JP2004033786A - 介護服 - Google Patents

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Tei Fukutomi
福富 悌
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Abstract

 【課題】被介護者等に不快な思いをさせることなく寝たままで着替えさせることができる介護服を提供すること。
 【解決手段】略対称状の前身頃110と後身頃120が各々別体で構成され、該前見頃110と該後身頃120はいずれも上方向から下方向に向け斜めに形成されると共に、前記前身頃110と前記後身頃120を連結する連結手段111、121が前身頃110と後身頃120に各々設けられ、使用前の前記後身頃120と使用後の前記後身頃120をシーツに固定して、シーツ等の取替装置を用いて着替えさせる介護服150。
【選択図】図5−1

Description

 本発明は、被介護者等がベッドに寝たままでシーツ等を取り替えることができるシーツ等の取替装置を用い、被介護者等を寝たままで着替えさせることができる介護服に関する。
 従来、寝たきりで体を動かせない患者や被介護者(以下、被介護者等という)の着用する衣服を着替えさえることは容易ではなく、看護婦や介護者(以下、介護者等という)にとって極めて重労働であった。そのため、従来、簡便に着替えができるように工夫された衣服が種々提供されている(特許文献1及び特許文献2参照)。 
特開平11−172509号公報 特開平8−199411号公報
 しかし、従来より提供されている簡便に着替えができるように工夫された衣服を寝たきりの被介護者等に着替えさせる場合には、着替えが簡便であるもののやはり介護者等は被介護者等の身体を動かしながら着替え作業を行わなければならなかったため、重労働であるばかりか作業が煩雑であった。
 本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、被介護者等を寝たままで着替えさせることができる介護服を提供することを課題とする。
 本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討し本発明に想到した。すなわち、本発明は、略対称状の前身頃と後身頃が各々別体で構成され、該前見頃と該後身頃はいずれも上方向から下方向に向け斜めに形成されると共に、前記前身頃と前記後身頃を連結する連結手段が前身頃と後身頃に各々設けられ、使用前の前記後身頃と使用後の前記後身頃をシーツに固定して、ベッドの幅方向を跨ぐように対向配置される一対の側板と、両側部が前記側板に各々固着される板状の芯材と該芯材の外周に回転自在に券回されたベルトとからなり、横臥する被介護者等の背側を移動しながらシート等を布設するガイド部と、使用前のシーツ等と使用後のシーツ等のいずれか一方を各々巻回すると共に、券回されたシーツ等の上端とガイド部の下端との間にクリアランスを有するように前記ガイド部の下方かつベッドの前後方向に対向配置され、前記側板に軸支された一対の巻回ロールと、該巻回ロールの少なくともいずれか一方に設けられた巻回ロールの回転駆動手段とを具備するシーツ等の取替装置を用いて取り替えることを特徴とする介護服に関する。
 上記構成の発明によれば、後身頃をシーツと共に取り替えられるので、被介護者等が寝たままの状態で介護服を着替えさせることができる。また、シーツ等の取替装置の移動に伴い上下面に凹凸のない平坦なガイド部が被介護者等の背側を移動しながらシーツ等を布設するので、横臥する被介護者等の背側に不快な凹凸感を与えることがなく、被介護者等が寝たままで円滑に介護服を着替えさせることができる。さらに、前見頃と後身頃がいずれも上方向から下方向に向け斜めに形成されるので、シーツ等の取替装置の券回ロールに券回される介護服の連結手段同士の重なり具合が少ないことから嵩高くならず、券回されたシーツ等の上端とガイド部の下端との間の幅(クリアランス)が小さくなり、ひいてはマットの凹み具合が少なくてすみ、シーツ等の取替装置の移動を円滑に行わせながら介護服を着替えさせることができる。
 本発明は上記のように構成されるため、次の効果を奏する。すなわち、本発明は、被介護者等が寝たままで介護服を着替えさせることができるので、介護者等に負担を与えることがなく、ひいては円滑な介護作業に資することができる。また、介護服の着替え作業が簡単に行えるので、頻回に介護服を着替えられ、被介護者等に快適感を与えることができる。また、シーツ等の取替装置の券回ロールに券回される介護服の連結手段同士の重なり具合が少なくなるので、券回されたシーツ等の上端とガイド部の下端との間の幅が小さくなり、より円滑にシーツ等の取替装置を移動させながら介護服を着替えさせることができる。
