JP2004019317A

JP2004019317A - Anti-theft apparatus

Info

Publication number: JP2004019317A
Application number: JP2002177502A
Authority: JP
Inventors: Yuusuke Kin; 金　有相; Masashi Ogawa; 小川　雅司
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2002-06-18
Filing date: 2002-06-18
Publication date: 2004-01-22
Anticipated expiration: 2022-06-18
Also published as: JP4121317B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an anti-theft apparatus in which a hinge mechanism for coupling first and second arms together has a single-shaft structure of coupling via one lock device, which enables a reduction in manufacturing cost by simplifying the structure of the hinge structure, which can simplify operability at the opening/closing of a door of a bending machine etc., and which circumvents constraints on a position for being mounted on the vending machine etc. <P>SOLUTION: The first and second arms 12 and 13 are coupled together so as to be made bendable in an L-shape to one surface side from a straightened state by making one lock device 15 serve as a supporting point in the hinge mechanism 14; screw holes are provided on the backsides of the arms 12 and 13, respectively; the lock device 15 locks the bent state of both the arms 12 and 13 in a locking position, and enables the both arms 12 and 13 to be straightened in an unlocking position. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機やガレージ、工場等におけいて、扉の錠前を破壊できないようにしたり、錠前を破壊しても開扉することができないようにする窃盗防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、自動販売機は、その内部に、販売せんとする商品だけでなく、多額の釣り銭や売り上げ金が収納されているため、夜間や人通りの少ない場所に設置された自動販売機から金品を窃盗する犯罪が近年多発している。この窃盗の手口は、一般的に、扉の錠前を破壊して開扉することによって行われる。
【０００３】
また、自動販売機の内部には、高価な電子制御装置が組み込まれており、金品を目的とした窃盗時にこの電子制御装置が破壊されることが多々あり、金品の窃盗以上に大きな経済的損害を被ることになる。
【０００４】
このような犯罪に対処するため、図８に示すように、自動販売機１の扉２の錠前を破壊しても開扉することができないようにする、窃盗防止装置３がすでに提案されている。
【０００５】
従来の窃盗防止装置３は、図９と図１０に示すように、取り付けアーム４と、この取り付けアーム４の先端にヒンジ機構５で取り付けられた覆いアーム６と、上記取り付けアーム４と覆いアーム６のヒンジ機構５の部分に組み込んだ錠装置７とで構成され、覆いアーム６は、錠装置７の開錠状態で取り付けアーム４に対して伸直状態と一面側への略直角の折り曲げ可能となるよう回動し、覆いアーム６の折り曲げ状態を錠装置７の施錠によってロックするようになっている。
【０００６】
上記窃盗防止装置３は、取り付けアーム４を自動販売機１の本体１ａの側面に、錠装置７を施錠して折り曲げ状態をロックした覆いのアーム６が扉２の錠前を覆うように固定し、錠前を覆いアーム６で保護することにより破壊から守るようにすると共に、扉２を開くときは錠装置７をキーで開錠状態にして覆いアーム６を伸直状態にし、扉２と錠前の前面を開放する。
【０００７】
上記従来の窃盗防止装置３は、取り付けアーム４に対して覆いアーム６を回転と長さ方向への移動が可能となるようヒンジ機構５を形成し、錠装置７は開錠状態で覆いアーム６の回動と長さ方向への移動を許容し、折り曲げた覆いアーム６を押し込んだ状態で錠装置７を施錠してロックするようになっている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の窃盗防止装置３は、ヒンジ機構５が覆いアーム６の回転と長さ方向への移動を許容するような構造になっているので、ヒンジ機構５の構造が複雑になり、製作コストが高くつくだけでなく、施錠した扉２を保護するには、図１０（Ａ）に示したように、覆いアーム６を長さ方向へ引っ張った移動位置で回転させ、次に図１０（Ｂ）のように覆いアーム６を回動させ、更に図１０（Ｃ）のごとく長さ方向へ押し込む操作が必要になり、その分、自動販売機の扉の開閉時の操作が煩雑になるという問題がある。
