JP2004023408A - X線画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランドマークの割合の変更に対し、自動的に適正なW/W、W/Lを設定する。
【解決手段】X線を被検体に照射するX線源と、被検体を透過したX線を映像化するX線映像手段と、該X線映像手段からの映像信号をディジタル画像データ化するA/D変換手段と、該A/D変換手段からのディジタル画像データを記録する画像記録手段と、画像データを演算処理する演算処理手段と、該演算処理手段の演算処理結果を表示する画像表示手段とを有するX線画像診断装置において、前記画像データを演算処理してサブトラクション画像を形成して表示する際に、ライブ像から減算するマスク像の割合(ランドマーク割合)を設定する手段と、前記ランドマーク割合に応じてウインドウ幅及びウインドウレベルを設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線画像診断装置に係り、特に、血管に対する造影剤注入前後の画像の差分を検出、表示させて血管系の疾患を診断するためのディジタル・サブトラクション・アンギオグラフイー装置(以下「DSA装置」と称す)に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のDSA装置は、造影剤の入っていないときの基準画像(以下「マスク画像」と称す)と造影剤の入った画像(以下「ライブ画像」と称す)を引き算(サブトラクション)することにより、造影剤の入った血管像のみを表示することが可能である。これにより、血管の背後の骨によって血管像が見えにくくなる影響を無くすことが可能である。
【0003】
また、例えば、血管像と骨との位置関係をつかむために、マスク像の引き算割合を調節することにより薄く骨を表示するサブトラクション処理(以下「ランドマーク」と称す)を行う場合もある。
【0004】
前記ランドマークでは、ライブ像から減算するマスク像の割合を調節する。その割合は0%から100%の値をとる。つまり、完全ライブ像(0%のとき)から完全サブトラクション像(100%のとき)の間を表示することが可能である。 また、通常ライブ像とサブトラクション像では、ウインドウ幅(Window Width:以下単にW/Wと称す)とウインドウレベル(Window Level:以下単にW/Lと称す)の値が異なるため、ランドマークの割合を変更した後に、W/W、W/Lを手作業で調節していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来技術では、手作業で調節するため手間がかかり、能率よく検査を行うことが困難であった。
また、被写体の予期されていない動きに対応できず、本来の有効な画像情報のある部分も隠れてしまうという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、サブトラクション画像を形成する際に、ライブ像から減算するマスク像の割合(ランドマーク割合)を自動的に設定することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、ランドマークの割合の変更に対し、自動的に適正なW/W、W/Lを設定することが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明の概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明は、X線を被検体に照射するX線源と、被検体を透過したX線を映像化するX線映像手段と、該X線映像手段からの映像信号をディジタル画像データ化するA/D変換手段と、該A/D変換手段からのディジタル画像データを記録する画像記録手段と、画像データを演算処理する演算処理手段と、該演算処理手段の演算処理結果を表示する画像表示手段とを有するX線画像診断装置において、前記画像データを演算処理してサブトラクション画像を形成して表示する際に、ライブ像から減算するマスク像の割合(ランドマーク割合)を設定する手段と、前記ランドマーク割合に応じてウインドウ幅及びウインドウレベルを設定する手段(もしくは自動的に設定する手段)とを備えたことを特徴とする。
【0008】
すなわち、マスク像(サブ画像)とライブ画像の適正なW/W、W/Lを利用し、その中間を表すランドマーク割合に応じたW/W、W/Lを計算する。そして、ランドマーク割合の変更と同時にその計算したW/W、W/Lを適用させる。
【0009】
また、従来はランドマーク割合変更とW/W、W/L変更との2ステップが必要であったが、それをランドマーク割合変更のみの1ステップで行うことができる。つまり、ランドマーク割合を変更する際に必要であった手作業でのW/W、W/Lの設定が必要なくなる。
また、適正なW/W、W/Lが使われるため、ランドマーク割合を変更しても画像が暗くならず、見た目の違和感なく作業することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、発明の実施形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態のX線画像診断装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のX線画像診断装置は、図1に示すように、X線を被検体に照射するX線源(X線管装置)1と、被検体を透過したX線を映像化するX線映像手段(例えば、イメージインテンシファイア:I.I.)2と、このX線映像手段2からの映像信号をディジタル画像データ化するA/D変換手段(A/D変換器)3と、このA/D変換手段3からのディジタル画像データを記録する画像記録手段(画像メモリ)4と、画像データを演算処理する演算処理手段(CPU)5と、この演算処理手段5の演算処理結果を表示する画像表示手段(画像表示装置)6とを備えている。
【0012】
本実施形態のX線画像診断装置は、X線源1からX線を被検体に照射し、被検体を透過したX線をX線映像手段2により映像化する。このX線映像手段2からの映像信号をA/D変換手段3によりディジタル画像データに変換し、このディジタル画像データを画像記録手段4に記録する。
【0013】
