JP2004010244A - 乗客コンベヤーの移動手摺装置 - Google Patents

乗客コンベヤーの移動手摺装置 Download PDF

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Shigeru Murata
村田 茂
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Abstract

【課題】欄干の移動手摺挿通口に配置した保護筒体が変位したときに、移動手摺と挿通口の隙間が閉塞される乗客コンベヤーの移動手摺装置を得る。
【解決手段】乗降口2で幼児が悪戯して移動手摺5と保護筒体7に指を差し入れると保護筒体7が下降変位する。これにより、検出器13が作動して制御装置24により異常時停止を指令して停止すると共に、保持装置による保持が解消されて閉塞体19〜21が変位して移動手摺5の外面に接する。
このため、乗客コンベヤーの消勢後の慣性移動前に、移動手摺5外周面の隙間を閉塞体19〜21で閉塞する。したがって、移動手摺5と保護筒体7の間に指を差し入れた幼児が移動手摺5に触れたままでいるときに、指が閉塞体19〜21に当たり欄干1の挿通口6の奥深くに引き込まれる挟圧事故を未然に防ぐ。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、欄干の外周に沿って移動し欄干の長手端部において欄干基部内に進入する乗客コンベヤーの移動手摺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7は、従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置を示す図で、図6は乗客コンベヤーの乗降口を概念的に示す側面図、図7は図6のA部を拡大して示す縦断面図である。図において、1はエスカレーターからなる乗客コンベヤーの欄干、2は乗客コンベヤーの長手端部に形成された乗降口、3は欄干1の基部、4は基部3の端面、5は移動手摺で、欄干1の外周に沿って移動し欄干1基部3の端面4に設けられた挿通口6に進入する。
【0003】
7はゴム等の粘弾性材料によって製作された保護筒体で、欄干1基部3の端面4に設けられて一側の長手端部が基部3外に突出して配置されて、他側の長手端部は挿通口6に嵌合して配置され常時は上昇位置に保持されて移動手摺5の外面を空隙を形成して移動手摺5を囲んで配置される。8は欄干1基部3内に配置された支持板で、上下方向の中間が欄干1基部3に軸9によって枢持されて上端側が保護筒体7の欄干1基部3内側の端面に装着されている。
【0004】
10は保持具で、保護筒体7の突出端側に配置されて、欄干1側に固定された固定片11及び保護筒体7側に装着されて固定片11にウーブンファスナー等により着脱自在に係合、すなわち係合された状態で所定以上の外力によって離脱する係合子12によって構成されている。13はスイッチからなる検出器であり、欄干1基部3内に装着されて作動部が支持板8の下端側と対面して配置されている。
【0005】
従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置は上記のように構成される。そして、乗客コンベヤーの乗降口2で遊んでいる幼児が悪戯して移動手摺5と保護筒体7に指を差し入れることがあり、このときに保持具10の係合子12が固定片11から分離する。
【0006】
これによって、保護筒体7の突出端側が下降し支持板8が図7において時計方向に回動する。そして、回動した支持板8によって検出器13が押圧されて作動し、図示が省略してあるが検出器13の作動によって制御装置の機能により乗客コンベヤーの運転が異常時制御されて停止するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置では、保護筒体7の変位によって検出器13が押圧されることにより乗客コンベヤーの運転が異常時制御されて停止する。しかし、乗客コンベヤーの駆動機(図示しない)の消勢後に、なお乗客コンベヤーの踏段(図示しない)が20〜30cm移動する。
【0008】
このため、移動手摺5も同様な距離を移動するので、移動手摺5と保護筒体7に指を差し入れた幼児が、移動手摺5に触れたままでいるときに指が基部3端面4の挿通口6の奥深くに引き込まれて挟圧される恐れがあるので、これを未然に防ぐ必要があった。
