JP2004006001A - ディスクのオートチェンジャ - Google Patents
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Abstract
【構成】ディスクを配列して複数枚収納するディスク収納部と、ピックアップ及びターンテーブル等を備えるディスクプレーヤと、ディスク収納部からディスクプレーヤにディスクを搬送することが可能なディスク搬送機構と、を備えてなるディスクのオートチェンジャであって、ディスク搬送機構はディスクの外周縁に当接し、回動可能な一対の第1の回動アームと第2の回動アームとを少なくとも備え、第1の回動アームはディスク収納部からディスクを搬出し、ディスクのディスク収納部からの搬出開始後、第2の回動アームにディスクが当接するようにディスクを搬送する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複数枚のディスクを収納するとともに選択されたディスクを再生するディスクのオートチェンジャに関する。
【0002】
【従来の技術】
複数枚のディスクを収納しこれらのディスクから任意の1枚を選択して再生するオートチェンジャが知られている。特に数十枚程度のディスクを収納するタイプとしては、ディスクを垂直な状態で水平方向に配列して収納するようにしたオートチェンジャが知られている。
【0003】
図17はこの種のオートチェンジャ装置を示すものである。図において300はディスク収納部であり、複数枚のディスク310が垂直に起立した状態で水平方向(図中の矢印P方向)に配列収納されている。ディスクプレーヤ200は図示しない駆動機構によってディスクの配列方向(図中の矢印P方向)に移動可能とされている。また、ディスクプレーヤ200とディスク収納部300との間でディスクを搬送するディスク搬送アーム220がディスクプレーヤ200に対して一体に設けられている。
【0004】
このディスク搬送アーム220はディスクプレーヤ200に対して支点221を中心として回動自在とされており、図中の矢印Q方向に移動することによってディスクを搬送するものである。また、ディスク搬送アーム220はディスクプレーヤ200の移動中は収納されたディスクの上方に位置しており、ディスクプレーヤ200の移動が妨げられないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなディスク搬送アーム220を有したオートチェンジャ装置は装置全体が大型化するといった問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した問題点を解決したディスクのオートチェンジャを提供することを目的としたものであり、請求項1記載の発明は、ディスクを配列して複数枚収納するディスク収納部と、ピックアップ及びターンテーブル等を備えるディスクプレーヤと、前記ディスク収納部から前記ディスクプレーヤに前記ディスクを搬送することが可能なディスク搬送機構と、を備えてなるディスクのオートチェンジャであって、前記ディスク搬送機構は前記ディスクの外周縁に当接し、回動可能な一対の第1の回動アームと第2の回動アームとを少なくとも備え、前記第1の回動アームは前記ディスク収納部から前記ディスクを搬出し、前記ディスクの前記ディスク収納部からの搬出開始後、前記第2の回動アームに前記ディスクが当接するように前記ディスクを搬送することを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項1記載のディスクのオートチェンジャによれば、ディスク搬送機構を構成する第1の回動アームがディスク収納部からディスクを搬出開始後、第2の回動アームにディスクが当接するようにディスクを搬送するので、装置の大きさを極力抑えることができるディスクのオートチェンジャを実現することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図に基づいて説明する。図1〜図12はいずれも本発明を側面から示したものである。ここで図1〜図6はディスク収納部に収納された大径のディスクをディスクプレーヤに搬送する動作を示すものであり、図7〜図12は小径のディスクを同様にして搬送する動作を示したものである。
【0009】
10はディスク収納部であり、複数枚の大径ディスク1を垂直な状態で水平方向(図中紙面に垂直な方向)に配列して収納するものである。収納された大径ディスク1は仕切り板11によって1枚毎に区画されるとともに、ディスクの下方側の縁が2つのディスク支持部12、13によって支持される状態とされており、ディスク支持部12、13の間には通過孔14が形成されている。この通過孔14は後述する第1の回動アームが通過するための孔である。ここで2つのディスク支持部12、13は、2種類の径のディスクを支持できるような間隔で配置されている。
【0010】
20はディスクプレーヤであり図示しないピックアップ、ターンテーブル等を備えている。このディスクプレーヤ20はガイドシャフト21、図示しない駆動機構などによって大径ディスク1の配列方向(紙面に垂直な方向)に案内駆動されるものであり、その駆動動作によって再生を希望するディスクの選出を行っている。
【0011】
ディスクをディスク収納部10とディスクプレーヤ20との間で搬送するディスク搬送機構は、第1の回動アーム30と第2の回動アーム40とによって構成されている。第1の回動アーム30はその回動支点31を中心として回動可能な状態でディスクプレーヤ20に対して設けられており、回動支点31はディスク収納部10に収納されたディスクよりも下方に位置している。また同様にして第2の回動アーム40はその回動支点41を中心として回動可能にディスクプレーヤ20に対して設けられており、その回動支点41もディスク収納部10に収納されたディスクより下方に位置するように構成されている。
【0012】
