JP2003529971A - ワイヤレス通信システムのための同期パイロット基準送信 - Google Patents

ワイヤレス通信システムのための同期パイロット基準送信

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JP2003529971A JP2001535322A JP2001535322A JP2003529971A JP 2003529971 A JP2003529971 A JP 2003529971A JP 2001535322 A JP2001535322 A JP 2001535322A JP 2001535322 A JP2001535322 A JP 2001535322A JP 2003529971 A JP2003529971 A JP 2003529971A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 高データレートワイヤレス通信システムによく適したパイロット基準送信スキーム。パイロット間隔中に、隣接送信源(例えば、アクセスポイントまたは基地局)からの送信による干渉量を最大にするために、したがって、データ間隔中に、送信していない送信源からの干渉量を最小にするために、パイロット基準が予め定められた時間間隔においてバーストで送信され、アクセスポイントからのパイロットバーストが同期化される。これは、送信していない隣接アクセスポイントからの干渉寄与を最大にし、悪いケースの搬送波−干渉(C/I)の信頼ある推定を促進し、受信装置(例えば、アクセスターミナル)がパイロット基準としてバーストを容易に認識できるようにする。パイロットバースト中、各アクセスポイントはその最大送信電力レベルあるいはその近くでパイロットバーストを送信し、ユーザ特定データは送信されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ通信に関する。特に、本発明はワイヤレス通信システムにおい
て使用するための新規で改善されたパイロット基準送信スキームに関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤレス通信システムでは、パイロット基準が送信源から受信装置に送信さ
れて、受信装置が多数の機能を実行するのを支援することが多い。パイロット基
準は一般的に、既知の方法で処理される(例えばカバーされ、拡散される)予め
定められたデータパターンである。パイロット基準を受信装置で使用して、送信
リンクの品質を推定し、受信された送信をコヒーレントに復調し、他の機能を実
行することができる。
【0003】 コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)シス
テム(例えば、移動通信用グローバルシステム(GSM))のようなワイヤレス
通信システムには一般的に、多数の遠隔ターミナルに送信する多数の基地局が含
まれている。各基地局は特定のカバーレッジ領域をカバーして、そのカバーレッ
ジ領域内の遠隔ターミナルに送信するように設計されている。隣接基地局が同じ
周波数帯で送信してスペクトル効率を向上させている、多くのCDMAベースの
システムのようなシステムに対して、各基地局からの送信は隣接基地局のものに
対する、そしておそらくはマルチパスのためにそれ自身の送信に対する干渉とし
て作用する。この干渉はパイロット送信を含む遠隔ターミナルにおいて受信され
る送信の品質を低下させる。
【0004】 従来のIS−95CDMAシステムに対して、パイロット基準は特定の(比較
的低い)送信電力レベルで専用パイロットチャネル上において連続的に送信され
る。遠隔ターミナルはフォワードリンク信号を受信して処理して、パイロットチ
ャネルを分離し、さらにパイロットチャネルを処理してパイロット基準をリカバ
ーする。これらの他の送信からの干渉は受信パイロット基準の品質に影響を与え
ることがある。パイロットチャネルとデータ送信のために使用されるトラフィッ
クチャネルとの間の直交性が例えばマルチパスのために失われたときにこの干渉
はより悪くなる。
【0005】 IS−95CDMAシステムに対して使用されるパイロット基準送信スキーム
は音声通信に向いている。その理由はデータレートが低く、これは遠隔ターミナ
ルがパイロット基準を処理するのにより多くの時間をとれるようにするからであ
る。しかしながら、短い時間期間内にリンク状態を正確に推定する必要がある高
速データ送信システムに対しては、連続的な低レベルパイロット基準は適切では
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
理解できるように、高品質パイロット基準を遠隔ターミナルに提供し、遠隔タ
ーミナルが迅速かつ正確にリンク状態を推定できるパイロット基準送信スキーム
が強く望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は従来のスキームに対してさまざまな利点を持ち、高データレートワイ
ヤレス通信システムに対して特に適切な、新規で改善されたパイロット基準送信
スキームを提供する。本発明の観点にしたがうと、パイロット間隔中に、隣接送
信源(例えばアクセスポイントまたは基地局)からの送信による干渉量を最大に
し、したがってデータ間隔中に、送信していない送信源からの干渉量を最小にす
るために、パイロット基準が予め定められた時間間隔においてバーストで送信さ
