JP2004009254A - 研磨装置 - Google Patents

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Tomihiro Wakayama
若山 富裕
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Abstract

【課題】センサ類の損傷を防止することのできる研磨装置の提供。
【解決手段】研磨テーブル6と、研磨テーブルを回転駆動するサーボモータ70と、光ファイバーコネクタを研磨テーブルへ押圧する押圧ユニット10、30と、押圧ユニットを駆動するステッピングモータ22と、押圧ユニットの移動量を検出する非接触のセンサ35を備え、センサ35で検出された移動量に基づいて押圧ユニットを駆動することで押圧する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、研磨装置に係り、例えば、光ファイバーコネクタの被研磨面の研磨に好適な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバーコネクタに代表される被研磨物を回転研磨テーブルで研磨する研磨装置が実用化されているので図面を参照して簡単に述べる。図11は、研磨装置の概略構成を示した右側面図である。本図に示される研磨装置は、光ファイバーコネクタ1のセットを容易にするために着脱可能な治具240を使用している。この治具240を簡単に着脱可能に設けるために押圧ユニットが設けられている。この押圧ユニットには、図示の押圧位置と光ファイバーコネクタ1を交換するための退避位置(破線図示)との間で回動可能に設けられた第1押圧部材230が設けられている。
【0003】
また、この第1押圧部材230と治具240との間には、押圧位置と光ファイバーコネクタ1を交換するための退避位置との間で上下方向に移動可能に設けられた第2押圧部材210が設けられており、この第2押圧部材210の上端部において一端が回動自在に支持された当接部材234に対して、第1押圧部材230の下端部に設けられたローラ231を当接させ、押圧部材220を降下することにより発生する押圧力を伝達する。
【0004】
一方、光ファイバーコネクタ1を良好に研磨するためには、光ファイバーコネクタ1に対する押圧力を計測し、押圧ユニットによる押圧力を制御する必要がある。このため、代表的には、当接部材234の下方に圧力センサ235を設け、これにより押圧力を検出することで、研磨を行うときに必要となる押圧力を制御するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、圧力センサは衝撃力に弱く簡単に破損する。このため、作業者により操作される第2押圧部材210が、冶具交換のための退避位置に急激に上昇させるように操作されると、圧力センサを破損してしまうことになる。
【0006】
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、センサ類の損傷を防止することのできる研磨装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、課題を達成するために、本発明の研磨装置によれば、研磨テーブルと、前記研磨テーブルを回転駆動する第1駆動手段と、被研磨物を前記研磨テーブルへ押圧する押圧ユニットと、前記押圧ユニットを駆動する第2駆動手段と、前記押圧ユニットの位置を非接触にて検出する検出手段と、を備え、前記第2駆動手段は、前記検出手段により検出された移動量に基づいて前記押圧ユニットを駆動することを特徴としている。
【0008】
また、更に、前記被研磨物を支持する治具を備え、前記押圧ユニットは、前記治具を介して、前記被研磨物を前記研磨テーブルへ押圧することを特徴としている。
【0009】
また、前記押圧ユニットは、押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で回動可能に設けられた第1押圧部材と、前記第1押圧部材と前記治具との間に設けられ、押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で、押圧方向に移動可能に設けられた第2押圧部材と、を含み、前記第2押圧部材は、前記第1押圧部材の端部が当接し、前記第1押圧部材からの押圧力が付勢されると共に、前記第1押圧部材の回動を案内する当接面を有する当接部材を有し、前記当接面が傾斜していることを特徴としている。