【０００９】
また、窃盗防止装置３における錠装置７は、自動販売機への取り付け時に下面側に位置するようにするのが、雨水の浸入により回動性の悪化防止と、故意による錠本体の破壊行為の防止の点で必要であるが、従来の窃盗防止装置３は、取り付けアーム４が自動販売機１への固定用、覆いアーム６が錠前の覆い用として特定された構造になっていたため、錠装置７の制約から使い勝手に制限があり、例えば、右開き扉用と左開き扉用を別個に製作しなければならないという不便がある。
【００１０】
そこで、この発明の課題は、二つのアームの結合を一本の錠装置による一軸構造とし、ヒンジ機構の構造を簡略化して製作コストの低減が図れると共に、扉の開閉時の操作が簡単になり、しかも、自動販売機等に対して取り付け位置に制約がない窃盗防止装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この発明は、第１のアームと第２のアームを、一本の錠装置を支点にして伸直状態から一面側へＬ字状に折り曲げ可能となるよう連結し、少なくとも第１のアームの一面側にビス孔を設け、上記錠装置が施錠位置で両アームの折り曲げ状態をロックし、開錠位置で両アームの伸直を可能にするようになっている構成を採用したものである。
【００１２】
上記第１のアームと第２のアームのそれぞれの一面側にビス孔を設けた構造とすることができる。
【００１３】
ここで、第１のアームは結合側端部に相対向する一対の支持片が設けられ、第２のアームの結合側端部に上記支持片間に嵌め合わせる取付片を設け、第１のアームの一方支持片に錠装置の貫通収納孔と他方支持片に角形凹部を設け、第２のアームの取付片に上記貫通収納孔及び角形凹部と互いに連通する角孔を貫通状に設け、錠装置は、貫通収納孔内に軸方向への一定ストロークの移動が可能となるよう抜け止め状に嵌挿した外筒内に、抜き差し可能となるキーの操作で外筒に対して回動する錠本体を軸方向に一体動するよう収納し、上記錠本体の内端側に一体動するよう突設した軸の先端に他方支持片の角形凹部内に回転可能に納まり、周囲に切り欠きを有する鍔を設け、上記軸の途中に角孔内へ回転不可で軸方向に移動可能となるよう嵌合し、錠本体と一体の軸方向への移動で、他方支持片の角形凹部に対して嵌合するロック位置と角形凹部から抜け出るロック解除位置とに移動する角形のロック部材を取り付け、他方支持片の角形凹部の内部に、錠本体が施錠位置にあるとき鍔が抜け方向に移動不能に係合して上記ロック部材のロック位置を保持し、錠本体が開錠位置にあるとき鍔の切り欠き部分が通過して上記ロック部材のロック解除位置への移動を可能とする係止突部を設けて形成されている構造とすることができる。
【００１４】
上記した第１のアームと第２のアームは、略等しい長さに形成され、第２のアームにも一面側にビス孔を設けることにより、自動販売機等の本体に対して何れのアームでも固定することができ、右開き扉と左開き扉の何れにも対応することができる。
【００１５】
即ち、窃盗防止装置は、自動販売機等への取り付け時に錠本体の端部が下向きになるようにするのが望ましく、自動販売機の本体に対して第１と第２の何れのアームでも固定することができるようにすれば、右開き扉と左開き扉の何れにも錠本体の端部を下向きにして使用できることになる。
【００１６】
また、自動販売機等の側面に出っ張りがある場合、自動販売機等の側面に対するアームの固定にはスペーサプレートが使用され、このスペーサプレートとアームはボルトで結合し、スペーサプレートを植込みボルトで自動販売機等の側面に固定する。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【００１８】
図１と図５に示すように、この発明の窃盗防止装置１１は、強度のある金属材料を用いて横長の矩形状に形成した第１のアーム１２と第２のアーム１３及び、第１のアーム１２と第２のアーム１３を結合するヒンジ機構１４の部分に組み込まれ、第１のアーム１２と第２のアーム１３を伸直状態から一面側へＬ字状に折り曲げ可能となるよう連結する一本の錠装置１５とで形成されている。
【００１９】
上記第１のアーム１２は、図３のように、第２のアーム１３との結合側端部に、上下に相対向する一対の支持片１６と１７が長さ方向に突出するよう設けられ、背面の先端側の位置に複数のビス孔１８が設けられている。
【００２０】
上記した下位の支持片１７に、錠装置１５の取り付け孔１９が上下に貫通するよう設けられ、上位の支持片１６には、下位の支持片１７と対向する面で開口する角形凹部２０が取り付け孔１９と同軸心の配置で設けられている。
【００２１】
また、第２のアーム１３は、図４のように、第１のアーム１２との結合側端部に、上記した上下の支持片１６、１７間に嵌め合わせる取付片２１が長さ方向に半円状となって突出するよう設けられ、背面で先端側の位置に複数のビス孔２２が設けられている。上記取付片２１には、上下に貫通する角孔２３が設けられ、第１のアーム１２の支持片１６、１７間に取付片２１を嵌め込んだ状態で、角孔２３は取り付け孔１９及び角形凹部１９と同軸心の配置となり、この取り付け孔１９と角孔２３及び角形凹部１９にわたって嵌め込んだ錠装置１５が、第１のアーム１２と第２のアーム１３を結合している。
【００２２】
従って、第１のアーム１２と第２のアーム１３は、上下の支持片１６、１７と取付片２１及びこれを結合する錠装置１５でヒンジ機構１４が構成され、第１のアーム１２と第２のアーム１３が、錠装置１５を支点とし、伸直状態から背面側へＬ字状に折り曲げ可能となる。
