JP2004033579A - 生体吸収性ステント及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消化管や気管のような比較的径の太い管腔用に適した、拡張力が強く、各管状要素の間の間隙が変化し難い形状安定性な、管腔に挿入可能なステントを提供することにある。また、本発明の目的は、前記ステントの製造方法を提供することにある。
【解決手段】複数の屈曲部分と複数の直線部分に折り曲げられた生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントを1〜8本組み合わせて接合し筒状を形成してなるステントであって、各接合部において2本のフィラメントが接合されて、ジグザグ形状の環状要素が複数連結し筒状体を形成し、各管状要素の間がフィラメントで繋がっている生体吸収性ステントである。生体吸収性ポリマーは好ましくは、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン及び前記ポリマーの共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管腔状器官を拡張し、その管腔状器官の流路を確保する生体内留置型ステントに関する。管腔状器官とは、食道、大腸等の消化管、血管、胆管、尿管、気管等の狭窄が起こる可能性のあるすべての生体内の管腔部を意味する。本発明は、とりわけ、消化管や気管のような比較的径の太い管腔状器官に適する生体内留置型ステントに関する。また、本発明は、生体内留置型ステントの製造方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】
医療において、狭窄した管腔部を拡張したり、脆化した管腔壁を補強したりする目的で、管腔部位にその使用部位に応じた外径を有する筒状形状のステントが挿入される。特に狭窄した血管、尿管、消化管、気管等の管腔状器官の流路再開、例えば動脈硬化性閉塞症における血液再開等の目的で、生体内留置型ステントの重要性は高い。
【0003】
従来のステントは、ステンレスワイヤー、タンタルワイヤー等の金属ワイヤー製であった。金属製ステントは、管腔部位に再狭窄の原因となる炎症や過剰肥厚などが生じるという問題がある。また、金属製ステントを体内に留置すると、異物反応が起こる可能性があり、生体内に半永久的に留置するには不適当である。生体内に挿入されたステントを除去するためには、再手術が必要になる。
【0004】
そこで金属製ステントの問題点を解決する目的で、生体吸収性ポリマーを使用したステントの開発が進められている。特開平5−103830号公報、WO92/15342号公報には、生体内分解性繊維で編組されたステントが開示されている。また特開平6−86827号には、連続する生体吸収性ポリマー繊維製の糸が不織不編状態で筒状体または管状体の周面に沿った形状のステントが開示され、特開平9−308693号には、生体吸収性ポリマー繊維製の1本の糸で編まれたステントが開示され、特開平11−57018号には、生体吸収性ポリマーフィラメント製のウォールタイプステントがそれぞれ開示されている。
【0005】
これらのようなステントによれば、上記金属製ステントによる弊害は解消される。しかしながら、これらのステントは、概して拡張力が弱い。そのため、大きな拡張力を必要としない血管のような細い管腔用のステントとしては適用可能であるが、消化管や気管のような比較的径の太い管腔用のステントとしては、拡張力が弱く、管腔道の確保ができない。
【0006】
さらにジグザグ形状の管状要素を複数個ステントの軸方向に直列状に並べ、細いフィラメントで連結されたZ型ステントは、各管状要素の間の隙間が変化し形状が安定しなく、細いシース内を通過する時に、管状要素が重なったり、シース内の通過性が良くない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、生体吸収性ポリマーを加工したモノフィラメントで作製したステントであって、消化管や気管のような比較的径の太い管腔用に適した、拡張力が強く、各管状要素の間の間隙が変化し難い形状安定性な、管腔に挿入可能なステントを提供することにある。また、本発明の目的は、前記ステントの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は鋭意検討した結果、生体吸収性ポリマーからなるフィラメントの形状付与方法を工夫することで上記目的を達成できることを見出した。
【0009】
本発明は、複数の屈曲部分と複数の直線部分に折り曲げられた生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントを1〜8本組み合わせて接合し筒状を形成してなるステントであって、各接合部において2本のフィラメントが接合されて、ジグザグ形状の環状要素が複数連結し筒状体を形成し、各管状要素の間がフィラメントで繋がっている生体吸収性ステントである。
