JP2004038132A - 高密度光配線盤および配線盤におけるジャンパ接続方法 - Google Patents

高密度光配線盤および配線盤におけるジャンパ接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】嵩を低くし、全体の寸法を小さくし、通信の干渉を防止する。
【解決手段】配線ラック11A,11Bの前面に配列されたソケットによって形成される接続部材に光ファイバリンクが接続され、光ファイバジャンパJで接続部材間をリンクする配線盤に、セットツール33が配置されている。セットツールは、ジャンパに使用されるコイル状の光ファイバを内蔵し、プラグをジャンパの一方の端部に取り付けて第1のソケットにプラグを接続し、第1のソケットから第2のソケットまでジャンパを引き出して延伸し、引き出したジャンパの長さを調整して切断し、その端部にプラグを取り付けてプラグを第2のソケットに接続する。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光配線盤、特に、多数のファイバリンクからなる通信網設備における光ファイバリンク間における選択的な相互接続が可能な光配線盤に関する。更に、この発明は、高密度の相互接続ポイントを有する光配線盤において、相互接続としてファイバ間のジャンパ接続を行う方法に関している。
【0002】
【従来の技術】
米国特許5,497,444に、通信網設備において使用される光配線盤の一例が開示されている。図1に示すように、矩形型配線盤1には、その上にモジュール3が配列される水平支持部材2の列が搭載されている。水平支持部材に配列されるモジュールが、2つの並列した垂直サブアセンブリを構成している。各モジュールは、複数個のコネクタを収容するように設計されており、各コネクタは、2つのファイバを相互接続するのに使用され、2つのファイバのうち1つは、ジャンパとして使用される。
【0003】
この種の2つのファイバの相互接続は、2つの接続部材によって実施される。接続部材の各々は、ファイバの端部に取り付けらており、コネクタで互いに向かいあって配置される。ジャンパとして機能する光ファイバの接続部材は、配線盤におけるコネクタの前面に配置され、相互接続される他方のファイバの接続部材は、コネクタの背後に置かれる。コネクタ間のジャンパの通路を形成するために、支持及びガイド部材が備えられており、将来の再構成の要求を可能にしている。図1に、これらの部材が、スプリットリング4と樋部5によって表示されている。
【0004】
整然性と安全性の理由から、ジャンパは、水平の樋部に、また特にモジュールの水平方向の支持材と組み合わせられた樋部に、水平または、垂直のどちらかに沿って、這わされる。即ち、配線盤の各幅方向の端部で、垂直方向のガイドを意味するスプリットリング内に這わされている。
【0005】
標準化の理由から、通常、工場で生産される光ジャンパは、一般に、配線盤の最も遠く離れている接続部材間を接続するのに充分な長さとなっている。そのため、遠く離れていない接続部材間を接続するジャンパは、配線盤内にその余分な長さを収納するために螺旋状に巻かなければならない。これらのジャンパは、たとえば、垂直のガイド内またはその近傍に収納される。それゆえに、このための特別の設備を準備しなければならない。
【0006】
この種の解決策は、当初、電線からなるジャンパに対して開発されたが、製造される配線盤が、たとえば、1万個以上の非常に多数の光ジャンパのフィッティングを伴う大容量で高密度であると、脆弱であり、それゆえ、特に、再構築する際に、損傷から保護しなければならないので、満足のいくようなものではない。従って、フィットされるジャンパの数が上述した規模であり、その結果、接続部材が高密度である環境において余剰長さの管理および手動による割り込みの管理が広く行なわれるとき、フランス特許No.2648300に示すような、ジャンパのフィッティングの自動的手段を提供することが好ましい。
【0007】
米国特許No.6,157,766に、光ファイバからなるジャンパによって、通信網設備内において光ファイバリンクを選択的に相互接続するための高密度光配線盤が開示されている。
この配線盤は、接続エリアが横方向である、お互いに向き合った2つの垂直ラックからなっており、ジャンパを収容するためのエリアによって相互に分離されており、ジャンパが各ラックの接続エリアを接続している。接続エリアは、下部側方の水平シャフトの回りを回転することができる。
【発明が解決しようとする課題】
上述した配線盤は、嵩高いという重要な技術的問題点を有している。
先ず第1に、ジャンパは所定の長さに予め切断され、(図示しない)マガジン内に貯蔵されなければならない。このようなマガジンは、配線盤と実質的に同じ大きさを有している。
次に、ジャンパが所定の長さと許容される彎曲を備えている故に、それを収容するエリアは相対的に広くないと行けない。従って、上述した形式の配線盤の全体の寸法が更に増加する。
他の技術的問題点は、接続エリアが移動可能であり、従って、接続間に光ファイバが動く。その結果、通信に干渉が起きる可能性がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した問題点を解決するためにこの発明はなされたものであり、この発明の光配線盤は、通信網設備内における、光ファイバからなるジャンパによって選択的に光ファイバリンクを相互接続するための高密度光配線盤であって、前記光配線盤は、ソケット(6)を備えており、前記ソケットは2次元マトリックス構造における平行な支持部材上に列状に配置され、リンクのための個々の接続部材(8)が設けられ、そして、更に、ソケットの個々の接続部材は、ジャンパの端部が備わる補完的な接続部材と協同するように設計され、前記補完的な接続部材は、ソケットの前面に配置され、前記配線盤は、1以上の配線ラック(11A,11B)を備え、前記ラックの一方の側には、ジャンパが動くエリア(12)が設けられ、ジャンパは、各端部においてプラグイン接続部材(8’)に取り付けられ、支持部材に搭載されたソケットの個々の接合部材を、他の支持部材に搭載された他のソケットの個々の接合部材に接続し、前記配線盤は、下記を特徴とする:ソケットの前記支持部材は、前記配線ラック(11A,11B)の前面に搭載され、交差接続の前記エリア(12)は、前方に向かって開放されて、ロボット化された特別なセットツール(33)によってなされるジャンパ接続を行う処理間ジャンパを収容し、前記特別なセットツールは、ソケットに対して、下記の通り動作し、移動し、配置することができる:
プラグを、ジャンパを形成するために使用されるコイル状の光ジャンパの一方の端部に取り付け;
ラックのソケットの個別の第1接合部材に前記プラグを配置し;
引き出したジャンパを、個別の第1接合部材から交差接続エリアを通って他のソケットの個別の第2接合部材まで適合させ;
引き出したジャンパの長さを調整して切断し、コイル状のジャンパから分離した部分とし;
引き伸ばしたジャンパ部分の切断された端部に、プラグを嵌め込み;そして
端部に新しく取り付けられたプラグを、第2接続部材に配置する。
【0009】
この発明の配線盤のジャンパ接続方法は、配線盤のジャンパ接続を行う方法であって、光ファイバからなるジャンパによって、通信網設備において光ファイバリンクを選択的に相互接続することができ、前記配線盤はソケットを備え、前記ソケットは、2次元マトリックス構造を形成する1以上の配線ラック(11A,11B)の前面に平行な支持部材の上に列状に配列され、前記ソケットには、リンクのための個々の接続部材が設けられ、ソケットの各接続部材は、ジャンパの端部が取り付けられている補完的プラグイン接続部材と連携するように設計されており、前記補完的プラグイン接続部材は、前記ソケットの前面に配置されている、配線盤のジャンパ接続方法である。
【0010】
更に、この発明の配線盤のジャンパ接続方法において、配線盤の異なるソケットに属する2つの接続部材間に、ロボット化された特別なセットツール(33)によって、ジャンパが配置され、前記セットツールは、下記操作を行うことを特徴とする、配線盤のジャンパ接続方法である:
ジャンパを形成するために使用されるコイル状の格納された光ジャンパの一方の端部にプラグを取り付け;
ラックの所定のソケットの個別の第1接続部材に、前記プラグを配置し;
第1接続部材から引き出したジャンパを他のソケットの第2接続部材に合わせ;
引き出したジャンパの長さを調整して、切断し、コイル状の格納されたジャンパから分離し;
引き出したジャンパの一方の端部にプラグを取り付け;
新たに取り付けられたプラグを第2接続部材に配置する。
【0011】
更に、この発明の配線盤のジャンパ接続方法において、ジャンパの取り外しが下記操作によって行われる:
引き抜かれるプラグが位置する個別の接続部材にプラグハンドリングツールを配置した後、プラグハンドリングツールによって、取り外されるジャンパのプラグの1つを引き抜き;
配置されたジャンパの端部から引き抜かれたプラグを、プラグハンドリングツールによって、端部の近傍においてジャンパを分断して分離し;
引き抜かれる第2プラグが位置する個別の接続部材にプラグハンドリングツールを配置した後、プラグハンドリングツールによって、取り外されるジャンパから第2プラグを引き抜き;そして
前記第2プラグから把持されたファイバを引っ張って、延伸され交差接続エリアから外れる通路に沿ってスライドさせる動きによって、ファイバを抽出する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は、前もって組み立てることができる多数端末光ソケット6の1例を示す。この例では、ジャンパは1本の光ファイバからなっているが、ソケットは、通常、設備の同一配線ケーブルまたは搬送ケーブルから入ってくる光ファイバFの数に対応する所定の数のジャンパJを個別に接続するように設けられている。
【0013】
接続されるジャンパとファイバは、個別の補完的な接続部材に嵌め込まれる。ここで示されている実施態様においては、ジャンパは、図2に示すジャンパJの端部に嵌め込まれる直線状の中空プラグ8’のような、個別のオスのプラグを備えている。一方、これらのプラグが接続されなければならないファイバは、補完的な接続部材8にはめこまれる。その補完的な接続部材8は、ここでは、縦に配列されており、図2に示されているように、ソケットの前面9上に開口を備えている。
【0014】
例えば、ソケットは、同一グループ7(例えば8本のファイバからなっている)のそれぞれグループを構成する要素である光ファイバと接続される。各接続部材8は、例えば、一方で、ケーブルからの1本のファイバを受け入れ、他方で、ジャンパファイバを端部とするプラグを受け入れるような状態で使用される。これによって、2つのファイバは、それぞれの端部と端部が接続されて配置される。
【0015】
接続プラグは、例えば、中空プラグであり、ジャンパファイバが長さ方向に通過するように設計されている。ファイバは、プラグ内を通過して、プラグのプラグイン端部で終端して、固定される。ファイバは、例えば、かしめ(クリンプ)て固定される。プラグインの端部は、周知技術の方法で、補完的な接続部材8内に形成された貫通孔内に配置され、好ましくは、この部材内の所定位置に弾力的に保持されることができる。この発明の好ましい実施態様において、各ソケットは、1以上(望ましくは、2個)の位置マーク0,0’を有しており、2つの垂直に並んだ穴から成り立っていて、ソケットの前面が垂直基準面となる。
