JP2004027556A

JP2004027556A - Door connecting device

Info

Publication number: JP2004027556A
Application number: JP2002183191A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Ban; 伴　裕史; Kimito Shimizu; 清水　公人
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 2002-06-24
Filing date: 2002-06-24
Publication date: 2004-01-29
Anticipated expiration: 2022-06-24
Also published as: JP4189720B2

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a door connecting device causing no impairment of operability of opening-closing of a door, and requiring no continuous power supply to a driving device. SOLUTION: A detecting mechanism 54 is provided for detecting an engaging and separating state of a latch 50 to a striker 41. The detecting mechanism 54 is constituted so as to output a detecting signal in a prescribed position before the latch 50 reaches a stopping position by engaging or separating to the striker 41. COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の側方に備えられるスライドドアとスイングドアを連結して、ドアの強度の向上を図るドア連結装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
このようなドア連結装置装置としては、従来特開２００２−１４７０９０号に開示されるものがある。このドア連結装置は、車両の側面に設けられる乗員乗降用の開口部に対して前方にスイングドアを、また後方にスライドドアを配置して開閉するようにして、各ドアを閉じたときこれらを連結させる装置である。このドア連結装置では、一方側のドアにストライカを設置し、他方側のドアにストライカを挟むようにして係止することができる連結ロック機構を設置した構成となっている。連結ロック機構には移動可能にスライダが備えられ、各ドアが閉じているときストライカとスライダを当接して、連結ロック機構がストライカを挟む状態に維持する構成にしている。このスライダを、更にドアハンドルと連動するフック部材と係止または離脱するように構成し、スライダがフック部材と係止状態にある間はスライダの移動が拘束されて、連結ロック機構とストライカの係止は解除されない。また、乗員がドアハンドルを操作しドアを開くとき、この操作と連動してスライダとフック部材の係止が解除され、スライダの移動が可能となり、ストライカは連結ロック機構から離脱できるようになる。スライダとフック部材の離脱は、いずれのドアのドアハンドルを操作しても作動可能となるように電気的に制御できる構成を示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のドア連結装置装置では、乗員がドアハンドルを操作してフック部材とスライダが離脱されたときでも、両ドアが閉じているときは、ストライカとスライダが当接し、連結ロック機構はストライカを挟む状態に維持される。このために、両ドアが閉じている間は、連結ロック機構がストライカから離脱可能な状態になっているかどうかはセンサーでは判別ができない。このために、スライダとフック部材の離脱を電気的に制御するように構成する装置では、ドアハンドルが操作されている間、スライダとフック部材の離脱が維持するように、フック部材の駆動装置に通電し続けて、乗員がドアハンドルを操作している間は、スライダとフック部材が係止状態に戻らないようにして制御する必要がある。即ち、乗員がゆっくりドアハンドルを操作するときは、長時間、駆動装置に通電し続ける必要がある。このために、駆動装置へ通電の持続したときの耐熱などの対応が必要となり高価になる問題がある
また、ドアハンドルを引き車両に横方向に引き操作しつつ、特にスライドドアを後方に引くように操作することは、力の方向が異なるために、同時に操作しづらくなる問題がある。
【０００４】
