JP2003526384A - 微孔質フィルムを備えた吸収体 - Google Patents
微孔質フィルムを備えた吸収体Info
- Publication number
- JP2003526384A JP2003526384A JP2000535287A JP2000535287A JP2003526384A JP 2003526384 A JP2003526384 A JP 2003526384A JP 2000535287 A JP2000535287 A JP 2000535287A JP 2000535287 A JP2000535287 A JP 2000535287A JP 2003526384 A JP2003526384 A JP 2003526384A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microporous film
- strain
- breathable microporous
- stretchability
- average
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/51—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
- A61F13/514—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin
- A61F13/51456—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin characterised by its properties
- A61F13/51464—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin characterised by its properties being stretchable or elastomeric
- A61F13/51466—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin characterised by its properties being stretchable or elastomeric providing stretchability without the use of elastic material
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/47—Sanitary towels, incontinence pads or napkins
- A61F13/476—Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by encircling the crotch region of the undergarment
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/51—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
- A61F13/514—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin
- A61F13/51456—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin characterised by its properties
- A61F13/51458—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin characterised by its properties being air-pervious or breathable
- A61F13/5146—Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin characterised by its properties being air-pervious or breathable having apertures of perforations
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
Description
包装用フィルム及び吸収体に用いられている。このような微孔質フィルムの改良
を目的とする先行技術がある。例えば、1990年5月8日に公開された米国特
