JP2004011434A - 流体機器 - Google Patents

流体機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004011434A
JP2004011434A JP2002162023A JP2002162023A JP2004011434A JP 2004011434 A JP2004011434 A JP 2004011434A JP 2002162023 A JP2002162023 A JP 2002162023A JP 2002162023 A JP2002162023 A JP 2002162023A JP 2004011434 A JP2004011434 A JP 2004011434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
rotating shaft
fluid
friction member
shroud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002162023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4095834B2 (ja
Inventor
Ryutaro Umagoe
馬越 龍太郎
Hide Nishikatsu
西勝 秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002162023A priority Critical patent/JP4095834B2/ja
Publication of JP2004011434A publication Critical patent/JP2004011434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4095834B2 publication Critical patent/JP4095834B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/10Final actuators
    • F01D17/12Final actuators arranged in stator parts
    • F01D17/14Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits
    • F01D17/16Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes
    • F01D17/162Final actuators arranged in stator parts varying effective cross-sectional area of nozzles or guide conduits by means of nozzle vanes for axial flow, i.e. the vanes turning around axes which are essentially perpendicular to the rotor centre line
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/25Three-dimensional helical

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】可変静翼体のシュラウドに対する相対的な微少振動を減衰できる流体機器を提供すること。
【解決手段】ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体100を、その回転軸101にてシュラウド110により回転可能に支持する。そして、回転軸101の端部102に穴1を形成し、この穴1に摩擦部材10を挿入して静翼体100の振動時にて穴1の内壁と接触して摩擦を生ずるように構成する。さらに、この摩擦部材10を保持部材3により保持し、この保持部材3はシュラウド110側に設置する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、流体機器に関し、更に詳しくは、可変静翼とこれを支持するシュラウドとの相対的な振動を減衰させる構造を有する流体機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
可変静翼を有する流体機器において、可変静翼とこれを支持するシュラウドとの間には、運転時にて相対的な微少振動が生ずる。図12は、従来の流体機器の要部を示す斜視図である。流体機器は、流体の流路を規制する静翼体100と、静翼体100をその両端にて回転可能に支持するシュラウド110とを含み構成される。通常、回転軸101と軸受け111との間には僅かな隙間を設けるが、この隙間は、流体機器の運転時にて回転軸101の微少振動の原因となる。そして、回転軸101は、その固有振動数にて共振し、周辺部品を壊損する等の種々の不都合を生じる。しかし、回転軸101の加工誤差を修正して振動の発生事態を抑止することは一般に困難であるため、流体機器では、発生した振動を事後的に抑制する構造が一般に採られる。
【0003】
このような技術としては、特開2000−199403号公報に記載される技術が知られている。図13は、図12に記載した静翼体100とシュラウド110との接合部を示す側面断面図である。静翼体100は、その回転軸101をシュラウド110a、110bの軸受け111に貫通して回転可能に保持される。また、静翼体100は、回転軸101にコイルバネ120を装着し、回転軸端部102を軸受け111の縁部112に係合させている。これにより、静翼体100は、コイルバネ120をシュラウド110との間に弾性圧縮状態にて挟み込み、軸方向に弾性力を作用させている。なお、静翼体100の回転変位は、可変翼機構(図示省略)により制御される。また、静翼体100をシュラウド110に設置するときは、シュラウド110の前縁側110aと後縁側110bとを分割して分離し、そこに静翼体100の回転軸101を挟み込み嵌め合わせてボルト結合(図示省略)する。
