JP2004015158A - 携帯電話通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】着呼時に発信者の感情、都合、目的などを確認できるようにする。
【解決手段】携帯電話機の発呼操作が行われると、画像選択手段により選択された画像を画像記憶手段から読み出し、画像送受信手段により通話先に送信するとともに、着呼時に画像送受信手段を介して画像を受信すると、携帯電話機のオフフック操作が行われる前に受信画像を画像表示手段に表示する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PHSを含む携帯電話機の通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機に電話番号を登録する際に、デジタルカメラなどで撮像した顔画像と対応づけて記録しておき、着呼の際に発信者の電話番号から発信者の顔画像を読み出して表示し、発信者を容易に確認できるようにした携帯電話通信システムが知られている(例えば特開平10−327232号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の携帯電話通信システムでは、着呼の際には常に予め記録されている顔画像が表示されるため、実際には発信者が怒ったり悲しんでいるのに笑っている画像が表示されることがあり、応答後に戸惑うことがある。
【0004】
本発明の目的は、着呼時に発信者の感情、都合、目的などを確認できるようにした携帯電話通信システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、音声送受信手段と画像送受信手段とを備えた複数の携帯電話機を通信網を介して接続する携帯電話通信システムに適用される。
そして、画像を記憶する画像記憶手段と、画像を表示する画像表示手段と、前記画像記憶手段に記憶されている画像の中から通話先に送信する画像を選択する画像選択手段と、前記携帯電話機の発呼操作が行われると、前記画像選択手段により選択された画像を前記画像記憶手段から読み出し、前記画像送受信手段により通話先に送信するとともに、着呼時に前記画像送受信手段を介して画像を受信すると、前記携帯電話機のオフフック操作が行われる前に前記受信画像を前記画像表示手段に表示する制御手段とを携帯電話機に備える。
(2) 請求項2の携帯電話通信システムは、前記画像選択手段によって、前記画像記憶手段に記憶されている画像を読み出して前記画像表示手段にサムネイル表示し、前記携帯電話機の1〜9の数字キー操作により指定された画像を選択するようにしたものである。
(3) 請求項3の携帯電話通信システムは、前記画像記憶手段が特定の通話先に対して予め選択された画像を記憶し、前記画像選択手段によって、前記特定の通話先に発呼するときは前記記憶手段から当該通話先に対応する画像を選択するようにしたものである。
(4) 請求項4の携帯電話通信システムは、前記画像記憶手段に記憶されている画像に識別番号を付し、前記制御手段によって、前記携帯電話機の発呼操作が行われると、前記画像選択手段により選択された画像の代わりに前記選択画像の識別番号を通話先へ送信するとともに、着呼時に前記選択画像の識別番号を受信すると、前記携帯電話機のオフフック操作が行われる前に前記画像記憶手段から前記識別番号に対応する画像を読み出して前記画像表示手段に表示するようにしたものである。
(5) 請求項5の携帯電話通信システムは、通信網の中継機に画像を記憶する画像記憶手段を備え、通信網の前記中継機によって、前記携帯電話機から発呼にともなって識別番号を受信すると、前記画像記憶手段から発信者の携帯電話機番号の前記識別番号に対応する画像を読み出し、発信先へ送信するようにしたものである。
(6) 請求項6の携帯電話通信システムは、発呼時に発信先へ送信する画像を、発信者の感情、都合、目的を表す発信者の顔の画像としたものである。
(7) 請求項7の携帯電話通信システムは、携帯電話機に、着呼時に応答せずに画像による返信を行うための画像応答操作部材を備え、前記制御手段によって、着呼時に前記画像応答操作部材が操作されると、前記画像選択手段により選択された画像を前記画像記憶手段から読み出し、前記画像送受信手段により発信先に送信するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
