JP2004008399A - 家具用棚板部材及び棚家具 - Google Patents

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川野 忠芳
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Abstract

【課題】改良されたガラス板を主体とする家具用棚板部材及び該棚板部材を用いた棚家具を提供する。
【解決手段】この家具用棚板部材では、ガラス棚板本体2と、その裏面の一部又は全面に接着された薄手の突き板3と、該突き板3の裏面に一体に接着された薄紙よりなる保護紙4とを、断面層状に有し、上方からの光が下方に透過するように、透光性若しくは半透光性を有している。従って、この棚板部材を用いた棚家具では、光源からの光が下方に透過し、ガラス棚板本体2の下方空間が暗くならない。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板を主体とする家具用棚板部材及び該棚板部材を用いた飾り棚等の棚家具に関するものである。本発明の棚家具は、飾り棚の他、本棚や食器棚等の各種の戸棚或いは棚に適応される。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス棚板が、飾り棚等各種の棚家具に用いられている。
このようなガラス棚板は、その透明性により美観を向上させ、また、上面の水拭き等の清掃も容易で、清潔感もある。さらに、ガラス棚板の下方に光が透ることから、棚家具の下方空間が暗くならないという利点もある。ところが、反面、木製の棚板のような温もりに欠け、冷たい印象を与えることは避けられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来のガラス棚板の特性に鑑み、その機能をさらに向上させた、改良されたガラス板を主体とする家具用棚板部材及び該棚板部材を用いた棚家具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の目的を達成するための手段を、実施の形態に相当する図面を参照して説明する。
すなわち、図1乃至図3の実施の形態に示すように、本発明の家具用棚板部材1は、ガラス棚板本体2と、その裏面の一部又は全面に接着された薄手の突き板3と、該突き板3の裏面に一体に接着された薄紙よりなる保護紙4とを、断面層状に有することを特徴としている。
【0005】
上記の棚板部材1は、上方からの光が下方に透過するように、透光性若しくは半透光性の構造である。突き板3の接着部では、光源からの光線が突き板3を透して透過する半透過構造であり、突き板3が接着されていないガラス棚板本体2の部分は、全透過構造とされている。
【0006】
また、図4乃至図6の実施の形態に示すように、上記の家具用棚板部材1を用いた本発明の棚家具は、上下複数段に棚板を有する棚家具101A、101B、101Cにおいて、その棚板の少なくとも一部は、ガラス棚板本体2の裏面の一部又は全面に薄手の突き板3を接着し、該突き板3の裏面に薄紙よりなる保護紙4を一体に接着してなる複合棚板部材1により形成したことを特徴としている。
【0007】
上記の棚家具において、上記複合棚板部材1の上方の棚家具内に光源106を設け(図4参照)、該光源106からの光が複合棚板部材1を透して、棚家具の下方空間に透光若しくは半透光状態で透過する構造とすることができる。
【0008】
上記の棚板部材1又は該棚板部材1を用いた棚家具によれば、ガラス板の清潔感と突き板3による木目模様の透視による木の温もり感とを兼ね備えることができ、棚板部材の上面は、ガラス面であるところから清掃も容易であり、清潔感が得られる。また、ガラス棚板本体2に突き板3を接着した構造であると、突き板3がひび割れしたり剥離したりする危険あるが、突き板3の裏面が保護紙4により保護されており、突き板3のひび割れや剥離の危険がない。
【0009】
さらに、上記の棚板部材1は、上方からの光が下方に透過するように、透光性若しくは半透光性の構造であって、突き板3の接着部では、光源からの光線が突き板3を透して透過する半透過構造であり、突き板3が接着されていないガラス棚板本体2の部分は、全透過構造とされているところから、木製棚板と同様の温もり感が得られ、しかも、棚家具における棚板部材1の下方空間が暗くならない。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係る棚板部材1を示す。
この家具用棚板部材1は、ガラス棚板本体2と、その裏面の一部又は全面に接着された薄手の突き板3と、該突き板3の裏面に一体に接着された薄紙よりなる保護紙4とを、断面層状に有している。
【0011】
突き板3は、銘木を半透明状態に薄く(略0.2mm厚さに)削ったもので、実施例としては、北米産のホワイトアッシュ材の中で、最も美しい木目(シラタ)部分を使用する。この突き板3の裏面に和紙よりなる保護紙4を接着剤で貼り付ける。さらに、突き板3の表面に両面接着テープ5を貼り付ける。両面接着テープ5としては、無色透明のアクリル系のテープを用いることが望ましい。
【0012】
このようにして形成した三層構造の突き板3を、所望のデザインにカットして加工する。このような突き板3から両面接着テープ5の剥離紙5aを剥離し、ガラス棚板本体2の裏面に接着させる。この時、ローラーを用いて加圧しながら接着する。
【0013】
突き板3のデザインは、ガラス棚板本体2の裏面の全面に貼り付けるラミネート形状とすることができる。また、図3のA,Bに示すように、ガラス棚板本体2の裏面の一部に貼り付ける部分接着形状とすることができる。図3のAの形態では、矩形のガラス棚板本体2の中間部に左右に連続した状態で帯状の突き板3を接着している。図3のBでは、台形のガラス棚板本体2の後半部に、半円形状の突き板3を接着している。突き板3は、ガラス棚板本体2の離れた部分に、部分的に設けても良い。
【0014】
上記の棚板部材1は、上方からの光が下方に透過するように、透光性若しくは半透光性の構造である。突き板3の接着部では、光源からの光線が突き板3を透して透過する半透過構造であり、突き板3が接着されていないガラス棚板本体2の部分は、全透過構造とされている。
【0015】
図4乃至図6は、本発明の実施の形態に係る棚家具を示す。
図4の棚家具101Aは、二つ折りの衝立式飾り棚である。この棚家具101Aは、左右の枠形衝立部102、102が、その対向縦縁を蝶番103により開閉自在に結合される。衝立部102は、矩形外周枠内の上下に多段に横桟104が設けられた構造である。左右の衝立部102、102の上端部には略三角形状若しくは略台形状の天板105が着脱自在に設けられている。天板105の下面には、スポットライトなどの光源106が設けられている。衝立部102、102が略V形など所定角度で開いた状態で、天板105の底面の左右に形成した溝105aが、衝立部102、102の上端部の横桟104に嵌合している。中間部の左右の横桟104には、上記棚板部材1が載置されている。またこの棚板部材1の上下の左右の横桟104には、通常のガラス棚板107が載置されている。
【0016】
上記の棚家具101Aによれば、光源106からの光が棚板部材1を透過若しくは半透過し、下方が暗くなるということはない。
また、天板105を外し、左右の衝立部102、102を偏平に折り畳むことにより、コンパクトに収納又は運搬される。上記の棚家具101Aは、ノックダウン式のコーナーラックとして機能する。
【0017】
図5の棚家具101Bは、飾り棚若しくは本棚などの戸棚であり、中間部に上記本発明にかかる棚板部材1が設けられる。
【0018】
図6の棚家具101Cは、オープンタイプの棚であり、前後左右の支柱108間に、上下多段に横桟104が渡設され、中間左右の横桟104間に、本発明にかかる棚板部材1が設けられる。
【0019】
上記、図5及び図6の実施の形態において、図4の実施の形態と共通する構成部分には、共通する参照符号を付して、その詳細な説明は省略した。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る棚板部材又は該棚板部材を用いた棚家具によれば、ガラス板の清潔感と突き板の木目模様の透視による木の温もり感とを兼ね備えることができ、棚板部材の上面は、ガラス面であるところから清掃も容易であり、清潔感が得られ、その用途と機能を拡大することできる。
【0021】
突き板の裏面には、薄手の和紙よりなる保護紙が接着されることから、突き板が保護され、ひび割れや剥離が生じることがない。また、棚板部材底面の突き板の保護紙が、棚板部材が載置される横桟又は棚受ダボに当接することにより、滑り止めとなり、安全性の点でも改良されている。
【0022】
さらに、本発明の棚板部材は、上方からの光が下方に透過するように、透光性若しくは半透光性の構造であって、突き板の接着部では、光源からの光線が突き板を透して透過する半透過構造であり、突き板が接着されていないガラス棚板本体の部分は、全透過構造とされているところから、木製棚板と同様の温もり感が得られ、しかも、棚家具における棚板部材の下方空間が暗くならない。従って、棚板部材の下方空間からの物品の出し入れに支障がないという実用上優れた効果がある。
【0023】
本発明に係る棚家具において、上部の天板下部に光源を設け、その下方に上記棚板部材を配置させることにより、棚家具における棚板部材の下方空間が暗くならず、飾り棚としての機能をより高度に発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る棚板部材の断面図である。
【図2】同棚板部材の分解断面図である。
【図3】同棚板部材の平面図である。
【図4】本発明に係る棚家具の平面図(A)、正面図(B)、天板の裏面図(C)である。
【図5】同他の実施の形態に係る棚家具の正面図である。
【図6】同他の実施の形態に係る棚家具の平面図(A)、正面図(B)である。
【符号の説明】
1 棚板部材、2 棚板本体、3 突き板、4 保護紙、5 両面接着テープ、5a 剥離紙、
101A,101B,101C 棚家具,102 衝立部、103 蝶番、
104 横桟、105 天板、105a 溝、106 光源、107 ガラス棚板、108  支柱

