JP2003530128A - 改善された風味のスナック - Google Patents

改善された風味のスナック

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JP2003530128A JP2001575839A JP2001575839A JP2003530128A JP 2003530128 A JP2003530128 A JP 2003530128A JP 2001575839 A JP2001575839 A JP 2001575839A JP 2001575839 A JP2001575839 A JP 2001575839A JP 2003530128 A JP2003530128 A JP 2003530128A
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Abstract

(57)【要約】 全脂肪、脂肪分を削減した、低脂肪、及び脂肪分のないフレーバを増強したスナック食品製品。増強されたフレーバは、フレーバ増強剤、微粒子、ビタミンC、ハーブ及び香辛料、又はこれらの混合物をドー中へ混合することによって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願に対する相互対照) 本出願は、2000年4月18日に出願された米国特許仮出願第60/197
,740号に基づく優先権を主張しており、その出願は本明細書に引用され組み
入れられている。
【0002】 (技術分野) 本発明は、全脂肪、脂肪分を削減した、低脂肪、及び脂肪分のないのデンプン
質スナックに関する。スナックは、高度な口溶け、及び増強されたフレーバ、及
び質感を有する。本発明は更に、スナックの製造方法にも関する。
【0003】 (発明の背景) ポテトチップス、コーンチップス、及びトルティージャチップスといったよう
なスナックは、特に人気のある消費者向けスナック製品である。デンプン質スナ
ックの場合、ポテトフレークといったようなデンプンベースの材料は、一般的に
再組成してドーシートを形成し、そしてそこから片々を作り上げる。これら加工
された片々はその後、揚げ油脂、もしくは油の中に浸される。浸される際、加工
された片々は、相当量の、一般的には結果としてのスナック製品の重量でおよそ
約25%から約50%揚げ油脂、もしくは油を吸収する。 一般に、加工スナックは同等の、又はより多量の総フレーバ構成成分を含有す
るが、加工スナックの知覚されるフレーバは従来のチップスよりも少ない。加工
スナック、及び従来のスナックは、ほぼ同等の油の総量を含有する。しかし、従
来のチップス中の油のほとんどが閉じ込められていないのに対して、加工スナッ
ク中の油のほとんどはチップスの生地中に閉じ込められる。理論によって予期さ
れることを意図するものではないが、フレーバの知覚は閉じ込められていない油
からのフレーバの放出に関連すると考えられている。このように、加工スナック
は、より低く知覚されるフレーバを有する。
【0004】 加工スナックは、消化性油脂で調理されたスナックよりも一層より低く知覚さ
れるフレーバを有する非消化性油脂で調理される。フレーバは、非消化性油脂組
成物によって「抑制」され、それが口の表面を覆い、そしてスナックのフレーバ
表出を抑制する。フレーバの放出はまた、高粘度の油(このような非消化性油脂
)によっても抑制される。 非消化性油脂を含む組成物中で揚げられたスナックのフレーバ特性の減少は、
揚げている間にスナックによって吸収された非消化性油脂中の固形結晶化によっ
て引き起こされると考えられる。揚げている間、非消化性油脂は液化した状態で
スナックに吸収される。スナックが冷めると、中度融解、並びに低度融解油脂の
結晶化が起こり、そしてスナックの感覚的な属性(例:パリパリ感、ろうのよう
な滑らかな印象、及び口溶け)を変化させる結晶化の結果として固体が形成され
る。これらの固形は、消極的な油の損失を防止するために非消化性油脂組成物中
に必要であるため、非消化性揚げ油脂に関する処方の柔軟性はトリグリセリド油
脂レベルの増加に制限され、こうしてカロリー削減の利益を相殺する。
【0005】 非消化性油脂に関連の更なるフレーバの損失を克服するために、可消化性、及
び非消化性油脂の混合が提案されている。可消化性、及び非消化性油脂のブレン
ド中で揚げることで、フレーバの知覚はいくらか増大して見えているが、それで
もまだ望ましいところより劣る。 フレーバ増大のため局部的にスナック製品に調味料を適用することができるが
、局部的手段を通して結果得られるフレーバ表出は望ましいところより劣る。局
部的な調味付けは、最初の咀嚼において即座に強烈なフレーバ表出を提供し、そ
の後フレーバの強さは激しく減少する。 このため、増強されたフレーバを有する脂肪分を減らした、低脂肪の、及び脂
肪分のないスナックを製造することができるのは望ましいことであろう。増強さ
れたフレーバ、及び改善された質感を伴う全脂肪スナックを提供することもまた
、望ましいことであろう。咀嚼中ずっと持続するフレーバ表出を伴うスナックを
提供することもまた、望ましいことであろう。
【0006】 それ故に、増強されたフレーバを有するスナック製品を提供することが本発明
の目的である。咀嚼中ずっと持続するフレーバ表出を伴うスナックを提供するこ
ともまた、本発明の目的である。 これら、及びその他の本発明の目的は、この後に明らかになるであろう。
【0007】 (発明の概要) 本発明は、持続する、増強されたフレーバ表出を伴うスナックを提供する。こ
れらスナックは、ドー中の約0.1pptから約6%、好ましくは約0.01%
から約2%、より好ましくは約0.05%から約0.4%を含むドウから作られ
る。フレ−バ増強剤は、アミノ酸、ペプチド、タンパク質、ビタミン、還元糖、
ヌクレオチドフレーバ増強剤、炭水化物分解生産物、ハーブ及び香辛料抽出物、
オレオレジン、及びこれらの混合物といったようなフレーバ増強化合物から選択
することができる。 スナックのドーはまた、約0.1%から約10%のスナックに視覚的魅力を付
加する微粒子を含むのが好ましい。好ましい微粒子は、米国メッシュ#約5から
約50、好ましくは約14から約20を通過することができるような大きさであ
る。最も好ましい微粒子は、約60%未満、より好ましくは約20%未満、最も
好ましくは約10%未満の油脂を含み、そして水分活性が約0.8未満、好まし
くは約0.1から約0.5である。これらの属性を有する微粒子がスナックの製
造方法に不利な影響を及ぼすことなくスナックのドーに直接加えられることがで
きることが分かっている(即ち、ドーシートが薄く延ばしている間破れず、そし
て微粒子は乾燥、又は揚げている間焦げない)。微粒子は、最終的スナック表面
積の約100%まで、好ましくは約75%まで、より好ましくは約20%から約
40%の目に見える表面を覆うことが可能である。
