JP2004033771A - ヒンジ機構を備えた車両シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒンジの不適切なラッチ係合を軽減すること。
【解決手段】 第1及び第2ヒンジ(5a、5b)によってシート本体(2)に回動するように取り付けられ、各々がチークプレート内部で動くように取り付けられる錠止部材(26a、26b)によって錠止し得る2つの回動自在に取り付けられたチークプレートを具備する背もたれ(4)を備える車両シートであって、第1ヒンジ(5a)の錠止部材(26a)が、半径方向のみに摺動するように取り付けられ、及び第2ヒンジ(5b)の錠止部材(26b)が半径方向に所定量の周方向の遊びを伴って摺動するように取り付けられる車両シートが提供される。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、ヒンジ機構を備えた車両シートに関する。
 より詳細には、そのような車両シートの中で、本発明は、第1及び第2側面を有する車両シートに関する。前記シートは、シート本体及び該シート本体に対して、シートの第1及び第2側面にそれぞれ配置されている第1及び第2ヒンジ機構によって回動するように取り付けられる背もたれを備える。これらの各々は、
 第1及び第2のヒンジに共通なピボット軸線の周りで互いに対して回動するように取り付けられる第1及び第2チークプレートであって、第1及び第2ヒンジの第1チークプレートの両方はシート本体及び背もたれから選択される第1シーと部材に固定される一方で、第1及び第2チークプレートの第2チークプレートは、シート本体及び背もたれから選ばれる第2シート部材に固定され、各ヒンジの第2チークプレートにはピボット軸線上で芯出しされた少なくとも1つの円弧を構成する第1組の歯が設けられる第1及び第2チークプレートと、
 複数の錠止部材であって、これらの各々には第1組の歯の角度ピッチに等しい角度ピッチを有する第2組の歯が設けられ、各錠止部材は、該各錠止部材の第2組の歯が第2チークプレートの第1組の歯と協働せずに第1及び第2チークプレートが互いに対して回動しないように阻止する第1の作動位置と、第1及び第2チークプレートが互いに対して回動しないように阻止するように該各錠止部材の第2組の歯が第2チークプレートの第1組の歯と協働しない第2の後退位置との間で実質的に半径方向に第1チークプレートを動かすように取り付けられる複数の錠止部材と、
 作動位置又は後退位置に複数の錠止部材を配置するのに適した制御装置とを備える。シートは第1及び第2のヒンジの制御装置を相互連結する機械式継手を更に備える。
 従来技術文献はそのようなシートの実例を記載する(例えば、特許文献1参照)。
 この文献に記載されたシートは、完全な満足を与えるが、シートを車両の床に組み付けるための許容誤差と組み合わされ、及び互いに対して第1及び第2ヒンジの僅かな量の角度遊びとも組み合わされた、シートの構造体を組み立てるための許容誤差により、錠止部材の歯は、それぞれのヒンジの第2チークプレートと一体の歯に対して一方のヒンジから他方のヒンジまで異なる角度位置をそれ自体で見出し得る。
仏国特許第2 766 137号公報
 或る場合、特に、錠止部材の歯と、第2チークプレートの歯との間の角度偏倚が、第1ヒンジの第1方向、及び第2ヒンジ前記第1方向とは逆の第2方向である場合には、解錠後にヒンジが再錠止されないように完全に阻止することができる。
 この場合には、2つのヒンジは再錠止後に不適切にのみラッチ係合する。その結果、背もたれは、車両が突然の衝突を受けた時に自身のピボット軸の周りで自身に働き得るトルクに対してかなり小さな抵抗を有するのみである。
 ヒンジの不適切なラッチ係合は全く稀であるが、そのような不適切なラッチ係合は、特に(しかし排他的ではないが)、背もたれがシートベルトを担持する際に、シートの使用者に極めて危険となり得る。
 本発明の目的はこの欠点を軽減することである。
 このために、本発明によれば、当該シートのタイプは、第1ヒンジの各錠止部材が前記第1ヒンジの第1チークプレートに半径方向のみに動くように取り付けられ、及び、第2ヒンジの各錠止部材が作動位置にある時に、各第2組の歯が第2ヒンジの第1組の歯と完全に噛み合うことを可能とするように、半径方向に対する周方向に或る量の遊びを伴って、第2ヒンジの第1チークプレートに第2ヒンジの各錠止部材が更に取り付けられることを特徴とする。
 本発明の好ましい実施形態では、以下の装置の1つ以上を利用することは随意に可能である。
 第2ヒンジの各錠止部材の第2組の歯の周方向の遊びは、前記第2ヒンジの第1組の歯の2つの隣接する歯間の距離の2倍以上に等しい。
 各錠止部材が後退位置にある時、第1チークプレート及び第2ヒンジの各錠止部材は、前記錠止部材の各第2組の歯が第2ヒンジの前記第1チークプレートに対して等価な位置に配置されることを可能にするように構成される。
 第2ヒンジの各錠止部材は、前記周方向の遊びによって錠止部材から、通常、分離される2つのガイド間で半径方向に摺動するように取り付けられる。
 2つのガイドはそれぞれの担持領域を有し、これらの少なくとも1つは、作動位置にある時に錠止部材と実質的に点接触をするように働く。
 各錠止部材の2つのガイドは、ヒンジ機構が通常の値より大きなトルクを受ける時に、楔効果によって第2ヒンジの第1組の歯に前記錠止部材を当接させることによって、錠止部材に属する2つの担持縁のそれぞれ1つと協働するように構成される。