【００２３】
上記錠装置１５は、図５と図６のように、貫通収納孔１９内に嵌挿した外筒２４内にシリンダ錠からなる錠本体２５を軸方向に一体動するよう収納し、錠本体２５の上端側に一体動するよう突設した軸２６の先端に、角形凹部１９内に回転可能に納まり、周囲に切り欠き部分２７を有する鍔２８を設け、上記軸２６に、この軸２６に対して回転可能となり、角孔２３内へ回転不可で軸方向に移動可能となるよう嵌合する角形のロック部材２９と、軸２６に対してロック部材２９を軸方向に一体化するための筒体３０が取り付けられている。
【００２４】
上記外筒２４の外面に設けた軸方向の長孔３１に、下位の支持片１７に外部から螺入した回り止めビス３２が嵌合し、長孔３１の範囲で上下動可能となり、外筒２４は上昇位置で貫通収納孔１９内に全長が没入し、下降位置で所定長さが下位の支持片１７の下方に突出することになる。
【００２５】
錠本体２５は、この外筒２４内に上下軸方向に一体動し、略９０度回転可能となるよう収納され、鍵孔に挿入したキー３３の操作により、回転方向の一端で外筒２４に対して回転不能の施錠状態となり、この位相でキー３３の抜き差しが可能な構造になっている。
【００２６】
上記ロック部材２９は、図６（Ｂ）のように、錠本体２５が下降位置にあるとき角孔２３内に全長が収まり、第１のアーム１２と第２のアーム１３の回動を許容し、また、図６（Ａ）のように、錠本体２５が上昇位置にあるとき角孔２３と角形凹部２０の両者に跨がって嵌まり合い、第１のアーム１２と第２のアーム１３のＬ字状の屈曲状態を固定化することになる。
【００２７】
上記した角形凹部２０の内部に上位の支持片１６に対して外部から螺入した係止突部３４が突出し、図６（Ｂ）のように、鍔２８は錠本体２５が下降位置にあるとき、この係止突部３４よりも下に位置し、また、図６（Ａ）のように、錠本体２５が上昇位置にあるとき係止突部３４よりも上に位置する。この鍔２８は、錠本体２５が回転方向の他端側の開錠位置にある時、図７（Ａ）のように、切り欠き部分２７が係止突部３４の直上又は直下に位置し、切り欠き部分２７が係止突部３４を通過することで開錠位置にある錠本体２５の上下動を可能にする。
【００２８】
また、錠本体２５が上昇位置にあるとき、キー３３によって錠本体２５を施錠位置に回動させると、図７（Ｄ）のように、一体に回動する鍔２８の切り欠き部分２７が係止突部３４の直上から９０度変位し、鍔２８は係止突部３４に対して引き下げ方向に係合することで錠本体２５の下降位置への移動を阻止し、これにより、第１のアーム１２と第２のアーム１３のＬ字状の屈曲状態がロックされることになる。
【００２９】
なお、窃盗防止装置１１の使用例として図示した自動販売機１の本体１ａの側面には、図２のように、扉２との関係から張出部分ａのある場合があり、第１のアーム１２又は第２のアーム１３を本体ａの側面に固定するときに、上記張出部分ａを逃がすために、スペーサプレート３５が別途用意されている。
【００３０】
このスペーサプレート３５は、横長の矩形板に形成され、第１のアーム１２又は第２のアーム１３の背面側に重ね、ビス孔１８又は２２にねじ込む埋め込みボルト３６で第１のアーム１２又は第２のアーム１３と結合すると共に、背面に突設した植込みボルト３７で本体１ａの側面に固定することにより、スペーサプレート３５の厚みで張出部分ａを逃がすことになる。
【００３１】
この発明の窃盗防止装置は上記のような構成であり、次に自動販売機に対する使用方法を説明する。
【００３２】
図１の実線のように、例えば、窃盗防止装置１１の第１のアーム１２を自動販売機１の本体１ａの側面にスペーサプレート３５を介して固定し、第１のアーム１２の先端に取り付けた第２のアーム１３が錠本体２５に挿入したキー３３の操作で、一本の錠装置１５を支点にして伸直状態と背面側へのＬ字状の折り曲げとが選択でき、自動販売機１の扉２の錠前を施錠した状態で、第２のアーム１３を折り曲げてロックすると、扉２の錠前が第２のアーム１３で覆われ、扉２の錠前を故意に破壊しようとする行為から保護することができる。
【００３３】
第２のアーム１３を折り曲げてロックしたときの施錠状態の錠装置１５は、図６（Ａ）のように、錠本体２５が上昇位置にあり、ロック部材２９が角孔２３と角形凹部１９の両者に跨がって嵌まり合い、第１のアーム１２と第２のアーム１３のＬ字状の屈曲状態を固定化すると共に、図７（Ｄ）のように、鍔２８は係止突部３４より上方にあって切り欠き部分２７が係止突部３４の直上から変位し、係止突部３４に対して引き下げ方向に係合することで錠本体２５の下降位置への移動を阻止し、錠装置１５は下位支持片１７から突出部分がないように収納されている。
【００３４】
また、自動販売機１の扉２を開きたい場合は、錠本体２５の鍵孔にキー３３を差し込み、錠本体２５を開錠位置に回動させると、図７（Ａ）のように、一体に回動する鍔２８の切り欠き部分２７が係止突部３４の直上に臨み、この状態でキー３３と共に錠本体２５を引き下げると、鍔２８は切り欠き部分２７が係止突部３４を通過して下降し、図６（Ｂ）のように、同時にロック部材２９も下降して角形凹部１９から抜け出ることで、第１のアーム１２と第２のアーム１３の固定が解かれることになり、錠装置１５を支点にして第２のアーム１３を第１のアーム１２の先端において伸直状になるよう回動させることで、扉２の前面と錠前が開放され、錠前を開錠して扉２を開くことができる。この時、キー３３は鍵孔から抜けない状態となる。
【００３５】
