JP2004020073A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

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Yasuyuki Atsumi
渥美 康幸
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Abstract

【課題】暖房運転中に設定温度に達して、全ての空気調和機が停止した場合でも、使用者に不快感を与えることなく、早期に暖房運転を再開できる。
【解決手段】室内機2に備える温度検出器5の検出する室内温度と設定温度との温度差に基づいて室外機3に備える圧縮機8の運転と停止を制御する空気調和機1を一部屋に複数台配設して空調する空気調和機の制御方法であって、前記空気調和機に他の空気調和機と互いに運転状態をやり取りする通信手段6を設け、暖房運転中に全ての空気調和機がサーモオフ状態(圧縮機停止)となると、送風運転を順番に短時間間隔で行うようにしたので、運転中に設定温度に達して、全ての空気調和機が停止した場合でも、使用者に不快感を与えることなく、室内の温度ムラを解消して、早期に暖房運転を再開できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内を複数の空気調和機により暖房を行う場合の同空気調和機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1及び図4に示すように、広い室内の天井付近に複数の空気調和機1(1a,1b,1c)を設置して暖房する場合、室内の温度が略均一になり設定温度に達すると、略同時期にサーモオフ状態(圧縮機8停止)となり、空気の循環が停止又は悪化し、室内の下部が冷え初めても上部には暖かい空気が停滞し、空気調和機1の温度検出器5が室内下部の温度を検出することができないため暖房運転が再開されない状態が続き、使用者に不快感を与えてしまうという問題がある。
そこで、サーモオフ状態から一定時間経過後、室内ファン4だけを回してサーキュレータとして動作させ、室内空気を循環させて室内の上部の暖かい空気と下部の冷たい空気を混合させ上下の温度を均一にするように制御する技術が考えられる。
しかし、この方法では、複数の空気調和機1の室内ファン4が一定時間経過後略一斉に回転し始めるため、かえって使用者に不快感を与えてしまうという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、運転中に設定温度に達して、全ての空気調和機が停止した場合でも、使用者に不快感を与えることなく、室内の温度ムラを解消して、早期に暖房運転を再開できるようにした空気調和機の制御方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、室内機に備える温度検出器の検出する室内温度と設定温度との温度差に基づいて室外機に備える圧縮機の運転と停止を制御する空気調和機を部屋の天井付近に複数台配設して空調する空気調和機の制御方法であって、
前記空気調和機に他の空気調和機と互いに運転状態をやり取りする通信手段を設け、暖房運転中に全ての空気調和機がサーモオフ状態(圧縮機停止)となると、短時間間隔で順番に送風運転を行うように制御してなる空気調和機の制御方法。
【0005】
また、前記各空気調和機が集中制御装置により制御されてなり、前記通信手段が同集中制御装置の通信手段と通信してなる空気調和機の制御方法。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による空気調和機の制御方法を詳細に説明する。図1は空気調和機の設置の一実施例を示す配置図、図2は本発明による空気調和機の一実施例を示すブロック図である。
図1に示すように、同一室内に複数の空気調和機1(1a,1b,1c)を天井付近に設置して、広い室内を空調できるようになっている。
前記各空気調和機1(1a,1b,1c)は図2に示すように、室内機2と室外機3とでなり、室内機2の図示しない上部の吸込口と下部の吹出口とを結ぶ空気通路には冷媒と室内空気と熱交換する図示しない室内熱交換器と、同室内熱交換器からの調和空気を室内に送風する室内ファン4が配置され、前記吸込口には室内温度を検出する温度検出器5が設けられている。
また、前記室内機2には各空気調和機1(1a,1b,1c)又は通信手段41を備える集中制御装置40と通信するための無線、又は有線による通信手段6と、これらを制御する室内制御手段7が設けられている。
例えば、各空気調和機1(1a,1b,1c)には固有の番号や記号(1a,1b,1c)を付与しておき、互いに判別できるようにしておく。
また、前記室外機3には冷媒を圧縮する圧縮機8と冷媒と外気と熱交換する図示しない室外熱交換器と、室外制御手段9とが設けられている。
【0007】
図3は本発明による空気調和機の制御方法及び動作を説明するためのフローチャートである。
上記の構成において図3を参照しながら、暖房運転時の制御方法及び動作を説明する。
空気調和機1(1a,1b,1c)の室外機3の圧縮機8及び室内機2の室内ファン4が稼動され暖房運転が開始すると、まず室内制御手段7は温度検出器5の検出する室内温度Taが設定温度Ts1を超えるのを待つ(st1)。
st1で室内温度Taが設定温度Ts1を越えると、圧縮機8を停止し(st2)、全ての空気調和機がサーモオフ状態(圧縮機8停止)になったか確認する(st3)。
サーモオフ状態の確認は、例えば、通信手段6を介して受信した他の空気調和機1(自機が1aの場合は1b,1c)からの通知を各空気調和機、又は集中制御装置40に記憶しておき、この通知を確認することによりなされる。
st3で全ての空気調和機のサーモオフ状態が確認されると室内制御手段7は図示しないタイマーをスタートさせ(st4)、温度検出器5の検出する室内温度Taが所定温度Ts2(=Ts1+α)又はこれより低くなったか確認する(st5)。
st5で、室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くなった場合は暖房運転に戻る。
【0008】
st5で、室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くなければタイマーの経過時間tが所定時間tsになったか確認する(st6)。