許第4,923,650号、1993年9月7日に公開された日本特許公開第9
3/230252−A号、1996年9月3日に公開された日本特許公開第96
/225680−A号、1994年8月17日に公開された日本特許公開第94
/62794−B号、1995年9月5日に公開された日本特許公開第95/2
31913−A号、1996年11月19日に公開された日本特許公開第96/
300436−A号、1996年11月19日に公開された日本特許公開第96
/300498−A号、1996年11月19日に公開された日本特許公開第9
6/300499−A号、1996年11月19日に公開された日本特許公開第
96/300500−A号、及び1987年7月23日に公開された日本特許公
開第87/167332−A号である。これらの公報に記載された微孔質フィル
ムは、通気性及び液体不透過性を必要とする吸収体のバックシートとして非常に
良く機能した。同様に微孔質フィルムの製造方法及びこの方法によって製造され
た微孔質フィルムを目的とする公報がある。例えば、1978年9月26日に公
開された米国特許第4,116,892号、1979年5月8日に公開された米
国特許第4,153,751号、及び1981年9月15日に公開された米国特
許第4,289,831号である。これらの公報は、材料をストレッチさせて微
孔質フィルムを製造する方法を用いた方法を開示している。しかしながら、これ
らの公報のどれも、延伸性を有する微孔質フィルム又は、微孔質フィルムの一部
が延伸性になるように延伸性を有する微孔質フィルムを製造する方法も開示して
いない。これらの公報は、非微孔質フィルムを微孔質にする技術を目的とするも
のであり、微孔質フィルムを延伸性のあるものにする技術を目的とするものでは
ない。
いる。例えば、1997年4月10日に公開されたPCT公報第WO97/12
576号、1996年5月1日に公開されたPCT公報第WO96/12462
号、1995年2月14日に公開された米国特許第5.389,094号、及び
1998年1月6日に公開された米国特許第5,704,930号である。これ
らの開示において、生理用ナプキンのフラップは、これらのフラップが装着者の
下着の下に折り下げて畳まれた時にフラップに発生する応力を緩和するための延
伸性が備えられている。この延伸性は、いくつかの様々な方法によって備えるこ
とができる。例えばフラップ上の延伸性は、機械的に歪を与えること(mech
anically straining)、波形形成、「リングローリング」、
加熱及び変形、これらのフラップのいくつかの部分を合わせプレート(mati
ng plates)の間の圧縮に付すこと等によって備えさせることができる
。これらの方法は、材料に歪を加えて機械的かつ永久にこの材料を変形させる方
法を含んでいる。材料上の延伸性は、永久変形を材料に残すことによって備えら
れる。従って延伸度は、加えた歪の程度によって決定される。必要とされる延伸
性が大きければ大きいほど、高い歪が材料に加えられる。
ている。微孔質フィルムは一般的には、熱可塑性ポリマーと炭酸カルシウムのよ
うな無機充填剤とのブレンドを備えている。このブレンドは、無機充填剤が応力
集中によってポリマーから離れるにつれて、ストレッチした時に細孔形成が行な
われる。微孔の形成によってフィルムは通気性にされ、これらの微孔を通る蒸気
の通過を可能にする一方で、液体の通過を遅らせる。微孔質フィルムは良好な通
気性を有するが、微孔質フィルムは通常の非微孔質フィルムよりも低い「破断歪
(strain at break)」を有する。従って微孔質フィルムが、こ
の微孔質フィルムの延伸性を得るために、変形のための微孔質フィルムの破断歪
以上の高い歪にされるならば、このような高い歪によって、歪が加えられる区域
において多くの可視ピンホールが生じてしまう。
。現存する技術のどれも、本発明の利点及び効果のすべてを与えない。
ルムは、熱可塑性樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にスト
レッチさせることによって製造される。この通気性微孔質フィルムの少なくとも
一部は、次の等式によって特定されたZの数が3.0又はそれ以上になるように
変形される:
rial strain at break)であり、 ASは、変形のために加えた平均歪(average applied st
rain for deformation)であり、 Nは、ネックダウン防止係数(neck down prevention
coefficient)であり、 σMSは、材料破断歪の標準偏差であり、 σASは、加えた歪の標準偏差である。