上記の状態から扉２の錠前を保護するには、自動販売機１の扉２を閉じて施錠した後、第２のアーム１３を折り曲げ、キー３３と共に錠本体２５を押し上げると、鍔２８の切り欠き部分２７が係止突部３４を通過して上昇し、同時にロック部材２９も上昇して角孔２３と角形凹部１９にわたって嵌まり合い、この押し上げ位置でキー３３と共に錠本体２５を施錠位置に回動させると、図７（Ｄ）のように、鍔２８の切り欠き部分２７が係止突部３４の直上から変位し、錠本体２５の下降位置への移動が阻止されるのて、鍵孔からキー３３を抜き取ればよい。
【００３６】
上記のような窃盗防止装置１１は、自動販売機１への取り付け時に錠装置１５が下向きになるよう配置するのか望ましく、この発明の窃盗防止装置１１は、第１のアーム１２と第２のアーム１３にそれぞれビス孔１８、２２を設けたので、何れの側でも自動販売機１の本体ａに固定することができ、従って、自動販売機１の扉２が図１に示すような左開きの場合は、同図に実線で示すように、第１のアーム１２を自動販売機１の本体ａに固定し、また、自動販売機１の扉が右開きの場合は、同図一点鎖線のように、第２のアーム１２を自動販売機１の本体ａに固定して使用することができ、何れの使用においても錠装置１５は下向きの配置になる。
【００３７】
また、自動販売機１の条件によっては、窃盗防止装置１１を自動販売機１の上部又は下部の位置に取り付け、第１のアーム１２と第２のアーム１３の何れか一方が扉２の前面を覆うようにして開扉を不能にするように使用できる。
【００３８】
なお、窃盗防止装置１１の用途は自動販売機１に限定されるものではなく、例えば、ガレージや工場の扉に対しても、安全向上のために使用することができる。
【００３９】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、第１のアームと第２のアームの一方を自動販売機等の本体に固定し、他方のアームで扉の前面を覆うようにした窃盗防止装置において、第１のアームと第２のアームを、一本の錠装置を支点にして伸直状態から一面側へＬ字状に折り曲げ可能となるよう連結したので、ヒンジ機構の構造を簡略化して製作コストの低減が可能になり、かつ、自動販売機等の扉の開閉時の操作性を簡略化することができる。
【００４０】
また、第１のアームと第２のアームの何れにもビス孔を設けることにより、自動販売機等の扉の左右開き勝手の違いに対して対応することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の窃盗防止装置を取り付けた自動販売機の斜視図
【図２】自動販売機への窃盗防止装置の取り付け状態を示す一部切り欠き平面図
【図３】（Ａ）は第１のアームの平面図、（Ｂ）は同正面図
【図４】（Ａ）は第２のアームの平面図、（Ｂ）は同正面図
【図５】窃盗防止装置の要部の構造を示す分解斜視図
【図６】（Ａ）は錠機構の施錠状態を示す縦断正面図、（Ｂ）は同開錠状態を示す縦断正面図
【図７】（Ａ）は図６（Ｂ）の矢印ａ−ａでの横断平面図、（Ｂ）は図６（Ｂ）の矢印ｂ−ｂでの横断平面図、（Ｃ）は図６（Ｂ）の矢印ｃ−ｃでの横断平面図、（Ｄ）は図６（Ａ）の矢印ｄ−ｄでの横断平面図
【図８】従来の窃盗防止装置を取付けた自動販売機の斜視図
【図９】従来の窃盗防止装置を示す背面図
【図１０】（Ａ）乃至（Ｃ）のそれぞれは、従来の窃盗防止装置の折り曲げ操作の順番を示す斜視図
【符号の説明】
１１　窃盗防止装置
１２　第１のアーム
１３　第２のアーム
１４　ヒンジ機構
１５　錠装置
１６　支持片
１７　支持片
１８　ビス孔
１９　取り付け孔
２０　角形凹部
２１　取付片
２２　ビス孔
２３　角孔
２４　外筒
２５　錠本体
２６　軸
２７　切り欠き部分
２８　鍔
２９　ロック部材
３０　筒体
３１　長孔
３２　回り止めビス
３３　キー
３４　係止突部
３５　スペーサプレート
３６　埋め込みボルト
３７　植込みボルト[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an anti-theft device that prevents a door lock from being destroyed in a vending machine, a garage, a factory, or the like, and prevents a door from being opened even if the lock is broken.
[0002]
[Prior art]
For example, a vending machine stores not only the product to be sold, but also a large amount of change and sales money, so that the vending machine installed at night or in a place with little traffic can be used to make money from vending machines. Theft crime has been increasing in recent years. This theft is generally performed by breaking the door lock and opening the door.
[0003]
In addition, expensive electronic control devices are incorporated inside vending machines, and these electronic control devices are often destroyed during theft for money items, resulting in greater economic damage than theft of money items. Will suffer.