【0010】
また、研磨テーブルと、前記研磨テーブルを回転駆動する第1駆動手段と、被研磨物を支持する治具と、前記治具を介して、前記被研磨物を前記研磨テーブルへ押圧する押圧ユニットと、前記押圧ユニットによる押圧量を検出する圧力センサと、前記圧力センサにより検出された押圧量に基づいて、前記押圧ユニットを駆動する第2駆動手段と、を備え、前記押圧ユニットは、押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で回動可能に設けられた第1押圧部材と、前記第1押圧部材と前記治具との間に設けられ、押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で、押圧方向に移動可能に設けられた第2押圧部材と、を含み、前記第2押圧部材は、前記第1押圧部材の端部が当接し、前記第1押圧部材からの押圧力が付勢されると共に、前記第1押圧部材の回動を案内する当接面を有する当接部材を有し、前記圧力センサは、前記当接部材に押圧されるように配置されており、前記当接面が、傾斜していることを特徴とする研磨装置。
【0011】
また、前記当接面は、前記第2押圧部材を前記退避位置へ移動する場合に、前記第1押圧部材が前記押圧位置から前記退避位置へ回動するように傾斜していることを特徴としている。
【0012】
そして、前記押圧ユニットの押圧方向が、鉛直方向であり、前記当接面は、前記第1押圧部材の回動方向のうち、前記押圧位置から前記退避位置へ向かう方向に、水平面よりも下降傾斜していることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な各実施形態につき、添付図面を参照して説明する。
【0014】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る研磨装置の要部を破断して側面側から見た概略構成図である。
【0015】
本図において、研磨装置5は、例えば作業机上に置かれる主基部3を各構成部品の取り付けのための基部としている。この主基部3の上には、第1駆動手段としてのサーボモータ70で所定の回転速度で回転駆動される研磨テーブル6が、その研磨面6aを上にした状態で設けられている。また、主基部3の正面側には表示部と操作ボタンを設けた操作パネル71が設けられており、作業者はこの操作パネル71の表示部を確認しながら操作ボタンを操作して、研磨のための初期設定と開始、停止などの操作を行なうように構成されている。
【0016】
この研磨テーブル6は、公転と自転とを行なう不図示の公転自転機構による回転駆動されることにより、研磨テーブル6の同一の研磨面6aで繰り返し研磨しないようにすることで、光ファイバーコネクタ1の被研磨面を均一に研磨できるようにしている。
【0017】
また、治具40は、複数の光ファイバーコネクタ1の被研磨面が下に向くようにして着脱自在に保持するためのものである。この冶具40は、研磨装置5から簡単に着脱可能に設けられるとともに、研磨テーブル6の研磨面6aに対して所定の押圧力で押圧されつつ研磨を行うように構成されている。研磨装置5は、このように押圧を行うための押圧ユニットを備え、この押圧ユニットは、第1押圧部材としてのロック部材30と第2押圧部材としての加圧軸10とを含む。
【0018】
この押圧ユニットは、図示のように研磨テーブル6の近くで主基部3上に固定される副基部7と、この副基部7から研磨テーブル6の上方にオーバハングするように固定される支持用基部9を取り付け基部としている。この支持用基部9にはリニアブッシュ11が内蔵されており、このリニアブッシュ11により研磨テーブル6の研磨面に対して直交する図示の両矢印方向(押圧方向であり鉛直方向である。)に、加圧軸10を昇降移動可能に案内している。このような構成により加圧軸10は、図1の押圧位置から、光ファイバーコネクタ1を交換するための、図示の押圧位置よりも上方の退避位置との間で移動可能にされている。
【0019】
この加圧軸10の下端には円錐形状部10aが設けられており、冶具40の中心部に設けられているピボット軸受44に対してこの円錐形状部10aが入り込むようにしてセットすることで、治具40が研磨テーブル6の研磨面6aに対して均一に押圧できるようにしている。また、治具の交換時には、治具40が破線で図示されるように、研磨テーブル6の研磨面6aに対して傾斜できるようにして簡単に取り出せるようにしている。