前記の動作手順により造影剤の入っていないときのマスク画像(サブ画像)が撮影され、そのマスク画像データが前記画像記録手段4に記録される。同様にして造影剤の入ったライブ画像が撮影され、そのライブ画像データが前記画像記録手段4に記録される。
【0014】
前記画像記録手段4に記録されているマスク画像データとライブ画像データが読み出されて、前記演算処理手段(CPU)5に入力される。この演算処理手段5では、造影剤の入っていないときのマスク画像と造影剤の入ったライブ画像を引き算(サブトラクション)する。これにより、造影剤の入った部分の像のみを表示することができる。例えば、DSA装置の場合には、造影剤の入った血管像のみを表示することができ、血管の背後の骨によって血管像が見えにくくなる影響を無くすことができる。
【0015】
ここで、例えば、血管像と骨との位置関係をつかむために、マスク像の引き算割合を調節することにより、薄く骨を表示するサブトラクション処理のランドマークを行う場合がある。
【0016】
前記ランドマークでは、ライブ像から減算するマスク像の割合を調節する。その割合は0%から100%の値をとる。つまり、完全ライブ像(ランドマーク割合0%のとき)から完全サブトラクション像(ランドマーク割合100%のとき)の間を表示することができる。
【0017】
また、通常ライブ像とサブトラクション像では、W/WとW/Lの値が異なる。例えば、ランドマーク割合を100%から0%に変えたとき、W/W、W/Lを変更しなかった場合を図2に示す。図2において、(a)はランドマーク割合=100%、W/W=800、W/L=−200の場合を示し、(b)はランドマーク割合=50%、W/W=800、W/L=−200の場合を示し、(c)はランドマーク割合=0%、W/W=800、W/L=−200の場合を示している。
【0018】
また、W/W、W/Lを変更した場合を図3に示す。図3において、(a)はランドマーク割合=100%、W/W=800、W/L=−200の場合を示し、(b)はランドマーク割合=50%、W/W=2400、W/L=−1100の場合を示し、(c)はランドマーク割合=0%、W/W=4000、W/L=−2000の場合を示している。
【0019】
前記マスク画像(サブ画像)の適正なW/W、W/Lは、それぞれ800、−200で、ライブ画像の適正なW/W、W/Lは、それぞれ4000、−2000と仮定する。
【0020】
この場合、W/W、W/Lを変更しなかった場合は、ライブ画像をマスク画像(サブ画像)のW/W、W/Lで表示することになり、図2(c)に示すような全体に黒っぽい表示になってしまう。
【0021】
一方、ランドマーク0%のとき、ライブ画像の適正なW/W、W/Lを使った場合は、当然、図3(c)に示すような最適な表示になる。
【0022】
前記適正なW/W、W/Lの決定方法は、例えば、図4(適正なランドマーク割合−W/W特性図)及び図5(適正なランドマーク割合−W/L特性図)に示すランドマーク割合特性線を用いてランドマーク割合0%〜100%の間で、適正なランドマーク割合を任意に選択して設定するだけで、適正なW/W、W/Lが自動的に設定することができる。
【0023】
このように、前記マスク画像(サブ画像)の適正値とライブ画像の適正値を線形に結んだときの値をランドマーク割合に応じて変更させることにより、常に適切なランドマーク処理によるサブトラクション画像の表示を行うことができる。
【0024】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
本願において開示される発明によって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、ランドマーク割合変更と同時に適正なW/W、W/Lを自動的に設定することにより、常に適切なランドマーク処理ができるので、見た目に違和感なく適切なサブトラクション画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のX線画像診断装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】W/W、W/L変更せずにランドマーク割合を変えた場合のサブトラクション画像を示す図である。
【図3】本実施形態のW/W、W/L変更させながらランドマーク割合を変えた場合のサブトラクション画像を示す図である。
【図4】本実施形態の適正なランドマーク割合とW/Wの関係を示す特性図である。
【図5】本実施形態の適正なランドマーク割合とW/Lの関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1…X線源(X線管装置)            2…X線映像手段(I.I.)
3…A/D変換手段(A/D変換器)  4…画像記録手段
5…演算処理手段(CPU)さ          6…画像表示手段(画像表示装置)

Claims (1)

  1. X線を被検体に照射するX線源と、被検体を透過したX線を映像化するX線映像手段と、該X線映像手段からの映像信号をディジタル画像データに変換するA/D変換手段と、該A/D変換手段からのディジタル画像データを記録する画像記録手段と、画像データを演算処理する演算処理手段と、該演算処理手段の演算処理結果を表示する画像表示手段とを有するX線画像診断装置において、前記画像データを演算処理してサブトラクション画像を形成して表示する際に、ライブ像から減算するマスク像の割合(ランドマーク割合)を設定する手段と、前記ランドマーク割合に応じてウインドウ幅及びウインドウレベルを設定する手段とを備えたことを特徴とするX線画像診断装置。
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WO2010050031A1 (ja) * 2008-10-30 2010-05-06 株式会社島津製作所 放射線撮影装置
US7869642B2 (en) 2006-01-31 2011-01-11 Agfa Inc. Window leveling system and method
JP2014094036A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法、プログラム

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