【0016】
本発明による配線盤に鑑みて、当然、上記に述べたものと異なるジャンパの使用を考慮することは可能である。例えば、ジャンパは、複数のファイバ、緩めの又は固めの絶縁材を有するファイバ、又は、リボン状の多ファイバであってもよい。その場合、ジャンパに適したプラグとソケットが提供される。これらについては、当業者に周知であり、ここでは詳しくは述べない。
【0017】
説明を簡単にするために、以下に説明する個々のジャンパは、一本の光ファイバからなっている。しかしながら、本発明は、ジャンパを提供する方法と、上記に示したジャンパと異なるタイプのジャンパを使用することができる配線盤に関するものであることは理解すべきである。
【0018】
図3と図4は、通信網設備において使用される、これに限定されない、この発明の光配線盤の1つの例を示す。本発明の光配線盤は、大容量、高密度の接続部材又は接続端を有しており、1以上の配列された配線ラック、ここでは、2つのラック11Aと11Bを含み、各ラックは、上述したように、ソケット群を備えている。これらのソケットは、配線盤で終端(端末部が位置すること)される配線又は通信ケーブルの光ファイバを選択的に相互接続するためのものであり、その相互接続は、ジャンパによって行われ、ジャンパの端部は、ソケットの接続部材と互換性のあるプラグにはめ込まれる。
【0019】
ここに示した例では、2つのラック11Aと11Bは、1つのラックのソケットと他のラックのソケットとを接続するジャンパを配置する交差接続エリア12によって、互いに分離しており、ラックは、通常、1つは、出力リンク、他方を入力リンクに当てられる。2つ以上のラックがある場合でも、ジャンパを、2つのラック間の単一の交差エリアに配置し、あるいは、配線エリアに配置することは可能である。必要ならば、各エリアは、2つのラックの間に存在させることも可能である。さらに、1つのラックのみからなる配線盤において、ラックの1つの側又は両側に垂直方向に、ジャンパを配置する交差エリアを提供することも可能である。
【0020】
ソケットは、図2に示すようなもので、列状に組み立てられ、マトリックス構造となるように組み立てられる。その前面は、同一平面上にあるのが望ましい。マーカー手段は、配線盤の全てのソケットからなる集合体における各ソケットの位置、及び、ソケットの1つに属し個々の接続部材に対応する各接続点の位置を示すものである。
【0021】
また、図3に示すように、ソケットは、平行した水平の列状に配列される。例に示すように、ソケットを収納するラックに従って、同等の参照符10A又は10Bが付けられている1つ以上のラックがある場合には、1つのラックから他のラックに配列されることが好ましい。ソケット6は、各ラックの前面にある水平な部分上に搭載される。図3では、これらの2つ部分13A及び13Bには、ソケットは、図示していない。ソケットの平行した列は、隣接するラック間に位置する交差エリア12でとぎれる。
【0022】
配線盤のソケットの位置をマークする手段は、例えば、ソケットが搭載される水平部分上に、あるいは、これらの部分と固定して組み合わされる配線盤の部材、例えば、これらの部分と個々に組み合わされた水平な樋部上に、ソケットの配置のピッチで規則的に一定の間隔にあけられた穴からなる。マーク部材は、例えば、図5の部分13B又は樋部16Bに示すように、これらの部分又は樋部に規則的な間隔で形成される穴67からなっている。また、マーク手段は、それらの部分又は樋部に沿って規則的に形成された刻み目(ノッチ)でもよい。更に、例えば、光パターンやバーコードのような光マークからなっていてもよい。
【0023】
種々の配線ケーブル及び通信ケーブルからファイバをソケット6に接続するには、接続及び配線モジュールに組み込まれる専用のハードウェア部材を使用する。これらのモジュールは、カセットの形状をしており、それぞれのカセットは、ここでは、アームの形状をとっている個々の支持部材とそれぞれ接続される。これらのモジュールは、各ラックの内部に収納され、搭載されるソケットは、ラック前面の同一平面上に配置するようにしている。ラックの内容積は、配線盤の支持部材及び接続部材として機能する梁、例えば、ラック11Aと11Bの垂直の梁14と水平の梁15(図3及び図4を参照)のフレームワークによって境界が示される。ここで説明した実施例では、ソケット列を支持する部材13Aと13Bは、ソケットを含むラックの前面の周囲の垂直の梁14に固定される。水平の樋部は、ソケットの各列と結合されており、図3のそれぞれの列の樋部は、樋部が据え付けられているラック11A又は11Bに従って、同様に参照符号16Aまたは16Bが付されている。
【0024】
各樋部16A又は16Bは、ソケット6の接続部材8に接続されるジャンパからな光ファイバを収納するもので、そのソケット6の収納部分は、1つの樋部16Bに対して、図5に示すように、直接、樋部上部に設置されている。ジャンパ・ガイド部材17は、ソケットを支持する支持部分に固定され、各水平樋部の上部にあるソケット6の接続部材8の区分に沿って、先端から底部までを網羅する。これらのガイド部材は、ジャンパを支えている樋部と、その樋部の直接上部に位置するソケットの1つの区分の間に各ジャンパを導くようになっている。
【0025】
ジャンパ・ガイド部材17は、樋部に容易にジャンパを設置するように設計されている。また、長さと張力を調整し、近くのジャンパと交差することがないように設計されている。ジャンパ・ガイド部材は、ファイバを導くためにわずかに曲がっており、ファイバは、水平の樋部上にあるジャンパ・ガイド部材に入り、実施例に示す配線盤の中央に位置する交差接続エリア12に向う。ラック11A及び11Bに示すように2つの隣接したラック間に設けられている交差接続エリア12は、備え付けられることができる全てのジャンパが通過するような大きさを有しており、各ジャンパは、1つのラックにあるソケット6の1つの接続部材8に他のラックのソケットの接続部材8を接続する。このようにすることによって、それぞれの部材の位置、すなわち、接続部材を組み込んでいるソケット及びラックのソケットと結合するトラスの位置とは無関係に、接続部材間をジャンパにより接続することが可能である。
【0026】
2つのラックにおいて、異なった高さの位置にあるソケットの要素である2つの接続部材が、ジャンパによって接続される場合、ジャンパは、ソケットの1つに供するトラスの垂直レベルから交差接続エリア12の他のソケットに供するトラスの垂直レベルに導設される。交差接続エリア12を横切るジャンパを維持し、保護するために、ガイド18A,18Bに示すような通常ガイドによって、ジャンパは、エリア12内の特定の位置に保持される。通常ガイドは、隣接したラックに搭載された細長い突起部を形成し、交差接続エリア12を部分的に塞ぐ伸長部材である。図3に示す実施例の場合、この伸長部材は、このエリアにファイバを通すために、中心に垂直の通路を設けている。
【0027】
ここで、通常ガイドは、ペアで構成されており、2つの隣接したラック間の交差接続エリアのそれぞれ同一の垂直の高さのレベルに向かい合って、2つの隣接したラックに搭載されている。図5に示す実施例では、2つの通常ガイドは、樋部16Bの前縁に配置されている。これらのガイドは、交差エリア内にジャンパを保持し、それぞれの高さレベルから垂直方向に走らせ、それぞれのラックが一直線に並べた樋部を通して通過するように設計されている。配線盤のフレームワークの梁に搭載されている囲いプレートによって、図3に示すように、交差接続エリア12は、通常ガイドの後方に限定される。
【0028】
図16により明確に示す好ましい態様において、例えば通常ガイド18Aを形成するように、通常ガイドを形成するアームは、ジャンパ接続を行うフェーズ間にジャンパの適切な結合を容易にし、結合後はその位置を維持するように設計されている。この目的を達成するために、ジャンパは、縦長形状の部材70Aに接触する。部材70Aは、通常ガイドに形成され、ラック間に設けられた交叉接続エリア内に向かって位置している。
【0029】
縦長形状の部材70Aは、インストレーションフェーズ間にジャンパを後方に向かって瞬間的に押し戻す働きをする。樋部、即ち、交差接続エリアに突き出ている、図16に示す樋部16Aの1つの端部と、この樋部と結合する通常ガイド18Aとの間は、ガイドストランド71Aによって連続性が維持される。ガイドストランド71Aは、交差接続エリア12において、樋部16Aと結合する通常ガイド18Aへ、樋部からのジャンパを誘導する。各ガイドストランドは、樋部の入口においてジャンパを、恒久的に支持する。
【0030】
上記に述べたように、本実施例では、ソケット6は、図5に部分的に図示している支持アーム19と19’のような水平部分に並んで固定されている支持アームに搭載されている。これらの支持アームの1つを図6に詳細に示す。これらの各支持アームは、その一端にソケットを取り付けすることができる収納領域を備えており、図5に示すように、アーム19及び19’の場合において、ソケットを支持する水平部分に固定される。セクション13A,13Bは、図5の上部の2つセクション13Bに示すリブ20によって表されるように、アームの位置決めを可能にするものとなっている。それゆえに、ソケットの位置決めをも可能となる。
【0031】
図6,7にアーム19の一実施例を示すが、上記に示したように、アーム19は、正確に位置決めされるソケット6を取り付けるために、第一の終端の中央にある収納部21を有することで、ソケット接続部材の前面と仕切り領域が事前に位置決めされることになる。異なるソケットの接続部材間のジャンパ接続のオートメーション化を行うとすれば、ジャンパのプラグを挿入する接続部材8の溝の中に、ジャンパを終端するプラグを位置決めする部材を設ける必要がある。
【0032】
提案した実施例では、この部材は、支持アームの先端に備えらており、その支持アームは、中央に収納部21を有する。この部材は、プラグを挿入すべき接続部材の区切り部分8の前面にプラグが位置するようにプラグに備えられた相補部材と働き合うものである。ここに述べる実施例では、その部材は、支持アームの終端に備えられており、中空の形状となっており、相手の固形形状の部材と適合する。これらの中空の形状は、配線盤において事前に定められた位置にある接続部材の溝に、その事前に定められた接続位置にあるプラグを挿入するために必要な位置決め精度を達成させるように選ばれる。
【0033】
第一の実施例では、支持アームの終端に備える部材は、各アームの第一の終端にある筒状の穴22Aを形成し、それぞれ穴は、特定の方向性を有するスロット22によって側面方向に沿って拡張される。ソケット6は、特定の位置にあるアームに固定され、その位置は、アーム内に備えられた偏向プリズム22Cにより確認される。そして、偏向プリズム22Cは、ソケット6の位置決めマークを構成する穴0又は0’の1つに貫通するようになっている。この場合、ソケットがアーム内に、与えられた位置に設定されており、使用すべき穴は、事前に決定されている。
【0034】