[0004]
In order to cope with such crimes, as shown in FIG. 8, an anti-theft device 3 has been proposed which prevents the door 2 of the vending machine 1 from being opened even if the lock is destroyed. .
[0005]
As shown in FIGS. 9 and 10, the conventional anti-theft device 3 includes a mounting arm 4, a covering arm 6 attached to the tip of the attaching arm 4 by a hinge mechanism 5, the attaching arm 4 and the covering arm 6, And the cover arm 6 is capable of being bent at a substantially right angle to one side with respect to the mounting arm 4 when the lock device 7 is unlocked. The cover arm 6 is rotated to lock the bent state of the cover arm 6 by locking the lock device 7.
[0006]
In the anti-theft device 3, the mounting arm 4 is fixed to the side surface of the main body 1a of the vending machine 1 so that the locking device 7 is locked so that the arm 6 of the cover, which is locked in a bent state, covers the lock of the door 2, The lock is protected by a cover arm 6 from destruction, and when the door 2 is opened, the lock device 7 is unlocked with a key so that the cover arm 6 is extended, and the door 2 and the front surface of the lock are opened. To release.
[0007]
In the conventional anti-theft device 3, the hinge mechanism 5 is formed so that the cover arm 6 can be rotated and moved in the length direction with respect to the mounting arm 4, and the lock device 7 is unlocked to cover the arm 6. The lock device 7 is locked and locked in a state where the folded cover arm 6 is pushed in.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional anti-theft device 3 has a structure in which the hinge mechanism 5 allows the cover arm 6 to rotate and move in the length direction. In order to protect the locked door 2 as well as increase the cost, as shown in FIG. 10A, the cover arm 6 is rotated at the moving position where the cover arm 6 is pulled in the longitudinal direction, and then, as shown in FIG. As shown in FIG. 10B, it is necessary to rotate the covering arm 6 and further push it in the length direction as shown in FIG. 10C, which complicates the operation of opening and closing the door of the vending machine. There's a problem.
[0009]
Further, the lock device 7 in the antitheft device 3 is located on the lower surface side when attached to a vending machine, to prevent deterioration of the rotation property due to infiltration of rainwater and to intentionally destroy the lock body. Although necessary in terms of prevention, the conventional anti-theft device 3 has a structure in which the mounting arm 4 is specified for fixing to the vending machine 1 and the cover arm 6 is specified for cover of a lock. There is a limitation in usability due to the restriction of 7, for example, there is an inconvenience that the right-hand door and the left-hand door must be manufactured separately.
[0010]
Therefore, an object of the present invention is to combine the two arms with a single-shaft structure using a single locking device, simplify the structure of the hinge mechanism, reduce manufacturing costs, and simplify the operation of opening and closing the door. Another object of the present invention is to provide an anti-theft device having no restriction on the mounting position with respect to a vending machine or the like.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the present invention is configured such that the first arm and the second arm can be bent in an L-shape from a straightened state to one surface side with one lock device as a fulcrum. The first and second arms are connected to each other, and a screw hole is provided on at least one surface side of the first arm. The locking device locks the bent state of both arms in the locked position, and allows the arms to be straightened in the unlocked position. Is adopted.
[0012]
A structure in which a screw hole is provided on one surface side of each of the first arm and the second arm can be adopted.
[0013]
The first arm is provided with a pair of opposing support pieces at the coupling side end, and a mounting piece is provided at the coupling side end of the second arm to fit between the support pieces. And a rectangular recess formed in one of the support pieces and a rectangular recess in the other support piece, and a square hole communicating with the through storage hole and the rectangular recess in the mounting piece of the second arm are provided in a penetrating manner. Is a lock body that rotates with respect to the outer cylinder by operating a key that can be removed and inserted into an outer cylinder fitted in a retaining shape so as to be able to move a predetermined stroke in the axial direction into the through storage hole. A flange that has a notch around it, which is rotatably accommodated in the rectangular recess of the other support piece at the tip of a shaft protruded to move integrally with the inner end side of the lock body. Is provided so that it cannot be rotated into the square hole and can move in the axial direction in the middle of the shaft. Then, a rectangular lock member that moves to a lock position that fits into the rectangular recess of the other support piece and a lock release position that comes out of the rectangular recess is attached by moving in the axial direction integral with the lock body. When the lock body is in the locking position, the flange engages immovably in the pull-out direction to hold the lock position of the lock member, and when the lock body is in the unlocked position, the notch of the flange It is possible to adopt a structure in which a locking projection is provided to allow the portion to pass through to move the lock member to the unlocked position.
[0014]
The first arm and the second arm are formed to have substantially the same length, and the second arm is provided with a screw hole on one surface side so that any arm can be used with respect to a main body such as a vending machine. It can be fixed, and can correspond to both right-opening doors and left-opening doors.
[0015]
That is, it is desirable that the anti-theft device be configured so that the end of the lock body faces downward when the device is attached to a vending machine or the like, and the first and second arms are fixed to the main body of the vending machine. If it can be done, the end of the lock main body can be used with both the right-opening door and the left-opening door facing downward.