【0009】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、欄干の移動手摺挿通口に配置された保護筒体が変位したときに、移動手摺と挿通口の隙間が閉塞される乗客コンベヤーの移動手摺装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る乗客コンベヤーの移動手摺装置においては、乗客コンベヤーの欄干基部の挿通口に進入する移動手摺と、欄干基部外に装備されて常時は上昇位置に保持され移動手摺の外面を囲んで配置され、移動手摺との間に入り込む異物によって下降位置に変位する保護筒体と、欄干基部に設けられて保護筒体の下降変位によって作動する検出器と、欄干基部内に設けられて移動手摺外面を囲んで配置されて移動手摺外面方向に付勢された閉塞体と、常時は閉塞体を付勢力に抗して移動手摺外面から離れた位置に保持する保持装置と、検出器の作動によって乗客コンベヤーの異常時停止を指令すると共に保持装置の保持作用の解除を指令し、閉塞体を移動手摺外面に接する位置に変位させる制御装置とが設けられる。
【0011】
また、この発明に係る乗客コンベヤーの移動手摺装置においては、柔軟材料で製作され、かつ移動手摺外面との対向縁部が丸く面取りされた閉塞体が設けられる。
【0012】
また、この発明に係る乗客コンベヤーの移動手摺装置においては、閉塞体に装着されて、保護筒体の欄干基部の挿通口との対向面に配置された軟質スポンジ状材料製の緩衝片が設けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は前述の図7相当図、図2は図1のB−B線断面図、図3は図1の保護筒体が変位した状態を示す図1相当図、図4は図3のC−C線断面図である。図において、1はエスカレーターからなる乗客コンベヤーの欄干、2は乗客コンベヤーの長手端部に形成された乗降口、3は欄干1の基部、4は基部3の端面、5は移動手摺で、欄干1の外周に沿って移動し欄干1基部3の端面4に設けられた挿通口6に進入する。
【0014】
7はゴム等の粘弾性材料によって製作された保護筒体で、欄干1基部3の端面4に設けられて一側の長手端部が基部3外に突出して配置されて、他側の長手端部は挿通口6に嵌合して配置され常時は上昇位置に保持されて移動手摺5の外面を空隙を形成して移動手摺5を囲んで配置される。8は欄干1基部3内に配置された支持板で、上下方向の中間が欄干1基部3に軸9によって枢持されて上端側が保護筒体7の欄干1基部3内側の端面に装着されている。
【0015】
10は保持具で、保護筒体7の突出端側に配置されて、欄干1側に固定された固定片11及び保護筒体7側に装着されて固定片11にウーブンファスナー等により着脱自在に係合、すなわち係合された状態で所定以上の外力によって離脱する係合子12によって構成されている。13はスイッチからなる検出器であり、欄干1基部3内に装着されて作動部が支持板8の下端側と対面して配置されている。
【0016】
14は欄干1基部3内に装着されて検出器13の反端面4側に配置された取付金具、15はフレームで、取付金具14の上面に締結されて支持板8と対面して配置され、図2において上方に開口し移動手摺5を空隙を形成して囲む凹部16が設けられている。17はブラケットで、欄干1基部3内に設けられてフレーム15の凹部16内に突出して配置され、下端に移動手摺5を案内する手摺レール18が装着されている。
【0017】
19〜21はそれぞれ閉塞体で、一側がフレーム15の凹部16の縁部端面に対面して配置され他側は移動手摺5の外面に対面して配置され、19は中閉塞体、20は右閉塞体、21は左閉塞体であり、これらの三者が移動手摺5方向に変位した状態において移動手摺5の横断面における外周面を連続して塞ぐように配置されている。なお、図1に示すように閉塞体19〜21はフレーム15の幅よりも幅広に製作されている。
【0018】
22は圧縮コイルばねからなる付勢体で、一端がフレーム15の凹部16の縁部端面に設けられた凹所に嵌合され他端によって閉塞体19〜21を移動手摺5方向に押圧する。23は保持装置で、フレーム15の凹部16の縁部端面に設けられて閉塞体19〜21に対向して配置された電磁石機構によって構成され、付勢されて閉塞体19〜21を吸引し移動手摺5から離れた位置に閉塞体19〜21を保持する。24は制御装置で、検出器13、閉塞体19〜21が接続されている。
【0019】
上記のように構成された乗客コンベヤーの移動手摺装置において、通常時は保持装置23が付勢されて付勢体22の付勢力に抗して閉塞体19〜21を吸引して移動手摺5から離れた位置に保持する。これによって、図2に示す状態で乗客コンベヤーが通常運転される。そして、乗客コンベヤーの乗降口2で遊んでいる幼児が悪戯して移動手摺5と保護筒体7に指を差し入れることがあり、このときに保持具10の係合子12が固定片11から分離する。
【0020】
このため、保護筒体7の突出端側が下降し支持板8が図1において時計方向に回動する。そして、図3に示す状態となり回動した支持板8によって検出器13が押圧されて作動する。この検出器13の作動によって制御装置24が作動して乗客コンベヤーの異常時停止を指令し、乗客コンベヤーの運転が異常時制御されて停止する。