【0004】
この従来の流体機器において、コイルバネ120は、静翼体100とシュラウド110との間で軸方向に弾性力を及ぼし、これらの相対的変位を拘束して振動時の軸方向への振れ幅を減少させる。また、静翼体100は、回転軸端部102と軸受け縁部112との摩擦抵抗、および回転軸側面103と軸受け内周面113との摩擦抵抗により、振動を減衰させる。これにより従来の流体機器は、静翼体100とシュラウド110との相対的な微少振動を抑制していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、静翼体100の回転軸101の振動は一様ではなく、軸方向、軸直方向、曲げ方向および回転方向の振動が混在する複雑な振動モードを有する。しかしながら、上記従来の流体機器では、特に曲げ方向への振動減衰作用が小さかったため、かかる多様な振動モードに対応できず、振動による不都合が生じていた。また、コイルバネ120に替えてゴム部材を回転軸に装着し、ゴム部材の減衰抵抗によって振動を抑制する手法もある。しかしながら、かかるゴム部材は、高温化では使用できないという問題点がある。
【0006】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、多様な振動モードを有する静翼体のシュラウドに対する相対的な微少振動を減衰できる流体機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明にかかる流体機器は、ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体と、前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、前記回転軸と前記シュラウドとの間に介在すると共に、摩擦力により前記回転軸の軸方向、軸直方向、曲げ方向もしくは回転方向の振動を減衰させる摩擦減衰手段とを含む。
【0008】
この発明では、静翼体の回転軸とシュラウドとの間に摩擦減衰部材を介在させて設置し、その摩擦力により、回転軸を拘束して回転軸の多様な振動モードを減衰させる構成とした。これにより、回転軸の振動を効果的に抑制できる利点がある。
【0009】
また、この発明にかかる流体機器は、ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体と、前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、前記回転軸の端部に形成した穴に挿入されると共に前記静翼体の振動時にて前記穴の内壁と接触して摩擦を生ずる摩擦部材と、前記シュラウド側に設置されると共に前記摩擦部材を保持する保持部材とを含む。
【0010】
この発明において、摩擦部材は、シュラウド側に設置された保持部材により保持されて静翼体の振動時にて穴の内壁と接触して摩擦を生じるので、シュラウドに対する回転軸端部の微少振動を摩擦減衰させる。また、穴は、回転軸の端部に形成されるので、軸方向、曲げ方向および回転方向の振幅に対してその内壁にて摩擦部材と接触し、摩擦を生じる。これにより多様な振動モードに対応した摩擦減衰が可能となる。なお、この発明において、「回転軸端部に形成する穴」は、回転軸端部に中間部材を設置し、この中間部材に穴を形成する場合を含むものとする。また、「シュラウド側に設置」とは、シュラウドと保持部材とを一体形成する場合を含むものとする。また、「保持」とは、固定して保持する場合の他、摺動可能に保持する場合を含むものとする。
【0011】
また、この発明にかかる流体機器は、ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体と、前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、前記シュラウド側に設置される保持部材と、前記回転軸端部に設置されると共に前記静翼体の振動時にて前記保持部材と接触して摩擦を生ずる摩擦部材とを含む。
【0012】
この発明において、摩擦部材は、静翼体の振動時にてシュラウド側の保持部材と接触して摩擦を生じ、シュラウドに対する回転軸端部の微少振幅を摩擦減衰させる。また、摩擦部材は、回転軸端部に設置されると共に保持部材により保持されるので、軸方向、曲げ方向および回転方向の振幅に対して保持部材と接触し、摩擦を生じる。これにより多様な振動モードに対応した摩擦減衰が可能となる。なお、この発明において、「回転軸端部にて保持」は、回転軸端部に中間部材を設置し、この中間部材を介して間接的に保持する場合を含むものとする。また、「保持」とは、固定して保持する場合の他、摺動可能に保持する場合を含むものとする。また、「シュラウド側に設置」とは、シュラウドと保持部材とを一体形成する場合を含むものとする。
【0013】
また、この発明にかかる流体機器は、上記流体機器において、さらに、前記摩擦部材は、弾性構造を有すると共にその弾性力により前記穴の内壁面に対して接触する弾性接触部を有することを特徴とする。この発明において、摩擦部材の弾性接触部は、弾性力によって穴の内壁面に接触するので振動により発生する摩擦も大きく、単に付勢する場合と比較してより大きな摩擦減衰作用を奏する。
【0014】
また、この発明にかかる流体機器は、上記流体機器において、前記弾性接触部は、筒状に配列される複数の梁部を含む。この発明において、梁部は、複数かつ筒状に配列されるので、穴の内壁に対して複数方向にて弾性的に接触できる。これにより、多様な振動モードに対応して接触を維持し、摩擦減衰作用を奏する。また、軸直方向の振動も、弾性接触部の弾性力により減衰する。