【0020】
一方、支持用基部9の底面には、冶具40の回転防止を行うための2本の軸体12が固定されている。これらの軸体12の先端部は、治具40に固定されている溝部材42に潜入するようにセットされることで、治具40の回転防止を行なうようにしている。さらに、この治具40には把持部45が固定されており、作業者は、上記の加圧軸10を上方の退避位置に移動した後に、この把持部45を把持して奥側に移動しながらセットすることで、軸体12が溝部材42に簡単に入るようにしている。
【0021】
加圧軸10には、自重落下を防止するための落下防止機構が設けられている。この落下防止機構は、加圧軸10の側面に図示のように固定されるギア部14aを形成したラック14と、上記の支持用基部9の上面にブラケットを用いて固定されるとともに、ギア部14aに噛合するギア部13aを回転軸に固定したトルクリミッタ13とから構成されている。このようにして、ラック14のギア部14aにトルクリミッタ13のギア部13aを噛合させることで、トルクリミッタ13の有する回転負荷をラック14に伝達可能にすることで、加圧軸10が自重により落下することを防止するとともに、加圧軸10を任意の位置で停止できるようにしている。
【0022】
この加圧軸10の上端には、当接部材15aが設けられており、これに一方の把持部となる第1のレバー部材15が固定されている。また、この第1のレバー15には第2のレバー部材17が回動軸16廻りに回動自在に設けられるとともに、一端において他方の把持部を形成している。また、この第2のレバー部材17の他端には、図示のように係止部17bと形状部17aとが形成されており、この第2のレバー部材17は図示の研磨状態において斜め下方に位置する。
【0023】
次に、上記の副基部7の側面には付勢軸27の基部18を矢印方向に昇降自在に案内するリニアガイド8が固定されている。また、この基部18にはオーバーハング部20が固定されている。副基部7に固定されたリニアガイド8により昇降自在に設けられた基部18には、ラック19が固定されている。このラック19には、ウォームホイールとピニオンを一体的に設けたギア21が噛合している。このギア21をその出力軸にウォーム22aを固定したステッピングモータ22により駆動することで、上センサ23と下センサ24との間で付勢軸27を上下方向に駆動するための第2駆動手段を構成している。このウォームギア駆動により、大きな減速比を得ることができるので小型モータの使用を可能にするとともに、ウォ−ムギア特有の噛合状態によりブレーキ力を発生して、自重で下方に移動することを防止できるようにしている。
【0024】
次に、図1の部分拡大図である図2(a)をさらに参照して、上記のオーバーハング部20の端部には、上記の加圧軸10の中心軸CL1と一致するように昇降案内されるとともに、上記の係止部17bの係止軸33を設けるとともに、付勢軸27を固定したブロック25が圧縮コイルバネ28を介在して設けられており、さらに軸体26により廻り止め状態で設けられている。また、このブロック25には、回動軸29の廻りに回動自在に設けられたロック部材30が設けられている。
【0025】
このロック部材30の下端には回動自在にローラ31が設けられ、これが当接部材15aの上面に当接している。これにより、付勢軸27からの押圧力がロック部材30及び加圧軸10を介して、治具40に伝達されるようにしている。
【0026】
ロック部材30は、図示の押圧位置から回動軸29回りに図の右方向へ回動した退避位置との間で回動可能であり、光ファイバーコネクタ1の交換時に加圧軸10が上方の退避位置へ移動すると、退避位置へ回動することとなる。
【0027】
一方、ローラ31は、上記の形状部17a側に向けてトーションバネ32により付勢されているとともに、図2に図示のようにロック部材30の回動軸29の回動中心とローラ31の回動軸31aの回転中心とを結ぶ中心軸CL2が、中心軸CL1から角度θ1分さらに形状部17a側に傾斜した状態で、当接部材15aに当接して停止できるように構成されている。
【0028】
以上の構成により、上記のステッピングモータ22への通電にともない、オーバーハング部20が矢印方向の下方に駆動されると、中心軸のずれにより加圧軸10に対する押圧力が、圧縮バネ28の圧縮力を介して伝達されることとなり、治具40へ所定の押圧力を印加できるようになる。