【0021】
また、検出器13の作動を介して制御装置24が作動して保持装置23の保持作用の解除を指令して保持装置23が消勢される。これにより、付勢体22の付勢力によって閉塞体19〜21が移動手摺5方向に押圧されて変位して、移動手摺5の外面に接する。このため、乗客コンベヤーの駆動機が消勢され後に乗客コンベヤーの踏段が20〜30cm移動する前に、移動手摺5の外周面に形成されていた隙間が閉塞体19〜21によって閉塞される。
【0022】
したがって、移動手摺5と保護筒体7に指を差し入れた幼児が移動手摺5に触れたままでいるときに、移動手摺5に接する位置に変位した閉塞体19〜21に指が当たって、基部3端面4の挿通口6の奥深くに引き込まれて挟圧される不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0023】
なお、閉塞体19〜21を軟質合成樹脂等の柔軟材料で製作することによって、基部3端面4の挿通口6に引き込まれた指が受ける衝突反力を少なくすることができる。また、閉塞体19〜21がフレーム15の幅よりも幅広に製作されているので、基部3端面4の挿通口6に引き込まれた指が、フレーム15よりも先に閉塞体19〜21に当たる。また、閉塞体19〜21の移動手摺5外面との対向縁部を丸く面取りする。これらによって、基部3端面4の挿通口6に引き込まれた指が受ける衝突反力を減少することができる。
【0024】
実施の形態2.
図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図1相当図である。図において、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、25は軟質ゴム等のスポンジ状材料からなる緩衝片で、閉塞体19〜21のそれぞれに装着されて支持板8との対向面、すなわち保護筒体7の欄干1基部3の挿通口6との対向面に配置されている。
【0025】
上記のように構成された乗客コンベヤーの移動手摺装置においても、欄干1基部3の端面4に設けられた保護筒体7、保護筒体7の欄干1基部3内側の端面に装着された支持板8、支持板8に対向した検出器13、支持板8と対面して配置されたフレーム15、フレーム15に設けられた閉塞体19〜21、閉塞体19〜21を移動手摺5方向へ付勢する付勢体22、閉塞体19〜21を移動手摺5から離れた位置に保持する保持装置23並びに検出器13及び保持装置23に接続された制御装置24が設けられる。
【0026】
したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。また、閉塞体19〜21の支持板8との対向面に緩衝片25が設けられている。このため、保護筒体7の突出端側が下降した後に、移動手摺5と保護筒体7に指を差し入れた幼児が移動手摺5に触れたままでいるときに指が緩衝片25に当たる。これによって、基部3端面4の挿通口6に引き込まれた指が受ける衝突反力を一層少なくすることができる。
【0027】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、乗客コンベヤーの欄干基部の挿通口に進入する移動手摺と、欄干基部外に装備されて常時は上昇位置に保持され移動手摺の外面を囲んで配置され、移動手摺との間に入り込む異物によって下降位置に変位する保護筒体と、欄干基部に設けられて保護筒体の下降変位によって作動する検出器と、欄干基部内に設けられて移動手摺外面を囲んで配置されて移動手摺外面方向に付勢された閉塞体と、常時は閉塞体を付勢力に抗して移動手摺外面から離れた位置に保持する保持装置と、検出器の作動によって乗客コンベヤーの異常時停止を指令すると共に保持装置の保持作用の解除を指令し、閉塞体を移動手摺外面に接する位置に変位させる制御装置とを設けたものである。
【0028】
これによって、乗客コンベヤーの乗降口で遊んでいる幼児が悪戯して移動手摺と保護筒体に指を差し入れると保護筒体が下降位置に変位する。これにより、検出器が作動して制御装置が作動して乗客コンベヤーの異常時停止を指令し、乗客コンベヤーの運転が異常時制御されて停止する。また、制御装置の作動によって保持装置による保持が解消されて閉塞体が変位して移動手摺の外面に接する。このため、乗客コンベヤーの駆動機が消勢され後の慣性移動前に、移動手摺の外周面に形成されていた隙間が閉塞体によって閉塞される。したがって、移動手摺と保護筒体に指を差し入れた幼児が移動手摺に触れたままでいるときに、移動手摺に接して配置された閉塞体に指が当たって、欄干基部端面の挿通口の奥深くに引き込まれて挟圧される不具合の発生を未然に防ぐ効果がある。