微孔質フィルムが延伸性を有するものに関する。この通気性微孔質フィルムは、
熱可塑性樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にストレッチさ
せることによって製造される。この通気性微孔質フィルムの少なくとも一部は、
次の等式によって特定されるZの数が3.0又はそれ以上になるように変形され
ることによって、予め決定された延伸性が与えられる:
微孔質フィルムが延伸性を有するものに関する。この通気性微孔質フィルムは、
熱可塑性樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にストレッチさ
せることによって製造される。この通気性微孔質フィルムは、30g/m2又は
それ以上の坪量を有する。この通気性微孔質フィルムの少なくとも一部は、変形
されることによって、予め決定された延伸性が与えられる。この予め決定された
延伸性は、50%〜100%である。
微孔質フィルムが延伸性を有するものに関する。この通気性微孔質フィルムは、
熱可塑性樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にストレッチさ
せることによって製造される。この通気性微孔質フィルムは、粒子サイズ20m
m又はそれ以下の無機充填剤を含んでいる。この通気性微孔質フィルムの少なく
とも一部は、変形されることによって、予め決定された延伸性が与えられる。こ
の予め決定された延伸性は、50%〜100%である。
は、特許請求されている発明の先行技術としてのその有効性に関する決定とみな
して導入されているわけではない。
の他の工程及びその他の要素を加えることができるという意味である。この用語
は、「〜から成る(consisting of)」及び「本質的に〜から成る
(consisting essentially of)」という用語を包含
する。
図1に示されているように、生理用ナプキン20は、基本的には吸収手段(又は
「本体部分」)22及び2つのフラップ24を備えている。生理用ナプキン20
は、2つの表面、すなわち体と接触する表面又は「体側表面」20Aと衣服側表
面20Bとを有する。生理用ナプキン20は、図1においてその体側表面20A
から見られたものとして示されている。体側表面20Aは、装着者の体に隣接し
て装着されるように意図されている。衣服側表面20Bは、生理用ナプキン20
が装着された時、装着者の下着に隣接して配置されるように意図されている。生
理用ナプキン20は、2つの中心線、すなわち主長手方向中心線Lと主横断方向
中心線Tとを有する。
用ナプキンの部分を備えているのを示している。本体部分22は、2つの間隔が
あけられている長手方向縁26、及び2つの間隔があけられている横断方向又は
端縁(又は「端」)28を有する。これらは共に本体部分の周辺部30を形成す
る。生理用ナプキン20の本体部分22は、比較的厚い、中程度に厚い、比較的
薄い、又は非常に薄い(又は「超薄型」)ものでさえあってもよい。Osbor
nに発行された米国特許第4,950,264号及び第5,009,653号に
記載されている「超薄型」生理用ナプキン20は、約3mm未満のキャリパーを
有する。図面に示されている生理用ナプキン20の実施の形態は、中程度の厚さ
の生理用ナプキンの一例のものである。生理用ナプキン20の本体部分22はま
た、装着者にとって快適であるように比較的柔軟なものであってもよい。示され
ている生理用ナプキンは1つの実施の形態にすぎず、本発明は、図面に示されて
いる型又は特定の形状を有する吸収体に限定されないと理解すべきである。
理用ナプキン20の本体部分22は、好ましくは少なくとも3つの主要素を備え
ている。これらは、例えば不織布又はフィルム様構造例えば開口成形フィルムの
繊維質の液体透過性支持体によって一般的に備えられている液体透過性トップシ
ート38、好ましくは液体不透過性であるが通気性の支持体によって備えられて
いる液体不透過性バックシート40、及びトップシート38とバックシート40
との間に配置されている吸収性コア42を含んでいる。バックシート40は、2
つの層、すなわち気体透過性開口成形フィルム層40Aを備えた第一層と、通気
性微孔質フィルム層40Bを備えた第二層とを備えている。
る多様な形状に組立てられていてもよい(これには層化即ち「サンドイッチ(sa
ndwich)」形状、及びラップされている形状即ち「管(tube)」形状が含まれる
)。図1及び2は、サンドイッチ構成に組立てられている生理用ナプキン20の
好ましい実施の形態を示している。ここにおいて、トップシート38及び通気性
微孔質フィルム40Bは、一般に吸収性コア42よりも大きい長さ及び幅の寸法
