JP2003535652A - 近位端弁を有するバルーン式閉塞装置 - Google Patents

近位端弁を有するバルーン式閉塞装置

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Abstract

(57)【要約】 血管閉塞用の医療装置100であり、遠位端部分、近位端部分104、および細長い本体を貫通して配置される管腔101を有する細長い本体105と、細長い本体105の遠位端部分に配置され、管腔101と流体連通するバルーン120と、細長い本体105の近位端部分104に画定され、管腔101を介してバルーン120と流体連通する開口113と、細長い本体105の近位端部分104に可動に配置され、弁本体が閉じた位置と開いた位置の間で可動である弁本体150とを備える。弁本体150が閉じた位置にある場合に開口113を封止するため、弁本体150は、開口113の遠位で細長い本体105の表面と係合するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 1.発明の分野 本発明は、医療装置に関し、特に、医療装置に配置された膨張可能なバルーン
を選択的に膨張または収縮させるための平坦な弁を有し、その弁が、使用中に医
療装置を越えるインターベンション装置(interventional de
vice)の通過を可能にする医療装置に関する。
【0002】 2.発明の背景 多くの血管処置を行う際には、最初に、案内ワイアを患者の脈管系内へ挿入す
る。案内ワイアは、一般に、患者の大腿動脈内に設けられた切開部を通って、患
者へ挿入される。案内ワイアが患者の脈管系内に配置された後、カテーテルなど
他のインターベンション装置を、案内ワイアを越えて通過させる。本明細書で使
用する、用語「インターベンション装置」は、脈管系の診療、処置、または検査
のために人間の脈管系内へ挿入することができる全ての知られている装置を含む
が、それに限定されるものではない。さらに、本明細書で使用する用語「カテー
テル」および「案内ワイア」は、本発明による医療装置に関する場合、置き換え
が可能であるものと意図されている。
【0003】 しかし、この処置に関連する問題の1つは、インターベンション装置が案内ワ
イアを越えて通る間、案内ワイアを定位置に保持しなければならないことである
。案内ワイアが、最初に配置された位置から移動してしまう可能性があるので、
案内ワイアを越えてインターベンション装置を進めるときに、所望の位置へ進め
ることができなくなることがある。
【0004】 案内ワイアを配置し、その後、インターベンション装置を、案内ワイアを越え
て進める一般の医療処置は、血管形成処置および/またはバイパス処置である。
血管形成処置では、患者の血管内の閉塞部に達するまで、または閉塞部を通って
案内ワイアを前進させ、その後、ステントまたは他のインターベンション装置を
備えたカテーテルを、案内ワイアを越えて閉塞領域まで通す。
【0005】 閉塞または狭窄した血管に施す一般の処置は、一端にバルーンを配設した血管
形成術用カテーテルを閉塞領域内に入れ、バルーンを膨張させ、それによって血
管を拡げる。バルーンカテーテルは、通常、可撓性材料で成形され、カテーテル
は、バルーンを所望の領域内に適切に配置するため、カテーテルに放射線不透過
性のマーキング(marking)を含んでいる。バルーンカテーテルは、大腿
動脈など経皮のアクセスを通って患者の脈管系内に配置される。バルーンカテー
テルは、最初に配置された案内ワイアを越えてカテーテルを追跡することによっ
て、患者の脈管系内に配置される。案内ワイアによって、使用者は可撓性カテー
テルを適切な位置内へより容易に追跡することができ、血管および/または血管
内の閉塞を拡張するためにバルーンを膨張させることができる。
【0006】 別の一般に利用される心臓血管処置は、ステント処置(stenting)で
ある。ステント処置は、狭窄した血管の開放または拡張を維持するために、膨張
する装置を閉塞した血管内に入れる処置である。ステント処置は、上記のバルー
ン血管形成処置と同様の方法で実行される。どちらの処置も何度も実施され、先
ず血管をバルーンカテーテルによって拡張し、次に拡張した血管の径をその後も
維持するために、ステントを拡げる。
【0007】 ステント処置および/またはバルーンによる血管形成処置中に、プラーク(p
laque)または他の破片が、血管の内側の壁から外れる危険がある。プラー
クは、患者の血流内で運ばれる小さい粒子の形になっていることがあり、粒子が
分岐血管または動脈内でつかえ、血管または動脈への血流を制限したり妨げたり
すると、塞栓症など他の合併症を誘発することがある。
【0008】 したがって、外れた粒子が患者の血流内に流れ、閉塞および卒中を起こす潜在
的可能性を防ぐ、上記のような医療処置中に使用することができる装置を提供す
ることが望ましい。また、外科処置を行う血管の遠位の領域を一時的に閉塞し、
それによってその中で外科手術を行うための封じ込め領域を提供することに利用
できる装置を提供することが望ましい。
【0009】 そのような装置の1つが、Teitelbaumの米国特許第5,807,3
30号に開示されており、その内容全体を参照により本明細書に組み込む。しか
し、Taitelbaumの装置用の改良された平坦な弁が依然として望まれて
いる。
【0010】 したがって、本発明の他の目的は、近位端部分に配置された平坦な弁を有し、
その弁が選択的に開閉され、それによって装置の遠位端部分に配置されたバルー
ンの膨張および収縮が可能になる医療装置を提供することである。さらに、この
弁は十分に平坦な領域を提供し、他のインターベンション装置が医療装置を通っ
て、患者の脈管系内で外科処置を行うことができる。
【0011】 本発明の他の目的は、装置の遠位端部分に配置されたバルーンが、弁手段を介
して、選択的に膨張または収縮され、膨張装置が弁手段から取り外し可能である
医療装置を提供することである。
【0012】 発明の概要 本発明の一態様は、遠位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配
置された管腔を有する細長い本体を備える、血管閉塞用の医療装置を提供する。
この医療装置はさらに、細長い本体の遠位端部分に配置され、管腔と流体連通し
ている膨張可能なバルーンと、細長い本体の近位端部分で画定され、管腔を介し
てバルーンと流体連通している開口とを備えている。弁本体は、細長い本体の近
位端部分に可動に配置されている。弁本体は、閉じた位置と開いた位置との間で
可動である。この弁本体は、弁本体が閉じた位置にある場合に開口を封止するた
めに、開口の遠位で細長い本体の表面と係合するように構成されている。
【0013】 本発明の別の態様は、血管の閉塞用の医療装置を提供する。この医療装置は、
遠位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配置された管腔を有する
細長い本体を備える。この医療装置はさらに、細長い本体の遠位端部分に配置さ
れた膨張可能なバルーンを備え、このバルーンは、管腔と流体連通している。開
口が細長い本体の近位端部分で画定され、この開口は、管腔を介してバルーンと
