JP2004024886A - 二重足載台を備えた椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】使用者の着座用の座部1と、該座部1前部で回動出没可能に配備された足載台4と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部2とを備えた椅子において、座部1前部下方床面から座部1と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台5を設けて構成する。また背凭れ部2と第二足載台5間には任意にリンク機構6を設け、背凭れ部の起伏に連動して第二足載台や足載台が出没し、足長の異なる使用者が可及的にリラックスした状態で着座できるようにする。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、座部前方で出没可能な足載台を有する椅子に係り、詳しくは、座部前部で回動出没可能な足載台と該足載台の前方と座部前部下方床面間で出没可能な第二足載台とを有する二重足載台を備えた椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の椅子は、座部及び背凭れ部を有し、これに任意に設けられる肘掛け部を備えて構成しているが、これらの椅子は、一定規格の座部高さを有するよう製作されるのが通常である。
【0003】
また、マッサージ椅子においては、このような従来の椅子にマッサージ機能を具備させたものであり、背凭れ部内に揉み動作や叩き動作を行なえる施療子の駆動機構や圧縮空気給排装置等に連通される膨縮袋を設けて構成されており、しかも前記施療子の駆動機構や膨縮袋を背凭れ部内の所定の範囲で上下方向に電動昇降させる事ができるよう構成したものが一般的である。
【0004】
更に、従来の椅子やマッサージ椅子は、手動や電動で背凭れ部を好みの角度に傾倒させる事ができるリクライニング機構が設けられており、例えば特開平6−154054号公報には、起立状態からバックレスト(背凭れ部)を徐々に後方に倒すと、座部の下方に収納されているオットマン(足載台)が連動して徐々に回動しながら前方に持ち上がり、バックレストの倒伏状態でオットマンが座部の高さと水平状になるように形成されたものが開示されており、このリクライニング機構を使用することによって、使用者が楽な姿勢で着座或いは仰臥できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の椅子やマッサージ椅子においては、標準的な日本人の体格に適合させるよう座部の高さを設定しており、このため、座部の前方位置で出没自在に取着される足載台の突出幅は座部高さ以内の幅に限定されてしまう。
【0006】
この足載台の突出幅は、標準的な日本人にとっては問題ないのであるが、近年の若人や欧米人のような足の長い使用者がこのような椅子を使用する場合には、足載台の突出量が短い為に、突出した足載台に支持される部分が太腿部や膝部である為に逆に座り心地の悪いものとなり、リラックスできないという問題が生じており、該椅子がマッサージ椅子の場合には、尚更である。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みて成されたものであり、足長の異なる施療者や使用者がマッサージ椅子等の椅子に着座して、足載台を任意に突出させる事ができるようにすると共に、施療者や使用者の足長が大きい場合には、これに適合するよう第二足載台を突出させる事ができるようにして、突出幅を任意に調整できるようにする二重足載台を備えた椅子を提供する事を目的とする。
【0008】
また本発明は、第二足載台の載置面が常時上面になるよう配備して、退没状態では足置きとして利用でき、突出状態では足部全体の載置面として利用できる二重足載台を備えた椅子を提供する事を目的とする。
【0009】
更に本発明は、突出量の少ない足載台を手動により任意に出没させる事ができると共に、突出量の多い第二足載台を背凭れ部の起伏に連動するようにして、背凭れ部が倒伏した場合には、常時、施療者や使用者における足長以上の足載台の突出量を確保して、可及的にリラックスできる二重足載台を備えた椅子を提供する事を目的とするものである。
【0010】
更にまた本発明は、足載台或いは第二足載台の少なくとも一方にマッサージ手段を具備させて、施療者の足部に温熱やマッサージ効果を有する二重足載台を備えた椅子を提供する事を目的とするものである。
【0011】
更に本発明は、背凭れ部にマッサージ手段を有するマッサージ機とする事で、リラックスした状態で使用できるマッサージ効果のある二重足載台を備えた椅子を提供する事を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の二重足載台を備えた椅子は、上記目的を達成すべく以下のように構成している。
すなわち、本発明の二重足載台を備えた椅子は、座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部とを備えた椅子であって、該椅子の座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台を設ける事を特徴とする。
【0013】
また、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記背凭れ部と第二足載台及び要すれば足載台の間にリンク機構を介設して第二足載台が背凭れ部の起伏に連動するよう構成した事を特徴とするものである。