st6で、所定時間tsが経過していなければst5に戻るが、所定時間tsが経過すると、室内ファン4を停止して他の空気調和機1(自機が1aの場合は1b,1c)に通信手段6を介してサーモオフ状態となったことを知らせ(st7)、温度検出器5の検出する室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くなったか確認する(st8)。
st8で、室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くなった場合は他の空気調和機1(自機が1aの場合は1b,1c)に通信手段6を介して暖房運転を再開する旨を通知して(st9)暖房運転に戻る。
【0009】
st8で、室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くなっていなければ、他の空気調和機1のうち、自機の手前の番号の空気調和機1(自機が1aなら1c)からのサーモオフ状態の通知を確認し(st10)、st10で通知が無ければst8に戻るが、通知があれば室内ファン4の運転を再開して(st11)、st4に戻る。
また、st3で全ての空気調和機のサーモオフ状態が確認されなければ、室内ファン4の運転を停止し、他の空気調和機1(自機が1aの場合は1b,1c)に通信手段6を介してサーモオフ状態となったことを通知し(st12)、st8に進む。
【0010】
以上のように各空気調和機1(1a,1b,1c)が制御されるので、全ての空気調和機1の温度検出器5の検出する室内温度Taが設定温度Ts1に達すると、全ての空気調和機1の圧縮機8の運転が停止されると共に、最後に設定温度Ts1に達した空気調和機1を除いて室内ファン4の運転が停止され、最後に設定温度Ts1に達した空気調和機1aのみの室内ファン4が運転を続行する。
所定時間経過しても室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くならない場合は、同空気調和機1aの室内ファン4を停止し、次の番号の空気調和機1bの室内ファン4の運転を開始する。
即ち、室内温度Taが所定温度Ts2又はこれより低くなるまで、各空気調和機1(1a,1b,1c)の室内ファン4が順次運転されるので室内の空気を効率良く攪拌して室内上部と下部の温度を均一に保ち、従来のように室内下部の温度が低下しても暖房が再開されないということがなく、また、全ての空気調和機1がサーモオフとなってから所定時間後に全ての空気調和機の室内ファンが一斉に連続運転され使用者に冷風感による不快感を与えるといったことがない。
【0011】
以上は各空気調和機1(1a,1b,1c)の室内制御手段7が各々制御する例を示したが、各空気調和機1は温度検出器5の検出する室内温度Taを集中制御装置40に送信し、同集中制御装置40が各空気調和機1(1a,1b,1c)の室内温度Taの情報を基に各空気調和機1(1a,1b,1c)を上述と同様に制御するようにしてもよい。
なお、前記室内ファンを順次運転する場合の風量は、強風としても使用者には短時間しか風が当たらないため冷風感を与えることがなく、より早く室内の上下部の温度差を解消することができることはいうまでもなく理解できよう。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による空気調和機の制御方法によれば、室内機に備える温度検出器の検出する室内温度と設定温度との温度差に基づいて室外機に備える圧縮機の運転と停止を制御する空気調和機を部屋の天井付近に複数台配設して空調する空気調和機の制御方法であって、
前記空気調和機に他の空気調和機と互いに運転状態をやり取りする通信手段を設け、暖房運転中に全ての空気調和機がサーモオフ状態(圧縮機停止)となると、短時間間隔で順番に送風運転を行うようにしたので、運転中に設定温度に達して、全ての空気調和機が停止した場合でも、使用者に不快感を与えることなく、室内の温度ムラを解消して、早期に暖房運転を再開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の室内設置例を示す配置図である。
【図2】本発明による空気調和機の構成を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明による空気調和機の制御方法及び動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】従来の空気調和機の構成を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
4 室内ファン
5 温度検出器
6 通信手段
7 室内制御手段
8 圧縮機
9 室外制御手段
40 集中制御装置
41 通信手段

Claims (2)

  1. 室内機に備える温度検出器の検出する室内温度と設定温度との温度差に基づいて室外機に備える圧縮機の運転と停止を制御する空気調和機を部屋の天井付近に複数台配設して空調する空気調和機の制御方法であって、
    前記空気調和機に他の空気調和機と互いに運転状態をやり取りする通信手段を設け、暖房運転中に全ての空気調和機が圧縮機の停止状態となると、短時間間隔で順番に送風運転を行うように制御してなることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  2. 前記各空気調和機が集中制御装置により制御されてなり、前記通信手段が同集中制御装置の通信手段と通信してなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008241231A (ja) * 2007-02-26 2008-10-09 Shimizu Corp 省エネ空調制御システム
JP2010096432A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Chubu Electric Power Co Inc 空調機の運転制御装置及び空調機の運転制御方法
JP2011149615A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システム
CN107255355A (zh) * 2017-05-05 2017-10-17 珠海格力电器股份有限公司 空调***控制装置和方法
JP2021018039A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 株式会社長府製作所 温調装置

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