流体連通している。弁本体は、細長い本体の近位端部分に可動に配置され、閉じ
た位置と開いた位置との間で可動である。この弁本体は、弁本体が閉じた位置に
ある場合に開口を封止するために、細長い本体の外側表面と係合するように構成
されている。
【0014】 本発明の他の態様は、血管閉塞用の医療装置を提供する。この医療装置は、遠
位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配置された管腔を有する細
長い本体を備える。この医療装置はさらに、細長い本体の遠位端部分に配置され
た膨張可能なバルーンを備え、この膨張可能なバルーンは、管腔と流体連通して
いる。開口が細長い本体の近位端部分で画定され、管腔を介してバルーンと流体
連通している。弁本体は、細長い本体の近位端部分に可動に配置され、閉じた位
置と開いた位置との間で可動である。この弁本体は、弁本体が閉じた位置にある
場合に開口を封止するために、開口の遠位で細長い本体の近位端部分で外側表面
と係合するように構成されている。この弁本体は、細長い本体の近位端部分を受
けるための側壁内に画定された空洞を有する側壁と、閉じた位置にある場合に、
細長い本体の遠位端部分の外側表面と実質的に同一面の外側表面とを備える。弁
本体と細長い本体のうちの少なくとも1つは、少なくとも閉じた位置にある場合
に弁本体の不測の動作を防ぐために、他方の本体とはめあい係合(mating engagement)するための弁本体または細長い本体から延びる突起を
有する。
【0015】 本発明の目的および利点は、添付の図面とともに本発明の好ましい実施形態の
以下の詳細な説明から明らかになるであろう。図面中、同じ符号は同じ要素を示
す。
【0016】 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明による血管閉塞用の医療装置を示しかつ説明する。この医療装置は、遠
位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配置された管腔を有する細
長い本体を備えている。バルーンは、細長い本体の遠位端部分に配置され、管腔
と流体連通している。開口は、細長い本体の近位端部分で画定され、管腔を介し
てバルーンと流体連通している。弁は、細長い本体の近位端部分に配置され、閉
じた位置と開いた位置との間で可動な弁本体を備えている。この弁本体は、弁本
体が閉じた位置にある場合に開口を封止するために、開口の遠位で細長い本体の
表面と係合するように構成されている。
【0017】 次に、図1、図2A、および図11を参照すると、本発明による医療装置10
0の代表的な実施形態が示されている。この医療装置100は、近位端部分10
4、遠位端部分102、および細長い本体を貫通して配置され、内部の空洞を画
定する少なくとも1つの管腔101を有する細長い本体105を備える。膨張可
能なバルーン120は、遠位端部分102に隣接して配置され、バルーン120
の内部空洞は医療装置100の管腔101と流体連通している。
【0018】 所望の場合、少なくとも1つの放射線不透過性マーカ(marker)108
を、バルーン120に隣接する細長い本体105の遠位端部分に配置することが
できる。好ましくは、少なくとも1つの放射線不透過性マーカ108を、バルー
ンによって画定される空洞の遠位端内に配置し、所望の場合、少なくとも1つの
近位端放射線不透過性マーカ106を、バルーンによって画定される空洞の近位
端内に配置する。この医療装置100は、可撓性先端160を備えることもでき
る。可撓性先端160を、医療装置100の遠位端部分102から延長すること
もできる。
【0019】 本発明による医療装置100は、その近位端部分104に弁本体150を備え
、弁本体150は閉じた位置と開いた位置との間で可動であり、弁本体が閉じた
位置にある場合は開口を封止するために、細長い本体の表面と係合するように構
成されている。この医療装置100を以下にさらに詳細に説明する。
【0020】 医療装置100の細長い本体105は、ポリミド材料、合金材料、およびメリ
ーランド州MedwayのMicroGroup Inc.(登録商標)から市
販のステンレス鋼製の皮下管など金属材料を含むがそれに限定されない、適した
材料で作ることができる。好ましくは、医療装置100の細長い本体105は、
ニチノール(Nitinol)として知られているニッケルチタン合金で作られ
る。これらの材料は、米国カリフォルニア州Menlo ParkのMemry Corp.など様々な供給業者から入手できる。上記の材料は、どの構成にお
いても限定的なものではなく、細長い本体105は、どの生体親和性の材料でも
作ることができると理解されたい。例えば、細長い本体は、米国、ジョージア州
TrentonのHV Technologies,Inc.からのポリミドの
管などポリマーで作ることができる。細長い本体105は、スエージ加工、機械
加工、研削、電解研磨、放電加工(EDM)、熱成形、押出し成形、または小さ
い金属またはポリマー製の構成部品を成形し構成するために一般に用いる他のあ
らゆるプロセスによるものなど、よく知られた技術を使用して製造することがで
きる。さらに、細長い本体105は、米国、カリフォルニア州Murietaの
Medical Extrusion Technologies,Inc.か
ら市販の押出し機などを使用する、押出しプロセスによるポリプロピレンまたは
ウレタンで作ることもできる。
【0021】 細長い本体105は、さらに、所望の場合、性能を向上させるために様々な材
料で被覆することができる。例えば、可能な被覆材料には、米国デラウェア州W
ilmingtonのDuPont De Nemoursから市販のテフロン
(登録商標)(Tefron)(登録商標)など滑らかな材料、および米国カリ
フォルニア州VenturaのApplied Silicone Corp.
から市販のシリコーン潤滑剤分散のPN4097など疎水性材料、または米国ニ
ュージャージー州BranchburgのHydromerから市販のヒドロゲ
ルなど親水性材料、または商品名TUA Systemsで米国フロリダ州Me
rritt IslandのHydroSilkから市販の潤滑な被覆などが含
まれる。
【0022】 細長い本体105は、一般に断面が円形であるものが好ましいが、楕円形、多
角形、またはプリズム状を含むあらゆる適した断面を有することができる。断面
の寸法は、一般に、約0.01mm〜1.0mmであるが、好ましくは約0.1
0mm〜0.50mm、最も好ましくは約0.250mm〜0.450mmであ
る。さらに、医療装置100は、全長が約180cm〜400cmであるが、好
ましくは約250cm〜350cm、さらに好ましくは医療装置の長さが約29
0cm〜310cm、最も好ましくは約300cmである。
【0023】 次に図2Aを参照すると、医療装置100の遠位端部分102の部分側断面図
が示されている。図2Aに示すように、可撓性の先端160は、細長い本体10
5の遠位端部分102から延びることができる。様々な遠位先端の構成が当技術
分野で使用されていることが知られており、それぞれ通常、特定の機能を果たす
ことができる。例えば、本明細書で実施するように、可撓性先端160は、ステ
