JP2004016321A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、化粧パネルのバックライトとしての透過照明機能と、図柄変動リールへ照射する反射照明機能と、両立でき、図柄変動リールへの余計の絵や文字等の写り込みを防止する。
【解決手段】表示窓314の直上に配設され、表示パネル部312の絵や文字を透過するためのバックライト部100を、蛍光灯102とこの蛍光灯102の周囲に配設した光分離部材110とで構成する.蛍光灯102から照射された光のほとんどを表示パネル部312の裏面へ案内すると共に、光分離部材110を薄肉として、蛍光灯102から照射される光の一部を意図的に透過させ、リール350A、350B、350Cの照明用として利用することで、光分離部材110の肉厚寸法に応じた光量の光をリール350A、350B、350Cへ案内することができ、適正な光量で照明することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】表示窓314の直上に配設され、表示パネル部312の絵や文字を透過するためのバックライト部100を、蛍光灯102とこの蛍光灯102の周囲に配設した光分離部材110とで構成する.蛍光灯102から照射された光のほとんどを表示パネル部312の裏面へ案内すると共に、光分離部材110を薄肉として、蛍光灯102から照射される光の一部を意図的に透過させ、リール350A、350B、350Cの照明用として利用することで、光分離部材110の肉厚寸法に応じた光量の光をリール350A、350B、350Cへ案内することができ、適正な光量で照明することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体に少なくとも図柄を表示する表示装置が設けられ、当該表示装置の一部が前記本体の前面側の開閉カバーに設けられた開口部から視認可能とされた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、始動レバーを操作することで、抽選を実行し、周面に複数の図柄が表示された複数列(通常3列)の図柄変動リール(表示装置)を回転させるようにしている。なお、上記のような図柄変動リールを回胴式といい、表示装置としては、この回胴式の他、ベルト駆動式のものや、液晶表示式、7セグメント又はドットマトリクスLED表示式のものもある。以下、回胴式の図柄変動リールを例にとり説明する。
【0003】
遊技機本体の前面には開閉カバーが設けられ、この開閉カバーには矩形状の開口部が設けられ、透明の表示窓が取り付けられている。前記図柄変動リールの一部は、この表示窓から遊技者が視認可能となっている。視認される図柄の形態としては、変動、停止、仮停止等がある。
【0004】
ここで、従来、図柄変動リールを見易くするために、図柄変動リールを設置環境に合わせて適度な明るさにする必要がある。そこで、図柄変動リールの周面に貼り付けられるリールテープに透過性を持たせ、図柄変動リールの内側に設けたバックライト(ランプ又はLED等)を点灯することで、図柄によって定まる透過度合いによって、図柄を透過表示している。これにより、遊技者にとって図柄が見易くなり、所謂目押しの確実性を増すことができる。
【0005】
一方、表示窓付化粧パネルの上部には、専用のバックライトが設けられている。このバックライトからの光は、表示窓付化粧パネルに描かれた絵や文字等を透過する。これにより、当該パチスロ機の特有の図柄等が遊技者に見易くなり、装飾効果を高めている。
【0006】
ところが、前記バックライトの光が、図柄変動リールの図柄に到達し、図柄変動リールへの光が過剰になり過ぎて、図柄がかえって見ずらくなる、逆効果をもたらしている。
【0007】
上記問題点を解消するため、様々な提案、工夫がなされている。以下、それぞれについての構成を説明する。
【0008】
▲1▼ 冷陰極管構造
図6に示される如く、表示窓付表示窓200のバックライト用の光源として、明るさを適度に設定した冷陰極管202を用いることが考えられる。このような冷陰極管202では、図柄変動リール204を適度に明るくするような光の強さに予めカスタマイズ設定できるが、この冷陰極管202からの光が図柄変動リール204に写り込んだり、当該光が表示窓付化粧パネル200の裏面で反射し、この表示窓付化粧パネル200に描かれた(印刷された)絵や文字等の図柄206が図柄変動リール204の表面に写り込んで、もともと図柄変動リール204に設けられた図柄と重なって、見にくくなるという問題点がある。
【0009】
また、冷陰極管202はカスタマイズ製品であるため、汎用、規格性の高い蛍光灯に比べてコスト高となる。さらに、蛍光灯に比べて構造がもろく、組み付け作業や保守作業時に破損する可能性が高い。
【0010】
▲2▼遮蔽部材構造
図7に示される如く、表示窓付化粧パネル200のバックライトとして、図柄変動リールの全体幅寸法に合わせた長さを基準に設定した蛍光灯208(8W〜10W)を適用し、蛍光灯208と図柄変動リール204との間に金属製の遮蔽部材210を設けている。遮蔽部材210は、リフレクター(反射板)の機能を持ち、蛍光灯208から照射される光のほとんどを表示窓付化粧パネル200へ案内している。これにより、光を直接図柄変動リール204に当てず、遮蔽部材210から漏れた光を利用して、間接的に図柄変動リール204を照明することができる。
【0011】
ところが、上記遮蔽部材構造では、蛍光灯208からの光によって表示窓付化粧パネル200に描かれた絵や文字の図柄206が反射して、図柄変動リール204に写り込み、図柄が見ずらくなると共に、美観を損ねている。
【0012】
▲3▼光源遠隔構造
図8に示される如く、表示窓付化粧パネル200と、この表示窓付化粧パネル200の上部にある化粧パネル212(以下、上部化粧パネル212という)との両方を照明するバックライトとして、図柄変動リールの全体幅寸法に合わせた長さを基準に設定した蛍光灯208(8W〜10W)を適用し、蛍光灯208を上部化粧パネル212と対向配置し、図柄変動リール204から離すと共に、前記▲2▼の遮蔽部材210を設けた構造を併用している。
【0013】
しかしながら、表示窓付化粧パネル200の上部に描かれた絵や文字等の図柄206を照明する以上、蛍光灯208からの光によって表示窓付化粧パネル206に描かれた図柄206が反射して、図柄変動リール204に写り込み、図柄が見ずらくなると共に、美観を損ねている。
【0014】
また、上部化粧パネル212にも照明していることから、この上部化粧パネル212の裏面側に別途LEDやLCD等の装置を設ける空間がなくなり、設計上の制限が増大するという問題点がある。
【0015】
▲4▼ フィルム巻付構造
図9に示される如く、表示窓付化粧パネル200のバックライトとして、蛍光灯206を適用し、この蛍光灯208の周面に半透明のフィルム214を巻き付けた構造としている。この半透明のフィルム214の透過率を最適なものとすることで、適度な光量を得ることができる。
【0016】