【0008】 加えて、ビタミンCは約0.01%から約0.4%、好ましくは約0.05%
から約0.2%、より好ましくは約0.1%から約0.15%のレベルにおいて
ドーへ加えることができる。栄養的な利益に加えて、ビタミンCはまた、フレー
バ強力化剤、及び酸化防止剤としても機能することができる。 付加的なフレーバとして、ハーブ及び香辛料もまた、約8%まで、好ましくは
5%まで、より好ましくは約0.1%から約3%のレベルにおいてスナックのド
ーに加えることができる。 スナックは、非消化性油脂、消化性油脂、又はこれら混合物中で揚げることが
できる。スナックは、好ましくは約50%から約90%の非消化性油脂、及び約
10%から約50%の消化性油脂を含む非消化性油脂、及び消化性油脂の混合物
中、より好ましくは約70%から約85%の非消化性油脂、及び約15%から約
30%の消化性油脂を含む非消化性油脂、及び消化性油脂の混合物中で揚げられ
る。
【0009】 (詳細説明) A.定義 本明細書で使用する時、「ppt」は一兆分の一を意味する((1×1012
分の1)。 本明細書で使用する時、「薄く延ばせるドー」は、破れたり、もしくは孔を形
成したりすることなく、滑らかな表面上に載置され、そして望ましい最終的な厚
さへ延ばされることが可能なドーである。薄く延ばせるドーはまた、押出し工程
を通してシートへと形成されることができるドーを包含し得る。 本明細書で使用する時、「フレーバ増強剤」は望ましい最終フレーバそれ自体
はほとんど有さないが、食品に加えられた時にその食品のフレーバを増強、もし
くは増大する属性を有する物質について言う。フレーバ増強剤は、フレーバ前駆
体、フレーバ強力化剤、反応的フレーバ、反作用フレーバ、及び望ましくないフ
レーバを抑制、もしくは覆い隠す薬剤を包含するが、それに限定されるものでは
ない。フレーバ増強剤はまた、ハーブ及び香辛料の抽出物及びオレオレジンをも
包含し得る。フレーバ増強剤は、液体、又は乾燥した形状であってもよく、例え
ば、それらはカプセル入り、粒塊、又は平板状であってもよい。
【0010】 本明細書で使用する時、「デンプンベース材料」とは、自然発生するグルコピ
ラノーズユニットからなる高ポリマーの炭水化物、自然、脱水された(例:フレ
ーク、顆粒、挽き割り)、もしくは粉末いずれかの形状をいう。デンプンベース
材料は、ポテト粉、ポテト顆粒、ポテトトフラニュール、ポテトフレーク、コー
ン粉、マサコーン粉、コーン粗粉、挽き割りコーン、コメ粉、ソバ粉、オートム
ギ粉、豆粉、オオムギ粉、タピオカ、並びに化工デンプン、自生デンプン、及び
脱水されたデンプン、塊茎から抽出されたデンプン、マメ類、及び穀物、例えば
コーンスターチ、小麦デンプン、コメデンプン、ワキシーコーンデンプン、オー
トムギデンプン、キャバッサデンプン、ワキシーオオムギ、ワキシーコメデンプ
ン、グラチノースコメデンプン、スイートライスデンプン、アミオカ、ポテトデ
ンプン、タピオカデンプン、及びこれらの混合物を包含するが、それに限定され
るものではない。
【0011】 本明細書で使用する時、「加工デンプン」とはその機能上の特徴を改善するた
め、物理的、もしくは化学的に変化させているデンプンを言う。好適加工デンプ
ンは、予めゼラチン化されたデンプン、低粘度デンプン(例:デキストリン、酸
化工デンプン、酸化デンプン、酵素化工デンプン)、安定化デンプン、(例:デ
ンプンエステル、デンプンエーテル)、架橋デンプン、デンプン糖(例:グルコ
ースシロップ、ブドウ糖、イソグルコース)、及び処置の組み合わせを受けてい
るデンプン(例:架橋及びゼラチン化)、及びこれらの混合物を包含するが、そ
れに限定されるものではない。 本明細書で使用する時、「加えられる水」という用語は乾燥したドウ成分に加
えられた水を言う。粉、及びデンプンの源の場合といったような、乾燥したドウ
成分中に本質的に存在する水は、加えられる水に包含されない。
【0012】 本明細書で使用する時、「乳化剤」という用語はドー成分へ加えられている乳
化剤を言う。ポテトフレークの場合といったような、ドー成分中に本質的に存在
する乳化剤は、用語の乳化剤には包含されない。 他に明記しない場合、百分率は全て重量によるものである。 他に明記しない場合、「油脂(fat)」、及び「油(oil)」という用語は、本
明細書において交換可能に使用される。「油脂」、もしくは「油」という用語は
、一般的な意味において食用の脂肪質の物質を言い、本質的にトリグリセリドか
らなる天然の、又は合成の油脂、及び油を包含し、例えば、大豆油、コーン油、
綿実油、ヒマワリ油、パーム油、ココヤシ油、キャノーラ油、魚油、ラード、及
びタローであり、これらは部分的に、又は完全に水素添加、あるいは化工されて
いてもよく、並びに本明細書において非消化性油脂と言及されるトリグリセリド
と類似の属性を有する非毒性の脂肪質の物質であり、その物質は部分的に、又は
全体的に不消化であってもよい。カロリーを抑えた油脂、及び食用の非消化性油
脂、油、もしくは脂肪物質もまた、この用語内に含まれる。
【0013】 「非消化性油脂」という用語は、部分的に、又は全体的に不消化である、例え
ば、オレアン(OLEAN)(商標)といったような、ポリオール脂肪酸ポリエステ
ル等の、それら食用脂肪質物質をいう。 「ポリオール」とは、少なくとも4、好ましくは4から11のヒドロキシル基
を含有する多価アルコールを意味する。ポリオールは、糖(即ち、単糖類、ニ糖
類、及び三糖類)、糖アルコール、その他糖誘導体(即ち、アルキルグルコシド
)、ジグリセロール、及びトリグリセロールといったようなポリグリセロール、
ペンタエリスリトール、ソルビタン、及びポリビニルアルコールといったような
糖エーテルを包含する。好適な糖、糖アルコール、及び糖誘導体の特定の実施例
は、キシロース、アラビノース、リボース、キシリトール、エリスリトール、グ
ルコース、メチルグルコシド、マンノース、ガラクトース、フルクトース、ソル
ビトール、マルトース、ラクトース、スクロース、ラフィノース、及びマルトト
リオースを包含する。
【0014】 「ポリオール脂肪酸ポリエステル」は、少なくとも4つの脂肪酸エステル基を
有するポリオールを意味する。4、又はそれ以上の脂肪酸エステル基を含む、そ
れらポリオール脂肪酸エステルは、実質的に人間の身体には非消化性であり、ま
たその結果として非吸収性であるのに対して、3、又はそれ以下の脂肪酸エステ
ル基を含むポリオール脂肪酸エステルは、通常のトリグリセリド油脂、もしくは
油の方法で、多くは一般的に腸管内で消化され、そして消化の生産物はそこから
吸収される。全てのポリオールのヒドロキシル基がエステル化される必要はない
が、非消化性であるためにはニ糖類分子が3を越えてエステル化されないヒドロ
キシル基を含まないのが好ましい。一般的には、実質的に全て、例えば、少なく
とも約85%のポリオールのヒドロキシル基がエステル化される。スクロースポ