ンレス鋼タイプ304の中実内部芯ワイア162で作ることができ、この中実芯
162は、生体親和性のワイア164で巻かれる。利用できる生体親和性ワイア
164の例には、ステンレス鋼、ニチノール、チタン、白金、イリジウム、およ
び同様の生体親和性の材料が含まれる。好ましい実施形態では、生体親和性ワイ
ア164は白金のワイアである。好ましくは白金のワイアを使用する。白金のワ
イヤは、X線透視法で見えるので、外科医が患者の体内で使用中に可撓性先端1
60を配置する場所を確認することができるからである。可撓性先端160に中
実内部芯162を利用することによって、図2Aに示すように、遠位先端が、予
備成形の曲部169を備えることができる。予備成形の曲部169並びに鈍い先
端167は、非外傷性先端を形成するので、医療装置100を患者の脈管系に挿
入できるようになる。予備成形曲部169は、鈍い先端167が、医療装置10
0がその中を前進する血管/動脈または器官を突き刺さないことを保証する。予
備成形曲部169は十分に柔軟で弾力性があるので、予備成形曲部169が真直
ぐになり医療装置を通過可能にするように、インターベンション装置が、医療装
置100の直径の外側を進むことができることを理解されたい。このような先端
構成は、従来技術で良く知られている。
【0024】 図2Aに示すように、本明細書で実施する可撓性先端160の近位端166は
、医療装置100の管腔101内で受けられるように構成される。可撓性先端1
60の近位端166は、Locktite(登録商標)4014など、生体親和
性の接着剤の使用によって、またははんだ付けまたは摩擦ばめなど機械的な固定
方法によって、管腔101内に固定することができる。好ましい実施形態では、
細長い本体105の遠位端部分102を、可撓性先端160の遠位端166のほ
ぼ直径に変形させ、それによって管腔101と可撓性先端160との間に流体密
封シールを形成する。
【0025】 次に図2Bを参照すると、本発明の他の実施形態による、上記の可撓性先端1
60の代替実施形態が示されている。図2Bに示すように、可撓性先端160は
、上記のものと同じまたは同様の構成にすることができ、同じ参照符号は同じ特
徴を示すために利用されている。図2Bの可撓性先端160は、さらに近位端1
66を備え、この近位端166は、細長い本体105の管腔101内に脱着可能
に受けられるように構成される。使用に際しては、医療装置100に予め流体を
入れる(pre−prime)ことが望ましい。管腔101、並びにバルーン1
20によって画定されるチャンバ123から、できる限り多くの空気を取り除く
ためである。通常、これは、管腔101およびチャンバ123内を真空にし、生
理食塩水または造影剤など生体親和性の流体が、医療装置100の管腔101お
よびチャンバ123を満たすことで行われる。システムからほとんどの空気が取
り除かれても、100%の空気の除去は通常不可能である。図2Bおよび図4に
示す取り外し可能な先端を備えた医療装置100を構築することによって、生体
親和性の流体が、管腔101およびチャンバ123を通って遠位にどっと流され
、それによって空気をこれらの空間から外に押しやることができる。空気が医療
装置100を通って押し出された後は、可撓性先端160が細長い本体105の
遠位端部分102に取り付けられ、医療装置100を使用する用意が整う。
【0026】 上記のように、膨張可能なバルーンが、本発明の医療装置の遠位端部分に設け
られる。このバルーン120は、医療装置100の意図された機能に応じて、あ
らゆる適切な可撓性の生体親和性の材料で作ることができる。バルーンは、通常
、弾性材料が好ましいが、所望の場合は非弾性にすることができる。バルーン1
20を成形できる材料の例として、ウレタン、ポリ塩化ビニル、シリコーン、ま
たは良好なエラストマー性の特徴をもつ他の同様の材料が挙げられる。バルーン
120は好ましくは、C−Flexで作られ、これは米国フロリダ州Largo
のConsolidated Polymer Technologies,I
nc.から市販されている。このC−Flex材料は、非常に特殊なデュロメー
タを有するバルーンの成形を可能にし、それによってバルーンを、所定の力に応
じて特別に調整することができる。例えば、1気圧または約14psiの圧力を
バルーンに加えることが可能で、バルーンを、第1の直径0.90mmから第2
の直径約6mmに膨らませることが望ましい場合、C−Flexのデュロメータ
を調整し、それによって、バルーンを、加えられた力に応じて第1の直径から第
2の所望の直径に膨らむように成形することができる。
【0027】 本明細書で実施するように、特に図1および図2Aを参照すると、バルーン1
20は、細長い本体105の遠位端部分102に径方向に配置され、細長い本体
105の壁内に形成された少なくとも1つの開口107を通して、細長い本体1
05の管腔101と流体連通している。開口107は、大体、円筒形の形状を有
するように形成され、また開口は細長い本体105の壁内に細長いスリットとし
て形成されることができる。さらに、開口107は、多くの異なる形状を有して
実施され、上記および図に示した実施形態は、単に例にすぎないものと考えられ
たい。
【0028】 別法として、バルーン120は、所望の場合、壁の外側円周の一部分にのみ非
対称に配置することもできる。さらに、所望の場合、バルーン120の近位端を
、図3に示すように、細長い本体105の最遠位端付近に配置することができ、
George P.Teitelbaumの「Angioplasty Cat
heter(血管形成術カテーテル)」という名称の米国特許第5,807,3
30号にさらに説明されており、その全体を参照により本明細書に組み込む。
【0029】 図3に示すように、バルーン120の遠位端121を、支持部材180に取り
付けることができ、支持部材180を、細長い本体105の管腔101内に配置
することができる。この支持部材180は、バルーン120の遠位端121より
も延びることができ、支持部材180の遠位端182が可撓性先端160に関し
て上記に記載した方法で機能する。図3に示すように、バルーン120の膨張は
、細長い本体105の遠位端部分102および管腔101によってなされる。
【0030】 図4および図5で実施されるように、バルーン120は、バルーン支持部材1
40付近に配置されることができ、バルーン支持部材140は、図のように細長
い本体105の管腔101内、または細長い本体105の外側表面付近で受けら
れるように構成される。バルーン120は、図4および図5に示すように、図1
〜3に関して上記に示しかつ説明したものと同様であり、同じ符号は同様の特徴
を示している。図4および図5に示すように、バルーンのチャンバ123は、バ
ルーン支持部材140内に形成された開口107’を通して管腔101と流体連
通しており、バルーン支持部材は、細長い本体105と同じ材料で作られている
。別法として、バルーン支持部材は、細長い本体105およびバルーン120に
関して上記に説明したどの材料でも作ることができる。
【0031】 バルーン120は、浸漬成形、溶射成形、押出し成形、熱成形、または同様の
製造プロセスにより、細長い本体105の遠位端部分102に隣接して、細長い
本体105上に一体型として成形することができる。好ましくは、バルーン12
0は、上記のプロセスのうちの1つまたは複数を用いることによって、細長い本
体105とは独立して成形され、その後、細長い本体105に固定的に取り付け
られる。バルーン120を細長い本体105に固定する前に、必要であれば、細
長い本体105のバルーン120が取り付けられる領域に施された被覆をまず取
り除く。その後、バルーン120を、遠位端部分102に隣接して配置し、バル
ーン120の近位端124と遠位端122が、細長い本体105内に形成された
開口107よりも延びるようにする。バルーン120をLoctite(登録商
標)4014など生体親和性の接着剤を用いて、細長い本体に固定的に取り付け
ることができる。熱収縮管125を、バルーンの近位端124および遠位端12
2付近に配置して、バルーン121を細長い本体105にさらに固定することが
できる。
【0032】 図2A、B〜5に示すように、遠位マーカ帯(distal marker
band)108および近位マーカ帯106を、バルーン120の遠位端および
近位端付近に配置することができ、マーカ帯106/108は、ステンレス鋼、
チタン、銀、白金、金、放射線不透過性プラスチック、またはX線透視法で容易
に見ることのできる同様の材料など生体親和性の材料で作ることができる。好ま
しくは、マーカ帯106/108は、金で形成される。マーカ帯106/108
は、機械的方法または接着剤を使用して、細長い本体の直径に固定的に取り付け
られた別々の部片でもよい。好ましくは、マーカ帯は、スプレイ塗装、電気メッ
キ、またはマーカ帯材料を細長い本体上に付着させる同様の方法によって、細長
い本体の直径上に一体的に形成される。追加のマーカ帯を、細長い本体105上
で遠位端部分102に沿ってどのような間隔をおいても配置できることを理解さ
れたい。
【0033】 図2A、B〜5に示すように、生体親和性の接着剤112を熱収縮管125の
縁部に塗って、熱収縮管125と細長い本体105の外径との間に滑らかな移行
表面をもたらすようにすることができる。利用できる生体親和性の接着剤の例と
して、紫外線硬化型接着剤、Loctite(登録商標)3311が挙げられる
【0034】 バルーン120は、バルーンが細長い本体105の管腔101と封止して流体
連通するように配置される限り、細長い本体105の遠位端部分102に沿って
どれほどの間隔をおいても、細長い本体105付近で配置できることを理解され
たい。
【0035】 前述のように、本発明による医療装置は、また、細長い本体の近位端部分に可
動に配置されるように構成された弁本体を備える弁を有する。この弁本体は、閉
じた位置と開いた位置との間で可動であり、弁本体が閉じた位置にある場合に開
口を封止するために、細長い本体の表面と係合するように構成されている。
【0036】 この弁本体は、軸方向および径方向に可動であるように構成されることができ
る。好ましい実施形態では、弁本体は、封止された位置と開いた位置との間で軸
方向に移動でき、医療装置の近位端部分に配置された係止機構と係合または分離
するために径方向に動く。
【0037】 弁本体は、閉じた位置にあるときは、好ましくは、細長い本体105の外径と
同一面である。こうした平坦な弁本体を提供することによって、インターベンシ
ョン装置は、医療装置を越えて容易に通過することができる。代替実施形態では
、インターベンション装置の通過を妨げるほど弁本体の外径を大きくしない限り
、弁本体の外径を細長い本体105の外径よりも大きくすることができる。
【0038】 次に図9を参照すると、本発明の一態様による弁本体150の好ましい実施形
態が示されている。この弁本体150は、近位端部分154と遠位端部分152
、およびその間に形成される空洞156を備えている。弁本体の遠位端部分15
2は、図11に示すように、細長い本体の外径と封止して係合するように構成さ
れている。
【0039】 弁本体150の空洞156は、さらに、弁本体を細長い本体105に封止する
のを助けるための柔軟な被覆を含むことができる。この被覆は、シリコーン、ウ
レタン、TFEでもよい。好ましい実施形態では、柔軟な被覆は、パリレン被覆
である。弁本体150は、チタン、ステンレス鋼、ポリウレタン、ポリ塩化ビニ
ル、ニチノール、または同様の材料など生体親和性の材料で作ることができ、弁
本体はさらに、弁本体150の管腔151内に配置された栓(plug)158
のような閉じた近位端部分154を有する。栓158は、上記の材料で成形する
ことができる。好ましい実施形態では、栓158は、はんだで成形され、栓15
8を成形するには上記のようなはんだを利用できる。
【0040】 次に図10を参照すると、本発明による弁本体150の他の実施形態が示され
ている。図10に示す弁本体150は、さらに、斜角(bebel)部156を
含み、この斜角部156は、約0°〜90°の角度βで成形されることができ、
好ましくは約30°〜60°、さらに好ましくは斜角部156は約45°で成形
される。斜角部156は、図11に示すように、ステップ117を受けるように
構成され、このステップは、細長い本体105の近位端部分104に隣接して形
成されることができ、斜角部156およびステップ117は、弁本体150と細
長い本体105の間で、流体密封シールを形成する。
【0041】 本発明により、次に図6、図9、および図11を参照すると、医療装置100
の第1の代表的実施形態の部分側断面図が示されている。医療装置100の近位
端部分104が、図6、図9、および図11に示されている。図9および図11
は、弁本体150の第1の代表的実施形態を示す。図11に示すように、弁本体
150は、細長い本体105の近位端部分104付近に配置することができる。
弁本体150は、近位端部分154と遠位端部分152を有する細長い本体を備
えており、遠位端部分152は医療装置100の細長い本体105を封止して受
けるように構成され、近位端部分は閉じた端部または盲端部158を有する。し
たがって、本明細書で実施するように、弁本体150は、以下にさらに詳細に説
明するように、開いた位置と閉じた位置との間で軸方向に移動する。
【0042】 弁本体は、チタン、ニチノール、ポリミド、および他の生体親和性のプラスチ
ックなど、あらゆる適切な生体親和性の材料で作ることができる。好ましい実施
形態では、弁本体は、ステンレス鋼の管で構築され、管の近位端154は、栓1
58で封止されている。栓158は、チタン、ニチノール、ステンレス鋼、ナイ
ロン、デルリン(delrin)、および他の同様の材料など、生体親和性の材
料で作ることができる。好ましい実施形態では、栓158は、イリノイ州Des PlainsのKesterから市販のはんだで構築され、このはんだは好ま
しくは無鉛である。さらに、弁本体は、一体として構成でき、射出成形され、プ
ラスチックまたは金属で作ることができると理解されたい。
【0043】 弁本体150は、細長い本体105の外径を受けるため、その中で空洞151
を画定する。弁本体は、形が円筒形である場合は、内径が約0.10mm〜約2
.0mmであり、好ましくは約0.25mm〜約1.0mm、最も好ましくは約
0.300mm〜約0.500mmである。弁本体はさらに、壁の厚さが約0.
001mm〜約0.10mm、好ましくは約0.025mm〜約0.05mm、
最も好ましくは約0.03mm〜約0.04mmである。
【0044】 本発明により、医療装置の細長い本体105は、近位端部分104で断面の寸
法を小さくして、シール特性を向上させ、図6および図11に示すように平坦な
弁の構成を生み出すことができる。例えば、円形の断面をもつステップ117は
、縮小した径の領域115と細長い本体105の径との間の移行部をもたらす。
ステップ117は、研削、型込め(molding)、スエージ成形、押出し成
形、または他の知られた技術で成形し、あらゆる様々な角度で構成することがで
きるが、好ましい角度αは約0°〜約90°であり、好ましくは約30°〜約6
0°、さらに好ましくは約45°である。この方法では、弁本体の外側表面が、
ステップ117の遠位の細長い本体105の外側表面と実質的に同一面である。
さらに、ステップ117は、凸または凹の半径(図示せず)を有して成形するこ
ともできると理解されたい。2つの径の間で直線形の移行部として形成されるの
ではなく、ステップ117は、2つの径の間で段階的に変わる半径を形成するこ
とができ、その段階的に変わる半径は、凸または凹、またはその組合せとして実
施される。
【0045】 所望の場合、細長い本体105の近位端部分104は、図6に示すように、管
腔101を封止するために配置された栓103を設けることなどにより、閉じた
端部または盲端部を有することができる。この栓は、チタン、ステンレス鋼、ニ
チノール、デルリン、ナイロン、または同様の材料など、生態親和性の材料で作
ることができる。本明細書で実施する栓103は、細長い本体の管腔101内に
生体親和性の接着剤で貼り付けられ、この接着剤は、栓103および管腔101
の内側の壁に付着する。好ましい実施形態では、この栓103は、弁本体150
に関して上に記載したものなどのはんだで形成される。あるいは、栓103は必
要ではない。弁本体150の遠位端152が、細長い本体105の外径と封止し
て接触しており、それによって医療装置100内で血流停止がなされるからであ
る。栓103が、細長い本体105の管腔101内に配置されない場合、弁本体
150は、細長い本体105内で流体密封シールを形成するために、栓158を
備えなければならないことを理解されたい。
【0046】 次に図11および図12を参照すると、本発明の一実施形態により使用されて
いる医療装置100が示されている。図11に示すように、弁本体150は、細
長い本体105の近位端部分104上に配置されており、弁本体は閉じた位置に
ある。弁本体の遠位端152は、細長い本体105のステップ117と流体密封
シールを形成している。この流体密封シールは、弁本体の遠位先端152とステ
ップ117との間の締りばめによって形成でき、あるいは、本明細書に記載する
ように、弁本体の内径が、シール特性の向上のためのパリレン被覆を含むことが
できる。次に図12を参照すると、開いた構成にある弁本体150が示されてい
る。弁本体150が開いた構成にある場合、膨張流体が、細長い本体105の管
腔101内へ導入され、それによって遠位先端部分102のバルーン120を膨
らませることができる。膨張流体は、Teitlebaumの米国特許第5,8
07,330号に開示されたような方法で導入できる。別法として、膨張流体を
管腔101から抜き取り、それによってバルーン120を収縮させることもでき
る。図11および図12に示すように、弁本体150を選択的に開閉して、バル
ーン120の膨張および収縮を制御することができる。図に示すように、弁本体
を開いた位置と閉じた位置との間で移動させるには、軸方向の力、径方向の力、
またはその組合せを、弁本体150または細長い本体105のどちらか、または
その両方に加えることができる。さらに、弁本体150は、約0.005インチ
(約0.13mm)〜約1.0インチ(約25mm)を移動すればよいだけであ
り、好ましくは約0.02インチ(約0.51mm)〜約0.75インチ(約1
9mm)、最も好ましくは約0.05インチ(約1.3mm)〜約0.25イン
チ(約6.4mm)である。
【0047】 本発明による他の代替実施形態が図33に示されている。細長い本体の近位端
部分104上に配置された弁本体150を有する医療装置100が示され、弁本
体の栓158’は、細長い本体105の非常に近位の端部137と流体密封シー
ルを形成している。栓158’はさらに、細長い本体105の近位端137との
より良好なシールをもたらすため、上記のような柔軟な被覆を含むことができる
。さらに、弁本体のチャンバ156と細長い本体105の外径との間の摩擦締め
は、弁本体150を、細長い本体105の近位端部分104上に保持する作用を
する。図33を参照して実施し説明した医療装置100は、医療装置100の他
の実施形態に関連して本明細書で記載した他のあらゆる特徴を含むように構成さ
れることを理解されたい。
【0048】 次に図7、13〜14、18、および19を参照すると、本発明による径を縮
小した領域の代表的代替実施形態が示されている。図7、13〜14、18、お
よび19に示すように、この縮小した径の領域は、複数のステップを備えること
ができ、上記のように、第1ステップ117により、細長い本体105の外径が
第1の縮小した径部分115に移行する。第2のステップ118は、第1のステ
ップ117の近位に配置され、この第2のステップ118は、第1の縮小した径
部分115と第2の縮小した径部分116との間に移行部をもたらす。
【0049】 第2のステップ118は、角度約0°〜約90°であり、好ましくは約30°
〜約60°、さらに好ましくは約40°〜約50°で成形することができる。
【0050】 図13および図14に示すように、第2のステップ118は、弁スリーブ15
0が開いた位置内へ近位に移動する場合、バルーンの改善された膨張および収縮
をもたらすことができる。これは、弁本体が閉じた位置から開いた位置へ移動す
るので、弁本体150が、細長い本体105の壁内に形成された開口113を通
過して移動する必要がないからである。図14に示すように、弁本体150の遠
位端152が、第2のステップ118の近位を通過後、第2の縮小した径部分と
弁本体150の空洞151との間に流体流路が形成されるのである。確かに、こ
うした流路を設けることにより、図13および図14に示すように、細長い本体
の最近位端を、バルーンを膨張させるための開口を画定するために使用でき、細
長い本体105の壁内に追加の開口を設ける必要がなくなる。
【0051】 次に図8および図15を参照すると、本発明による医療装置100の近位端部
分104の他の代替実施形態が示されている。図8および図15に示すように、
医療装置100の近位端部分104は、テーパ部515を備えており、このテー
パ部は研削、フライス加工(milling)、放電加工(EDM)、レーザカ
ット、またはスエージ成形など知られた技術で成形することができる。本明細書
の実施形態は、一定の角度約0°〜約45°を画定しているが、好ましくは約0
°〜約10°、さらに好ましくは約0.5°〜約3°である。図15に示すよう
に、弁本体150は、テーパ部515付近に配置され、弁本体の遠位端152は
、細長い本体105の外側表面と接触し、それによって、閉じた位置にある場合
は開口113を封止する。弁本体150は、軸方向に移動でき、それによって環
状の空間が、弁本体150の遠位端152と細長い本体105の外径のテーパ部
付近に作り出され、それによって、環状の空間から管腔101およびバルーンの
チャンバ123内へ流体が流れるのを可能にする。
【0052】 本発明により、開口が、細長い本体105の近位端部分104に設けられてい
る。この開口は、細長い本体105の管腔101を介してバルーン120と流体
連通しており、様々な構成で実施することができる。上記のように、この開口は
、細長い本体の非常に近位の端部に画定することができる。あるいは、本明細書
で実施するように、開口は、細長い本体105の近位端部分104で細長い本体
105の壁を貫通して配置される、少なくとも1つの開口113を備えることが
できる。好ましくは、近位端部分104に縮小した断面の領域が設けられる場合
、開口は、細長い本体105の近位端部分104の縮小した径の領域115内に
配置される。
【0053】 本発明によれば、開口113は、様々な方法で形成することができ、そのいく