従って、本発明の課題は、この問題を解決するために、ドアの開閉の操作性を損なわずに、また駆動装置への通電の維持が不要なドア連結装置を可能にすることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明で講じた第１の技術的な手段は、車両の側方の開口部を開閉するように配置されるスイングドアまたはスライドドアの一方側に配置されるストライカと、前記スイングドアまたはスライドドアの他方側に配置され、前記ストライカと係止または離脱できるラッチを備える連結ロック機構と、前記ラッチを前記ストライカに係合させるように作動する第１駆動装置と、前記ラッチの前記ストライカからの離脱を可能とするように作動する第２駆動装置とを備えるドア連結装置において、
前記ラッチの前記ストライカに対する係合および離脱状態を検出する検出機構を備え、該検出機構を前記ストライカに対して前記ラッチが係合または離脱して停止する位置に到達する前の所定の位置で、検出信号を出力するように構成したことである。
【０００６】
この構成によって、検出信号を受けた制御装置は、第１または第２駆動装置に作動電流を所定時間供給するように作動する。
【０００７】
さらに、本発明で講じた第２の技術的手段は前記第１の手段に加えて、前記ラッチが前記ストライカに対して係止状態にあるとき、前記ラッチと前記ストライカの間に所定の隙間を設けて配置したことである。
【０００８】
この構成によって、検出機構は確実にラッチのストライカとの係合および離脱の状態を検出できるように作動する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明における、ドア連結装置４の実施の形態を図１から図５を用いて説明する。尚図中、矢印のＦＲは車両の前方向を、矢印ＵＰは上方向を、矢印ＩＮは車幅で内側方向をそれぞれ示す。
【００１０】
図１に示されるように、車両１０はその側面に乗員乗降用の開口部１１を備え、開口部１１を開閉するように、開口部１１に対して、その前方にスイングドア１２を、また後方にスライドドア１４を配置している。開口部１１の中央部には、その前方と後方を区切るピラーを有していない、所謂ピラーレスの車両である。
【００１１】
スイングドア１２は、前端部１２Ａが上下一対の周知のヒンジ１５によって、フロントピラー１８に取付けられ、ヒンジ１５周りに水平方向に揺動して開閉可能になっている。
【００１２】
一方、スライドドア１４は、周知のスライド機構としてローラ（図示せず）が取付けられ、ローラは車体１０に配置されたスライド（図示せず）によって、閉じた位置と開いた位置の間をスライドして移動可能に構成されている。なお、スライドドア１４は、図２に示されるように閉じた位置から、開かれる場合には、車両の斜め後方側に（図２の矢印Ｓの方向）移動するようになっている。
【００１３】
図１に示されるように、スイングドア１２の後端上部１２Ｂには、スイングドア１２が閉じられたかどうかを判定する開閉検出手段としてのカーテシスイッチ１９が配置されている。
【００１４】
コントローラ２４がスイングドア１２に配置され、コントローラ２４はスイングドアハンドル２７のアウトサイドハンドルとインサイドハンドルと、ドアロック装置２０，２６及び連結ロック機構４０との間に介在しドアロック装置２０，２６及び連結ロック機構４０を制御するように構成されている。即ち、ドアロック装置２０，２６及び連結ロック機構４０がロック状態のときには、スイングドアハンドル２７におけるアウトサイドハンドルとインサイドハンドルを操作してもドアが開かないようにして無効にする。一方、ドアロック装置２０，２６及び連結ロック機構４０がアンロック状態にときには、スイングドアハンドル２７におけるアウトサイドハンドルとインサイドハンドルを操作して、ドアを開く操作が有効になるようになっている。なお、ドアロック装置２０は、スイングドア１２の後端上部１２Ｂに、ドアロック装置２６はスイングドア１２の後端下部１２Ｃに配設されている。
【００１５】
一方、スライドドア１４の後端部における上下方向中央部１４Ａには、スライドドア１４が閉じられたかどうかを検出する開閉検出手段としてのカーテシスイッチ２９が配置されている。
【００１６】
コントローラ３０がスライドドア１４に配置され、スライドドアハンドル３２のアウトサイドハンドルおよびインサイドハンドルと、ドアロック装置２８との間に介在し、ドアロック装置２８を制御するように構成されている。即ち、ドアロック装置２８がロック状態のときには、スライドドアハンドル３２におけるアウトサイドハンドルとインサイドハンドルを操作してもドアが開かないように無効にする。一方、ドアロック装置２８がアンロック状態にときには、スライドドアハンドル３２におけるアウトサイドハンドルとインサイドハンドルを操作して、ドアが開くように操作を有効にするようになっている。なお、ドアロック装置２８は、スライドドア１４の後端部における上下方向中央部１４Ａに配置されている。また、コントローラ３０には、スライドドアハンドル３２の操作によってオン、オフするハンドルスイッチ３４が設けられている。
【００１７】
スイングドア１２のコントローラ２４と、スライドドア１４のコントローラ３０は、車両前方に配置されるＥＣＵ３３に接続され、ＥＣＵ３３は各ドアのカーテシスイッチ１９、２９およびハンドルスイッチ３４からの信号をうけ、これらの信号に基づいて後述するクローズアクチュエータ（第１駆動装置）５８、リリースアクチュエータ（第２駆動装置）６４を作動させる構成になっている。