ところが、蛍光灯208の交換の際に、半透明のフィルム214をその都度着脱しなければならず、メンテナンス作業性が大幅に軽減する。また、半透明のフィルム214は、蛍光灯208からの熱によって劣化し、経時的に光量が変化したり、部分的にくすんだりすることがあり、表示窓付化粧パネル200から透過する光にむらを発生させる原因となる。
【0017】
▲5▼ 複数光源構造
その他、関連技術として、表示窓付化粧パネルの裏面に複数の光源を設け、点滅操作のタイミングを同期させたり、複数の光源を色分けし、視覚的な演出を行なう構造が提案されている(特開平11−197290号公報、特開平9−271559号公報参照)。この技術を用いれば、光源を複数持つことで、光量の制御も容易であり、所謂スポット的に必要な領域に光を照射することも可能となる。
【0018】
しかしながら、遊技演出の視覚上の装飾効果に優れている反面、部品点数が多く、構造が複雑となる。従って、単一の光源によって、表示窓付化粧パネルのバックライトとして、並びに、適度な光量による図柄変動リールへの照明を行ない、かつ図柄変動リールへの他の絵や文字等の写り込みをなくす構造には至っていない。
【0019】
本発明は上記事実考慮し、簡単な構造で、化粧パネルのバックライトとしての透過照明機能と、図柄変動リールへ照射する照明機能と、両立でき、図柄変動リールへの光の写り込み、並びに余計の絵や文字等の写り込みを防止することができる遊技機を得ることが目的である。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、本体に少なくとも図柄を表示する表示装置が設けられ、当該表示装置の一部が前記本体の前面側の開閉カバーに設けられた開口部から視認可能とされた遊技機であって、前記図柄を視認可能とする前記開口部を含む複数の開口部に取り付けられた化粧パネルと、前記開口部に対応配置され、前記化粧パネルを裏面側から光を照射して当該化粧パネルに図柄を透過する透過照明機能を備えた光源と、前記光源と前記図柄変動リールとの間に介在され、前記光源から照射される光を前記化粧パネルの裏面へ案内すると共に、前記図柄変動リールの図柄面に照射する照明機能として透過させる光分離部材と、を有している。
【0021】
請求項1記載の発明によれば、光源から照射された光は、化粧パネルの裏面からこの化粧パネルに描かれた絵や文字等の図柄を透過する。これにより、遊技者は、図柄の透過率に対応した鮮明な図柄を見ることができる。
【0022】
ここで、この光源からの光は、光分離部材によって放射状に拡散されていく光を集光し、化粧パネルの裏面に案内されるため、光を有効に利用することができる。
【0023】
さらに、この光分離部材は、透過性を有しており、光源から照射された光の一部が透過して、図柄変動リールの図柄面に照射している(照明機能)。すなわち、図柄変動リールに強い光をあてると逆に見にくくなり、単純に光源のリフレクタ等から漏れた光を利用すると、化粧パネルの図柄が写り込み、見にくくなる。そこで、光分離部材から透過した光、すなわち減光された光を図柄変動リールに照射することで、適度な光量を図柄変動リールに与えることができ、図柄変動リールの図柄を飛躍的に見易くすることができる。
【0024】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記反射光と透過減光との分離が、前記光分離部材の肉厚寸法によって定められていることを特徴としている。
【0025】
請求項2に記載の発明によれば、光分離部材を透過する光の量は、光分離部材の肉厚寸法によって設定できるため、光源の光量を変更する必要がなく、例えば、市販の安価な蛍光灯を利用することができる。
【0026】
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記光分離部材が、前記透過減光の特定の色素をカットするカットフィルタ機能を備えていることを特徴としている。
【0027】
請求項3に記載の発明によれば、光分離部材に所定の色素を加えることで、透過する光の特定の色素がカットされ、カットフィルタ効果となって、演出効果を増大することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303と、で構成されている。
【0029】
操作兼装飾部303は、本体302に対して図2の左端を中心に回動することで開閉可能となっている。
【0030】
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
【0031】
装飾部304は、内部で後述するバックライト部100(図4参照)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過する化粧パネルとしての表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304をアーチ状に囲む立体的な電飾部304Aも設けられている。
【0032】
装飾部304の表示パネル部312の中央は、表示窓314とされている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
【0033】
この表示窓314の内部には、図柄変動部316が設けられ、図2に示される如く、3個のリール350A、350B、350C(以下、総称する場合はリール350という)が回転するようになっている。表示パネル部312における表示窓314の左部には、指標部318(図3参照)となっており、表示窓314に揃う図柄の状態(列数等)を案内表示している。
【0034】
また、表示窓314の下部には、図2の左から順番にメダル払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
【0035】
操作部306は、略L字型に屈曲された上面部と前面部とに分けられており、上面部の図2の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また図2の左端部からは順にキャンセルボタン355、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bが設けられている。また、前面部の図2の左端部からは、順に始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
【0036】
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とで構成されている。
【0037】
図3に示される如く、図柄変動部316は、3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、表示窓314の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止図柄となる。なお、この基本停止図柄は、1枚のメダルを投資した場合であり、最大1回のゲームで3枚のメダルを投資でき、この場合は、上行と下行上に停止している図柄、並びに2本の対角線上に停止している図柄が順次メダルの投資数に応じて組み合わせ停止図柄として採用されるようになっている。