実施例に示すように、支持アーム19の第一の先端に、ソケット6のために備えられている収納部21の開口部の周辺に配置された4つの筒状の穴22Aが存在する。穴22Aは、2つ一組になって、スロット22Bによって接続される。このスロットは、4つとも共通であり、図に示すようにアームに収納されるソケット6の接続部材8の収納部の調整軸に平行して向いている。センタリングロッドは、筒状であることが望ましく、その場合、その直径は、穴22Aの直径に対応しており、プラグを位置決めする相補固形状の部材としての役割を果たす。このセンタリングロッドは、図示していないが、突き出した部分によって、側面方向に伸長されている。これを搭載するセンタリングロッドが穴22A内にある場合に、その突き出した部分の寸法は、この部分が位置するスロット22Bの寸法に対応しており、センタリングロッドは、それが備えている突き出した部分の位置に関して、正確な指示を与える。ここで、各支持アームに対して、4つの円筒状の穴22Aと4つのスロット22Bがある。
【0035】
第2の実施例では、プラグ位置決め装置は、支持アーム19の収納部21の開口部分の周辺に配置された筒状の穴22Aの1つに対して、正確に配置されることができる。この目的のために、この位置決め装置は、配線盤における事前に決定された位置に、機械的に配置されるか、正確に言えば、配線盤のラックの1つに正確に位置決めされるソケット6の接続部材8に対して、事前に決定された位置に、機械的に配置される。また、このとき、プラグ位置決め装置のセンタリングロッドを筒状の穴22Aに貫通させることは、特定のソケット6の特定の接続部材8の溝にプラグを挿入するため使用されるプラグ位置決め装置の工具を事前に位置付けするのに役立つことができる。この工具は、プラグが、挿入時において収納及び横方向の移動に対する相対的自由度に対する容易性を備えるように、設計されている。例えば、この容易性は、1つ以上のスプリングによって提供され、前記工具は、該工具を搭載するこのプラグ位置決め装置に固定されている。
【0036】
ここで、示した実施例では、支持アームは、図6,7に示すように、長さ方向に沿って中間点あるいは、ほぼ中間点で、2つの軸上で、反対方向に2回曲がっている。このように、その2つの終端は、お互いについてずれており、この配置によって、図5に示すように、アーム19,19’、すなわち、ソケット及び配線盤のジャンパを構成するファイバを渦巻き状に巻くカセット23を配線盤内に高密度に搭載することを可能にする。
【0037】
好ましい実施例では、アームの第一の終端は、ラックにおける2つの隣接する支持部と協働し合い、この2つの支持部の間に、上記第一終端は、プラグインする。この目的のために、第一の終端は、その支持部上に同一の水平レベルにあるリブ20に向かってスライドして適合する2つの位置決めスロット25を備えている。図6,7にスロットが示されており、図5にリブが示されている。
【0038】
アームの第二の終端は、アームが配線盤に定位置にある場合に、水平面上に結合される側面シャフトを有する関節部材26を備えている。関節部材26は、簡単に上記に述べたように、カセットを支持する支持材としての役目を果たすが、この目的を達成するために、図8で理解できるように、カセットは、一種のシャフトクリップの相補関節部材を備えている。
【0039】
アームの2つの終端を結ぶ2重ベンド構造は、1つの終端にソケット6の収納部20と、関節部材のシャフト26を搭載しているU字型の底辺部の伸長部とで終端するU字型の側面通路で区切る中空体を形成している。この側面の通路は、ソケット6の接続部材をカセットに接続するグループ7のファイバのために備えられている。ここで、1つの脇面部分から他の脇面部分に向かって、交互におおいの部分が突き出る2つ脇面から、おおいの部分27が通路の底辺部の上部に広がるように構成する迷路部が備えられており、ファイバを挿入後に、この側面の通路にファイバを閉じ込めることができる。
【0040】
好ましい実施例として、アームが位置決めされているセクション13Bに平行する方向において、アームの終端、ここでは、その前面の寸法は、アームの他の部分及び同じ方向にあるカセットの幅Lの2倍となるように設計されている。この取り計らいは、ソケットの搭載密度を改善することを意味し、2つの直に隣接する列に配置されるソケット6が、搭載される支持アームの配置構造にふさわしい交互構造を与えるものである。この場合、これらの列のソケットは、これらの列の間に挿入される同一のセクション13A又は13Bの上部と下部に固定される。一方、対応するそれぞれ関節部材26を備えるアームは、アームに搭載されているソケットが、配線盤の定位置にある場合に、それらのソケットの上部及び下部に交互に配置される。また、実施例に示すように、この交互の配置は、結果として、直に隣接する2つの列のソケットに関して、それぞれ1つおきの支持アームの通路と関節部材の向きを変えることとなる。同一セクションのどちらか一方の側に搭載されているアームの各関節シャフト26は、すべて一列に配置され、互いにペアで合い面している。
【0041】
図8に、ファイバを束にするためのカセット23の好ましい実施例を示す。通常、カセットは、絶縁物でモールドされており、中間の横断面XXに対して、対称形である平な底面を有する囲いのないモジュールである。カセットが、配線盤内の定位置にある場合、このモジュールに押されている同一又は似たモジュールの底辺部によって、このモジュールは、閉じ込められる。提案したカセットは、ほぼ矩形をなしており、その長辺の1つに、2つの対称形の円形コーナーと、他方の長辺上に、中間の横断面XXに対して、対称であって、2つの突き出ているシャフトクリップ28、28’を有している。その全体の厚みは、上述したアームの幅Lに等しい。また、支持部分に沿い、同じ長さの距離ごとに、1つおきに支持する支持アームの数、すなわち、アームによって搭載されるソケットの数に相当するカセットを積み重ねることが可能である。ここでいうソケットとは、図5に示すように、交互にその支持部分の上と下にあるソケットである。
【0042】
カセットのクリップ28,28’は、アームとカセットを一緒に固定するために、支持アーム19上にある関節シャフト部材26に止めるようにしたものである。各々対称性を有するC型形状クリップは、関節シャフト部材26を支持アームの周りに弾力的に挟むようになっており、結果として、シャフトの周りに、カセットが回転することができ、また、カセットを引っ張ることで、支持アームからカセットを取りはずことができる。カセットの各終端にクリップ28,28’を設けることは、本質的ではないが、全てのカセットの開口面側が、同一に選択された方向に向くように調整することができる利点がある。このとき、1つの方向は、配列されている1つのシャフトに、はめ込まれる各それぞれのクリップ28によって搭載されるカセットにより定義付けられる。一方、他の方向は、カセットが、配列されている1つのシャフトに、はめ込まれる各それぞれのクリップ28’を有した場合に定義付けられる。
【0043】
図5に示す実施例では、カセットは、それぞれのクリップ28により、支持アーム19,19’に関節接続され、その底面は、次のカセットの開口面を塞ぐ。配列されたカセットは、一つおきに支持アーム19によって搭載され、図5には示されてないが、その支持アームのそれぞれの関節部材26は、配線盤において、アームが搭載するソケット6の下部に位置される。一方、その他のカセットの支持アーム19’におけるその各関節部材26は、アームが搭載するソケット6の上部に位置される。どちらのカセットも、そのどちらかの短辺側に搭載されているクリップにより関節接続され、支持アーム上に収納される。この場合、アームの関節部材は、ソケット6の上部にあって、アームは、配線盤において、定位置にある。
【0044】
その代わりになるものとして、カセットは、関節接続される支持アームの関節部材に近くの湾曲部の窪みに支えられ、そのアームは、組み込むソケット6の下に、その関節部材を備えている。この場合、カセットは、配線盤に定位置にある。アームが配線盤の定位置にあり、カセットが、アームと組み合わされている場合に、協働し合わなければならない支持アームの構成要素部及びカセットに対して選ぶべき寸法は、カセットを搭載する支持アームが、上記に定義したように、交互に配列に従って、配列されるがゆえに、1つの列のカセットが、同一の方法で組み込まれるように選択される。
【0045】
なお、この技術は、周知の技術である。カセットを配線盤に固定される支持アームに関節接続することによって、直線状に並んでいる2つの他のカセットの間に挿入される通常の位置に対応する位置と、上記カセットに作業するために便利な位置との間で、カセットを可動させることが可能となる。これらの2つの他のカセットは、上記カセットが関節接続されるアームとは異なるアームによって搭載されており、また、作業する際に、このカセットが通常、組み込まれている一連のカセットの中から事実上、全体的に引き出される。
【0046】
さらに、各カセット23は、光ファイバを螺旋状に巻き取る構成部材24を組み込んでいる(図8参照)。同一のカセットに対して、組み込まれる光ファイバには、分配ケーブル又は通信ケーブルから分配される1グループに属する光ファイバと、前記に述べた1グループのファイバを、カセットに関節接続する支持アームに搭載されるソケット6の個々の接続部材8に接続する仲介するファイバとが含まれる。カセット内の構造24は、カセットの底部から突き出る内部の壁で構成され、螺旋状にまかれる一定の長さの光ファイバが傷ついてしまうという危険性を防ぐように設置されるものである。なお、これは、周知の技術でもある。
【0047】
2つの分離した溝は、一群のファイバと中間に介在する接続ファイバがカセット内に入力できる構造となっている。実施例では、カセットは、中間の平面について対称であり、2つの溝29と30又は29’と30’は、カセットの短辺側及びクリップシャフト28又は28’のそれぞれ反対側上にあって、カセットの終端の側面に開口している。カセットが、支持アームに支持されるための手段であるシャフトクリップに近い通路のみが、使用される。
【0048】
カセットの溝29と29’は、1グループのファイバがカセット内に挿入することができるようにし、ここでは図示していないが、スプライス(接続具)の手段によって、上記各ファイバが、内部で中間介在する接続ファイバに接続される。
【0049】
カセット内にグループのファイバが挿入するための溝は、ファイバを固定する補助部材が備えられている。この補助固定部材は、例えば、仏
特許 2789497の図4に記載されている収納ブラケットであり、上記に述べたように、グループのファイバの全体又は1部を設置する少なくとも1つの保護中空被覆を固定するようにしたものである。
【0050】
溝30,30’は、支持アームのU型の通路内に収納された中間介在する接続ファイバが、シャフトクリップの1つによってそのアームに関節接続されるカセット23内に、挿入できるようにしたものであって、関節部材の軸の周りにカセットが回転するもかかわらず、撓んで、そのために折れるという危険性もなく、上記ファイバは、そのクリップに近い溝を通して、カセット23に挿入されることができる。ここで、この回転可能な範囲は、通常の位置と、カセットが関節接続されるアームの一部に接するカセットの一部によって固定される機械的な制限的回転位置との間である。
【0051】