【0014】
更に、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記足載台と前記第二足載台の少なくとも一方に、揉み機構、振動機構、ローリング機構、空圧機構、指圧機構、温熱機構等の適宜機構を任意に装備させるマッサージ手段を内装して構成する事を特徴とする。
【0015】
更にまた、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記背凭れ部が揉み機構、振動機構、ローリング機構、空圧機構、指圧機構、温熱機構等の適宜機構を任意に装備させたマッサージ手段を内装した背凭れ部である事を特徴とするものである。
【0016】
【作用】
本発明の二重足載台を備えた椅子は、上記のような構成を採用することにより次のような作用をもたらす。
本発明の二重足載台を備えた椅子は、椅子の座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ出没可能な第二足載台を設けている為、足長の異なる施療者や使用者がマッサージ椅子等の椅子に着座して、足載台と第二足載台とを任意に突出させる事で、異なる足長の施療者や使用者に応じてその突出幅を適宜に調整する事ができる。
【0017】
また本発明の二重足載台を備えた椅子は、座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台を設けている為、退没状態では足置きとして利用でき、突出状態では足部全体の載置面として利用でき、第二足載台を常時使用する事できる。
【0018】
更に、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記背凭れ部と第二足載台及び要すれば足載台との間にリンク機構を介設して第二足載台或いは第二足載台及び足載台が背凭れ部の起伏に連動するようにしている為、背凭れ部が倒伏した場合には、突出量の多い第二足載台を自動的に突出させて、足長の大きい施療者や使用者に対しても常時突出量を確保して足の離脱を防止して安定載置する事ができ、可及的にリラックスできる状態を維持させる事ができる。
【0019】
更にまた、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記足載台と前記第二足載台の少なくとも一方に、マッサージ手段を内装している為、該マッサージ手段が、揉み機構、振動機構、空圧機構、ローリング機構及び温熱機構等を適宜に内装する事で、施療者の足部に揉みマッサージ、振動マッサージ、空圧マッサージ、摺動マッサージ及び温熱マッサージ等のマッサージ効果を付与する事ができる。
【0020】
更に、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記背凭れ部が揉み機構、振動機構、空圧機構、ローリング機構及び温熱機構等のマッサージ手段を適宜に内装した背凭れ部にしている為、リラックスした状態で任意のマッサージを行い得る椅子型マッサーッジ機に利用でき、上記各作用と同様の揉みマッサージ、振動マッサージ、空圧マッサージ、摺動マッサージ及び温熱マッサージ等の作用を有するマッサージ機を提供する事もできる。
【0021】
【発明の実施の態様】
以下、本発明の二重足載台を備えた椅子を、添付図面に示す一実施例に基づいて、これを詳細に説明する。
【0022】
図1乃至図4は本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図であり、図5乃び図6は本発明の二重足載台を備えた椅子における作動状況を示す説明図であり、図7及び図8は本発明の二重足載台を備えた椅子の使用状態を示す説明図であり、図9は背凭れ部と第二足載台にマッサージ手段を内装した本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図であり、図10は本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す斜面図である。
【0023】
本発明の二重足載台を備えた椅子は、図1乃至図9に示したような、使用者の着座用の座部1と、該座部1前部で回動出没可能に配備された足載台4と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部2とを備え、該椅子の座部1前部下方床面から座部1と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台5とを設けて構成されている。
【0024】
前記座部1には、骨組み構成される座枠11を有しており、背凭れ部2にも骨組み構成される背枠21を備えており、その各内部及び外周に有クッション性を有するウレタンや発砲スチロール等の弾性部材を配備すると共に、該弾性部材の外周を布製や革製の生地で被覆して構成している。
【0025】
また、前記背凭れ部2には、油圧シリンダー61や図示していないが電動モータとジャッキ或いは螺軸により構成されるアクチュエータ等が設けられており、手動や電動で背凭れ部2を起立状態から傾斜状態及び倒伏状態に移動させる事ができるようにしている。
【0026】
前記背凭れ部2と足載台4との間にはリンク機構3を介設しており、リンク機構3を作動させる手動レバー(図示せず)に連動して、足載台4を座部1前部で出没し得るよう構成している。
【0027】