次に本発明のディスクのオートチェンジャが大径のディスクを搬送する動作について図1〜図6に基づいて説明する。図1は大径ディスク1がディスク収納部10に収納された状態を示すものである。このとき第1の回動アーム30はディスク収納部10の下方に位置しており、第2の回動アーム40はディスクプレーヤ20側に位置している。ちなみにディスクプレーヤ20を移動させて所望のディスクを選択する動作もこの図1の状態において行われる。
【0013】
この状態からディスクの搬送指令がなされると、まず図2に示すように第2の回動アーム40が大径ディスク1に接近する方向(図中時計周り方向)に回動しついには第2の回動アーム40の先端が大径ディスク1の縁に当接する。尚、この第2の回動アーム40の動作はディスクのサイズ検出も兼ねているものである。これについては後述する。
【0014】
更に、第1の回動アーム30も大径ディスク1に接近する方向に回動し通過孔14を通過した後、図3に示すように大径ディスク1の縁に当接する。このとき大径ディスク1は第1の回動アーム30と第2の回動アーム40とにより挾み込んだ状態とされる。なおここで、ディスクに当接する当接部32は大径ディスクの円周とほぼ同じ曲率をもって湾曲した形状とされている。
【0015】
その後図4に示すように、第1の回動アーム30は同じ方向に回動を続けるが、第2の回動アーム40は逆方向に回動し、大径ディスク1は第1の回動アーム30の当接部32と第2の回動アーム40の当接部42とに挾み込まれるようにされ、この状態のままでディスクプレーヤ20に向かって搬送される。
【0016】
そして、図5に示されるように大径ディスク1がディスクプレーヤ20のディスク再生位置まで搬送されると図示しないターンテーブル及びクランパによって大径ディスク1がクランプされる。このクランプ動作により大径ディスク1がターンテーブルに位置決めされると図6に示すように大径ディスク1は若干上方に移動して第2の回動アーム40から引き離される。さらにこのクランプ動作の直後に第1の回動アーム30は大径ディスク1から離れる方向に回動される。これによりディスクの搬送動作は完了しディスクの再生が可能な状態となる。ちなみに、大径ディスク1をディスク収納部に返却する動作は以上説明したディスク搬送動作を逆に行うものであるので、その説明は省略する。
【0017】
次に本発明のディスクのオートチェンジャが小径のディスクを搬送する動作について図7〜図12に基づいて説明するが、その搬送動作は上述した大径ディスクとほぼ同じようにして行われるものである。
【0018】
図7は小径ディスク2がディスク収納部10に収納された状態を示すものであり、第1の回動アーム30と第2の回動アーム40は図1と同じ位置に待機している。この状態からディスクの搬送指令がなされると、図8に示すように第2の回動アーム40が大径ディスク1に接近する方向(図中時計周り方向)に回動し回動アーム40の先端が小径ディスク2の縁に当接する。このときの第2の回動アーム40は、図2に示した第2の回動アーム40が大径ディスクに対して当接した場合とは異なる回動位置にある。従って、ディスクに当接したときの第2の回動アーム40の位置もしくは回動量を図示しない検知手段で検知することによって、ディスク種別を認識することができる。
【0019】
その後、図10〜図12に示されるように小径ディスク2は第1の回動アーム30と第2の回動アーム40とで挾まれた状態のままディスクプレーヤに向かって搬送されるが、このときの第1の回動アーム30と第2の回動アーム40の間隔は大径ディスクを搬送するときと比べて狭い間隔とする必要がある。そこで第2の回動アーム40の回動駆動を大径ディスクを搬送する場合とは異なるように制御してこれに対応するようにしている。この第2の回動アーム40の駆動制御の切換は上述したディスク種別の検知結果に基づいて行われる。また第1の回動アーム30は大径ディスクを搬送する場合と同じように回動駆動するようにしているので、駆動制御の繁雑化、機構の複雑化を極力抑えることができるので装置の使用感を悪化させる恐れはない。
【0020】
次に本発明の他の実施例について図13〜図16に基づいて説明する。50はディスク収納部であって、複数枚の大径ディスク1を垂直な状態で水平方向に(図中紙面に垂直な方向)に配列して収納するものである。収納された大径ディスク1は複数枚の仕切り板51によって1枚毎に区画されており、さらには第1の回動アーム52によってディスクの下方側の縁を支持される状態とされている。この第1の回動アーム52は収納可能なディスクの枚数分だけ備えられており、仕切り板51の間にそれぞれ1個づつ設けられている。
【0021】
60はディスクプレーヤであって図示しないピックアップ、ターンテーブル等を備えている。このディスクプレーヤ60は図示しない案内駆動機構によって大径ディスク1の配列方向(紙面に垂直な方向)に案内駆動されるものである。またディスクプレーヤ60には、第2の回動アーム61が設けられているとともに、第1の回動アーム52と第2の回動アーム61を駆動する移動部材62が備えられている。
【0022】
図13は大径ディスク1がディスク収納部50に収納された状態を示しており、このとき大径ディスク1は第1の回動アーム30に支持された状態で収納されている。この状態からディスクの搬送指令がなされると移動部材62が移動し第1の回動アーム51の突起部53を押圧することによって第1の回動アーム51が回動する。これにより大径ディスク1は収納位置から移動し図14に示されるように第1の回動アーム52と第2の回動アーム61がディスクを挾み込む状態となる。
【0023】
この状態からさらに移動部材62が移動すると、第1の回動アーム52とともに第2の回動アームも移動部材によって回動され、図15、図16に示されるように大径ディスク1は第1の回動アーム52と第2の回動アーム61に挾まれた状態のままディスクプレーヤ60に搬送される。なお、ディスクの返却は以上の逆の動作によって行われる。
【0024】