 各錠止部材の2つの担持縁は、前記錠止部材の第2組の歯を具備するそれぞれの楔を構成し、これらの楔は前記錠止部材の何れかの側で側方に突出する。
 各錠止部材は、第1に、2つのガイド間で半径方向のみに摺動するように取り付けられるスラグキャリヤであって、第2ヒンジの制御装置と協働するように働くスラグキャリヤと、第2に、第2ヒンジの第1組の歯と協働するように働く第2組の歯を設けたスラグと、を備える。前記スラグは前記周方向の遊び以上の遊びを具備するスラグキャリヤに取り付けられる。
 スラグは、半径方向内向きに拡がりかつスラグキャリヤの切込みの遊びを捕らえて保持する突出部分を備える。前記スラグの突出部分はスラグと前記スラグキャリヤとの間に配置されるばねによってスラグキャリヤ内の切込みに付勢される。そして、錠止部材が作動位置にある際に、スラグキャリヤは、スラグの第2組の歯を前記第2チークプレートの第1組の歯と協働させるようにスラグを第2チークプレートに押し戻す担持面を備える。
 第2ヒンジの制御装置は、
−前記カムが各錠止部材を作動位置に配置する休み位置に向けて弾発的に付勢される回転式カムと、
−カムに固定され、かつ各錠止部材を少なくとも一部分覆う制御プレートであって、前記制御プレートには、カムが作動位置に動く際に後退位置に向けて各錠止部材を同時に動かすように各錠止部材に設けた突出ペグと協働するように構成される切抜き部が設けられている。
 第2ヒンジの制御装置は、
 複数の前記錠止部材のそれぞれ1つを前記第2ヒンジの前記第1チークプレートに連結する複数のばねであって、各ばねは作動位置に向けて自身と協働する錠止部材を付勢する、複数のばねと、
 休み位置に向けて弾発的に付勢され、かつ各錠止部材を少なくとも一部分覆う回転式制御プレートであって、前記制御プレートには、該制御プレートが作動位置に動く時に後退位置に向けて各錠止部材を同時に動かすように該各錠止部材に設けた突出ペグと協働するように構成される切抜き部が設けられている、回転式制御プレートと、
 制御プレートの各切抜き部は、前記制御プレートが休み位置にある時に、対応する錠止部材を作動位置に保持するように構成されるランプ形状カム縁を備え、
 機械継手は、第1及び第2ヒンジの制御装置を或る量の角度遊びを伴って相互連結する損失運動機械式継手であり、この機械式継手は、第1ヒンジの制御装置が前記第1ヒンジの錠止部材を後退位置から作動位置まで動くように駆動される時に、第2ヒンジの制御装置が錠止部材を作動位置に配置することを可能にし、前記機械式継手は第1及び第2ヒンジの制御装置が前記第1及び第2ヒンジの錠止装置を後退位置に同時に配置することを可能にするように更に構成されている。
 本発明の他の特徴及び利点は、非限定的な実例及び添付図面を参照して本発明の実施形態の以下の説明を読めば明らかである。
 種々の図面において、同じ参照符号は、等価又は類似の部材を示す。
 図1及び図2に線図で示すように、本発明は車両シート1、特に、自動車の前部座席に関する。前記シートは、車両の床3に取り付けられるシート本体2と、シート本体2上で、水平すなわち横方向軸線X周りに回動するように取り付けられる背もたれ4と、を備える。より詳細には、背もたれの堅固な枠組4aは、第1ヒンジ5a及び第2ヒンジ5bを介してシート本体2の堅固な枠組2aに連結される。前記ヒンジはシートの第1及び第2側部1a、1bのそれぞれの側部に位置する。第1及び第2ヒンジ5a、5bは、シートの第2側部1bに位置するハンドル8によって制御される。2つのヒンジは、シートに対して水平かつ横方向に延在する継手9によって相互連結される。
 さらに、検討されている実例では、シート1は、背もたれの頂部及びシート本体に、第2側部1bの頂部連結点13及び底部連結点15のそれぞれの連結点において連結される、シートベルト11を備える。シートベルト11は、例えば、シートの第1側部のシート本体に固定されるラッチ17b内に着脱自在に固定するように構成されるバックル17aを慣用的に備える。
 頂部連結点13は、例えば、ベルト11が背もたれ内に貫入するガイドによって構成し得る。前記ベルトはガイドからシート内部、随意には頂部連結点13から離れた位置、に位置するシートベルトリールまで偏向される。
 図3及び図4により詳細に示すように、第1ヒンジ5aは、シート本体の堅固な枠組2aに固定される固定メタルチークプレート10aと、背もたれの枠組4aに固定される可動メタルチークプレート12aと、固定及び可動メタルチークプレートの外縁周りにクリンプされる一方で、これらのプレートと協働して閉じた円形ハウジングを画成するメタルバンド14aと、対応するハウジングに含まれかつハンドル8が作動されない限りは可動チークプレート12aが対応する固定チークプレート10aに対して動かないように阻止するように構成した錠止装置16aと、を備える。
 図4により詳細に示されかつ検討中の実例における錠止機構16aは、互いに対して実質的に120°の間隔で配置される3つの金属製錠止部材26aであって、これらの錠止部材の各々は、軸線X上で芯出しされかつ第1ヒンジ5aの可動チークプレート12aに設けた、内側に向けられた1組の歯30aと係合するように構成した、外側に向けられた1組の歯28aを備える。錠止部材26aの各々は、固定チークプレート10aに固定される、2つのガイド32a間で半径方向にのみ摺動するように取り付けられ、その結果、錠止部材26aは、錠止部材26aの1組の歯28aが第1ヒンジ5aを錠止するように可動チークプレート12aの1組の歯30aと係合する第1の作動位置(図4)と、錠止部材26aが可動チークプレート12aの1組の歯30aと協働せずかつ錠止部材26aが1組の歯30aから最大範囲まで離隔される第2の後退位置(図示せず)と、の間で動くことができる。