を有する。トップシート38及び通気性微孔質フィルム40Bは、吸収性コア4
2の縁を越えて延びて周辺部30のいくつかの部分を形成する。バックシートの
開口成形フィルム40Aは、吸収性コア42とほぼ同じ形状を有し、少なくとも
吸収性コア42が図2に示されているように存在している部位を覆っている。代
わりに、吸収性コア42よりも少し大きい形状を有していてもよく、あるいは生
理用ナプキン20の本体部分22と同じ形状を有していてもよい。どの場合も好
ましくは開口成形フィルム40Aは、図2に示されているようにフラップ24の
中まで延びていない。代わりに、開口成形フィルム40Aは、この開口成形フィ
ルムがフラップ24の一部を構成するようにフラップ24の中まで延びていても
よい。
ト40(すなわち開口成形フィルム40A)は、好ましくは吸収性コア42の衣
服側に接合されている。トップシート38及び開口成形フィルム40Aは、この
目的のために当該技術分野で知られているあらゆる適切な方法で、例えば接着剤
のオープンパターンによって、吸収性コア42に接合されていてもよい。吸収性
コアの縁を越えて延びているトップシート38及び通気性微孔質フィルム40B
の部分も、好ましくは互いに接合されている。トップシート38及び通気性微孔
質フィルム40Bは、この目的のために当該技術分野で知られているあらゆる適
切な方法で接合されていてもよい。好ましくは示されている実施の形態において
、トップシート38及び通気性微孔質フィルム40Bのこれらの部分は、吸収性
コア42の縁を越えて延びている部分の実質的に全体の部分に接着剤を用いて、
そしてトップシート38とバックシート40が圧力若しくは熱及び圧力を加える
ことによって圧縮されている本体部分の端縁28においてクリンプシールを用い
て接合される。
備えており、これらは接合部、例えば接合線52に沿って本体部分22に接合さ
れている。フラップ24は、本体部分22の長手方向サイド縁26を越えて側面
方向に外側に、その近位縁からその遠位縁(又は「自由端」)まで延びている。
これらのフラップ24は、フラップトップシート44とフラップバックシート4
6とを備えている。図1及び2に示されている実施の形態において、フラップ2
4は、本体部分22と一体的に意図されている。すなわち、フラップトップシー
ト44とフラップバックシート46とは、それぞれトップシート38と通気性微
孔質フィルム40Bとの一体的延長部を備えている。好ましい実施の形態におい
て、開口成形フィルム40Aは、フラップ24の中まで延びていない。
すなわちフラップトップシート44とフラップバックシート46)は、あらゆる
適切な方法によって、例えば接着剤接着、超音波接着、熱接着等によって接合さ
れていてもよい。好ましい実施の形態において、トップシート38と通気性微孔
質フィルム40Bとの延長部は、フラップ24の実質的にすべての部位に接着剤
を塗布することによって接合される。
、装着者の皮膚に刺激を与えない。さらにはトップシート38は、液体透過性で
あり、液体がその厚さを容易に透過することができる。適切なトップシート38
は、広い範囲の材料から製造することができる。例えば織布及び不織布材料;ポ
リマー材料、例えば開口成形熱可塑性フィルム、開口プラスチックフィルム、及
び油圧成形熱可塑性フィルム;多孔質フォーム;網状化熱可塑性フィルム;及び
熱可塑性スクリムである。適切な織布及び不織布材料は、天然繊維(例えば木材
繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えばポリマー繊維、例えばポリエステル、ポリ
プロピレン、又はポリエチレン繊維)から構成されていてもよく、あるいは天然
繊維と合成繊維との組合わせから構成されていてもよい。好ましいトップシート
は、開口成形フィルムを備えている。この実施の形態において、好ましくは開口
成形フィルムがトップシートに用いられるが、その理由は、これらが体の***物
に対して透過性があるのに非吸収性であり、液体が逆流して装着者の皮膚を再び
濡らす傾向が少なくなるからである。従って体と接触している成形フィルムの表
面は乾いたままであり、これによって体が汚れることが少なくなり、装着者にと
ってより快適な感触が生じる。適切な開口成形フィルムは、1975年12月3
0日にThompsonに発行された米国特許第3,929,135号;198
2年4月13日にMullaneらに発行された米国特許第4,324,246
号;1982年8月3日にRadelらに発行された米国特許第4,342,3
14号;1984年7月31日にAhrらに発行された米国特許第4,463,