【0015】
また、この発明にかかる流体機器は、上記流体機器において、さらに、前記回転軸端部と前記摩擦部材との接触面は、前記回転軸端部の振動の中心と略同心の球面形状を有する摺動面を形成することを特徴とする。この発明において、回転軸端部と摩擦部材との接触面は、回転軸端部の振動中心を中心とする球面形状の摺動面を形成するので、摩擦部材は、特に曲げ方向および回転方向の振動変位に対して回転軸端部と効率的に接触して摩擦を生じる。
【0016】
また、この発明にかかる流体機器は、上記流体機器において、さらに、前記摩擦部材を前記回転軸端部に弾性力により付勢するバネ部材、ゴム部材その他の弾性付勢手段を有することを特徴とする。この発明において、摩擦部材は、回転軸端部に弾性的に付勢するので、振動変位する回転軸端部にしっかりと接触して摩擦を生じる。
【0017】
また、この発明にかかる流体機器は、ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体と、前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、前記回転軸の端部に形成したすり鉢状の穴に挿入されると共に、前記静翼体の振動時にて前記穴の内壁と接触して摩擦を生ずる摩擦部材と、前記シュラウド側に設置されると共に前記摩擦部材を前記回転軸端部に弾性力により付勢するバネ部材、ゴム部材その他の弾性付勢手段とを含む。
【0018】
この発明において、摩擦部材は、すり鉢状の穴の内壁に弾性力によって付勢するので、回転軸の軸方向、曲げ方向および回転方向の振動変位に対して接触を維持できる。これにより摩擦接触による振動減衰作用を奏する。なお、「すり鉢状の穴」とは、穴の内壁の一部をすり鉢状に形成する場合を含むものとする。
【0019】
また、この発明にかかる流体機器は、ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体と、前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、前記回転軸の略同軸上であって前記回転軸端部に設ける心棒部材と、前記心棒部材の外周に設ける摩擦部材と、前記摩擦部材を摺動保持しつつ当該摩擦部材に接触して摩擦を生ずる摩擦保持部材とを含む。
【0020】
この発明において、回転軸の振動は、心棒部材を介して摩擦部材に伝達する。摩擦保持部材は、この摩擦部材を摺動保持しつつ接触して摩擦を生じるので、これにより、回転軸の振動も摩擦減衰される。
【0021】
また、この発明にかかる流体機器は、ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、流体の流路を規制する静翼体と、前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、前記回転軸の略同軸上であって前記回転軸端部に設ける心棒部材と、前記心棒部材を心棒とする円盤状の摩擦板と、前記摩擦板を弾性部材により摺動可能に挟み込み保持する摩擦保持部材とを含む。
【0022】
この発明において、回転軸の振動は、心棒部材を介して摩擦板に伝達する。摩擦保持部材は、この摩擦板を弾性部材により摺動可能に挟み込み保持するので、振動により摩擦板との間に摩擦を生じるので、これにより、回転軸の振動も摩擦減衰される。
【0023】
また、この発明にかかる流体機器は、上記流体機器において、さらに、前記摩擦部材が接触する接触面にクロムナイトライドその他の耐摩耗層を有する。これにより、摩擦部材と接触する面の摩耗を抑制することができる。
【0024】
また、この発明にかかる流体機器は、上記流体機器において、前記摩擦部材もしくは前記摩擦板は、前記回転軸の軸方向、軸直方向、曲げ方向もしくは回転方向の振動を減衰させる方向に、摩擦力を生ずる。これにより、回転軸の振動を効果的に摩擦減衰できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態の構成要素には、当業者が通常設計変更できるものが含まれるものとする。
【0026】
(実施の形態1)
図1は、この発明にかかる第1の実施の形態である流体機器の要部を示す側面断面図である。同図において、上記従来の流体機器と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この流体機器の静翼体100は、回転軸101を軸受け111に挟み込み、回転軸端部102を軸受けの縁に係合させて、シュラウド110に対し回転可能に保持される。また、静翼体100は、回転軸端部102の中心に穴1を有する。穴1には、円筒形状を有する鋼製の摩擦部材10が、軸方向に奥行きを残して挿入される。この摩擦部材10は、先端11からスリット12を切り形成した梁部13を複数備え、この梁部13は、半径方向に弾性力を作用する板バネ構造を有する(図2および図3参照)。梁部13は、弾性変形により縮径して穴1に挿入され、内部にて拡径して穴1の内壁に弾性力によって接触する。摩擦部材10は、シュラウド110の前縁側110aと後縁側110bとに渡して設置した保持部材3に溝4を切り、この溝4に台座部14を差し込み固定設置される。
【0027】
この実施の形態1において、静翼体100の回転軸101は、流体機器の運転時にて軸方向、軸直方向、曲げ方向および回転方向への振動が複合した複雑な微少振動を行う。このとき摩擦部材10は、軸方向および回転方向の振動に対しては、梁部13を穴1の内壁に弾性力によって付勢し、回転軸101との接触面にて摩擦を生じて振動を減衰させると共に、軸直方向の振動を弾性力により減衰させる。また、摩擦部材10は、曲げ方向の変位に対しては、梁部13を弾性変形により傾斜させつつ梁部13の外面にて穴1の内壁に付勢し、摩擦を発生する。ここで、摩擦部材10を保持する保持部材3は、シュラウド110に固定設置されるので、この摩擦により回転軸101の微少振動は、シュラウド110に対して相対的に減衰される。