【００１８】
スイングドア１２後端部の上下方向の中央部１２Ｄには，連結ロック機構４０が配置されており、スライドドア１４の前端部の上下方向中間部１４Ｂには、ストライカ４１が配設されている。
【００１９】
図３と図４に示されるように、連結ロック機構４０は、回転自在に取付けられる回転軸４６を有し、回転軸４６の一端部にはポール４８が、また他方端にはレバー４２が一体的に固定され上下方向に揺動可能となっている。
【００２０】
図３、図４および図５に示されるように、連結ロック機構４０には、車両の幅方向に回転面内で回転するラッチ５０が枢軸５２によって取付けられている。ラッチ５０の側面には起立してピン５１が固定され、ピン５１と一方端が当接し、他方端が連結ロック機構４０の図示しないケーシング内に当接するスプリング５３が取付けられている。ラッチ５０はスプリング５３によって、図３の反時計方向に回転するよう付勢力を受ける。図３に示されるように、連結ロック機構４０の係止凹部４０Ａにストライカ４１が嵌った状態で、ラッチ５０が図３に実線で示すように最大に時計方向に回転した位置（後述するＬの位置）に到達すると、ポール４８が図示しないスプリングによって時計方向に回転する。そして、ポール４８は、ラッチ５０の回転方向の背面に当接して、ラッチ５０の逆転を阻止するように係止する。そして、ラッチ５０は、係止凹部４０Ａを閉じる位置に維持され、ストライカ４１は連結ロック機構４０から外れない係止状態になる。
【００２１】
図２に示されるように、連結ロック機構４０がラッチ５０と係止状態になっているとき、ストライカ４１とラッチ５０との間には所定の隙間４１Ａが確保されるように構成されて、車両に対するドアの取付け誤差の影響を受けずにラッチ５０の作動が可能となっている。そして、過大な荷重がいずれかのドアに作用して、ドアに変形が生じる緊急の場合は、ストライカ４１とラッチ５０で両ドアを連結させて、ドアの強度を確保できる構成となっている。
【００２２】
図４に示されるように、連結ロック機構４０は、リリースアクチュエータ（第２駆動装置）６４を備え、リリースアクチュエータ６４の駆動軸６４Ａには作動レバー６４Ａがその中央部で固定して取付けられている。作動レバー６４Ａの一端は、レバー４２の端部上に当接し、リリースアクチュエータ６４の作動によって、ポール４８のラッチ５０との係止を解除させように、ポール４８を図３の反時計方向に回転させることができる構成となっている。ラッチ５０はポール４８との係止が解除されると、スプリング５３の付勢力で、図３に２点差線で示される、最も反時計方向に回転した解除位置（後述するＵの位置）まで回転し、停止する。この状態では、係止凹部４０Ａは開放され、ストライカ４１は、連結ロック機構からの離脱することが可能となる。
【００２３】
一方、スイングドア１２のスイングドアサイドドアハンドル２７は、操作すると端部が下方に動く作動レバー２７Ａを備えている。作動レバー２７Ａの先端部は、リンク機構４４を介して駆動レバー６４Ａの他端部に連結され、スイングドアサイドドアハンドル２７を操作することによって、駆動レバー６４Ａを回転させ、ポール４８を反時計方向に回転させることができる構成となっている。このときリリースアクチュエータ６４は、この操作による作動を妨げないように、適当なクラッチ機構を内蔵して構成するとよい。
【００２４】
図４と図５に示すように、ラッチ５０の枢軸５２にはクローズレバー７０が回転可能に、その穴７２で取付けられている。また、クローズレバー７０には肩部７１が形成され、図３に示すようにピン５１と当接可能となっている。さらにクローズレバー７０の端部には穴７３が形成され、穴７３には回転可能に係止するスナップ７４を介してリンク７５の一端が嵌められている。下方に延びるリンク７５の他端は、連結ロック機構４０の下方に配置されているクローズアクチュエータ５８の揺動作動する駆動レバー５９に連結されている。
【００２５】
図４に示されるように、駆動レバー５９にはスプリング５８Ａが取付けられ、常時はリンク７５を上方に持ち上げ、図３の反時計方向に回転させ、クローズレバー７０を実線で示される位置に保持する。そして、クローズアクチュエータ５８に電流が供給されたときリンク７５を引き下げて、クローズレバー７０を実線で示される位置まで回転させることができる構成となっている。このとき、図３に示されるように、クローズレバー７０は、その肩部７１でピン５１と当接し、ラッチ５０を時計方向に回転させて、ストライカ４１との係止位置にする。
【００２６】
図５に示されるように、枢軸５２の軸上にさらに回転レバー５５とロータリースイッチ５４（検出機構）が配置される。ロータリースイッチ５４は図示しない連結ロック機構４０のケーシングに固定して取付けられて、回転レバー５５は枢軸５２に回転可能に取付けられている。回転レバー５５はその回転中心部に長方形の溝５５Ａを備え、溝５５Ａによってロータリースイッチ５４に内蔵されるスイッチ（図示せず）を切り替える構成となっている。回転中心部から延びる回転レバー５５の端部に形成された穴５５Ｂにはピン５１の先端部が嵌り、回転レバー５５はラッチ５０と一体に回転する構成で、ラッチ５０の位置がロータリースイッチ５４で検出される構成である。