045号;及び1991年4月9日にBairdに発行された米国特許第5,0
06,394号で開示されている。
ックシート40の主な役割は、吸収性コア42に吸収されて封じ込められた***
物が、吸収製品と接触する物、例えばパンツ、ズボン、パジャマ、及び下着を濡
らすのを防ぐことである。しかしながらさらには、バックシート40はまた、こ
れを通過する蒸気と空気との両方の移動を可能にし、従ってバックシート40の
内外への空気の循環が可能にされる。
なわち気体透過性開口成形フィルム層40Aを備えた第一層と、通気性微孔質フ
ィルム層40Bを備えた第二層とを備えている。第一層40Aは、一般的には吸
収性コア42の近くに位置しており、バックシートのこれに続く層は、一般的に
は吸収性コア42からさらに離れた位置にある。バックシート40は、追加層を
備えていてもよい。バックシート40の層のすべては、実質的に互いに緊密で直
接接触していてもよい。
示されているように、開口成形フィルム40Aの第一層は、この層の衣服側表面
の水平面を越えて吸収性コア42の方へ延び、これによって突出部41Bを形成
する不連続の開口部41Aを有する層を備えている。各突出部41Bは、その末
端に位置したオリフィスを有する。好ましくはこれらの突出部41Bは、漏斗又
は円錐形状を有し、これらは米国特許第3,929,135号に記載されている
ものに似ている。この層の平面内に位置する開口部と、突出部それ自体の末端に
位置するオリフィスは、円形であっても非円形であってもよい。どの場合も、突
出部の末端にあるオリフィスの横断面寸法又は面積は、この層の平面内に位置す
る開口部の横断面寸法又は面積よりも小さい。バックシート40の第一層40A
は、当該技術分野で知られているあらゆる材料からできていてもよいが、好まし
くは通常入手しうるポリマー材料から製造される。第一層40Aはまた、前記の
ようなトップシートに用いうるあらゆる種類の成形フィルムを備えていてもよい
。
分散されている無機充填剤とから構成される通気性微孔質フィルムを備えていて
もよい。適切な熱可塑性ポリマーには、ポリオレフィン、例えばポリエチレンが
含まれ、これには、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレ
ン(LDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、高密度ポリエチレン(
HDPE)、又はポリプロピレン及びこれらと前記材料及びその他の材料とのブ
レンドが含まれる。同様に用いることができるその他の適切な熱可塑性ポリマー
の例には、ポリエステル、ポリウレタン、堆肥にしうるポリマー又は生物分解性
ポリマー、熱可塑性エラストマー、及びメタロセン触媒ベースポリマー(例えば
ダウ・ケミカル社(Dow Chemical Company)から入手しう
るインサイト(INSITE)(商標)、及びエクソン社(Exxon)社から
入手しうるエグザクト(Exxact)(商標))が含まれる。無機材料又は充
填剤は、炭酸カルシウム、粘土、及び二酸化チタンから成る群から選ばれるが、
好ましい無機充填剤は、炭酸カルシウムである。この無機充填剤は、ポリマーに
より高い添加量(loadings)を得るために、脂肪酸エステルでコートさ
れていてもよい。無機添加剤と熱可塑性ポリマーは、適切な混合押出し機におい
て、又は別の予備配合工程において互いにブレンドされて、均質な混合物が形成
される。ついでこの混合物は、鋳造されるか押し出し成形(blown)されてフィ
ルムにされる。得られたフィルムは、少なくとも一方向にストレッチされ、フィ
ルムの実質的に全体の区域に通気性が与えられる。フィルムをストレッチさせて
通気性を与える工程は、吸収体の製造プロセスの前に異なる場所で実施されても
よい。あるいはまた、ストレッチ工程は、通気性微孔質フィルムを吸収体のその
他の要素と共に組立てる前に、同じ場所、すなわち同じ製造プロセスにおいて実
施されてもよい。いずれの場合も、結果として生じる通気性微孔質フィルムが吸
収体のその他の要素と共に組立てられる前に、このフィルムには、このフィルム
の区域の実質的に全体に通気性が与えられる。
Bとを備えたバックシート40の水蒸気透過率(WVTR)は、高い湿度条件と
関連した皮膚の問題の発生を減らす上で重要である。バックシート40は、少な
くとも約200g/m2/24時間、好ましくは少なくとも約430g/m2/
24時間、より好ましくは約580g/m2/24時間の水蒸気透過率を有する
。第一層40Aは、第二層40Bよりも高い水蒸気透過率を有するが、その理由
は、第二層40Bが通気性微孔質フィルムであるという事実に対して、第一層4