れ、アクセスポイントからのパイロットバーストが同期化される。同じ予め定め
られた時間間隔でアクセスポイントからのパイロットバーストの送信は、送信し
ていない隣接アクセスポイントからの干渉寄与が最大となり、最悪ケースC/I
の信頼性のある推定を促進させ、さらに受信装置(例えば、アクセスターミナル
または遠隔ターミナル)がパイロット基準としてバーストを容易に認識できるよ
うにする。
【0008】 本発明の他の観点にしたがうと、各アクセスポイントはその最大送信電力レベ
ルであるいはその近くでパイロットバーストを送信し、ユーザ特定データはパイ
ロットバースト中にはまったく送信されない。結果として、他のアクセスポイン
トからのパイロットが存在する場合にのみ、パイロットバーストはアクセスター
ミナルで受信され、他のデータ送信により影響を受けない。このパイロット基準
送信スキームにより、アクセスターミナルはデータ送信の影響を減じる必要がな
い。その理由はこれらはパイロットバースト中に生じないからである。これは所
定のアクセスポイントからのデータ送信中に最小信号対雑音比を表す、パイロッ
ト基準に対する信号対雑音比となる。これは最悪ケースの搬送波−干渉(C/I
)の迅速かつ信頼性のある推定を助ける。
【0009】 本発明の特定の実施形態は多数の送信源(例えば、アクセスポイントまたは基
地局)からパイロット基準を送信する方法を提供する。この方法にしたがうと、
通信システムに対する時間基準を示す1つ以上の信号が各送信源で受信される。
時間基準はグローバルポジショニングシステム(GPS)衛星配列から取得する
ことができる。パイロット基準に対するパイロットバーストは(以下に説明する
方法で)各送信源において発生され、送信される。送信源からのパイロットバー
ストはシステム時間基準と同期しており、送信時間において時間的に整列してい
る。
【0010】 パイロットバーストは予め定められた時間間隔で発生させ、送信することがで
きる。データ送信からの干渉を最小にするために、パイロットバーストは、何ら
のデータ送信をすることなく、送信源の最大送信電力レベルであるいはその近く
で送信することができる。
【0011】 本発明の他の観点、実施形態および特徴は以下でさらに詳細に説明する。 本発明の特徴、性質、効果は、同じ参照文字が全体を通して対応したものを識
別している図面を考慮に入れると、以下に述べる詳細な説明からさらに明らかに
なるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はワイヤレス通信システム100の図であり、このシステム100は多数
のユーザをサポートし、パイロット基準を送信する。システム100は多数のセ
ル102aないし102gに対する通信を提供し、各セル102は対応するアク
セスポイント104(これは基地局としても言及される)によりサービスを受け
る。さまざまなアクセスターミナル106(これは遠隔ターミナルまたは移動局
として言及される)がシステム全体を通して分散されている。
【0013】 実施形態では、各アクセスターミナル106が任意の所定の瞬間においてフォ
ワードリンク上で1つのアクセスポイント104と通信し、アクセスターミナル
がソフトハンドオフであるか否かに基づいてリバースリンク上で1つ以上のアク
セスポイントと通信する。フォワードリンク(すなわちダウンリンク)はアクセ
スポイントからアクセスターミナルへの送信に関係し、リバースリンク(すなわ
ちアップリンク)はアクセスターミナルからアクセスポイントへの送信に関係す
る。システム100は、米国特許出願第08/963,386号で説明されてい
る高データレート(HDR)設計のような特定のCDMA標準規格または設計に
準拠するように設計されていてもよい。
【0014】 図1では、矢印を持つ実線は、アクセスポイントからアクセスターミナルへの
ユーザ特定データ(あるいは単に“データ”)送信を示している。矢印を持つ破
線は、アクセスターミナルがパイロット基準と他のシグナリング(集約的に“パ
イロット”)を受信しているが、アクセスポイントからのユーザ特定データ送信
は受信していないことを示している。図1に示されているように、アクセスポイ
ント104aはフォワードリンク上でデータをアクセスターミナル106aに送
信し、アクセスポイント104bはデータをアクセスターミナル106bに送信
し、基地局104cはデータをアクセスターミナル106cに送信するなどして
いる。アップリンク通信は簡単化のために図1には示されていない。
【0015】 先に着目したように、アクセスポイントから送信されるパイロット基準を多数
の機能に対して使用してもよい。HDRシステムに対して、パイロット基準はリ
ンク状態を推定し、アクセスターミナルに対して最良リンクを持つ特定のアクセ
スポイントを決定するのに使用される。パイロット基準はその最良リンクにより
サポートされる最高データレートを決定するのにも使用される。HDRシステム
に対して、アクセスターミナルがパイロット基準の品質を迅速かつ正確に推定で
きるようにするパイロット基準送信スキームは大きな利点があり、改善されたシ
ステム性能を提供する。
【0016】 図1に示されているように、アクセスターミナルは多数のアクセスポイントか
らの送信を受信する。例えば、アクセスターミナル106bはアクセスポイント
104bからデータおよびパイロットの送信と、アクセスポイント104aおよ
び104dからパイロット送信を同時に受信する。HDRシステムのようなCD