《発明の第1の実施の形態》
図1は第1の実施の形態の携帯電話通信システムの構成を示す。携帯電話機1は、公衆電話回線網2の多数の中継機2aを介して他の携帯電話機3あるいは一般加入電話機(不図示)と通話する。この図では2台の携帯電話機1,3を代表的に示すが、一実施の形態の携帯電話通信システムは図示しない多数の携帯電話機と公衆電話回線網2により構成されている。なお、以下では携帯電話機1を発信側、携帯電話機3を受信側として説明する。
【0007】
図2は携帯電話機1、3の構成を示す。この一実施の形態では、説明を分かりやすくするために発信側の携帯電話機1と受信側の携帯電話機3とが同一種類のものであるとして説明する。携帯電話機1,3は、マイク11、符号部12、変調部13および送信部14から構成される音声送信系統を介して利用者の音声を送信する。また、受信部15、復調部16、符号部17およびスピーカー18から構成される音声受信系統を介して通話相手の音声を再生する。なお、切換部19は送信時には送信部14とアンテナ20とを接続し、受信時には受信部15とアンテナ20とを接続する。
【0008】
携帯電話機1,3はまた、小形のCCDカメラ21を備えており、カメラ21、画像処理部22、変調部13および送信部14から構成される画像送信系統を介して画像を送信する。さらに、受信部15、画像生成部23およびディスプレイ24から構成される画像受信系統を介して画像を再生する。なお、画像メモリ25はカメラ21で撮像した画像と、画像受信系統を介して受信した画像を記録する。
【0009】
コントローラ26は、不図示のマイクロコンピューターとRAM、ROMなどの周辺部品を備え、キー入力部27からの操作信号に基づいて音声と画像の上述した送受信系統を制御する。なお、キー入力部27には不図示の0〜9の押しボタンや方向キーなどの操作部材が含まれる。
【0010】
図3は第1の実施の形態の発信処理を示すフローチャートである。ステップ1において、発信者がキー入力部27により入力操作した通話先の電話番号を入力する。電話番号読み込み後のステップ2で、発信者がキー入力部27により選択した発呼時に添付する画像(以下、添付画像という)の番号を入力する。この添付画像は発信者の現在の感情を表す画像であり、予めカメラ21で撮像されて画像メモリ25に添付画像として記憶されているものである。
【0011】
添付画像には、発信者の普通の表情、うれしい表情、悲しい表情、怒っている表情など、喜怒哀楽をよく表している発信者の顔画像や、ペット、アイドル、アニメなどの画像を用いる。なお、パソコンやスキャナーなどの外部機器から取り込み、画像メモリ25に記憶しておいた画像を用いてもよい。また、この一実施の形態では発信者の発信時の”感情”を表す添付画像を選択するとして説明するが、この”感情”には発信時の都合や目的に応じた感情も含まれる。例えば急いで連絡をとりたい場合には、焦っている表情の顔画像を選択してそのときの感情を表す。
【0012】
なお、携帯電話機1,3の工場出荷時には、画像メモリ25に喜怒哀楽を表すデフォルト画像が記憶されている。利用者はこのデフォルト画像をそのまま添付画像として利用してもよいし、付属のカメラ21で自画像などを撮影し、添付画像として記憶、登録することができる。添付画像登録は例えば以下のようにして行う。カメラ21で自画像などを撮影し、この画像がディスプレイ24に表示されているときにキー入力部27から喜怒哀楽の種類を入力すると、この画像が画像メモリ25に記憶されているデフォルト画像と差し替えられ、画像メモリ25に記憶、登録される。したがって、カメラ21で添付画像として用いる画像を撮影する前でも、画像メモリ25に記憶されているデフォルト画像を添付画像として用いることができ、必要に応じてこれらのデフォルト画像を個性的な自画像などに差し替えることもできる。
【0013】
これらの添付画像は、図4に示すように、ディスプレイ24にサムネイル表示し、キー入力部27の方向キーやテンキーにより発信者に選択させる。図4に示す添付画像の表示例では4枚の添付画像をサムネイル表示する例を示すが、添付画像の枚数は何枚でもよく、必要に応じて順次追加していく。例えば、ディスプレイ24に縦3枚、横3枚合計9枚の添付画像をサムネイル表示し、キー入力部27の1〜9の押しボタンにより選択させる。通常、携帯電話機の1〜9の押しボタンは縦3個、横3個に配列されているから、9枚の添付画像と9個の押しボタンとの対応関係が直感的になり、現在の感情を表す画像を選びやすい。
