JP2004010328A - エレベーター昇降路ピット部材の据付工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な作業によって昇降路ピット部材を容易に所定位置に据付けることができるエレベーター昇降路ピット部材の据付工法を得る。
【解決手段】基準位置に吊下した下げ振り線5に対してかご側緩衝器台3を所定位置に設置し、設置したかご側緩衝器台3に対して機械台6を所定位置に設置する。そして、設置したかご側緩衝器台3及び機械台6に対して、つり合おもり側緩衝器台7を、第一連結金具12及び第二連結金具13を介して昇降路底面2の所定位置に設置する。
このため、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者それぞれに下げ振り線5を吊下する作業を省き、簡易な作業によって昇降路底面2に機械台6等のピット部材を容易に所定位置に据付けできて据付費を低減する。
【選択図】 図2
【解決手段】基準位置に吊下した下げ振り線5に対してかご側緩衝器台3を所定位置に設置し、設置したかご側緩衝器台3に対して機械台6を所定位置に設置する。そして、設置したかご側緩衝器台3及び機械台6に対して、つり合おもり側緩衝器台7を、第一連結金具12及び第二連結金具13を介して昇降路底面2の所定位置に設置する。
このため、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者それぞれに下げ振り線5を吊下する作業を省き、簡易な作業によって昇降路底面2に機械台6等のピット部材を容易に所定位置に据付けできて据付費を低減する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、かご側緩衝器台等のピット部材を昇降路底面の所定位置に設置するエレベーター昇降路ピット部材の据付工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベーターの構造形式の一つとして昇降路のピットに各種部材が設置される形態がある。すなわち、かご案内レールの下端が連結されるかご側緩衝器台、巻上機が設置される機械台及びつり合おもり案内レールの下端が連結されるつり合おもり側緩衝器台がピットの底面の所定位置に設置される。
【0003】
これらのピット部材は従来、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台を所定位置に設置する作業が行われ、また昇降路の上方から他の基準位置に吊下された他の下げ振り線に対してつり合おもり側緩衝器台を所定位置に設置する作業が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベーター昇降路ピット部材の据付工法において上記のような設置作業が行われる。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業が必要となる。したがって、昇降路ピット部材の据付に煩雑な手数が掛かって据付費が嵩むという問題点があった。
【0005】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、簡易な作業によって昇降路ピット部材を容易に所定位置に据付けることができるエレベーター昇降路ピット部材の据付工法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーター昇降路ピット部材の据付工法においては、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、かつ一端部がかご側緩衝器台の長手の他端に連結された第一連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結すると共に、一端部がかご側緩衝器台及び機械台の接続部に連結された第二連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結して、かご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業が行われる。
【0007】
また、この発明に係るエレベーター昇降路ピット部材の据付工法においては、一側が機械台、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の何れかに装着され、水平方向に互いに離れて配置されて第一連結金具及び第二連結金具のいずれかの端部が係合される複数の係合部が設けられた連結板を介して第三工程の設置作業が行われる。
【0008】
また、この発明に係るエレベーター昇降路ピット部材の据付工法においては、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、基板及びこの基板から突設された間隔片からなり、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者の反機械台側の端部にあてがわれて、上記両者の相互間隔を間隔片の幅寸法に規制し、間隔片の側面によって上記両者の側面の鉛直性を規制するゲージを介してかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は昇降路下部を概念的に示す斜視図、図2は図1の拡大平面図である。図において、1はエレベーターの昇降路、2は昇降路1のピットを形成する底面、3は底面2に設けられたかご側緩衝器台で、長手の両端部にエレベーターのかご(図示しない)の昇降を案内するかご案内レール4の下端が連結されている。
