JP2004003516A - コンプレッサユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インバータ回路Eには、ケーブル31を介してコネクタ32が一体的に接続されている。コネクタ32は、電動圧縮機Cのハウジング11の外周部に突設されたボス部11Cに対して着脱可能に取り付けられているとともに、ボルト33によって外れ止めされている。これによれば、例えば、電動圧縮機に対してケーブルを介して一体的に接続された接続中継部材と、インバータ回路に対してケーブルを介して一体的に接続された接続中継部材とを互いに接続した構成に比較して、電動圧縮機とインバータ回路とを接続するための部材を減らすことが可能になる。
【選択図】 図1
Description
この発明によれば、第1及び第2導通部材がケーシングに圧入されることで、電磁シールド部は第1及び第2挿通部によって押圧されて変形される。したがって、前記電磁シールド部と前記ケーシングとの導通がより確実になり得る。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記コネクタは、該コネクタのケーシングに対して前記ケーブルを固定するためのケーブル固定部を備えている。前記ケーブル固定部は、板状の第1及び第2固定部材を備えている。前記各固定部材は、交互に積層されるとともにそれぞれの移動規制端面が前記ケーシングの内面に対して押接された状態で前記ケーシングに圧入されている。前記両固定部材は、それぞれ板厚方向に貫通するように切欠き状または孔状に形成されるとともに前記ケーブルを挿通可能な第1及び第2挿通部を備えている。前記ケーブルは、前記各挿通部における前記各移動規制端面側の部分が前記ケーブルの長さ方向において交互に当接された状態で前記各挿通部によって挟持されている。
この発明によれば、第1及び第2固定部材がケーシングに圧入されることで、ケーブルは第1及び第2挿通部によって押圧されて変形される。したがって、前記ケーブルが前記ケーシングに確実に固定され得る。
請求項8に記載の発明では、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、前記端子が設けられた前記コンプレッサ本体及び前記電気回路装置のうちのいずれかのハウジングと、前記コネクタのケーシングとの間には、防水シール手段が設けられている。
図1に示すように、コンプレッサ本体としての電動圧縮機Cは、そのハウジング11内に、圧縮機構12及びこれを駆動するための電動モータ13を備えている。ハウジング11は、アルミニウム合金のダイカスト鋳物によって製作されている。
固定スクロール部材17は、円板状をなす基板17Aの外周側に円筒状の外周壁17Bが立設されているとともに、基板17Aにおいて外周壁17Bの内周側に固定渦巻壁17Cが立設されてなる。
図2に示すように、ハウジング11には、コネクタ32側からの給電を受けるための複数(本実施形態では3つ)の端子34が設けられている。図2(b)に示すように、端子34は、ボス部11Cにおいてハウジング11の内部と外部とを連通するように形成された連通孔11Dに内嵌された金属製の支持部材35に対して固定されている。端子34は、支持部材35に形成された貫通孔35Aに挿入された状態で、支持部材35に対してガラス溶着部36を介して溶着固定されている。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
○ 前記実施形態では、インバータ回路Eに対して設けたコネクタ32を、電動圧縮機Cに設けた端子34に対して着脱可能に接続するようにした。これに対して、電動圧縮機に対してコネクタを設け、このコネクタを、インバータ回路に設けた端子に対して着脱可能に接続するようにしてもよい。
○ コネクタ32において、ゴム部材46は設けられていなくてもよい。
○ 前記実施形態では、第1及び第2固定部材44A,44Bに対してそれぞれ切欠部44C,44Dを形成したが、これに代えて、ケーブル31を挿通するための孔を形成してもよい。この場合、各固定部材44A,44Bを、例えば、図4(c)及び図4(d)に示すような構成とする。すなわち、図4(c)に示すように、第1固定部材44Aには、外側被膜部31Fの前記各端部を個別に挿通可能な複数(3つ)の円孔44E(第1挿通部)が形成されている。
○ ケーブル固定部は、第1固定部材と第2固定部材とで構成されていなくてもよい。例えば、ケーブル固定部を、1種類の固定部材で構成し、この固定部材とコネクタケーシングとでケーブルを挟持固定するようにしてもよい。また、ケーブル固定部を、3種類以上の固定部材によって構成してもよい。
○ ケーブルのコネクタケーシングに対する固定構造は、ケーブル固定部のコネクタケーシングへの圧入によるもののみに限定されない。例えば、固定金具を介するなどしたネジ止めによる固定構造や、コネクタケーシング側の部材のカシメによる固定構造であってもよい。
○ コネクタ32において、防塵ゴム部材45は設けられていなくてもよい。
○ 前記実施形態では、第1及び第2導通部材43A,43Bに対してそれぞれ切欠部43C,43Dを形成したが、これに代えて、ケーブル31を挿通するための孔を形成してもよい。この場合、各導通部材43A,43Bを、例えば、図4(a)及び図4(b)に示すような構成とする。すなわち、図4(a)に示すように、第1導通部材43Aには、前述の電磁シールド部31Bの各露出部分を個別に挿通可能な複数(3つ)の円孔43E(第1挿通部)が形成されている。
○ シールド導通部は、第1導通部材と第2導通部材とで構成されていなくてもよい。例えば、シールド導通部を、1種類の導通部材で構成し、この導通部材とコネクタケーシングとで電磁シールド部を挟持するようにしてもよい。また、シールド導通部を、3種類以上の導通部材によって構成してもよい。
○ 本発明は、冷凍サイクルに用いられる圧縮機に具体化することに限定されるものではなく、例えば車両のエアサスペンション装置等に用いられるエア圧縮機に具体化してもよい。
Claims (8)
- コンプレッサ本体と、電気回路装置とを備えたコンプレッサユニットであって、
前記コンプレッサ本体及び前記電気回路装置の一方に対してケーブルを介して接続されるとともに、他方に設けた端子に対して着脱可能に接続されるコネクタを備えており、前記コネクタのケーシングは、金属からなっており、前記コンプレッサ本体及び前記電気回路装置のうち、少なくとも前記端子が設けられたものは、金属製のハウジングを備え、前記ケーブルはその導線周りに電磁シールド部を備えたシールドケーブルとされ、前記コネクタは、前記ケーシングと前記電磁シールド部とを導通させるためのシールド導通部を備えているとともに、前記ケーシングは、その金属部分が前記ハウジングの金属部分に対して直接的に当接した状態で固定されていることを特徴とするコンプレッサユニット。 - 前記シールド導通部は、板状の金属からなる第1及び第2導通部材を備えており、前記各導通部材は、交互に積層されるとともにそれぞれの移動規制端面が前記ケーシングの内面に対して押接された状態で前記ケーシングに圧入されており、前記両導通部材は、それぞれ板厚方向に貫通するように切欠き状または孔状に形成されるとともに前記電磁シールド部を挿通可能な第1及び第2挿通部を備えており、前記電磁シールド部は、前記各挿通部における前記各移動規制端面側の部分が前記ケーブルの長さ方向において交互に当接された状態で前記各挿通部によって挟持されている請求項1に記載のコンプレッサユニット。
- 前記電磁シールド部は、前記各挿通部によって、前記各移動規制端面側から押圧されて変形されている請求項2に記載のコンプレッサユニット。
- 前記ケーシングには、前記ケーブルの導線に導通されるとともに前記端子と接続可能な端子接続部が収容され、前記ケーシング内における前記シールド導通部と前記端子接続部との間には、前記シールド導通部側から前記端子接続部側への異物の侵入を防止するための異物侵入防止部材が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンプレッサユニット。
- 前記コネクタは、該コネクタのケーシングに対して前記ケーブルを固定するためのケーブル固定部を備え、前記ケーブル固定部は、板状の第1及び第2固定部材を備えており、前記各固定部材は、交互に積層されるとともにそれぞれの移動規制端面が前記ケーシングの内面に対して押接された状態で前記ケーシングに圧入されており、前記両固定部材は、それぞれ板厚方向に貫通するように切欠き状または孔状に形成されるとともに前記ケーブルを挿通可能な第1及び第2挿通部を備えており、前記ケーブルは、前記各挿通部における前記各移動規制端面側の部分が前記ケーブルの長さ方向において交互に当接された状態で前記各挿通部によって挟持されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンプレッサユニット。
- 前記ケーブルは、前記各挿通部によって、前記各移動規制端面側から押圧されて変形されている請求項5に記載のコンプレッサユニット。
- 前記コネクタのケーシングには前記ケーブルを内部に挿入するための開口が設けられるとともに、該開口には、防水シール部材が設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンプレッサユニット。
- 前記端子が設けられた前記コンプレッサ本体及び前記電気回路装置のうちのいずれかのハウジングと、前記コネクタのケーシングとの間には、防水シール手段が設けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンプレッサユニット。
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2003
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