JP2004008776A - 墜落防止装置の専用吊り治具 - Google Patents
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- JP2004008776A JP2004008776A JP2002206265A JP2002206265A JP2004008776A JP 2004008776 A JP2004008776 A JP 2004008776A JP 2002206265 A JP2002206265 A JP 2002206265A JP 2002206265 A JP2002206265 A JP 2002206265A JP 2004008776 A JP2004008776 A JP 2004008776A
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Abstract
【課題】立坑昇降時装着使用する墜落防止装置(6)が昇降時障害となったり、回転フック(8)の収納時も昇降階段(11)や昇降サークル(7)へ衝突、途中引っ掛かり昇降サークル(7)が外れる危険があった。又、単管支柱が振動により不安定になったり重機で引っ掛けたりした。
【解決手段】支柱(4)を折曲し吊持位置を昇降サークル(7)中心のより高い位置に定着でき、固定ベース(2)で支柱(4)を回動自在に軸支可能となり、昇降口の左右どちらにも固定ベース(2)を係止出来る事を特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】支柱(4)を折曲し吊持位置を昇降サークル(7)中心のより高い位置に定着でき、固定ベース(2)で支柱(4)を回動自在に軸支可能となり、昇降口の左右どちらにも固定ベース(2)を係止出来る事を特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立坑昇降時における墜落災害を防止する装置を障害とならない位置に吊持するための設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の墜落防止装置は昇降用の手摺りに定着させたり、ライナープレート(1)の外面へ単管にて門形に組立て吊持場を設け定着させていた。坑内へ入坑する際は、墜落防止装置(6)の回転フック(8)を引き作業者が身に付けている安全帯(9)と接合させ、万一昇降時に足を踏み外しても墜落防止装置(6)のワイヤーがロックされ下まで落下しないよう予防していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の従来技術によれば、墜落防止装置(6)が昇降用手摺(10)に定着してあるため位置が低く、昇降時に肩やヘルメットにぶつかる障害や、墜落防止装置(6)の定着位置が昇降サークル(7)の外側に位置しているため、降下後の回転フック収納時に回転フック(8)が昇降階段(11)や昇降サークル(7)に衝突したり、途中引っ掛かり昇降サークル(7)が外れる障害があった。又、周辺重機の振動により地山が緩み単管支柱が不安定になってしまったり、ライナープレートの外面へ突設しているため重機で引っ掛ける不都合があった。
そこでこの発明は、墜落防止装置(6)を昇降サークル(7)内の中心上部へ定着可能とする事により、昇降時における障害を回避し、降下後の回転フック(8)収納時も昇降階段(11)や昇降サークル(7)への衝突や引っ掛かりを防ぐ事が出来る。又、固定ベース(2)から支柱(4)は簡単に着脱可能なため、昇降作業の必要のない時は取外しが容易に出来る設備を提供する事を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、支柱(4)を折曲し吊持位置を昇降サークル(7)の中心のより高い位置に定着でき、固定ベース(2)で支柱(4)を回動自在に軸支可能とし、昇降口の左右どちらにも固定ベース(2)を係止出来る特徴をもつ墜落防止装置の専用吊り治具である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本案の実施の形態について説明する。
(イ) ライナープレート(1)へ固定ベース(2)を上下方向着脱自在に係止する。
(ロ) ライナープレート組立ボルト孔(3)と固定ベースボルト孔(12)を組立ボルトにて係止するが、ライナープレート(1)と固定ベース(2)は歯合されている。
(ハ) 固定ベース(2)で支柱(4)を回動自在に軸支する。
(ニ) 挿通孔(13)と、位置決め部材(14)を係合させ固定ピン(5)を挿通し固定する。
(ホ) 挿通孔(13)は左右両側へ設けてあるため、固定ベース(2)は昇降口の左右どちらへ係止しても可能となる。
(ヘ) 支柱(4)の端面に墜落防止装置(6)を吊持し、ライナープレート(1)の内側の昇降サークル(7)内中心上部へ定着する。
【0006】
【発明の効果】墜落防止装置の専用吊り治具の発明によれば、次の効果が得られる。
1.墜落防止装置(6)を昇降サークル(7)内中心上部に定着可能となり、
昇降時に肩やヘルメットにぶつかる障害が回避できる。
2.昇降階段降下後の回転フック収納時、回転フック(8)が昇降階段(11)や昇降サークル(7)に衝突したり、途中の引っ掛かりや昇降サークル(7)が外れる障害を防ぐ事ができる。
3.回転フック(8)の衝突が無くなり、回転フック(8)、昇降階段(11)、昇降サークル(7)の機具損傷防止となる。
4.固定ベース(2)と支柱(4)は簡単に着脱可能なため、昇降作業の必要の無い時は取外しが容易に出来、重機による引っ掛け損傷の防止となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の固定ベースの斜視図である。