【0038】
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
【0039】
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー20を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
【0040】
また、この始動レバー354による操作タイミングは、当たり抽選のタイミングとなっており、始動レバー354の操作によって、内部のコントローラでは当たり/外れが決定するようになっている。
【0041】
ここで、抽選が当たりの場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃うと、当たりとなって、遊技者に有利な状態となる。なお、当たりには大当たり(ビッグボーナス)と通常当たり(レギュラーボーナス)とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。当然ビッグボーナスの方がレギュラーボーナスよりも有利である。
【0042】
前記表示パネル部312は、リール350A、350B、350Cに設けられた一部の図柄を露出しつつ(表示窓314)、パチスロ機300の内外を遮蔽し、特にリール350及びその周辺機器を保護する役目を有している。
【0043】
図4及び図5には、この表示パネル部312を裏面から照明するバックライト部100が示されている。
【0044】
バックライト部100には、光源としての蛍光灯102が略水平(図3の正面に向かって左右方向)に配設され、その両端部がそれぞれソケット104によって保持されている。ソケット104は、一方が操作兼装飾部303のパネル保持部材105の背面側に固定されクランク状に屈曲されたブラケット106に他方に固定されている。
【0045】
このブラケット106は、前記蛍光灯102のソケット104を支持するのみならず、この蛍光灯102の背面側、すなわち表示パネル部312が向けられた側とは反対側において、ビス108によって光分離部材110が取付られている。この光分離部材110は、蛍光灯102の軸線方向に亘って配設される共に、前記蛍光灯の背面側から図4の下方向に回り込むように断面が略L字型となっている。屈曲部は所定の曲率半径の円弧状とされている。
【0046】
光分離部材110における下方向への回り込み先端部は、表示パネル部312の裏面側との間で所定の隙間をもっている。実際には、この隙間は表示パネル部312の裏面に当たらないように、設計上のクリアランスとして1mm程度である。当該隙間を1mm以上とすると、蛍光灯102の光がこの隙間から漏れ易く、1mm以下とすると、表示パネル部312に光分離部材110の影が映り、美観を損ねる恐れがあるため、この漏光並びに美観の双方の観点からも1mmのクリアランスが最適である。なお、この隙間からは、実質的に光が漏れたとしてもリール350A、350B、350Cの周面には至らないようになっている。
【0047】
光分離部材110は、その肉厚寸法が、蛍光灯102の明るさ、並びにリール350A、350B、350Cの周面を照明するための明るさに基づいて設定されており、本実施の形態では、約2mm程度の薄肉構造となっている。
【0048】
なお、光分離部材110における略L字型に屈曲された外周面に複数のリブ112が形成されている。このリブ112により剛性が保たれ、捩れや変形等を防止している。
【0049】
ここで、蛍光灯102が照射されると、その光は管状の蛍光灯102から放射方向に照射されるため、一部は直接表示パネル部312の裏面から正面に透過する光となる。また、光分離部材110に囲まれた領域へ照射される光は、この光分離部材110の内周面で反射されて、前記表示パネル部312へと案内される。これにより、蛍光灯102から照射されるほとんどの光を表示パネル部312へと向けることができ、効率よく透過光として利用することができる。
【0050】
一方、光分離部材110は、前述の如く薄肉構造(約2mmの肉厚寸法)であるため、蛍光灯102から照射される光の一部がこの薄肉部分を透過して、リール350A、350B、350Cの周面へ至るようになっている。
【0051】
ここで、リール350A、350B、350Cへの照明は、暗いと図柄の確認ができにくく、また、明るすぎても見ずらい。さらに、本実施の形態では、省略したが、リール350A、350B、350Cの内部から図柄を透過するような光源を別途設けている場合には、図柄を見易すくするための蛍光灯102の光量の調整単位を細かくする必要がある。
【0052】
このため、本実施の形態では、蛍光灯102からの光が直接リール350A、350B、350Cに届かないように、光分離部材110を蛍光灯102に巻き込むように配置した。また、蛍光灯102から表示パネル部312の裏面に照射され、本来は前面側に透過されるべき光の一部が反射され、この反射光がリール350A、350B、350Cの周面に届いて表示パネル部312の絵や文字が写り込まないように、光分離部材110の屈曲先端を表示パネル部312に近づけて配置している(約1mmの隙間)。
【0053】
上記構成により、リール350A、350B、350Cには、蛍光灯102の明るさ(一般に、細かい制御はできず、市販の規格化された8W〜10W程度の明るさ)と、光分離部材110の肉厚寸法によって制御された適正な明るさの光のみが到達するため、表示窓314からの図柄の視認性を確保している。
【0054】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(遊技の流れ)
遊技の手順は、まず、メダルが投入済であり、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bによるベットが完了すると、始動レバー354を操作する。この時点で当り/外れの抽選がなされ、当りの場合には内部制御的にフラグの成立となる。また、既に、フラグが成立している場合は抽選は実行されない。
【0055】
この始動レバー354の操作後は、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。このとき、3個のリール350A、350B、350Cの回転開始時期は、前記抽選の結果に基づく期待値によって異なるように制御される。なお、この回転開始時期の変更制御については後述する。
【0056】
遊技者は、停止ボタン356A、356B、356Cを操作することで、リール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれはスベリによって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転にスベリを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
【0057】
前記停止操作によって停止したリール350A、350B、350Cの表示図柄が、当たり図柄で揃った場合には、ボーナスゲーム制御を実行する。