【００２７】
ロータリースイッチ５４は、図３の時計方向にラッチ５０が回転するとき、ラッチ５０上に便宜的に示す基準点ａが、係止位置Ｌに対して所定角度、前側になる位置ｌに到達すると、図５に示す端子５４Ａと５４Ｂ間をロータリースイッチ５４内で導通し、係止位置検出信号を出力する。また、ラッチ５０が反時計方向に回転し、解除位置Ｕの所定角度前の位置ｕに到達すると、図５に示す端子５４Ｃと５４Ｂ間をロータリースイッチ５４内で導通し、解除位置検出信号を出力するようになっている。このように、位置Ｌとｌ、Ｕとｕの間に所定の間隔を設けることによって、ロータリースイッチ５４は、その取付け位置の誤差の影響を受けることなく確実に係止、および解除位置の検出が可能となっている。
【００２８】
次に、以上のように構成されたドア連結装置４の作動を説明する。
【００２９】
スイングドア１２のカーテシスイッチ１９とスライドドアスイッチ１４のカーテシスイッチ２９の両方から各ドアが閉じられたことを示す信号が、ＥＣＵ３３に入力されると、ＥＣＵ３３はクローズアクチュエータ５８に作動電流を供給して作動させ、ラッチ５０を図３に実線で示す係止位置に回転させる。このとき、ロータリースイッチ５４はラッチ５０が位置ｌに到達すると係止位置信号を出力し、この係止位置信号を受けたＥＣＵ３３は、所定の時間後にクローズアクチュエータ５８への作動電流の供給を停止する。このときの所定時間はラッチ５０がポール４８との係合する係止位置Ｌに到達して、確実に保持される長さに設定される。係止位置Ｌに到達後、通電が停止されてもラッチ５０は係止位置に保持されるために、クローズアクチュエータ５８への通電の持続は必要ない。
【００３０】
一方、スイングドア１２のスイングドアサイドドアハンドル２７が操作された場合には、図４のリンク機構４４を介して駆動レバー６４Ａが回転し、ポール４８を反時計方向に回転させる。これによって、ラッチ５０はポール４８との係合が解除され、スプリング５３（図３）によって反時計方向に回転され、ラッチ５０は係止凹部４０Ａを開放し、両ドアの連結状態は解除される。
【００３１】
また、スライドドア１４のスライドドアサイドハンドル３２が操作された場合は、ハンドルスイッチ３４がオンして、ＥＣＵ３３にこのオン信号が入力され、ＥＣＵ３３からはリリースアクチュエータ６４に作動電流が供給される。この場合、リリースアクチュエータ６４によって駆動レバー６４Ａが回転させられ、スイングドアサイドドアハンドル２７を操作した場合と同様に、ポール４８が図３の反時計方向に回転し、ポール４８はラッチ５０を解除する。そして、ラッチ５０はスプリング５３（図３）によって反時計方向に回転し、ラッチ５０は係止凹部４０Ａを開放し、両ドアの連結状態は解除される。
【００３２】
このとき、ロータリースイッチ５４はラッチ５０が位置ｕに到達すると離脱位置信号を出力し、この離脱位置信号を受けたＥＣＵ３３は、所定の時間後にリリースアクチュエータ６４への作動電流の供給を停止する。そして、ラッチ５０は離脱位置Ｕに保持される。このように、リリースアクチュエータ６４への通電の持続は必要ない。
【００３３】
ラッチ５０とストライカ４１は、通常所定の隙間を持って組み合わされているために、上記した一連の相互の係止、離脱の作動は小型のクローズアクチュエータ５８およびリリースアクチュエータ６４によって確実に作動可能となる。
【００３４】
【発明の効果】
上記した構成と作動によって、本発明に係るドア連結装置では、ドアハンドルが操作されている間、スライダとフック部材の離脱が維持するように、フック部材の駆動装置に通電し続けている必要がない。駆動装置の発熱などの問題が解消され、安価にすることができる。乗員がゆっくりドアハンドルを操作する場合でも、連結ロック機構は離脱可能位置を維持する。このために、ドアハンドルを引き引き操作したのち、ゆっくりスライドドアを後方に引くように操作することができるようになって、操作性も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るドア連結装置の車両への取付け状態を示す側面図である。
【図２】図１における、２−２部分の断面図である。
【図３】本発明に係るドア連結装置の連結ロック機構の部分図である。
【図４】本発明に係るドア連結装置の各構成要素の組付け状態を示す斜視図である。
【図５】本発明に係るドア連結装置の各構成要素の組付け状態を部分的に拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
４　　　　　　ドア連結装置
１２　　　　　　スイングドア
１４　　　　　　スライドドア
４０　　　　　　連結ロック機構
４１　　　　　　ストライカ
４１Ａ　　　　　隙間
５８　　　　　　第１駆動装置
６４　　　　　　第２駆動装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door connecting device that connects a sliding door and a swing door provided on the side of a vehicle to improve the strength of the door.