【0014】
なお、添付画像の選択頻度を学習し、選択頻度の高い順にディスプレイ24に表示するようにしてもよい。これにより、よく使う画像から順に並べられることになり、選択し易くなる。
【0015】
通話相手の電話番号に続いて発信者がキー入力部27から入力した添付画像の番号を読み込んだ後、ステップ3で、発信者が選択した添付画像を画像メモリ25から読み込み、通話先の電話番号に発呼して添付画像のデータを送信する。そして、ステップ4で通話先からの応答を待つ。なお、通話待機以後の処理については本願発明と直接に関係しないので、説明を省略する。
【0016】
添付画像データは発信側の携帯電話機1から公衆電話回線網2を介して受信側の携帯電話機3へ送られ、図4に示すように受信側の携帯電話機3のディスプレイ24に表示される。この例では、発信者が現在の感情を表す悲しい表情の顔画像を選択した場合の例を示し、着呼時に受信側の携帯電話機3に発信者の悲しい表情の顔画像が表示される。
【0017】
これにより、受信者は、キー入力部27のオフフックボタンを操作して応答する前に、発信者が何らかの事情で悲しい状況にあることを認識することができる。したがって、受信者が電話に応答することができない、もしくは応答が困難な場所または状況にある場合でも、都合をつけて応答したり、すぐに折り返し電話をかけ直すことができる。一方、受信者が電話に応答することができない、もしくは応答が困難な場所または状況にある場合に、着呼とともに発信者の通常の表情の顔画像が表示されたら、応答できるようになるまで応答を保留することができる。また、着呼とともに発信者の怒りの表情の顔画像が表示されたら、すぐに応答するよりもしばらく時間をおいたほうがよいと判断して応答を保留することもできる。
【0018】
このように第1の実施の形態によれば、発信者が現在の感情を表す顔画像を添付して発呼することにより、受信者は現在の発信者の感情を確認することができ、電話した目的や発信者の都合などを推測することができる。そして、着呼時の場所や状況などに応じて応答するか、または保留するかを適切に判断できる上に、発信者の現在の感情に応じて適切な受け答えができる。
【0019】
《第1の実施の形態の変形例》
上述した一実施の形態では発呼の都度、発信者が選択した画像を添付して送信する例を示したが、受信側で添付画像を受信するたびに画像メモリ25に記憶しておき、発信側からは添付画像を送信する代わりに添付画像を指定する識別番号(ID)を送信し、受信側で識別番号に対応する画像を画像メモリ25から読み出して表示するようにした変形例を説明する。なお、この変形例の基本的な構成は図1および図2に示す構成と同様であり、説明を省略する。
【0020】
図5は変形例の発信および受信処理を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理と同一の発信処理を行うステップに対しては同一のステップ番号を付して説明する。発信側電話機1のコントローラー26は、ステップ1で発信者が入力操作した通話先の電話番号を入力し、続くステップ2で発信者が選択した添付画像の番号を入力する。
【0021】
ステップ3Aにおいて、発信者が選択した添付画像の識別番号をメモリ(不図示)から読み出し、通話先の電話番号に発呼して添付画像の識別番号を送信する。識別番号は、通話先の電話番号に続く、所定の桁数の数字とする。予め用意する添付画像の枚数が多い場合には、二桁またはそれ以上となる。
【0022】
発呼時の添付画像の識別番号は、発信側の携帯電話機1から公衆電話回線網2を介して受信側の携帯電話機3へ送られる。受信側電話機3のコントローラー26は、ステップ21で着呼し、添付画像の識別番号を受信する。ステップ22で、識別番号の添付画像が画像メモリ25に記憶されているかどうかを確認し、記憶されている場合はステップ25へ進み、画像メモリ25から識別番号に対応する添付画像を読み出してディスプレイ24に表示する。
【0023】
発信側から発呼の都度送られる添付画像は受信側の画像メモリ25に順次、記憶されるため、発信側から送られた識別番号の添付画像が記憶されていないことがある。識別番号の添付画像が画像メモリ25に記憶されていない場合はステップ23へ進み、添付画像の送信要求を発信側へ返信する。なお、頻繁に交信を行う通話先へ、必要な添付画像を予めまとめて送っておくようにしてもよい。