【0028】
この実施の形態1によれば、流体機器は、上記多様な振動モードに対応して摩擦を発生できるので、従来の流体機器と比較して効果的に振動を減衰させることができる。また、摩擦部材10は、振幅の大きい回転軸端部102に設置されるので生じる摩擦減衰作用も大きい。したがって、特に曲げ方向の振動を効果的に減衰できる。また、摩擦部材10の梁部13は、板バネ構造を有するので、回転軸101の曲げ方向の振動に対しても追従変位して摩擦を発生できる。また、摩擦部材10は、シュラウド110内側から回転軸101の穴1に挿入する構成なので、シュラウド110を分割することなく摩耗等による交換作業を行うことができる。なお、摩擦部材10の交換は、底板15を取り外して行う。
【0029】
なお、この実施の形態1において、摩擦部材10の梁部13は、先端11からスリット12を真っ直ぐに切って形成されるが(図2および図3参照)、螺旋状に形成してもよいし(図4参照)、両端に交互に形成してもよい(図5参照)。また、梁部13の形状も穴1の内壁に付勢して摩擦を発生できればよく、特に限定はない。また、梁部13の数も特に限定はなく、複数であればよい。また、摩擦部材10は円筒形状を有するが、これに限定されず角筒形状であってもよい。また、摩擦部材10は、板巻きバネ(図6参照)であってもよいし、耐熱性ゴムを用いてもよい。なお、耐熱性ゴムとしては、300度の高温に耐えうる製品が知られている。
【0030】
また、この実施の形態1において、摩擦部材10と接触する穴1の内壁には、クロムナイトライドや窒化処理等の耐摩耗層を設けてもよい。これにより、流体機器の寿命を延ばすことができる。
【0031】
(実施の形態2)
図7は、この発明にかかる第2の実施の形態である流体機器の要部を示す側面断面図である。同図において、上記実施の形態1の流体機器と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この流体機器において、摩擦部材10は、回転軸端部102の中央に形成した溝4に台座部14を差し込み固定設置される。また、摩擦部材10の梁部13は、保持部材3に設けた略同一内径の穴1に弾性変形により縮径して挿入され、内部にて拡径して穴1の内壁に接触する。すなわち、実施の形態1において、摩擦部材10は、シュラウド110側の保持部材3に固定設置して回転軸端部102に設けた穴1に挿入したが、実施の形態2において、摩擦部材10は、回転軸101側に固定設置して保持部材3に設けた穴1に挿入する点で相異する。
【0032】
この実施の形態2において、摩擦部材10は、回転軸101の振動と共に変位して穴1の内壁と摩擦を生じ、振動を減衰させる。この実施の形態2によれば、穴1は、保持部材3に設けられるので、摩擦部材10との摩擦により摩耗した場合にも、静翼体100全体を交換する場合と比較して、容易かつ安価に交換できる。また、実施の形態1同様に、多様な振動モードに対応した摩擦減衰が可能であり、特に曲げ方向の振動に対しても効果的な減衰作用を奏する。
【0033】
(実施の形態3)
図8は、この発明にかかる第3の実施の形態である流体機器の要部を示す側面断面図である。同図において、上記流体機器と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この流体機器において、摩擦部材20は、テーパ形状の先端21を有する金属製の円筒部材であり、その台座部14に裾部22を有する。摩擦部材20は、中空部に挿入された付勢バネ23のバネ力により軸方向に押圧され、その先端21を回転軸端部102に形成したすり鉢状の穴1に挿入して付勢している。また、摩擦部材20は、保持部材26に裾部22を嵌め込み保持される。裾部22は、ピン24によって保持部材26に係留され、これにより、摩擦部材20は回転方向の変位を拘束される。
【0034】
この実施の形態3において、摩擦部材20は、運転時の微少振動時において、先端21と穴1の内壁との接触面にて摩擦を生じ、回転軸101のシュラウド110に対する相対的振動を減衰する。また、摩擦部材20は、付勢バネ23により穴1の内壁に付勢されるので、回転軸101の軸方向への振動変位に対しても追従して穴1の内壁に接触し、振動を摩擦減衰する。また、摩擦部材20は、ピン24により回転方向の変位が規制されるので、回転軸101の回転方向への振動変位に対して摩擦を生じ、振動を減衰させる。また、摩擦部材20の先端21はテーパ形状を有するので、回転軸101の曲げ方向への振動変位により押されて変位し、円筒部25を保持部材26の口部27に擦り、摩擦を生じて振動を減衰させる。
【0035】
(実施の形態4)
図9は、この発明にかかる第4の実施の形態である流体機器の要部を示す側面断面図である。同図において、上記流体機器と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この流体機器において摩擦部材30は、回転軸101の端面と摺り合う円盤形状の摺動面31を有し、背面側を保持部材3により保持され設置される。保持部材3は、シュラウド110の前縁側110aと後縁側110bとに渡して固定設置される。摩擦部材30と保持部材3との間には、皿バネ32が挟み込まれ、保持部材3は、摺動面31を皿バネ32のバネ力によって回転軸端部102に付勢する。また、摩擦部材30は、ピン24により保持部材3に係留されて回転方向への変位を拘束される。
【0036】