[0002]
[Prior art]
As such a door connecting device, there is a device disclosed in JP-A-2002-147090. This door coupling device arranges a swing door in front of an occupant entry / exit opening provided on the side of the vehicle, and a slide door in the rear to open and close, and when these doors are closed, It is a device to be connected. This door coupling device has a configuration in which a striker is installed on one door and a coupling lock mechanism that can be locked on the other door so as to sandwich the striker. The connection lock mechanism is provided with a slider so as to be movable, and when each door is closed, the striker and the slider come into contact with each other, and the connection lock mechanism is configured to hold the striker therebetween. The slider is further configured to be locked or disengaged from a hook member interlocking with the door handle, and while the slider is locked with the hook member, the movement of the slider is restrained, and the engagement between the connection lock mechanism and the striker is restricted. The suspension is not released. Also, when the occupant operates the door handle to open the door, the locking of the slider and the hook member is released in conjunction with this operation, the slider can be moved, and the striker can be released from the connection lock mechanism. The configuration in which the detachment of the slider and the hook member can be electrically controlled so that the slider can be operated by operating the door handle of any door is shown.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional door connection device, even when the occupant operates the door handle to release the hook member and the slider, when both doors are closed, the striker and the slider come into contact with each other, and the connection lock mechanism is provided. Is maintained with a striker in between. For this reason, while both doors are closed, it cannot be determined by the sensor whether or not the connection lock mechanism is in a state capable of being detached from the striker. For this reason, in a device configured to electrically control the disengagement of the slider and the hook member, a driving device for the hook member is provided so that the disengagement of the slider and the hook member is maintained while the door handle is operated. It is necessary to control so that the slider and the hook member do not return to the locked state while the power is continuously supplied and the occupant is operating the door handle. That is, when the occupant slowly operates the door handle, it is necessary to keep energizing the driving device for a long time. For this reason, it is necessary to take measures such as heat resistance when the drive device is continuously energized, and there is a problem that it is expensive.In addition, while pulling the door handle and pulling the vehicle in the lateral direction, particularly pulling the slide door backward. In this case, there is a problem that the operation is difficult at the same time because the direction of the force is different.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problem by providing a door connecting device that does not impair operability of opening and closing a door and that does not need to maintain power supply to a driving device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a first technical means adopted in the present invention is arranged on one side of a swing door or a slide door arranged to open and close a side opening of a vehicle. A striker, a connection lock mechanism that is disposed on the other side of the swing door or the slide door, and includes a latch that can be locked or released from the striker, and a first drive device that operates to engage the latch with the striker. A second driving device operable to enable the latch to be disengaged from the striker,
A detection mechanism for detecting an engagement and disengagement state of the latch with respect to the striker is provided.The detection mechanism is provided at a predetermined position before reaching a position where the latch engages or disengages with respect to the striker and stops. That is, the detection signal is output.
[0006]
With this configuration, the control device that has received the detection signal operates so as to supply an operating current to the first or second driving device for a predetermined time.
[0007]
Further, the second technical means adopted in the present invention is such that, in addition to the first means, when the latch is locked with respect to the striker, a predetermined gap is provided between the latch and the striker. That is, it is provided and arranged.
[0008]
With this configuration, the detection mechanism operates to reliably detect the state of engagement and disengagement of the latch with the striker.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the door connection device 4 in the present invention will be described with reference to FIGS. In the drawings, the arrow FR indicates the forward direction of the vehicle, the arrow UP indicates the upward direction, and the arrow IN indicates the inward direction of the vehicle width.
[0010]
As shown in FIG. 1, a vehicle 10 has an opening 11 for occupant getting on and off on a side surface thereof, and a swing door 12 is provided in front of the opening 11 so as to open and close the opening 11, and a rear side is provided. The slide door 14 is arranged at the right side of FIG. This is a so-called pillarless vehicle having no pillar at the center of the opening 11 to separate the front and rear thereof.