各錠止部材26aには、可動チークプレート12aに向けて軸線方向に突出する2つのペグ34a、36aが更に設けられる、3つの金属製錠止部材と、ハンドル8に固定されかつ錠止部材26aをガイド32aに対して半径方向に摺動させる金属製カム38aと、固定チークプレート10aに取り付けられ、かつ前記カムが錠止部材26aを自身の係合作動位置に配置する休み位置に向けて角度方向27にカム38aを付勢するばね40aであって、このばねは、前記カム38aが作動位置まで、はるばる、角度方向25に回動可能である一方で、前記錠止部材26aを自身の完全に後退した位置に向けて半径方向に摺動させる、ばね40aと、カム36aに堅固に連結されかつ前記カム38aと可動チークプレート12aとの間で半径方向に延在する一方で錠止部材26aを一部分覆う堅固な金属製プレート42aによって構成される制御マスクであって、前記金属製プレートには、錠止部材26aのペグ36aが係合される3つの切抜き部44aが形成され、ペグ36aの各々は半径方向外向きの対応する切抜き部44aを形成し、かつカム38aが角度方向25に回転する時に対応する錠止部材26aを半径方向内向きに動かすようにこれと係合するペグ36aと協働するように形成されるカム端縁46aと協働する、制御マスクと、を備える。
 カム38a、ばね40a及び制御プレート42aは、かくして、複数の錠止部材26aを自身の作動位置又は自身の後退位置に配置するように構成した制御装置を構成する。
 かくして、図4から分かるように、各錠止部材26aは、固定チークプレート10aに属しかつ周方向に何れの遊びも無く錠止部材26aを横付けする2つの堅固なガイド32a間に形成されたチャネル内で半径方向に摺動するように取り付けられる。
 図3及び図5に示す、第2ヒンジ5bは、シート本体の堅固な枠組に固定される固定金属製チークプレート10bと、背もたれの枠組に固定される可動金属製チークプレート12bと、固定及び可動チークプレートの外縁周りにクリンプされる一方で、閉じた円形ハウジングを形成するためにこれらと協働する金属製バンド14bと、前記ヒンジ5bのハウジングに含まれ、かつ、ハンドル8が作動されない限りは所定量の遊びを無視して、可動チークプレート12bが固定チークプレート10bに対して動くことを阻止する錠止デバイス16bと、を備える。
 図5、図7及び図8は、遊びを伴う錠止装置16bの第1実施形態を示す。現在検討している実施形態におけるこの錠止装置は、互いに対して実質的に120°の間隔で配置された3つの錠止部材26bであって、これらの錠止部材の各々は軸線X軸上で芯出しされかつ可動チークプレート12bに設けた内側に向けられた円弧状の1組の歯30bと係合するように構成した外向きに向けられた1組の歯28bを備え、錠止部材26bの各々が固定チークプレート10bに固定される2つのガイド32bによって形成されるチャネル内に動くように取り付けられ、その結果、錠止部材26bは、前記錠止部材26bの1組の歯28bが可動チークプレート12bの1組の歯30bと直に係合する、第1の作動位置(図7及び図8)と、錠止部材26bが可動チークプレートの1組の歯30bと協働せずかつ錠止部材26bが1組の歯30bから最大範囲まで離隔される第2の後退位置(図5)と、の間で動き、各錠止部材26bは、可動チークプレート12bに向けて軸線方向に突出するペグ36bが更に設けられる、3つの錠止部材26bと、カム38bに堅固に連結されかつ前記カム38bと可動チークプレート12bとの間で半径方向に延在する一方で錠止部材26bを一部分覆う堅固な金属製プレート42bによって構成される制御マスクであって、前記金属製プレートには、錠止部材26bのペグ36bが係合される3つの切抜き部44bが形成され、ペグ36bの各々は半径方向外向きの対応する切抜き部44bを形成し、かつカム38b及びプレート42bが角度方向25に回転する時に対応する錠止部材26bを半径方向内向きに動かすようにこれと係合するペグ36bと協働するように形成される、カム端縁46bと協働し、ペグ36bの各々が対応する切抜き部44bを画定するカム端縁45bと協働し、しかも、制御プレート42b及びカム38bが自身の静止位置に向けて角度方向27に回転する時に自身の作動位置に対応する錠止部材26bを保持することを可能にする、制御マスクと、実質的にU字形状の態様に折り畳まれた弾発性ブレードの形態をしたばね29bであって、各ばね29bはこのばねと協働する錠止部材26bに設けた穴31bを貫通し、かつ第2ヒンジ5b(図3)の固定プレート10bに設けた切込み33b内に貫入し、各ばね29bは、自身と協働する錠止部材26bを、前記錠止部材26bの1組の歯28bが可動チークプレート12bの1組の歯と協働する、自身の作動位置に向けて弾発的に付勢する、ばね29bと、固定チークプレート10b(図3)に形成された打ち出し皿形状の背もたれ39に取り付けられるばね37であって、前記ばね37はカム38b、従って角度方向27における制御プレート42bを、休み位置に向けて付勢し、この休み位置では、制御プレートのカム面46bは、錠止部材26bのペグ36bがばね29bの作用の下に可動チークプレート12bの1組の歯30bに向けて動くことを可能にし、このばねは、これらの錠止部材の1組の歯28bが可動チークプレート12b(図7)の1組の歯と協働するように錠止部材26bを付勢する、ばね37と、を備える。