【0029】
ここで、オーバーハング部20には、検出手段であるセンサ35が設けられている。このセンサ35はフォトセンサであり、ブロック25に固定された遮蔽板34の通過を検出することにより(図2(b)を参照)、ロック部材30の位置を非接触で検出する。すなわち、本実施形態では、圧力センサにより光ファイバーコネクタ1に対する押圧力を直接測定するのではなく、ロック部材30の位置を検出することによってその移動量を算出し、光ファイバーコネクタ1に対する押圧力を測定するものである。
【0030】
詳細には、本実施形態の場合、ロック部材30が押圧力0の位置(圧縮コイルバネ28が自然長の位置)にあるときに、センサ35がオン(又はオフ。以下同じ。)となるようにセンサ35及び遮蔽板34を配置している。そして、センサ35により、この位置が検出されたことを起点として、ステッピングモータ22の回転角度によりロック部材30の移動量、換言すれば、光ファイバーコネクタ1に対する押圧力を算出するようにしている。これは、ロック部材30の移動量と光ファイバーコネクタ1に対する押圧力とが略比例することに基づくものである。
【0031】
このような非接触による位置検出構成とすることで、そもそも圧力センサが不要となり、従来課題となっていたその損傷を防止できる。なお、センサ35は必ずしもフォトセンサである必要はなく、ロック部材30や加圧軸10といった押圧ユニットの移動位置を非接触で検出できるものであればどのようなセンサでもよい。
【0032】
再度、図1において、主基部3の上には上記の押圧機構を覆うとともに、第1のレバー部材15と第2のレバー部材17の把持部のみが外部に露出するように形成された二点鎖線で示されるカバー60が固定されている。また、このカバー60の上面には光ファイバーコネクタのケーブル部を束ねた状態で保持するためのフック部38が固定されており、操作の邪魔にならないようにしている。
【0033】
以上の構成において、ローラ31の回転中心と加圧軸10の中心軸とが一致するようにローラ31が位置した状態で、治具40に押圧力を印加できることとなる。
【0034】
次に、治具40の構成について、図3の治具40の要部を破断して示した要部断面図に基づき説明する。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、治具40は6角形の治具基部41から構成されており、6つの各側面部において6個の光ファイバーコネクタ1を着脱自在に保持するように構成されている。
【0035】
また、治具基部41の中心部には上記のピボット軸受44が固定されている。一方、上記のように回り止め用の為に軸体12に挿入される溝部材42は、2部品から構成されており、半径方向に溝が位置するように治具基部41上に固定されている。
【0036】
このように構成される治具40によれば、1個のみを保持する場合に比べて6倍の研磨能力となる。ここで、治具基部41をより多くの多角形として形成すれば、さらに能力が向上するので、この多角形に応じて研磨テーブルの直径をさらに増加すると良い。
【0037】
また、この治具基部41の裏側となる研磨テーブル6に対向する面には、過剰研磨を阻止するための基準部材43が固定されている。この基準部材43には、研磨面43aが図示のように形成されており、この研磨面43aが研磨テーブル6で研磨される状態になると、音が発生して、それ以上の研磨を防止するようにしている。
【0038】
さらに、図4の治具の外観斜視図を参照して、治具基部41の側面には、ホルダー部材47がネジ50、50で固定されている。このホルダー部材47は図示のように左右フランジ部47f、47fと案内部47cとを一体成形しており、さらに移動ブロック48を矢印方向に移動自在に内蔵している。
【0039】
この移動ブロック48はホルダー部材47のネジ孔47aに螺合したネジ49の回転により移動する。この移動ブロック48は図示のような面取り部48aを形成した当接部により光ファイバーコネクタ1の雄コネクタ83の鍔部83bを抑えるようにしており、光ファイバーコネクタ1が溝部41aにセットされた後に、フェルールと光ファイバーとからなる被研磨面である端部83aを不動状態で保持できるようにしている。
【0040】