【図3】本発明に墜落防止装置を吊持した斜視図である。
【図4】本発明の固定ベースを係止、支柱を固定した斜視図である。
【図5】本発明の側面図である。
【図6】本発明の正面図である。
【図7】本発明の固定ベースの上面図である。
【符号の説明】
1ライナープレート 2固定ベース 3ライナープレート組立ボルト孔
4支柱 5固定ピン 6墜落防止装置 7昇降サークル
8回転フック 9安全帯 10昇降用手摺 11昇降階段
12固定ベースボルト孔 13挿通孔 14位置決め部材
【発明の属する技術分野】この発明は、立坑昇降時における墜落災害を防止する装置を障害とならない位置に吊持するための設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の墜落防止装置は昇降用の手摺りに定着させたり、ライナープレート(1)の外面へ単管にて門形に組立て吊持場を設け定着させていた。坑内へ入坑する際は、墜落防止装置(6)の回転フック(8)を引き作業者が身に付けている安全帯(9)と接合させ、万一昇降時に足を踏み外しても墜落防止装置(6)のワイヤーがロックされ下まで落下しないよう予防していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の従来技術によれば、墜落防止装置(6)が昇降用手摺(10)に定着してあるため位置が低く、昇降時に肩やヘルメットにぶつかる障害や、墜落防止装置(6)の定着位置が昇降サークル(7)の外側に位置しているため、降下後の回転フック収納時に回転フック(8)が昇降階段(11)や昇降サークル(7)に衝突したり、途中引っ掛かり昇降サークル(7)が外れる障害があった。又、周辺重機の振動により地山が緩み単管支柱が不安定になってしまったり、ライナープレートの外面へ突設しているため重機で引っ掛ける不都合があった。
そこでこの発明は、墜落防止装置(6)を昇降サークル(7)内の中心上部へ定着可能とする事により、昇降時における障害を回避し、降下後の回転フック(8)収納時も昇降階段(11)や昇降サークル(7)への衝突や引っ掛かりを防ぐ事が出来る。又、固定ベース(2)から支柱(4)は簡単に着脱可能なため、昇降作業の必要のない時は取外しが容易に出来る設備を提供する事を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、支柱(4)を折曲し吊持位置を昇降サークル(7)の中心のより高い位置に定着でき、固定ベース(2)で支柱(4)を回動自在に軸支可能とし、昇降口の左右どちらにも固定ベース(2)を係止出来る特徴をもつ墜落防止装置の専用吊り治具である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本案の実施の形態について説明する。
(イ) ライナープレート(1)へ固定ベース(2)を上下方向着脱自在に係止する。
(ロ) ライナープレート組立ボルト孔(3)と固定ベースボルト孔(12)を組立ボルトにて係止するが、ライナープレート(1)と固定ベース(2)は歯合されている。
(ハ) 固定ベース(2)で支柱(4)を回動自在に軸支する。
(ニ) 挿通孔(13)と、位置決め部材(14)を係合させ固定ピン(5)を挿通し固定する。
(ホ) 挿通孔(13)は左右両側へ設けてあるため、固定ベース(2)は昇降口の左右どちらへ係止しても可能となる。
(ヘ) 支柱(4)の端面に墜落防止装置(6)を吊持し、ライナープレート(1)の内側の昇降サークル(7)内中心上部へ定着する。
【0006】
【発明の効果】墜落防止装置の専用吊り治具の発明によれば、次の効果が得られる。
1.墜落防止装置(6)を昇降サークル(7)内中心上部に定着可能となり、
昇降時に肩やヘルメットにぶつかる障害が回避できる。
2.昇降階段降下後の回転フック収納時、回転フック(8)が昇降階段(11)や昇降サークル(7)に衝突したり、途中の引っ掛かりや昇降サークル(7)が外れる障害を防ぐ事ができる。
3.回転フック(8)の衝突が無くなり、回転フック(8)、昇降階段(11)、昇降サークル(7)の機具損傷防止となる。
4.固定ベース(2)と支柱(4)は簡単に着脱可能なため、昇降作業の必要の無い時は取外しが容易に出来、重機による引っ掛け損傷の防止となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の固定ベースの斜視図である。
【図3】本発明に墜落防止装置を吊持した斜視図である。
【図4】本発明の固定ベースを係止、支柱を固定した斜視図である。
【図5】本発明の側面図である。
【図6】本発明の正面図である。
【図7】本発明の固定ベースの上面図である。
【符号の説明】
1ライナープレート 2固定ベース 3ライナープレート組立ボルト孔
4支柱 5固定ピン 6墜落防止装置 7昇降サークル
8回転フック 9安全帯 10昇降用手摺 11昇降階段
12固定ベースボルト孔 13挿通孔 14位置決め部材
Claims (1)