 次いで、本発明を実施の形態により詳細に説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。先ず、本実施形態に係る介護服に用いるシーツ等の取替装置を図面を参照しながら説明する。図1と図2は各々シーツ等の取替装置(以下、本装置という)50を示す平面図と側面図であり、本装置50はベッドの幅方向を跨ぐように配置される一対の側板10、11と、両側部がこの側板10、11に各々固着され、被介護者等の背側を移動しながらシーツ等を布設するガイド部20と、側板10、11に軸支されベッドの前後方向に対向配置された一対の券回ローラ30、31とから構成される。
 一対の側板10、11は、図1〜図3に示すようにベッドの幅方向を跨ぐように配置され、側板10、11の上方にはガイド部20が固着され、側板10、11の下方には一対の券回ローラ30、31が軸支される。ガイド部20は、平面視矩形状の薄板からなる芯材21とこの芯材21の外周に回転自在に券回されたベルト22とから構成されている。 芯材21の前後端周縁は弧状に形成されると共に、芯材21の外周に多数の回転ローラ23が配設されており、これらの回転ローラ23を介してベルト22が券回されている。
 一対の券回ローラ30、31は側板10、11の前後方向に対向配置され、両者の端部は側板10、11に軸支されている。また、券回ロール30、31は図3に示すように、券回ロール30、31に巻き取られた状態のシーツS1及びS2の上端と案内部20の下端との間にクリアランスCができるように側板10、11に軸支されている。
 また、図4−1及び図4−2に示すように各券回ローラ30、31には、コイルバネ(図示省略)が装着されたヒンジ33により回動自在に支持された複数の固定片32が設けられており、固定片32の開放端近傍の下部には突起34が形成されている。また、突起34が当接する券回ローラ30、31の外周面上には突起34が嵌入される固定孔35が穿設されている。そして、図4−1の状態から図4−2のように固定片32を引き上げて、券回ローラ30、31と固定片32との間にシーツS1、S2を挿入後、固定片32を引き下ろせば、コイルバネに付勢された固定片32の突起34によりシーツS1、S2の一部は券回ローラ30、31の固定孔35内に押し込まれ、さらに固定片32に圧着されるのでシーツS1,S2の一端を券回ロール30、31に固定することができる。
 また、券回ローラ31には、側板10、11の外側において把手37が設けられた回転板36が接続されており、この把手37を操作して回転板36を回転させることにより券回ローラ31を回転させることができるようになっている。
 続いて、上記のように構成された本装置50の使用方法について説明する。予め、一方の券回ローラ30に使用前のシーツS1の一端が固定片32により固定券回された本装置50を被介護者等が横臥するベッド70に配置する。そして、券回ローラ30から繰り出した使用前のシーツS1の一端をガイド部20の下部を経由してガイド部20の上面に接触させながらベッド70の前枠71とマット72との間に挿入固定する。次いで、ベッド70に布設されている使用後のシーツS2を取り外し、その一端を券回ローラ31の固定片32で固定する。
 上記のようにして本装置50の設定を終えたなら、回転板36の把手37を操作して回転板36を反時計方向に回転させると、図3に示すように横臥する被介護者等の荷重により券回ローラ30、31がマット72を凹ませ、券回ローラ31により使用後のシーツS2が券回され、同時に券回ローラ30により使用前のシーツS1がガイド部20のベルト22の移動に導かれながら布設されていく。そして、ガイド部20の下端と券回ローラ30、31に券回されたシーツS1、S2の上端との間に各々クリアランスCを有するため、本装置50の移動に伴い被介護者等の背側を上下面が平坦で凹凸のないガイド部20が移動し、被介護者等に凹凸感を与えることがない。
 なお、上記で説明したシーツ等の取替装置は、以下にように種々形態を変更できる。 
 (1)券回ローラにシーツ等を固定する手段は、券回ロールの外周面上とシーツに雌雄の面ファスナーを各々形成させて行ってもよい。
 (2)券回ローラをモータにより駆動させてもよい。
 (3)券回ローラの駆動のため、ウオーム機構を用いてもよい。
 以下、本実施形態に係る介護服(以下、本介護服という)150を図面を参照しながら説明する。図5−1は本介護服150の後身頃120を示す平面図で、図5−2は前身頃110を示す平面図である。 
 本介護服150は、前身頃110と後身頃120とが各々別体で形成されている。そして、前身頃110の内周には雄の面ファスナー111が縫着され、後身頃120内周には雌の面ファスナー121が縫着され、これら面ファスナー111、121が前身頃110と後身頃120を連結する連結手段となっている。
 また、前身頃110と後身頃120は略対称状に形成されており、いずれも上方から下方に向け斜めに形成されている。また、ベッドに布設されたシーツと接する後身頃120の裏面の下端と上端には、固定用の雌の面ファスナー122が縫着されており、対向する前記シーツには雄の面ファスナー(図示省略)が縫着されているため、面ファスナーを相互に連結させることによりシーツ等の取替装置の移動に先立ち、使用前の本介護服150の一端を固定しておくことができる。
 次いで、本実施形態に係る介護服150の使用方法について説明する。一方の券回ローラ30に予め使用前の後身頃120が券回されたシーツ等の取替装置50をベッドに設定する。次いで、使用後の後身頃120の一端を券回ローラ31の固定片32で固定する。 さらに、使用前の後身頃120を券回ローラ30から繰り出し、後身頃120の裏面下端に縫着された固定用の雌の面ファスナー122とシーツに縫着された雄の面ファスナーとで後身頃120をシーツに固定する。そして、回転板36が接続された券回ローラ31の把手37を操作して回転板36を反時計回りに回転させれば、使用後の後身頃120は券回ローラ31に券回されていき、他方、使用前の後身頃120は被介護者等の背側に布設されていく。この際、後身頃120は上方から下方に向けて斜めに形成されており、券回ローラ30、31に券回された後身頃120の面ファスナー121同士の重なり具合が少なくなり嵩高くなることがなく、券回された本介護服150の上端とガイド部20の下端との間の幅(図3のクリアランスCを参照)が小さくなり、ひいてはマットの凹み具合(図3のHを参照)が少なくてすむので、シーツ等の取替装置50の移動をより円滑に行わせながら本介護服150を着替えさせることができる。
 上記により、使用前の後身頃120が被介護者等の背側に布設されたら、シーツ等の取替装置50をベッドから取り外す。そして、前身頃110を横臥する被介護者等の上から被せ、後身頃120と前身頃110の面ファスナー121、111により両者を連結する。
 このように、本介護服150によれば、シーツ等の取替装置50を利用して被介護者等が寝たままで着替えさせることができる。
 本発明の介護服は、以下に例示するように種々形態を変更して具体化することができる。 
 (1)前身頃と後身頃の連結手段は、両者のいずれかに形成されるボタン孔とボタンとの連結により行ってもよい。 
実施形態に係る介護服に用いるシーツ等の取替装置の平面図である。 実施形態に係る介護服に用いるシーツ等の取替装置の側面図である。 実施形態に係る介護服に用いるシーツ等の取替装置の模式的な断面図である。 実施形態に係る介護服に用いるシーツ等の取替装置における券回ロールへのシーツの固定を説明する図で、固定片を閉じた状態を示す。 実施形態に係る介護服に用いるシーツ等の取替装置における券回ロールへのシーツの固定を説明する図で、固定片を開いた状態を示す。 実施形態に係る介護服の後身頃の平面図である。 実施形態に係る介護服の前身頃の平面図である。
符号の説明
  10、11     側板
  20        ガイド部 
  21        芯材 
  22        ベルト
  23        回転ロール
  30、31     券回ロール
  32        固定片
  34        突起
  35        固定孔
  50        シーツ等の取替装置 
  110       前身頃
  111       雄の面ファスナー
  120       後身頃
  121       雌の面ファスナー
  122       固定用の雌の面ファスナー
  150       介護服

Claims (1)

  1.  略対称状の前身頃と後身頃が各々別体で構成され、該前見頃と該後身頃はいずれも上方向から下方向に向け斜めに形成されると共に、前記前身頃と前記後身頃を連結する連結手段が前身頃と後身頃に各々設けられ、使用前の前記後身頃と使用後の前記後身頃をシーツに固定して、ベッドの幅方向を跨ぐように対向配置される一対の側板と、両側部が前記側板に各々固着される板状の芯材と該芯材の外周に回転自在に券回されたベルトとからなり、横臥する被介護者等の背側を移動しながらシート等を布設するガイド部と、使用前のシーツ等と使用後のシーツ等のいずれか一方を各々巻回すると共に、券回されたシーツ等の上端とガイド部の下端との間にクリアランスを有するように前記ガイド部の下方かつベッドの前後方向に対向配置され、前記側板に軸支された一対の巻回ロールと、該巻回ロールの少なくともいずれか一方に設けられた巻回ロールの回転駆動手段とを具備するシーツ等の取替装置を用いて着替えさせることを特徴とする介護服。
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