また、ケーブル2に対して機械的に干渉しないようにするためにバネ板46には凹部46aが形成されている。さらに、ホルダー部材47にはU溝部47bが形成されており、一方のネジ50を固定した状態で、他方のネジ50を緩めることで図示のように回動して光ファイバーコネクタ1のセットをさらに容易にできるようにしている。
【0041】
次に、図5(a)は研磨装置5のブロック図であり、図5(b)は、図5(a)のブロック図の制御部に接続された記憶部の保存内容を示した図表である。
【0042】
先ず、図5(a)において、制御手段である制御部77には1チップマイクロプロセッサが使用されており、電源部80からの所定電圧の供給を受けて動作する。この制御部77は、上記の操作パネル71に接続されており、後述の操作に応じて研磨を行う。制御部77には、さらに記憶部76が接続されている。この記憶部76は、図5(b)に示すタイムテーブルが多数記憶されており、操作パネル71を使用して設定される初期条件に応じて自動的に最適なタイムテーブルに切換えることができるように構成されている。
【0043】
一方、上記のステッピングモータ22には制御部77に接続されているモータドライバ72が接続されており、制御部77からの指示をモータドライバ72を介してステッピングモータ22に通電することで正逆方向に所定ステップ分の駆動を行うようにしている。
【0044】
また、センサ35は遮蔽板34の通過で得られた出力を増幅するアンプが内蔵されており、デジタル出力値に変換した後に、制御部77に送るようにしている。そして、サーボモータ70には制御部77に接続されているモータドライバ75が接続されており、制御部77からの指示をモータドライバ75を介してサーボモータ70に通電することで研磨テーブル6を所定の回転速度で回転駆動するようにしている。このサーボモータ70には回転計79がその出力軸に固定されており、回転計79からの出力を制御部77に送ることで、サーボモータ70のクローズドループ制御を行うようにしている。
【0045】
このサーボモータ70としてステッピングモータを使用すれば回転計79は不要となり、制御部77からの指示に基づくオープンループ制御が可能となることは言うまでもない。
【0046】
次に、図5(b)のタイムテーブルは、横軸に時間軸をまた縦軸にサーボモータ70により駆動される研磨テーブル6の回転速度と、ステッピングモータ22の通電により印加される押圧力をとり、回転速度曲線Aを破線で、また押圧力曲線Bを実線で示している。
【0047】
また、回転速度曲線Aの傾斜角度は加速度として示されおり、押圧力曲線Bの傾斜角度は加速度で示されており、時間経過とともに図示のように増減するように設定されている。
【0048】
より詳しくは、最初の研磨段階では各曲線A、Bはゼロから略リニアに上昇され、最初の研磨が終了すると各曲線A、Bは図示のように平坦になり、終わりに近づくと、各曲線A、Bは図示のようになだらかに下降して、仕上研磨に備え、仕上研磨において終了時間になるまで各曲線A、Bは図示のように降下されて、終了時間となると回転速度と押圧力とがゼロになる。
【0049】
以上説明したタイムテーブルに基づく研磨を行うことで、無人の自動運転が可能となる。さらに、上記のように最大で6個の光ファイバーコネクタ1を同時に研磨する場合に、研磨量のばらつきに起因する損傷を防止できることになる。
【0050】
このように、各曲線A、Bを設定する理由について以下に述べる。
【0051】
図6は、光ファイバーコネクタ1を保持した治具40を研磨テーブル6の上に置いた様子を示した図であって、(a)は研磨前を示し、(b)は研磨終了後の様子を示している。
【0052】
図6(a)に示すように、研磨前はフェルールと光ファイバーの被研磨面となる端部83aは一定していない。つまり、図示のように1つの光ファイバーコネクタ1が研磨テーブル6の研磨面6aに対して当接した状態において、他の光ファイバーコネクタ1の端部83aが研磨テーブル6の研磨面6aから隙間G分離れている場合がある。また、端部83aの形状も傾斜または円形になっているなど様々である。
【0053】
したがって、この初期状態から、たとえ小さい押圧力と回転速度であっても、いきなり研磨を行うと、研磨テーブル6の研磨面6aに対して当接した状態になっている状態の光ファイバーコネクタ1に対してのみに集中的な研磨が行われることなる。このために、最悪の場合には破損させてしまうことになる。このために、従来は作業員の経験から、手動操作により押圧力と回転速度を次第に増加させて研磨を行うようにして、最終的に、図6(b)に示されるように全ての端部83aが揃うようにする研磨を行うようにしていた。したがって、作業者は、研磨装置による初期段階から終了段階までは、研磨装置から離れることはできず、他の作業をできないとされていた。