[0011]
The front end portion 12A of the swing door 12 is attached to the front pillar 18 by a pair of upper and lower well-known hinges 15 and can swing open and close around the hinges 15 in the horizontal direction.
[0012]
On the other hand, a roller (not shown) is attached to the slide door 14 as a well-known slide mechanism, and the roller slides between a closed position and an open position by a slide (not shown) arranged on the vehicle body 10. It is configured to be movable. When the slide door 14 is opened from the closed position as shown in FIG. 2, it moves diagonally rearward of the vehicle (in the direction of arrow S in FIG. 2).
[0013]
As shown in FIG. 1, a courtesy switch 19 as an open / close detection unit that determines whether the swing door 12 is closed is disposed on the upper rear end 12 B of the swing door 12.
[0014]
The controller 24 is disposed on the swing door 12, and the controller 24 is interposed between the outside handle and the inside handle of the swing door handle 27, the door lock devices 20, 26, and the connection lock mechanism 40, and the door lock devices 20, 26 and It is configured to control the connection lock mechanism 40. That is, when the door lock devices 20, 26 and the connection lock mechanism 40 are in the locked state, even if the outside handle and the inside handle of the swing door handle 27 are operated, the door is not opened so as to be invalidated. On the other hand, when the door lock devices 20 and 26 and the connection lock mechanism 40 are unlocked, the operation of opening the door by operating the outside handle and the inside handle of the swing door handle 27 is enabled. Note that the door lock device 20 is disposed on the rear end upper portion 12B of the swing door 12, and the door lock device 26 is disposed on the rear end lower portion 12C of the swing door 12.
[0015]
On the other hand, a courtesy switch 29 as an open / close detecting means for detecting whether or not the slide door 14 is closed is disposed at the center 14A of the rear end of the slide door 14 in the vertical direction.
[0016]
A controller 30 is disposed on the slide door 14 and is interposed between the outside handle and the inside handle of the slide door handle 32 and the door lock device 28 to control the door lock device 28. That is, when the door lock device 28 is in the locked state, even if the outside handle and the inside handle of the sliding door handle 32 are operated, the door is invalidated so as not to be opened. On the other hand, when the door lock device 28 is in the unlocked state, the outside handle and the inside handle of the slide door handle 32 are operated to enable the operation so that the door is opened. In addition, the door lock device 28 is disposed at the center 14 A in the vertical direction at the rear end of the slide door 14. The controller 30 is provided with a handle switch 34 that is turned on and off by operating the slide door handle 32.
[0017]
The controller 24 of the swing door 12 and the controller 30 of the slide door 14 are connected to an ECU 33 disposed in front of the vehicle. The ECU 33 receives signals from courtesy switches 19 and 29 and a handle switch 34 of each door, and receives these signals. , A closing actuator (first driving device) 58 and a release actuator (second driving device) 64 to be described later are operated.
[0018]
A connection lock mechanism 40 is disposed at a vertical center portion 12D of the rear end of the swing door 12, and a striker 41 is disposed at a vertical intermediate portion 14B at the front end of the slide door 14.
[0019]
As shown in FIGS. 3 and 4, the connection lock mechanism 40 has a rotation shaft 46 that is rotatably mounted. A pole 48 is integrated with one end of the rotation shaft 46, and a lever 42 is integrated with the other end. Fixed vertically and can swing up and down.
[0020]
As shown in FIGS. 3, 4, and 5, a latch 50 that rotates in a rotation plane in the width direction of the vehicle is attached to the connection lock mechanism 40 by a pivot 52. A pin 51 is fixed upright on the side surface of the latch 50, and a spring 53 is mounted so that one end of the latch 51 is in contact with the pin 51 and the other end is in contact with a casing (not shown) of the connection lock mechanism 40. The latch 50 is biased by a spring 53 to rotate in the counterclockwise direction in FIG. As shown in FIG. 3, when the striker 41 is fitted in the locking recess 40A of the connection lock mechanism 40, the latch 50 is rotated clockwise as shown by the solid line in FIG. (Position), the pawl 48 is rotated clockwise by a spring (not shown). The pawl 48 contacts the rear surface of the latch 50 in the rotation direction and locks the latch 50 so as to prevent the latch 50 from rotating in the reverse direction. Then, the latch 50 is maintained at the position where the locking recess 40 A is closed, and the striker 41 is locked so as not to come off from the connection lock mechanism 40.
[0021]
As shown in FIG. 2, when the connection lock mechanism 40 is locked with the latch 50, a predetermined gap 41 A is provided between the striker 41 and the latch 50, The operation of the latch 50 can be performed without being affected by the mounting error of the door with respect to. In the case of an emergency in which an excessive load acts on one of the doors and the door is deformed, the striker 41 and the latch 50 connect the two doors to ensure the strength of the door.
[0022]
As shown in FIG. 4, the connection lock mechanism 40 includes a release actuator (second drive device) 64, and an operation lever 64 A is fixedly attached to a drive shaft 64 A of the release actuator 64 at a central portion thereof. . One end of the operating lever 64 A abuts on the end of the lever 42 and rotates the pawl 48 counterclockwise in FIG. 3 so that the release actuator 64 releases the locking of the pawl 48 with the latch 50. It has a configuration that can be performed. When the latch 50 is released from the engagement with the pawl 48, the latch 50 is rotated by the urging force of the spring 53 to the most counterclockwise rotated release position (a position U described later) indicated by a two-dot line in FIG. And stop. In this state, the locking recess 40A is opened, and the striker 41 can be released from the connection lock mechanism.
[0023]
On the other hand, the swing door side door handle 27 of the swing door 12 includes an operating lever 27A whose end moves downward when operated. The distal end of the operating lever 27A is connected to the other end of the driving lever 64A via the link mechanism 44. By operating the swing door side door handle 27, the driving lever 64A is rotated, and the pawl 48 is turned counterclockwise. It can be rotated in any direction. At this time, the release actuator 64 may be configured to incorporate a suitable clutch mechanism so as not to hinder the operation by this operation.
[0024]
As shown in FIGS. 4 and 5, a close lever 70 is rotatably mounted on the pivot 52 of the latch 50 through a hole 72 thereof. Further, a shoulder 71 is formed on the close lever 70, and can be brought into contact with the pin 51 as shown in FIG. Further, a hole 73 is formed at an end of the closing lever 70, and one end of a link 75 is fitted into the hole 73 via a snap 74 that is rotatably locked. The other end of the link 75 extending downward is connected to a drive lever 59 that swings and operates of a close actuator 58 disposed below the connection lock mechanism 40.
[0025]
As shown in FIG. 4, a spring 58A is attached to the drive lever 59, and always lifts the link 75 upward and rotates it counterclockwise in FIG. 3 to hold the close lever 70 at the position shown by the solid line. . Then, when a current is supplied to the close actuator 58, the link 75 is pulled down, and the close lever 70 can be rotated to the position shown by the solid line. At this time, as shown in FIG. 3, the close lever 70 comes into contact with the pin 51 at the shoulder 71 thereof, and rotates the latch 50 clockwise to the locked position with the striker 41.
[0026]
As shown in FIG. 5, a rotary lever 55 and a rotary switch 54 (detection mechanism) are further disposed on the axis of the pivot 52. The rotary switch 54 is fixedly attached to a casing of the connection lock mechanism 40 (not shown), and the rotation lever 55 is attached to the pivot 52 so as to be rotatable. The rotary lever 55 has a rectangular groove 55A at the center of rotation, and switches the switch (not shown) built in the rotary switch 54 by the groove 55A. The tip of the pin 51 is fitted into a hole 55B formed at the end of the rotation lever 55 extending from the rotation center, and the rotation lever 55 is configured to rotate integrally with the latch 50. This is the configuration to be detected.
[0027]
When the latch 50 rotates clockwise in FIG. 3, when the reference point a, which is conveniently displayed on the latch 50, reaches a position 1 that is a predetermined angle with respect to the locking position L and is on the front side, Conduction is established between the terminals 54A and 54B shown in FIG. 5 in the rotary switch 54, and a locked position detection signal is output. When the latch 50 rotates counterclockwise and reaches a position u which is a predetermined angle before the release position U, the terminals 54C and 54B shown in FIG. 5 are electrically connected in the rotary switch 54, and a release position detection signal is output. It is supposed to. As described above, by providing the predetermined intervals between the positions L and 1 and between the positions U and u, the rotary switch 54 can reliably lock and detect the release position without being affected by an error in its mounting position. It is possible.
[0028]
Next, the operation of the door coupling device 4 configured as described above will be described.
[0029]
When a signal indicating that each door is closed is input to the ECU 33 from both the courtesy switch 19 of the swing door 12 and the courtesy switch 29 of the sliding door switch 14, the ECU 33 supplies an operation current to the close actuator 58. Activate and rotate the latch 50 to the locked position shown by the solid line in FIG. At this time, when the latch 50 reaches the position 1, the rotary switch 54 outputs a locking position signal, and the ECU 33 that has received the locking position signal stops supplying the operating current to the closing actuator 58 after a predetermined time. . The predetermined time at this time is set to a length at which the latch 50 reaches the locking position L where the latch 50 engages with the pawl 48 and is securely held. After reaching the locking position L, the latch 50 is held at the locking position even if the power supply is stopped, so that the close actuator 58 does not need to be continuously supplied with power.