リエステルの場合、一般的に約7から8のポリオールのヒドロキシル基がエステ
ル化される。
【0015】 ポリオール脂肪酸エステルは一般的に、少なくとも4つの炭素原子、及び26
までの炭素原子を一般的に有する脂肪酸ラジカルを含む。これら脂肪酸ラジカル
は、自然発生の、又は合成の脂肪酸から誘導することができる。位置もしくは幾
何異性体、例えば、シス形もしくはトランス形異性体を包含する脂肪酸ラジカル
は、飽和、又は不飽和であり得、そして全エステル基について同一であり得、又
は異なる脂肪酸の混合物であり得る。
【0016】 液体非消化性油はまた、本発明の実施においても使用することができる。約3
7℃を下回る完全融点を有する液体非消化性油は、ポリオール脂肪酸ポリエステ
ル(ジャンダセック(Jandacek)へ1977年1月25日に発行された米国特許
第4,005,195号を参照);トリカルバリル酸の液体エステル(ハム(Ha
mm)へ1985年4月2日に発行された米国特許第4,508,746号を参照
);マロン酸、及びコハク酸の誘導体といったようなジカルボン酸の液体ジエス
テル(フルシャー(Fulcher)へ1986年4月15日に発行された米国特許4
,582,927号を参照);α分枝鎖カルボン酸の液体トリグリセリド(ワイ
ト(Whyte)へ1971年5月18日に発行された米国特許第3,579,54
8号を参照);ネオペンチル部分を含有する液体エーテル、及びエーテルエステ
ル(ミニチ(Minich)へ1960年11月29日に発行された米国特許第2,9
62,419号を参照);ポリグリセロールの液体脂肪質ポリエーテル(ハンタ
ーらへ1976年1月13日に発行された米国特許第3,932,532号を参
照);液体アルキルグリコシド脂肪酸ポリエステル(メイヤー(Meyer)らへ1
989年6月20日に発行された米国特許第4,840,815号を参照);ヒ
ドロキシポリカルボン酸と結合した2エーテルの液体ポリエステル(例:クエン
酸、又はイソクエン酸)(ハーン(Huhn)らへ1988年12月19日に発行さ
れた米国特許第4,888,195号を参照);液体エステル化プロポキシル化
グリセリンといったようなエポキシド拡張ポリオールの液体エステルを包含する
様々な液体エステル化アルコキシル化ポリオール(ホワイト(White)らへ19
89年8月29日に発行された米国特許第4,861,613号;クーパー(Co
oper)らへ1995年3月21日に発行された米国特許第5,399,729号
;マズレク(Mazurek)へ1996年12月31日に発行された米国特許第5,
589,217号;及びマズレク(Mazurek)へ1997年1月28日に発行さ
れた米国特許第5,597,605号;を参照);液体エステル化エトキシ化糖
、及び糖アルコールエステル(エニス(Ennis)らへの米国特許第5,077,
073号を参照);液体エステル化エトキシ化アルキルグリコシド(エニス(En
nis)らへ1991年10月22日に発行された米国特許第5,059,443
号を参照);液体エステル化アルコキシル化多糖体(クーパー(Cooper)へ19
93年12月28日に発行された米国特許第5,273,772号を参照);エ
ステル化アルコキシル化ポリオールと結合した液体(フェレンツ(Ferenz)へ1
995年6月27日に発行された米国特許第5,427,815号、及びフェレ
ンツ(Ferenz)らへ1994年12月20日に発行された米国特許第5,374
,446号を参照);液体エステル化ポリオキシアルキレンブロックコポリマー
(クーパー(Cooper)へ1994年5月3日に発行された米国特許第5,308
,634号参照);開環オキソレン(oxolane)ユニットを含有する液体エステ
ル化ポリエーテル(クーパー(Cooper)へ1995年2月14日に発行された米
国特許第5,389,392号参照);液体アルコキシル化ポリグリセロールポ
リエステル(ハリス(Harris)へ1995年3月21日に発行された米国特許第
5,399,371号参照);液体部分的エステル化多糖体(ホワイト(White
)へ1990年9月25日に発行された米国特許第4,959,466号参照)
;並びに液体ポリジメチルシロキサン(例:ダウコーニング(Dow Corning)よ
り入手可能な流体シリコン(Fluid Silicones))を包含する。液体非消化性油
成分に関連する前述の全ての特許は、引用によって本明細書に組み入れられてい
る。消極的油の損失の防止に、固形非消化性油脂、又はその他の固形材料を液体
非消化性油に加えることができる。特に好ましい非消化性油脂組成物は、コリガ
ン(Corrigan)へ1996年に発行された米国特許第5,490,995号、コ
リガン(Corrigan)らへ1996年に発行された米国特許第5,480,667
号、ジョンストン(Johnston)らへ1995年に発行された米国特許第5,45
1,416号、及びエルセン(Elsen)らへ1995年に発行された米国特許第
5,422,131号に記載のそれらを包含する。セイデン(Seiden)らへ19
95年に発行された米国特許第5,419,925号に、本明細書において使用
することができるカロリーを減少したトリグリセリド、及びポリオールポリエス
テルの混合物が、一般的に好ましいというよりは、より消化性を提供する油脂で
ある、と記載されている。
【0017】 好ましい非消化性油脂は、スクロースポリエステルといったようなトリグリセ
リドと類似の属性を有する脂肪質の物質である。好ましい非消化性油脂、オレア
ン(OLEAN)(商標)は、プロクターアンドギャンブル社(The Procter and Gam
ble Company)によって製造されている。これら好ましい非消化性油脂は、ヤン
グ(Young);らへ1992年2月4日に発行された米国特許第5,085,8
84号、及びエルセン(Elsen)らへ1995年6月6日に発行された米国特許
第5,422,131号に記載されている。
【0018】 B.成分 1.フレーバ増強剤 通常薄く延ばされて揚げられたドー製品におけるフレーバの改良は、揚げた後
のスナックに局部的にフレーバを適用することによって完成される。しかし、こ
の手法は、局部的に適用された材料が一貫して付いていることが難しく、そして
スナックに常に一様に付着しないことから、一般的に結果としてあまり好ましく
ないフレーバ表出となり得る。加えて、局部的に適応されたフレーバ剤は、複雑
で、そしてそのためにスナックを食べるのが困難となり得る。 フレーバは、揚げ(もしくは調理)工程での熱によって可能となるその場での
反応を通してフレーバが発生することから、フレーバ増強剤をドーへ加えること
で、スナック中隅々までのより一貫したフレーバの分布、及び表出に到達する。
こうして、消費される間、スナックはより長く持続するフレーバを放出すること
ができる。