【0054】
しかし、本実施形態による研磨装置によれば、初期段階から終了段階まで自動運転できるので、図7、図8の動作説明のフローチャートに基づき説明する。
【0055】
図7は、研磨を行う下準備までの動作説明のフローチャートである。先ず、下準備が開始され、電源への接続等を作業者が終えると、ステップS1で治具40の対向位置に少なくとも4個または最大で6個の光ファイバーコネクタ1を保持する。これに続き、一対のレバー部材を把持して、押圧ユニットを上方に移動させた後に、ステップS3において治具40を研磨テーブル6上にセットし、続いて、ステップS4で押圧ユニットの第2押圧部材10を降下させることで、図1に図示のようにする。
【0056】
次に、操作パネル71から押圧力、回転速度の設定が行われることで、タイムテーブルが自動選択される。これに続き、操作パネル71の所定のスイッチが押圧されることで、ステップS7に進みステッピングモータ22への通電が行われることで、ブロック25が降下され、ブロック25に固定された遮蔽板34によるセンサ35での検出がステップS8で行われる。そして、ステップS9でセンサ35がオンされたことが検出されたか否かの判断がされて、オンであると判断されるとステップS10に進みステッピングモータ22への通電が一旦停止される。以上で、押圧準備が整う。
【0057】
次に、図8の押圧研磨のための動作説明のフローチャートにおいて、ステップS11において、研磨テーブルを駆動するサーボモータ70の起動が行われて、図5(b)に示す曲線Aによる回転が開始される。続いて、ステップS12において、ステッピングモータ22への通電により、図5(b)に示す曲線Bによる押圧力の印加が開始されて、ステップS13で所定ステップの通電により、所定時間経過毎の判断が行われる。この結果、ステップS14において、圧縮コイルバネ28が圧縮される状態となることで押圧力が治具に印加される。そして、仕上研磨になるとステップS15でステッピングモータ22の通電が停止されて研磨を終了する。
【0058】
この後に、ステッピングモータ22への通電が行われ、オーバーハング部20が上昇されることで、治具40の取り出しを可能な状態にして自動停止し、アラームで作業者に仕上研磨まで終了したことを知らせる。これに続き、作業者は治具40の取り出しを行い、研磨された光ファイバーコネクタを取り外すことで作業を終了する。
【0059】
以上のように、センサ35を通過する遮蔽板34で初期位置を検出した後に、タイムテーブルに従ってステッピングモータ22を制御することで、直接押圧力を測定しなくとも非接触センサにより好適な押圧力による研磨が実現でき、圧力センサを不要にできることとなる。すなわち、圧力センサは衝撃力に弱く簡単に破損するため、作業者により操作される押圧ユニットが、研磨位置から冶具交換のための退避位置に急激に移動されるように操作されても、圧力センサを破損することがなくなる。このために、特に治具の交換作業時における耐久性を大幅に向上することができる。
【0060】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る研磨装置について説明する。本実施形態では、圧力センサを用いて光ファイバーコネクタ1に対する押圧力を計測するが、その破損を防止する仕組みを提供するものである。
【0061】
図9は、第2実施形態の研磨装置の一部を破断して側面側から見た概略構成図である。本図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、第1のレバー部材15は、当接部材234の一端を回動自在して設けている。また、当接部材234の底面には、圧力センサ235が設けられている。この圧力センサ235は、上記の第2押圧部材10から延設された部材239上に固定されている。
【0062】
当接部材234の当接面234aは、押圧ユニットの押圧方向が鉛直方向であるのに対して、第1押圧部材であるロック部材30が押圧位置から退避位置へ回動し易いように、水平面よりも下降するように角度θ2傾斜している。
【0063】