(表示パネル部並びにリール図柄の照明)
本実施の形態における表示パネル部312はバックライト部100からの光が透過することによって、表示パネル部312に描かれた絵や文字を浮き立たせる演出を行っている。特に、表示窓314の上部にある絵や文字は、蛍光灯102からの直接光と、この蛍光灯102の周囲に設けられた光分離部材110の内周面から反射する光とで照射されるため、蛍光灯102の光が有効に利用される。このため、必要以上に大型の蛍光灯102を配設する必要がなくなり、設置スペースをコンパクトにすることができる。
【0058】
また、この光分離部材110は、その肉厚寸法が、蛍光灯102の明るさと、リール350A、350B、350Cへの照射するのに必要な明るさとに基づいて設定されている。すなわち、蛍光灯102から照射される光のほとんどは、その内周面によって反射されて表示パネル部312へと至るが、一部は肉厚部分を透過する。本実施の形態では、市販の8W〜10W程度の蛍光灯102が用いられており、この明るさの設定は、規格化されているため、細かい制御はできない。
【0059】
一方、リール350A、350B、350Cへ照射するための光は、暗すぎると見えず、明るすぎると反射光によって図柄が打ち消され、見ずらくなる。また、リール350A、350B、350Cの内側に別途照明装置があるような場合には、図柄を見易すくするための蛍光灯102の光量の調整単位を細かくする必要がある。
【0060】
このため、光分離部材110の肉厚寸法の制御によって、蛍光灯102からの光の量を制限し、適度な明るさの光でリール350A、350B、350Cを照明することができる。
【0061】
また、従来、蛍光灯102から表示パネル部312の裏面に至り、この裏面で一部が反射して、リール350A、350B、350Cに絵や文字が写り込むことがあったが、本実施の形態では、光分離部材110は、蛍光灯102の背面から下面へ回り込むように屈曲されており、この屈曲先端部をできるだけ表示パネル部312の裏面に近づけている(約1mmの隙間)。
【0062】
このため、表示パネル部312からの反射光が漏れることはなく、リール350A、350B、350Cへ到達することがない。これにより、表示パネル部312の絵や文字の写り込みを防止することができる。
【0063】
以上説明したように本実施の形態では、表示パネル部312の裏面、特に表示窓314の直上に配設され、表示パネル部312の絵や文字を透過するためのバックライト部100を、蛍光灯102とこの蛍光灯102の周囲に配設した光分離部材110とで構成することで、蛍光灯102から照射された光のほとんどを表示パネル部312の裏面へ案内し、透過光として利用すると共に、光分離部材110を薄肉として、蛍光灯102から照射される光の一部を意図的に透過させるようにした。この光分離部材110を透過した光を、リール350A、350B、350Cの照明用として利用することで、光分離部材110の肉厚寸法に応じた光量の光をリール350A、350B、350Cへ案内することができ、適正な光量でリール350A、350B、350Cを照明することができる。
【0064】
なお、本実施の形態では、光分離部材110を形成する材質や色について特定はしなかったが、材質としてはABS樹脂が適用可能である。ABS樹脂を適用した理由は、ある程度の透過性があり、成形も容易であるからである。また、ABS樹脂の無垢の色はベージュ色であり、この色で十分な照明効果があるが、白色としてもよい。白色とすることで、本来の機能である反射率を確実に得ることができる。また、ABS樹脂に色素を混ぜ合わせることで、色分解フィルタとしての機能を持たせ、透過光の色を任意の色とすることが可能である。
【0065】
また、別途、光分離部材の背面側等にフィルム状のカットフィルタを配設し、これを入れ替えることで、色に変化を持たせてもよい。
【0066】
さらに、光分離部材の表裏面の少なくとも何れか一方を意図的に凹凸形状として、光を拡散するようにしてもよい。
【0067】
また、本実施の形態では、光分離部材110の肉厚寸法を2mmとしたが、この数値に限定されるものではなく、薄くすればリール350A、350B、350Cへ至る光量が増え、厚くすればリール350A、350B、350Cへ至る光量が減るというように、肉厚寸法に対する光量が相関関係をもって増減するため、適正な肉厚寸法を設定すればよい。
【0068】
さらに、本実施の形態では、回胴式の遊技機の代表としてパチスロ機300を例にとり説明したが、図10に示すようなパチンコ球を遊技媒体として用いた遊技機400であっても、同様の構造をとることができる。
【0069】
以下、このような遊技機400の構成について説明するが、図2に示したパチスロ機300の構成と同一の構成部分については、同一の符号を付して構成の説明を省略する。
【0070】
図10に示される如く、停止ボタン356A、356B、356Cの上部にはパチンコ球を貯留可能な上皿402が設けられ、その下部に同じくパチンコ球を貯留可能な下皿404が設けられている。上皿402には、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bの操作に応じて、所定数のパチンコ球を回収する機構が設けられている。また、この上皿402には、遊技の結果に応じてパチンコ球が賞球されるようになっている。なお、上皿402が満杯となると、自動的にパチンコ球が下皿404へオーバーフローされるようになっている。
【0071】
この遊技機400では、メダルの代わりにパチンコ球によって遊技が可能であるため、パチンコ機との併設の際に遊技者は単一種の遊技媒体に異なる遊技機での遊技が可能となる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、簡単な構造で、化粧パネルのバックライトとしての透過照明機能と、図柄変動リールへ照射する照明機能と、両立でき、図柄変動リールへの光の写り込み、並びに余計の絵や文字等の写り込みを防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。
【図2】本実施の形態に係るパチスロ機の正面図である。
【図3】本実施の形態に係る表示部及び操作部の拡大正面図である。
【図4】操作兼装飾部及びリールを側面から見た断面図である。
【図5】操作兼装飾部の背面図である。
【図6】従来例▲1▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図7】従来例▲2▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図8】従来例▲3▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図9】従来例▲4▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図10】変形例に係る遊技の正面図である。
【符号の説明】
100 バックライト部
102 蛍光灯(光源)
104 ソケット
106 ブラケット
108 ビス
110 光分離部材
112 リブ
300 パチスロ機(遊技機)
303 操作兼装飾部
312 表示パネル部(化粧パネル)
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体に少なくとも図柄を表示する表示装置が設けられ、当該表示装置の一部が前記本体の前面側の開閉カバーに設けられた開口部から視認可能とされた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、始動レバーを操作することで、抽選を実行し、周面に複数の図柄が表示された複数列(通常3列)の図柄変動リール(表示装置)を回転させるようにしている。なお、上記のような図柄変動リールを回胴式といい、表示装置としては、この回胴式の他、ベルト駆動式のものや、液晶表示式、7セグメント又はドットマトリクスLED表示式のものもある。以下、回胴式の図柄変動リールを例にとり説明する。
【0003】
遊技機本体の前面には開閉カバーが設けられ、この開閉カバーには矩形状の開口部が設けられ、透明の表示窓が取り付けられている。前記図柄変動リールの一部は、この表示窓から遊技者が視認可能となっている。視認される図柄の形態としては、変動、停止、仮停止等がある。
【0004】
ここで、従来、図柄変動リールを見易くするために、図柄変動リールを設置環境に合わせて適度な明るさにする必要がある。そこで、図柄変動リールの周面に貼り付けられるリールテープに透過性を持たせ、図柄変動リールの内側に設けたバックライト(ランプ又はLED等)を点灯することで、図柄によって定まる透過度合いによって、図柄を透過表示している。これにより、遊技者にとって図柄が見易くなり、所謂目押しの確実性を増すことができる。
【0005】
一方、表示窓付化粧パネルの上部には、専用のバックライトが設けられている。このバックライトからの光は、表示窓付化粧パネルに描かれた絵や文字等を透過する。これにより、当該パチスロ機の特有の図柄等が遊技者に見易くなり、装飾効果を高めている。
【0006】
ところが、前記バックライトの光が、図柄変動リールの図柄に到達し、図柄変動リールへの光が過剰になり過ぎて、図柄がかえって見ずらくなる、逆効果をもたらしている。
【0007】
上記問題点を解消するため、様々な提案、工夫がなされている。以下、それぞれについての構成を説明する。
【0008】
▲1▼ 冷陰極管構造
図6に示される如く、表示窓付表示窓200のバックライト用の光源として、明るさを適度に設定した冷陰極管202を用いることが考えられる。このような冷陰極管202では、図柄変動リール204を適度に明るくするような光の強さに予めカスタマイズ設定できるが、この冷陰極管202からの光が図柄変動リール204に写り込んだり、当該光が表示窓付化粧パネル200の裏面で反射し、この表示窓付化粧パネル200に描かれた(印刷された)絵や文字等の図柄206が図柄変動リール204の表面に写り込んで、もともと図柄変動リール204に設けられた図柄と重なって、見にくくなるという問題点がある。
【0009】
また、冷陰極管202はカスタマイズ製品であるため、汎用、規格性の高い蛍光灯に比べてコスト高となる。さらに、蛍光灯に比べて構造がもろく、組み付け作業や保守作業時に破損する可能性が高い。
【0010】
▲2▼遮蔽部材構造
図7に示される如く、表示窓付化粧パネル200のバックライトとして、図柄変動リールの全体幅寸法に合わせた長さを基準に設定した蛍光灯208(8W〜10W)を適用し、蛍光灯208と図柄変動リール204との間に金属製の遮蔽部材210を設けている。遮蔽部材210は、リフレクター(反射板)の機能を持ち、蛍光灯208から照射される光のほとんどを表示窓付化粧パネル200へ案内している。これにより、光を直接図柄変動リール204に当てず、遮蔽部材210から漏れた光を利用して、間接的に図柄変動リール204を照明することができる。
【0011】
ところが、上記遮蔽部材構造では、蛍光灯208からの光によって表示窓付化粧パネル200に描かれた絵や文字の図柄206が反射して、図柄変動リール204に写り込み、図柄が見ずらくなると共に、美観を損ねている。
【0012】
▲3▼光源遠隔構造
図8に示される如く、表示窓付化粧パネル200と、この表示窓付化粧パネル200の上部にある化粧パネル212(以下、上部化粧パネル212という)との両方を照明するバックライトとして、図柄変動リールの全体幅寸法に合わせた長さを基準に設定した蛍光灯208(8W〜10W)を適用し、蛍光灯208を上部化粧パネル212と対向配置し、図柄変動リール204から離すと共に、前記▲2▼の遮蔽部材210を設けた構造を併用している。
【0013】
しかしながら、表示窓付化粧パネル200の上部に描かれた絵や文字等の図柄206を照明する以上、蛍光灯208からの光によって表示窓付化粧パネル206に描かれた図柄206が反射して、図柄変動リール204に写り込み、図柄が見ずらくなると共に、美観を損ねている。
【0014】
また、上部化粧パネル212にも照明していることから、この上部化粧パネル212の裏面側に別途LEDやLCD等の装置を設ける空間がなくなり、設計上の制限が増大するという問題点がある。
【0015】
▲4▼ フィルム巻付構造
図9に示される如く、表示窓付化粧パネル200のバックライトとして、蛍光灯206を適用し、この蛍光灯208の周面に半透明のフィルム214を巻き付けた構造としている。この半透明のフィルム214の透過率を最適なものとすることで、適度な光量を得ることができる。
【0016】
ところが、蛍光灯208の交換の際に、半透明のフィルム214をその都度着脱しなければならず、メンテナンス作業性が大幅に軽減する。また、半透明のフィルム214は、蛍光灯208からの熱によって劣化し、経時的に光量が変化したり、部分的にくすんだりすることがあり、表示窓付化粧パネル200から透過する光にむらを発生させる原因となる。
【0017】
▲5▼ 複数光源構造
その他、関連技術として、表示窓付化粧パネルの裏面に複数の光源を設け、点滅操作のタイミングを同期させたり、複数の光源を色分けし、視覚的な演出を行なう構造が提案されている(特開平11−197290号公報、特開平9−271559号公報参照)。この技術を用いれば、光源を複数持つことで、光量の制御も容易であり、所謂スポット的に必要な領域に光を照射することも可能となる。
【0018】
しかしながら、遊技演出の視覚上の装飾効果に優れている反面、部品点数が多く、構造が複雑となる。従って、単一の光源によって、表示窓付化粧パネルのバックライトとして、並びに、適度な光量による図柄変動リールへの照明を行ない、かつ図柄変動リールへの他の絵や文字等の写り込みをなくす構造には至っていない。
【0019】
本発明は上記事実考慮し、簡単な構造で、化粧パネルのバックライトとしての透過照明機能と、図柄変動リールへ照射する照明機能と、両立でき、図柄変動リールへの光の写り込み、並びに余計の絵や文字等の写り込みを防止することができる遊技機を得ることが目的である。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、本体に少なくとも図柄を表示する表示装置が設けられ、当該表示装置の一部が前記本体の前面側の開閉カバーに設けられた開口部から視認可能とされた遊技機であって、前記図柄を視認可能とする前記開口部を含む複数の開口部に取り付けられた化粧パネルと、前記開口部に対応配置され、前記化粧パネルを裏面側から光を照射して当該化粧パネルに図柄を透過する透過照明機能を備えた光源と、前記光源と前記図柄変動リールとの間に介在され、前記光源から照射される光を前記化粧パネルの裏面へ案内すると共に、前記図柄変動リールの図柄面に照射する照明機能として透過させる光分離部材と、を有している。
【0021】
請求項1記載の発明によれば、光源から照射された光は、化粧パネルの裏面からこの化粧パネルに描かれた絵や文字等の図柄を透過する。これにより、遊技者は、図柄の透過率に対応した鮮明な図柄を見ることができる。
【0022】
ここで、この光源からの光は、光分離部材によって放射状に拡散されていく光を集光し、化粧パネルの裏面に案内されるため、光を有効に利用することができる。
【0023】
さらに、この光分離部材は、透過性を有しており、光源から照射された光の一部が透過して、図柄変動リールの図柄面に照射している(照明機能)。すなわち、図柄変動リールに強い光をあてると逆に見にくくなり、単純に光源のリフレクタ等から漏れた光を利用すると、化粧パネルの図柄が写り込み、見にくくなる。そこで、光分離部材から透過した光、すなわち減光された光を図柄変動リールに照射することで、適度な光量を図柄変動リールに与えることができ、図柄変動リールの図柄を飛躍的に見易くすることができる。
【0024】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記反射光と透過減光との分離が、前記光分離部材の肉厚寸法によって定められていることを特徴としている。
【0025】
請求項2に記載の発明によれば、光分離部材を透過する光の量は、光分離部材の肉厚寸法によって設定できるため、光源の光量を変更する必要がなく、例えば、市販の安価な蛍光灯を利用することができる。
【0026】
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記光分離部材が、前記透過減光の特定の色素をカットするカットフィルタ機能を備えていることを特徴としている。
【0027】
請求項3に記載の発明によれば、光分離部材に所定の色素を加えることで、透過する光の特定の色素がカットされ、カットフィルタ効果となって、演出効果を増大することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303と、で構成されている。
【0029】
操作兼装飾部303は、本体302に対して図2の左端を中心に回動することで開閉可能となっている。
【0030】
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
【0031】
装飾部304は、内部で後述するバックライト部100(図4参照)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過する化粧パネルとしての表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304をアーチ状に囲む立体的な電飾部304Aも設けられている。
【0032】
装飾部304の表示パネル部312の中央は、表示窓314とされている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
【0033】
この表示窓314の内部には、図柄変動部316が設けられ、図2に示される如く、3個のリール350A、350B、350C(以下、総称する場合はリール350という)が回転するようになっている。表示パネル部312における表示窓314の左部には、指標部318(図3参照)となっており、表示窓314に揃う図柄の状態(列数等)を案内表示している。
【0034】
また、表示窓314の下部には、図2の左から順番にメダル払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
【0035】
操作部306は、略L字型に屈曲された上面部と前面部とに分けられており、上面部の図2の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また図2の左端部からは順にキャンセルボタン355、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bが設けられている。また、前面部の図2の左端部からは、順に始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
【0036】
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とで構成されている。
【0037】
図3に示される如く、図柄変動部316は、3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、表示窓314の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止図柄となる。なお、この基本停止図柄は、1枚のメダルを投資した場合であり、最大1回のゲームで3枚のメダルを投資でき、この場合は、上行と下行上に停止している図柄、並びに2本の対角線上に停止している図柄が順次メダルの投資数に応じて組み合わせ停止図柄として採用されるようになっている。
【0038】
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
【0039】
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー20を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
【0040】
また、この始動レバー354による操作タイミングは、当たり抽選のタイミングとなっており、始動レバー354の操作によって、内部のコントローラでは当たり/外れが決定するようになっている。
【0041】
ここで、抽選が当たりの場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃うと、当たりとなって、遊技者に有利な状態となる。なお、当たりには大当たり(ビッグボーナス)と通常当たり(レギュラーボーナス)とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。当然ビッグボーナスの方がレギュラーボーナスよりも有利である。
【0042】
前記表示パネル部312は、リール350A、350B、350Cに設けられた一部の図柄を露出しつつ(表示窓314)、パチスロ機300の内外を遮蔽し、特にリール350及びその周辺機器を保護する役目を有している。
【0043】
図4及び図5には、この表示パネル部312を裏面から照明するバックライト部100が示されている。