この実施の形態4において、摩擦部材30は、回転軸101の軸方向の振動に対しては、皿バネ32の伸縮により追従して変位し、バネ力によって回転軸の振幅を抑制しつつ軸受け111での摩擦により振動を減衰させる。また、摩擦部材30は、曲げ方向および回転方向の振動に対しては、保持部材3によりその変位が拘束されるので、摺動面31での摩擦により振動を減衰させる。これにより、多様な振動モードに対応した摩擦減衰が可能となる。
【0037】
なお、この実施の形態4において、回転軸端部102の形状は、曲げ方向の振動中心とほぼ同位置に中心を有する球面形状とし、摩擦部材30の摺動面31の形状はこの球面形状と摺り合わさる凹形球面形状としてもよい(図10参照)。この構成において、摺動面31は、皿バネ32のバネ力によって軸方向から回転軸端部102に付勢し、回転軸101の曲げ方向の振動変位によって回転軸端部102と摩擦を生じて振動を減衰させる。この構成によれば、回転軸端部102と摩擦部材30との接触面は、回転軸端部102の振動に合致して形成されるので、上記の構成と比較してより確実に回転軸端部102と摩擦部材30との接触を維持できる。
【0038】
図11は、この発明にかかる第5の実施の形態である流体機器の要部を示す側面断面図である。同図において、上記流体機器と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この流体機器において、金属製の心棒40は、その足を回転軸端部102に螺込み若しくは回転しないように差し込まれて、回転軸101と略同軸上に固定設置される。心棒40には、円盤形状の摩擦板41が垂直に嵌め込まれ固定される。摩擦板41は、環状の薄型構造を有する一対の金属製ディスクパット42、42により、上下方向(軸方向)から摺動可能に挟み込まれる。ディスクパット42は、皿バネ43のバネ力によって摩擦板41に付勢しており、この皿バネ43は、保持部材3に保持されて、ディスクパット42と共に保持部材3内に収納される。保持部材3は、シュラウド110の前縁側110aと後縁側110bとに渡して固定設置される。
【0039】
この実施の形態5において、回転軸101の振動は、心棒40を介して摩擦板41に伝達する。ディスクパット42は、摩擦板41を挟み込み摩擦板41の振動変位により摩擦を生じて振動を減衰する。ここで、ディスクパット42は、軸方向の振動に対しては、皿バネ43の弾性変形により軸方向に追従して変位し、摩擦板41に付勢して摩擦を生じ、振動を減衰させる。また、曲げ方向および回転方向の振動に対しても、摩擦板41に上下方向から付勢して摩擦を生じ、振動を減衰させる。この実施の形態5によれば、ディスクパット42は、摩擦板41に上下方向から付勢するので、特に曲げ方向および回転方向の振動に対して効果的に摩擦を発生し、振動を減衰する。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかる流体機器によれば、静翼体の回転軸とシュラウドとの間に摩擦減衰部材を介在させて設置し、その摩擦力により、回転軸を拘束して回転軸の多様な振動モードを減衰させる構成としたので、これにより、回転軸の振動を効果的に抑制できる利点がある。
【0041】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材は、シュラウド側に設置された保持部材により保持されて静翼体の振動時にて穴の内壁と接触して摩擦を生じるので、シュラウドに対する回転軸端部の微少振動を摩擦減衰させる。また、穴は、回転軸の端部に形成されるので、軸方向、曲げ方向および回転方向の振幅に対してその内壁にて摩擦部材と接触し、摩擦を生じる。これにより多様な振動モードに対応した摩擦減衰が可能となる。
【0042】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材は、静翼体の振動時にてシュラウド側の保持部材と接触して摩擦を生じ、シュラウドに対する回転軸端部の微少振幅を摩擦減衰させる。また、摩擦部材は、回転軸端部に設置されると共に保持部材により保持されるので、軸方向、曲げ方向および回転方向の振幅に対して保持部材と接触し、摩擦を生じる。これにより多様な振動モードに対応した摩擦減衰が可能となる。
【0043】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材の弾性接触部は、弾性力によって穴の内壁面に接触するので、振動により発生する摩擦も大きく、単に付勢する場合と比較してより大きな摩擦減衰が可能である。
【0044】
また、この発明にかかる流体機器によれば、梁部は、複数かつ筒状に配列されるので、穴の内壁に対して複数方向にて弾性的に接触できる。これにより、多様な振動モードに対応して接触を維持し、振動を減衰させることができる。
【0045】
また、この発明にかかる流体機器によれば、回転軸端部と摩擦部材との接触面は、回転軸端部の振動中心を中心とする球面形状の摺動面を形成するので、摩擦部材は、特に曲げ方向および回転方向の振動変位に対して回転軸端部と効率的に接触して摩擦を生じ、振動を減衰できる。
【0046】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材は、回転軸端部に弾性的に付勢するので、振動変位する回転軸端部にしっかりと接触して摩擦を生じ、振動を減衰できる。
【0047】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材は、すり鉢状の穴の内壁に弾性力によって付勢するので、回転軸の軸方向、曲げ方向および回転方向の振動変位に対して接触を維持して振動を摩擦減衰できる。
【0048】
また、この発明にかかる流体機器によれば、心棒部材は回転軸端部に設置され、且つ、摩擦部材は心棒部材に設置されるので、摩擦部材を摺動保持することにより、心棒部材を介して回転軸の振動を摩擦減衰できる。
【0049】