MAベースのシステムに対して、隣接アクセスポイントからの送信は同じ周波数
帯に対して生じる。したがって、各アクセスポイントからの各送信は、そのアク
セスポイントおよび隣接アクセスポイントからの他の送信に対する干渉として作
用する。
【0017】 本発明の観点にしたがうと、隣接アクセスポイントからの送信による最大干渉
量を正確に推定するために、パイロット基準は予め定められた間隔においてバー
ストで送信され、アクセスポイントからのパイロットバーストが同期化される。
同じ予め定められた時間間隔におけるアクセスポイントからのパイロットバース
トの送信は、送信していない隣接アクセスポイントからの干渉寄与を最大にし、
最悪ケースの搬送波−干渉(C/I)比の信頼性ある推定を促進する。予め定め
られた時間間隔におけるパイロットバーストの送信は、さらにアクセスターミナ
ルがパイロット基準としてバーストを容易に認識できるようにする。
【0018】 本発明の他の観点にしたがうと、各アクセスポイントはその最大送信電力レベ
ルでまたはその近くでパイロットバーストを送信し、パイロットバースト中には
ユーザ特定データはまったく送信されない。結果として、他のアクセスポイント
からのパイロットが存在している場合にのみパイロットバーストがアクセスター
ミナルにおいて受信され、他のデータ送信により影響を受けない。このパイロッ
ト基準送信スキームにより、アクセスターミナルはデータ送信の影響を減じる必
要がない。その理由は、これらはパイロットバースト中に生じないからである。
これは従来のIS−95CDMAシステムに対して一般的に真実である。これは
所定パイロットからの信号強度とともに他の基地局からの最大干渉電力を正確に
推定することとなり、これは最悪ケースのC/Iの信頼ある推定を助ける。
【0019】 各アクセスターミナルはアクセスポイントからのパイロット基準を処理し、受
信パイロットバーストに基づいてこれらのアクセスポイントに対するリンク状態
を決定する。HDRシステムに対して、アクセスターミナルは、受信パイロット
基準に基づいて最良信号品質を有するアクセスポイントを決定し、その最良アク
セスポイントによりサポートされる最高データレートをさらに決定する。アクセ
スターミナルはその後にサポートされている最高データレートでこの最良アクセ
スポイントからのデータ送信を要求する。
【0020】 図2は本発明の実施形態にしたがったパイロット基準送信スキームの図である
。図2は多数のアクセスポイントからのパイロット基準の送信を示している。こ
の実施形態では、パイロット基準は予め定められた時間間隔(TINT)において
特定幅(W)のバーストで送信される。図2に示されているように、アクセスポ
イントのタイミングは、パイロットバーストがそれらの送信時間においてほぼ整
列するように同期化される。この送信スキームでは、アクセスポイントからのパ
イロット基準を時間的にほぼ同じ瞬間においてアクセスターミナルで受信するこ
とができ、アクセスポイント間の何らかのタイミングスキューは送信遅延差また
は他の要因によるものである。
【0021】 したがって、図2に示されているように、隣接アクセスポイントからのパイロ
ットバーストを予め定められた時間間隔で送信し、同期化させて、データ送信か
らの干渉量を減少させることができる。隣接アクセスポイントからのパイロット
送信の同期化は以下でさらに詳細に説明する方法で達成することができる。
【0022】 実施形態では、隣接アクセスポイントからのパイロット基準は、(HDRシス
テムにおいて実現される)異なるオフセットを持つ疑似雑音(PN)シーケンス
で各アクセスポイントからのパイロットデータを拡散することにより、他のアク
セスポイントからのものから区別することができる。
【0023】 アクセスターミナルでは、選択されたアクセスポイントからのパイロット基準
は、アクセスポイントにおいて実行されるものと相補的な方法で受信信号を処理
することによりリカバーすることができる。アクセスターミナルにおける処理に
は、(1)受信サンプルをリカバーされているパイロット基準に対するパイロッ
トデータパターンと相関し、(2)選択されたアクセスポイントにおいてパイロ
ットに対して使用されるのと同じ直交コードでサンプルをデカバーし、(3)同
じ時間オフセットにおける同じPNシーケンスあるいはその組み合わせでサンプ
ルを逆拡散することが含まれる。この相補的な処理は選択されたアクセスポイン
トからのパイロット基準をリカバーし、他のアクセスポイントからのパイロット
基準を取り除く。一般的に、相補的な処理の後に、所望しないパイロット基準の
わずかな残余量だけが残る。これは一般的に、例えばマルチパスにより生じる通
信リンクにおける直交性の喪失によるものである。
【0024】 図3はアクセスポイントからの送信に対するスロットフォーマットの実施形態
の図であり、本発明のパイロット基準送信スキームをサポートする。このスロッ
トフォーマットはHDRシステムにおいて効果的に使用される。他のスロットフ
ォーマットも使用され、これも本発明の範囲内のことである。
【0025】 図3に示されているように、アクセスポイントからの送信はスロットに分割さ
れ、各スロットは特定の時間間隔に対応し、特定数のチップを含んでいる。HD
Rシステムに対して、各スロットは1.67m秒の持続期間を有し、2048チ
ップを含む。図3に示されている特定の実施形態では、各スロットには2つのパ
イロットバーストが含まれている。各半分のスロットに対して1つのパイロット
バーストであり、各パイロットバーストはそのパイロットバーストが属している
半分のスロットの中央に位置付けられている。1つの実施形態では、パイロット
バーストが送信される時間中に、ユーザ特定データおよび他のシグナリングは送
信されない。ユーザ特定データおよび他のシグナリングは、パイロットバースト
により専有されていない、スロットにおける残りの時間間隔中に送信することが
できる。
【0026】 図3は示されている時間期間中におけるすべてのスロットに対するユーザ特定
データのアクティブ送信をさらに示している。図3に示されているように、パイ
ロットバーストはアクセスポイントの最大送信電力レベルまたはその近くで送信
される。この高電力レベルは、アクセスターミナルがアクセスポイントからのパ
イロット基準の品質を迅速かつ正確に推定できるようにする。
【0027】 図4は、アクセスポイントからの送信の図であり、いくつかのスロットがアイ
ドル状態である(すなわち、ユーザ特定データの送信がない)。セル中の任意の
アクセスターミナルにデータが送信されない場合にアイドルスロットとなる。図
4に示されている実施形態では、パイロットバーストは各アイドルスロットに対
して依然として送信されるので、アクセスターミナルはリンク状態の推定を継続
し、データ送信が後に望まれる場合に最良サービィングアクセスポイント(すな
わち、最良リンクを持つアクセスポイント)からの送信を要求することができる
。図4に示されているように、アイドルスロットに対するパイロットバーストは
、まるでスロットがアクティブであるかのように、アクセスポイントの最大送信
電力レベルでまたはその近くで、同じ予め定められた時間間隔において送信され
る。
【0028】 図5はHDRシステムにより規定されるスロットフォーマットの図であり、本
発明のパイロット基準送信スキームを実現するために使用することができる。図
5に示されている特定の実施形態では、各アクティブスロットは2つの半分のス
ロットに分割される。各半分のスロットには、パイロットバースト214により
分離される2つのデータパーティション212が含まれている。データパーティ
ション212はユーザ特定データおよびシグナリングを送信するのに使用するこ
とができる。パイロットバースト214はパイロット基準を送信するのに使用す
ることができる。
【0029】 第1の(すなわち、左の)半分のスロットには、パイロットバースト214a
により分離されるデータパーティション212aおよび212bが含まれ、第2
の(すなわち、右の)半分のスロットには、パイロットバースト214bにより
分離されるデータパーティション212cおよび212dが含まれている。各パ
イロットバーストの幅は、さまざまな要因に基づいて選択することができる。要
因としては、例えば、各バーストにおいて送信されることが望ましいエネルギ量
、アクセスポイントからの最大送信電力レベル、パイロットバーストに対する所
要受信品質、予測される悪いケースのリンク状態、パイロット基準に対して割り
当てられるべきオーバーヘッド量などである。特定の最大送信電力レベルに対し
て、より広いパイロットバーストはより高品質の受信パイロット基準に対応する
が、さらにオーバーヘッドがある。(HDRシステムにおいて実現されているよ
うな)特定の実施形態において、各パイロットバーストは96チップの特定のデ
ータパターン(例えば、すべてゼロ(“0”)データ)を含む。
【0030】 図5に示されている実施形態では、第2の半分のスロットには、パイロットバ
ースト214bの両側に配置され、シグナリングチャネルを実現するために使用
される2つのシグナリングバースト216aおよび216bがさらに含まれてい
る。シグナリングチャネルは、例えば、スロットがアクティブのときにリバース
電力制御(RPC)情報を送信し、スロットがアイドルのときにメディアアクセ
ス制御(MAC)情報を送信するために使用してもよい。RPC情報はアクセス
ターミナルに命令して、それらの送信電力をアップまたはダウンさせるように調
整させ、受信アクセスポイントにおける所要信号品質を達成させる。
【0031】 図5の下側半分に示されているように、各アイドルスロットは2つの半分のス
ロットにも分割され、各半分のスロットには同じ幅(例えば、96チップ)であ
り、アクティブスロット中と同じ半分のスロットの同じ位置に配置される1つの
パイロットバースト214も含まれている。したがって、アイドルスロットに対
するパイロットバーストは、アクティブスロットに対するパイロットバーストと
実質的に区別することができない。
【0032】 図5に示されている実施形態では、2つのスカート218aおよび218bが
、アイドルスロットの第1の半分のスロットにおけるパイロットバースト214
aの両側に配置されている。2つのシグナリングバースト220aおよび220
bは第2の半分のスロットにおけるパイロットバースト214bの両側に配置さ
れる。スカート218aおよび218bはパイロットデータまたは他のデータ(
例えば、疑似ランダムデータ)を含むことができ、無送信とパイロット送信との
間およびパイロット送信から無送信への遷移時間を提供するのに使用される。こ
の遷移時間はパイロット基準がパイロットバーストの持続期間(例えば、96チ
ップ)に対してその安定状態値にあるいはその近くに到達できるようにする。M
ACチャネルまたは他の何らかのチャネルが(パイロットと同じ電力で)パイロ
ットバースト回りで常に送信される場合、アイドルスカートは必要ない。
【0033】 各スカート218の幅は送信前にデータおよびパイロットをフィルタ処理する
のに使用される(アナログおよびデジタル)フィルタの全体的なステップ応答に
基づいて選択することができる。図5に示されている実施形態では、各スカート
は64チップの持続期間である。その安定状態値に到達するためにパイロット基
準に対して付加的な時間が必要な場合には、スカート218を広げることができ
、付加的なスカートを第2の半分のスロットにおけるシグナリングバースト22
0aおよび220bの回りに配置することもできる。
【0034】 図6は通信システム100aの実施形態のブロック図であり、これは図1のシ
ステム100の特定の構成であり、本発明のパイロット基準送信スキームをサポ
ートする。図6に示されているように、多数のアクセスポイント104が多数の
連結ルータ130と結合され、これらと通信する。各アクセスポイント104は
高速通信リンク(例えば、T1/E1、イーサーネット、または他の何らかのリ
ンク)を通して1つ以上のルータ130に結合している。冗長性を提供し、信頼
性を向上させるために、各アクセスポイント104は2つ以上のルータ130と
結合してもよく、各ルータ130は他のルータと並列に結合させてもよい。各ル
ータ130はそれが結合しているアクセスポイントと、それが結合されている他
のネットワークエレメントおよびインターネットのようなネットワークとの間の
トラフィックを管理する。ルータ130は(例えば、イーサーネットを通したI
P)ネットワーク134にもさらに結合している。このネットワーク134はさ
らにモデムプール制御装置140および多数のサーバ150に結合している。
【0035】 モデムプール制御装置140は、IS−41ネットワーク中の基地局制御装置
(BSC)およびビジターロケーション登録装置(VLR)のものと類似した機
能を提供し、1つ以上のアクセスポイント104をサポートすることができる。
モデムプール制御装置140は無線リンクプロトコル(RLP)を終端させる。
このプロトコルはユーザトラフィックを含み、ユーザがシステム全体を通して移
動するときに、それぞれ接続されたユーザに対するエアーリンク接続を制御し、
アクセスターミナル特定メッセージを伝送し、例えばリバースリンクアウタール
ープ電力制御同期のようなMAC機能を提供する。
【0036】 モデムプール制御装置140は、例えば、セッション制御、接続制御、選択機
能、プロトコルスタックメインテナンスのような、セッションに対して従来のB
SCにより一般的に実行される多くの機能をさらに実行する。1つの実施形態で
は、アクセスターミナルとシステム100aとの間の特定セッションに対して、
1つのモデムプール制御装置140だけ(すなわち、“アンカー”)が任意の特
定の瞬間におけるセッションの制御を有する。
【0037】 サーバ150はシステム100aの動作をサポートし、システム100aの構
成および管理に対して使用されるオペレーティングアドミニストレーション、メ
インテナンス、およびプロビジョニング(OAM&P)サーバ150a、ドメイ
ンネームをIPアドレスに変換するドメインネームシステム(DNS)サーバ1
50b、必要とされる場合にIPアドレスをアクセスターミナルに割り当てるダ
イナミックホストコンフィグレーションプロトコル(DHCP)サーバ150c
を含む。
【0038】 システム100aのエレメントは米国特許出願第09/575,073号でさ
らに詳細に説明されている。
【0039】 アクセスポイント 図7はアクセスポイント104xの特定の実施形態のブロック図であり、これ
は図1のアクセスポイントの1つである。この実施形態では、アクセスポイント
104xには、多数のRFトランシーバモジュール420およびGPS受信機4
30に結合されたメインユニット410が含まれている。
【0040】 メインユニット410には、ネットワークインターフェイス412、制御装置
416、多数のモデムプールトランシーバ(MPT)418(図7では3つのM
PTが示されている)が含まれている。各MPT418はデータ処理を実行し、
セルの各セクタをサポートしている。フォワードパスにおいて、MPT418は
ネットワークインターフェイス412を通してバックフォールリンクから(例え
ば、IP)パケットを受信し、そのパケットを処理して、送信に適した変調RF
信号を発生させる。各MPT418は各RFトランシーバモジュール420にさ
れに結合している。このRFトランシーバモジュール420はRF信号を調整し
て、関連したアンテナにさらにインターフェイスする。ネットワークインターフ
ェイス412はプロトコルおよび伝送を提供し、アクセスポイント104xを外
部ネットワーク(例えば、図6のルータ130)にインターフェイスさせる。制
御装置416は、例えば、通話処理、選択処理および他のもののような無線リン
ク制御装置機能を実行する。
【0041】 各MPT418はアクセスポイント104xに対するパイロット基準を発生さ
せるようにさらに設計することができる。多くのCDMAベースシステムに対し
て、アクセスポイントに対するパイロット基準は、特定のパイロットデータパタ
ーン(例えば、IS−95およびHDRシステムに対してすべてゼロ“0”シー
ケンス)に基づいて一般的に発生される。パイロットデータはその後に、パイロ
ットに対して割り当てられた特定の直交コード(例えば、IS−95およびHD
Rシステムに対してゼロ“0”のウォルシュカバー)でカバーされる。(すべて
のゼロのパイロットデータシーケンスおよびゼロのウォルシュカバーが使用され
る場合に、すべてのゼロのシーケンスを構成する)カバーされたデータがその後
に、アクセスポイントに割り当てられた特定のPNシーケンスで拡散される。
【0042】 図7に示されているように、アクセスポイント104xは、グローバルポジシ
ョニングシステム(GPS)衛星配列との同期を提供するGPS受信機430を
さらに含んでいてもよい。GPS受信機430はGPS衛星配列から1つ以上の
信号を受信し、受信信号を処理してGPS衛星配列からのタイミング情報をリカ
バーする。リカバーされたタイミング情報は制御装置416に提供され、アクセ
スポイント104xの内部クロックをGPS衛星配列のタイミングと同期化させ
るために使用することができる。このタイミング同期化は技術的に知られている
方法で達成することができる。
【0043】 GPS衛星配列を使用してタイミング情報を提供すると、通信システム中のす
べてのアクセスポイントに対するタイミング基準は単一の共通情報源から獲得し
て、これに同期化させることができる。各アクセスポイントのタイミングをGP
S衛星配列のタイミングと同期化させることにより、隣接アクセスポイントを同
期化させることができ、それらのパイロットバーストを整列させることができる
【0044】 GPS衛星配列との同期が失われたとき、アクセスポイント104xは“フリ
ーホイール”し、特定の時間期間(例えば、6時間以上)に対して他のアクセス
ポイントとの同期を維持することができる。この同期化は、モデムプール制御装
置からの周期的なタイミング信号を受信することにより、アクセスポイントにお
ける非常に正確な時間ベースを維持することにより、他の何らかのメカニズムに
より、あるいはこれらの組み合わせにより達成することができる。
【0045】 アクセスポイント104xのエレメントは、先に言及した米国特許出願第09
/575,073号中でさらに詳細に説明されている。
【0046】 アクセスターミナル 図8はアクセスターミナル106xの特定の実施形態の簡単化したブロック図
である。アクセスターミナル106xはセルラ電話機、データトランシーバユニ
ット、あるいは他の何らかの装置またはモジュールとすることができる。アクセ
スターミナル106xには、直列に結合された、1つ以上のアンテナ510、R
Fモジュール520、モデムブロック530、プロセッサコア540、インター
フェイスユニット550が含まれている。プロセッサコア540はステータスイ
ンジケータ560にさらに結合している。
【0047】 1つの実施形態では、RFモジュール520には2つの受信チェーンが含まれ
ており、これらは2つの受信信号を独立的に処理することができる。1つの送信
チェーンはリバースリンク信号を処理するためのものである。2つの自律的な受
信チェーンはアクセスターミナル106xがフォワードリンクにおける受信ダイ
バーシティ合成から利益を得ることができるようにする。受信チェーンのそれぞ
れは各アンテナに結合し、この各アンテナは受信信号の1つを提供する。送信チ
ェーンは受信チェーンの1つとアンテナを共有する。
【0048】 モデムブロック530はフォワードリンクおよびリバースリンク上の信号を処
理する。フォワードリンク上では、モデムブロック530は2つの自律的な信号
をRFモジュール520から受け取って、プロセッサコア540の助けを受けて
受信信号を復調およびデコードし、さらに処理するために、デコードされたデー
タをプロセッサコア540に送る。
【0049】 モデムブロック530は受信信号をさらに処理して、アクセスポイントからの
パイロット基準をリカバーする。モデムブロック530は一般的に受信信号をデ
ジタル化して、サンプルを発生させる。選択されたアクセスポイントに対するパ
イロット基準をリカバーするために、選択されたアクセスポイントに関連する特
定のオフセットのPNシーケンスでサンプルを逆拡散する。これはパイロット基
準を選択されたアクセスポイントから分離し、パイロット基準を他のアクセスポ
イントから取り出す。逆拡散されたサンプルはその後に、選択されたアクセスポ
イントで使用された直交カバーでデカバーされ、選択されたアクセスポイントで
使用されたパイロットデータパターンでさらに相関される。パイロットデータが
すべてゼロのシーケンスであり、直交カバーがゼロの場合には、パイロット基準
は各パイロットバーストの幅に対して逆拡散サンプルを蓄積することにより得る
ことができる。CDMAベースシステム中でのパイロット処理は、“スペクトル
拡散多元接続通信システム用の移動復調器アーキテクチャ”と題する米国特許第
5,764,687号でさらに詳細に説明されており、この米国特許は本発明の
譲受人に譲渡されており、参照によりここに組み込まれている。
【0050】 プロセッサコア540は通話処理、モデム初期化、モニタ機能を実行し、さら
にアクセスターミナル106xに対するデータ処理およびハンドリング機能を実
行する。インターフェイスユニット550はアクセスターミナル106xと周辺
装置(例えば、コンピュータ)との間の相互接続を提供する。ステータスインジ
ケータ560はアクセスターミナル106xの動作状態および状況の表示を提供
する。
【0051】 アクセスターミナル106xのエレメントは先に言及した米国特許出願第09
/575,073号でさらに詳細に説明されている。
【0052】 アクセスポイントとアクセスターミナルのエレメントはさまざまな方法で実現
することができる。例えば、これらのエレメントは、ここで説明されている機能
を実行するように設計されている、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC
)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロ制御装置、マイクロプロセッ
サ、他の電子回路、あるいはこれらの組み合わせを使用して実現することができ
る。ここで説明されているいくつかの機能は、ここで説明されている機能を達成
する命令コードを実行するように動作する汎用プロセッサまたは特別に設計され
たプロセッサで実現することができる。したがって、ここで説明されたアクセス
ポイントおよびアクセスターミナルのエレメントは、ハードウェア、ソフトウェ
アあるいはこれらの組み合わせを使用して実現することができる。
【0053】 好ましい実施形態の先の説明は当業者が本発明を作りおよび使用できるように
提供されている。これらの実施形態に対するさまざまな変形は当業者に容易に明
らかになり、ここで規定されている一般的に原理は発明力を使用することなく他
の実施形態に適用することができる。したがって、本発明はここに示されている
実施形態に限定されることを意図しているものではなく、ここに開示されている
原理および新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲にしたがうべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は多数のユーザをサポートし、パイロット基準を送信するワイヤレス通信
システムの図である。
【図2】 図2は本発明の実施形態にしたがったパイロット基準送信スキームの図である
【図3】 図3はアクセスポイントからの送信に対するアクティブスロットフォーマット
の実施形態の図である。
【図4】 図4はアクセスポイントからの送信に対するアイドルスロットフォーマットの
実施形態の図である。
【図5】 図5は、HDRシステムにより規定され、本発明のパイロット基準送信スキー
ムを実現するために使用することができるスロットフォーマットの図である。
【図6】 図6は図1に示されているシステムの特定の構成であり、本発明のパイロット
基準送信スキームを実現することができる通信システムの実施形態のブロック図
である。
【図7】 図7はアクセスポイントの特定の実施形態の簡単化したブロック図である。
【図8】 図8はアクセスターミナルの特定の実施形態の簡単化したブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ブラック、ピーター・ジェイ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92103 サン・ディエゴ、ファースト・ア ベニュー 2961 (72)発明者 シンデュシャヤナ、ナガブーシャナ・ティ ー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92129 サン・ディエゴ、ローン・ロード 7794 Fターム(参考) 5K022 EE02 5K067 AA02 AA24 BB04 CC10 EE02 EE10 EE23 EE71

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス通信システム中で複数の送信源からパイロット基
    準を送信する方法において、 通信システムに対する時間基準を示す1つ以上の信号を各送信源において受信
    し、 パイロット基準に対する複数のパイロットバーストを各送信源において発生さ
    せ、パイロットバーストは時間基準と同期化しており、 各送信源から複数のパイロットバーストを送信することを含む方法。
  2. 【請求項2】 複数の送信源からのパイロットバーストが送信の時間におい
    て時間的に整列されている請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 各送信源からの複数のパイロットバーストは予め定められた
    時間間隔で送信される請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 複数のパイロットバーストのそれぞれが予め規定された幅を
    持つ請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 各パイロットバーストは送信源の最大送信電力レベルあるい
    はその近くで送信される請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 パイロットバーストの送信中に各アクセスポイントにおいて
    データ送信を停止することをさらに含む請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 各送信源からのパイロット基準が他の送信源からのパイロッ
    ト基準から区別されるように、特定の処理スキームにしたがって各送信源におい
    てパイロットデータを処理することをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 各送信源における処理は、他の送信源に対するオフセットと
    は異なる特定のオフセットにおける疑似雑音(PN)シーケンスでパイロットデ
    ータを拡散することを含む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 送信源からデータが送信されない場合であっても、特定の送
    信源からの複数のパイロットバーストの送信を継続することをさらに含む請求項
    1記載の方法。
  10. 【請求項10】 各送信源からの送信はスロットに対して生じ、各スロット
    は特定の時間期間をカバーし、特定数のパイロットバーストを含む請求項1記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 各スロットは2つのパイロットバーストを含む請求項10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 各パイロットバーストはスロットの各部分と関連し、関連
    した部分の中央に位置付けされる請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも特定の最小期間の付加的な送信で、アイドルス
    ロット中の各パイロットバーストの両側をパディングすることをさらに含む請求
    項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 各パイロットバーストのすぐ両側で送信して、パイロット
    バーストがその安定状態値あるいはその近くで確実に受信されるようにすること
    をさらに含む請求項1記載の方法。
  15. 【請求項15】 通信システムに対する時間基準を獲得するために使用され
    る1つ以上の信号がグローバルポジショニングシステム(GPS)衛星配列から
    受信される請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 ワイヤレス通信システム中で複数の送信源からパイロット
    基準を送信する方法において、 各送信源において、 グローバルポジショニングシステム(GPS)衛星配列から1つ以上の信号を
    受信し、 1つ以上の受信信号を処理して通信システム用の時間基準を導出し、 パイロット基準に対する複数のパイロットバーストを発生させ、パイロットバ
    ーストは時間基準と同期化されており、 予め定められた時間間隔で、送信源の最大送信電力レベルあるいはその近くに
    おいて複数のパイロットバーストを送信することを含み、 複数の送信源からのパイロットバーストが送信の時間において時間的に整列さ
    れている方法。
  17. 【請求項17】 複数のアクセスポイントを具備し、 各アクセスポイントが、 通信システムに対する時間基準を示す1つ以上の信号を受信し、 パイロット基準に対する複数のパイロットバーストを発生させ、パイロットバ
    ーストが時間基準と同期化されており、 複数のパイロットバーストを送信するように構成されているワイヤレス通信シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 複数のアクセスポイントからのパイロットバーストが送信
    の時間において時間的に整列されている請求項17記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 各アクセスポイントが、グローバルポジショニングシステ
    ム(GPS)衛星配列からの1つ以上の信号を受信して処理し、通信システムに
    対する時間基準を示す信号を提供するように構成されたグローバルポジショニン
    グシステム(GPS)受信機を備える請求項17記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 各アクセスポイントが、通信システムに対する時間基準を
    受信し、複数のパイロットバーストを発生させるように構成された制御装置を備
    える請求項17記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 各アクセスポイントは、アクセスポイントに対する最大送
    信電力レベルあるいはその近くで複数のパイロットバーストを送信するように構
    成されている請求項17記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 ワイヤレス通信システムで使用するアクセスターミナルに
    おいて、 ワイヤレス通信リンクを通して変調信号を受信し、受信信号を調整して調整さ
    れた信号を発生させるように構成されたRFモジュールと、 RFモジュールに結合され、調整された信号を処理して、複数のアクセスポイ
    ントから送信された複数のパイロット基準をリカバーするように構成されたモデ
    ムブロックとを具備し、 各アクセスポイントからのパイロット基準がシステム時間基準と同期化された
    パイロットバーストで送信され、複数のアクセスポイントからのパイロットバー
    ストが送信の時間において時間的に整列されているアクセスターミナル。
  23. 【請求項23】 モデムブロックは、調整された信号からサンプルを発生さ
    せ、複数のアクセスポイントのそれぞれに対する特定のオフセットにおける疑似
    雑音(PN)シーケンスでサンプルを逆拡散するように構成されている請求項2
    2記載のアクセスターミナル。
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