提案する実施例において、カセット内で、内部接続される入出力ファイバと中間に介在する接続ファイバは、カセットの同一のシャフトクリップ28又は28’のそれぞれ反対側に確保されている通路29と30又は29’と30’を通して、入力される。中間に介在する接続ファイバが通過する溝30又は30’は、カセットが通常の位置にある場合、カセットが押し付けられている支持アームの関節部材26又は26’を搭載している拡張部に沿って広がるように配置されている。この目的のため、この拡張部は、関節部材の周辺に空きのスペースを設けており、カセットがマウントされているときに、このスペースを通して、ファイバは、通過することができる。
【0052】
グループファイバは、種々の部材で、中間に介在する接続ファイバと継ぐことが可能で、その部材として、通常、その外形が中空であり、ファイバ間の種々の繋ぎ部材を固定する弾力性のあるスタック状にした舌状部材31によって、通常、カセット内の定位置に保持される。なお、この技術は、周知のものである。カセット内に、収納されるファイバを固定するには、通常、カセットの部分を部分的に覆うように、底部に平行してカセットの壁から、突き出ている突起部材を確保することで補完される。
【0053】
図3に示すラック11A、11Bのように2つ以上のラックに置かれる1つ以上のソケット6は、ラックを備えている配線盤にジャンパ接続が行われる前に、最初に取り付けられる。配線盤のソケットの数が、特に多い場合に、専用ロボットであるツールセット33を使用して自動的にジャンパ接続を行うようになっており、この専用ロボット33は、配線盤のラック前面で移動することができ、ラックの前面に配置されるソケット6の各接続点に対して、ジャンパ接続を行い、この接続作業が進むにつれて、必要な操作ができるようになっている。
【0054】
ツールセット33は、ラック前面にあるソケットの全面により定義される基準面に平行した面に2次元上に移動する。例えば、垂直支持部材34上を並行移動することができ、垂直支持部材34自体は、水平方向に並進できる。それゆえ、このツールセットは、2次元上の平面を移動する手段を備える。この手段は、ここには示されてないが、プログラムによる制御ロジックによって駆動、制御され、配線盤の全体に対して、上記に述べたように、ジャンパ接続の構築及び修正の実施を管理することが可能である。垂直支持部材34の水平方向の動きは、例えば(図3,4参照)、配線盤の上部と下部にそれぞれ配置され、上記に定義された基準面に平行したレール35によって管理される。
【0055】
ジャンパ接続をするための自動化された特別なツールセット33は、図9に示す様に、矩形のフレームである金属フレームワーク44の中に収容されている。金属製フレームワークは、上述した条件下に、ソケットの前面が位置するラックの前面において移動可能なように、垂直に配置されている。
【0056】
ツールセットは、プログラムされた制御ロジックによって制御され、詳細はここで説明しないけれども、本質的に下記からなっている:
光ファイバジャンパの貯蔵として機能する、コイル45で代表的に表される格納/配送ツール;
ファイバエンドプラグを貯蔵する装置(図示されていない);
プラグをファイバの一端に搭載し、特にファイバの長さを調整し、切断するために必要な各種の操作を行うように設計された、プラグをファイバに接続するための多機能ツール36;
ジャンパ接続と連携する各種操作間に所定の方法でそれぞれファイバを配線し、そして、ファイバ特に一方の端部の近傍を締付保持(把持)して、前記一方端を予め定められた方法で方向を決め、配置する、下記の2つのサブアセンブリからなるファイバハンドリングツール:ファイバがそれを通って送達されるノズルに取り付けられた移動可能な配線ヘッド37を備えている第1のサブアセンブリ;垂直方向に移動可能、部分回転可能で、ファイバを締付保持し、空間内で位置を調整するために使用される第2サブアセンブリ;
特に、配線盤が有する接続部材にプラグ等が取り付けられたファイバを、ファイバの一方端に搭載されたプラグを接続部材に挿入することによって、接続する間に、プラグを締付保持し移動するプラグハンドリングツール39、プラグハンドリングツールは、先に取り付けられたジャンパファイバの回収時に行なわれる分離操作が可能なように設計されている。
【0057】
多機能ツール36は、例えば、フランス特許出願番号96/16188に開示されているように、特に、光ジャンパファイバの切断、被覆の除去のために設計されている。
特別なツールセット33において、プラグとファイバとの接続ツール36およびプラグハンドリングツール39は、フレームワーク44の底部に配置され、それぞれ、フレームワークの長手方向の2つの端部の一方の端部から中央部に向かって移動することができる。
【0058】
これらのツールは、例えば、異なる支持板によって移動し、2つの支持板(図示しない)は、図9に矢印で示す様に、長手方向の支持レールからなる共通の軌跡にそって移動する。
接続ツール36およびプラグハンドリングツール39の長手方向への移動によって、これらのツールが、フレームワーク44の中央部へ向かって接近し、中央部から離れることができ、中央部には、ファイバ−ハンドリングツールの2つのサブアセンブリが位置し、図9において、前後してみえる。
【0059】
配線ヘッド37が取り付けられるサブアセンブリは、キャリアアーム40を備えており、キャリアアームは、垂直および水平の2方向に移動可能な装置によって、フレームワーク33の中央上部に保持されている。水平方向の移動は、図の面に直交する方向に生じ、図9における配線ヘッド37の下に、先端および後端を示す。この面は、フレームワークの移動面に対応し、上述した基準面に平行である。キャリアアーム40の垂直方向の移動は、フレームワーク44に関して、移動可能な配線ヘッド37によって示されている。キャリアアームおよび配線ヘッドの2つの組合わされた移動は、図9において、移動可能なヘッドの右手側に垂直の矢印で示している。または、移動可能なヘッドは、静止キャリアアームに関して、移動可能である。これは、態様の変形であって、明細書中には詳細は記載されていない。
【0060】
配線ヘッド37は、支持アームに関して、部分的に回転可能に設計されている。これは、図9において、ヘッドの回りに曲線の矢印で示されている。
ツールセット33の場合に図3および4に示す様に、フレームワーク44が取り付けられ、そして、配線盤のラックに関して配置されるとき、支持アーム40および配線ヘッド37の移動は、基準面に関して、グリッパ38を備えたサブアセンブリの他の側で生じる。
【0061】
上述したように、ファイバ−ハンドリングツールの第2サブアセンブリは、ジャンパファイバを横方向に締付保持することができるように設計されたグリッパ38からなる装置を有している。グリッパは、支持部材41の下方端に位置して、上からファイバを挟み、ファイバの端部を自在にしている。グリッパ38は、サーボ制御手段によって制御され、セットツール33の使用間に、所定の制御プログラムに従ってファイバを締付、開放する。サーボ制御手段は、例えば、気体の制御タイプであって、適切なインタフェースを介して制御ロジックによって運用される。
【0062】
支持部材41は(図9に示されない)装置によって保持され、装置の上部が取り付けられているフレームワークに関して、グリッパ38の垂直方向の移動を可能にしている。グリッパ38は、図9における支持部材の上部に曲線の矢印で示されているように、サーボ制御された部分的な垂直軸の回りの回転を行うように設計されている。グリッパの垂直方向の移動は、グリッパ38の左手側の直線の矢印によって示される。部分的回転は、ファイバの向きを90℃変更するように設計されている。勿論、他の態様において、直接サーボ制御行動によって、または、グリッパが取り付けられている端部において支持部材41に影響を及ぼすサーボ制御行動によって、グリッパを回転および垂直方向の移動の両方を行うことも可能である。
【0063】
上述したように、プラグハンドリングツール39は、気体によるサーボ制御の支持板39Aに搭載されているので、フレームワークの下部において長軸方向に沿って移動することができる。この支持板は、例えば、プラグ位置決めツール42およびプラグ取り付けツール43を備えたサブアセンブリ39Bの上に搭載されている。これら2つのツールは、セットツール39によって形成されるアセンブリに関して、横方向に搭載され、ツール42は、ソケットに関して、セットツール特にプラグ保持ツール43を正確に位置決めするように設計されている。この正確な位置決めは、特に、プラグを接続部材に挿入し、または、プラグを接続部材から取り外すことができるように設計されている。
【0064】
このために、サブアセンブリ39Bが搭載され、セットツール39を示すブロックの右手側の上方に記述された矢の先端部および後端部、並びに、曲線の矢印で示すように、一方で、電気的にサーボ制御されて、支持板39Aの長軸方向の移動に関して、横切る方向に移動し、そして、他方で、垂直軸に関して回転移動する。サブアセンブリ39Bの垂直軸に関する回転移動は、ブロック、より正確には、ツール42およびツール43の方向を変更するように設計されている。特に、サブアセンブリの方向をπ/2だけ変更する。
【0065】
好ましい態様においては、サブアセンブリ39Bは、ベルマウントによって支持板39Aに固定されており、ベルは上端部に保持することができ、支持部の滑らかな移動というベルマウントの公知の利点が得られる。
位置き決めツール42は、水平に保持された一方の端部が例えば尖って形成されたロッド63を有しており、尖った端部が、配線盤に設けられた補助開口例えばノッチまたは孔型への取り付けを容易にする。これにより、配線盤が有するソケット、従ってそれぞれの接続部材が、物理的にマークされ、プラグがそれらの部材に挿入され、または、それらからの取り外しを可能にする。または、ソケットは、例えば上述したような光マーク手段によって、光的にマークされ、あるいは、適切な検出器、例えば、ダイオード型の光マーク検出器によって、光的にマークされてもよい。
【0066】
プラグ保持ツール43は、アームを有しており、その端部はプラグを水平、即ちストレートに維持し、ソケットが配線盤に位置するとき、接続部材へのプラグの挿入は水平に行われる。
1つの態様においては、アームの端部はプラグ保持グリッパ61を備えており、例えば、中央部において、プラグを挟み、保持するように設計されている。その結果、プラグの両端部は、開放された状態にある。プラグ保持ツールは、図9にツールの近傍に曲線の矢印で示すように、水平軸の周りに回転するように設計されている。
【0067】
フレームワークは、ジャンパファイバ格納/配送ツール、即ち、ジャンパファイバが巻かれているコイル45を備えている。この発明によると、2つの接続部材間でジャンパ接続を行うときに、コイルの一部を引き出すように設計されて、2つの接続部材の接合のための経路に従って、ジャンパを行うに当たって必要な長さのファイバを配送する。引き出されるファイバの長さは、2つの接続部材の接続に必要なジャンパの長さに対応しており、ファイバには、テンションがかからない状態である。要請に従って調整される所定の余剰長さは、適切な半径のファイバ曲げが得られるように設定され、その設定は、接続される2つのソケットが同一水平面に位置しないときに、存在するレベルにおける2つの可能な変化のそれぞれに対して行われる。示した態様において、格納/配送ツールはフレームワークの最上部に設けられ、ジャンパ接続操作間に、配線ヘッド37にファイバを正確に供給することが出来る。