図10は、治具40の交換のために押圧ユニットを移動する様子を示した動作説明図であって、(a)は、最初の段階を、また(b)は待機位置に移動した様子を示した図において、既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、先ず、図10(a)において、図1に図示の状態において所定の研磨加工が終了し、治具40を交換するために、操作パネル71のスイッチが押されると、ステッピングモータ22への通電により、オーバーハング部20が上方に移動され、停止される。
【0064】
これに続き、先ず第2のレバー部材17と第1のレバー部材15を図示のように把持することで、第2のレバー部材17の形状部17aが矢印方向に回動されることになり、上記のように当接していたローラ31が矢印方向に移動される結果、ロック部材30の中心軸CL2が加圧軸10の中心軸CL1の外側に外れた状態になる。
【0065】
これに続き、図10(b)に図示のようにそのまま把持状態を維持して上方に移動する。すると、ロック部材30の端部で回転自在に設けられたローラ31がトーションバネ32の付勢力に抗して第1のレバー部材15上を回転しつつ移動されるが、このとき当接部材234の当接面234aは傾斜しているので、ロック部材30は無理なく移動できるようになるために、圧力センサ235に対して衝撃力が作用しなくなる。また、このように上方に移動するときに、途中で把持状態を解除しても、上記のトルクリミッタ13により自重落下を防止できる。以上のように上方に移動させると、図示のようにブロック25の係止軸33に対して第2のレバー部材17の係止部17bとが係止可能な位置となる。
【0066】
この後に、治具交換のために、第2のレバー部材17の把持を解除すると、係止部17bが係止軸33に対して係止される状態になる。以上で、加圧軸10は待機位置で保持されることになり、治具40の交換作業を行なえる。
【0067】
また、治具40を交換した後に、図10(b)に図示のように把持し、そのまま下方に移動して加圧軸10の先端を治具40のピボット軸受に対して挿入し、図10(a)に図示の状態から、図1に図示のようにする。以上のようにすることで、治具の交換作業を熟練者のみならず誰でも簡単に行なうことができる。
【0068】
なお、本実施形態では、単に圧力センサ235の破損を防止するのみならず、光ファイバーコネクタ1の交換作業時において、操作性を向上するという利点も有する。従って、上述した第1実施形態の構成において、当接部材15aの当接面(上面)を、この第2実施形態の当接部材234の当接面234aのように傾斜する構成も採用することができる。また、ここまで、被研磨物として光ファイバーコネクタを用いた例について説明したが、光学素子や、半導体ウェファー等の研磨にも治具40を交換することで、適宜可能であることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、センサ類の損傷を防止することのできる研磨装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の研磨装置の要部を破断して示した概略構成図である。
【図2】(a)は、図1の研磨装置の部分拡大図、(b)はセンサとアクチエータの外観斜視図である。
【図3】治具交換の様子を示した図である。
【図4】治具40の一部を示した外観斜視図である。
【図5】(a)は研磨装置のブロック図、(b)は、(a)のブロック図の制御部に接続された記憶部のタイムテーブルの保存内容を示した図である。
【図6】光ファイバーコネクタ1を保持した治具40を研磨テーブル6の上に置いた様子を示した図であって、(a)は研磨前を示し、(b)は研磨終了後の様子を示している。
【図7】研磨を行う下準備までの動作説明のフローチャートである。
【図8】研磨装置の研磨動作説明のフローチャートである。
【図9】第2実施形態の研磨装置の一部を示した概略構成図である。
【図10】治具40の交換のために押圧ユニットを上方に移動する様子を示した動作説明図であって、(a)は、最初の段階を、また(b)は待機位置に移動した様子を示した図である。
【図11】従来の研磨装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 光ファイバーコネクタ
3 基部
5 研磨装置
6 研磨テーブル
7 副基部
8 リニアガイド
9 支持用基部
10 加圧軸(第2押圧部材)
11 リニアブッシュ