【0024】
発信側電話機1のコントローラー26は、ステップ11で受信側から添付画像の送信要求を受けると、続くステップ12で先に選択した添付画像を画像メモリ25から読み出し、送信する。そして、ステップ4で通話先からの応答を待つ。
【0025】
受信側電話機1のコントローラー26は、ステップ24で発信側から送信された添付画像を受信し、続くステップ25で送信された添付画像をディスプレイ24に表示するとともに、今回新たに入手した添付画像を識別番号と対応づけて画像メモリ25に記憶する。
【0026】
この変形例によれば、受信側で添付画像を受信するたびに識別番号と対応づけて記憶しておき、発信側から添付画像を送信する代わりに添付画像を指定する識別番号を送信し、受信側で識別番号に対応する画像を読み出して表示するようにしたので、発着呼のたびに容量の大きな画像データを送受信する必要がなくなり、発着呼時の処理時間を短縮して通信コストを低減することができる。
【0027】
なお、通常、頻繁に通話する相手の電話番号を携帯電話機の電話帳に記憶し、登録しておくことが行われる。このとき、登録する通話先ごとに添付画像を選択し、デフォルト画像として電話番号と対応づけて画像メモリ25に記憶しておき、登録先に発呼するときに登録先の電話番号に対応するデフォルト画像を読み出して送信するようにしてもよい。このようにすれば、頻繁に通話する相手、例えば家族、会社の上司、同僚および部下、恋人などに応じて適切な添付画像を自動的に選択することができ、添付画像送信時の操作性を向上させることができる上に、通話相手に相応しくない画像が送られるのを避けることができる。
【0028】
《発明の第2の実施の形態》
着呼時に表示される発信者の添付画像を見て今すぐ応答するか否かを決定し、今すぐ応答しない場合には応答できないことを表す画像(以下、応答画像という)を返信するようにした第2の実施の形態を説明する。なお、この第2の実施の形態の構成は基本的に図1および図2に示す構成と同様であり、説明を省略する。
【0029】
図6は第2の実施の形態の返信処理を示すフローチャートである。着呼があると受信側電話機3のコントローラー26は図6に示す返信処理を開始する。このとき、ディスプレイ24には発信者の感情や都合、あるいは状況を表す添付画像が表示されている。ステップ31において、受信者が受信側携帯電話機3のキー入力部27に含まれるオフフックボタンを操作しているかどうかを確認し、オフフックボタンが操作されているときはステップ32へ進み、音声送受信系統を作動させて発信者との通話を可能にする。
【0030】
一方、発呼に際してオフフック操作がなされていない場合はステップ33へ進み、キー入力部27により応答画像の選択操作がなされたか否かを確認し、応答画像の選択操作がなされていない場合はステップ31へ戻り、選択操作がなされたらステップ34へ進む。ステップ34では、受信者により選択された応答画像を画像メモリ25から読み出し、発信者側の携帯電話機1へ送信する。
【0031】
図7は応答画像による返信例を示す図である。着呼時に発信者のうれしそうな顔写真の添付画像が受信側電話機3に表示されたときに、受信者は、仕事中あるいは会議中で今すぐ電話に出られない場合、キー入力部27の画像応答ボタンを操作して方向キーまたは数字キーにより仕事中や会議中の応答画像を選択する。キー入力部27の画像応答ボタンは、仕事中や会議中の応答画像を発信者に送信して今すぐ電話に出られないことを伝えるために操作する操作部材である。
【0032】
応答画像には、着呼時にすぐに応答できない受信者の状況や理由を表す画像、例えば図7に示す仕事中や会議中の画像を予め撮像し、画像メモリ25に記憶しておく。着呼時にキー入力部27の画像応答ボタンが押されたら、画像メモリ25から応答画像を読み出してディスプレイ24にサムネイル表示する。受信者はキー入力部27の方向キーまたは数字キーを操作して応答画像を選択する。
【0033】
この応答画像は発信側電話機1へ送信され、発信者側電話機1のディスプレイ24に表示される。これにより、発信者は通話相手が今すぐに電話に出られないことを確認できる。
【0034】
なお、添付画像または応答画像に文字や絵を書き込む装置を使って手書きの文字や絵を書き込み、画像に文字や絵を重畳して発信者あるいは返信者の感情や都合、あるいはそのときの状況などを分かりやすく伝えるようにしてもよい。また、画像修正装置により添付画像を修正し、発信者あるいは返信者の感情や都合、あるいはそのときの状況が一目で確認できるようにしてもよい。
【0035】
《発明の第3の実施の形態》
上述した第2の実施の形態では、受信側電話機3の画像メモリ25に識別番号と対応づけて添付画像を記憶する例を示したが、添付画像を公衆電話回線網2の中継機2aに記憶する第3の実施の形態を説明する。なお、この第3の実施の形態の構成は図1および図2に示す構成と基本的に同様であり、図示を省略する。
【0036】
図8は第3の実施の形態の添付画像の送信方法を示す。発呼時には、発信側電話機1から発信者が選択した添付画像の識別番号(ID)のみが公衆電話回線網2の中継機2aへ送られる。公衆電話回線網2の中継機2aには利用者の画像データを記憶する記憶装置2bが設置されており、発呼にともなって発信側電話機1から添付画像の識別番号を受信すると、記憶装置2bから発信側電話機1の電話番号と識別番号に対応する添付画像を検索する。
【0037】
中継機2aの記憶装置2bに発信者電話番号の識別番号に対応する添付画像が記憶されていない場合には、発信側電話機1へ識別番号に対応する添付画像の送信を要求する。発信側電話機1は、公衆電話回線網2の中継機2aから添付画像の送信要求があると、画像メモリ25から読み出して送信する。公衆電話回線網2の中継機2aは、送信を要求した添付画像を発信者電話番号と識別番号に対応づけて記憶装置2bに記憶する。
【0038】
一方、公衆電話回線網2の中継機2aは、発信側電話機1の発呼時にとりあえず受信側電話機3へ発呼信号と添付画像の識別番号を送信する。受信側電話機3は、着呼時に識別番号に対応する添付画像が画像メモリ25に記憶されているかどうかを検索し、記憶されていない場合は公衆電話回線網2の中継機2aへ添付画像の送信を要求する。受信側電話機3の画像メモリ25に識別番号に対応する添付画像が記憶されている場合は、その添付画像をディスプレイ24に表示する。
【0039】
一方、受信側電話機3から添付画像の送信要求を受けた公衆電話回線網2の中継機2aは、識別番号に対応する添付画像を記憶装置2bから検索し、受信側電話機3へ送信する。添付画像を受信した受信側電話機3はディスプレイ24に表示する。
【0040】
このように第3の実施の形態では、添付画像を公衆電話回線網2の中継機2aに設置された記憶装置2bに記憶しておき、発呼時に発信側から要求された識別番号の添付画像を記憶装置2bから読み出して受信側へ送信するようにしたので、発信側携帯電話機1および受信側携帯電話機3の画像メモリ25の記憶容量を低減したり、あるいは画像メモリ25を削除することもでき、携帯電話機1,3の通信負荷を軽減して装置のコストを低減することができる。
【0041】
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、携帯電話機1,3の画像メモリ25および公衆電話回線網2の記憶装置2bが画像記憶手段を、ディスプレイ24が画像表示手段を、キー入力装置27が画像選択手段および画像応答操作部材を、コントローラー26が制御手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
【0042】
なお、上述した一実施の形態では公衆電話回線網を介して接続される携帯電話機を例に上げて説明したが、本発明は、例えば無線LANなどを使用したインターネット携帯電話のように、インターネットなどのあらゆる通信網を介して接続される携帯電話機に適用することができ、上述した一実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、着呼時に発信者の感情、都合、目的を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の携帯電話通信システムの構成を示す図である。
【図2】携帯電話機の構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態の発信処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態の発信時の添付画像の表示例を示す図である。