【0068】
他の部材、特にセットツール、および、配線盤のジャンパ接続を支配するプログラムされた制御ロジックのアクセサリもまたフレームワークに搭載可能である。上述したアクセサリは、特に各種制御部材、および、例えばプログラムされた制御ロジックおよび各種装置によって使用される監督(スーパビジョン)回路、特に、ファイバを所定位置に保持するグリッパ46に関する。
【0069】
保持グリッパ46は、接合される接続部材間のファイバに対してプログラムされた方法で、特にジャンパファイバを、所定の経路に沿って配置する際に使用される。この保持グリッパ46は、第1接続部材の下流側の選択された位置に、ファイバを保持するように設計され、配置操作時に、ファイバは第1接続部材に接続され、次いで、配線盤の樋部を介して第2接続部材に接続されることができる。
ジャンパは、下に述べる一連の操作によって、配線盤の異なるソケットの接続部材間に配置される。
【0070】
第1の操作は、接続部材の補助プラグをジャンパファイバの一方端に搭載することからなっている。
図10に示すように、ジャンパファイバJは、移動可能なフレームワーク44に内蔵される格納/配送ツールのコイル45に貯蔵されている。コイル45は、好ましくはシャフトに搭載され、モータの動作によって両方向に回転可能に設計されており、ジャンパ接続の操作に伴って必要なとき、ファイバを送り出し、または、巻き戻すことができる。
【0071】
プリー47、47‘および47“は、コイル45と連携しており、最初の2つのプリーは、送り出しを規制するために使用され、プリー47’は、それ自身公知の技術としてのコントロールカウンタウエイトとして機能する。プリー47”は、好ましくはモータ駆動で、送り出されるファイバの長さを測定するエンコーダを備えている。その制御は、上述した制御ロジックによって行われ、ジャンパ接続を伴う操作間に関係する配線プログラムにより、ファイバを送り出し、または、巻き戻す。
モータ駆動のプリー47“によって送り出されるファイバJは、柔軟な防護管に導かれ、その中をファイバが敷設され、または、それを介して、ファイバがファイバハンドリングツールの配線ヘッド37に導かれる。
【0072】
ファイバハンドリングツールの2つの主要なサブアセンブリは、図11および図12において、ファイバ保持グリッパ46と共に示されおり、図12には、配線盤のラックの一部が示されている。
このラック部は、上下に配置された樋部16Bに属する2つの部分からなっており、それは、ソケットが収容される支持アーム例えば19‘に搭載された2つのソケットの前面、および、2つの樋部と連携する第1のジャンパガイド部材17である。
【0073】
ファイバハンドリングツールの第1サブアセンブリは、図11および図12において異なる2つの位置でしめされている移動可能な配線ヘッド37を有している。配線ヘッドは、ここでは、ノズル50に直角に取り付けられ、ノズルの一方の端部は、防護管の一方の端部に接続されるように設計され、それを介して、ジャンパファイバが配送される。
ここに示す態様において、上述したノズル50の他方の端部は、それを搭載する移動可能な配線ヘッドがどのような位置をとっても、ジャンパ接続操作間、概ね水平に維持される。
【0074】
配線ヘッド37は、中間部材51に接続され、中間部材は例えばノズルの第2の端部が、軸この場合は水平軸に関して部分的に回転することができるようなサーボ制御モジュール51である。この目的は、経路に沿ってジャンパファイバを敷設する操作を容易にすることにあり、その経路をファイバが進んで、2つの接続部材を接合する。この経路は、マルチラック配線盤の場合、異なるラックに属する2つの樋部に続く。ノズル50の向きおよび形状は、通常、敷設するワイヤまたはファイバを考慮して決定され、特にファイバが樋部に導入されるときには、ファイバを2つの接続部材を結ぶ経路に沿って最適の状態で敷設する。
【0075】
サーボ制御モジュール51は、この場合は、上述したキャリアアーム40の下部に取り付けられ、ある操作のために使用される高い位置、特にファイバにプラグを搭載するためのツール36が使用される時の位置と、2つの接続部材を結ぶ経路に沿ってジャンパファイバを敷設する時の低い位置との間の上方への移動は、それに沿って行われる。高い位置によって、特に、プラグがファイバの一方の端部に搭載されるとき、プラグ搭載ツールをフレームワークの中央部に位置させることができる。
【0076】
上述したように、配線ヘッド37およびノズル50の垂直方向に沿った移動は、サーボ制御モジュール51による、配線ヘッドが取り付けられたキャリアアーム40の移動に従う。ここに示した態様においては、キャリアアーム40は、2つの直行する方向にアームが移動することが出来る装置によって、フレームワークの中央部分に形成される天井の下に取り付けられる。この装置は、フレームワークに関して、横切るように配置された水平な支持レール52からなっており、基準面に関して、ヘッドが前面から後面に向かって移動することが出来る。示した態様においては、キャリアアーム(支持アーム)は、支持レール52の下部を滑走するキャリッジ53によって支持され、キャリッジは支持レール52に取り付けられている。キャリアアーム40は、適切な補助機構54を備えたキャリッジに関して、横切るように滑走する。既に示したように、各種の移動はサーボ制御され、サーボ制御は、気体シリンダ、および/または電気的モータ駆動メカニズム等の公知の手段によって得られる。
【0077】
ファイバハンドリングツールの第2サブアセンブリは、ファイバを締付保持するためのグリッパ38を備えており、グリッパは、例えば、その間でファイバの部分が固定される、水平に配置された2つの平行な顎部からなっている。グリッパ38は、フレームワークの中央最上方部の天井部の下方に、支持システム41を介して設置され、所定の中央部に関して、2つの方向に90度回転することができる。垂直軸の回りの上述した回転は、図11および図12に示す様に、支持システム41における垂直回転軸に沿って配置される2つの重ね合わされた回転部材によって得られる。
【0078】
所定の中央部は、グリッパ38の顎部が基準面と平行になるように選択される。回転部材の1つは、グリッパ38を搭載し、そして、フレームワークの天井部に取り付けられる他方の回転部材の下方に位置する。更に、回転部材の1つは、上述した垂直回転軸に沿って滑り、グリッパを高い位置から低い位置に移動させる。グリッパ38は、ノズルの第2端部の前面に位置するように移動することができる。ノズルが所定位置をとると、第2端部を出たジャンパファイバが挟まれて、顎部の間に位置するファイバの部分を固定する。示した態様においては、グリッパ38は、低い位置にあり、顎部が基準面と直交している。
【0079】
配線ヘッド37は、低い位置にあり、グリッパの低い位置に近く位置する。ノズル50の第2端部は基準面と直交して位置し、グリッパ38の顎部の間に位置する間隙に向かっている。配線ヘッドおよびノズルからなる第1サブアセンブリから、基準面に関して遠ざかり、ノズルからのファイバはグリッパ38の顎部間に固定され、所望の移動に対応する、ノズルからのファイバの量が得られる。示した態様において、第1サブアセンブリの移動は、ファイバ格納/配送ツールによって、コイルからの所定の長さのファイバの取り出しを伴う。
【0080】
ファイバが、グリッパの顎部間に固定された後、回転によってグリッパ38がもとの中央部に戻ると、ファイバの固定された部分が、基準面に関して、平行な位置をとることができる。締付保持が操作フェーズの最終段階に起きて、ファイバハンドリングツールのサブアセンブリが示した態様の上述した位置にあるとき、ファイバの締付保持された部分は、ファイバのどの部分でも良く、または、ファイバの端部に対応してもよい。
【0081】
図2に示すプラグ8‘を、グリッパ38の顎部によって固定されたファイバの一方の端部に搭載することは、顎部によって固定された部分が基準面に平行になるように、グリッパが位置していることを意味する。
この搭載操作は、ファイバをプラグに搭載するための上述したツール36によって行なわれ、ツール36は、この場合は、フレームワークの中央に向かって移動する。これによって、フレームワークに載せられたツールをファイバに対して働きかけてその上にプラグを搭載することができる。
【0082】
公知のように、ジャンパファイバにプラグを取り付けることは、一方でファイバに操作が必要であり、他方で、プラグに操作が必要である。これらの操作の目的は、特に、ファイバを囲むシース(外装)を部分的に剥いて、このように剥いたファイバの端部を、他のファイバにリンクするための形状にすることにある。更に、これは、このように端部が形成されたファイバにプラグを位置決めして、それに取り付けることも目的としている。これらの各種の操作は、セットツール36を形成するツールによって自動的に行なわれ、セットツールは、アメリカ特許No.5,999,682に開示された種類のユニットであって、接続モジュールによって2つの光ファイバの端部と端部を自動的に接続する手動機械である。この機械は、ある数のツール、特にファイバ調製ツール、例えば、ファイバを剥ぎ、切断する、または、接続モジュールをかしめるツールを組み合わせて、これらは最小限の適用で再使用され、上述したようにファイバにプラグを取り付けるためのアセンブリを形成する。
【0083】
図13は、プラグ取り付けアセンブリの上面を示す図である。筒状のプラグ8’をジャンパファイバJの端部に取り付けることが出きるように設計されており、ファイバがプラグの一方端から他方端を通り、他のファイバに突き合せ接合することができ、その接合方法は、補完的であり、配線盤の1つのソケットが有する接続部材の端部において行う。この目的のために、取り付けられるプラグ8’は保持装置54内に配置されて、プラグが保持され、ファイバをその中に滑り込ませることができる。プラグ8’はファイバを収容する縦長の導管を有している。
【0084】
保持装置54には、例えば、気体によるサーボ制御される2つの窪んだ顎部が横方向に、プラグの両側に長さ方向に沿って備えられ、これらの顎部の1つが、図13において部分的に見える。
グリッパ38によって基準面と平行に保持されたファイバは、プラグをファイバに取り付けるツール36の、基準面に平行なフレームワークの中央部に向かう移動によって、ファイバ誘導装置55内へと導かれる。ファイバは、誘導装置55によって、縦長の導管の入口に向かって誘導され、所定の位置において保持装置54によって固定される。この誘導装置は、例えば、Vを形成する誘導溝を備えており、その先端は上述した固定されたプラグの導管の入口に面している。誘導溝の底部は、Vの先端に位置するファイバが挿入される口部から次第に上昇する。好ましい態様において、誘導溝は(図示されていない)取り外し可能なカバーによって覆われ、ファイバの曲が残っていても、挿入されたファイバが溝の底に向かって押さえられて保持される。その結果、コイル45に予め巻かれたファイバの端部が溝から出てくる。
【0085】
プラグをファイバ上に取り付けるツールのフレームワーク中央部への移動が続き、誘導装置55に導入されたファイバは、プラグ8’の縦長の導管に挿入され、導管を通過し、ファイバの端部が、締付保持されて固定されるツール56の移動する顎部間に配置されるのに十分な長さだけ、プラグから引き出される。
【0086】
ツール56は、サーボ制御されている。即ち、ツールは、プラグの誘導装置に関する他方側からプラグ内に敷設されるジャンパファイバの端部を固定するように設計されている。ツール56が有する顎部は、ツールの移動方向に関して横切る方向に移動するように設計されている。
プラグかしめツール57は、プラグをジャンパファイバに取り付けるために使用され、この場合は、ファイバが導入される側のプラグの端部に取り付ける。
【0087】
2つの移動可能なV字形物58を有するシース剥ぎツールは、ファイバが出てくるプラグの端部とファイバ固定ツール56との間に配置される。これは気体によってサーボ制御され、その間で剥がれるファイバが配置されるV字形物は、両方から締め付ける移動によって、シース上に横方向から圧せられて、その中に保持する。プラグをファイバ上に取り付けるツールをフレームワークのエッジに向かって、制御しつつ引き戻すと、ファイバは所定の長さにわたって剥かれる。所定の長さは引き戻しの長さによる。
【0088】
ファイバが出ているプラグの端部に隣接して位置する切断ツール59は、プラグをファイバ上に取り付けるツールの移動方向を横切る方向に移動する。即ち、切断ツールは、プラグに隣接するファイバの部分を切断するダイヤモンドを有しており、そのときファイバは固定装置によってピンと張った状態にある。
プラグがファイバに取り付けられた端部においてファイバを切断した後、プラグは図14および図15に示されるプラグハンドリングツール39のプラグ保持ツール43に搭載されているグリッパ61によって取り除かれる。
【0089】
次いで、プラグをファイバ上に取り付けるツール36は、フレームワークの中央部に近接した位置から、そこから離れた取り外し位置へと後退する。
グリッパ61は、図14、図15に示すプラグハンドリングツール39の一部分を形成している。上述したように、このプラグハンドリングツールは、ブラケットのようにキャリー構造の下にベルのように吊り下げられるサブアセンブリ39Bからなっており、この構造は、図14において、上部材62によってのみ示されている。ブラッケト形状のキャリー構造39Bは支持板39A上に搭載され、図9に概略示すように、支持板が収納されているフレームワークの底部において基準面に平行に移動することができる。
【0090】
グリッパ61は、プラグ保持ツール43のロッド形状のアーム60の端部に横方向に搭載されている。プラグ保持ツールは、ここではモジュールであるサポートに搭載され、モジュール内にはサーボ制御装置が収容されて、アームが中央位置の両側に長軸の回りに90度回転し、そして、長軸に沿って滑ることができる。中央位置では、2つの平行な顎部の間でグリッパ61がプラグを把持することができるようになっている。プラグ保持ツール43のアームの固有の動きは、ツール39の制御ロジックによって与えられる動きと組合わされて、ツール36によって行なわれる搭載操作の終末でファイバJに取り付けられたプラグ8’を保持し、配線盤の特定位置に所在する接続部材に向かってプラグを移動し、そして、接続部材に挿入可能なように、プラグの方向を向ける。
【0091】
ここに示した態様においては、プラグ保持ツール43のアーム60の下方への移動によって、プラグがファイバに取り付けられた後、ツール36がフレームワークの中央エリアの位置を離れる前に、グリッパがプラグ8’を締付ける。
アームの回転によって、グリッパに保持されたプラグは、ラックのソケットに属する接続部材に挿入されるために、アームの右側または左側に配置される。ソケットの接続部材に既にプラグが装着され、ジャンパ誘導部材17が各ソケットを仕切っているときには、ソケット接続部材に接続されたジャンパファイバを誘導する。
【0092】
この態様において、ラックのジャンパ誘導部材は、曲面を備え、ジャンパファイバを交差接続エリア12に指向させる。
ソケットの接続部材は、図5に概略示すように配列され、2つの曲面を備えたジャンパ誘導部材によって囲まれている。ソケットの接続部材の区画(コンパートメント)とそのためのジャンパ誘導部材との間の距離は、ソケットの各区画に対して同一ではない。従って、プラグの区画への挿入または取り出しのための、ジャンパ誘導部材に沿ったプラグ保持グリッパ61の通過の自由度は、区画の垂直方向の位置とともに変化する。その結果、グリッパを運ぶプラグ保持アームに関するグリッパの位置は、それぞれにおいてきめられる。この位置は、好ましくは、ジャンパ誘導部材が同一方向を向いている全てのソケットに対して同一であり、例えば、マルチラック配線盤の同一ラックの全てのソケットに対して同一である。アーム60は、プラグの区画への挿入間または区画からの取り外し間に、ラックの接続部材の区画に関して、グリッパ61よりも交差接続エリアから離れた位置にある。
【0093】
この発明によると、プラグハンドリングツール39は、プラグを接続部材に挿入するため、または取り外すために正確な位置をとる。そのために、プラグ保持ツール43の上方、サブアセンブリ39Bの一方の側に取り付けられた位置決めツール42を使用する。この目的のために、ツール42は、配線盤に設けられたマーカ手段と連携する。図5を参照して述べたように、マーカ手段、例えば孔67またはノッチ68は、樋部に沿って等間隔で(均一に)配置されている。位置決めツールの端部64は、配置操作の間、補完的形状の孔またはノッチに位置決めされるような形状をしており、ツール39によって実行される制御ロジックによって制御される。この配置操作は、プラグが挿入され、取り外される接続部材に対応しているマークに向かってツールを配置させる。
【0094】
その結果、ツール39の支持板が基準面に関して平行に配置され、マーク、サブアセンブリ39Bが、この基準面に関してセットバックした位置に配置される。このセットバックによって、プラグ保持ツール43および位置決めツール42が基準面に平行な位置から、それに直交する位置に回転して、それらの端部がそれに面する。支持板上でのサブアセンブリ39Bの基準面への上述した直交移動によって、位置決めアームの端部64が、対象となる接続部材に対応するマーカ孔57へ収容される。プラグ保持ツールの高さの調整のための装置が使用され、プラグ挿入操作時には、グリッパによってプラグが接続部材の高さに移動され、プラグ取り外し操作時には、グリッパが接続部材におけるプラグの位置に移動される。
【0095】
上述したように、プラグを挿入するときには、グリッパは位置決めツールの側方に位置して、グリッパによって移動されたプラグが接続部材に適切に挿入されるまで、基準面に直交して、プラグが押し込まれる。
プラグ保持ツール43のアーム60の基準面に直交する方向への移動によって、例えばサブアセンブリ39B搭載されているシリンダの動きによって、プラグの挿入が行われる(図9)。接続部材への挿入間のプラグの位置の相対的な調整は、公知のグリッパフィッティングによって得られ、それによって弾性が付与され、配列に少し不備があってもプラグが損傷するのを防止する。この発明による配線盤の2つの接続部材間へのジャンパの配置は、以下に述べる一連の操作によって行われる。
【0096】
第1の操作は、プラグを第1の接続部材に接続するために、プラグをジャンパファイバに取り付けることからなっている。この操作によって、(図示しない)貯蔵装置から取り出され、プラグ8’がツール36の保持装置54の所定の搭載位置に配置される。プラグを配置した後、ノズル50によって、貯蔵コイル45から取り出され、配送されたジャンパファイバJの一方端が、誘導装置へ導入される。導入は、グリッパ38およびプラグをファイバに取り付けるツール36のフレームワーク44中央部への移動によって行われる。プラグ取り付け操作は、ファイバの一端を剥ぎ、このジャンパファイバの端部を他のジャンパファイバの端部とリンクするために切断および/または所定形状にし、プラグをファイバに取り付ける操作を含む。この取り付け操作は、プラグのシリンダ部をファイバ上にかしめることによって行われる。
【0097】
第2の操作は、ファイバの端部に取り付けられるプラグを、相互に接続される2つの接続部材の第1に位置決めすることからなっている。この目的のために、プラグハンドリングツールがプラグをファイバに取り付けるツール36に向かって移動した後、プラグハンドリングツール39の保持ツール43に搭載されたグリッパ61によって、保持装置からプラグが取り出される。このツール36は、次のプラグ取り付け操作まで使用されないときには、フレームワークの端部にある離脱位置へと移動される。
【0098】
上述したように、ファイバハンドリングツール39によってプラグが位置決めされる。支持板39Aは、基準面に平行に移動され、サブアセンブリ39Bは後方に移動し、直角に回転する。その結果、位置決めツール42は、基準面に正対する。プラグ保持ツール43のアーム60は長軸の回りに回転し、それによって、グリッパ61は、アームのロッドに関して、横方向に配置される。位置決めツールおよびプラグ保持ツールは、配線盤のソケットに対応するレベルに位置する。前方への移動、即ち、サブアセンブリ39Bの基準フレームに向かう移動によって、このサブアセンブリは、接続部材の制御ロジックの要求に従って、目標とする位置にある位置決めツール42によって、一時的に配線盤に固定される。接続部材8に向かう保持ツール43の移動によって、グリッパ61によって保持されたプラグを接続部材に導びく。
【0099】
上述した全ての移動の間に、制御ロジックの制御下にファイバ格納/配送ツールによって、必要により、ファイバは巻き戻され、そして/または再度巻かれる。
第3の操作は、第1のプラグが配置された第1接続部材からのファイバJを、ジャンパ接続によって、第2接続部材へ配置されることからなっている。この目的のために、ファイバ保持ツールのノズル50は、制御ロジックによって特定されるパスに沿って2つの接続部材間を移動する。この発明によると、このパスは、最大2つの対応するレベルと共にシステム的に選択され、それぞれが2つの接続部材のうちの1つの真下に位置する水平な樋部の垂直レベルにある。1つの樋部から他の樋部に連絡するために必要とされるレベルの変更は、ラック間の交差接続エリアにおいて行われ、そこでは、使用されるジャンパファイバは、異なる2つの方向に曲がるS形をとる。
【0100】
レベル変更の曲げは、2ラック配線盤の場合は、全てのジャンパに対して1つの交差接続エリアに位置する。しかし、多数のラックを有する配線盤の場合には、複数の交差接続エリアがあってもよい。この場合には、各ジャンパは最大2つのレベル変更曲げを備えている。ジャンパを行うために必要なジャンパファイバの量は、ファイバ格納/配送ツールのモータ駆動プリー48によって、制御ロジックによって制御された、移動間に張力が加わることがない速度で供給される。ジャンパのために供給されるファイバの量は、作製されたジャンパが理論的に必要な量よりも少し長めであり、その結果、パスに沿ったジャンパの曲率半径が予め決定された値に対応する。
【0101】
1つの態様において、樋部に沿って移動することが出来るグリッパによって、既に位置するファイバの部分は一時的に固定され、そして、要求に従って詳細な位置に固定され、グリッパの移動および行動は、ファイバに対して選択された配置経路および配置の経過に従って制御ロジックによって制御される。