12 回転防止軸体
13 トルクリミッタ
14 ラック
15 第1のレバー部材
16 回動軸
17 第2のレバー部材
18 基部
19 ラック
20 オーバーハング部
21 ギア
22 ステッピングモータ(第2駆動手段)
23 上センサ
24 下センサ
25 ブロック
26 軸体
27 付勢軸
28 圧縮コイルバネ
29 回動軸
30 ロック部材(第1押圧部材)
31 ローラ
32 トーションバネ
33 係止軸
34 遮蔽板
35 センサ
38 フック部
40 治具
41 治具基部
42 溝部材
43 基準部材
44 ピボット軸受
45 把持部
46 バネ板
47 ホルダ部材
48 移動ブロック
49、50 ネジ
60 カバー
70 サーボモータ(第1駆動手段)
71 操作パネル
83a 端部(被研磨面)
234 当接部材
234a 当接面

Claims (6)

  1. 研磨テーブルと、
    前記研磨テーブルを回転駆動する第1駆動手段と、
    被研磨物を前記研磨テーブルへ押圧する押圧ユニットと、
    前記押圧ユニットを駆動する第2駆動手段と、
    前記押圧ユニットの位置を非接触にて検出する検出手段と、を備え、
    前記第2駆動手段は、前記検出手段により検出された移動量に基づいて前記押圧ユニットを駆動することを特徴とする研磨装置。
  2. 更に、
    前記被研磨物を支持する治具を備え、
    前記押圧ユニットは、前記治具を介して、前記被研磨物を前記研磨テーブルへ押圧することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記押圧ユニットは、
    押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で回動可能に設けられた第1押圧部材と、
    前記第1押圧部材と前記治具との間に設けられ、押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で、押圧方向に移動可能に設けられた第2押圧部材と、を含み、
    前記第2押圧部材は、
    前記第1押圧部材の端部が当接し、前記第1押圧部材からの押圧力が付勢されると共に、前記第1押圧部材の回動を案内する当接面を有する当接部材を有し、
    前記当接面が、傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の研磨装置。
  4. 研磨テーブルと、
    前記研磨テーブルを回転駆動する第1駆動手段と、
    被研磨物を支持する治具と、
    前記治具を介して、前記被研磨物を前記研磨テーブルへ押圧する押圧ユニットと、
    前記押圧ユニットによる押圧量を検出する圧力センサと、
    前記圧力センサにより検出された押圧量に基づいて、前記押圧ユニットを駆動する第2駆動手段と、を備え、
    前記押圧ユニットは、
    押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で回動可能に設けられた第1押圧部材と、
    前記第1押圧部材と前記治具との間に設けられ、押圧位置と前記被研磨物を交換するための退避位置との間で、押圧方向に移動可能に設けられた第2押圧部材と、を含み、
    前記第2押圧部材は、
    前記第1押圧部材の端部が当接し、前記第1押圧部材からの押圧力が付勢されると共に、前記第1押圧部材の回動を案内する当接面を有する当接部材を有し、
    前記圧力センサは、前記当接部材に押圧されるように配置されており、
    前記当接面が、傾斜していることを特徴とする研磨装置。
  5. 前記当接面は、
    前記第2押圧部材を前記退避位置へ移動する場合に、前記第1押圧部材が前記押圧位置から前記退避位置へ回動するように傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の研磨装置。
  6. 前記押圧ユニットの押圧方向が、鉛直方向であり、
    前記当接面は、
    前記第1押圧部材の回動方向のうち、前記押圧位置から前記退避位置へ向かう方向に、水平面よりも下降傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の研磨装置。
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