つかが、図6〜8、および11〜32に示されている。図6〜8、および11〜
32に示すように、複数の開口を、縮小した径の領域115および116を貫通
して形成することができ、開口は、細長い本体105の近位端部分104に沿っ
て配置される。開口113は、レーザ穴あけ、放電加工(EDM)、穴あけ、フ
ライス加工、電気化学的ミリング、および細長い本体105の壁を貫通する開口
を設ける他の同様のプロセスなどの製造プロセスを利用して、細長い本体の壁内
に形成されることができる。
【0054】 次に図16および図18を参照すると、本発明による開口213の第1の代替
実施形態が示されており、同じ符号は、本発明の医療装置100に関して上記に
記載したものと同様の特徴を示すものとする。開口213は、縮小した径の領域
115または第2の縮小した径の領域116の壁内に形成される、軸方向に延び
る少なくとも1つのスリットの形で実施することができる。
【0055】 次に図17、19、および29を参照すると、本発明による開口313の第2
の代替実施形態が示されている。この開口313は、縮小した径の領域115ま
たは第2の縮小した径の領域116の壁内のスカイブ(skive)として実施
することができる。このスカイブは、スカイブ313を形成すべき細長い本体の
部分上に砥石車(grinding wheel)を通すことによって、細長い
本体105の壁内に形成することができる。
【0056】 本発明により、本発明の医療装置による追加の代替実施形態が示される。上記
で論じたように、この医療装置は、近位端部分およびその上に配置された弁本体
を有し、弁本体は、開いた位置と閉じた位置との間で可動であり、閉じた位置で
は、弁本体は細長い本体の外側の壁と封止して係合する。開いた位置では、上記
で論じたように、弁本体は、バルーンの膨張および収縮を可能にする。
【0057】 次に図24を参照すると、細長い本体105および弁本体450は、上記およ
び図11に示された各要素を含んでいる。さらに、細長い本体105は、細長い
本体105の壁内にスロット413を含み、スロット413は、細長い本体10
5と軸方向に位置合せされている。スロット413は、溝または窪み(dimp
le)などによって外側の壁に部分的に形成することができ、または、開口とし
て、細長い本体105の壁を通って完全に延びることもできる。弁本体450は
、上記の方法で、細長い本体105の近位端部分104付近に配置される。弁本
体450は、さらに、弁本体の空洞456内へ延びる突起455を備える。この
突起455は、細長い本体105のスロット413内でスライド可能に受けられ
る。したがって、突起455は、細長い本体105の近位端部分104で弁本体
450を保持することができ、弁本体の近位の移動を制限する。突起455は、
さらに、弁本体を開いた構成または閉じた構成にすることを指示する使用者に触
感のあるフィードバックをもたらすこともできる。この突起は、弁本体450に
取り付けられた別体として成形することができ、また弁本体450と一体型に成
形することができる。別法として、縮小した径部分が、突起と一体的に成形され
、また縮小した径部分に固定的に取り付けた突起を備えることもでき、弁本体が
、縮小した径部分の突起を受けるように構成されたスロットまたは溝を備えるこ
ともできる。
【0058】 次に図20〜22を参照すると、弁本体550および縮小した径部分515の
代替実施形態が示されている。この縮小した径部分515は、さらに、細長い本
体105の壁内に形成された溝519を備える。溝519は、機械加工、研削、
放電加工(EDM)、フライス加工、または同様の製造プロセスによって、細長
い本体の壁に形成することができる。別法として、溝519は、図30に示すよ
うに、細長い本体の壁を変形することによって形成することもできる。弁本体5
50は、ピン555または空洞556内に延びる同様の突起を備える。弁本体5
50が縮小した径部分515付近に配置される場合、ピン555は、溝519内
で受けられ、弁本体550が開いた位置と閉じた位置の間を移動する間、溝51
9によりピン555が導かれる。図20〜22に示すように、溝519は、細長
い本体105の管腔101と軸方向に位置合せされることができ、または、らせ
ん状に延びて、移動中に弁本体の回転運動を誘発することができる。別法として
、図23に示すように、溝519’は、細長い本体105の管腔101と軸方向
および半径方向の両方で位置合せすることができる。軸方向および半径方向の両
方で位置合せされた溝519’を有することにより、弁本体550が、先ず回転
して移動し、次いで軸方向に移動して、弁本体と細長い本体との間のシールを開
ける。このため、弁本体550が不慮に開いてしまう可能性が低くなり、またな
くなる。
【0059】 次に図25〜27を参照すると、本発明の医療装置による他の代替実施形態が
示されている。図25を参照すると、細長い本体905の近位端部分904の代
替実施形態の部分側断面図が示されており、近位端部分904は、さらに、近位
端部分904の壁および管腔901を貫通して軸方向に配置されたピン990を
備えている。ピン990の位置のよりよい理解は、図26の上断面図を参照して
得られる。図26は、細長い本体905の近位端部分904を通って、上面図に
垂直に配置されたピン990を示す。次に図27を参照すると、弁本体950に
対応する実施形態が示されており、この弁本体950は、トラック(track
)930を備えている。このトラックは、溝930がピン990と係合する場合
、弁本体950を配置させるための案内をする。ステップ917は、弁本体95
0の近位端上でテーパ部分を形成し、弁本体990が細長い本体905の管腔9
01内へ挿入されると、テーパ部分が細長い本体の近位端部分の内径と係合し、
それによって流体密封シールが形成される。弁本体950のテーパ部分と細長い
本体905の近位端部分904の管腔901との間でシールを実施するには、2
つの動きを必要とし、第1は軸方向の動きで第2は回転力である。第2の回転力
は、シールが形成された後に、シールを開放するための操作者側の慎重な動作を
必要とする。回転力という第2の動作により、操作者が、単に弁本体950を軸
方向に引くことによって不注意に口を開けてしまい難くする。別法として、ピン
990を細長い本体の外側表面よりも延ばし、弁本体を、細長い本体の近位端部
分の外側付近に配置し、弁本体の内側表面上に溝を形成することもできる。
【0060】 トラック930は、上記のあらゆるプロセスを利用して、弁本体950の外側
表面内に形成することができる。
【0061】 次に図28〜32を参照すると、本発明による追加の代替実施形態が示されて
いる。図28を参照すると、医療装置800の部分上面断面図が示されており、
この医療装置800は、遠位端部分(図示せず)および近位端部分804を有す
る細長い本体805を備え、近位端部分804は、図30に示されるように、細
長い本体に形成された少なくとも1つの溝を備えている。医療装置800は、さ
らに、細長い本体805の近位端部分804に隣接して配置された開口815を
備えている。図29に示すように、開口815は、スカイブとして形成すること
ができる。開口815はスカイブとして実施して示してあるが、これは、限定的
なものと考えられるべきではなく、本明細書に記載したあらゆる開口を、スカイ
ブに追加し、またはこれに代えて使用できると考えられたい。スカイブ815は
、上記のあらゆる方法を利用して形成することができる。
【0062】 次に図31を参照すると、弁本体850が示されており、この弁本体は、近位
端部分854と遠位端部分852、およびその間に配置されたテーパ部分817
を備えている。
【0063】 図28および図32に示すように、弁本体850は、開いた位置にある場合は
、医療装置800の管腔801内の近位に配置されている。医療装置を閉じるに
は、弁本体850を、細長い本体805の管腔801内で、テーパ部分817が
開口815の遠位部分を過ぎるまで、遠位に前進させ、細長い部材の近位端部分
の内側表面と係合させる。所望の場合、また溝および突起の構成を提供すること
が可能である。このようにして、次いで、弁本体850を回転させて、弁本体8
50を所定の位置に係止する。したがって、図25〜27に関して上記のように
、はじめに弁本体850に回転力を加えずに、弁本体が、細長い本体805の内
部管腔801から不注意に取り除かれることは不可能である。