モータ駆動のプリー48によるファイバの送り出しは、配置に含まれる各種の部材の移動を伴う。特に、垂直支持部材34間のフレームワークの垂直方向の移動、配線盤に沿ったそれら支持部材の水平方向の移動、および/または、配線ヘッド37の各種移動である。
【0102】
その結果、ノズルが、プラグから出てくるファイバを第1接続部材8の位置に配置する。従って、ファイバは、この接続部材を有するソケットに沿ってこの目的のために設けられたジャンパ誘導部材17に内部に延びて、このソケットの真下に位置する樋部16Bに接合される。ノズルは、ラック間の交差接続エリアに到着するまで樋部内に配置される。この交差接続エリアにおいて2つの反対方向の曲がり部を形成するに必要なファイバの量は、格納/配送ツールのモータ駆動プリー48によって供給され、一方で、ノズルは、誘導部18B間に設けられた中央通路において垂直方向に移動する。誘導部は、両側部に位置する2つのラックのために、交差接続エリア内に樋部を部分的に延伸する。
【0103】
配置操作は、ファイバが、配置されたジャンパファイバがそこで終わる第2接続部材のレベルに達するまで続けられる。次いで、ファイバは、移動可能グリッパ46によって到達される点において一時的に固定され、そして、十分なファイバがモータ駆動ホイール47”によって送り出され、ジャンパ接続を完成する(即ち、第2プラグが第2接続部材に挿入される)に必要な長さで、ノズル50と同一高さに切断された後、第2のプラグがファイバに搭載される。
【0104】
次いで、グリッパ61が使用され、ファイバを保持し制御ロジックによって選択された長さに切断する。この切断操作は、ファイバを伴うアーム60の下部で、突出した切断補助部66によって行われる(図14参照)。このとき自由端である、既に配置されたジャンパファイバをそこで終了させる第2端部には、次いで、上述したようにプラグをファイバに取り付けるツール36によってプラグ8’が搭載される。この目的のために、ファイバの自由端である第2の端部は、グリッパ38によって適切な方向に向けられ、プラグをファイバに取り付けるツールに関して、ファイバの第1端部と同一の位置をしめる。プラグがファイバの第2端部に取り付けられると、新たに搭載されたプラグを配置し、第2接続部材に挿入する一連の操作が、ジャンパファイバの第1端部に搭載されるプラグの場合において述べたように、行われる。
【0105】
公知のように、ジャンパ接続の時間経過に伴う変化は、存在するジャンパの回収を伴い、回収されたジャンパによる接続ではない、接続部材間のリンクを設定する。これらの回収操作は、セットツールによって与えられる手段を使用して行われる。
ジャンパの回収は、配線盤のラックの数の如何にかかわらず、ジャンパが接続されるソケット間の通路に沿って最大2つのレベル変更曲がり部が存在するだけであることによって、容易になる、そして、一方の端部が剥かれたジャンパが、第2端部に加わる引っ張り力によってスライドすることができる。
【0106】
配線盤の2つのソケットの2つの接続部材間のジャンパを回収するとき、プラグ保持ツール43に搭載されたグリッパ61が使用されて、2つの接続部材の第1の部材に収容されているプラグ8’を握り、そして、プラグ保持ツールの後方への移動によって引き抜く。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、最適で小型な配列が可能であるとともに、接続ソケットの配置に応じて、アーム19とカセット23の間の関節部材によってとりはずことなく、ファイバを取り扱うことを可能とする利点がある。プラグハンドリングツール39、特にプラグ保持ツール43は、接続部材に関して予め配置される。即ち、位置決めツール42を使用し、フレームワーク44および/またはプラグが接続部材に挿入される前にプラグ保持ツール43の位置決めのために既に述べたプラグハンドリングツールの各種移動を行うことによってジャンパ配置間に予め配置されたように行われる。グリッパ61に保持されたプラグ8’の後方への移動は、ファイバをプラグと同一高さで切断するために使用され、それによって、ファイバを切断器具として機能するストップに押し付ける。
【0108】
1つの態様において、そして、接続部材が直ちに再使用されない場合には、抽出されていた接続部材へプラグを再導入する。その結果、搭載されているファイバから分離された後、この部材の区画を保護のためにブロックする。
【0109】
グリッパ61は、フレームワーク34およびプラグハンドリングツール39の移動によって第2接続部材8と同一レベルに持ち上げられ、プラグ8’を抽出することができる位置になり、次いで、第2接続部材に挿入される。抽出が行われる条件は、第1接続部材からの抽出の結果に対応する。グリッパ61は、プラグ保持ツール43の後退による後方への移動の前に、抽出されるプラグ上に取り付けられる。ここに示す態様においては、サブアセンブリ39Bは、回転運動を行うように設計され、それによってプラグ位置決めおよび保持ツールおよびプラグ8’を、基準面に平行な位置に戻す。上述したように2つの接続部材を接続し、そして、ファイバが通過するパス内に横たわる樋部内、および、ラック間の交差接続エリア内に残っているジャンパファイバの部分は、引張りによって抽出される。
【0110】
回収(引き戻し)は、ファイバを直接引っ張ることによる手動でも可能であるが、この発明においては、2つのグリッパ38の一方および/または他方を使用して、引っ張りが適用される2つの端部の一方にファイバを固定する。この引っ張りは、フレームワークおよび/または基準面に平行なツール39のサーボ制御による移動によって得られる。例えば、図14および図15に示すように、ツール39が基準面に平行であるとき、プラグ保持ツール43が右に向いているツール39を有するフレームワークの場合には、右から左への動きである。
【0111】
ジャンパファイバの完全な抽出は、調整されて抽出されるジャンパファイバを交互に握るグリッパ38、46の操作を伴う。フレームワーク44の移動または同一方向への連続する移動間、グリッパ38は、ファイバを引っ張るために使用され、これらの移動は、フレームワークの反対方向への移動によって分離され、ファイバを離した後、グリッパ38を最初の位置に戻す。グリッパ46は、上述したように、グリッパ38の最初の位置に近く位置し、グリッパ38によってリリースされる前に、ファイバをこの前方位置の近傍に固定する。グリッパ38のグリッパ46に近い最初の位置へのリターン、次いで、リリースによって、グリッパ46の近傍で再びファイバを握ることができる。グリッパ46のリリース、次いで、グリッパ38の最初の位置からの新しい移動によって、ジャンパファイバの追加の部分が抽出され、ジャンパファイバが完全に抽出されるまで、操作が繰り返される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、簡単に上記で説明した従来の光配線盤の透視図である。
【図2】図2は、本発明の配線盤において使用される接続ソケットとプラグの1例を示す図である。
【図3】図3は、本発明の光配線盤の正面図である。
【図4】図4は、図2に示した光配線盤の右側面図である。
【図5】図5は、図3と図4に示した配線盤に関する詳細を示す部分透視図である。
【図6】図6は、本発明の光配線盤の接続ソケットの支持アームの1例の透視図である。
【図7】図7は、本発明の光配線盤の接続ソケットの支持アームの1例の平面図である。
【図8】図8は、本発明の光配線盤のファイバカセットの透視図である。
【図9】図9は、本発明の、ジャンパ接続を行う自動化された特別なツールセットに関する単純化したダイアグラムを示す図である。
【図10】図10は、本発明の、ツールセットのための貯蔵および配送ツールの単純化したダイアグラムを示す図である。
【図11】図11は、2つのサブアセンブリからなるファイバ−ハンドリングツールの概略の実施例であり、2つのサブアセンブリはそれぞれの使用間の位置を示す。
【図12】図12は、2つのサブアセンブリからなるファイバ−ハンドリングツールの概略の実施例であり、2つのサブアセンブリはそれぞれの使用間の位置を示す。
【図13】図13は、ファイバをプラグに搭載するためのツールの部分透視図である。
【図14】図14は、プラグハンドリングツール、ファイバ−ハンドリングツールおよび配線盤の部分を示し、配線盤は、隣接する樋部の2つの端部を含み、2つのツールはジャンパがプラグに挿入可能な位置にあり、ジャンパが樋部の1つないに位置している場合を示す。
【図15】図15は、図14に示される隣接する樋部の2つの端部を含む配線盤の部分と組合わされたファイバ−ハンドリングツールを示す図である。
【図16】図16は、樋部およびそれと連携する各種ジャンパガイドからなる配線盤の端部の部分詳細図である。

Claims (14)

  1. 通信網設備内における、光ファイバからなるジャンパによって選択的に光ファイバリンクを相互接続するための高密度光配線盤であって、前記光配線盤は、ソケット(6)を備えており、前記ソケットは2次元マトリックス構造における平行な支持部材上に列状に配置され、リンクのための個々の接続部材(8)が設けられ、そして、更に、ソケットの個々の接続部材は、ジャンパの端部が備わる補完的な接続部材と協同するように設計され、前記補完的な接続部材は、ソケットの前面に配置され、前記配線盤は、1以上の配線ラック(11A,11B)を備え、前記ラックの一方の側には、ジャンパが動くエリア(12)が設けられ、ジャンパは、各端部においてプラグイン接続部材(8’)に取り付けられ、支持部材に搭載されたソケットの個々の接合部材を、他の支持部材に搭載された他のソケットの個々の接合部材に接続し、前記配線盤は、下記を特徴とする:ソケットの前記支持部材は、前記配線ラック(11A,11B)の前面に搭載され、交差接続の前記エリア(12)は、前方に向かって開放されて、ロボット化された特別なセットツール(33)によってなされるジャンパ接続処理間ジャンパを収容し、前記特別なセットツールは、ソケットに対して、下記の通り動作し、移動し、配置することができる:
    プラグを、ジャンパを形成するために使用されるコイル状の光ジャンパの一方の端部に取り付け;
    ラックのソケットの個別の第1接合部材に前記プラグを配置し;
    引き出したジャンパを、個別の第1接合部材から交差接続エリアを通って他のソケットの個別の第2接合部材まで適合させ;
    引き出したジャンパの長さを調整して切断し、コイル状のジャンパから分離した部分とし;
    引き伸ばしたジャンパ部分の切断された端部に、プラグを嵌め込み;そして
    端部に新しく取り付けられたプラグを、第2接続部材に配置する。
  2. マーカ手段が各ラックに設けられ、前記特別なセットツールが、前記配線盤の全てのソケットによって形成されるセットにおける各ソケットの各接続ポイントの位置を知ることができ、前記ソケット(6)は、同一で、ラックの前面における部材(13A,13B)である平行な支持部材に水平に配置され、プラグ8’型の補完的接続部材と協同するように設計された接続部材(8)を備え、それぞれジャンパ(J)の一方の端部に取り付けられ、ソケットの前面(9)上で、ソケットの垂直方向に配列された区画に1個づつ嵌め込まれ、前記マーカ手段(67または68)は、ソケットのピッチと対応するピッチで、ソケットが搭載される平行な支持部材上、または、これらの部材と協同する配線盤の部材の上に配置され、プラグハンドリングツール(39)の少なくとも1つの位置決めツール(42)が、前記ツールおよび/またはセットツールの少なくとも幾つかのツールの自動化された移動によって、配線盤の個々のソケット接続部材に対して位置することができることを特徴とする請求項1に記載の光配線盤。