 この第1実施形態では、各錠止部材26bは、1組の歯28bを設けた幅広ヘッド47を備えており、前記幅広ヘッドは半径方向外向きに拡がる支持縁48を備えている。半径方向Rに対して、ヘッド47の各支持端48は、例えば、30°〜60°の範囲にある角度を構成する。幅拡ヘッド47の支持縁48は、前記錠止部材26bが図7に示すような作動位置にある時には、錠止部材26bに隣接する2つの案内32bのそれぞれ1つに属する2つの案内ランプ33によって幾らかの周方向の遊びを具備して横付けになっている。
 さらに、図5及び図7から分かるように、錠止部材26bは、ピボット軸線Xに向けて半径方向内向きに拡がる2つの側縁50を設けた後部49を備える。さらに、図5及び図7から分かるように、錠止部材26bは、ピボット軸線Xに向けて半径方向内向きに拡がる2つの側縁50を設けた後部49を備える。各錠止部材26bの後部49は、2つの頂点52を形成する2つの側縁50と協働する凹状部分51も備える。これらの側縁の少なくとも1つは、錠止部材26bが後退位置にある際(図5)には隣接する案内32bの1つと接触する。
 より正確には、錠止部材26bは、図5に示すように後退位置にある。何れか1つの錠止部材26bの2つの頂点52の少なくとも1つが、2つのガイド32に属する側縁53の1つと接触する。ガイドランプ33によって楔を形成する2つの側縁53は、2つのガイド32bにも属する。
 2つの側縁53は、支持領域を形成する働きをする凹所又はセットバック54を備える。それらの少なくとも1つは以下により詳細に説明するように、錠止部材が図7又は図8に示すような動作位置にある時に、錠止部材26bの2つの頂点52の1つと実質的な点接触をするように構成される。
 したがって、これらを設けることによって、各錠止部材26bは、ピボット軸線Xと平行な軸線周りに回転し得る。その結果、錠止部材の1組の歯28bは、固定チークプレート10aに対して周方向に所定量の遊びを伴って動き得る。
 半径方向に対して周方向及び/又は半径方向の遊びは、2つの凹所54を錠止部材26bの2つの頂点52から分離する距離によって制限される。前記距離は、各錠止部材26bの1組の歯28bの周方向の遊びが可動チークプレート12bの1組の歯30bにある2つの隣接する歯間の距離の2倍以上に等しく決定される。前記周方向の遊びは、第2ヒンジ5bの固定チークプレート10bに対する可動チークプレート12bの角度偏倚にも拘わらず、錠止部材26bの1組の歯28bが常に1組の歯30bと完全に係合することを可能にする。
 図3に示す実施形態では、2つのヒンジ5a及び5bを相互連結させる継手9は、2つの堅固な棒部分18、19によって構成されるのが有利である。これらの棒部分はピボット軸線Xに沿って延在し、かつ前記ピボット軸線Xの周りに回動させるように取り付けられる一方で、損失運動装置20によって幾らかの角度遊びを伴って連結される。
 現在検討している実施形態では、図3及び図6から明瞭に分かる、損失運動装置20は、第1に、第1ヒンジ5aのカム38aに連結され、かつ2つの偏心した駆動フィンガー22によって棒部分19に向けて軸線方向に延在する棒部分18に固定される半径方向プレート21と、第2に、第2ヒンジ5bのカム38b、ハンドル8に連結され、かつ2つの円弧形状の楕円スロット24(図6)が形成され、内部に2つの駆動フィンガー22が係合する、半径方向プレート23と、を備える。2つのヒンジ5a、5bが休み位置にあると、駆動フィンガー22は楕円スロット24のそれぞれの第1端部に当接する。その結果、
・ハンドル8が角度方向25に作動すると、駆動フィンガー22はプレート23によって直ちに駆動される。
・棒部分18がブロックされると、ハンドル8が休み位置にない間、前記ハンドル8は、この時、楕円スロット24の第2端部が駆動フィンガー22に当接するようになる以前に所定角度ストローク亘って角度方向27で棒部分19と共に動き続き得る。
 例示的には、ストロークβは、5°〜10°の範囲にあるものとし得る。
 上述したシートは、以下のように作動する。
 シート1の乗客が背もたれ4の傾斜を調節することを所望する場合には、前記乗客はハンドル8を操作してこのハンドルを角度方向25に回転させ、これにより、2つのヒンジ5a、5bのカム38a、38bをこれらの後退位置に同時に駆動させる。その結果、2つのヒンジの錠止部材26a、26bは自身の完全後退位置まで半径方向内向きに動く。
 シートの乗客は、この時、背もたれに直に作用を及ぼす、例えば、後向きに寄り掛かることによって背もたれを後向きに押すか、あるいは背もたれを該背もたれの内部の1つ以上のばねの効果の下で前向きに動かすことを可能にすることによって、背もたれの傾きを調節し得る。
 一旦、使用者がシートの背の傾きを調節し、かつハンドル8を解放すると、ヒンジ5a、5bのカム38a、38bは第1ヒンジ5aのばね40aの影響下で、及び第2ヒンジ5bの中央ばね37の影響下で、休み位置に向けて角度方向27に動く。カム38a及びばね29bのそれぞれの影響下で、2つのヒンジの錠止部材26a、26bは対応する1組の歯30a、30bに向けて半径方向外向きに摺動する。
 錠止部材が半径方向外向きに動く間に、4つの状態が生じる。
 第1の状態では、錠止部材26a、26bの1組の歯28a、28bが対応する歯30a、30bのそれぞれ1組と合致する。この時、錠止部材26a、26bの歯28a、28bの組は、可動チークプレート12a、12bの歯の組のそれぞれの1つと完全に係合する。この状態では、2つのヒンジ5a及び5bは、自動的に錠止される。