【0019】 フレーバ増強剤は、約0.1pptから約6%、好ましくは約0.01%から
約2%、より好ましくは約0.05%から約0.4%のレベルでドー中に包含さ
れることができる。 この「ドー中」のフレーバは最終製品のフレーバを増強し、そして製品内から
のフレーバを提供する。スナックは咀嚼の間中ずっと持続するフレーバ表出を有
する。改善されたフレーバの利点は、揚げる前の生のドーブレンドへ余分のフレ
ーバ増強剤を加えることによって完成される。 増強剤は、一般的に食物中に見つけられる、遊離アミノ酸、ペプチド、及びタ
ンパク質(即ち、メチオニン、メリオニンスルホキシド、システイン、シジン(
cysine)、アラニン、グリシン、リシン、プロリン、グルタミン酸、メチルシス
テイン、メチルシステインスルホキシド、システインスルホキシド、グルタチオ
ン、ホモシステイン、及び加水分解生産物)からのイオウ、ビタミン(即ち、チ
アミン、パノテニック(panothenic)アシッド)及び、還元糖(即ち、アラビノ
ース、グルコース、リボース、キシロース、マンノース、フルクトース、キシロ
ース、リボース−5−リン酸、等)の源を包含することが可能である。5’−I
MP、及び5’−GMPのようなヌクレオチドフレーバ増強剤もまた、メチルグ
リオキサール、及びフラネオール(商標)といったような炭水化物分解生成物が
可能であるように、使用することが可能である。フレーバ増強剤もまた、ハーブ
及び香辛料の抽出物及びオレオレジンを包含することができる。
【0020】 フレーバ増強剤の好ましい混合物は、増強された揚げたポテトのフレーバを作
り出し、ファーメニチ(Firmenich)#56.708/BHである。 増強剤は一般的に揚げる前の生のドーブレンドへ直接加えられる。これらの増
強剤は、ドーへ加えられる前に、全体的に、部分的に、又は無反応であってもよ
い。加えられるフレーバ増強剤は、自然に存在すフレーバ前駆体を補足する。こ
れら加えられる増強剤は、揚げ工程の熱において反応(即ち、メイラード反応、
及び非酵素的反応)し、より多くの消費者にとっての意味のある、そして望まし
いレベルまで総フレーバ量を増加させることが可能である。 加えて、フレーバ増強剤は揚げた後直ちに、熱い製品上に噴霧することができ
る。
【0021】 増強剤の添加から増加が可能なフレーバ化合物のタイプは、ピラジン、ピリジ
ン、フラン、チオフェン、ピロール、チオール、チオ−置換型ピリジン、ジスル
フィド、チオスルホン酸塩を包含する。製品の量、及び比率は、前駆体混合物、
前駆体の部分的反応、ドー形成工程の条件、スナック形成の調理条件、及び揚げ
用油のブレンドによって変化する。
【0022】 2.微粒子 目に見える微粒子の添加は、スナックの視覚的魅力を改善することができる。
その上、フレーバ付けされた微粒子の混入は消費する間、より長く持続するフレ
ーバ表出を提供することができる。フレーバ付けされた微粒子のドーへの添加は
また、複雑な局部的フレーバ付け、もしくは調味付けの必要を減少、又は排除す
ることができる。加えて、繊維、ビタミン、又はミネラルといったような機能性
の微粒子はまた、スナックの健康的利益を増強することもできる。 微粒子は、ドーへ約0.1%から約10%のレベルで加えることができる。微
粒子は、USメッシュ#約5から約50、好ましくは約14から約20を通過で
きるような大きさである。最も好ましい微粒子は、約60%未満、より好ましく
は約20%未満、最も好ましくは約10%未満の油脂、及び約0.8未満、好ま
しくは約0.1から約0.5の水分活性を含む。
【0023】 微粒子は、粉末/粒状、もしくはスラリー状といったような、あらゆる好適な
形状で加えることができる。 本発明の微粒子がスナックの製造工程に不都合な影響を与えることなくスナッ
クのドーへ直接添加できることが分かっている。本発明の微粒子が使用される時
、ドーシートは破けず、また微粒子は乾燥、もしくは揚げている間焼け焦げない
。 最終的スナックにおいて、微粒子はスナック表面積の約100%までの、好ま
しくは約75%までの、より好ましくは約50%までの、より好ましくは約20
%から約40%の目に見える表面を覆うことが可能である。
【0024】 本明細書においての使用に好適な微粒子は、ポテトスキン、シリアルふすま(
即ち、コムギ、コメ、又はコーンふすま)、香辛料、ハーブ、乾燥野菜、菓子成
分、デンプンガラス微粒子、ナッツ、タネ、及びこれらの混合物を包含するが、
それに限定されるものではない。特にその他の構成成分は、ベーコンビッツ、天
日干しトマト、ドライフルーツ、乾燥グリーンもしくはレッドペッパー、カプセ
ル入り及び/又は塊状フレーバ及び/又は着色料、及びその他のあらゆる好適な
材料を包含することができる。 本発明によって考慮される微粒子のその他のタイプは、水分(唾液)との接触
においてしぼむもの、熱で膨張するもの、又は飛びあがるであろうもの、カプセ
ル入りの微粒子、栄養物の担体である微粒子、フレーバの破裂を放出する微粒子
、その他の食物(プレッツェル、シリアル、ポテトチップス、等)から細分され
た、もしくは挽かれた微粒子、及び処理されていない食物(リンゴチップス、シ
ュレッドポテトハッシュブラウン)の冷凍のもの、又は乾燥の微粒子を包含する
【0025】 微粒子はまた、薄く延ばした後のドーシートに局部的に適用し、その後圧力を
加えることによって埋め込ませることができる。あるいは、デンプン、もしくは
糖の溶液、又は油といったようなべたつく物質を、微粒子を適用する前にドーシ
ートへ適用することができる。
【0026】 3.ビタミンC ビタミンCは、約0.01%から約0.4%のレベルで、好ましくは約0.0
5%から約0.2%のレベルで、より好ましくは約0.1%から約0.15%の
レベルでドーへ加えることができる。ビタミンCのドーへの添加は、最終的なス
ナックが約2mgから約120mg、好ましくは約15mgから約60mgのビ
タミンCを、供されるスナック1オンスにつき含むようにするのが好ましい。 ビタミンCはまた、還元糖としても機能し得、これによってフレーバ形成反応
がなされる。スナックに栄養的な利益を提供するのに加えて、ビタミンCはまた
、フレーバ増強剤として、及び酸化防止剤としても機能することが可能である。
【0027】 4.ハーブ、及び香辛料 ハーブ、及び香辛料は、ドー中に約8%まで、好ましくは5%まで、より好ま
しくは約0.1%から約3%のレベルで包含されることが可能である。加えられ
てもよい香辛料は、脱水化された野菜、タマネギ、ニンニク、タラゴン、ディル
、マージョラム、セージ、バジル、タイム、オレガノ、クミン、コエンドロ(ci
lantro)、チリパウダー、コリアンダー、マスタード、マスタードシード、セロ
リ、ニンジン、レモンピール、オレンジピール、セイボリー、ローズマリー、パ
プリカ、シナモン、カレー、カルダモン、フェンネルシード、月桂樹(bay)、
月桂樹(laurel)、クローブ、コロハ(fennugrek)、パセリ、ウコン、エゾネ
ギ、ワケギ(scallions)、西洋ニラネギ(leeks)、エシャロット、ナツメグ、
ニクズク花、オールスパイス、ココアパウダー、カイエンヌペッパー、ピーマン
(bell pepper)、及びトウガラシ、並びにドライフルーツを包含するが、それ
に限定されるものではない。加えて、ハーブ及び香辛料の抽出物及びオレオレジ
ンを使用してもよい。
【0028】 5.デンプンベース材料 本発明のドーは、デンプンベース材料を含む。本発明のドーは、約50%から
約70%の、好ましくは約55%から約65%の、より好ましくは約60%のデ
ンプンベース材料を含むことができる。デンプンベース材料は、約25%から1
00%のポテトフレークを他のデンプン含有成分とのバランス(即ち、0から約
75%)で含むことができ、他のデンプンとは、ポテト粉、ポテトフラニュ−ル
(potato flanules)、ポテト粒剤、コーン粉、マサコーン粉、コーングリット
、コーンミール、コメ粉、そば粉、コメ粉、オートムギ粉、マメ粉、及びオオム
ギ粉、並びに加工デンプン、自然デンプン、及び脱水化されたデンプン、塊茎、
マメ、及び穀粒から誘導されたデンプン、例えば、コーンスターチ、コムギデン
プン、コメデンプン、ワキシーコーンデンプン、オートムギデンプン、キャッサ
バデンプン、ワキシーオオムギ、ワキシーライスデンプン、グルチノースライス
(glutinous rice)デンプン、コメデンプン、スイートライスデンプン、アミオ
カ(amioca)、ポテトデンプン、タピオカデンプン、及びこれらの混合物等であ
る。ギゾー(Gizaw)らによって1999年7月8日に公開されたWO99/3
3357号によって開示された好適なデンプンベース材料を使用してもよい。
【0029】 デンプンベース材料は、好ましくは約40%から約90%、より好ましくは約
50%から約80%、更により好ましくは約60%から約70%のポテトフレー
ク、及び約10%から約60%、好ましくは約20%から約50%、より好まし
くは約30%から約40%のこれら、その他のデンプン含有成分を含む。
【0030】 デンプンベース材料は、好ましくはワキシーコーン、ワキシーオオムギ、ワキ
シーライス、グラチノースライス(glutinous rice)、スイートライス、及びこ
れらの混合物からなる群から選択される高アミロペクチンの粉、又はデンプン(
好ましくはアミロペクチンが少なくとも約40%)を含む。高アミロペクチンの
粉、又はデンプンが使用される時、重量で約1%から約15%、好ましくは約2
%から約10%、より好ましくは約3%から約6%のレベルのデンプンベース材
料が存在するのが好ましい。特に好ましい高アミロペクチンデンプンは、ナショ
ナルスターチアンドケミカル社(National Starch and Chemical Corporation)
、ニュージャージー州ブリッジウォーター(Bridgewater)から入手可能で、シ
リアルクリスプ(Cereal Crisp)(商標)、及びハイロンV(Hylon V)(商標
)(アミロース50%)、及びハイロンVII(Hylon VII)(商標)(アミロ
ース70%)の商品名で販売されている。
【0031】 6.加工デンプン 本発明の好ましいドーは、加工デンプンを包含することができる。本発明によ
って加工デンプンのレベルを計算する時、ポテトフレーク、ポテトフラニュ−ル
、ポテト粒剤、及び粉中に本来備わっている加工デンプン(例:ゼラチン化した
デンプン)は包含しない。(加工デンプンのレベルはポテトフレーク、ポテトフ
ラニュ−ル、ポテト粒剤、及び粉中に本質的に存在するレベルを超えて、そして
それを上回って加えられる。) 少なくとも約0.2%の予めゼラチン化されたデンプン、架橋デンプン、酸変
性デンプン、及びこれらの混合物からなる群から選択された加工デンプンが包含
されてスナックの材質を変える(即ち、パリパリ感を増大する)のが好ましい。
好ましくは約0.2%から約15%、より好ましくは約1%から約10%、更に
より好ましくは約3%から約7%のレベルの加工デンプンが使用される。特に好
ましい加工デンプンは、ナショナルスターチアンドケミカル社(National Starc
h and Chemical Corporation)、ニュージャージー州ブリッジウォーター(Brid
gewater)から入手可能で、N−ライト(N-Lite)(商標)(予めゼラチン化さ
れた架橋デンプン、ウルトラスパース−A(Ultrasperse-A)(商標)(予めゼ
ラチン化された、ワキシーコーン)、N−クリーマ(N-Creamer)(商標)46
及びコーンPCPF400(Corn PCPF400)(商標)(部分的前調理済みコーン
ミール)の商品名で販売されている。ギゾー(Gizaw)らによって1999年7
月8日に公開されたWO99/33357号によって開示された好適な加工デン
プンを使用してもよい。
【0032】 加水分解されたデンプンは、本発明のドー中に包含され得る特に好ましい加工
デンプンである。加水分解されたデンプンは一般的にドー組成物中に少なくとも
約1%、通常の範囲で約1%から約15%、好ましくは約3%から約12%の量
で包含される。ドー中に包含されるのに好適な加水分解されたデンプンは、マル
トデキストリン、及びコーンシロップの固形を包含する。ドー中に包含される加
水分解されたデンプンは、約5から約30、好ましくは約10から約20のブド
ウ糖当量(D.E.)値を有する。マルトリン(Maltrin)(商標)M050、
M100、M150、M180、M200、及びM250(グレインプロセッシ
ング社(Grain Processing Corporation)、アイオワ州から入手可能)は、好ま
しいマルトデキストリンである。D.E.値は、ブドウ糖に参照される加水分解
されたデンプンの減少当量基準であり、パーセント(乾燥ベース)として表示さ
れる。D.E.値が高いほど、デンプンのブドウ糖当量は高くなる。
【0033】 7.水 本発明のドー組成物は、約20%から約50%の加えられる水、好ましくは約
22%から約40%、より好ましくは約24%から約35%の加えられる水を含
む。粉、及びデンプン中の水のレベルは、通常約3%から約12%である。しか
し、もしマルトデキストリン、又はコーンシロップの固形といったようなその他
の材料の場合、溶液、もしくはシロップとして加えられ、シロップ、もしくは溶
液中の水は「加えられる」水に包含される。加えられる水の量は、成分を溶解さ
せる、もしくは分散させるのに使用されるあらゆる水も包含し、そしてコーンシ
ロップ等の中に存在する水も包含する。
【0034】 8.乳化剤 乳化剤は、工程能力を援助するのに任意にドーへ加えることができる成分であ
る。一般的に、乳化剤は約0.02%から約6%、好ましくは約0.1%から約
5%、より好ましくは約2%から約4%の量、ドー中へ加えられる。 乳化剤は、ドーを薄く延ばす前にドー組成物へ加えられるのが好ましい。乳化
剤は、油脂中、又はプロクターギャンブル社(The Procter and Gamble Company
)から入手できる、オレアン(Olean)(商標)といったようなポリール脂肪酸
ポリエステル中に溶解することができる。好適な乳化剤は、レシチン、モノ−、
及びジグリセリド、ジアセチル酒石酸エステル、及びポリピレングリコールモノ
−、及びジエステル、及びポリグリセロールを包含する。ポリグリセロールのモ
ノエステル、好ましくはヘキサポリグリセロールといったようなポリグリセロー
ル乳化剤が使用することが可能である。特に好ましいモノグリセリドは、ディモ
ダン(Dimodan)(登録商標)の商品名でカンザス州ニューセンチュリー(New C
entury)のダニスコ(Danisco)から販売されており、DMG70はイリノイ州
ディケイチュア(Decatur)のアーチャーダニエルズミッドランド社(Archer Da
niels Midland Company)より入手できる。
【0035】 C.ドーの準備 本発明のドーは、好適な方法、好ましくは薄く延ばすことによって準備するこ
とができる。本発明のドー組成物は、フレーク、粒剤、加工デンプン、その他デ
ンプン、任意で乳化剤、及び任意でその他乾燥成分を完全に混ぜ合わせることに
よって準備することができる。一般的に、マルトデキストリン、ビタミンC、及
びその他任意成分の予めブレンドした水は、別々に混合される。予めブレンドし
た水をその後、ポテト粉、及び/又は粒剤混合物、及び乳化剤ブレンドへ加え、
そして混ぜ合わせてバラバラの乾燥したドウを形成する。フレーバ増強剤、及び
微粒子は乳化剤、予めブレンドした水、又は直接粉の混合物へと予めブレンドす
ることができる。ドウ成分を一つに混ぜ合わせるのに好ましい装置は、従来のミ
キサーである。ホバート(Hobart)(登録商標)ミキサー(モデル#VCM−2
5等)がバッチ操作に使用することができ、またタービュライザー(Turbulizer
)(登録商標)ミキサーは連続的な混合操作に使用することができる。しかし、
押出加工機もまた、ドーの混合、及びシート、もしくは形作られた片々の形成に
使用することができる。
【0036】 一旦作られると、ドーは比較的平坦で薄いシートへと形成することができる。
このようなシートをデンプンベースのドーから形成するのに好適なあらゆる方法
の使用が可能である。例えば、シートは均一な、比較的薄いドー材料のシートを
得るのに2つの二重反転円筒形ローラの間を転がり出て来ることが可能である。
あらゆる従来のシート化、製粉、及び測定の器具が使用することができる。
【0037】 本発明のドー組成物は、通常約0.01から約0.1インチ(約0.025か
ら約0.25cm)の厚さ、好ましくは約0.015から約0.05インチ(約
0.038から約0.127cm)の厚さ、最も好ましくは約0.018から約
0.03インチ(0.046から0.076cm)を有するシートへと形成され
る。波状(波形の)チップスについては、好ましい厚さは約0.03インチ(0
.076cm)から約0.04インチ(0.102cm)である。ドーシートは
その後、予め決められた大きさと形のスナック片へと形成される。スナック片は
、あらゆる好適な型打、又は裁断器具を使用して形成することができる。スナッ
ク片は、様々な形へと形成することができる。例えば、スナック片は楕円形、正
方形、円形、蝶ネクタイ形、星形車輪、又はピン車輪の形が可能である。片々は
、ドウズ(Dawes)らの1996年1月25日に公開されたPCT公開特許WO
95/07610に記載されているように、スコアリングして波状チップスを作
ることができ、その公報は引用によって組み入れられている。
【0038】 スナック片が形成された後、それらはパリパリになるまで調理される。スナッ
ク片は揚げたり、又は部分的に揚げてその後焼いたり、又は焼いたり、部分的に
焼いてその後揚げたり、又はあらゆる他の好適な方法によって、調理することが
できる。スナック片は、消化性油脂、非消化性油脂、又はこれらの混合物を含む
油脂組成物中で揚げることができる。 約275°F(135℃)から約420°F(215℃)、好ましくは約30
0°F(149℃)から約410°F(210℃)、より好ましくは約350°
F(177℃)から約400°F(204℃)の温度で、約6%以下の水分、好
ましくは約0.5%から約4%、より好ましくは約1%から約2%の水分を有す
る製品を形成するのに十分な時間、スナック片を揚げるのが好ましい。正確な揚
げ時間は、揚げ油脂の温度、及びドーの初期水分含有量によって調整され、それ
らは当業者によって易に決定することができる。
【0039】 好ましくはスナック片は連続的揚げ方法を使用して油中で揚げられ、そして揚
げている間閉じ込められている。閉じ込める揚げ方法、及び装置は、米国特許第
3,626,466号(リーパ(Liepa)、1971年)に記載されている。形
作られ、閉じ込められた片々は、約0.5%から約4%の水、好ましくは1%か
ら2%の最終的な湿分含料を伴うパリパリした状態に揚げられるまで揚げ環境体
を通過させられる。 連続的揚げ、又は非閉じ込め方式におけるバッチ揚げといったようなその他、
あらゆる揚げ方法もまた、受入れ可能である。例えば、片々は移動するベルト、
又はバスケット上の揚げ油脂中に浸されることができる。
【0040】 本発明の好ましい実施形態において、スナックは非消化性油脂、及び消化性油
脂のブレンド中で揚げられる。ブレンドは、好ましくは約50%から約90%の
非消化性油脂、及び約10%から約50%の消化性油脂、より好ましくは約70
%から約85%の非消化性油脂、及び約15%から約30%の消化性油脂を含む
。特に好ましい実施形態において、このブレンド中で揚げられたスナックは、フ
レーバ増強剤、ビタミンC、及び本発明の微粒子を含む;これがスナックへ最善
のフレーバ表出、及びロウのような印象の減少を提供する。 当該技術分野において既知のその他の成分もまた、食用油脂及び油へ加えられ
ることがき、それらはTBHQ、トコフェノール、アスコルビン酸、クエン酸の
ようなキレート剤、及びジメチルポリシロキサン等の消泡剤のような酸化防止剤
を包含する。
【0041】 この工程から作られるスナック製品は一般的に、約20%から約40%、好ま
しくは約25%から約35%の総油脂(即ち、非消化性油脂、及び消化性油脂を
合わせて)を有する。もしスナックのフレーバ、又は潤滑性を更に改善するため
にスナック製品中により高い油脂レベルを望むのであれば、トリグリセリド油と
いったような油を、揚げ器から出てきた時、又は閉じ込め方式の揚げにおいて使
用される型から外された時に、スナック上へ噴霧することができる。油はまた、
焼いた後にスナックへ適用することもできる。適用されるトリグリセリド油は、
好ましくは約75を越える、最も好ましくは約90を上回るヨウ素価を有する。
総油脂が45%の高さまでスナックの油脂含有量を増加させるのに油を使用する
ことができる。このように、様々な油脂含有量を有するスナック製品はこの追加
工程を使用して作ることができる。
【0042】 特徴的なフレーバ、又は高度に不飽和な油を伴うトリグリセリド油は、スナッ
ク製品上に噴霧、まぶす、あるいは別の方法を適用することができる。トリグリ
セリド油、及び非消化性油脂は、フレーバを分散させる担体として使用され、ス
ナック製品へ局部的に加えられるのが好ましい。これらにはバターフレーバオイ
ル、天然、もしくは人工フレーバオイル、ハーブオイル、及びフレーバを添加し
たポテト、ニンニク、タマネギを伴うオイルが包含されるが、それに限定される
ものではない。これにより、揚げている間に経るフレーバの褐変反応を受けない
様々なフレーバの導入が許容される。この方法は、スナックを揚げるのに必要な
加熱の間、重合、又は酸化を通常受けるであろう油の導入に使用することができ
る。
【0043】 分析方法 水分活性 水分活性を測定するのに使用される方法は、水分活性測定ヨーロッピアンCO
ST−91研究(European COST-91 Study)である。
【0044】 総油脂含有量 本明細書のスナック製品の総油脂含有量(可消化性、及び非消化性の双方)測
定に使用される方法はAOAC935.39(1997年)である。
【0045】 消化性油脂含有量 可消化性脂質(NLEA)法AOAC PVM4:1995が、本明細書のス
ナック製品の消化性油脂含有量測定に使用される。
【0046】 非消化性油脂含有量 非消化性油脂含有量=総油脂含有量−可消化性油脂含有量
【0047】 (実施例) 次の実施例は、本発明を説明するが、それについて限定する意図はない。
【0048】 実施例1 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
0%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物67%を含む:
【0049】
【表1】
【0050】 乾燥成分、水、及び乳化剤からなる混合物は、タービュライザー(Turbulizer
)(登録商標)中でブレンドされて、バラバラで乾燥したドーを形成する(〜1
5秒)。マルトデキストリンは、タービュライザー(Turbolizer)(登録商標)
へ加えられる前に水中で溶解されてもよい。ドーは、小さい孔の空いていない弾
性のある連続したシートを形成する一組のシーティングロールを通して連続的に
供給することによって薄く延ばされる。シートの厚さは0.02インチ(0.0
5cm)に調整される。前側ロールは約90°F(32℃)に熱せられ、後側ロ
ールは約135°F(57℃)に熱せられる。ドーシートはその後、楕円形状片
に裁断され、そして閉じ込め式揚げ型中で約10秒間、400°Fで揚げられる
。揚げ油脂はヒマワリ種子油である。揚げられた片々は油脂約33%を含有する
。油の噴霧を局部的に適用して38%まで総油脂を増大する。
【0051】 実施例2 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
0%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物67%を含む:
【0052】
【表2】
【0053】 ハーブ/香辛料混合物は次の混合物を含む:
【0054】
【表3】
【0055】 実施例1において説明される方法は、加工ポテトチップスを作るのに使用され
る。
【0056】 実施例3 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
0%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物67%を含む:
【0057】
【表4】
【0058】 実施例1において説明される方法は、加工ポテトチップスを作るのに使用され
る。
【0059】 実施例4 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
0%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物67%を含む:
【0060】
【表5】
【0061】 揚げポテトフレーバ(ファーメニチ(Firmenich)#56.708/BH)は
、それがドーへ加えられる前に最初に乳化剤と混合することができる。実施例1
において説明される方法は、加工ポテトチップスを作るのに使用される。
【0062】 実施例5 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
3%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物64%を含む:
【0063】
【表6】
【0064】 乾燥成分、水、及び乳化剤からなる混合物は、タービュライザー(Turbolizer
)(登録商標)内でブレンドされ、バラバラの乾燥したドーを形成する(〜15
秒)。マルトデキストリン、及びアスコルビン酸は、それらがタービュライザー
(Turbulizer)(登録商標)へ加えられる前に水中に溶解することが可能である
。ドーは、小さい孔の空いていない弾性のある連続したシートを形成する一組の
シーティングロールを通して連続的に供給することによって薄く延ばされる。シ
ートの厚さは、0.02インチ(0.05cm)へ調整される。前側ロールは約
90°F(32℃)に熱せられ、後側ロールは約135°F(57℃)に熱せら
れる。ドーシートはその後、楕円形状片に裁断され、そして閉じ込め式揚げ型中
で約10秒間、385°F(196℃)で揚げられる。揚げ油脂は、綿実油20
%、及びオレアン(OLEAN)(商標)(プロクターギャンブル社(The Procter a
nd Gamble Company)製造)80%のブレンドである。その結果としての製品は
、パリパリとした材質を有する。チップスは、チップスがまだ熱いうちにビタミ
ンA、D、E、及びKを含有するオレアン(OLEAN)(商標)ビタミン混濁液を
噴霧することによって栄養価が強化される。
【0065】 実施例6 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
3%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物64%を含む:
【0066】
【表7】
【0067】 実施例5において説明される方法は、加工ポテトチップスを作るのに使用され
る。
【0068】 実施例7 次の組成物が加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
3%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物64%を含む:
【0069】
【表8】
【0070】 実施例5において説明される方法は、加工ポテトチップスを作るのに使用され
る。
【0071】 実施例8 次の組成物は加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
3%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物64%を含む:
【0072】
【表9】
【0073】 揚げポテトフレーバ(ファーメミチ(Firmenich)#56.708/BH)は
、それがドーへ加えられる前に最初に乳化剤と混合することができる。 乾燥成分、水、及び乳化剤からなる混合物は、タービュライザー(Turbulizer
)(登録商標)内でブレンドされてバラバラの乾燥したドーを形成する(〜15
秒間)。マルトデキストリンは、タービュライザー(Turbolizer)(登録商標)
へ加えられる前に水中に溶解されてもよい。ドーは、小さい孔の空いていない弾
性のある連続したシートを形成する一組のシーティングロールを通して連続的に
供給することによって薄く延ばされる。シートの厚さは0.02インチ(0.0
5cm)に調整される。前側ロールは約90°F(32℃)に熱せられ、後側ロ
ールは約135°F(57℃)に熱せられる。ドーシートはその後、楕円形状片
に裁断され、そして閉じ込め式揚げ型中で約10秒間、400°Fで揚げられる
。揚げ油脂は、オレアン(Olean)(商標)80%/ヒマワリ種子油20%のブ
レンドである。揚げた片々は油脂約33%を含有する。
【0074】 実施例9 次の組成物は加工ポテトチップスを作るのに使用される。ドー組成物は、水3
0%(ドー組成物全体を基準とする)、乳化剤3%(モノグリセリド35%/部
分的水素添加大豆油65%の混合物)、及び成分の次の混合物67%を含む:
【0075】
【表10】
【0076】 乾燥成分、水、及び乳化剤からなる混合物は、タービュライザー(Turbulizer
)(登録商標)内でブレンドされてバラバラの乾燥したドーを形成する(〜15
秒間)。マルトデキストリンは、タービュライザー(Turbolizer)(登録商標)
へ加えられる前に水中に溶解されてもよい。ドーは、小さい孔の空いていない弾
性のある連続したシートを形成する一組のシーティングロールを通して連続的に
供給することによって薄く延ばされる。シートの厚さは0.02インチ(0.0
5cm)に調整される。前側ロールは約90°F(32℃)に熱せられ、後側ロ
ールは約135°F(57℃)に熱せられる。ドーシートはその後、楕円形状片
に裁断され、そして閉じ込め式揚げ型中で400°Fで約10秒間、揚げられる
。揚げ油脂は、オレアン(Olean)(商標)80%/ヒマワリ種子油20%のブ
レンドである。揚げた片々は油脂約33%を含有する。
【0077】 参照による編入 前述の特許、刊行物、及びその他の引用は全て、それらの完全な形において本
明細書に引用によって組み入れられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トーマス ノースラップ アスキス アメリカ合衆国 45231 オハイオ州 シ ンシナティー フォックスクロフト ドラ イブ 8531 (72)発明者 ロバート レスリー スウェイン ジュニ ア アメリカ合衆国 45246 オハイオ州 シ ンシナティー フォレスト アベニュー 960 (72)発明者 ピーター イェン−チン リン アメリカ合衆国 45249 オハイオ州 シ ンシナティー アルマハースト コート 11632 (72)発明者 ジェイムズ アール トラウト アメリカ合衆国 45069 オハイオ州 ウ ェスト チェスター チェリー レーン ファーム 6220 (72)発明者 イェン−ピン チン フシエ アメリカ合衆国 45242 オハイオ州 シ ンシナティー ステイブルハンド ドライ ブ 10558 (72)発明者 デニス ポール カークパトリック アメリカ合衆国 45247 オハイオ州 シ ンシナティー オーククリーク ドライブ 6313 Fターム(参考) 4B014 GG02 GG05 GG18 GK05 GL04 GL08 GL09 GL10 4B016 LC02 LE01 LG06 LG16 LK04 LK08 LK10 LK12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工スナックを作るためのドーであって、0.1pptから
    6%のフレーバ増強剤を含むことを特徴とするドー。
  2. 【請求項2】 10ppmから200ppmのフレーバ増強剤を含むことを
    特徴とする請求項1に記載のドー。
  3. 【請求項3】 前記フレーバ増強剤がアミノ酸、ペプチド、タンパク質、ビ
    タミン、還元糖、ヌクレオチドフレーバ増強剤、炭水化物分解生産物、ハーブ及
    び香辛料の抽出物、オレオレジン、及びこれらの混合物からなる群から選択され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のドー。
  4. 【請求項4】 0.01%から0.4%のビタミンC、好ましくは0.05
    %から0.2%のビタミンCをさらに含むことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか1項に記載のドー。
  5. 【請求項5】 0.1%から10%の微粒子をさらに含むことを特徴とする
    請求項1から4のいずれか1項に記載のドー。
  6. 【請求項6】 8%のハーブ、香辛料、又はこれらの混合物をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のドー。
  7. 【請求項7】 (a)60%未満の油脂; (b)0.8未満の水分活性;及び (c)#5から50のUSメッシュを通過できるサイズを有する微粒子を含む
    ことを特徴とするドー。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項に記載の前記ドーから作られ
    ることを特徴とするスナック。
  9. 【請求項9】 前記スナックが非消化性油脂、消化性油脂、又はこれらの混
    合物中で揚げられることを特徴とする請求項8に記載のスナック。
  10. 【請求項10】 前記微粒子が前記スナックの表面積の約100%までの目
    に見える表面を覆っていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記
    載のスナック。
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