JP2004001713A - アクティブフロントボンネット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の可逆アクチュエータ、および少なくとも1つのさらなる部分的可逆アクチュエータを有する作動装置を提案する。さらに、起こり得る衝突を感知すると直ちに保護位置へのフロントボンネット構造の可逆移動を起こし、実衝突を感知すると、部分的可逆移動が起こす方法を提案している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前段に記載の特徴を有する、歩行者を保護するために持ち上げることができるフロントボンネット構造を元位置から保護位置に移動させるフロントボンネット構造の作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くの自動車製造者は、後部および/または前部のいずれかで持ち上げることができるボンネットの手段をとっている。このタイプのアクティブボンネットを起動させる多数の可能性がある。多くの場合、バンパー領域で歩行者との衝突を感知する接触センサーが提供され、前記センサーは、例えば圧縮バネ収容装置のロックを解除する着火装置を採用するので、比較的短時間でボンネットをその保護位置に移動できる。歩行者や障害物、例えば車道ガイドポールと衝突した場合、アクティブフロントボンネットの起動は、ゆえに、フロントボンネットへの衝突が無くても起こり得る。但し、このような状況では、ドライバは、第1に、フロントボンネットを元に戻すために、第2に、着火装置を交換するために修理を行なわなければならない。
【0003】
さらに、複数の異なる起動システムを備えたアクティブフロントボンネットを提供することも公知である。この目的で、例えば、歩行者を保護するための自動車の安全装置を開示する特許文献1を参照する。この公知安全装置は、自動車のフロントボンネットを元位置から、これと比較して持ち上げられる衝突位置に調節するための作動装置を有する。この作動装置は、フロントボンネット用のロックと互いに作用し合う。元位置では、フロントボンネットを、フロントボンネットロックを介して係止し、フロントボンネット持ち上げ用バネを介して、少なくとも部分的に開くことができる。作動装置は、ロックの係止解除装置としても作用するので、作動装置が起動すると直ちにフロントボンネット構造を持ち上げ用バネを介して衝突位置に移動させる。フロントボンネット持ち上げるバネを支援するために、公知の安全装置の場合、推進チャージの形で追加起動システムが提供され、これは同様にフロントボンネットを元位置から衝突位置に移動させ、それによってフロントボンネットを持ち上げるのに要する時間を短縮できる。この起動システムは、自動車の速度に応じて起動される。比較的低速度では、持ち上げ用バネだけでその持ち上げ動作を実行し、比較的高速度では、その持ち上げ動作は、推進チャージ装置と併せて独立して行われる。
【0004】
【特許文献1】
DE 197 21 565 A1 明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この安全装置の場合、フロントボンネットロックは、フロントボンネットを持ち上げるために解除される。解除されないとフロントボンネットは定位置に固定された状態で動かず、制御できない状態になり開かないので、追加の制限装置が提供される。このタイプの追加的制限装置は、製造や設置に余分な経費がかかることを意味する。
【0006】
公知のフロントボンネットの場合、持ち上げ動作がフロント持ち上げ用バネを介して起こり、誤った持ち上げ動作が起こった場合、すなわち、例えば、前方方向センサーが歩行者との起こり得る衝突を感知するが、衝突が起こらなかった場合、フロントボンネットの衝突位置から元位置への自動復帰が提供されない。これは、フロントボンネットを再度手動で閉じるために自動車のドライバが自動車を停止させ、車外に出なければならないことを意味する。フロントボンネット持ち上げ用バネを介しての持ち上げ動作は、ゆえに、完全に可逆的でない。フロントボンネットを復帰させるためには、追加システムが必要となるか、または手動で行うしかない。
【0007】
フロントボンネットが推進チャージを介して持ち上げられると、衝突位置から元位置へのフロントボンネットの自動復帰も同様に提供されない。これに加えて、新推進チャージを装填できるように、作動装置を修理工場で交換してもらわなければならないということになる。
【0008】
この従来技術の背景に対し、本発明は、歩行者を保護するために持ち上げることができ、フロントボンネットの移動およびリセットが簡単であると同時に自動車のドライバが利用し易いフロントボンネット構造を起動させる作動装置および方法を提供する目的に基づく。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的は、請求項1に記載の特徴を有する作動装置によって本発明に従って達成される。よって、本発明は、第1に、ハウジングと、ハウジングに対して移動できるように配置され、フロントボンネット構造と互いに作用し合う作動要素とを具備する作動装置を特徴とする。作動要素は、少なくとも1つのアクチュエータを介して移動される。本発明によれば、第1の可逆アクチュエータと、部分的可逆性である少なくとも1つの他のアクチュエータとが提供される。
【0010】
本発明に関連する議論が可逆アクチュエータまたは可逆動作を含む場合、これは、全アクチュエータまたは全動作がその初期位置に再度自動的、および自律的に戻ることを意味する。本発明に関連して、議論が部分的可逆アクチュエータまたは動作を含む場合、これは、全アクチュエータまたは全動作が外部支援によってのみ初期位置に戻されることを意味する。後者は、復帰動作後、アクチュエータが再度使用されるかの有無、または復帰動作後、その動作がもう一度実行されるかの有無に関係なく適用される。
【0011】
よって、可逆とは、アクチュエータが、フロントボンネット構造を元位置から保護位置に移動し、さらに再度戻すために使用されることを意味する。よって、部分的可逆は、アクチュエータがフロントボンネット構造を元位置から保護位置に移動するように使用され、他のアクチュエータが復帰動作を行うために必要であることを意味する。第1の可逆アクチュエータを復帰動作のために使用することが考えられる。
【0012】
本発明は、可逆アクチュエータによって行われるフロントボンネットの運動の場合、フロントボンネットを同じアクチュエータを介して再度戻すこともできるという利点を提供する。これは、フロントボンネットが誤って起動された場合、すなわち、起こり得る衝突が感知され、作動装置が続いて起動され、次に衝突が起こらない場合に特に有利である。
【0013】
一実施形態によれば、第1のアクチュエータは電気モータとして設計される。このタイプのアクチュエータは、コスト低減効果が見込める標準構成要素であるという利点を提供する。これに加えて、電気モータは、構成要素を動かすことができるだけでなく、それを偏向位置または持ち上げられた位置に保持することもできるので、追加の保持要素の提供が不要となる。さらに、電気モータは、可逆アクチュエータであるので、作動要素の、ゆえにフロント構造の持ち上げとリセットとの両方の運動を実現できる。
【0014】
電気モータは、作動要素と互いに作用し合うスレッドスピンドルに可動式に連結されるウオームドライブを駆動できる。ウオームドライブおよびスレッドスピンドルは、モータの回転運動を平行運動に変換する目的で使用する。この目的のために、作動要素は、例えば、内側にスレッドを有する孔を有しても良い。但し、モータから作動要素へその運動を移動させる任意の他の公知要素が使用されることも考えられる。十分に公知であり、簡単な構成要素から成るこのタイプの駆動ユニットは、作動装置の製造を簡単にする一助となる。
【0015】
作動要素は、ハウジング内で、移動、特に平行移動できるように搭載されるピストンであっても良い。
【0016】
さらに、部分的可逆アクチュエータは着火式アクチュエータであっても良い。このタイプのアクチュエータも、同様に、十分に公知であり、自動車産業で多様に使用される要素であり、その結果、このタイプのアクチュエータのコスト管理が容易にできる。さらに、着火式アクチュエータは、持ち上げ動作を非常に高速で実現できる利点がある。約30〜60msの範囲内で、着火式アクチュエータを起動し、フロントボンネットの持ち上げ運動を起こさせることも可能である。但し、着火式アクチュエータの代わりに圧縮バネ収容装置を使用することも考えられる。非常に高速な動きをこのタイプの要素を介しても行うことができる。それは、起動が起こった後、再びプレストレスをバネ与え、そのバネを再使用できる利点もある。
【0017】
起動状況において着火式アクチュエータで生成されるエネルギーを運動エネルギーに変換させるようにするために、ピストン状作動要素は、中空となるように造られ、その内部に可動式に配置されるパンチを備えている。着火式アクチュエータによって生成される圧力波が作動要素の空洞内に伝わる場合、それをパンチの運動を引き起こすために使用できる。作動要素それ自体と同じように、パンチも、フロントボンネット構造と互いに作用し合い、その結果、パンチの動きは、フロントボンネット構造の動きと関連付けられる。
【0018】
ピストンを少なくとも部分的に可撓性となるように設計できるので、フロントボンネットが持ち上げられると、自動車への固定接合状態が存在しない。この構造的改良によって、フロントボンネット構造との歩行者の衝突時にフロントボンネットに伝わる衝突エネルギーを、本発明による作動装置の支援で吸収できるようにする。可撓性構造は、例えば、ピストンの少なくとも1つの壁面領域をべロー状構造にすることによってもたらされる。但し、エネルギー吸収は、例えば特定の方法で製作、および/または大きさを変更できる吹出し口を介して、または制御された絞り弁を介してガス圧力を制御するなど様々な方法により行うことができる。
【0019】
但し、作動要素は、ハウジング内に固定配置されても良く、着火式アクチュエータによって生成される圧力波を考慮して伸長されても良い。これは、例えば、作動装置の縁領域をベロー状構造にすることで可能となり、縁領域は、作動装置内の圧力が増すと展開し、その結果、作動装置が縁領域の展開動作中に伸長する。この実施形態の場合もまた、衝突エネルギーは、作動装置の変形壁面領域を介して伸長状態で吸収される。これは、例えば、縁部をコイル状にすることで展開動作中に伸長する折り返しチューブ形状のピストンによって行うことができる。この場合、ピストンの可撓性領域は、作動要素としてのその機能と組み合わされる。フロントボンネットと自動車との間の固定接合状態は、ゆえにここでも生成されない。
【0020】
着火式アクチュエータの代わりに、プレストレス圧縮バネが使用される場合、その緩和位置、すなわち、フロントボンネット構造が保護位置の姿勢をとるとき、プレストレス圧縮バネも同じように衝突エネルギーを吸収し、フロントボンネットと歩行者との衝突時の衝撃を和らげることができる。
【0021】
本発明による作動装置は、フロントボンネットロックの領域に配置されても良い。この場合、それがフロントボンネットロックに、またはフロントボンネットロックと係合するフロントボンネットクリップに連結されることも考えられる。フロントボンネットロックは、フロントボンネット構造の元位置から保護位置への移動の全行程にわたり閉状態を保つことが重要である。これに関して、作動装置がフロントボンネットまたは自動車に配置されるかどうかについては無関係である。両方の変形が可能である。作動装置は、乗員室に近い方かまたはそれから遠い方のフロントボンネット構造の端部のどちらにも配置できるので、前部で持ち上げることができるフロントボンネットだけでなく、後部で持ち上げることもできるフロントボンネットにもそれを使用することができる。当然、前部および後部に本発明による作動装置を提供し、フロントボンネット全体を持ち上げるためにそれを使用することも可能である。
【0022】
上述の目的はまた、請求項16に記載の特徴を有する、歩行者を保護するために持ち上げることができるフロントボンネット構造を起動するための方法によって本発明に従って達成される。この特徴の組合せによれば、その方法は、まず最初、信号が様々なセンサシステムを介して感知され、次に前記信号が評価され、続いて、フロントボンネット構造を元位置から保護位置に移動させるための作動装置に送られることを特徴とする。異なる方法のフロントボンネット構造の移動は、実際の衝突または推定衝突のみが感知されるかによって選択される。起こり得る衝突が感知された場合、作動装置は、保護位置へのフロントボンネット構造の可逆移動を実行する。但し、実際の衝突が感知された場合、保護位置へのフロンボンネット構造の部分的可逆移動が起こる。
【0023】
起こり得る衝突の感知は、例えば、近距離センサーを使用して行うことができる。本発明に関して、議論が近距離センサーを含む場合、これは、衝突が推定される障害物を、約15〜50km/hの相対速度範囲で自動車の前方、および自動車の周囲約6〜10mの範囲内で識別できるセンサーを意味する。この場合、フロントボンネットを持ち上げるのに有効な約300〜600msの期間がある。実際の衝突の検出は、例えば、接触センサーによって行うことができる。本発明による方法に関する接触センサーは、障害物、ここでは歩行者との自動車の接触を検出するセンサーを意味する。
【0024】
近距離センサーでは感知できない状況がある。このため、追加感知システムを提供することが得策である。このような場合には、フロントボンネット構造を、実質的により高速で持ち上げなければならない、その結果、異なる移動方法を選択しなければならない。本発明によれば、部分的可逆移動は約30〜60msで行われる。
【0025】
フロントボンネットの保護位置への可逆移動が起こった後、歩行者との衝突が起こらない場合、フロントボンネット構造は自動的に元位置に戻る。リセットは、例としてここでは約5sと言及される所定時間後に起こる。このような状況下で、特に持ち上げられる高さが小さい場合、ドライバは、フロントボンネットの上方および下方運動に気付かない。
【0026】
望ましいセンサーの場合、衝突が起こるほとんどの場合、防御的起動が近距離センサーを介して前もって起こるので、部分的可逆移動の起動は防止される。修理を要する恐れがある着火式アクチュエータが偶発的に起動する危険性は、それによって大幅に低減される。
【0027】
可逆移動と部分的可逆移動との組合せを特徴とする本発明による方法のさらなる利点は、部分的可逆移動後に、保護位置から元位置に戻るようにフロントボンネット構造を移動させるために可逆起動用の装置を使用できることにある。これは、例えば、起動が起こり、その後、部分的可逆移動用アクチュエータの交換のために自動車を修理に出さなければならない場合に好都合である。
【0028】
本発明を、図で例示した典型的実施形態を参照して以下で詳細に説明する。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、乗用車のフロントボンネット1を例示する。フロントボンネット1は、ヒンジ(図示せず)を介して行う公知の方法で乗員室に面するその端部2で自動車に枢支連結される。乗員室から離れたその端部3に、フロントボンネットクリップ13が係合するロック4(概略的に例示)が提供される。フロントボンネットクリップ13は、フロントボンネット1に直接連結されないが、それに作動装置5を介して連結される。この作動装置5の支援で、ロック4が閉じた状態で、フロントボンネット1は、その前端部3が持ち上げられヒンジ(図示せず)を中心にして旋回する。これは、フロントボンネット1とエンジン室ユニットとの間の距離を増し、その結果、フロントボンネットと衝突する歩行者に傷害を負わせる危険性が大幅に低減される。
【0030】
本発明による作動装置5の構造および機能を、図2および3を参照して詳細に説明する。図2に例示した作動装置5はハウジング6を具備する。ピストン7はハウジング6内に配置される。ピストン7は、ハウジング6内で可動式に設置される。ウオームドライブ8と互いに作用し合う電気モータ(図示せず)は、ハウジング6内のピストン7を動かすための駆動装置として提供される。ウオームドライブ8は、スレッドスピンドル9を回転させる。スレッドスピンドル9は、ピストン7の孔11と係合し、前記孔は内部にスレッドを備えている。スレッドスピンドル9が回転すると、二重矢印Aの方向にハウジング6内のピストン7の運動を引き起こす。ピストン7は、ゆえにハウジング6内で上下方向に移動できる。
【0031】
クリップ13が締結される取付けプレート12は、ピストン7に近接して、ハウジング6の下方指示端部に提供される。クリップ13は、フロントボンネットロック4と互いに作用し合う。フロントボンネット構造の閉状態において、クリップ13は、フロントボンネットロック4と係合し、そこで保持される。例えば、エンジン室内で何らかの作業を実行するためにフロントボンネット1を開けて上方に旋回させるとき、その保持が解除され、クリップ13をロック4から外すことができる。
【0032】
フロントボンネット1との歩行者の起こり得る衝突が、例えば近距離センサーを介して、感知された場合、スレッドスピンドル9が、電気モータの支援でウオームドライブ8を介して回転されるので、ピストン7がハウジング6から出て行く。その伸長状態が図2bで例示されている。図1で例示されるように、本発明による作動装置が前部に配置され、クリップ13がフロントボンネットロック4と係合する場合、ハウジング5内のピストン7の動きが、フロントボンネット1の前端部とその下に配置されたエンジン室との間の距離を増加させる。例示された典型的実施形態においては、フロントボンネットは、約25mm分この領域で持ち上げられる。この場合、フロントボンネット1は、ゆえに保護位置に向かって矢印Bの方向にヒンジ(図示せず)を中心に旋回する。クリップ13は、この間終始、ロック4と係合したままである。これによってフロントボンネット1の不慮の開口を防止できる。
【0033】
電気モータはピストン7の駆動のために使用されるので、ピストン7を伸長位置(図2bで例示)から初期位置(図2aで例示)に非常に簡単に移動できる。スレッドスピンドル9は、このために単に反対方向に回転されるだけである。記述した構造的配置は、ゆえに、フロントボンネット1を保護位置に移動させるための可逆アクチュエータを提供する1つの例である。
【0034】
電気機械式ドライブに加えて、着火始動式ドライブがハウジング6に提供される。このドライブは推進チャージ14を具備する。ピストン7は中空となるように造られ、凹部15を有する。図2aで例示される初期位置において、凹部15は、推進チャージ14の点火中に生成される圧力波がピストン7の空洞部16内に放出されるように配置される。
【0035】
可動式に搭載されたパンチ17は、空洞部16内に配置される。初期位置において、パンチ17はピストン7を越えて突出しない。つまり完全にピストン7内に配置される。
【0036】
例えば、実際の事故が接触センサーを介して感知された場合、推進チャージ14が点火され、その結果、発生した圧力がピストン7内に逃れ、その時、パンチ17は図2aの矢印Cの方向に移動し、図2cで例示された位置に来る。ピストン7はこの運動による影響を全く受けない。取付けプレート12は、パンチ17に連結されており、同じようにパンチ17の運動によって矢印Cの方向にクリップ13と共に移動する。電気モータにより行われる先に記述した持ち上げ動作の場合と同じように、フロントボンネット1の前端部とその下に配置されたエンジン室との間の距離は、ピストン7内のパンチ17の動きによって増加する。フロントボンネット1は、ゆえに保護位置に向かって矢印Bの方向にヒンジ(図示せず)を中心にして旋回する。この過程で、クリップ13は、同じようにその間終始、ロック4と係合したままである。これによって、歩行者を保護するためにフロントボンネットを持ち上げる動作中にそれが偶発的に開口するのを防止できる。
【0037】
ピストン7がその初期位置を占める時のみ、凹部15が推進チャージに面しており、ピストン7もその時のみ圧力による作用を受けるため、この状況においてパンチ17のみをピストンから移動させることができる。前記ピストンからのパンチ17の運動は、図2bで例示した位置では可能ではない。この構造は、起こり得る事故を感知し、可逆アクチュエータの支援によってフロントボンネット1を対応して持ち上げた後、実際の事故が感知された場合、部分的可逆アクチュエータを追加起動させることが不要となり、利点がある。これは、修理を要する程の不慮の着火式作動の危険性を大幅に低減する。
【0038】
ピストン7は、その上方に面する壁に、ここでは波状線18で表記されている可撓性領域を有する。例えば、ベロー状構造の形で製作できるこれらの可撓性領域は、特に伸長位置において、ガス圧力を制御することで歩行者との衝突時のエネルギーを吸収することができる利点がある。その制御は、ブローオフ開口によっても行える。フロントボンネット構造の固定接合状態は、ゆえに、ボンネットが持ち上げられると生成されない。
【0039】
図3a〜3cは、本発明による作動装置の異なる実施形態を例示する。この実施形態は、ピストン7’がその内部に可動式に配置されたパンチを備えていない点で、先に記述した実施形態と異なる。それが、異なる直径を有する2つの領域、すなわち、上方に向き、ハウジング6内に配置される一方の領域と、クリップ13の方向に向かって下方に向き、取付けプレート12を介してクリップ13に連結される他方の領域とを有する。ピストン7’の上方に面する領域は、下方に面する領域よりも大きな直径を有する。これらの領域間の移行は、材料の折り重ねによって行われ、その結果、異なる直径を有する2つの領域は重複する。ピストン7’は、従って、折り返しチューブの形状となる。
【0040】
この典型的実施形態において、電気機械式作動機構は、先に記述した典型的実施形態におけるものと同じである。それは、ウオームドライブ8を介して電気モータ(図示せず)によって駆動されるスレッドスピンドル9を介して行われる。作動装置5がこの作動機構によって起動されると、全ピストン7’がハウジング6から押し出される。
【0041】
フロントボンネット1が部分的可逆アクチュエータによって起動される場合、推進チャージ14も同じように点火され、その結果、発生する圧力がピストン7’に伝わる。圧力は、コイル状の縁部によって展開される移行領域によってピストン7’を伸長させる。取付けプレート12も同じように、ピストン7’の膨張により矢印Cの方向にクリップ13と共に移動する。電気モータを基礎として起こる持ち上げ動作における場合と同じように、フロントボンネット1の前端部とその下に配置されるエンジン室との間の距離は、それに伴い増加する。フロントボンネット1は、ゆえに、保護位置に向かって矢印Bの方向にヒンジ(図示せず)を中心にして旋回する。この過程において、クリップ13も同じように、その間終始、ロック4と係合したままである。これによって、フロントボンネット1の不慮の開口を防ぐ。
【0042】
この典型的実施形態において、衝突エネルギーの吸収は、折り返しチューブとしてのピストン7’の構造によって可能となる。図3cで例示されるピストン7’の伸長位置において、力がフロントボンネット1に伝わる場合、折り返しチューブ7’は、縁部がコイル状となり得るその壁面領域を介して衝突エネルギーを吸収できる。この典型的実施形態においても、フロントボンネット1とエンジン室との間の固定接合状態は提供されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作動装置を有するフロントボンネット構造の縦断面図である。
【図2a】図1の本発明による作動装置を初期位置で示す詳細図である。
【図2b】図1の本発明による作動装置をピストンの伸張位置で示す詳細図である。
【図2c】図1の本発明による作動装置を推進チャージが点火された後の位置で示す詳細図である。
【図3a】本発明による作動装置の他の実施形態を初期位置で示す詳細図である。
【図3b】本発明による作動装置の他の実施形態をピストンの伸張位置で示す詳細図である。
【図3c】本発明による作動装置の他の実施形態を推進チャージが点火された後の位置で示す詳細図である。
【符号の説明】
1 フロントボンネット
2 フロントボンネットの後端部
3 フロントボンネットの前端部
4 ロック
5 作動装置
6 ハウジング
7 ピストン
8 ウォームドライブ
9 スレッドスピンドル
11 内部スレッド
12 取り付けプレート
13 フロントボンネットクリップ
14 着火式起動ユニット
15 凹部
16 空洞部
17 パンチ
18 ベロー状構造
Claims (22)
- フロントボンネット構造を元位置から保護位置に移動させ、歩行者を保護するために持ち上げることができるフロントボンネット構造用の作動装置であって、
ハウジングと、前記ハウジングに対して移動でき、前記フロントボンネット構造と互いに作用し合うように配置される作動要素と、前記作動要素を移動させるアクチュエータとを有し、
第1の可逆アクチュエータが提供され、少なくとも部分的に可逆性のさらなるアクチュエータが提供されることを特徴とする、作動装置。 - 上記第1のアクチュエータは電気モータであることを特徴とする、請求項1に記載の作動装置。
- 上記電気モータはウオームドライブ(8)に連結されることを特徴とする、請求項2に記載の作動装置。
- 上記ウオームドライブ(8)はスレッドスピンドル(9)を駆動することを特徴とする、請求項3に記載の作動装置。
- 上記スレッドスピンドル(9)は、上記作動要素の内部スレッド(11)と噛み合うことを特徴とする、請求項4に記載の作動装置。
- 上記作動要素は、ハウジング(6)内に可動式に配置されるピストン(7、7’)であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の作動装置。
- 上記さらなるアクチュエータは着火式起動ユニット(14)を具備することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の作動装置。
- 上記ピストン(7、7’)は中空となるように製造されることを特徴とする、請求項6あるいは7に記載の作動装置。
- パンチ(17)が、上記ピストン(7、7’)内に可動式に配置されることを特徴とする、請求項8に記載の作動装置。
- 上記パンチ(17)は、上記着火式起動ユニット(14)の起動によって上記ピストン(7、7’)内で移動されることを特徴とする、請求項9に記載の作動装置。
- 上記ピストン(7、7’)は少なくとも部分的に可撓性となるように設計されることを特徴とする、請求項6〜10のいずれか一項に記載の作動装置。
- 上記ピストン(7、7’)の1つの壁領域はベロー状構造(18)を有することを特徴とする、請求項11に記載の作動装置。
- 上記ピストン(7、7’)は折り返しチューブであることを特徴とする、請求項11に記載の作動装置。
- フロントボンネットまたは自動車に配置されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の作動装置。
- 乗員室から遠い方または乗員室に近い方のフロントボンネットの端部に配置されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の作動装置。
- 種々のセンサシステムを介して信号が収集、評価され、作動装置に送られ、フロントボンネット構造を元位置から保護位置に移動させる起動可能な作動装置を使用して、歩行者を保護するために持ち上げることができるフロントボンネット構造を起動させる方法であって、
起こり得る衝突が感知された場合、前記作動装置が前記フロントボンネット構造を前記保護位置に可逆移動させ、実際の衝突が感知された場合、前記作動装置が前記フロントボンネット構造を部分的可逆移動させることを特徴とする、方法。 - 上記部分的可逆移動は高速で起こることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 上記部分的可逆移動は30〜60msの範囲内で起こることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 可逆移動後、衝突が起こらなかった場合、上記フロントボンネット構造は所定時間後にリセットされることを特徴とする、請求項16〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 可逆移動が起こった後、上記部分的可逆移動の追加的起動は起こらないことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 上記部分的可逆移動が起こった後、上記フロントボンネット構造は、上記部分的可逆移動から独立したシステムを介して元位置にリセットされることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 上記独立したシステムは、可逆移動に切り換えるシステムであることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
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