[0016]
If there is a protrusion on the side of the vending machine, etc., a spacer plate is used to fix the arm to the side of the vending machine, etc., and the spacer plate and the arm are connected with bolts, and the spacer plate is automatically attached with studs. Fix to the side of the vending machine.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
As shown in FIGS. 1 and 5, the antitheft device 11 of the present invention comprises a first arm 12, a second arm 13, and a first arm 12 formed in a horizontally long rectangular shape using a strong metal material. The first arm 12 and the second arm 13 are assembled into a hinge mechanism 14 that couples the arm 12 and the second arm 13 so that the first arm 12 and the second arm 13 can be bent in an L-shape from the straight state to the one side. One lock device 15 is formed.
[0019]
As shown in FIG. 3, the first arm 12 has a pair of support pieces 16 and 17 vertically opposed to each other at a coupling end with the second arm 13 so as to protrude in the length direction. A plurality of screw holes 18 are provided at a position on the front end side of the back surface.
[0020]
The lower support piece 17 is provided with a mounting hole 19 for the lock device 15 so as to penetrate vertically, and the upper support piece 16 is provided with a rectangular recess 20 that opens on a surface facing the lower support piece 17. It is provided in a coaxial arrangement with the hole 19.
[0021]
Further, as shown in FIG. 4, the second arm 13 has an attachment piece 21 fitted between the upper and lower support pieces 16 and 17 at an end on the coupling side with the first arm 12 in the length direction. A plurality of screw holes 22 are provided so as to protrude in a circular shape, and at a position on the front end side on the back surface. The mounting piece 21 is provided with a square hole 23 vertically penetrating therethrough. The mounting hole 21 is fitted between the support pieces 16 and 17 of the first arm 12, and the square hole 23 is The first arm 12 and the second arm 13 are connected to each other by a locking device 15 which is coaxial with the recess 19 and is fitted over the mounting hole 19, the square hole 23 and the square recess 19.
[0022]
Therefore, the first arm 12 and the second arm 13 form a hinge mechanism 14 with the upper and lower support pieces 16 and 17, the mounting piece 21 and the lock device 15 for connecting the same, and the first arm 12 and the second arm Arm 13 can be bent in an L-shape from the straight state to the rear side with the lock device 15 as a fulcrum.
[0023]
As shown in FIGS. 5 and 6, the lock device 15 stores a lock body 25 formed of a cylinder lock in an outer cylinder 24 fitted in the through storage hole 19 so as to integrally move in the axial direction. At the tip of a shaft 26 protruding so as to move integrally with the upper end of the shaft, a flange 28 rotatably accommodated in the rectangular recess 19 and having a cutout portion 27 around the periphery is provided. And a cylindrical body for integrally integrating the lock member 29 with the shaft 26 in the axial direction so that the lock member 29 can be axially moved without rotation into the square hole 23. 30 is attached.
[0024]
A non-rotating screw 32 screwed into the lower support piece 17 from outside is fitted into an axial long hole 31 provided on the outer surface of the outer cylinder 24, and can be moved up and down within the range of the long hole 31. Reference numeral 24 indicates that the entire length is immersed in the through-hole 19 at the ascending position, and the predetermined length projects below the lower support piece 17 at the lowered position.
[0025]
The lock body 25 moves integrally in the up-down axis direction in the outer cylinder 24 and is housed so as to be rotatable by about 90 degrees. On the other hand, it is in a locked state in which the key 33 cannot be rotated, and the key 33 can be inserted and removed in this phase.
[0026]
As shown in FIG. 6B, when the lock main body 25 is at the lowered position, the entire length of the lock member 29 is accommodated in the square hole 23 to allow the first arm 12 and the second arm 13 to rotate. Also, as shown in FIG. 6A, when the lock body 25 is in the raised position, the lock body 25 is fitted over both the square hole 23 and the square concave portion 20, and the first arm 12 and the second arm 13 are fitted. Is fixed.
[0027]
A locking projection 34 screwed from the outside into the upper support piece 16 projects into the above-described rectangular recess 20. As shown in FIG. 6B, the flange 28 is set when the lock body 25 is at the lowered position. 6A, and when the lock body 25 is in the raised position, as shown in FIG. 6A, it is located above the locking projection 34. When the lock main body 25 is at the unlocking position on the other end side in the rotation direction, the notch portion 27 is located directly above or immediately below the locking projection 34 as shown in FIG. When the notch 27 passes through the locking projection 34, the lock body 25 in the unlocked position can be moved up and down.
[0028]
When the lock main body 25 is turned to the locked position by the key 33 when the lock main body 25 is in the raised position, the cutout portion 27 of the flange 28 which rotates integrally as shown in FIG. The collar 28 is displaced 90 degrees from immediately above the stop projection 34, and the flange 28 is engaged with the locking projection 34 in the downward direction, thereby preventing the lock body 25 from moving to the lowered position. The L-shaped bent state of the arm 12 and the second arm 13 is locked.
[0029]
In addition, as shown in FIG. 2, the side of the main body 1 a of the vending machine 1 illustrated as an example of use of the antitheft device 11 sometimes has an overhang portion a due to the relationship with the door 2, and the first arm When fixing the 12 or the second arm 13 to the side surface of the main body a, a spacer plate 35 is separately prepared in order to allow the overhang portion a to escape.