 第2の状態では、第1ヒンジ5aの錠止部材26aの1組の歯28aは、可動チークプレート12aの歯の組30aと合致し、かつ第2ヒンジ5bの錠止部材26bの1組の歯28bは可動チークプレート12bの1組の歯30bと整合しない。この状態では、第1ヒンジ5aの錠止部材26aの1組の歯28aは可動チークプレート12aの1組の歯30aと完全に係合する。そして、固定チークプレート10bに対する各錠止部材26bの周方向の遊びの影響下では、歯28bの各組は、可動チークプレート12bの1組の歯30bと完全に係合する。2つのヒンジ5a、5bも自動的に錠止される。
 第3の状態では、第1ヒンジ5aの錠止部材26aの歯28aの組は、可動チークプレート12aの歯30aの組と整合しない一方で、第2ヒンジ5bの錠止部材26bの歯28bの組は、対応する歯30bの組と合致する。この状態では、第1ヒンジ5aの錠止部材26aの1組の歯28aは、それにも拘わらず、可動チークプレート12aの1組の歯30aと中間位置で係合する。図4aに示される、この中間位置では、錠止部材26aの1組の歯28aが対応する1組の歯30a内に完全に噛み合うことができない。この時、第1ヒンジ5aのカム38aは、自身の中間位置と自身の休み位置との間の中間位置に阻止されたままである。しかしながら、損失運動装置の存在によって、カム38b従って制御プレート42bは、中央ばね37の影響下で、ピボット軸線Xの周りで角度方向27に回転し続けることができる。かくして、錠止部材26bは、自身がヒンジ5bを錠止するように錠止部材26の歯28bの組と完全に噛み合うようになるまで、可動チークプレート12bの1組の歯30bに向けて半径方向外向きに摺動し続ける。さらに、シートの使用者が背もたれ4に寄り掛かりかつ第1ヒンジ5aの錠止部材26aの1組の歯28aが、図4aに示すような、対応する1組の歯30aに対して角度偏倚されると、背もたれは、比較的小さいが第1ヒンジ5aの可動チークプレート12aの1組の歯30aに対して1組の歯28aを角度偏倚させるには十分な弾性変形を受ける。この背もたれ変形による角度偏倚は、かくして、錠止部材26aの1組の歯28aが対応する1組の歯と最大に係合する位置になることを可能にする。
 第4の状態では、錠止部材26a、26bの1組の歯は対応する1組の歯30a、30bと整合せず、この整合誤差を1つのヒンジと別ヒンジとで異なるようにすることができる。第2ヒンジの1組の歯26aは、この時、図4に示すように、第1ヒンジ5aの1組の歯30aと中間位置で協働する一方、損失運動装置の存在によって、錠止部材26bの1組の歯28bは可動チークプレート12bの1組の歯30bに向けて動き続ける。1組の歯30bの2つの隣接する歯間の距離の2倍以上に等しい周方向の遊びは、この時、錠止部材26b又はより正確には自身の1組の歯28が固定チークプレート10aに対して周方向及び/又は側方に動くことを可能にし、その結果、1組の前記歯28bは、可動チークピレート12bの1組の歯30bと完全に噛み合い、これにより第2ヒンジ5bを錠止する。使用者が上述したような背もたれ4に寄り掛かると、第1ヒンジ5aも錠止する。
 さらに、図7及び図8から分かるように、第2ヒンジ5aの各錠止部材26bの支持縁48は1組の歯28bを具備する楔を形成する。この楔は当該錠止部材に対して側方に突出する。楔47aの各々は対応するガイド32bに属するガイドランプ33に面して配置される。
 シートが通常に使用される間、1組の歯28bが対応する1組の歯30bと移動する錠止部材26bと完全に噛み合うか(図7)、あるいは1組の前記歯28bが、1組の前記歯28bが周方向に動いた後(図8)で対応する1組の歯30bと完全に噛み合うかに依存して、ガイド32bの1つのガイドランプ33と、錠止部材26bの支持縁48との間に空の空間45が常に存在する。かくして、シートの背が特に車両が事故に遭うことによって特に高いピボットトルクを受けると、可動チークプレート12bは、この時、固定チークプレート10bに対して回動し始め、かつガイド32bのガイドランプ33の1つが楔47aの1つに強く当接される。これに基づいて、各錠止部材26bの1組の歯28bは楔効果によって可動チークプレート12bの1組の歯30bに強く当接される一方、第2ヒンジ5bの強度をかなり補強する。
 さらに、同じ錠止部材26bに隣接するガイド32bの2つのガイドランプ33は、各錠止部材26bの側縁48と協働することによって、前記錠止部材が図5に示すような自身の後退位置に戻る際に、2つのガイド32bに対する前記錠止部材26bに入ることも可能にする。
 図1から図8までを参照して説明するこの第1実施形態は、損失運動装置20を設けた継手棒9を含む。しかしながら、前記継手棒9を、そのような損失運動装置を設けておらず、かつ第1ヒンジ5aのカム38a及び第2ヒンジ5bの第2カム38bにそれぞれ固定される2つの端部間で延在する、堅固な継手と交換し得る。
 そのような場合には、第1ヒンジ5aは、錠止部材26aの1組の歯28aが如何様に第1ヒンジ5aの可動チークプレート12aの対応する1組の歯30aに対して斜めに配置されるかに拘わらず、シートの使用者が背もたれ4に寄り掛かる時に自動的に再錠止する。同様に、第2ヒンジ5bには固定チークプレート10aに対して浮動するように取り付けた錠止部材26bが設けられているから、前記錠止部材26bの1組の歯28bは、可動チークプレート12bの1組の歯30bに自動的かつ完全に噛み合う。かくして、これらの全ての装置は、固定チークプレートと、可動チークプレートとの間の角度偏倚に拘わらず、第1ヒンジ5aの錠止部材26aが可動チークプレート12aの1組の歯30a内に完全に係合することを可能にする。第2ヒンジ5bは自動的ではあるが、錠止された状態でさえも、可動チークプレートが固定されたチークプレートに対して狭い範囲で斜めに動くことを可能にする所定量の周方向の遊びを伴って自動的に錠止する。このように、シートを通常に使用する間に、このヒンジ機構は、あたかも1つのみのヒンジ、すなわち、第1ヒンジ5aが設けられているかのように作動する。逆に、車両が急衝突を受けると、第1ヒンジ5aの周方向の遊びは固定チークプレートに向かう可動チークプレートによって取り上げられる。これにより、2つのヒンジをシート上に組み立てる時に主要な斜めの調節規制が無く、2つのヒンジで構成されるヒンジ機構を備えることを可能にする。
 図9から図11までは、第2ヒンジ5bの第2実施形態を示す。
 この第2実施形態では、各錠止部材26bは、第1に、2つのガイド32b間にのみ半径方向に摺動するように取り付け、第2ヒンジ5aの制御装置と協働するように働く、スラグ担持体55と、第2に、1組の歯28bを設け、かつ可動チークプレート12bの1組の歯30bと協働するスラグ56と、を備える。
 この実施形態では、制御装置は、ハンドル8及び継手9に固定され、かつスラグ持体55を半径方向に摺動させる金属製カム38b、例えば、固定フランジ10bに形成された型打ち成形された皿形状背もたれに取り付けられ、前記カムがスラグ担持体55を可動チークプレート12bの1組の歯30bに向けて押し込む休み位置に向けて斜め方向27に付勢するばね(図示せず)であって、前記カム38bがハンドル8の作用下で反対側の斜め方向に回動することを可能にする、ばねと、
カム38bに堅固に連結され、かつ前記カムと、可動チークプレート12bとの間で半径方向に延在する堅固な金属製プレート42bで構成される一方、スラグ担持体55を一部分被覆し、前記プレートには2つの切込み44bが形成され、これらの切込み内に2つのペグ36bのそれぞれ1つが係合し、これらのペグは2つのスラグ担持体55のそれぞれ1つによって担持される。これらのペグの各々は、対応する半径方向外向きの切込みを画成し、かつ、カム38bが斜め方向25に回動する際に、斜め内向きに対応するスラグ担持体55を動かすように対応するペグ36bと協働する、制御マスクと、を備える。
 各錠止部材26bのスラグ56は歯28bの組を形成した幅広ヘッド57、及び平面端縁58bまで半径方向内向きに拡がる2つの側方縁58aを設けた突出後部部分58を備える。スラグ56の前記突出後部部分58は、第2ヒンジ5bの可動チークプレート12bの1組の歯30bの2つの隣接する歯間の距離の2倍以上の周方向の遊びでスラグ担持体55に取り付けられる。
 このために、各スラグ担持体55には、実質的に平坦でありかつ半径方向外向きに拡がる2つの側縁59bによって拡張される中央壁59を具備する切込み59を形成される。スラグの突出部分58の側縁58aの傾きは、スラグ担持体55の切込み59の側縁59bの傾きに実質的に等価である。
 さらに、各錠止部材26bには、切込み59、及び中央壁59aとスラグ56の突出後部壁58との間に配置されるばね60が設けられている。錠止部材26bが図9に示すように後退位置にある時に、ばね60は、スラグ担持体55の側壁59bにスラグ56の側縁58aを弾発的に付勢する。後退位置において、スラグ担持体55は、スラグ56の1組の歯28bがもはや可動チークプレート12bの1組の歯30bと協働しないように、自身の最大に内向きに後退位置にある。この形状構成では、スラグ56は、前記スラグ担持体55の切込み59の傾いた側壁39bに2つの側縁58aを押圧するばね60からの弾発性駆動装置によって、スラグ担持体55に対して再び自動的に芯出しされる。
 中央ばねの影響下で、カム38bが斜め方向27の自身の休み位置に運ばれると、各スラグ担持体55は、この時、自身と協働する2つのガイド32b間で半径方向に摺動し、これによりばね60からの駆動の下で1組の歯30bに向けてスラグ56をも駆動する。各スラグ56の1組の歯28bが可動チークプレート12bの1組の歯と協働しない限り、スラグは1組の前記歯30bに向けて半径方向のみに動く。1組の歯28bが1組の歯30bと接触するようになり、かつ2組の歯が図10に示すように合致すると、各スラグ56の1組の歯28bは、この時、1組の歯30bと完全に噛み合う一方で、スラグ担持体55は、自身の当接面59cがスラグのヘッド57と接触するようになるまで、1組の歯30bに向けて動き続ける。これにより、各スラグ56の1組の歯28bを可動チークプレート12bに強く押圧する。
 図11に示すように、スラグ56の1組の歯28bが可動チークプレート12bの1組の歯30bと整合しないと、1組の歯28bが可動チークプレート12bの1組の歯30bと協働しない限りは、前記スラグ56は、周方向に何れの遊びも無くして半径方向にも摺動する。1組の歯28bが1組の歯30bと協働するや否や、スラグ56は、この時、1組の前記歯28bが1組の歯30bと完全に噛み合うまで、1組の歯の間で位相の角度偏倚に比例する距離だけ周方向に動かされる。スラグ56の突出後部部分58は切込み59内に動く。スラグ担持体55の担持面59cは、この時、1組の歯28bを可動チークプレート12bの1組の歯30bに押圧するように、スラグ56のヘッド57と接触するようになる。
 この第2実施形態では、2つの錠止部材26bがある。固定チークプレートには、固定チークプレートと、第2ヒンジ5bにある可動チークプレートとの間に回動トルクが加えられる時にカム38bのスラグ担持体55によって行い得る半径方向の力を釣り合わせるように、カム38bが当接部材61を半径方向に押圧するようになるように配置される2つの当接部材61を設け得る。