  3. 前記マーカ手段は、ソケットの接続手段に対してプラグハンドリングツール(39)を位置決めする手段からなっており、前記位置決め手段は、ポラライザ(64)を備えた位置決めツール(42)を使用し、プラグハンドリングツールにおけるプラグ保持ツール(43)と、そして、少なくとも1つの形状片(22A)と連携し、前記少なくとも1つの形状片は、前記ポラライザを補完し、各ソケットの前面の近傍に設けられており、そこには、ソケットのために設けられたハウジング(21)が、個々の支持部材に対して開放し、それを介して、前記ソケットが水平支持部材の1つの上に固定されており、ジャンパに嵌め込まれたプラグをソケットの個々の接続部材に導入し、または、それから取り外すときに、前記ポラライザは移動されて、ソケットと連携する補完的な中空の前記形状片に挿入されることを特徴とする、請求項2に記載の光配線盤。
  4. プラグ(8’)によってソケット(6)に接続された前記ジャンパ(J)は、ソケットの個々の接続部材(8)から下方にジャンパ誘導部材(17)を介して、ソケットが現れる列の底部に配置された水平な樋部(16B)内を所定方向に移動し、そこでは、ラックのジャンパ誘導部材が全てのジャンパを交差接続エリア(12)方向に向けるように設計されており、配線盤が備えている特別なセットツールに含まれているジャンパ移動ツールによって、前記ジャンパは、部分的に樋部が中央部に延伸して中央通路を提供するガイド(18A,71A)によって、誘導され、それを介して、ジャンパが個別に前記交差接続エリア内に導かれ、前記ツールおよび/またはセットツールは、樋部を延伸するガイド間を垂直方向へ移動する機能を備えており、ジャンパが接続されるソケットを備えた水平な樋部の2つの垂直なレベルの間の交差接続エリアにおいて各ジャンパを移動させることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の光配線盤。
  5. 前記ジャンパの向きを規定する前記ガイドは、汎用ガイドと呼ばれ、2つのラックの間に設けられた交差接続エリア(12)において樋部を水平方向に延伸するガイド(18A,18B)からなっており、前記ガイドはエリア内部に向かってジャンパを誘導するような形状を備え、配線盤の前面において垂直方向の通路を形成して、ジャンパを1つづつ交差接続エリア内に機械的に誘導し、そして、前記ガイドは、交差接続エリアから下方に樋部を延伸する形状を有するストランドガイド(71A)を備えており、ジャンパからなるストランドを、同一樋部を通って移動させることを特徴とする、請求項4に記載した光配線盤。
  6. リンクファイバは、ファイバカセット(23)の形状を備えたラック内に収容される配線接続モジュールによってソケットに接続され、前記ファイバカセットは、一方の端部にハウジングが設けられているソケット列のための少なくとも1つの平行な支持部材(13B)に取り付けられたそれぞれアーム(19、19‘)形状の支持部材に個々に接合されており、各アームは、第2端部にカセット用の接合手段(26)を備えており、リンクファイバの通路用および保持用のU字形の通路を備え、アームに収容されているソケット(6)の接続部材(8)から配線盤で終わる搬送および配線ケーブルからのリンクファイバ()へと伸びており、そして、コイル状のファイバの端部がスプライス(重ね継ぎ)によって、アームに搭載されたカセット内のリンクファイバに接続されていることを特徴とする、請求項1から5の何れか1項に記載の光配線盤。
  7. ソケットおよびカセットをラック内に支持する部材を形成する前記アーム(19,19’)は、グループとして集合するように設計され、各アームは、それぞれ2つの平行な支持部材(13B)に取り付けられている隣接する2つの列のソケットを集め、2つの支持部材の1つは共通で、それに沿ってアームが1つは上に次はその下に交互に配置され、相互に同一形状で、2次元で中央を基準に反対方向に2回曲げられ、グループに共通の1つの平行な支持部材のそれぞれの端部にアームによってそれぞれ搭載されている接合部材(26)の配列、そして、カセットおよびアームのそれぞれの寸法によって、操作時にラック内においてカセットを同一配列に配置することができることを特徴とする、請求項6に記載の光配線盤。
  8. 前記アームの各々は、第2端部に、カセット接合部材(26)を備え、前記接合部材は、アームが配線盤に配置されたときに水平であるシャフトを形成し、前記接合部材はU字形の通路の底部の平らな面から横方向に、アームに対するカセットの位置の如何にかかわらず、アームに搭載されたカセットの内部に向かうファイバの通路を開放することを特徴とする、請求項6に記載の光配線盤。
  9. 各カセット(23)は、平らな底面を備えたオープンモジュールからなっており、中央部の横軸に関して左右対象であり、その内部にはファイバ−コイル構造(24)およびファイバのスプライス(重ね継ぎ)のための固定手段(31)が設けられ、前記カセットは、支持アーム(19)に搭載された接合部材(26)を補完するシャフトクリップ等の補完的接合部材(28、28’)を備えており、横軸面に関して対象に、モジュールの長軸側の端部に配置され、アームに搭載された接合部材に横方向に、弾性的に接合されることができ、前記カセットの前記補完的接合部材の各々は、2つのファイバ導管(コンディット)(29、30または29’、30’)によって囲まれており、第1のコンディット(30または30’)は、他方のコンディットおよび隣接する補完的接合部材に関して、カセットの内部に向かって形成されて、補完的接合部材によってアームが支えられるとき、ファイバをカセットを搭載するアームのコンディットに向かって進め、第2のコンディットは、第1コンディットおよび隣接する補完的接合部材に関して、カセットの外部に向かって形成されて、カセットに接続されている搬送または配線ケーブルからのファイバを通過させ、各カセットは、2つの補完的接合部材(28または28’)の一方または他方によって(関節状に)接合され、アーム(19、19’)が2つの可能な配置のうちの1つをとることを特徴とする、請求項6から8の何れか1項に記載の光配線盤。
  10. 前記ジャンパによって接続される個別の接続部材は、異なるラック(11A,11B)に位置するソケット(6)に搭載され、前記ジャンパ(J)は、水平な樋部(16A,16B)を通って終端し、各ジャンパは、最大2つのレベル変化を伴う曲げを、ラック間の交差接続エリアに備えており、1つの樋部から他の樋部に移動させることを特徴とする、請求項1から9の何れか1項に記載の光配線盤。
  11. 移動可能なフレームワークに搭載されたサーボ制御による特別なツールからなるロボット化されたセットツール(33)を備え、制御ロジックプログラムによってサーボ制御されて、配線盤のラックの前面を通って移動することができ、前記配線盤では、ソケットのそれぞれの前面、および、光ジャンパファイバによって点と点で接続される接続部材が配列されており、前記フレームワークは、少なくとも下記部材を搭載していることを特徴とする、請求項1から10の何れか1項に記載の光配線盤:
    ファイバのコイル(45)が、接続される2つの接続部材の位置に基づいて決定される所定の長さで1個づつジャンパを作製するために格納される光ジャンパファイバ格納/配送ツール;
    プラグをファイバに取り付けるために、即ち、前記光ジャンパファイバから出てくるファイバの端部に、配線盤のソケットの1つの接続部材を補完する接続プラグを取り付けるために必要な各種操作を実行する多機能サーボ制御ツール(36);
    各種操作間、ジャンパ接続の実行と連携して各種操作間に所定の方法でファイバをそれぞれ配送し、端部に近い部分を把持して、前記端部を配置し、および/または、所定の方向に向ける、第1サブアセンブリおよび第2サブアセンブリからなる2つのサブアセンブリからなるファイバハンドリングツールであって、前記第1サブアセンブリは、それを通ってファイバが配送されるノズルに取り付けられた移動可能な配線ヘッドを備えており、前記第2アセンブリは、ファイバを把持して位置決めのために端部の一方を配置するために使用される、垂直方向に移動可能で部分的に回転可能なグリッパ(38)を備えているファイバハンドリングツール;
    ファイバに取り付けられたプラグを把持し、配置し、ジャンパ接続間に、配線盤における所定位置にある接続部材にプラグインして接続し、回収間に、抜き取るためのプラグハンドリングツール(39)。
  12. 配線盤のジャンパ接続を行う方法であって、光ファイバからなるジャンパによって、通信網設備において光ファイバリンクを選択的に相互接続することができ、前記配線盤はソケットを備え、前記ソケットは、2次元マトリックス構造を形成する1以上の配線ラック(11A,11B)の前面に平行な支持部材の上に列状に配列され、前記ソケットには、リンクのための個々の接続部材が設けられ、ソケットの各接続部材は、ジャンパの端部が取り付けられている補完的プラグイン接続部材と連携するように設計されており、前記補完的プラグイン接続部材は、前記ソケットの前面に配置され、前記方法においては、配線盤の異なるソケットに属する2つの接続部材間に、ロボット化された特別なセットツール(33)によって、ジャンパが配置され、前記セットツールは、下記操作を行うことを特徴とする、配線盤のジャンパ接続方法である:
    ジャンパを形成するために使用されるコイル状の格納された光ジャンパの一方の端部にプラグを取り付け;
    ラックの所定のソケットの個別の第1接続部材に、前記プラグを配置し;
    第1接続部材から引き出したジャンパを他のソケットの第2接続部材に合わせ;
    引き出したジャンパの長さを調整して、切断し、コイル状の格納されたジャンパから分離し;
    引き出したジャンパの一方の端部にプラグを取り付け;
    新たに取り付けられたプラグを第2接続部材に配置する。
  13. ジャンパの取り外しが下記操作によって行われる、請求項12に記載の配線盤のジャンパ接続方法:
    引き抜かれるプラグが位置する個別の接続部材にプラグハンドリングツールを配置した後、プラグハンドリングツールによって、取り外されるジャンパのプラグの1つを引き抜き;
    配置されたジャンパの端部から引き抜かれたプラグを、プラグハンドリングツールによって、端部の近傍においてジャンパを分断して分離し;
    引き抜かれる第2プラグが位置する個別の接続部材にプラグハンドリングツールを配置した後、プラグハンドリングツールによって、取り外されるジャンパから第2プラグを引き抜き;そして
    前記第2プラグから把持されたファイバを引っ張って、延伸され交差接続エリアから外れる通路に沿ってスライドさせる動きによって、ファイバを抽出する。
  14. セットルールのグリッパが備える少なくとも所定の部分を移動することによって、引き抜き力が、セットツールのグリッパに固定されたファイバに加えられることを特徴とする、請求項13に記載の配線盤のジャンパ接続方法。
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