[0030]
The spacer plate 35 is formed in a horizontally long rectangular plate, overlaps with the back side of the first arm 12 or the second arm 13, and is embedded in the first arm 12 or the second arm 12 by an embedded bolt 36 screwed into the screw hole 18 or 22. Of the main body 1a with the studs 37 protruding from the rear surface of the main body 1a, so that the overhang portion a is released due to the thickness of the spacer plate 35.
[0031]
The antitheft device according to the present invention has the above-described configuration. Next, a method of using the vending machine will be described.
[0032]
As shown by the solid line in FIG. 1, for example, the first arm 12 of the antitheft device 11 is fixed to the side surface of the main body 1 a of the vending machine 1 via the spacer plate 35 and attached to the tip of the first arm 12. By operating the key 33 inserted into the lock main body 25 by the second arm 13, it is possible to select the straightened state or the L-shaped bending to the back side with one lock device 15 as a fulcrum, and the vending machine 1 When the second arm 13 is folded and locked in a state where the lock of the door 2 is locked, the lock of the door 2 is covered with the second arm 13 and protected from an act of intentionally destroying the lock of the door 2. can do.
[0033]
As shown in FIG. 6A, the lock device 15 in the locked state when the second arm 13 is bent and locked is such that the lock body 25 is in the raised position and the lock member 29 is in the square hole 23 and the square recess 19. The first arm 12 and the second arm 13 are fixed in an L-shaped bent state while straddling the two, and the flange 28 is engaged with the locking projection as shown in FIG. The notch 27 is displaced from immediately above the locking projection 34 and is engaged with the locking projection 34 in the downward direction, thereby preventing the lock body 25 from moving to the lowered position. The lock device 15 is housed without any protruding portion from the lower support piece 17.
[0034]
To open the door 2 of the vending machine 1, the key 33 is inserted into the key hole of the lock body 25, and the lock body 25 is turned to the unlocked position, as shown in FIG. The notch portion 27 of the flange 28 that pivots toward the lock projection 25 just above the locking projection 34, and in this state, when the lock body 25 is pulled down together with the key 33, the notch portion 27 of the flange 28 passes through the locking projection 34. Then, as shown in FIG. 6 (B), the lock member 29 also descends and comes out of the rectangular recess 19 at the same time, whereby the first arm 12 and the second arm 13 are released from being fixed. The front surface of the door 2 and the lock are opened by rotating the second arm 13 at the tip of the first arm 12 with the lock device 15 as a fulcrum, thereby unlocking the lock and opening the door. 2 can be opened. At this time, the key 33 does not fall out of the keyhole.
[0035]
In order to protect the lock of the door 2 from the above state, the door 2 of the vending machine 1 is closed and locked, then the second arm 13 is bent, and the lock body 25 is pushed up together with the key 33 to cut the flange 28. The notch 27 rises through the locking projection 34, and at the same time, the lock member 29 also rises and fits over the square hole 23 and the square recess 19, and in this pushed-up position, the lock body 25 together with the key 33 is moved to the locked position. 7D, the notch 27 of the flange 28 is displaced from immediately above the locking projection 34, and the movement of the lock body 25 to the lowering position is prevented. The key 33 may be removed from the hole.
[0036]
It is desirable that the anti-theft device 11 as described above be arranged so that the lock device 15 faces downward when the anti-theft device 11 is attached to the vending machine 1. The anti-theft device 11 of the present invention includes a first arm 12 and a second arm. 13 are provided with screw holes 18 and 22, respectively, so that either side can be fixed to the main body a of the vending machine 1, so that the door 2 of the vending machine 1 is open to the left as shown in FIG. In this case, the first arm 12 is fixed to the main body a of the vending machine 1 as shown by a solid line in the figure, and when the door of the vending machine 1 is opened rightward, as shown by a dashed line in the figure. In addition, the second arm 12 can be used by being fixed to the main body a of the vending machine 1, and the locking device 15 is arranged downward in any case.
[0037]
Further, depending on the conditions of the vending machine 1, the anti-theft device 11 is mounted at the upper or lower position of the vending machine 1, and either one of the first arm 12 and the second arm 13 holds the front surface of the door 2. Can be used to cover and disable door opening.
[0038]
The use of the anti-theft device 11 is not limited to the vending machine 1, and can be used, for example, for a garage or a factory door for improving safety.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a theft prevention device in which one of the first arm and the second arm is fixed to a main body of a vending machine or the like and the other arm covers the front surface of the door, The first arm and the second arm are connected so as to be able to be bent in an L-shape from the straightened state to one surface side with one lock device as a fulcrum, so that the structure of the hinge mechanism is simplified and the manufacturing cost is reduced. This makes it possible to reduce the number of operations and to simplify the operability when opening and closing a door of a vending machine or the like.