また、この発明にかかる流体機器によれば、心棒部材は回転軸端部に設置され、且つ、摩擦板は心棒部材に設置されるので、摩擦部材を弾性部材により摺動可能に挟み込み保持することにより、心棒部材を介して回転軸の振動を摩擦減衰できる。
【0050】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材が接触する接触面に耐摩耗層を設けたので、摩擦部材と接触する面の摩耗を抑制できる。
【0051】
また、この発明にかかる流体機器によれば、摩擦部材もしくは摩擦板は、静翼体の回転軸の軸方向、軸直方向、曲げ方向もしくは回転方向の振動を減衰させる方向に、摩擦力を生ずるので、回転軸の振動を効果的に摩擦減衰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる流体機器の要部を示す側面断面図である。
【図2】図1に記載した摩擦部材を示す斜視図である。
【図3】図2に示した摩擦部材を示す側面断面図(a)および平面図(b)である。
【図4】図1に記載した摩擦部材の変形例を示す斜視図である。
【図5】図1に記載した摩擦部材の変形例を示す斜視図である。
【図6】図1に記載した摩擦部材の変形例を示す斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態2にかかる流体機器の要部を示す側面断面図である。
【図8】この発明の実施の形態3にかかる流体機器の要部を示す側面断面図である。
【図9】この発明の実施の形態4にかかる流体機器の要部を示す側面断面図である。
【図10】図1に示した流体機器の変形例の要部を示す側面断面図である。
【図11】この発明の実施の形態5にかかる流体機器の要部を示す側面断面図である。
【図12】従来の流体機器の要部を示す斜視図である。
【図13】従来の流体機器の要部を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 穴
3 保持部材
10 摩擦部材
12 スリット
13 梁部
14 台座部
15 底板
20 摩擦部材
30 摩擦部材
31 摺動面
40 心棒
41 摩擦板
42 ディスクパット
100 静翼体
110 シュラウド
111 軸受け
120 コイルバネ

Claims (12)

  1. ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、
    流体の流路を規制する静翼体と、
    前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、
    前記回転軸と前記シュラウドとの間に介在すると共に、摩擦力により前記回転軸の軸方向、軸直方向、曲げ方向もしくは回転方向の振動を減衰させる摩擦減衰手段と、
    を含む流体機器。
  2. ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、
    流体の流路を規制する静翼体と、
    前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、
    前記回転軸の端部に形成した穴に挿入されると共に、前記静翼体の振動時にて前記穴の内壁と接触して摩擦を生ずる摩擦部材と、
    前記シュラウド側に設置されると共に、前記摩擦部材を保持する保持部材と、を含む流体機器。
  3. ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、
    流体の流路を規制する静翼体と、
    前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、
    前記シュラウド側に設置される保持部材と、
    前記回転軸端部に設置されると共に、前記静翼体の振動時にて前記保持部材と接触して摩擦を生ずる摩擦部材と、
    を含む流体機器。
  4. さらに、前記摩擦部材は、
    弾性構造を有すると共にその弾性力により前記穴の内壁面に対して接触する弾性接触部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の流体機器。
  5. 前記弾性接触部は、筒状に配列される複数の梁部を含む請求項4に記載の流体機器。
  6. さらに、前記回転軸端部と前記摩擦部材との接触面は、
    前記回転軸端部の振動の中心と略同心の球面形状を有する摺動面を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の流体機器。
  7. さらに、前記摩擦部材を前記回転軸端部に弾性力により付勢するバネ部材、ゴム部材その他の弾性付勢手段を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の流体機器。
  8. ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、
    流体の流路を規制する静翼体と、
    前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、
    前記回転軸の端部に形成したすり鉢状の穴に挿入されると共に、前記静翼体の振動時にて前記穴の内壁と接触して摩擦を生ずる摩擦部材と、
    前記シュラウド側に設置されると共に、前記摩擦部材を前記回転軸端部に弾性力により付勢するバネ部材、ゴム部材その他の弾性付勢手段と、
    を含む流体機器。
  9. ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、
    流体の流路を規制する静翼体と、
    前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、
    前記回転軸の略同軸上であって前記回転軸端部に設ける心棒部材と、
    前記心棒部材の外周に設ける摩擦部材と、