尚、実施例では、最も簡易なリンク機構3を使用したものを例示しており、前記リンク機構3を足載台4前端に垂下状に固定された棒状リンク31と該棒状リンク31の至端に枢止されて回動するU字状リンク32とで構成している。
【0028】
前記U字状リンク32は、湾曲形成されており、その他端側に前記足載台4を枢着して、該足載台4は枢点33を中心として揺動するよう構成している。
【0029】
尚、前記棒状リンク31とU字状リンク32の枢点33には、U字状リンク32を回動するための回動棒(図示せず)を横架しており、該回動棒の一端には前記手動レバーが連結されており、手動レバーを前後に回動する事でこれに連動する回動棒が回動すると共にU字状リンク32が枢点33を基準として回動し、足載台4が前後に出没移動するようにしている。
【0030】
実施例では、前記第二足載台5は、リンク機構6を介して背凭れ部2に連動して出没するようにしたものを例示しており、その構造は、前記第二足載台5の後部に前記油圧シリンダー61に連動するリンク機構6で出没する第二足載台5を取付けて構成したものである。
【0031】
前記第二足載台5と前記背凭れ部2間に介設されて前記背凭れ部2の起伏に連動するリンク機構6は、複数のリンクで構成されており、実施例では揺動可能に座部1前部に垂下された棒状リンク61と、この至端に枢着されたU字状リンク62と、該U字状リンク62を押引する押動リンク63と、該押動リンク63を押引すべく枢止され、背凭れ部2の背枠21下端にこれと連動するよう連結された連動リンク64で揺動する揺動リンク65とで構成している。
【0032】
前記U字状リンク62は湾曲形成されており、前記座枠11の前部に垂下された棒状リンク66の至端にこの一端を枢止し、他端を前記第二足載台5に枢止して該第二足載台5を揺動可能にしている。
【0033】
前記連動リンク64は、前記背枠21の下部にその一端が枢着され、該背凭れ部2の起伏に連動して前後に移動するように連結されており、該連動リンク64の他端を前記揺動リンク65の内部長孔651に臨ませて、該長孔651内を移動可能に枢止されている。
【0034】
前記押動リンク63は、前記U字状リンク62を押引して第二足載台5を座部1から一定間隔を存した状態で出没させるものであるが、前記揺動リンク65の上部至端に枢着されて、揺動リンク65の揺動に連動して押動リンク63が押引動作を行う。
【0035】
従って、油圧シリンダー61を引き込んで前期背凭れ部2が起立状態から倒伏状態に移動する場合に、背枠21は横方向に傾斜を続ける事で連動リンク64も図面左方向に引き寄せられ、これに連動して揺動リンク65が、図2の右方向への傾き状態から図4に示すように左方向への傾き状態に揺動する。これにより、押動リンク63は、U字状リンク62を左方向に揺動させて、第二足載台5を座部1前部に連動突出させるのである。
【0036】
前記第二足載台5には、図9に示したように、マッサージ手段が設けられており、実施例では、振動機構51を内装したものを例示している。
【0037】
このマッサージ手段は、振動機構51による振動マッサージの他、揉み機構、ローリング機構や空圧機構(膨縮空気袋を配したもの)或いは指圧機構の他、温熱機構等の任意のものを適宜に内装する事で、任意のマッサージ効果を付与する事ができるものである。
【0038】
また、実施例では、第二足載台5にマッサージ手段を内装したものを例示しているが、これに代えて足載台4に内装しても良く、また双方に適宜のマッサージ手段を内装しても良い。
【0039】
更に、図9に示す実施例では、背凭れ部2がマッサージ手段を内装した背凭れ部2であるものを例示しており、図面では、コンプレッサー等により複数の空気袋211を膨縮させるようにした空圧機構21を内装したものを示した。尚、このマッサージ手段は、空圧機構21に代えて、揉み機構や振動機構、ローリング機構、或いは指圧機構の他、温熱機構等の任意のものを適宜に内装しても良く、その使用目的に応じた適宜のマッサージ手段を設ける事ができ、各マッサージ手段に応じたマッサージ効果を付与する事ができるものである。
【0040】
上記のように構成した本発明の二重足載台を備えた椅子を使用する場合には、図7に示したように足を第二足載台に載置させて施療者や使用者が着座し、第二足載台5にマッサージ手段が設けられている場合や背凭れ部2にマッサージ手段が内装されている場合には、施療者が適宜マッサージ手段を稼動させる事でマッサージ手段に応じた適宜のマッサージ効果が得られる。
【0041】
また、上記着座状態では、足載台4を手動により任意に出没させる事ができるものであり、その選択は任意に行う事ができる。
【0042】
上記着座した施療者や使用者が、油圧シリンダー61を操作して背凭れ部2を起立状態から傾斜状態及び倒伏状態に移動させる事で、図8に示したように足載台5が連動して施療者や使用者の足部を第二足載台5に載置した状態で前方へ突出させ、リラックスした仰臥姿勢にする事ができるものであり、第二足載台5にマッサージ手段が設けられている場合や背凭れ部2にマッサージ手段が内装されている場合には、施療者が適宜マッサージ手段を稼動させる事でリラックスした状態でマッサージ手段に応じた適宜のマッサージ効果が得られる。
【0043】
また、前記図8のような背凭れ部2が倒伏し、足載台4及び第二足載台5が突出した状態から、背凭れ部2が起立する通常の状態に戻す場合には、前記と逆方向に油圧シリンダー61を操作する事で、足載台4のみを突出させた状態まで復帰させる事ができ、更に足載台4を手動により退没させる事で図7に示したように、背凭れ部2を起立させた元の状態に復帰させる事ができる。