【0010】
5は昇降路1の上方からかご案内レール4に沿って張設されて基準位置に吊下された下げ振り線、6はエレベーターの巻上機(図示しない)が据付けられる機械台で、底面2に設けられてかご側緩衝器台3に交差して配置され長手の一端が対向したかご側緩衝器台3の端部に接続されている。7は底面2に設けられたつり合おもり側緩衝器台で、長手の両端部にエレベーターのつり合おもり(図示しない)の昇降を案内するつり合おもり案内レール8の下端が連結されている。
【0011】
9は据付板で、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の長手端部における下面にそれぞれ固定されている。10は連結板で、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の上面寄りに固定され、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者の反機械台6側の端部並びに上記両者と機械台6との接続部にそれぞれ設けられている。11は連結孔からなる係合部で、連結板10に設けられて二〜三個、すなわち複数個が水平方向に互いに離れて配置されている。
【0012】
12は第一連結金具で、鉤状をなし係合部11に嵌合する屈折部が両端にそれぞれ設けられ、一端部はかご側緩衝器台3の反機械台6側の端部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合され、他端部はかご側緩衝器台3の反機械台6側の接続部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合されている。13は第一連結金具12と同様な第二連結金具で、一端部はつり合おもり側緩衝器台7の反機械台6側の端部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合され、他端部はつり合おもり側緩衝器台7と機械台6の接続部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合されている。
【0013】
上記のように昇降路1ピットに配置される部材が次に述べるような作業によって据付けられる。すなわち、第一工程により昇降路1の上方から下げ振り線5が基準位置に吊下され、この下げ振り線5を据付板9の標識に一致させることによってかご側緩衝器台3が据付板9を介して昇降路1底面2の所定位置に設置される。
【0014】
次いで、第二工程により設置されたかご側緩衝器台3の長手に交差して機械台6の長手が配置されて、機械台6の長手の一端を、かご側緩衝器台3の長手の一端に接続して機械台6がかご側緩衝器台3に対して昇降路1底面2の所定位置に設置される。そして、第三工程によりかご側緩衝器台3及び機械台6に対してつり合おもり側緩衝器台7が昇降路1底面2の所定位置に設置される。
【0015】
すなわち、設置された機械台6の長手に交差してつり合おもり側緩衝器台7の長手が配置されて、つり合おもり側緩衝器台7の長手の一端が機械台6の長手の他端に接続される。また、第一連結金具12によって連結板10の係合部11を介して、かご側緩衝器台3の反機械台6側の端部とつり合おもり側緩衝器台7の反機械台6側の端部が連結され、また第二連結金具13によって連結板10の係合部11を介して、つり合おもり側緩衝器台7の反機械台6側の端部と、かご側緩衝器台3と機械台6の接続部とが連結され、つり合おもり側緩衝器台7が昇降路1底面2の所定位置に設置される。
【0016】
以上説明したように、昇降路1の上方から基準位置に吊下された下げ振り線5に対してかご側緩衝器台3が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台3に対して機械台6が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台3及び機械台6に対してつり合おもり側緩衝器台7が、第一連結金具12及び第二連結金具13を介して所定位置に設置される。
【0017】
これによって、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者それぞれに対して、昇降路1の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線5を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路1底面2にかご側緩衝器台3等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減することができる。
【0018】
また、連結板10が設けられて複数の係合部11のいずれかに第一連結金具12等の端部が係合される。このため、異なる仕様のエレベーターにおけるかご側緩衝器台3等のピット部材のサイズ、設置位置の相違に対して標準化された第一連結金具12等を使用して、複数の係合部11のいずれかを選択することによって容易に対応することができる。そして、第一連結金具12等を標準化することによって製作費を節減することができる。
【0019】
実施の形態2.