- ライナープレート(1)へ固定ベース(2)を上下方向着脱自在にライナープレート組立ボルト孔(3)へ係止し、固定ベース(2)に支柱(4)が回動自在に軸支し、固定ピン(5)の挿通により位置決めの固定が可能である。支柱(4)の端面に墜落防止装置(6)を吊持し、ライナープレート(1)の内側の昇降サークル(7)内上部へ定着できる墜落防止装置の専用吊り治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206265A JP2004008776A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 墜落防止装置の専用吊り治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206265A JP2004008776A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 墜落防止装置の専用吊り治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004008776A true JP2004008776A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30437447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002206265A Pending JP2004008776A (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | 墜落防止装置の専用吊り治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004008776A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008231875A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Alinco Inc | マンホール落下養生枠 |
JP2009121129A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Daika Sangyo Kk | 墜落阻止装置用取付部材 |
JP2010095972A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Kyuken:Kk | ライナープレート用転落防止柵取付け具 |
JP2011254875A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 安全ブロック取付治具と、安全ブロック取付治具と手摺治具のセット |
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US8191680B2 (en) | 2002-10-11 | 2012-06-05 | Standfast Holdings Llc | Support assembly |
CN104032971A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-10 | 铜陵有色建安钢构有限责任公司 | 钢梁人行防护装置 |
KR200489266Y1 (ko) * | 2018-04-27 | 2019-05-23 | 김수학 | 밸브실 개폐용 체인블록 장착대 |
CN114159708A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-11 | 北京国联政通通信科技有限公司 | 带防坠落装置的通信塔 |
CN114562098A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-05-31 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种土建施工用具有防护装置的施工平台 |
-
2002
- 2002-06-11 JP JP2002206265A patent/JP2004008776A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8191680B2 (en) | 2002-10-11 | 2012-06-05 | Standfast Holdings Llc | Support assembly |
JP4668941B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2011-04-13 | アルインコ株式会社 | マンホール落下養生枠 |
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CN104032971A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-10 | 铜陵有色建安钢构有限责任公司 | 钢梁人行防护装置 |
CN104032971B (zh) * | 2014-06-23 | 2016-01-27 | 铜陵有色建安钢构有限责任公司 | 钢梁人行防护装置 |
KR200489266Y1 (ko) * | 2018-04-27 | 2019-05-23 | 김수학 | 밸브실 개폐용 체인블록 장착대 |
CN114159708A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-11 | 北京国联政通通信科技有限公司 | 带防坠落装置的通信塔 |
CN114159708B (zh) * | 2021-12-16 | 2022-09-27 | 纪志明 | 带防坠落装置的通信塔 |
CN114562098A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-05-31 | 中国化学工程第三建设有限公司 | 一种土建施工用具有防护装置的施工平台 |
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