    前記摩擦部材を摺動保持しつつ当該摩擦部材に接触して摩擦を生ずる摩擦保持部材と、
    を含む流体機器。
  10. ガスタービン、圧縮機その他の流体機器において、
    流体の流路を規制する静翼体と、
    前記静翼体の回転軸を回転可能に支持するシュラウドと、
    前記回転軸の略同軸上であって前記回転軸端部に設ける心棒部材と、
    前記心棒部材を心棒とする円盤状の摩擦板と、
    前記摩擦板を弾性部材により摺動可能に挟み込み保持する摩擦保持部材と、
    を含む流体機器。
  11. さらに、前記摩擦部材が接触する接触面にクロムナイトライドその他の耐摩耗層を有する請求項1〜10のいずれか一つに記載の流体機器。
  12. 前記摩擦部材もしくは前記摩擦板は、前記回転軸の軸方向、軸直方向、曲げ方向もしくは回転方向の振動を減衰させる方向に、摩擦力を生ずる請求項2〜11のいずれか一つに記載の流体機器。
JP2002162023A 2002-06-03 2002-06-03 流体機器 Expired - Fee Related JP4095834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002162023A JP4095834B2 (ja) 2002-06-03 2002-06-03 流体機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002162023A JP4095834B2 (ja) 2002-06-03 2002-06-03 流体機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004011434A true JP2004011434A (ja) 2004-01-15
JP4095834B2 JP4095834B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=30430918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002162023A Expired - Fee Related JP4095834B2 (ja) 2002-06-03 2002-06-03 流体機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4095834B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115839A (ja) * 2006-11-08 2008-05-22 Ihi Corp 圧縮機静翼と圧縮機動翼
KR100933971B1 (ko) * 2008-02-26 2009-12-28 주식회사 무진기연 발전소의 터빈 케이싱 완충용 댐퍼
WO2010073783A1 (ja) * 2008-12-25 2010-07-01 三菱重工業株式会社 タービン翼およびガスタービン
JP2010151045A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン翼およびガスタービン
WO2012057012A1 (ja) * 2010-10-28 2012-05-03 三菱重工業株式会社 回転軸の軸受方法及び装置
JP2013253522A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Ihi Corp ブリスク
JP2016211550A (ja) * 2015-05-05 2016-12-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 熱応力の無いファスナーを用いたタービン構成要素の接続装置
FR3105290A1 (fr) * 2019-12-18 2021-06-25 Safran Aircraft Engines Ensemble pour turbomachine
EP4053381A1 (en) * 2021-03-01 2022-09-07 ANSALDO ENERGIA S.p.A. Ring segment device for turbine vanes of a power plant and corresponding gas turbine assembly for power plant
WO2024076859A1 (en) * 2022-10-04 2024-04-11 Ge Infrastructure Technology Llc Vibration damping system for turbomachine nozzle or blade using volute spring vibration damping element

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10047765B2 (en) * 2014-12-03 2018-08-14 General Electric Company Bushing for a variable stator vane and method of making same
US11105342B2 (en) 2018-05-15 2021-08-31 General Electric Company Tool and method for removal of variable stator vane bushing

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115839A (ja) * 2006-11-08 2008-05-22 Ihi Corp 圧縮機静翼と圧縮機動翼
KR100933971B1 (ko) * 2008-02-26 2009-12-28 주식회사 무진기연 발전소의 터빈 케이싱 완충용 댐퍼