図3〜図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図3は昇降路下部の平面図であり前述の図2相当図、図4は図3のA−A線断面拡大図、図5は図4におけるゲージの細部を説明する図である。なお、図3〜図5の他は前述の図1及び図2と同様に昇降路ピットが形成されている。図において、図1及び図2と同符号は相当部分を示す。
【0020】
14はゲージで、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者の上面に載置される基板15、基板15の上面に設けられた水準器16及び基板15の下面から突設されて上記両者の相互間隔を所定間隔に規制する寸法、すなわち幅寸法が図5に示す寸法Bに形成された間隔片17によって構成されている。なお、基板15の下面と間隔片17の上記両者の側面に対向する面との間に形成される角度は90°に設定されている。
【0021】
そして、昇降路1ピットに配置される部材が前述の図1及び図2の実施の形態と同様に据付けられる。すなわち、昇降路1の上方から基準位置に吊下された下げ振り線5に対してかご側緩衝器台3を所定位置に設置する第一工程の作業が行われる。そして、設置されたかご側緩衝器台3に対して機械台6を所定位置に設置する第二工程の作業が行われる。次いで、第三工程として設置された機械台6の反かご側緩衝器台3の端部につり合おもり側緩衝器台7が連結される。
【0022】
次いで、ゲージ14が上記両者の上面に図4に示すようにあてがわれて、水準器16によって水平度が規制され、上記両者の相互間隔が間隔片17の幅寸法Bに規制され、また間隔片17の側面によって上記両者の側面が鉛直になるように設定される。これによって、かご側緩衝器台3、機械台6及びつり合おもり側緩衝器台7が昇降路1底面2の所定位置に設置される。したがって、詳細な説明を省略するが図4〜図5の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0023】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、かつ一端部がかご側緩衝器台の長手の他端に連結された第一連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結すると共に、一端部がかご側緩衝器台及び機械台の接続部に連結された第二連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結して、かご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業を行うものである。
【0024】
これによって、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台に対して機械台が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台が、第一連結金具及び第二連結金具を介して所定位置に設置される。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路底面にかご側緩衝器台等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減する効果がある。
【0025】
また、この発明は以上説明したように、一側が機械台、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の何れかに装着され、水平方向に互いに離れて配置されて第一連結金具及び第二連結金具のいずれかの端部が係合される複数の係合部が設けられた連結板を介して第三工程の設置作業を行うものである。
【0026】
これによって、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台に対して機械台が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台が、第一連結金具及び第二連結金具によって所定位置に設置される。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路底面にかご側緩衝器台等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減する効果がある。
また、連結板が設けられて複数の係合部のいずれかに第一連結金具等の端部が係合される。このため、異なる仕様のエレベーターにおけるかご側緩衝器台等のピット部材のサイズ、設置位置の相違に対して標準化された第一連結金具等によって容易に対応することができ、製作費を節減する効果がある。
【0027】
また、この発明は以上説明したように、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して、機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、基板及びこの基板から突設された間隔片からなり、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者の反機械台側の端部にあてがわれて、上記両者の相互間隔を間隔片の幅寸法に規制し、間隔片の側面によって上記両者の側面の鉛直性を規制するゲージを介してかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業を行うものである。
【0028】
これによって、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台に対して機械台が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台が、ゲージを介して所定位置に設置される。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路底面にかご側緩衝器台等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、昇降路下部を概念的に示す斜視図。
【図2】図1の拡大平面図。
【図3】この発明の実施の形態2を示す図で、昇降路下部の平面図であり前述の図2相当図。
【図4】図3のA−A線断面拡大図。
【図5】図4におけるゲージの細部を説明する図。
【符号の説明】
1 昇降路、 2 底面、 3 かご側緩衝器台、 5 下げ振り線、6 機械台、 7 つり合おもり側緩衝器台、 10 連結板、 11 係合部、 12 第一連結金具、 13 第二連結金具、 14 ゲージ、 15 基板、 17 間隔片。
【発明の属する技術分野】
この発明は、かご側緩衝器台等のピット部材を昇降路底面の所定位置に設置するエレベーター昇降路ピット部材の据付工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベーターの構造形式の一つとして昇降路のピットに各種部材が設置される形態がある。すなわち、かご案内レールの下端が連結されるかご側緩衝器台、巻上機が設置される機械台及びつり合おもり案内レールの下端が連結されるつり合おもり側緩衝器台がピットの底面の所定位置に設置される。
【0003】
これらのピット部材は従来、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台を所定位置に設置する作業が行われ、また昇降路の上方から他の基準位置に吊下された他の下げ振り線に対してつり合おもり側緩衝器台を所定位置に設置する作業が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベーター昇降路ピット部材の据付工法において上記のような設置作業が行われる。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業が必要となる。したがって、昇降路ピット部材の据付に煩雑な手数が掛かって据付費が嵩むという問題点があった。