【0064】 図25〜32に示す、医療装置900および800の代替実施形態は、上記の
態様および方法により構築することができ、同様の材料を利用することができる
。さらに、弁本体950および850は、図9および10に関して上記に記載し
たような被覆、および医療装置900および800上により良好なシールを実施
するために図に開示した弁本体150をさらに備えることができる。
【0065】 細長い本体805の近位端部分804内に形成された溝830は、医療装置1
00を参照して上述されたあらゆる方法を使用して形成することができる。好ま
しくは、溝830は、クリンピングまたはディンプリングプロセスにより細長い
本体の側壁内に形成される。
【0066】 本明細書で説明しかつ示した医療装置100は、血管形成術またはステント処
置など、血管のインターベンション処置に利用することができる。こうした処置
では、患者の脈管系へのアクセス部位が、通常、患者の大腿動脈内に形成される
。患者は、処置中、システム的にヘパリンを投与される。大腿動脈へのアプロー
チを介して、長さ9フレンチ(French)のアクセスシースが総大腿動脈を
通して挿入され、所望の位置まで進められる。アクセスが確立されると、医療装
置100が、患者の脈管系内に挿入される。X線透視法および医療装置100の
柔らかい操縦可能な可撓性先端160を使用して、医療装置100は、医療処置
を行うべき部位に隣接して配置される。医療装置100の位置決めは、医療装置
100の遠位端部分102上に配置された複数のマーカ帯108/106をX線
透視法により確認することによって確定できる。Teitelbaumの米国特
許第5,807,330号に記載されているように、次いでバルーン120を、
弁本体150を開けることにより膨張させ、膨張流体を、医療用装置100の近
位端部分内の開口113を介して導入することができる。バルーン120を十分
な径になるまで膨張させた後、弁本体150を閉じた位置内に移動させ、それに
よって流体密封シールを形成することができる。バルーン120を膨張した状態
のままにし、膨張流体の供給源を、次いで医療装置100の近位端部分104か
ら取り除く。膨張流体を導入するために利用できる装置の例として、Tuohy
−Borst装置が挙げられる。このTuohy−Borst装置は、所望によ
り医療装置100から取り外すことができる。別法として、取り外し可能な膨張
箱を供給することができ、この箱は、細長い部材の近位端部分付近で封止された
チャンバを作り出すことができ、当技術分野で知られているように、開いた位置
と閉じた位置との間で弁本体の動きを選択可能にする。利用できる膨張流体の例
として、生理食塩水または二酸化炭素が挙げられるが、好ましくは、造影流体を
膨張流体として利用し、それによってX線透視法のもとでバルーン120を見る
ことができるようにする。
【0067】 この時点で、バルーン式血管形成術用カテーテルを、医療装置100を越えて
挿入することができ、バルーン120は、医療装置100を患者の脈管系内に固
定し、また血管を閉塞する作用をする。所望の場合、適当なバルーン構成が提供
されると、血管内の狭窄を予め拡張するために医療装置100を利用することが
できる。別法として、血管形成術用バルーンカテーテル、および/またはステン
ト送達装置、および/または他の知られたインターベンション装置を、当技術分
野で知られているような所望の処置を行うための部位へ、医療装置100を越え
て前進させることができる。こうしてインターベンション処置中にインターベン
ション装置によって作られた破片を、以下に記載するように、医療装置100上
を進めることができる吸引カテーテルを介して取り除くことができる。
【0068】 インターベンション処置に続いて、インターベンション装置を医療装置100
から取り外すことができ、吸引カテーテルを、医療装置100を越えて部位近く
の位置に進ませることができる。大量の生理食塩水を部位へ注入することにより
、部位を力強く流すことができる。あるいは、またはさらに、破片は、吸引カテ
ーテルを部位内に選択的に配置させることにより、吸引カテーテルの管腔を介し
て疾患の遠位に取り除かれる。
【0069】 破片を部位から取り除き、吸引カテーテルを医療装置100から取り外した後
、弁本体150を閉じた位置から開いた位置へ移動させ、膨張流体を取り除き、
それによって医療装置100のバルーン120を収縮させることができる。この
とき、医療装置100を、患者の脈管系から取り出すことができる。別法として
、医療装置100を配置したままにし、追加のインターベンション処置をその部
位で行い、インターベンション処置に続いて、記載したように、部位を吸引する
ことができる。医療装置100は、追加のインターベンション処置を行う必要が
ある限り、そのまま配置しておくことができる。
【0070】 本発明について、ある好ましい実施形態を参照して、かなり詳細に説明したが
、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書の装置に変更を加え
ることができることを理解されたい。したがって、修正された特許請求の範囲は
、本明細書に記載した実施形態に限定されるものと考えられるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による医療装置の側面図である。
【図2A】 本発明による医療装置の遠位先端の一代表的実施形態の部分側断面図である。
【図2B】 本発明による取り外し可能な遠位先端の一代表的実施形態の部分側断面図であ
る。
【図3】 本発明による医療装置の遠位先端の他の代表的実施形態の部分側断面図である
【図4】 本発明による医療装置の遠位先端の他の代表的実施形態の部分側断面図である
【図5】 本発明による医療装置の遠位先端の他の代表的実施形態の部分側断面図である
【図6】 本発明による医療装置の近位端部分の一代表的実施形態の部分側断面図である
【図7】 本発明による医療装置の近位端部分の他の代表的実施形態の部分側断面図であ
る。
【図8】 本発明による医療装置の近位端部分の他の代表的代替実施形態の部分側断面図
である。
【図9】 本発明による弁本体の一代表的実施形態の側断面図である。
【図10】 本発明による弁本体の一代表的代替実施形態の側断面図である。
【図11】 近位端部分付近に配置された弁本体を示す、本発明による医療装置の近位端部
分の一代表的実施形態の部分側断面図である。
【図12】 開いた位置にある弁本体を示す、本発明による医療装置の近位端部分の部分側
断面図である。
【図13】 近位端部分付近に配置された弁本体を示す、本発明による医療装置の近位端部
分の代表的代替実施形態の部分側断面図である。
【図14】 開いた位置にある弁本体を示す、本発明による医療装置の近位端部分の代替実
施形態の部分側断面図である。
【図15】 近位端部分付近に配置された弁本体を示す、本発明による医療装置の近位端部
分の他の代替実施形態の部分側断面図である。
【図16】 医療装置の壁内に形成された複数の開口を示す近位端部分の部分側断面図であ
る。
【図17】 医療装置の壁内に形成されたスカイブを示す、近位端部分の部分側断面図であ
る。
【図18】 医療装置の壁内に形成された複数の細長いスロットを示す、本発明による医療
装置の近位端部分の代替実施形態の部分側断面図である。
【図19】 医療装置の近位端部分内に形成されたスカイブを示す、本発明による医療装置
の近位端の代替実施形態の部分側断面図である。
【図20】 本発明による医療装置の近位端の代表的代替実施形態の部分側面図である。
【図21】 図20に示した医療装置の近位端部分の代替実施形態の端面断面図である。
【図22】 図20に示した医療装置の近位端部分の代替実施形態の端面断面図である。
【図23】 本発明による医療装置の近位端部分の他の代表的代替実施形態の部分側面図で
ある。
【図24】 本発明による医療装置の近位端部分の他の代表的代替実施形態の部分側断面図
である。
【図25】 本発明による医療装置の近位端部分の他の代表的代替実施形態の部分側断面図
である。
【図26】 本発明による医療装置の近位端部分の他の代表的代替実施形態の部分上面断面
図である。
【図27】 本発明による医療装置の弁本体の代替実施形態の部分側断面図である。
【図28】 本発明による医療装置の代替実施形態の部分上面断面図である。
【図29】 図28に示した医療装置の代替実施形態の部分側断面図である。