EP3054169A1 (en) * 2008-12-25 2016-08-10 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Stator blade assembly and gas turbine
JP2010151045A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン翼およびガスタービン
US8708641B2 (en) 2008-12-25 2014-04-29 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbine blade and gas turbine
EP2905475A3 (en) * 2008-12-25 2015-12-16 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Stator blade assembly and gas turbine
WO2010073783A1 (ja) * 2008-12-25 2010-07-01 三菱重工業株式会社 タービン翼およびガスタービン
WO2012057012A1 (ja) * 2010-10-28 2012-05-03 三菱重工業株式会社 回転軸の軸受方法及び装置
JP2012092811A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転軸の軸受方法及び装置
JP2013253522A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Ihi Corp ブリスク
JP2016211550A (ja) * 2015-05-05 2016-12-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 熱応力の無いファスナーを用いたタービン構成要素の接続装置
US9845692B2 (en) 2015-05-05 2017-12-19 General Electric Company Turbine component connection with thermally stress-free fastener
FR3105290A1 (fr) * 2019-12-18 2021-06-25 Safran Aircraft Engines Ensemble pour turbomachine
EP4053381A1 (en) * 2021-03-01 2022-09-07 ANSALDO ENERGIA S.p.A. Ring segment device for turbine vanes of a power plant and corresponding gas turbine assembly for power plant
WO2024076859A1 (en) * 2022-10-04 2024-04-11 Ge Infrastructure Technology Llc Vibration damping system for turbomachine nozzle or blade using volute spring vibration damping element

Also Published As

Publication number Publication date
JP4095834B2 (ja) 2008-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004011434A (ja) 流体機器
JP5072630B2 (ja) 軸受装置及び回転機械
JP4296292B2 (ja) 流体軸受
JP2012052662A (ja) コンプライアントシールの方法及び装置
JP4929223B2 (ja) 軸受装置及び回転機械
JP6820314B2 (ja) オフセット調整式ピボットジャーナルパッド
JP5370215B2 (ja) ティルティングパッドジャーナル軸受
KR20190113392A (ko) 가스 포일 스러스트 베어링
JP7039355B2 (ja) 回転機械
JP2016142313A (ja) ティルティングパッド軸受および回転機械
JPH0772556B2 (ja) ターボ分子ポンプ
JP2018091453A (ja) ティルティングパッド、ガス軸受装置及び圧縮機
JP6725438B2 (ja) 軸受装置及び回転機械
JP6678086B2 (ja) ターボチャージャー用転がり軸受および回り止め機構
JP2015163766A (ja) 動翼及び回転機械
JP2006144575A (ja) 軸流形回転流体機械
JPH0295702A (ja) 動翼制振装置
JP5922808B1 (ja) 軸受装置および軸受装置の据付方法
JP5812973B2 (ja) ジャーナル軸受及び蒸気タービン
JP2017145935A (ja) 軸受装置、回転機械
JP2008045747A6 (ja) 流体機械のロータ
JP3294064B2 (ja) スラスト軸受装置
JP2020051310A (ja) ロータアッセンブリ及び回転機械
JP6283744B2 (ja) 防振パッド及びこれを含む丸鋸、金属板切断装置
JP2013057335A (ja) ジャーナル軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080310

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4095834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees