。名前、
住所や引率者名が明らかになれば、案内所54の係員か
らマイクにより信号線57a、57b、…57n を経
由して園内各所に設けられたスピーカー56a、56
b、…56nから迷子発生が場内放送される。迷子が保
護されると、場内放送を聞いた引率者が案内所54や待
ち合わせ場所55に行き、迷子の確認をして引き取るこ
とになる。迷子が名前、住所や引率者名を表現できる場
合は、引率者の発見が容易であるが、名前等を表現でき
ない場合や放浪の末出口ゲート53から園外へ出場して
しまった場合は、迷子の発見や安全確保のために多くの
困難や大変な労力を要する。
【0005】このように従来は、迷子の発見のために時
間がかかり、施設管理者と引率者の注意と労力は大きな
負担であった。また変質者による誘拐等の発生原因にも
なり、安全確保も大変であった。
【0006】このような人的労力による迷子捜索を改善
するために、近年、非接触識別タグを利用した個別識別
あるいは個別検索の方法が知られている。この識別タグ
は非常に軽量、小型のもので、常時子供や老人が所持し
ても苦痛を伴うものではない。識別タグの内部にはID
データ等の各種データを記憶することが可能で、外部か
ら無線送信されてくる信号に応じてこれらの記憶されて
いるデータを外部へ無線送信することが可能であって、
送信データを受信することにより識別タグ所持者を識別
確認することができる。
【0007】識別タグの受発信電源として電池を内蔵し
ているタイプと、外部からの受信電波エネルギを起電力
に変換する電池を内蔵しないタイプがあるが、一般的に
電池内蔵タイプの方が受発信距離は長い。
【0008】特開平7−56991号公報には、非接触
識別タグを入場者に所持させ、この識別タグ内に記憶さ
れているIDデータに基づいて迷子になったりした場合
の探索を行う例が知られている。すなわち、来園者に識
別タグを入場券と一体にして所持させ、迷子等が発生し
た場合には、迷子になった人が所持している識別タグに
記憶されているIDデータに基づいて捜索する方式であ
る。施設内には識別タグとの受発信を可能とするアンテ
ナ等の機器が、施設内の各種設置物に取り付けられてお
り、迷子になった人が所持する識別タグとのデータ交信
がなされた状態によって所在位置が判明する。
【0009】しかしながら、先ず入園時に各人の所持す
る識別タグのIDデータを読出して、これをメモ等に記
録し、識別タグ所持者各人がこのメモ等を保有していな
ければならない。もし、IDデータの記録を保有してい
ない場合には、全く探索する方法がない。類似の例とし
て特開平10−3572号公報もある。
【0010】他の例として、特開平10−30198号
公報には、前述の例と同様に入園券に識別タグが組みこ
まれ一体化されており、来園者が入口ゲートを通過した
ときに所持している入園券の識別タグからIDデータを
読取る。続いてIDデータ読取りと同時に、来園者の顔
を撮影しIDデータに対応させて登録しておくようにな
っている。また、園内の各種遊戯施設には識別タグとの
受発信が行なえるようになっており、各IDデータの識
別タグ所持者がいつ、どの遊戯施設にいたかの情報を逐
次センターにて登録している。
【0011】迷子が発生したときには、その人の顔写真
をプリントアウトした資料を係員が所持して園内を探す
ことになる。しかしながら、入園者全員の顔写真を撮影
することになり、個人のプライバシー保護の問題が発生
することも懸念される。また、プリントアウトした入園
時の顔写真を所持して捜索することは困難が多い。更
に、一時に複数の迷子が発生したような場合には、一層
困難度が増大する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した各
種の迷子現在位置確認方法は人間系に依存しているの
で、時間がかかる共に正確な情報が不足して、安全確保
するために施設管理者と引率者双方に大きな負担がかか
っていた。また、来園者に識別タグを所持させる方式も
各種知られているが、いずれも正確な捜索を行なうこと
はできなかった。
【0013】そこで本発明は、迷子になり易い人に識別
タグを所持してもらい自動的にリアルタイムで迷子位置
情報を確認できるようにするとともに、施設内で発見で
きない場合でも出口ゲートからも出場できないようにし
て誘拐等による非安全行為からも防御することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる請求項1
の施設来場者の現在位置検出システムは、入口ゲート並
びに出口ゲートが設けられている施設への来場者が所持
する識別タグにこの識別タグ所持者固有の識別データを
入力する入力装置と、入力データを記録管理するデータ
管理装置と、前記識別タグのデータを検索する信号を発
信しこの識別タグの応答信号を検知する検知装置と、検
索データを入力して検索結果を表示する複数の検索装置
と、前記入力装置、データ管理装置、検知装置、検索装
置間で信号の授受を行なうネットワーク等で接続して、
前記検索装置からの検索データに一致した識別タグの位
置を表示することを要旨とする。
【0015】本発明に係わる請求項2の施設来場者の現
在位置検出システムは、請求項1記載の施設の出口ゲー
トに検知装置を設け、この検知装置で検知した識別タグ
のデータが出場許可になっている入場者を対象に、前記
出口ゲートを開放する如くしたことを要旨とする。
【0016】本発明に係わる請求項3の施設来場者の現
在位置検出システムは、請求項1記載の施設の出口ゲー
トに検知装置を設け、この検知装置で検知した識別タグ
のデータが出場不許可となっている来場者の前記出口ゲ
ートからの出場を禁止できるように、前記出口ゲートを
閉止する如くしたことを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態の来場者
の現在位置検出システムを、図1を参照しながら説明す
る。即ち、遊園地、百貨店、大規模シヨッピングセンタ
ー、イベント会場等の施設の境界51a、51b、51
c、51dには、入口ゲート52と出口ゲート53があ
る。境界51a、51b、51c、51dの内部には、
識別タグ販売所1が設置されている。入口ゲート52か
ら入場した両親等の引率者4aが料金投入口2から料金
を支払うと、データが格納されていない識別タグ3を購
入できる。各種のプリペードカードを購入する要領であ
る。
【0018】データが格納されていない識別タグを購入
した引率者4a〜4nは、迷子になり易い幼児や老人等
(以下幼児等という)5a〜5nのパスワード、名前、住
所等の識別データを入力装置7で入力する。入力装置7か
ら入力された識別データはディジタル伝送信号に変換さ
れ、信号の授受を行う伝送制御器12aに入力される。
【0019】また、サーバ6が設けられており、このサ
ーバ6はデータベースを有しており、入力装置7から入
力された識別データに自動的にID番号を振付けたり、
入力された識別データのID番号を発信して応答信号と
の一致を確認する機能を有している。この信号を受ける
とともにサーバ6のデータベースからの信号をディジタ
ル伝送信号として発信する伝送制御器12dが設けられ
ている。解読器9aは、入力装置7の入力信号にサーバ6
のID番号を付加して書込み信号を発生したり読込み信
号をディジタル信号に変換する機能を有する。解読器9
aには、解読器9aの書込み信号を発信したり識別タグ
からの応答信号をキヤッチするアンテナ10aが設けら
れている。
【0020】境界内の各エリアには、伝送制御器12
b、…12n、これらの伝送制御器12b、…12nに
は検索用入力機能を有した演算器8a、8b、…8nが
接続されていて、演算器8a、8b、…8nの入力デー
タに応じたID番号を呼出し信号に発生すると共に読込
み信号をディジタル信号に変換する解読器9b、9c、
…9nが接続されている。
【0021】解読器9b、9c、…9nには、呼出し信
号を発信したり識別タグからの応答信号をキャッチする
アンテナ10b、10c、…10nが接続されている。
出場ゲートの近傍には、出場判定器14、出場判定器1
4からの識別タグ信号要求信号を発信して識別タグの応
答信号をキャッチするアンテナ10n−1が設置されて
いる。各々の伝送制御器12a、12b、…12nと出
場判定器14、出場ゲート制御器13間は伝送路15
a、15b、…15nにて接続されている。
【0022】このような構成により、迷子5nが所持し
ている識別タグ11nの応答信号をアンテナ10b、1
0cが検知するとアンテナ10b、10cの位置は予め
判明しているため、迷子5nの位置を演算器8a、…8
n上に表示できる。演算器はマイクロプロセッサと液晶
表示器を使用したタッチ操作機能付フラットディスプレ
ィ7aで構成した装置で、タッチ操作で容易に入力でき
るとともに表示できる。
【0023】なお、識別タグとしてはICカード、バーコ
ード、磁気カード、画像処理技術適用タグ、無線タグ等
種々あるが、無線タグの一例を図2に示す。入力装置7又
は演算器8a、…8nからの識別タグ11a呼び出しサ
イクリック要求信号に応じ解読器9aはアンテナ10a
に識別タグ呼び出し識別信号をサイクリックに発生す
る。
【0024】図2(a)において、アンテナ10aより
マイクロ波の呼び出し信号が識別タグに届くと呼び出
し信号の識別信号と同じであればマイクロ波の応答信
号が識別タグ11nから返信されアンテナ10aで検
出する。解読器9aで識別信号を解読する。同様にアン
テナ10aから演算器8a、8b、…8n呼び出し信号
(n−1)が識別タグ11nに届くと、呼び出し信号(n
−j)の識別信号と同じであれば、応答信号(n)が識別
タグ11aから返信されアンテナ11aで検出し解読器
9aでID番号を解読する。図2(b)で示すように解
読器9aより呼び出し信号〜(n−2)がサイクリック
に発生し、識別タグ11a、…11nの識別信号が呼び
出し信号の識別信号と一致すれば応答信号〜(n)が発
生する。
【0025】このように、一つのアンテナで複数の識別
タグを識別できる。この識別は100km/時間の速度
で移動している場合でも検出できる。非接触であるので
100m位の離隔距離があっても検出できる。しかしこ
の感度は近い距離の場合はアンテナの前方120度位を検
出可能であるが、遠くなると20度位に絞られるので、広
い範囲にある識別タグを識別する場合は複数のアンテナ
を設置する必要がある。識別タグは最近2cm角サイズ
で5mm程度の厚さのものも入手できる。
【0026】図3は識別タグに識別信号を書込む方法の
説明図である。図3(a)において、入力装置7のフラ
ットディスプレィ7aより入力を開始すると入力装置7
やデータベース等を管理する機能のアドレス等を付加し
たディジタル信号に変換して伝送制御器12aに出力
し、伝送制御器で通信プロトコルにより変換されて伝送
制御器12aより伝送路15aを経由して伝送制御器1
2dに出力される。
【0027】識別信号を入力すると、伝送制御器12d
で信号復元されてサーバ6に入力される。サーバ6で
は、データベースを呼込んで入力に必要なデータベース
項目を発信して、逆のルートで入力装置7のフラットデ
ィスプレィ上に表示する。フラットディスプレィ7a上
では、図3(b)に示す様なパスワード、識別タグ所持者
の氏名、引率者名、住所、電話番号等のデータを入力す
る。
【0028】このデータはサーバ6のデータベースに格
納され、ID番号を自動的に割付けて登録すると共に確
認信号を伝送制御器12d、伝送路15a、伝送制御器
12aを経由して入力装置7のフラットディスプレィ7
a上に表示する。引率者が正しく入力したか確認して確
認信号を入力すると、入力装置7のフラットディスプレ
ィ7a上のデータ信号が解読器9aよりアンテナ10a
を経て書込み信号が発生して識別タグ11aに書込ま
れる。
【0029】識別タグ11aに書込まれた識別信号は応
答信号となってアンテナ10aに返信され、解読器9
a、入力装置7、伝送制御器12a、伝送路15a、伝
送制御器12dを経てサーバ6で照合される。サーバ6で
識別タグ11aのデータが正しく書き込まれていること
を確認すると、識別タグデータ正常を入力装置7のフラ
ットディスプレィ7a上に表示する。引率者が登録を入
力すると識別タグ11aとサーバ6のデータは登録され
る。
【0030】図4に迷子が所持する識別タグの検索方法
を示す。検索方法としては、演算器8aのフラットディ
スプレィ7aで引率者が予め登録してあるパスワードを
入力すると、迷子検索ページが表示される。識別タグ所
持者の氏名等の検索条件データを入力すると、サーバ6
より検索条件データに合致する識別データを抽出して演
算器8aのフラットディスプレィ7a上に表示する。引
率者5nが表示内容を確認して検索開始を入力するとサ
ーバ6より検索信号を発信して伝送制御器12dより伝
送路15a、…15nを経由して伝送制御器12a…1
2c、12e…12nに入力される。
【0031】各伝送制御器12a…12c、12e…1
2nでは検索信号として各々の演算器8a…8nを経由
して解読器9b…9nへ入力する。解読器9b、9cは
アンテナ10b、10cに識別タグ呼び出し識別信号を
サイクリックに発生する。アンテナ10b、10cより
マイクロ波の呼び出し識別信号が識別タグ11nに届
くと呼び出し信号の識別信号と同じであればマイクロ
波の応答信号が識別タグ11より返信されアンテナ1
0b、10cで検出する。解読器9b、9cで識別信号
を解読する。以上のような構成の第1の実施形態の来場
者の現在位置情報検知システムの動作を次に説明する。
常時は、伝送路の負荷を軽減して応答速度を高めるた
めに伝送信号は発生しておらず、要求発生時のみ伝送信
号が発生する方式なので、伝送制御器、伝送路、演算
器、サーバ等に診断信号が定期的に伝送されている。引
率者4aが入力装置7のフラットディスプレィ7aより
入力を開始してから識別タグ11aへの書込みとサーバ
6への識別信号登録の動作フローを図5に示す。
【0032】入力装置で識別タグ入力を開始するとサー
バ6では、データベースを呼び出して入力に必要なデー
タベース項目を発信して、入力装置7のフラットディス
プレィ7a上に入力項目を表示する。引率者4aがフラ
ットディスプレィ7a上で入力項目のガイドに従ってパ
スワード、識別タグ所持者の氏名、引率者名、住所、電
話番号等のデータを入力すると、サーバ6のデータベー
スに格納され、ID番号と出場不可を自動的に割付けた
確認信号を入力装置7のフラットディスプレィ7a上に表
示する。引率者が正しく入力したか確認して確認信号を
入力すると入力装置7のフラットディスプレィ7a上の
データ信号が解読器9aよりアンテナ10aを経て書込
み信号が発生して識別タグ11aに書込まれる。
【0033】その後入力装置より書込み信号呼出が発生
して解読器を経て呼出信号が発生して識別タグの書込
み内容内容を確認する。識別信号が一致すれば応答信号
となってアンテナ10aに返信され、フラットディス
プレィ7a上に表示されると共にサーバ6のデータベー
スと照合される。
【0034】データが正常であることが確認されると入
力装置7のフラットディスプレィ7a上に応答信号正常
を表示する。引率者はない様を確認して登録操作をする
とサーバ6のデータベースに登録される。図6に迷子が携
帯する識別タグの検索方法を示す。検索方法としては、
演算器8aのフラットディスプレィ20で引率者が予め
登録してあるパスワードを入力すると迷子検索ページが
表示される。識別タグ携帯者の氏名等の検索条件データ
を入力するとサーバ6より検索条件データに合致する識
別データを抽出して演算器8aのフラットディスプレィ
20上に表示する。
【0035】引率者5nが表示内容を確認して検索開始
を入力するとサーバ6より検索信号を発信して伝送制御
器12dより伝送路15a…15nを経由して伝送制御
器12a…12c、12e…12nに入力される。各伝
送制御器12a…12c、12e…12nでは検索信号
として各々の演算器8a…8nを経由して解読器9b…
9nへ入力する。
【0036】解読器9b、9cはアンテナ10b、10
cに識別タグ呼び出し識別信号をサイクリックに発生す
る。アンテナ10b、10cよりマイクロ波の呼び出し
識別信号が識別タグ11nに届くと呼び出し信号の
識別信号と同じであればマイクロ波の応答信号が識別
タグ11nより返信されアンテナ10b、10cで検出
する。解読器9b、9cで識別信号を解読して演算器8
a、8bに入力する。演算器8a、8Bでは、アンテナ
10b、10cのアドレス信号を付加してサーバ6に発
信して、サーバ6で応答信号を受信したアンテナのアド
レス位置を集計する。サーバ6での集計結果を演算器8
aに送って、フラットディスプレィ20上に応答信号受
信アンテナ位置表示を行う。