【0010】
本発明は、生体吸収性ポリマーが、脂肪族ポリエステル系生体吸収性ポリマーである、前記の生体吸収性ステントである。本発明は、生体吸収性ポリマーが、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン及び前記ポリマーの共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である、前記の生体吸収性ステントである。
【0011】
本発明は、生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントがモノフィラメントである、前記の生体吸収性ステントである。
【0012】
また、本発明は、円筒の表面上に多数のピン状のものを所定位置に設置し、その上に複数の生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントを所望する形状に折り曲げ、固定し、熱処理し折り曲げた形状を記憶させる。形状記憶させたフィラメントを取り外し、1〜8本の形状記憶したフィラメントを組合わせて、ジグザグ形状の環状要素が複数連結した筒状体を形成するように2本のフィラメントが接合され、各管状要素の間がフィラメントで繋がっている生体吸収性ステントの製造方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、本発明で用いる生体吸収性フィラメントを構成する生体吸収性ポリマーについて説明する。
本発明において、生体吸収性ポリマーとしては、脂肪族ポリエステル系生体吸収性ポリマーが好ましい。脂肪族ポリエステル系生体吸収性ポリマーとしては、例えば、ポリグリコール酸、ポリ乳酸等のポリ(α−ヒドロキシ酸)、ポリ−ε−カプロラクトン、ポリジオキサノン等が挙げられる。これら脂肪族ポリエステルは、一般に、融点60〜200℃、ガラス転移点−60〜100℃、重量平均分子量10〜30万程度のものである。
【0014】
上記脂肪族ポリエステルのうち、ポリグリコール酸、ポリ乳酸およびその共重合体が、生体吸収性に優れ、生体安全性が高く、しかも分解物であるグリコール酸や乳酸が生体内で吸収される点で特に好ましい。また、ポリ乳酸は、機械的強度に優れ繊維性能も良く価格が安価である点、透明である点、着色性が良い点等でも好ましい。
生体安全性については、ポリ乳酸そのものが安全であるばかりではなく、従来のポリマー素材のように可塑剤を特に添加する必要もないので、その点でも優れている。
もちろん、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、及び前記ポリマーの共重合体から選ばれるブレンドも使用することができる。
【0015】
ポリ乳酸は、通常は、L乳酸単位から構成されるポリ−L−乳酸が好ましい。ポリ−L−乳酸は機械的強度に優れ、所望の繊維物性を得ることができる。
【0016】
また、ポリ乳酸は、ホモポリマーのみならず、乳酸モノマー又はラクチドと共重合可能な他の成分が共重合された乳酸系コポリマーであっても良い。このような他の成分としては、2個以上のエステル結合形成性の官能基を持つジカルボン酸、多価アルコール、ヒドロキシカルボン酸、ラクトン等が挙げられる。
【0017】
ポリ乳酸は従来公知の方法で合成することができる。すなわち、特開平7−33861号公報、特開昭59−96123号公報、高分子討論会予稿集44巻、3198−3199頁に記載のような乳酸からの直接脱水縮合、または乳酸環状二量体ラクチドの開環重合によって合成することができる。
また、ポリ乳酸の生体吸収性を促進するために、ポリ乳酸中のモノマー残量を多くしておくこと、あるいは生体吸収性促進剤をポリマー中に添加することも考えられる。
【0018】
また、脂肪族ポリエステル中に、X線造影成分(例えば、硫酸バリウム、金粉)を含ませれば、ステントを管腔状器官の狭窄部へ的確に装着でき、また治療の過程観察などを的確に行うことができる。
【0019】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明におけるZ型ステントの一例を示す斜視図である。図2は、図1に示したステントを構成する、折り曲げられ形状付与されたフィラメントの一例を示す図である。図3は、本発明におけるZ型ステントの別の例の斜視図である。 図4は、図3に示したステントを構成するフィラメントの一例を示す図である。図5は、多数ピンを表面に有する円筒上に、フィラメントを所望する形状に折り曲げ、固定した状態を示す図である。図6は、従来のZ型ステントを示す図である。図7は、ステントの拡張力測定を説明するための図である。
【0020】
図5に示す様に多数のピンを有する円筒の上に生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメント4本を折り曲げ、固定し、熱処理をして、図2に示す様な形状のフィラメントを形成する。このフィラメント4本を組み合わせて、図1に示すZ型ステントを形成する。形状記憶させる熱処理温度は、80℃〜100℃、熱処理時間は、10分〜20分である。
【0021】
本発明において、生体吸収性フィラメントの直径は、0.1mm〜2mm、好ましくは0.3mm〜1.5mmである。ステントを用いる部位によって、適宜選択される。
【0022】
図2に示すフィラメントを組み合わせて図1に示すZ型ステントを形成するために、2本のフィラメントを結束する。2本のフィラメントを円周方向に並べ、例えば、タンタルワイヤー等の適切なワイヤーを用いて数巻して結束する。この結束に使用するワイヤーは、生体吸収性ワイヤー、又は、X線不透過のマーカーを兼ねたタンタルワイヤーのほか、金線や白金線が挙げられる。より具体的には、線径0.15mm程度で長さが15mm程度のタンタルワイヤーが挙げられる。ワイヤーによる結束後さらに、適切な接着剤を用いて結束部を固着しても良い。接着剤としては、例えば、アロンアルファー(東亜合成製)やポリ乳酸をクロロホルムで溶解させた溶液を用いるとよい。
2本のフィラメントを半径方向に結束すると結束部が、ステントの外側にフィラメントの1本分の径だけ飛び出るが、ステントの円周方向に並べて結束するとステントの外径は他の個所と同じになる。
【0023】
この発明の、複数の屈曲部分と複数の直線部分に折り曲げられた生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントを1〜8本組み合わせて接合し筒状を形成してなるステントの、組み合わせるフィラメントの数としては、好ましくは、2〜6本である。1本の場合は各環状要素間の連結するフィラメントは1本であり、フィラメントの数が2本になれば各環状要素間の連結は2本になり、フィラメントの数と連結するフィラメント数は同じである。
この発明のステントを構成するジグザグ形状の環状要素は、6〜16個の屈曲部(4)を有することが好ましい。屈曲部が6個未満であると、円筒形状の形成が難しくなり、一方、16個を超えると、縮径が難しくなる傾向にある。図1の例では、8個の屈曲部を有する。
【0024】
本発明のステント径は、3mm〜50mm、好ましくは4mm〜35mmである。またステント長さは4mm〜25cmである。ステント外径や長さは、ステントの使用部位に応じて選択される。
【0025】
このようにして出来上がったステントをバルーンを有するカテーテルに縮径して装着し、シースに挿入し、所定の位置まで押し進め、次いでシースを少し引き抜きバルーンを拡張維持した後、バルーンを収縮させてカテーテルとともにシースを引き抜き、ステントを管腔状器官に留置する。
【0026】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
[実施例]
ポリ乳酸(島津製作所製、商標ラクティ、重量平均分子量20万、融点175℃)を200℃で溶融防止して、直径(T)1.0mmのモノフィラメントを得た。
【0027】
モノフィラメントを室温で図5に示す様に、多数のピンを立てた円筒型(外径:20mm、長さ:7cm)に巻き付けた。フィラメントは4本使用した。フィランメントを円筒型に張力を加えながら巻き付けた後、その外側を線経0.3mmのステンレス線で巻き付け、フィラメントの形状を固定し、100℃で20分熱処理をして形状を記憶させた。形状記憶させたフィラメントを円筒型より取り外し、接合すべき4本のフィラメントを円周方向に並べて0.15mmのタンタルワイヤーを用いて数巻してフィラメント同士を結束し、その後、ポリ乳酸溶液にて固着し、Z型ステントを得た。このステントの外径は23mm、長さは48mmであった。このステントは4本のフィラメントを使用し、各環状要素の間は4本のフィラメントで連結されている。
【0028】
得られたステントを縮径し、8.5Fr(外径2.83mm)のバルーン(拡張時の外径は20mm)に被せた後、21Fr(内径7mm)のシース内に装着することが出来た。このように縮径した後、バルーンで拡張した後のZ型ステントの外径はφ21mmであった。
このようにして縮径・拡張した後のステントの拡張力を以下の方法で測定したところ、拡張力は約20g/mm/cmであった。さらに形状安定性が良好で、シース内を押していくような場合でも各連間の隙間は安定して保たれていた。
【0029】
(ステントの拡張力測定方法)
測定具を図7に示す。測定具(8)において、ステント(1)は固定壁(9)とスライド壁(10)との間にセットされ、スライド壁(10)は300gの押圧で押し秤(11)を押すことによりスライドされる。
測定具(8)にステント(1)をセットする前に、ステントの長さ(Acm)を測定する。次ぎに、押し秤(11)で与圧50gを加えた時のステント径X(Bmm)を測定する。続いて、押力を300gとした時のステント径X(Cmm)を測定する。ステント径又はステントの長さが変わると、押圧300gを変更した方が良い場合があるが、その時の目安としては、ステント径の外径を基準として、ステント径(B)が約1/3小さくするような値を採用すれば良い。また、与圧50gも適宜適する値を採用しても良い。
測定されたA,B,Cの数値を用いて、拡張力(Pg/mm/cm)を算出する。拡張力(P)を算出する。拡張力の式は、次式に定義する。
P=(300−50)/〔A×(B−C)〕
【0030】
[比較例]
図6に示す如くの従来型のZステントをフィラメント線経1.0mmとし、0.26φフロロカーボン糸にてのジグザグ形状の各環状要素間の接続を行い、従来型のZステントを作製した。  8.5Fr(外径2.83mm)のバルーン(拡張時の外径は20mm)に被せて21Fr(内径7mm)のシース内を通過させ、その後バルーンにて拡張させた後のステントは外径21mm、長さ51mmで拡張力は約16g/mm/cmであった。
本発明のステントに比し、拡張力が低く、又、シース内を移動させるときはステント長が短くなり、シース内から解放するとステント長が伸びたりし、形状の寸法安定性に劣る。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、各環状要素の間はフィラメントそのもので連絡しているので、環状要素間は安定しており、その連絡しているフィラメントの強さも加わり拡張力も増加する。従って、形状の安定した、拡張力も充分な生体内管腔状器官に挿入可能なるZ型ステントが提供されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のZ型ステントの一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示したステントを構成する、折り曲げられ形状付与されたフィラメントの一例を示す図である。
【図3】本発明のZ型ステントの別の一例を示す斜視図である。
【図4】図3に示したステントを構成するフィラメントの一例を示す図である。
【図5】本発明のZ型ステントを記憶熱処理するために多数ピンを表面に有する円筒上に、フィラメントを所望する形状に折り曲げ、固定した状態を示す図である。
【図6】従来方式のZ型ステントの一例を示す斜視図である。
【図7】ステントの拡張力を測定するための測定具である。
【符号の説明】
(1):本発明のZ型ステント
(2):ステント構成フィラメント
(3):円周方向結束ワイヤー
(4):屈曲部
(5):形状記憶熱処理用の円筒にフィラメントを巻きつけたもの。
(5A):フィラメント巻付ピン
(5B):フィラメント巻付形状
(6):従来方式のZステントの一例
(7):連間結束糸
(8):拡張力測定具
(9):固定壁
(10):移動壁
(11):押し秤

Claims (4)

  1. 複数の屈曲部分と複数の直線部分に折り曲げられた生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントを1〜8本組み合わせて接合し筒状を形成してなるステントであって、各接合部において2本のフィラメントが接合されて、ジグザグ形状の環状要素が複数連結し筒状体を形成し、各管状要素の間がフィラメントで繋がっている生体吸収性ステント。
  2. 生体吸収性ポリマーが、脂肪族ポリエステル系生体吸収性ポリマーである、請求項1に記載の生体吸収性ステント。
  3. 生体吸収性ポリマーが、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、およびその共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の生体吸収性ステント。
  4. 円筒の表面上に多数のピン状のものを所定位置に設置し、その上に1〜8本の生体吸収性ポリマーを主体とするフィラメントを所望する形状に折り曲げ、固定し、熱処理し折り曲げた形状を記憶させる。形状記憶させたフィラメントを取り外し、1〜8本の形状記憶したフィラメントを組合わせて、ジグザグ形状の環状要素が複数連結した筒状体を形成するように2本のフィラメントが接合され、各管状要素の間がフィラメントで繋がっている生体吸収性ステントの製造方法。
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