【0029】
また、この発明は以上説明したように、柔軟材料で製作され、かつ移動手摺外面との対向縁部が丸く面取りされた閉塞体を設けたものである。
【0030】
これによって、乗客コンベヤーの乗降口で遊んでいる幼児が悪戯して移動手摺と保護筒体に指を差し入れると保護筒体が下降位置に変位する。これにより、検出器が作動して制御装置が作動して乗客コンベヤーの異常時停止を指令し、乗客コンベヤーの運転が異常時制御されて停止する。また、制御装置の作動によって保持装置による保持が解消されて閉塞体が変位して移動手摺の外面に接する。このため、乗客コンベヤーの駆動機が消勢され後の慣性移動前に、移動手摺の外周面に形成されていた隙間が閉塞体によって閉塞される。したがって、移動手摺と保護筒体に指を差し入れた幼児が移動手摺に触れたままでいるときに、移動手摺に接して配置された閉塞体に指が当たって、欄干基部端面の挿通口の奥深くに引き込まれて挟圧される不具合の発生を未然に防ぐ効果がある。また、閉塞体が柔軟材料で製作され、かつ移動手摺外面との対向縁部が丸く面取りされる。このため、欄干基部端面の挿通口に引き込まれた指が受ける衝突反力を減少する効果がある。
【0031】
また、この発明は以上説明したように、閉塞体に装着されて、保護筒体の欄干基部の挿通口との対向面に配置された軟質スポンジ状材料製の緩衝片を設けたものである。
【0032】
これによって、乗客コンベヤーの乗降口で遊んでいる幼児が悪戯して移動手摺と保護筒体に指を差し入れると保護筒体が下降位置に変位する。これにより、検出器が作動して制御装置が作動して乗客コンベヤーの異常時停止を指令し、乗客コンベヤーの運転が異常時制御されて停止する。また、制御装置の作動によって保持装置による保持が解消されて閉塞体が変位して移動手摺の外面に接する。このため、乗客コンベヤーの駆動機が消勢され後の慣性移動前に、移動手摺の外周面に形成されていた隙間が閉塞体によって閉塞される。したがって、移動手摺と保護筒体に指を差し入れた幼児が移動手摺に触れたままでいるときに、移動手摺に接して配置された閉塞体に指が当たって、欄干基部端面の挿通口の奥深くに引き込まれて挟圧される不具合の発生を未然に防ぐ効果がある。また、閉塞体の保護筒体の欄干基部の挿通口との対向面に軟質スポンジ状材料製の緩衝片が設けられので、欄干基部端面の挿通口に引き込まれた指が受ける衝突反力を一層減少する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、後述する図7相当図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】図1の保護筒体が変位した状態を示す図1相当図。
【図4】図3のC−C線断面図。
【図5】この発明の実施の形態2を示す図で、図1相当図。
【図6】従来の乗客コンベヤーの移動手摺装置を示す図で、乗客コンベヤーの乗降口を概念的に示す側面図。
【図7】図6のA部を拡大して示す縦断面図。
【符号の説明】
1 欄干、  3 基部、  5 移動手摺、  6 挿通口、  7 保護筒体、  13 検出器、  19 中閉塞体(閉塞体)、  20 右閉塞体(閉塞体)、  21 左閉塞体(閉塞体)、  23 保持装置、  24 制御装置、  25 緩衝片。

Claims (3)

  1. 乗客コンベヤーの欄干基部の挿通口に進入する移動手摺と、上記欄干基部外に装備されて常時は上昇位置に保持され上記移動手摺の外面を囲んで配置され、上記移動手摺との間に入り込む異物によって下降位置に変位する保護筒体と、上記欄干基部に設けられて上記保護筒体の下降変位によって作動する検出器と、上記欄干基部内に設けられて上記移動手摺外面を囲んで配置されて上記移動手摺外面方向に付勢された閉塞体と、常時は上記閉塞体を付勢力に抗して上記移動手摺外面から離れた位置に保持する保持装置と、上記検出器の作動によって上記乗客コンベヤーの異常時停止を指令すると共に上記保持装置の保持作用の解除を指令し、上記閉塞体を上記移動手摺外面に接する位置に変位させる制御装置とを備えた乗客コンベヤーの移動手摺装置。
  2. 閉塞体を、柔軟材料で製作され、かつ移動手摺外面との対向縁部が丸く面取りされたものとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの移動手摺装置。
  3. 閉塞体に装着されて、保護筒体の欄干基部の挿通口との対向面に配置された軟質スポンジ状材料製の緩衝片を備えたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤーの移動手摺装置。
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