【0037】本実施の形態によれば、迷子が発生した場
合にパトロール員や案内所を煩わすこと無く引率者が身
近の端末器を使用して瞬時に迷子の現在位置を把握でき
る。引率者との行違い等が無くなり、迷子の身柄確認が
短時間に行う事ができる。
【0038】特に、施設入場時に、識別タグに所持者固
有の識別データを入力しておくようにしたことから、識
別タグ所持者が迷子になった場合、識別タグから検出さ
れるデータから所持者を特定することができるようにな
った。この結果、早期に迷子等を発見することができ
る。また、特定の識別タグを所持している迷子等が、出
口ゲートから退場しようとした場合、強制的にこの退場
を阻止することが可能となり、不用意に施設外へ出たこ
とによる種々の危険を回避することが可能となった。
【0039】次に本発明の第2の実施の形態の現在位置
情報検知システムを図7を参照して説明する。図7(a)
において入力装置7のフラットディスプレィ7aより引
率者がパスワードを入力するとサーバ6から該当データ
が呼出され、フラットディスプレィ7aに表示する。引
率者が必要とするデータである事を確認して出場不許可
を出場許可に書換えると解読器9aよりアンテナ10aか
ら引率者の保護対象者に持たせている識別タグ11a−
2に書換え信号が発信されて識別タグ11n−2内デ
ータの出場不許可を出場許可に書換える。
【0040】入力装置7の書換え確認要求により解読器
9aからアンテナ10a経由で呼出し信号が識別タグ
11n−2へ発信され、応答信号がアンテナ19nに
返信され、解読器9aを経由して識別タグ11n−2の
データが図7(b)のように出場許可になっていること
を確認する。データが正しければ、サーバ6に改定内容
を登録する。出口ゲート53の近傍に設置されている出
場判定器14は伝送制御器21、演算器22、解読器2
3より構成されており、アンテナ10n−1と信号の授
受を行っている。
【0041】演算器22より常時全ての識別タグを呼出
要求信号の発信を、解読器22に要求して解読器23か
らアンテナ10n−1経由で全ての識別タグ呼出し信号
が発信される。ゲート53に識別タグ11n−1が接
近すると識別タグ呼出し信号に反応して応答信号が
アンテナ10n−1に返信される。解読器23経由で演
算器22の出場判定要求信号を付加して伝送器21より
サーバ6に送り、データベースに該当識別信号に出場許
可があるか照合する。出場許可があれば伝送器12d、
21、13経由で出場ゲート制御器13の駆動機25に
伝送して駆動機25で出場ゲート53を回転させて、該
当者の出場を許可する。
【0042】以上のような構成の第2の実施形態の来場
者の現在位置情報検知システムの動作を次に説明する。
出場希望の引率者が保護者の識別タグ11n−2のデー
タを入力装置7のフラットディスプレィ7aで出場不許
可を出場許可に変更する。変更された識別タグ11n−
1が出場ゲート53に接近するとアンテナ10n−1か
らの呼出信号により識別タグ11n−1のデータを応
答信号として返信して、演算器22がサーバ6に該当
データを確認する。
【0043】出場許可のデータになっていたら、出場ゲ
ト制御器13に信号を発信して、駆動機25で出場ゲー
トを回転させて出場を許可する。接近した識別タグ11
n−1が出場不許可のままであれば、サーバ6では出場
を許可しないので、出場ゲート制御器13に信号を発信
しないので出場ゲート53が回転しないので出場できな
い。
【0044】本実施の形態によれば、引率者が出場許可
をしない迷子が勝手に出場することはないので、迷子の
捜査範囲が限定されると共に誘拐等の犯罪より防止でき
るので迷子の安全が確保される。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、遊園地,百貨店,大規
模ショッピングセンター、イベント会場等における迷子
の位置情報確認が迅速に行うことができると共に、引率
者が許可した人しか出場できないので、迷子の安全が確
保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するシステム構
成図。
【図2】本発明の実施形態で使用される識別タグの動作
説明図。
【図3】本発明の実施形態で使用される識別タグへのデ
ータ書き込みを説明する構成図。
【図4】本発明の実施形態で使用される識別タグのデー
タ呼出と照合を説明する構成図。
【図5】本発明の実施形態で使用される識別タグへのデ
ータ書込み動作を説明するフローチャート。
【図6】本発明の実施形態で使用される識別タグのデー
タ呼出と照合動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施形態を説明するためのシステ
ム構成図。
【図8】従来の迷子案内システムを説明するためのシス
テム構成図。
【符号の説明】
1…識別タグ販売所 2…料金投入口 3、11a〜11n…識別タグ 4a〜4n…引率者 5a…幼児等 5n…迷子 6…サーバ 7…入力装置 8a〜8n…演算器 9a〜9n…解読器 10a〜10n…アンテナ 12a〜12n…伝送制御器 13…出場ゲート制御器 14…出場判定器 15a〜15n…伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 K // G01C 21/00 G01C 21/00 Z Fターム(参考) 2F029 AA07 AB13 AC02 AC06 AC08 AC09 AC17 5C084 AA02 AA08 BB02 CC20 CC34 DD07 EE01 EE02 EE10 FF02 5C087 AA02 AA03 AA09 AA24 BB18 BB65 BB74 DD03 DD06 DD49 EE05 EE06 EE08 5H180 AA22 BB04 BB05 BB12 FF33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口ゲート並びに出口ゲートが設けられ
    ている施設への来場者が所持する識別タグにこの識別タ
    グ所持者固有の識別データを入力する入力装置と、入力
    データを記録管理するデータ管理装置と、前記識別タグ
    のデータを検索する信号を発信しこの識別タグの応答信
    号を検知する検知装置と、検索データを入力して検索結
    果を表示する複数の検索装置と、前記入力装置、データ
    管理装置、検知装置、検索装置間で信号の授受を行なう
    ネットワーク等で接続して、前記検索装置からの検索デ
    ータに一致した識別タグの位置を表示することを特徴と
    する施設来場者の現在位置検出システム。
  2. 【請求項2】 前記施設の出口ゲートに検知装置を設
    け、この検知装置で検知した識別タグのデータが出場許
    可になっている入場者を対象に、前記出口ゲートを開放
    する如くしたことを特徴とする請求項1記載の施設来場
    者の現在位置検出システム
  3. 【請求項3】 前記施設の出口ゲートに検知装置を設
    け、この検知装置で検知した識別タグのデータが出場不
    許可となっている来場者の前記出口ゲートからの出場を
    禁止できるように、前記出口ゲートを閉止する如くした
    ことを特徴とする請求項1記載の施設来場者の現在位置
    検出システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009140264A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Takenaka Komuten Co Ltd 犯罪防止装置及び犯罪防止プログラム
JP2011076203A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Carecom Co Ltd 位置情報検出システム
US8678616B2 (en) 2009-07-21 2014-03-25 Abl Ip Holding Llc LED luminaire for display cases
JPWO2016020960A1 (ja) * 2014-08-04 2017-04-27 株式会社ベイビッグ 位置検知システム及び位置検知方法

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