【図30】 図29の医療装置の代替実施形態の、図29の線A−Aに沿って切断した端面
断面図である。
【図31】 図28の弁本体の部分側面図である。
【図32】 図28の医療装置の近位端部分内に配置された、図31の弁本体の部分側断面
図である。
【図33】 本発明による近位端部分および弁本体の代替実施形態の部分側断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月9日(2002.5.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クロウフオード,リン・デイ アメリカ合衆国、カリフオルニア・92604、 アーバイン、イヤーリング・アベニユー・ 5121 (72)発明者 バーダリス,アルバート,ジユニア アメリカ合衆国、カリフオルニア・94127、 サン・フランシスコ、ロツクデール・ドラ イブ・935 (72)発明者 レイノルズ,チム アメリカ合衆国、カリフオルニア・94085、 サニーベール、サン・コンラード・608、 ナンバー・3 (72)発明者 シユマー,ダン アメリカ合衆国、カリフオルニア・95123、 サン・ホセ、クリー・ドライブ・975 (72)発明者 エドミストン,ダリル アメリカ合衆国、ユタ・84088、ウエス ト・ジヨーダン、2013・ウエスト・8350・ サウス (72)発明者 ジヨンソン,ステイーブ アメリカ合衆国、ユタ・84084、ウエス ト・ジヨーダン、7684・サウス・2250・ウ エスト (72)発明者 スリーゲル,カーリー アメリカ合衆国、ユタ・84102、ソルト・ レイク・シテイ、835・イースト・600・サ ウス Fターム(参考) 4C167 AA08 AA14 BB04 BB33 BB63 CC08 GG09 GG22 GG23 GG24 GG34

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血管閉塞用の医療装置であって、 遠位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配置される管腔を有す
    る細長い本体と、 前記細長い本体の前記遠位端部分に配置され、前記管腔と流体連通するバルー
    ンと、 前記細長い本体の前記近位端部分に画定され、前記管腔を介して前記バルーン
    と流体連通する開口と、 前記細長い本体の前記近位端部分に可動に配置される弁本体とを備え、前記弁
    本体が閉じた位置と開いた位置との間で可動であり、前記弁本体が前記閉じた位
    置にある場合に開口を封止するため、前記弁本体が、前記開口より遠位で前記細
    長い本体の表面と係合するように構成される、医療装置。
  2. 【請求項2】 前記弁本体が前記閉じた位置にある場合に前記弁本体と係合
    する表面が、前記細長い本体の外側表面である、請求項1に記載の医療装置。
  3. 【請求項3】 前記細長い本体の前記近位端部分の少なくとも一部分の外側
    断面寸法が、前記細長い本体の前記遠位端部分の外側断面寸法より小さい、請求
    項1に記載の医療装置。
  4. 【請求項4】 前記弁本体が、前記細長い本体の前記近位端部分を受けるた
    めの側壁内に画定された空洞を有する側壁を備え、前記弁本体が、前記閉じた位
    置にある場合に前記細長い本体の前記遠位端部分の外側表面と実質的に同一面の
    外側表面を有する、請求項3に記載の医療装置。
  5. 【請求項5】 前記開口が、前記細長い本体の前記近位端部分の側壁内に画
    定される、請求項1に記載の医療装置。
  6. 【請求項6】 膨張口が前記弁本体の側壁内に画定される、請求項1に記載
    の医療装置。
  7. 【請求項7】 前記弁本体および前記細長い本体が、少なくとも前記弁本体
    が前記閉じた位置にある場合に、前記弁本体の不測の動きを防止するためにはめ
    あい係合するように構成される、請求項1に記載の医療装置。
  8. 【請求項8】 前記はめあい係合が、前記弁本体および前記細長い本体の少
    なくとも1つの表面から延びる突起を含む、請求項7に記載の医療装置。
  9. 【請求項9】 前記弁本体が、前記細長い本体に対して軸方向および回転方
    向に可動である、請求項1に記載の医療装置。
  10. 【請求項10】 血管閉塞用の医療装置であって、 遠位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配置される管腔を有す
    る細長い本体と、 前記細長い本体の前記遠位端部分に配置され、前記管腔と流体連通するバルー
    ンと、 前記細長い本体の近位端部分に画定され、管腔を介してバルーンと流体連通す
    る開口と、 前記細長い本体の近位端部分に可動に配置される弁本体とを備え、前記弁本体
    が、閉じた位置と開いた位置との間で可動であり、前記弁本体が前記閉じた位置
    にある場合に開口を封止するため、前記弁本体が前記細長い本体の外側表面と係
    合するように構成される、医療装置。
  11. 【請求項11】 前記細長い本体の前記近位端部分の少なくとも一部分の外
    側断面寸法が、前記細長い本体の前記遠位端部分の外側断面寸法より小さい、請
    求項10に記載の医療装置。
  12. 【請求項12】 前記弁本体が、前記細長い本体の近位端部分を受けるため
    の側壁内に画定された空洞を有する側壁を備え、前記弁本体が、前記閉じた位置
    にある場合に前記細長い本体の前記遠位端部分の外側表面と実質的に同一面の外
    側表面を有する、請求項11に記載の医療装置。
  13. 【請求項13】 前記弁本体および前記細長い本体が、少なくとも前記弁本
    体が前記閉じた位置にある場合に、前記弁本体の不測の動きを防止するためには
    めあい係合するように構成される、請求項10に記載の医療装置。
  14. 【請求項14】 前記はめあい係合が、前記弁本体および前記細長い本体の
    少なくとも1つの表面から延びる突起を含む、請求項13に記載の医療装置。
  15. 【請求項15】 前記弁本体が、前記細長い本体に対して軸方向および回転
    方向に可動である、請求項10に記載の医療装置。
  16. 【請求項16】 前記細長い本体がニチノールで作られる、請求項10に記
    載の医療装置。
  17. 【請求項17】 前記細長い本体の近位端が遠位端よりも小さい径を有する
    、請求項10に記載の医療装置。
  18. 【請求項18】 前記細長い本体が、前記細長い本体の近位端に隣接するス
    テップをさらに備え、前記ステップにより前記細長い本体が遠位の径と近位の径
    との間で移行する、請求項17に記載の医療装置。
  19. 【請求項19】 前記弁本体が閉じた位置にある場合に、前記弁本体が前記
    ステップと封止して係合する、請求項18に記載の医療装置。
  20. 【請求項20】 血管閉塞用の医療装置であって、 遠位端部分、近位端部分、および細長い本体を貫通して配置される管腔を有す
    る細長い本体と、 前記細長い本体の前記遠位端部分に配置され、前記管腔と流体連通するバルー
    ンと、 前記細長い本体の前記近位端部分に画定され、前記管腔を介して前記バルーン
    と流体連通する開口と、 前記細長い本体の前記近位端部分に可動に配置される弁本体とを備え、前記弁
    本体が、閉じた位置と開いた位置との間で可動であり、前記弁本体が、前記閉じ
    た位置にある場合に前記開口を封止するため、前記開口の遠位で前記細長い本体
    の前記近位端部分で外側表面と係合するように構成され、前記弁本体が、前記細
    長い本体の前記近位端部分を受けるための側壁内に画定された空洞を有する側壁
    を備え、前記弁本体が、前記閉じた位置にある場合に前記細長い本体の前記遠位
    端部分の外側表面と実質的に同一面の外側表面を有し、前記弁本体および前記細
    長い本体の少なくとも1つが、他方の前記弁本体および前記細長い本体とはめあ
    い係合して、少なくとも前記弁本体が閉じた位置にある場合に前記弁本体の不測
    の動きを防止するための、前記弁本体および前記細長い本体の少なくとも1つか
    ら延びる突起を備える、医療装置。
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