[0030]
On the other hand, when the swing door side door handle 27 of the swing door 12 is operated, the drive lever 64A rotates via the link mechanism 44 in FIG. 4, and rotates the pawl 48 counterclockwise. As a result, the latch 50 is disengaged from the pawl 48, rotated counterclockwise by the spring 53 (FIG. 3), the latch 50 opens the locking recess 40A, and the connected state of both doors is released. .
[0031]
When the slide door side handle 32 of the slide door 14 is operated, the handle switch 34 is turned on, this ON signal is input to the ECU 33, and an operation current is supplied from the ECU 33 to the release actuator 64. In this case, the drive lever 64A is rotated by the release actuator 64, and the pawl 48 rotates counterclockwise in FIG. 3 as in the case where the swing door side door handle 27 is operated, and the pawl 48 releases the latch 50. . Then, the latch 50 is rotated counterclockwise by the spring 53 (FIG. 3), the latch 50 opens the locking concave portion 40A, and the connected state of both doors is released.
[0032]
At this time, the rotary switch 54 outputs a release position signal when the latch 50 reaches the position u, and the ECU 33 that has received the release position signal stops supplying the operating current to the release actuator 64 after a predetermined time. Then, the latch 50 is held at the detached position U. Thus, it is not necessary to keep the release actuator 64 energized.
[0033]
Since the latch 50 and the striker 41 are usually combined with a predetermined gap, the above-described series of mutual locking and releasing operations can be reliably performed by the small close actuator 58 and the release actuator 64. .
[0034]
【The invention's effect】
With the above-described configuration and operation, in the door coupling device according to the present invention, it is necessary to keep energizing the driving device of the hook member so that the slider and the hook member are kept separated while the door handle is operated. Absent. Problems such as heat generation of the driving device are solved, and the cost can be reduced. Even when the occupant slowly operates the door handle, the connection lock mechanism maintains the detachable position. For this reason, after the pulling operation of the door handle, the sliding door can be operated so as to be slowly pulled backward, so that the operability is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a state in which a door connecting device according to the present invention is mounted on a vehicle.
FIG. 2 is a sectional view of a portion 2-2 in FIG.
FIG. 3 is a partial view of a connection lock mechanism of the door connection device according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing an assembled state of each component of the door coupling device according to the present invention.
FIG. 5 is a partially enlarged perspective view showing an assembled state of each component of the door coupling device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
4 Door Connection Device 12 Swing Door 14 Slide Door 40 Connection Lock Mechanism 41 Striker 41A Gap 58 First Drive Device 64 Second Drive Device

Claims

車両の側方の開口部を開閉するように配置されるスイングドアまたはスライドドアの一方側に配置されるストライカと、
前記スイングドアまたはスライドドアの他方側に配置され、前記ストライカと係止または離脱できるラッチを備える連結ロック機構と、
前記ラッチを前記ストライカに係合させるように作動する第１駆動装置と、
前記ラッチの前記ストライカからの離脱を可能とするように作動する第２駆動装置とを備えるドア連結装置において、
前記ラッチの前記ストライカに対する係合および離脱状態を検出する検出機構を備え、該検出機構を前記ストライカに対して前記ラッチが係合または離脱して停止する位置に到達する前の所定の位置で、検出信号を出力するように構成したことを特徴とするドア連結装置。A striker arranged on one side of a swing door or a slide door arranged to open and close a side opening of the vehicle,
A connection lock mechanism that is provided on the other side of the swing door or the slide door and includes a latch that can be locked or released from the striker;
A first drive operable to engage the latch with the striker;
A second drive that operates to allow the latch to disengage from the striker;
A detection mechanism for detecting an engagement and disengagement state of the latch with respect to the striker is provided.The detection mechanism is provided at a predetermined position before reaching a position where the latch engages or disengages with respect to the striker and stops. A door connecting device configured to output a detection signal.

前記ラッチが前記ストライカに対して係止状態にあるとき、前記ラッチと前記ストライカの間に所定の隙間を設けて配置したことを特徴とする、請求項１に記載のドア連結装置。The door connection device according to claim 1, wherein a predetermined gap is provided between the latch and the striker when the latch is locked with respect to the striker.