Claims (5)

  1. ガラス棚板本体と、その裏面の一部又は全面に接着された薄手の突き板と、該突き板の裏面に一体に接着された薄紙よりなる保護紙とを有することを特徴とする家具用棚板部材。
  2. 前記棚板部材は、上方からの光が下方に透過するように、透光性若しくは半透光性の構造であることを特徴とする請求項1記載の家具用棚板部材。
  3. 上下複数段に棚板を有する棚家具において、その棚板の少なくとも一部は、ガラス棚板本体の裏面の一部又は全面に突き板を接着し、該突き板の裏面に薄紙よりなる保護紙を一体に接着してなる棚板部材により形成したことを特徴とする棚家具。
  4. 請求項3記載の棚家具において、前記棚板部材の上方に光源を有し、該光源からの光が棚板部材を透して、その下方に透光若しくは半透光状態で透過することを特徴とする棚家具。
  5. 左右の衝立部が、その対向縦縁が連結された状態で内外方向に開閉自在であり、上端部には着脱自在として天板が設けられ、左右の衝立部間には上下複数段に棚板が着脱自在に設けられた棚家具であって、前記天板の下面には光源が設けられ、前記複数段の棚板の少なくとも一部は、ガラス棚板本体と、その裏面の一部又は全面に接着された薄手の突き板と、該突き板の裏面に一体に接着された薄紙よりなる保護紙とを有する透光性若しくは半透光性の棚板部材により形成され、前記光源からの光が前記棚板部材を透して、その下方に透光若しくは半透光状態で透過することを特徴とする棚家具。
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JP2021025214A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 積水ハウス株式会社 寝室構造および間仕切り家具
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