【図5】第1の実施の形態の変形例の発信および受信処理を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態の返信処理を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態の応答画像による返信例を示す図である。
【図8】第3の実施の形態の添付画像の送信方法を示す図である。
【符号の説明】
1 発信側携帯電話機
2 公衆電話回線網
2a 中継機
2b 記憶装置
3 受信側携帯電話機
11 マイク
12 符号部
13 変調部
14 送信部
15 受信部
16 復調部
17 復号部
18 スピーカー
19 切換部
20 アンテナ
21 カメラ
22 画像処理部
23 画像生成部
24 ディスプレイ
25 画像メモリ
26 コントローラー
27 キー入力部

Claims (7)

  1. 音声送受信手段と画像送受信手段とを備えた複数の携帯電話機を通信網を介して接続する携帯電話通信システムにおいて、
    画像を記憶する画像記憶手段と、
    画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像記憶手段に記憶されている画像の中から通話先に送信する画像を選択する画像選択手段と、
    前記携帯電話機の発呼操作が行われると、前記画像選択手段により選択された画像を前記画像記憶手段から読み出し、前記画像送受信手段により通話先に送信するとともに、着呼時に前記画像送受信手段を介して画像を受信すると、前記携帯電話機のオフフック操作が行われる前に前記受信画像を前記画像表示手段に表示する制御手段とを携帯電話機に備えることを特徴とする携帯電話通信システム。
  2. 請求項1に記載の携帯電話通信システムにおいて、
    前記画像選択手段は、前記画像記憶手段に記憶されている画像を読み出して前記画像表示手段にサムネイル表示し、前記携帯電話機の1〜9の数字キー操作により指定された画像を選択することを特徴とする携帯電話通信システム。
  3. 請求項1に記載の携帯電話通信システムにおいて、
    前記画像記憶手段は特定の通話先に対して予め選択された画像を記憶し、
    前記画像選択手段は、前記特定の通話先に発呼するときは前記記憶手段から当該通話先に対応する画像を選択することを特徴とする携帯電話通信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項に記載の携帯電話通信システムにおいて、
    前記画像記憶手段に記憶されている画像に識別番号を付し、
    前記制御手段は、前記携帯電話機の発呼操作が行われると、前記画像選択手段により選択された画像の代わりに前記選択画像の識別番号を通話先へ送信するとともに、着呼時に前記選択画像の識別番号を受信すると、前記携帯電話機のオフフック操作が行われる前に前記画像記憶手段から前記識別番号に対応する画像を読み出して前記画像表示手段に表示することを特徴とする携帯電話通信システム。
  5. 請求項4に記載の携帯電話通信システムにおいて、
    通信網の中継機に画像を記憶する画像記憶手段を備え、
    通信網の前記中継機は、前記携帯電話機から発呼にともなって識別番号を受信すると、前記画像記憶手段から発信者の携帯電話機番号の前記識別番号に対応する画像を読み出し、発信先へ送信することを特徴とする携帯電話通信システム。
  6. 請求項1〜5に記載の携帯電話通信システムにおいて、
    発呼時に発信先へ送信する画像は、発信者の感情、都合、目的を表す発信者の顔の画像であることを特徴とする携帯電話通信システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかの項に記載の携帯電話通信システムにおいて、
    携帯電話機は、着呼時に応答せずに画像による返信を行うための画像応答操作部材を備え、
    前記制御手段は、着呼時に前記画像応答操作部材が操作されると、前記画像選択手段により選択された画像を前記画像記憶手段から読み出し、前記画像送受信手段により発信先に送信することを特徴とする携帯電話通信システム。
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