本発明の実施形態における車両シートの側面図である。 本発明の実施形態における車両シートの背面図である。 図1及び図2に示すシートのシート本体に背もたれを連結する2つのヒンジを示す垂直断面図である。 自身の錠止位置における第1ヒンジを示す図3の線IV―IVに関する断面図である。 第1及び第2チークプレートが互いに斜めに偏倚する際の、第1ヒンジの第2チークプレートの錠止部材及び1組の歯のそれぞれを示す詳細図である。 自身の解錠位置における第2ヒンジを示す図3の線V−Vに関する断面図である。 図3に示す方向Vで視た詳細図である。 第2チークプレートの1組の歯が錠止部材の1組の歯に対して位相が斜めに偏倚している、図5に極めて類似した図である。 第2ヒンジの第2チークプレートの1組の歯が錠止部材の1組の歯に対して位相が斜めに偏倚している、図5に極めて類似した図である。 解錠位置にある本発明の第2実施形態における第2ヒンジの断面図である。 第2ヒンジの第2チークプレートの1組の歯が錠止部材の1組の歯に対して位相が斜めに偏倚されない、図9に類似した図である。 第2ヒンジの第2チークプレートの1組の歯が錠止部材の1組の歯に対して位相が斜めに偏倚されない、図9に類似した図である。
符号の説明
 1a、1b 第1及び第2側部
 2 シート本体
 4 背もたれ
 5a、5b 第1及び第2ヒンジ
 9 機械式継手
 10a、10b 第1チークプレート
 12a、12b 第2チークプレート
 26a、26b 錠止部材
 28a、28b 第2組の歯
 30a、30b 第1組の歯
 32b ガイド
 36b 突出ペグ
 38a 制御装置
 38b ロータリーカム
 42b 制御プレート
 44b 切抜き部
 47a 楔
 48 担持縁
 54 担持領域
 55 スラグキャリア
 56 スラグ
 58 突出部分
 59 切込み
 59c 担持面
 60 ばね

Claims (13)

  1.  第1及び第2側部(1a、1b)を備える車両シートであって、該シートはシート本体(2)と、前記シートの第1及び第2側部にそれぞれ配置される第1及び第2ヒンジ(5a、5b)を具備するヒンジ機構によって前記シート本体に対して回動するように取り付けられた背もたれ(4)と、を備える車両シートであって、
     前記第1及び第2ヒンジ(5a、5b)に共通なピボット軸線(X)周りで互いに対して回動するように取り付けられた第1(10a、10b)及び第2(12a、12b)チークプレートであって、前記第1及び第2ヒンジ(5a、5b)の前記第1チークプレート(10a、10b)の両方は前記シート本体及び前記背もたれから選択された第1シート部材(2)に固定される一方で、前記第1及び第2チークプレートの前記第2チークプレート(12a、12b)は、前記シート本体及び前記背もたれから選ばれた第2シート部材(4)に固定され、各ヒンジ(5a、5b)の前記第2チークプレート(12a、12b)には前記ピボット軸線上に芯出しされた少なくとも1つの円弧を構成する第1組の歯(30a、30b)が設けられる、第1及び第2チークプレートと、
     複数の錠止部材(26a、26b)であって、これらの各々には前記第1組の歯(30a、30b)の角度ピッチに等しい角度ピッチを有する第2組の歯(28a、28b)が設けられ、各錠止部材(26a、26b)は、各錠止部材(26a、26b)の前記第2組の歯(28a、28b)が前記第2チークプレート(12a、12b)の前記第1組の歯(30a、30b)と係合して前記第1及び第2チークプレートが互いに対して移動しないように阻止する第1の作動位置と、各錠止部材(26a、26b)の前記第2組の歯(28a、28b)が前記第2チークプレート(12a、12b)の前記第1組の歯(30a、30b)と協働せずに前記第1及び第2チークプレート(12a、12b)が互いに対して回動しないように阻止する第2の後退位置との間で実質的に半径方向に前記第1チークプレート(10a、10b)を動かすように取り付けられる、複数の錠止部材と、
     作動位置又は後退位置に複数の錠止部材(26a、26b)を配置するのに適した制御装置(38a、38b)であって、前記シートが前記第1及び第2ヒンジの制御装置を相互連結する機械式継手(9)を更に備える、制御装置と、を備え
     前記第1ヒンジ(5a)の各錠止部材(26a)が前記第1ヒンジ(5a)の前記第1チークプレート(10a)でのみ半径方向に動くように取り付けられ、及び、前記第2ヒンジ(5b)の各錠止部材(26b)が前記作動位置にある時に、各第2組の歯(28b)が前記第2ヒンジ(5b)の前記第1組の歯(28b)と完全に噛み合うことを可能とするように、前記半径方向に対する周方向に或る量の遊びを伴って、前記第2ヒンジ(5b)の各錠止部材(26b)が前記第2ヒンジ(5b)の前記第1チークプレート(10b)に更に取り付けられることを特徴とする車両シート。
  2.  前記第2ヒンジ(5b)の各錠止部材(26b)の前記第2組の歯(28b)の前記周方向の遊びが、前記第2ヒンジ(5b)の前記第1組の歯の2つの隣接する歯間の距離の2倍以上に等しい、請求項1に記載のシート。
  3.  各錠止部材(26b)が前記後退位置にある時、前記第2ヒンジ(5b)の前記第1チークプレート(10b)と各錠止部材(26b)が、前記錠止部材(26b)の第2組の歯(28b)の各々を前記第2ヒンジ(5b)の前記第1チークプレート(10b)に対して等価な位置に配置可能にする、請求項1または請求項2に記載のシート。