【0044】
【発明の効果】
よって、椅子やマッサージ椅子に適応できる本発明における請求項1記載の二重足載台を備えた椅子は、上記のように、椅子の座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ出没可能な第二足載台を設けている為、足が足載台から露出してしまう従来の足載台を備えた椅子とは異なり、足長の異なる施療者や使用者応じた足載台の突出幅に適宜に調整する事ができ、しかも、第二足載台は常時載置面が上面である状態で出没できるよう構成している為、退没状態では足置きとして利用でき、突出状態では足部全体の載置面として利用でき、第二足載台を常時有効に使用する事できる。
【0045】
更に、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記背凭れ部と第二足載台との間にリンク機構を介設して第二足載台や足載台が背凭れ部の起伏に連動するようにしている為、背凭れ部が倒伏した場合には、突出量の多い第二足載台を自動的に突出させて、足長の大きい施療者や使用者に充分な突出量を確保した状態で足を安定載置する事ができ、可及的にリラックスできる状態での椅子の利用ができる。
【0046】
更にまた、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記足載台と前記第二足載台の少なくとも一方に、任意のマッサージ手段を内装して構成している為、該マッサージ手段により、施療者の足部に揉みマッサージ、振動マッサージ、空圧マッサージ、摺動マッサージ及び温熱マッサージ等のマッサージ効果を付与する事ができる。
【0047】
更に、本発明の二重足載台を備えた椅子は、前記背凭れ部が適宜のマッサージ手段を内装した背凭れ部にしている為、リラックスした状態でマッサージ手段により、施療者の背部に揉みマッサージ、叩きマッサージ、空圧マッサージ、振動マッサージ或いは摺動マッサージの他温熱マッサージ等の適宜のマッサージ効果を付与する事ができる。
【0048】
また本発明は、第二足載台の退没時は、常時足置きを形成している為、第二足載台が設置面に当接して壊損したり、床面に瑕疵を与えたりする事も危険性も回避でき、安価で安全性を高める事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図である。
【図5】本発明の二重足載台を備えた椅子における作動状況を示す説明図である。
【図6】本発明の二重足載台を備えた椅子における作動状況を示す説明図である。
【図7】本発明の二重足載台を備えた椅子の使用状態を示す説明図である。
【図8】本発明の二重足載台を備えた椅子の使用状態を示す説明図である。
【図9】背凭れ部と第二足載台にマッサージ手段を内装した本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す説明図である。
【図10】本発明の二重足載台を備えた椅子の一実施例を示す斜面図である。
【符号の説明】
1 座部
21 空圧機構(マッサージ手段)
2 背凭れ部
3 リンク機構
4 足載台
5 第二足載台
51 振動機構(マッサージ手段)
6 リンク機構
Claims (7)
- 座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部とを備えた椅子であって、該椅子の足載台にマッサージ手段を内装すると共に、該足載台を跨いで座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能な第二足載台を設けて構成した事を特徴とする二重足載台を備えた椅子。
- 座部前部で回動出没可能に配備された足載台と、座部後部で起伏自在に配設された背凭れ部とを備えた椅子であって、該椅子の足載台を跨いで座部前部下方床面から座部と一定間隔を存した前方へ常時載置面が上面である状態で出没可能でマッサージ手段を内装している第二足載台を設けて構成した事を特徴とする二重足載台を備えた椅子。
- 前記背凭れ部にマッサージ手段を内装して構成した事を特徴とする請求項1及び請求項2記載の二重足載台を備えた椅子。
- 前記マッサージ手段が、揉み機構、振動機構、ローリング機構、空圧機構、指圧機構、温熱機構等の適宜機構を任意に装備させたマッサージ手段である事を特徴とする請求項1乃至請求項3記載の二重足載台を備えた椅子。
- 前記背凭れ部と第二足載台との間にリンク機構を介設して、背凭れ部の起伏に連動して第二足載台が出没するよう構成した事を特徴とする請求項1乃至請求項4記載の二重足載台を備えた椅子。
- 前記背凭れ部と足載台及び第二足載台との間にリンク機構を介設して、背凭れ部の起伏に連動して足載台及び第二足載台が出没するよう構成した事を特徴とする請求項1乃至請求項4記載の二重足載台を備えた椅子。
- 前記足載台は、手動で任意に出没させる事ができるよう構成した事を特徴とする請求項1乃至請求項6記載の二重足載台を備えた椅子。
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2003
- 2003-07-23 JP JP2003200534A patent/JP2004024886A/ja active Pending
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Legal Events
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