【0044】
バックライト部100には、光源としての蛍光灯102が略水平(図3の正面に向かって左右方向)に配設され、その両端部がそれぞれソケット104によって保持されている。ソケット104は、一方が操作兼装飾部303のパネル保持部材105の背面側に固定されクランク状に屈曲されたブラケット106に他方に固定されている。
【0045】
このブラケット106は、前記蛍光灯102のソケット104を支持するのみならず、この蛍光灯102の背面側、すなわち表示パネル部312が向けられた側とは反対側において、ビス108によって光分離部材110が取付られている。この光分離部材110は、蛍光灯102の軸線方向に亘って配設される共に、前記蛍光灯の背面側から図4の下方向に回り込むように断面が略L字型となっている。屈曲部は所定の曲率半径の円弧状とされている。
【0046】
光分離部材110における下方向への回り込み先端部は、表示パネル部312の裏面側との間で所定の隙間をもっている。実際には、この隙間は表示パネル部312の裏面に当たらないように、設計上のクリアランスとして1mm程度である。当該隙間を1mm以上とすると、蛍光灯102の光がこの隙間から漏れ易く、1mm以下とすると、表示パネル部312に光分離部材110の影が映り、美観を損ねる恐れがあるため、この漏光並びに美観の双方の観点からも1mmのクリアランスが最適である。なお、この隙間からは、実質的に光が漏れたとしてもリール350A、350B、350Cの周面には至らないようになっている。
【0047】
光分離部材110は、その肉厚寸法が、蛍光灯102の明るさ、並びにリール350A、350B、350Cの周面を照明するための明るさに基づいて設定されており、本実施の形態では、約2mm程度の薄肉構造となっている。
【0048】
なお、光分離部材110における略L字型に屈曲された外周面に複数のリブ112が形成されている。このリブ112により剛性が保たれ、捩れや変形等を防止している。
【0049】
ここで、蛍光灯102が照射されると、その光は管状の蛍光灯102から放射方向に照射されるため、一部は直接表示パネル部312の裏面から正面に透過する光となる。また、光分離部材110に囲まれた領域へ照射される光は、この光分離部材110の内周面で反射されて、前記表示パネル部312へと案内される。これにより、蛍光灯102から照射されるほとんどの光を表示パネル部312へと向けることができ、効率よく透過光として利用することができる。
【0050】
一方、光分離部材110は、前述の如く薄肉構造(約2mmの肉厚寸法)であるため、蛍光灯102から照射される光の一部がこの薄肉部分を透過して、リール350A、350B、350Cの周面へ至るようになっている。
【0051】
ここで、リール350A、350B、350Cへの照明は、暗いと図柄の確認ができにくく、また、明るすぎても見ずらい。さらに、本実施の形態では、省略したが、リール350A、350B、350Cの内部から図柄を透過するような光源を別途設けている場合には、図柄を見易すくするための蛍光灯102の光量の調整単位を細かくする必要がある。
【0052】
このため、本実施の形態では、蛍光灯102からの光が直接リール350A、350B、350Cに届かないように、光分離部材110を蛍光灯102に巻き込むように配置した。また、蛍光灯102から表示パネル部312の裏面に照射され、本来は前面側に透過されるべき光の一部が反射され、この反射光がリール350A、350B、350Cの周面に届いて表示パネル部312の絵や文字が写り込まないように、光分離部材110の屈曲先端を表示パネル部312に近づけて配置している(約1mmの隙間)。
【0053】
上記構成により、リール350A、350B、350Cには、蛍光灯102の明るさ(一般に、細かい制御はできず、市販の規格化された8W〜10W程度の明るさ)と、光分離部材110の肉厚寸法によって制御された適正な明るさの光のみが到達するため、表示窓314からの図柄の視認性を確保している。
【0054】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(遊技の流れ)
遊技の手順は、まず、メダルが投入済であり、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bによるベットが完了すると、始動レバー354を操作する。この時点で当り/外れの抽選がなされ、当りの場合には内部制御的にフラグの成立となる。また、既に、フラグが成立している場合は抽選は実行されない。
【0055】
この始動レバー354の操作後は、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。このとき、3個のリール350A、350B、350Cの回転開始時期は、前記抽選の結果に基づく期待値によって異なるように制御される。なお、この回転開始時期の変更制御については後述する。
【0056】
遊技者は、停止ボタン356A、356B、356Cを操作することで、リール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれはスベリによって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転にスベリを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
【0057】
前記停止操作によって停止したリール350A、350B、350Cの表示図柄が、当たり図柄で揃った場合には、ボーナスゲーム制御を実行する。
(表示パネル部並びにリール図柄の照明)
本実施の形態における表示パネル部312はバックライト部100からの光が透過することによって、表示パネル部312に描かれた絵や文字を浮き立たせる演出を行っている。特に、表示窓314の上部にある絵や文字は、蛍光灯102からの直接光と、この蛍光灯102の周囲に設けられた光分離部材110の内周面から反射する光とで照射されるため、蛍光灯102の光が有効に利用される。このため、必要以上に大型の蛍光灯102を配設する必要がなくなり、設置スペースをコンパクトにすることができる。
【0058】
また、この光分離部材110は、その肉厚寸法が、蛍光灯102の明るさと、リール350A、350B、350Cへの照射するのに必要な明るさとに基づいて設定されている。すなわち、蛍光灯102から照射される光のほとんどは、その内周面によって反射されて表示パネル部312へと至るが、一部は肉厚部分を透過する。本実施の形態では、市販の8W〜10W程度の蛍光灯102が用いられており、この明るさの設定は、規格化されているため、細かい制御はできない。
【0059】
一方、リール350A、350B、350Cへ照射するための光は、暗すぎると見えず、明るすぎると反射光によって図柄が打ち消され、見ずらくなる。また、リール350A、350B、350Cの内側に別途照明装置があるような場合には、図柄を見易すくするための蛍光灯102の光量の調整単位を細かくする必要がある。
【0060】
このため、光分離部材110の肉厚寸法の制御によって、蛍光灯102からの光の量を制限し、適度な明るさの光でリール350A、350B、350Cを照明することができる。
【0061】
また、従来、蛍光灯102から表示パネル部312の裏面に至り、この裏面で一部が反射して、リール350A、350B、350Cに絵や文字が写り込むことがあったが、本実施の形態では、光分離部材110は、蛍光灯102の背面から下面へ回り込むように屈曲されており、この屈曲先端部をできるだけ表示パネル部312の裏面に近づけている(約1mmの隙間)。
【0062】
このため、表示パネル部312からの反射光が漏れることはなく、リール350A、350B、350Cへ到達することがない。これにより、表示パネル部312の絵や文字の写り込みを防止することができる。
【0063】
以上説明したように本実施の形態では、表示パネル部312の裏面、特に表示窓314の直上に配設され、表示パネル部312の絵や文字を透過するためのバックライト部100を、蛍光灯102とこの蛍光灯102の周囲に配設した光分離部材110とで構成することで、蛍光灯102から照射された光のほとんどを表示パネル部312の裏面へ案内し、透過光として利用すると共に、光分離部材110を薄肉として、蛍光灯102から照射される光の一部を意図的に透過させるようにした。この光分離部材110を透過した光を、リール350A、350B、350Cの照明用として利用することで、光分離部材110の肉厚寸法に応じた光量の光をリール350A、350B、350Cへ案内することができ、適正な光量でリール350A、350B、350Cを照明することができる。
【0064】
なお、本実施の形態では、光分離部材110を形成する材質や色について特定はしなかったが、材質としてはABS樹脂が適用可能である。ABS樹脂を適用した理由は、ある程度の透過性があり、成形も容易であるからである。また、ABS樹脂の無垢の色はベージュ色であり、この色で十分な照明効果があるが、白色としてもよい。白色とすることで、本来の機能である反射率を確実に得ることができる。また、ABS樹脂に色素を混ぜ合わせることで、色分解フィルタとしての機能を持たせ、透過光の色を任意の色とすることが可能である。
【0065】
また、別途、光分離部材の背面側等にフィルム状のカットフィルタを配設し、これを入れ替えることで、色に変化を持たせてもよい。
【0066】
さらに、光分離部材の表裏面の少なくとも何れか一方を意図的に凹凸形状として、光を拡散するようにしてもよい。
【0067】
また、本実施の形態では、光分離部材110の肉厚寸法を2mmとしたが、この数値に限定されるものではなく、薄くすればリール350A、350B、350Cへ至る光量が増え、厚くすればリール350A、350B、350Cへ至る光量が減るというように、肉厚寸法に対する光量が相関関係をもって増減するため、適正な肉厚寸法を設定すればよい。
【0068】
さらに、本実施の形態では、回胴式の遊技機の代表としてパチスロ機300を例にとり説明したが、図10に示すようなパチンコ球を遊技媒体として用いた遊技機400であっても、同様の構造をとることができる。
【0069】
以下、このような遊技機400の構成について説明するが、図2に示したパチスロ機300の構成と同一の構成部分については、同一の符号を付して構成の説明を省略する。
【0070】
図10に示される如く、停止ボタン356A、356B、356Cの上部にはパチンコ球を貯留可能な上皿402が設けられ、その下部に同じくパチンコ球を貯留可能な下皿404が設けられている。上皿402には、1枚ベットボタン352A、マックスベットボタン352Bの操作に応じて、所定数のパチンコ球を回収する機構が設けられている。また、この上皿402には、遊技の結果に応じてパチンコ球が賞球されるようになっている。なお、上皿402が満杯となると、自動的にパチンコ球が下皿404へオーバーフローされるようになっている。
【0071】
この遊技機400では、メダルの代わりにパチンコ球によって遊技が可能であるため、パチンコ機との併設の際に遊技者は単一種の遊技媒体に異なる遊技機での遊技が可能となる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、簡単な構造で、化粧パネルのバックライトとしての透過照明機能と、図柄変動リールへ照射する照明機能と、両立でき、図柄変動リールへの光の写り込み、並びに余計の絵や文字等の写り込みを防止することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。
【図2】本実施の形態に係るパチスロ機の正面図である。
【図3】本実施の形態に係る表示部及び操作部の拡大正面図である。
【図4】操作兼装飾部及びリールを側面から見た断面図である。
【図5】操作兼装飾部の背面図である。
【図6】従来例▲1▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図7】従来例▲2▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図8】従来例▲3▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図9】従来例▲4▼に係るバックライト構造の概略側面図である。
【図10】変形例に係る遊技の正面図である。
【符号の説明】
100 バックライト部
102 蛍光灯(光源)
104 ソケット
106 ブラケット
108 ビス
110 光分離部材
112 リブ
300 パチスロ機(遊技機)
303 操作兼装飾部
312 表示パネル部(化粧パネル)
Claims (3)
- 本体に少なくとも図柄を表示する表示装置が設けられ、当該表示装置の一部が前記本体の前面側の開閉カバーに設けられた開口部から視認可能とされた遊技機であって、
前記図柄を視認可能とする前記開口部を含む複数の開口部に取り付けられた化粧パネルと、
前記開口部に対応配置され、前記化粧パネルを裏面側から光を照射して当該化粧パネルに図柄を透過する透過照明機能を備えた光源と、
前記光源と前記図柄変動リールとの間に介在され、前記光源から照射される光を前記化粧パネルの裏面へ案内すると共に、前記図柄変動リールの図柄面に照射する照明機能として透過させる光分離部材と、
を有する遊技機。 - 前記反射光と透過減光との分離が、前記光分離部材の肉厚寸法によって定められていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記光分離部材が、前記透過減光の特定の色素をカットするカットフィルタ機能を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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- 2002-06-13 JP JP2002172441A patent/JP2004016321A/ja active Pending
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