[0040]
In addition, by providing screw holes in both the first arm and the second arm, it becomes possible to cope with the difference in the right and left opening of the door of the vending machine or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a vending machine to which the anti-theft device of the present invention is attached. FIG. FIG. 4 (A) is a plan view of a second arm, FIG. 4 (B) is a front view of the same, and FIG. 5 is a structure of a main part of the anti-theft device. FIG. 6 (A) is a longitudinal sectional front view showing a locked state of a lock mechanism, FIG. 6 (B) is a longitudinal sectional front view showing the unlocked state, and FIG. 7 (A) is FIG. 6 (B). 6B is a cross-sectional plan view taken along arrow bb in FIG. 6B, and FIG. 6C is a cross-sectional plan view taken along arrow cc in FIG. 6B. 6D is a cross-sectional plan view taken along the line dd in FIG. 6A. FIG. 8 is a perspective view of a vending machine equipped with a conventional anti-theft device. FIG. 9 is a rear view showing the conventional anti-theft device. Figure [Figure 10] ( ) To (each C), perspective view of bending indicating the order of operation of the conventional theft prevention device [Description of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Theft prevention device 12 1st arm 13 2nd arm 14 Hinge mechanism 15 Locking device 16 Supporting piece 17 Supporting piece 18 Screw hole 19 Mounting hole 20 Square recess 21 Mounting piece 22 Screw hole 23 Square hole 24 Outer cylinder 25 Tablet body 26 Shaft 27 Notch 28 Flange 29 Lock member 30 Cylindrical body 31 Long hole 32 Detent screw 33 Key 34 Locking projection 35 Spacer plate 36 Embedded bolt 37 Stud bolt

Claims

第１のアームと第２のアームを、一本の錠装置を支点にして伸直状態から一面側へＬ字状に折り曲げ可能となるよう連結し、少なくとも第１のアームの一面側にビス孔を設け、上記錠装置が施錠位置で両アームの折り曲げ状態をロックし、開錠位置で両アームの伸直を可能にするようになっている窃盗防止装置。The first arm and the second arm are connected to each other so as to be able to be bent in an L-shape from the straightened state to one surface side with one lock device as a fulcrum, and a screw hole is formed in at least one surface side of the first arm. An anti-theft device, wherein the locking device locks the bent state of both arms in the locked position, and allows the arms to be straightened in the unlocked position.

上記第１のアームと第２のアームのそれぞれの一面側にビス孔を設けた請求項１に記載の窃盗防止装置。2. The anti-theft device according to claim 1, wherein a screw hole is provided on one surface side of each of the first arm and the second arm.

上記第１のアームは結合側端部に相対向する一対の支持片が設けられ、第２のアームの結合側端部に上記支持片間に嵌め合わせる取付片を設け、第１のアームの一方支持片に錠装置の貫通収納孔と他方支持片に角形凹部を設け、第２のアームの取付片に上記貫通収納孔及び角形凹部と互いに連通する角孔を貫通状に設け、錠装置は、貫通収納孔内に軸方向への一定ストロークの移動が可能となるよう抜け止め状に嵌挿した外筒内に、抜き差し可能となるキーの操作で外筒に対して回動する錠本体を軸方向に一体動するよう収納し、上記錠本体の内端側に一体動するよう突設した軸の先端に他方支持片の角形凹部内に回転可能に納まり、周囲に切り欠きを有する鍔を設け、上記軸の途中に角孔内へ回転不可で軸方向に移動可能となるよう嵌合し、錠本体と一体の軸方向への移動で、他方支持片の角形凹部に対して嵌合するロック位置と角形凹部から抜け出るロック解除位置とに移動する角形のロック部材を取り付け、他方支持片の角形凹部の内部に、錠本体が施錠位置にあるとき鍔が抜け方向に移動不能に係合して上記ロック部材のロック位置を保持し、錠本体が開錠位置にあるとき鍔の切り欠き部分が通過して上記ロック部材のロック解除位置への移動を可能とする係止突部を設けて形成されている請求項１又は２に記載の窃盗防止装置。The first arm is provided with a pair of support pieces opposed to each other at a connection side end, and an attachment piece fitted between the support pieces is provided at a connection side end of the second arm, and one of the first arms is provided. The support piece is provided with a through-storage hole of the lock device and the other support piece is provided with a square recess, and the mounting piece of the second arm is provided with a square hole communicating with the through-storage hole and the square recess in a penetrating manner. A lock main body that rotates with respect to the outer cylinder by operating a key that can be inserted and removed is inserted into an outer cylinder that is fitted into the through-hole so as to be able to move in a fixed stroke in the axial direction so as to be movable in the axial direction. The lock is housed so as to move integrally with the lock body, and is provided rotatably in the square concave portion of the other support piece at the tip of a shaft protruding so as to move integrally with the inner end side of the lock body, and has a notch around the periphery. Are fitted so that they cannot be rotated into the square hole and can move in the axial direction in the middle of the shaft. Along with the lock body and axial movement, a rectangular lock member that moves to a lock position that fits into the rectangular recess of the other support piece and an unlocked position that comes out of the rectangular recess is attached, and the other support piece has a square shape. Inside the concave portion, when the lock body is in the locking position, the flange is immovably engaged in the removal direction to hold the lock position of the lock member, and when the lock body is in the unlocked position, the notch portion of the flange is The anti-theft device according to claim 1, further comprising a locking projection that allows the lock member to move to the unlock position through the lock member.