  4.  前記第2ヒンジ(5b)の各錠止部材(26b)が、前記周方向の遊びによって前記錠止部材(26b)から、通常、分離される2つのガイド(32b)間の半径方向で摺動するように取り付けられる、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のシート。
  5.  2つの前記ガイド(32b)は、それぞれの担持領域(54)を備え、これらの領域の少なくとも1つは、それが作動位置にある時に、前記錠止部材(26b)と実質的な点接触をするように働く、請求項4に記載のシート。
  6.  各錠止部材(26b)の2つの前記ガイド(32b)が、前記ヒンジ機構が通常の値より大きなトルクを受ける時に、楔効果によって前記第2ヒンジ(5b)の前記第1組の歯(30b)に前記錠止部材(26b)を当接することによって、該錠止部材(26b)に属する2つの担持縁(48)のそれぞれ1つと協働するように構成される、請求項4または請求項5に記載のシート。
  7.  各錠止部材(26b)の2つの前記担持縁(48)が、前記錠止部材の前記第2組の歯(28b)とそれぞれの楔(47a)を形成し、これらの楔が前記錠止部材(26b)の何れの側にも横方向に突出する、請求項6に記載のシート。
  8.  各錠止部材(26b)は、第1に、2つのガイド(32b)間でのみ半径方向に摺動するように取り付けたスラグキャリヤ(55)であって、前記第2ヒンジ(5b)の前記制御装置(38b、42b)と協働するように働くスラグキャリヤと、第2に、前記第2ヒンジ(5b)の前記第1組の歯(30b)と協働するように働く前記第2組の歯(28b)を設けたスラグ(56)であって、前記周方向の遊び以上に等しい遊びを伴って前記スラグキャリヤ(55)に取り付けられるスラグと、を備える、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のシート。
  9.  前記スラグ(56)は、半径方向内向きに拡がりかつ前記スラグキャリヤ(55)の切込み(59)の遊びを捕らえて保持する突出部分(58)を備え、前記スラグ(56)の突出部分(58)は、前記スラグと前記スラグキャリヤとの間に配置されるばね(60)によって前記スラグキャリヤ(55)内の前記切込み(59)に付勢され、前記錠止部材が作動位置にある際に、前記スラグキャリヤ(55)は、前記スラグ(56)の前記第2組の歯(28b)を前記第2チークプレート(12b)の前記第1組の歯(30b)と協働させるように該スラグ(56)を前記第2チークプレート(12b)に押し戻す担持面(59c)を備える、請求項8に記載のシート。
  10.  前記第2ヒンジ(5b)の前期制御装置が、前記カム(38b)が各錠止部材(26b)を前記作動位置に配置する休み位置に向けて弾発的に付勢されるロータリーカム(38b)と、前記カム(38b)に固定され、かつ各錠止部材(26b)を少なくとも一部分覆う制御プレート(42b)であって、前記カム(38b)が作動位置に動く時に前記後退位置に向けて各錠止部材(26b)を同時に動かすように、各錠止部材(26b)に設けた突出ペグ(36b)と協働するように構成される切抜き部(44b)が設けられる制御プレートと、を備える請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のシート。
  11.  複数の前記錠止部材(26b)のそれぞれ1つを前記第2ヒンジ(5b)の前記第1チークプレート(10b)に連結する複数のばねであって、各ばね(29b)が前記作動位置に向けて自身と協働する前記錠止部材(26b)を付勢する、複数のばねと、 休み位置に向けて弾発的に付勢され、かつ各錠止部材(26b)を少なくとも一部分覆う回転式制御プレート(42b)であって、前記制御プレート(42b)には、該制御プレート(42b)が作動位置に動く時に前記後退位置に向けて各錠止部材(26b)を同時に動かすように各錠止部材(26b)に設けた突出ペグ(36b)と協働するように構成される切抜き部(44b)が設けられている回転式制御プレート(42b)と、を備える請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のシート。
  12.  前記制御プレートの各切抜き部(44b)が、前記制御プレート(42b)が前記休み位置にある時に対応する前記錠止部材(26b)を前記作動位置に保持するように構成されるランプ形状のカム縁(45b)を備える、請求項11に記載のシート。
  13.  前記機械的結合(9)は、前記第1及び第2ヒンジ(5a、5b)の前記制御装置(38a、38b)を或る量の角度遊びを伴って相互連結する損失運動機械式継手(18、19、20)であり、この機械式継手は、前記第1ヒンジ(5a)の前記制御装置(38a)が前記第1ヒンジの前記錠止部材(26b)を前記後退位置から前記作動位置まで動くように駆動される時に、前記第2ヒンジ(5b)の前記制御装置(38b)が前記錠止部材(26b)を前記作動位置に配置することを可能にし、前記機械式継手(9)は前記第1及び第2ヒンジ(5a、5b)の前記制御装置(38a、38b)が前記第1及び第2ヒンジ(5a、5b)の前記錠止部材(26a、26b)を前記後退位置に同時に配置することを可能にするように更に構成されている、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のシート。
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