本実施例によれば、第1の回動アーム52をディスクプレーヤ60とは別体に設けたため、ディスクプレーヤ60が軽量となり、希望するディスクを選出する際のディスクプレーヤの移動がスムーズに行われるという利点が有る。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の請求項1記載のディスクのオートチェンジャによれば、ディスク搬送機構を構成する第1の回動アームがディスク収納部からディスクを搬出開始後、第2の回動アームにディスクが当接するようにディスクを搬送するので、装置の大きさを極力抑えることができるディスクのオートチェンジャを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクのオートチェンジャの大径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図2】本発明に係るディスクのオートチェンジャの大径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図3】本発明に係るディスクのオートチェンジャの大径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図4】本発明に係るディスクのオートチェンジャの大径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図5】本発明に係るディスクのオートチェンジャの大径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図6】本発明に係るディスクのオートチェンジャの大径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図7】本発明に係るディスクのオートチェンジャの小径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図8】本発明に係るディスクのオートチェンジャの小径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図9】本発明に係るディスクのオートチェンジャの小径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図10】本発明に係るディスクのオートチェンジャの小径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図11】本発明に係るディスクのオートチェンジャの小径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図12】本発明に係るディスクのオートチェンジャの小径ディスクを搬送する動作を示す図。
【図13】本発明に係るディスクのオートチェンジャの他の実施態様を示す図。
【図14】本発明に係るディスクのオートチェンジャの他の実施態様を示す図。
【図15】本発明に係るディスクのオートチェンジャの他の実施態様を示す図。
【図16】本発明に係るディスクのオートチェンジャの他の実施態様を示す図。
【図17】従来のディスクのオートチェンジャの一例を示す図
【符号の説明】
1・・・・・大径ディスク
2・・・・・小径ディスク
10・・・・ディスク収納部
20・・・・ディスクプレーヤ
30・・・・第1の回動アーム
40・・・・第2の回動アーム
50・・・・ディスク収納部
52・・・・第1の回動アーム
60・・・・ディスクプレーヤ
61・・・・第2の回動アーム
Claims (1)
- ディスクを配列して複数枚収納するディスク収納部と、ピックアップ及びターンテーブル等を備えるディスクプレーヤと、前記ディスク収納部から前記ディスクプレーヤに前記ディスクを搬送することが可能なディスク搬送機構と、を備えてなるディスクのオートチェンジャであって、
前記ディスク搬送機構は前記ディスクの外周縁に当接し、回動可能な一対の第1の回動アームと第2の回動アームとを少なくとも備え、前記第1の回動アームは前記ディスク収納部から前記ディスクを搬出し、前記ディスクの前記ディスク収納部からの搬出開始後、前記第2の回動アームに前記ディスクが当接するように前記ディスクを搬送することを特徴とするディスクのオートチャンジャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003165711A JP2004006001A (ja) | 2003-06-10 | 2003-06-10 | ディスクのオートチェンジャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003165711A JP2004006001A (ja) | 2003-06-10 | 2003-06-10 | ディスクのオートチェンジャ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001252079A Division JP3527221B2 (ja) | 2001-08-22 | 2001-08-22 | ディスクのオートチェンジャ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004006001A true JP2004006001A (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=30438277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003165711A Pending JP2004006001A (ja) | 2003-06-10 | 2003-06-10 | ディスクのオートチェンジャ |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2003
- 2003-06-10 JP JP2003165711A patent/JP2004006001A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060530 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061003 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |