JP2003528784A - 抜き取り可能な心棒上にウェブ状材料のロールを巻き上げる巻取り装置および方法 - Google Patents

抜き取り可能な心棒上にウェブ状材料のロールを巻き上げる巻取り装置および方法

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ベンヴエヌテイ,アンジエロ
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フアビオ・ペリニ・ソシエタ・ペル・アチオーニ
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Abstract

(57)【要約】 ウェブ状材料のロールを製造するための巻取り装置であって、前記ウェブ状材料を巻き上げ心棒上に巻き取るための巻き上げシステムと、該心棒を、その上に形成されたロールの各々から抜き取るための抜き取り装置と、を備えている。さらに、心棒を洗浄するための装置を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は巻取り装置に関し、言い換えれば、後に小型のトイレットペーパー、
キッチンタオル、その他ロール形状の製品のロールを製造するべく、例えば、し
かし限定的ではなく紙、ティッシュペーパー等のロールのようなウェブ状の材料
のロールを製造する装置に関するものである。
【0002】 より詳細には、本発明は、好ましくは周縁タイプまたは外面タイプとして知ら
れる巻取り装置、つまり、形成中のロールが、ローラ、ベルト、または他の同等
要素のような縁巻き上げ部材と接触する手段によってその回転が維持される巻取
り装置に関するものである。本発明はさらに、抜き取り可能な心棒を備えた巻取
り装置、つまり、巻き上げが完了すると心棒が抜き取られ、芯棒または中心巻き
上げ芯を備えないロールを製造する巻取り装置に関する。
【0003】 本発明はまたさらに、典型的に、しかし非限定的に紙、ティッシュペーパー等
のロールといった、ウェブ状材料のロールを製造するための巻き上げ方法に関す
る。
【0004】 (背景技術) 産業の様々な部門、また特に紙のコンバーティング産業では、例えば紙、ティ
ッシュペーパー等のロールのような、ウェブ状材料の巻き上げロールの製造が頻
繁に必要であり、また、別の技術部門では、プラスチックフィルム、繊維、不織
布のロール、あるいはこれ以外のウェブ状材料のロールを製造する必要が生じる
【0005】 製糸工場で大型直径のリールに製造される、トイレットペーパー、キッチンタ
オル、または類似の製品のようなティッシュペーパー物品の製造部門では特に、
直径が消費者の用途に合った直径と等しく、軸線方向の長さが完成品のものより
も長いロールまたはログが製造される。次に、これらのロールまたはログがその
軸に対して直角に切断され、消費に合った小型のロールが製造される。
【0006】 このタイプのロールを製造するために、一般に、形成中のロールの回転を維持
し、形成中のロールの外面と表面接触する回転部材または他の可動部材の手段に
よってウェブ状材料を供給する従来式の縁巻取り装置が使用される。巻取り装置
の例は、米国特許明細書第4 723 724号、第4 856 725号、第4 828 195号、第4 9
62 897号、第4 487 377号、第4 931 130号、第5 248 106号、第5 368 252号、英
国特許明細書第2 105 688号、国際特許出願公開明細書WO-A-9 421 545号に記載
されている。
【0007】 別の技術によれば、ロールは、モータ駆動される心棒上に巻き取られる。これ
は中心巻き取りと呼ばれる。この技術の例は、US-RE-2 835 3号、米国特許明細
書第3 430 881号、第3 532 572号、第3 552 670号に記載されている。
【0008】 通常、管状ボール紙の芯の上にロールが製造され、この芯はロール内に永久に
維持され、巻き上げたウェブ状材料と共に切断されるため、各ロール内に残る管
状芯の位置は消費者の意図に合うように設けられる。
【0009】 中央芯なしでロールを巻き上げる特別な方法もあり、この場合の完成ロールは
、ウェブ状材料で完全に充填したコンパクトなシリンダ形に見える。この原理に
従って動作する巻取り装置は、米国特許明細書第5 639 046号、第5 90 296号、
第5 839 680号、第5 538 199号に記載されている。
【0010】 さらに、中央芯または心棒上にウェブ状材料が巻き上げられてロールを形成し
、その後、心棒がロールから抜き取られ、再利用される巻き上げシステムも研究
されてきた。このシステムにより、管状のボール紙芯を製造および消費する必要
がなくなり、ボール紙芯上への巻き上げに使用されたものと実質的に類似した巻
き上げ原理を用いることが可能になるため、結果として、材料を節約でき、多数
の機械を省略でき、また、管製造装置として知られる機械、換言すればボール紙
片からボール紙芯を製造する機械が不要になる。完成したロールから抜き取った
心棒は、巻取り装置の下流に設けられた抜き取り範囲から、巻き取り装置の入口
へと移動されて再利用される。
【0011】 この方法では、限定された数の心棒を使った連続的な高速製造が可能になる。
【0012】 抜き取りを促進し、多数の機械の省略による他の利点を達成し、操作を容易に
するために、抜き取り可能な心棒を二つの部分で製造し、完成したロールの適当
な端部から各々の部分を抜き取る方法が提案されてきた。このタイプの装置およ
び方法は、国際特許出願公開明細書WO-A-99/42 393号に記載されている。
【0013】 抜き取り可能な心棒上にロールが形成されたら、ウェブ状材料の最初の長尺部
分を、巻き上げ心棒の外面に接着する適切な処置を施す必要がある。これらの処
置は、巻上げが完了した後の、心棒の抜き取りを容易にしなければならない。こ
の目的のために、自由な長尺部分を引き付け、これを心棒の表面に保持するため
の空気圧式システム、送風装置、静電荷等を使用することができるが、これら装
置の動作は、巻き上げサイクルの次の段階で停止する。
【0014】 心棒の外面に水で濡らし、巻き取られるウェブ状材料の最初の自由な長尺部分
に、十分な接着作用を提供するようにしたシステムも研究されてきた。巻き取り
段階後にウェブ状材料に水が吸収されることで、次段階の完成ロールからの心棒
の抜き取りが可能になる。
【0015】 現在使用されている、ウェブ状材料の自由開始長さ部分を抜き取り可能な心棒
上に固着させるシステムは必ずしも満足できるものではなく、使用できる材料も
限定されてしまい、また、特に高速製造速度ではその接着効果が常に信頼できる
ものではなくなってしまうため、低速度での実施が強要される。
【0016】 本発明の目的は、特に、好ましくは(しかし、これに限定しないが)、抜き取
り可能な巻き上げ心棒上に巻き上げを行う縁タイプの巻取り装置と巻き取り方法
を提供することであり、該装置および方法により、完成したロールから心棒を抜
き取る次段階を妨害することなく、またはこれに問題を生じることなく、ウェブ
材料の自由長さ部分の心棒への効果的で信頼性の高い固着が得られる。
【0017】 後述の説明を読むことで当業者に明確になるこの目的と利点、そしてさらなる
目的と利点は、ウェブ状材料のロールを製造する巻取り装置によって実質的に達
成され、該巻取り装置は、材料を巻き上げ心棒上に巻き取るための巻き上げシス
テムと、上に形成されたロールの各々から該心棒を抜き取るための抜き取り装置
とを備え、また、ロールの分離と巻き上げの開始の間に心棒を洗浄するための、
少なくとも一つの洗浄装置を備えている。
【0018】 中心巻き上げを備えた巻取り装置を使用する場合、心棒が、回転タレットまた
は同等物によって、接着剤塗布ステーション、巻き上げステーション、心棒から
ロールまたはログを引き抜くためのステーションを含む、様々なステーションに
移動される。この場合は、ロールを引き抜くステーションと接着剤を塗布するス
テーション、または上述のステーションの一つの間で心棒の通路に沿って動作す
る方法で、洗浄手段を配置する。洗浄手段は、例えば、心棒の軸に沿って通過す
るブラシ、パッド等を備えてもよい。あるいは、内部に心棒が滑動する管状チャ
ンバ(おそらく二つの部分に細分割されている)を備えた洗浄ボックスを設けて
もよい。
【0019】 しかし、本発明は縁巻き上げ装置上で実現されることが好ましい。この場合、
有益なことに、完成したロールから心棒を抜き取る抜き取り装置と、心棒を巻き
上げクレードル内に挿入するフィーダとの間に心棒の再循環通路が設けられてい
る。洗浄手段は、心棒の通路に沿った適当な位置に配置されている。
【0020】 ロールから抜き取った心棒を洗浄することにより、まず、心棒を抜き取った後
にも心棒の表面上に付着し続ける紙、あるいは他の材料の残留物を該表面上から
全て除去する必要がなくなる。
【0021】 洗浄システムの設置により、特別な利点として、接着剤を使用して、各ロール
の巻き上げ開始時に、ウェブ状材料の開始自由長さ部分を心棒にしっかりと急速
に接着することが可能になる。抜き取られ、再利用される心棒上に残った接着剤
の残留物は、この洗浄システムの手段で全て除去することができる。
【0022】 洗浄システムにより、従来の巻取り装置に抜き取り可能な心棒を使用すること
ができるようになり、換言すれば、管状のボール紙芯と接着剤を使用して動作す
るように設計されている。さらに、抜き取り可能な心棒、または完成品内に残る
管状ボール紙(または他の材料)の芯の両方に対応して動作する装置の製造も可
能である。
【0023】 この場合、抜き取り可能な心棒上に残骸が蓄積するため、洗浄システムなしで
は不可能である。
【0024】 しかし、各巻き上げサイクル中に心棒を洗浄する必要はない。例えば、“N”
巻き上げサイクル毎に洗浄を行うことが可能であり、ここで“N”は、例えば接
着剤およびウェブ状材料のタイプに依存する。
【0025】 洗浄は、例えば洗剤を追加した水のような洗浄液の手段によって実行でき、あ
るいは、例えば飽和蒸気のような蒸気の手段でも、またはその他の適切な(液体
または気体)流体の手段でも実施することができる。
【0026】 心棒がウェブ状材料と接触する範囲に挿入される前に、心棒に接着剤を塗布す
ることが好ましい。しかし、ウェブ状材料が巻き上げ心棒と接触するであろう範
囲内で、ウェブ状材料に接着剤を塗布する可能性もあり得る。
【0027】 洗浄装置は、様々な方法で製造することができる。例えば、洗剤または溶液を
加えた通常水のような洗浄液を収容したタンク内に、心棒を下ろすものであって
もよい。タンク内で心棒を移動させるために攪拌器を設け、残骸や接着剤の残留
物の除去を促進するようにしてもよい。あるいは、タンク内に配置した心棒の表
面上に作用する、ブラシ手段または他の機械手段を設けてもよい。タンク内から
心棒を取り出し、事前の乾燥段階を挟み、またはこれを省略して、心棒を巻き上
げ範囲へ移動することができる。
【0028】 一般に、心棒は単一部品で製造するか、または、結合・分解が可能な二つの部
分で製造することができる。単一部品から成る心棒と、二つの部分から成る心棒
のいずれも洗浄を行うことができ、あるいは、後に結合または隣接配置(洗浄後
に)して、心棒を形成する分解可能な二つの部分を洗浄することも可能である。
心棒を二つよりも多い部分から製造する可能性もあり得る。分割した心棒を個別
に洗浄するには、二つの洗浄装置を設けるか、あるいは、一つの洗浄装置を設け
て、分割した心棒の全ての部分を共に洗浄するようにしてもよい。
【0029】 本発明の特に有益な実施形態によれば、洗浄装置は、少なくとも一つの管状洗
浄チャンバを備えており、心棒またはその部分がこの洗浄チャンバを通り、また
、この洗浄チャンバ内には複数の洗浄部材が配置されている。これらの洗浄部材
は、様々なタイプのものであってよく、また、管状チャンバを通過する心棒、ま
たは心棒の部分の全面に作用するように、円形状に配置されることが好ましい。
例えば適当に、液体または他の洗浄液用のディスペンサに対応した環状のブラシ
または洗浄パッドを設けることができ、この場合、前記ディスペンサは、ブラシ
、パッドと同じ場所に配置しても、あるいは上流に配置してもよい。しかし、洗
浄部材は、心棒または心棒の部分の表面との機械的接触が生じない方法で、製造
することが好ましい。特に有益な実施例では、洗浄装置は、圧力下で液体を噴霧
するための、または気体媒体を噴射するための一連のノズルを備えている。この
方法でなら、心棒または心棒の部分の前進を困難にする摩擦力が心棒または心棒
の部分上に働くことがない。さらに、これによって生じた噴射が心棒または心棒
の部分の前進移動を補助する方法で、ノズルを方位付けすることができる。心棒
の前進方向において摩擦を生じる方法による移動システムを備えた、接触タイプ
の洗浄手段の可能性もあり得る。しかし、このタイプの解決方法は、心棒の表面
から残骸を除去する観点からすると、より複雑で、効率も悪い。
【0030】 本質的な重要性としてではあるが、特に洗浄液が液体である場合には、洗浄し
た心棒を、乾燥することなく巻取り装置内に導入することが可能であり、また、
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば心棒あるいは心棒の部分が通るチャ
ンバ内に設置することが可能な乾燥システムが設けられている。乾燥システムは
、心棒またはその部分と接触する、例えば吸湿剤から成る機械部材を備えていて
もよい。しかし乾燥についても、心棒の表面と接触しないシステムが好ましく、
このようなシステムには例えば、洗浄チャンバを通過する心棒または心棒の部分
の表面に作用する吸引システムがある。
【0031】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明による装置および方法のさらなる有益な特徴は、添付の請求項に示され
ており、また、可能な形式の実施形態を参照して詳細に記述する。
【0032】 本発明は、記述と、本発明の実用的かつ非限定的な例証を示す添付の図面とか
らさらに理解されるであろう。
【0033】 図1、図2は、本発明による巻取り装置を、該装置の一般的な部品に限定して
概略的かつ線図的に示している。巻き上げ部材は、本発明の理解に必要な部品に
限定して表示的に示している。より詳細には、提示した実施形態では、巻き上げ
部材は、参照符号1、3、5で示す3つの巻き上げローラによる周縁タイプのも
のである。ローラ1、3、5は、ロールまたはログが形成される場所である巻き
上げゾーンを画定する。巻き上げローラ5はアーム7上に取り付けられており、
該アーム7は参照符号9にて旋回し、形成中のロールRの拡張するため揺動する
。巻き上げローラ1と3aの間にはニップが画定されており、ロールRがロール
1、3、5のトリオと接触している際に、ロールRに巻き上げられたウェブ状材
料がこのニップを通過する。参照符号Nで示すウェブ状材料は、第一巻き上げロ
ーラ1の周囲に供給される。
【0034】 巻き上げローラ1、3によって形成されたニップの前には巻き面11が配置さ
れており、この巻き面11は、櫛型構造により形成され、巻き上げローラ1の円
筒形の面と共に、巻き上げ心棒を挿入および前進させるための通路を画定する。
巻き面11の下には、ウェブ状材料を切断するための手段13が配置されており
、この手段は、適時に、その軸周囲を矢印f13が示す方向に回転して、ウェブ
状材料を切断し、ロールRの最後の範囲と、装置に挿入されている巻き上げ心棒
に接着される最初の範囲とを作成する。
【0035】 巻き上げ心棒は、回転フィーダ15の手段によって装置内に導入され、前記回
転フィーダの動作は、ウェブ状材料が、穿孔装置17があけた孔のラインの一つ
に沿って切断される方法で、切断手段13の動作と一致し、次に、穿孔ユニット
17の動作と一致する。
【0036】 巻き上げ手段、ここで簡略的に既述した巻き上げ心棒の導入手段、ウェブ状材
料の切断手段は、国際特許出願公開明細書WO-A-94/21 545に詳細に記述されてい
るものと実質的に同等であり、さらに、巻き上げ手段の機能、ウェブ状材料の切
断手段、穿孔手段の詳細についても該文書を参照している。一般に、本発明は管
状の巻き上げ芯または心棒上に巻き上げる縁システムと共に実現可能であるため
、巻き上げ手段の構造は簡略的に上述したものとは当然異なる。
【0037】 参照符号Mで示す巻き上げ心棒には糊付け点が設けられ、この糊付け点には、
接着剤を塗布するための、参照符号19で示すノズルまたはガンの手段による接
着が実施され、また、糊付け点は装置の横の長さに添って連続的に配置されてい
るため、巻き上げ範囲に導入された各心棒Mの軸長さにかけて十分な量の接着剤
が分配され、これにより、ウェブ状材料の自由な開始長さ部分が接着し、ロール
の巻き上げを開始することができる。接着剤の分配は連続的、複数の範囲、また
は隔離された複数の点状に行うことができる。
【0038】 上述の巻き上げ範囲において形成されたロールRは、シュート21上を回転し
て参照符号23で示す抜き取りステーションに到達し、ここで、後に図3を参照
して詳細に記述する抜き取り部材の手段によって、それぞれの心棒Mが抜き取ら
れる。
【0039】 心棒は、本質的に二つの部分で知られた方法で製造され(国際特許出願公開明
細書WO-A-99/42 393を参照)、該二つの部分は、巻き上げを開始する前に心棒に
結合され、次に、抜き取りステーション23にてロールRの一端からそれぞれ抜
き取られて、再利用のために差挿入範囲に入れられる。
【0040】 図2の平面図に見られるように、抜き取りステーションは、装置の両側に配置
された二つの抜き取り装置25A、25Bを備えており、該抜き取り装置は、巻
き上げ心棒Mを形成する二つの部分MA、MBを抜き取る。次に、二つのチェー
ンコンベヤ27A、27B(特に図1を参照)の手段が、心棒の二つの部分MA
、MBを抜き取りステーション23から除去し、それぞれの心棒部分を、参照符
号31で示し、巻き上げ手段1、3、5の上流に配置された心棒洗浄・再結合範
囲へ送る。
【0041】 例証中では、チェーンを備えたクレードルにより形成され、サイズの異なる心
棒部分MA、MBを保持するべく適切に形成されたコンベヤ27A、27Bの代
わりに、心棒を再生利用するための別の手段、例えば巻き取り装置に対して横方
向に延びたシュート、あるいは回転面を使用している。
【0042】 完成したロールから二つの心棒部分MA、MBを抜き取るための二つの抜き取
り装置25A、25Bの構造は対称的であるため、そのうちの一つのみについて
、図3を参照してより詳細に記述する。抜き取り装置は支持部33を備えており
、支持部33は、キャリッジ37が沿って移動する水平滑り案内部35を設け、
キャリッジ37の双方向矢印f37の方向への交互の移動は、モータ駆動部39
によって、適当なトランスミッション部材の手段で制御され、この手段は図中の
ベルト41で示され、また、キャリッジ37の中間部分と接続している。
【0043】 滑動案内部35の位置を、巻取り装置で製造した様々なサイズのロールに対応
できるように、f35に従った垂直方向において調整することが可能である。
【0044】 キャリッジ37の張り出し部分にはジョー43が取り付けられ、ジョー43は
心棒Mを形成する部分MA、MBを、それぞれの端部がロールRから突出した状
態で一直線に係合する。ジョー43はさらに、製造された管状突起部MRを心棒
Mの円筒形面内に係合する二つの広がる部材45を備えている。
【0045】 適切な制御手段によって、広がる部材45を分離して移動し、心棒Mの部分M
A、MBと係合させる、または外部分MA、MBから係合解除させることが可能
である。ジョー43が、上にロールが形成された心棒Mの部分MAまたはMBと
係合している場合、図3に示すキャリッジ37の左から右への移動により、ロー
ルRから心棒部分MBが抜き取られ、ロールRは、抜き取り範囲23に設けられ
た突起49の手段によって軸位置に維持される。
【0046】 図3では、心棒部分MBがロールRから完全に引き抜かれた際にジョー43が
想定する、参照符号43Xを付した最終位置を破線で示している。この位置にお
いて、拡張部材45は心棒部分MBによって解放され、次に、二つの中間支持部
分51上に支持され、ジョー43によって解放される。
【0047】 心棒部分MBは、支持部51で解放されると、それぞれのコンベヤ27に設け
られたクレードルによって取り上げられ、洗浄・再結合範囲31へと送られる。
【0048】 洗浄・再結合範囲31は、図2、図4〜図8に詳細に示されている。この範囲
内には移動装置が設けられており、該装置は例えば、参照符号53A、55A、
53B、55Bを付した同数の整列コンベヤベルトで示すように、四つのコンベ
ヤの形態で提供されている。コンベヤベルト53A、55A、53B、55Bは
、製造ラインに対称的な垂直面に対して、対称的に配置されている。該ベルトは
、共通のモータ57によって、滑車59とベルト61の手段により制御される。
参照符号63A、63Bを付したトランスミッション滑車とベルトを適切に配置
することで、モータ57が、矢印fAの方向におけるコンベヤベルト53A、5
5Aの動作と、反対方向である矢印fBの方向におけるコンベヤベルト53B、
55Bの動作を制御する。
【0049】 この配置では、コンベヤ27A、27Bによってコンベヤベルト53A、53
B上に下ろされた心棒部分MA、MBが、対になって軸方向に移動され、コンベ
ヤベルト53A、53B、55A、55Bに対して、中心位置に配置された対の
部分71Aと71Bと接触させられる。二つの心棒部分MA、MBは、部分71
A、71Bの湾曲部分によって、ここから下ろされ、傾斜バー73上をコンベヤ
のチェーン77と接するまで回転させる。
【0050】 そしてここから、それぞれの心棒部分MA、MBが、取り上げ部材79を備え
たチェーンコンベヤ77の手段によって取り上げられ、接着剤アプリケータノズ
ル19(図1を参照)に向かって、矢印77の方向に移動される。
【0051】 コンベヤベルト53A、55A、53B、55Bからノズル19までの、心棒
部分MA、MBの通路に沿った中間位置には軸方向推進手段が設けられており、
この軸線方向推進手段は、心棒Mの完成品を形成するために部分MA、MBを移
動して再結合させるものであり、次に、心棒の完成品が、巻取り装置の巻き上げ
範囲内に挿入される。これらの結合手段は、例えば空気圧式シリンダ、油圧式シ
リンダ、またはその他のシリンダ、あるいは、前進中に心棒の部分MA、MBの
外端が押圧される集中および成形された側壁を備えている。側壁によって生じた
推進力が、二つの心棒部分を共に軸方向に移動させ、結合させる。それ自体知ら
れた方法おいて、結合される心棒部分の端部が、例えば円錐台形または他の形状
の雄雌結合面のように、適切に成形される。さらに、二つの部分を単純に互いに
隣接配置するように設けることも可能である。
【0052】 特に図2、図4で見られるように、コンベヤ53Aと55Aの間と、コンベヤ
53Bと55Bの間には、二つの洗浄ユニット81A、81Bが配置されている
【0053】 二つの洗浄ユニット81A、81Bは実質的に対称的であるため、以下に、図
8により詳細に示すユニットAのみについての説明を行う。洗浄ユニット81A
は、管状チャンバ83、換言すれば軸線方向貫通孔を設けたチャンバを備えてい
る。チャンバ83は、カラー85で区切られた第一部分83Aによって画定され
ており、カラー85の管状長さに沿って、洗浄液用のディスペンサノズルが配置
されている。
【0054】 同図に示した例では、装置の管状長さに沿って均等な距離で配置した五本のデ
ィスペンサのズル85が設けられている。管状チャンバの部分83Aの後ろには
、スリーブ87によって区切られた部分83Bが配置されている。部分83Bは
、スリーブ87の開口部を介して、吸引ダクト89と接続している。そのため、
心棒部分が通過する吸引空間が形成されている。心棒部分MAは、図8に示す矢
印Fの方向に移動して管状チャンバ83内に入り、管状チャンバ83の二つの部
分83A、83B(原稿では“84B”となっています)を通って、反対側部分
から出る。管状チャンバ83の入口はリング90によって区切られ、一方、出口
はリング92によって区切られている。
【0055】 ノズルタイプのディスペンサ85は、可撓性パイプ(図示せず)の手段によっ
て、ポンプ、あるいは圧力下で洗浄液を排出するその他の手段と接続しており、
その一方で、吸引ダクト89は真空源と接続している。この配置では、管状チャ
ンバ83を介した心棒部分の通路により、心棒部分の全面が、矢印Fの方向へ移
動中に、ノズルタイプのディスペンサ85による洗浄液の噴射に晒される。次に
、この表面は、吸引ダクト89を介して生じた吸引の手段によって乾燥される。
リング90、92は部分MA、MBを案内し、また、乾燥を行う空気の浸入を許
容する大きさを備えている。
【0056】 ここまで説明した装置の動作を以下に述べる。
【0057】 部分MA、MBで形成され、軸方向に並列して結合された心棒Mの各々は、噴
霧ノズル19によって、またはこれ以外の、パッドの手段、タンクからのディッ
ピングローラ(dipping rollers)、その他の手段のような適切な方法によって
、表面上に十分な量の接着剤を塗布された後に、第一巻き上げローラ1と回転面
11で画定されたチャネル内に適時において導入される。この時から、心棒M上
に個々のロールRの巻き上げの完了時まで、巻取り装置の動作は、従来の巻取り
装置の動作、特に国際特許出願公開明細書WO-A-94/21 545(の例証)に記述され
た動作の動作と同一である。
【0058】 形成されたそれぞれのロールRは、抜き取りステーション23内へ下ろされ、
ここで、二つのジョー(そのうちの一つを、図3中に参照符号43で示している
)が、各心棒を形成している部分MA、MBの突起端部を両側から掴み、これら
を抜き取る。二つの部分MA、MBは抜き取りジョー43によって、二つの側方
コンベヤ27A、27Bと整列して移動される。側方コンベヤは心棒部分MA、
MBを取り上げて巻取り装置の入口範囲へ運搬し、その後、コンベヤベルト53
A、53B上に移動する。
【0059】 ここで、コンベヤベルト53A、55A、53B、55Bの移動の手段により
、各心棒部分MA、MBが、それぞれの洗浄ユニット81A、81Bを通過させ
られる。上述した洗浄ユニット81A、81Bの形状によって、心棒部分MA、
MBの円筒形面上にある接着剤の残留物、または不純物が全て除去されるため、
心棒部分MA、MBは完全に洗浄され、さらに、コンベヤベルト55A、55B
上に配置された際に乾燥される。心棒部分は、ここから再び、巻き上げローラ1
と回転面11で画定されたチャネルのエントリー範囲に運搬され、新規の巻き上
げサイクルを開始するべく、まず相互に軸結合される。
【0060】 図面は単に、本発明の実用的な単なるデモンストレーションとして提供された
簡略化を示すものであり、本発明は、本発明の基本を成す概念の範囲から逸脱し
ない限り、その形状および形態を変更することが可能であることが理解されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による巻取り装置の線図的側面図。
【図2】 図1の線II-IIに沿って切った平面図。
【図3】 図1の線III-IIIに沿って切って、心棒の1部分を抜き取るシステムを示し
た部分的な側面図であり。
【図4a】 図1の線IV-IVに沿って切った部分拡大図。
【図4b】 図1の線IV-IVに沿って切った部分拡大図。
【図5】 図4の線V-Vに沿って切った断面図。
【図6】 心棒用の二つの洗浄システムのうちの一つを示す側面図。
【図7】 図6の線VII-VIIに沿って切った正面図。
【図8】 図7の線VIII-VIIIに沿って切った縦断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 モレリ,ロベルト イタリア国 I−55056 エッセ マリア ア コレ,ヴイア デラ チエサ,889 Fターム(参考) 3B201 AA47 AB53 BB21 BB92 BB94 CC15 3F064 AA01 CA01 CA10 CA15 CB01 CB05 EB14

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前記ウェブ状材料を、巻き上げ心棒上に巻き取るための巻き
    上げシステムと、 - 該心棒を、その上に形成されたロールの各々から抜き取るための抜き取り装
    置とを備えた、 ウェブ状材料のロールを製造するための巻取り装置において、 少なくとも一つの心棒を、洗浄するための装置を備えていることを特徴とする巻
    取り装置。
  2. 【請求項2】 前記巻き上げシステムが周縁巻上げクレードルを備え、前記
    巻き上げ心棒を前記クレードルへと案内するためのフィーダと、心棒を抜き取り
    装置からフィーダへと移動させるための再循環通路とが設けられ、前記再循環通
    路に沿って、前記心棒を洗浄するための、少なくとも一つの洗浄装置が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の巻取り装置。
  3. 【請求項3】 前記ウェブ状材料を心棒に接着させて、巻き上げを開始する
    べく、接着剤を塗布するための接着剤アプリケータを備えていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の巻取り装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄装置が、該心棒またはその各部分が通過するための
    、少なくとも一つの管状洗浄チャンバを備え、前記チャンバ内に洗浄部材が配置
    されていることを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1項に記載の巻取り装
    置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄部材が、洗浄液ディスペンサを備えていることを特
    徴とする請求項4に記載の巻取り装置。
  6. 【請求項6】 前記チャンバに、乾燥システムが関連していることを特徴と
    する請求項5に記載の巻取り装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスペンサが、前記心棒または心棒の各部分の通過部
    分の周囲に、環状方法において配置された噴霧ノズルを備えていることを特徴と
    する請求項5または6に記載の巻取り装置。
  8. 【請求項8】 前記乾燥システムが、前記チャンバを通過する際に、前記心
    棒または心棒の各部分の表面に作用する吸引部材を備えていることを特徴とする
    請求項6または7に記載の巻取り装置。
  9. 【請求項9】 前記吸引部材が、前記心棒または心棒の各部分が通過する吸
    引空間を備えていることを特徴とする請求項8に記載の巻取り装置。
  10. 【請求項10】 該心棒または心棒の各部分を、前記管状チャンバにかけて
    移動するための移動装置を備えていることを特徴とする請求項4〜9のいずれか
    一項に記載の巻取り装置。
  11. 【請求項11】 前記移動装置が、前記管状チャンバの上流にコンベヤと、
    その下流にコンベヤを備えていることを特徴とする請求項10に記載の巻取り装
    置。
  12. 【請求項12】 前記心棒が、結合および分解可能な二つの部分に分割され
    、 前記抜き取り装置が、各心棒を形成する前記二つの部分を、各ロールの二つの対
    向した端部から個別に抜き取り、 前記再循環通路が、各心棒を構成する前記二つの部分を個別に再循環できるよう
    に二重になっており、 前記洗浄装置が二つ設けられ、その一つが各再循環通路用に設けられて、各心棒
    を形成する二つの部分が各洗浄装置を通過し、その後、前記二つの部分が共に心
    棒を形成するようになることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載
    の巻取り装置。
  13. 【請求項13】 一巻のウェブ状材料を巻き上げ心棒上に巻き取りする段階
    と、 前記心棒を、形成された該ロールから分離する段階と、 前記心棒上に次のロールを巻き上げる段階とを含む、 ウェブ状材料のロールの製造物を巻き上げる方法において、 前記心棒上に次のロールが巻き取られる前に、前記心棒が洗浄されることを特徴
    とする方法。
  14. 【請求項14】 前記巻上げ心棒を、巻き上げクレードル内に挿入する段階
    と、 前記心棒上に、一巻のウェブ状材料の巻き上げを完了する段階と、 前記ロールを、対応する心棒と共に銭巻き上げクレードルから下ろす段階と、 前記心棒を、前記ロールから抜き取る段階と、 前記巻き上げ心棒上に次のロールを形成するために、前記巻き上げ心棒を前記巻
    き上げクレードルへ再循環する段階と、 前記巻き上げ心棒を該巻き上げクレードル内に再導入する前に、該巻き上げ心棒
    を洗浄する段階とを含む、 ことを特徴とする請求項14〜20のいずれか一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ロールの巻き上げを開始するべく、前記心棒上に、前
    記ウェブ状材料の開始長さ部分を固着するために接着剤が塗布され、次のロール
    の巻き上げを開始する前に該心棒を洗浄することにより、前記巻き上げ心棒から
    接着剤の残留物が全て除去されることを特徴とする請求項13または14に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 前記心棒が、洗浄後に乾燥されることを特徴とする請求項
    13〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記心棒が、その表面に残留している洗浄液を全て吸引す
    ることによって乾燥されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも一つの管状洗浄チャンバが設けられ、前記
    心棒またはその部分がこれを通過することを特徴とする請求項14〜17のいず
    れか一項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 乾燥システムが、前記環状チャンバに関連することを特徴
    とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記環状チャンバに吸引空間が設けられ、前記心棒または
    その各部分が前記吸引空間を通り、吸引によって乾燥されることを特徴とする請
    求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記心棒が二つの部分から製造される段階、 前記二つの部分が結合され、該心棒の上にロールが巻き上げられる段階、 前記二つの部分が、前記ロールの両端から個別に抜き取られる段階、 前記二つの部分が個別に洗浄される段階、 前記二つの部分が、次のロールを巻き上げるために再結合される段階、 を含むことを特徴とする請求項14〜20のいずれか一項またはそれ以上に記載
    の方法。
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