【0005】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、簡易な作業によって昇降路ピット部材を容易に所定位置に据付けることができるエレベーター昇降路ピット部材の据付工法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーター昇降路ピット部材の据付工法においては、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、かつ一端部がかご側緩衝器台の長手の他端に連結された第一連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結すると共に、一端部がかご側緩衝器台及び機械台の接続部に連結された第二連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結して、かご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業が行われる。
【0007】
また、この発明に係るエレベーター昇降路ピット部材の据付工法においては、一側が機械台、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の何れかに装着され、水平方向に互いに離れて配置されて第一連結金具及び第二連結金具のいずれかの端部が係合される複数の係合部が設けられた連結板を介して第三工程の設置作業が行われる。
【0008】
また、この発明に係るエレベーター昇降路ピット部材の据付工法においては、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、基板及びこの基板から突設された間隔片からなり、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者の反機械台側の端部にあてがわれて、上記両者の相互間隔を間隔片の幅寸法に規制し、間隔片の側面によって上記両者の側面の鉛直性を規制するゲージを介してかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は昇降路下部を概念的に示す斜視図、図2は図1の拡大平面図である。図において、1はエレベーターの昇降路、2は昇降路1のピットを形成する底面、3は底面2に設けられたかご側緩衝器台で、長手の両端部にエレベーターのかご(図示しない)の昇降を案内するかご案内レール4の下端が連結されている。
【0010】
5は昇降路1の上方からかご案内レール4に沿って張設されて基準位置に吊下された下げ振り線、6はエレベーターの巻上機(図示しない)が据付けられる機械台で、底面2に設けられてかご側緩衝器台3に交差して配置され長手の一端が対向したかご側緩衝器台3の端部に接続されている。7は底面2に設けられたつり合おもり側緩衝器台で、長手の両端部にエレベーターのつり合おもり(図示しない)の昇降を案内するつり合おもり案内レール8の下端が連結されている。
【0011】
9は据付板で、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の長手端部における下面にそれぞれ固定されている。10は連結板で、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の上面寄りに固定され、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者の反機械台6側の端部並びに上記両者と機械台6との接続部にそれぞれ設けられている。11は連結孔からなる係合部で、連結板10に設けられて二〜三個、すなわち複数個が水平方向に互いに離れて配置されている。
【0012】
12は第一連結金具で、鉤状をなし係合部11に嵌合する屈折部が両端にそれぞれ設けられ、一端部はかご側緩衝器台3の反機械台6側の端部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合され、他端部はかご側緩衝器台3の反機械台6側の接続部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合されている。13は第一連結金具12と同様な第二連結金具で、一端部はつり合おもり側緩衝器台7の反機械台6側の端部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合され、他端部はつり合おもり側緩衝器台7と機械台6の接続部に設けられた連結板10の係合部11に嵌合されている。
【0013】
上記のように昇降路1ピットに配置される部材が次に述べるような作業によって据付けられる。すなわち、第一工程により昇降路1の上方から下げ振り線5が基準位置に吊下され、この下げ振り線5を据付板9の標識に一致させることによってかご側緩衝器台3が据付板9を介して昇降路1底面2の所定位置に設置される。
【0014】
次いで、第二工程により設置されたかご側緩衝器台3の長手に交差して機械台6の長手が配置されて、機械台6の長手の一端を、かご側緩衝器台3の長手の一端に接続して機械台6がかご側緩衝器台3に対して昇降路1底面2の所定位置に設置される。そして、第三工程によりかご側緩衝器台3及び機械台6に対してつり合おもり側緩衝器台7が昇降路1底面2の所定位置に設置される。
【0015】
すなわち、設置された機械台6の長手に交差してつり合おもり側緩衝器台7の長手が配置されて、つり合おもり側緩衝器台7の長手の一端が機械台6の長手の他端に接続される。また、第一連結金具12によって連結板10の係合部11を介して、かご側緩衝器台3の反機械台6側の端部とつり合おもり側緩衝器台7の反機械台6側の端部が連結され、また第二連結金具13によって連結板10の係合部11を介して、つり合おもり側緩衝器台7の反機械台6側の端部と、かご側緩衝器台3と機械台6の接続部とが連結され、つり合おもり側緩衝器台7が昇降路1底面2の所定位置に設置される。
【0016】
以上説明したように、昇降路1の上方から基準位置に吊下された下げ振り線5に対してかご側緩衝器台3が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台3に対して機械台6が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台3及び機械台6に対してつり合おもり側緩衝器台7が、第一連結金具12及び第二連結金具13を介して所定位置に設置される。
【0017】
これによって、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者それぞれに対して、昇降路1の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線5を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路1底面2にかご側緩衝器台3等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減することができる。
【0018】
また、連結板10が設けられて複数の係合部11のいずれかに第一連結金具12等の端部が係合される。このため、異なる仕様のエレベーターにおけるかご側緩衝器台3等のピット部材のサイズ、設置位置の相違に対して標準化された第一連結金具12等を使用して、複数の係合部11のいずれかを選択することによって容易に対応することができる。そして、第一連結金具12等を標準化することによって製作費を節減することができる。
【0019】
実施の形態2.
図3〜図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図3は昇降路下部の平面図であり前述の図2相当図、図4は図3のA−A線断面拡大図、図5は図4におけるゲージの細部を説明する図である。なお、図3〜図5の他は前述の図1及び図2と同様に昇降路ピットが形成されている。図において、図1及び図2と同符号は相当部分を示す。
【0020】
14はゲージで、かご側緩衝器台3及びつり合おもり側緩衝器台7の両者の上面に載置される基板15、基板15の上面に設けられた水準器16及び基板15の下面から突設されて上記両者の相互間隔を所定間隔に規制する寸法、すなわち幅寸法が図5に示す寸法Bに形成された間隔片17によって構成されている。なお、基板15の下面と間隔片17の上記両者の側面に対向する面との間に形成される角度は90°に設定されている。
【0021】
そして、昇降路1ピットに配置される部材が前述の図1及び図2の実施の形態と同様に据付けられる。すなわち、昇降路1の上方から基準位置に吊下された下げ振り線5に対してかご側緩衝器台3を所定位置に設置する第一工程の作業が行われる。そして、設置されたかご側緩衝器台3に対して機械台6を所定位置に設置する第二工程の作業が行われる。次いで、第三工程として設置された機械台6の反かご側緩衝器台3の端部につり合おもり側緩衝器台7が連結される。
【0022】
次いで、ゲージ14が上記両者の上面に図4に示すようにあてがわれて、水準器16によって水平度が規制され、上記両者の相互間隔が間隔片17の幅寸法Bに規制され、また間隔片17の側面によって上記両者の側面が鉛直になるように設定される。これによって、かご側緩衝器台3、機械台6及びつり合おもり側緩衝器台7が昇降路1底面2の所定位置に設置される。したがって、詳細な説明を省略するが図4〜図5の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0023】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、かつ一端部がかご側緩衝器台の長手の他端に連結された第一連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結すると共に、一端部がかご側緩衝器台及び機械台の接続部に連結された第二連結金具の他端部をつり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結して、かご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業を行うものである。
【0024】
これによって、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台に対して機械台が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台が、第一連結金具及び第二連結金具を介して所定位置に設置される。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路底面にかご側緩衝器台等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減する効果がある。
【0025】
また、この発明は以上説明したように、一側が機械台、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の何れかに装着され、水平方向に互いに離れて配置されて第一連結金具及び第二連結金具のいずれかの端部が係合される複数の係合部が設けられた連結板を介して第三工程の設置作業を行うものである。
【0026】
これによって、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台に対して機械台が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台が、第一連結金具及び第二連結金具によって所定位置に設置される。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路底面にかご側緩衝器台等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減する効果がある。
また、連結板が設けられて複数の係合部のいずれかに第一連結金具等の端部が係合される。このため、異なる仕様のエレベーターにおけるかご側緩衝器台等のピット部材のサイズ、設置位置の相違に対して標準化された第一連結金具等によって容易に対応することができ、製作費を節減する効果がある。
【0027】
また、この発明は以上説明したように、エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、昇降路底面に設けられて長手がかご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、かご側緩衝器台の長手の一端に接続して、機械台をかご側緩衝器台に対して昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、昇降路底面に設けられ長手が機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を機械台の長手の他端に接続し、基板及びこの基板から突設された間隔片からなり、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者の反機械台側の端部にあてがわれて、上記両者の相互間隔を間隔片の幅寸法に規制し、間隔片の側面によって上記両者の側面の鉛直性を規制するゲージを介してかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台を昇降路底面の所定位置に設置する第三工程との作業を行うものである。
【0028】
これによって、昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対してかご側緩衝器台が所定位置に設置され、設置されたかご側緩衝器台に対して機械台が所定位置に設置される。そして、設置されたかご側緩衝器台及び機械台に対してつり合おもり側緩衝器台が、ゲージを介して所定位置に設置される。このため、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者それぞれに対して、昇降路の上方から上記両者のそれぞれの基準位置に下げ振り線を吊下する作業を省くことができる。したがって、簡易な作業によって昇降路底面にかご側緩衝器台等のピット部材を容易に所定位置に据付けることができ、据付費を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、昇降路下部を概念的に示す斜視図。
【図2】図1の拡大平面図。
【図3】この発明の実施の形態2を示す図で、昇降路下部の平面図であり前述の図2相当図。
【図4】図3のA−A線断面拡大図。
【図5】図4におけるゲージの細部を説明する図。
【符号の説明】
1 昇降路、 2 底面、 3 かご側緩衝器台、 5 下げ振り線、6 機械台、 7 つり合おもり側緩衝器台、 10 連結板、 11 係合部、 12 第一連結金具、 13 第二連結金具、 14 ゲージ、 15 基板、 17 間隔片。
Claims (3)
- エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、上記昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、上記昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、上記昇降路底面に設けられて長手が上記かご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、上記かご側緩衝器台の長手の一端に接続して上記機械台を上記かご側緩衝器台に対して上記昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、上記昇降路底面に設けられ長手が上記機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を上記機械台の長手の他端に接続し、かつ一端部が上記かご側緩衝器台の長手の他端に連結された第一連結金具の他端部を上記つり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結すると共に、一端部が上記かご側緩衝器台及び機械台の接続部に連結された第二連結金具の他端部を上記つり合おもり側緩衝器台の長手の他端に連結して、上記かご側緩衝器台及び機械台に対して上記つり合おもり側緩衝器台を上記昇降路底面の所定位置に設置する第三工程とからなるエレベーター昇降路ピット部材の据付工法。
- 一側が機械台、かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の何れかに装着され、水平方向に互いに離れて配置されて第一連結金具及び第二連結金具のいずれかの端部が係合される複数の係合部が設けられた連結板を介して第三工程の設置作業を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベーター昇降路ピット部材の据付工法。
- エレベーター昇降路の底面に設けられるかご側緩衝器台を、上記昇降路の上方から基準位置に吊下された下げ振り線に対して、上記昇降路底面の所定位置に設置する第一工程と、上記昇降路底面に設けられて長手が上記かご側緩衝器台の長手に交差して配置される機械台の長手の一端を、上記かご側緩衝器台の長手の一端に接続して上記機械台を上記かご側緩衝器台に対して上記昇降路底面の所定位置に設置する第二工程と、上記昇降路底面に設けられ長手が上記機械台の長手に交差して配置されるつり合おもり側緩衝器台の長手の一端を上記機械台の長手の他端に接続し、基板及びこの基板から突設された間隔片からなり、上記かご側緩衝器台及びつり合おもり側緩衝器台の両者の反上記機械台側の端部にあてがわれて、上記両者の相互間隔を上記間隔片の幅寸法に規制し、上記間隔片の側面によって上記両者の側面の鉛直性を規制するゲージを介して上記かご側緩衝器台及び機械台に対して上記つり合おもり側緩衝器台を上記昇降路底面の所定位置に設置する第三工程とからなるエレベーター昇降路ピット部材の据付工法。
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