0Aが開口成形フィルムであるからである。通気性微孔質フィルムである第二層
40Bの水蒸気透過率は重要であるが、その理由は、第二層40Bの水蒸気透過
率が第一層40Aのものよりも低いということによって、バックシート40の水
蒸気透過率が制限されているからである。第二層40Bは、少なくとも約250
g/m2/24時間、好ましくは少なくとも約480g/m2/24時間、より
好ましくは約630g/m2/24時間の水蒸気透過率を有する。第一層40A
の水蒸気透過率は、第二層40Bのものの少なくとも10倍も高くてもよい。
ト方法は、1996年ASTM標準年鑑746ページに詳細に記載されている有
効化された標準ASTM方法(E96/80)である。サンプルは、テスト開始
の1時間前に順応させる(climatised)(23℃及び50%RH)。
サンプル材料を、カップの一番上に置き、保持リングとガスケットによってしっ
かりと保持する。既知量の水をカップに入れる。テスト開始時の水のレベルは、
サンプルの下部表面から19mmである。ついでこの集成体の重さを測り、当初
重量として記録する。この集成体を、一定温度(23℃)及び湿度(50%RH
)の室に24時間入れておく。サンプルを、サンプルカップの上に3m/秒の空
気流を発生させることができるファンの前に置く。セットされたテスト時間の後
、ついでこの集成体をこの室から取り除く。次にこの集成体の重量を測り、最終
重量として記録する。次の式を用いて水蒸気透過率(WVTR)を計算し、これ
をg/m2/24時間で表わす。
者の皮膚に刺激を与えず、体の***物を吸収して封じ込めることができるあらゆ
る吸収手段であってもよい。吸収性コア42は、使い捨て生理用ナプキン、及び
その他の使い捨て吸収性製品に通常用いられている多様な液体吸収性材料から製
造することができる。適切な吸収性材料の例には、微粉砕木材パルプ(これは一
般にエアフェルトと呼ばれる)、クレープセルロースワッディング、変性架橋セ
ルロース繊維(例えば1993年6月8日にYoungらに発行された米国特許
第5,217,445号に記載されているもの)、毛管通路繊維(すなわち、1
993年4月6日にThompsonらに発行された米国特許第5,200,2
48号に記載されているもののような繊維内毛管通路を有する繊維)、吸収性フ
ォーム(例えば1993年11月9日にDesMaraisらに発行された米国
特許第5,260,345号、及び1993年12月7日にDesMarais
らに発行された米国特許第5,268,244号に記載されているもの)、熱接
着エアレイ材料(例えば1997年3月4日にRichardsらに発行された
米国特許第5,607,414号に記載されているような材料)、ヒドロゲル形
成ポリマーゲル化剤(例えば1987年6月16日にWeismanらに発行さ
れた米国特許第4,673,402号及び1990年6月19日にLashらに
発行された米国特許第4,935,022号に記載されている材料)、吸収性ス
ポンジ、合成ステープル繊維、ポリマー繊維、ピートモス、又はあらゆる同等の
材料又は材料の組合わせが含まれる。さらには吸収性コア42は、第一部分と第
二部分とを備えていてもよく、この第一部分は次の要素:(a)主(prima
ry)任意液体分布層、好ましくは副(secondary)任意液体分布層と
共に;及び(b)液体貯蔵層を備えており、第二部分は、(c)貯蔵層の下にあ
る任意繊維層;及び(d)その他の任意要素を備えている。このような構造は、
1997年7月10日に公開されたPCT公報第WO97/24096号、及び
1997年7月10日に公開された第WO97/24095号に開示されている
。
る。ここにおいて「変形ゾーン」とは、材料が永久に機械的変形されている部位
又は部分のことを言う。この実施の形態において、この変形ゾーンは、延伸性ゾ
ーン56と、ヒンジ54を形成する変形部位とを含んでいる。
ンジ54は、生理用ナプキン20の一部位に増加した柔軟性を備えさせ、フラッ
プ24が曲がるか又は折り畳まれるのに好ましい曲げ軸を造りだす。ヒンジ54
は、好ましくはフラップ24と本体部分22との接合部52に沿った部位に位置
している。しかしながらヒンジ54は、フラップ24と本体部分22との接合部
52と正確に一致する必要はない。ヒンジ54は、フラップ24と本体部分22
との接合部52の側面方向に内側に、あるいはこの接合部上に、あるいはこの接
合部の側面方向に外側に、又は前記のあらゆる組合わせに位置していてもよい。
ヒンジ54が接合部52の側面方向に内側に又は接合部上に位置しているならば
、ヒンジ54は、本体部分22の少なくとも一部に(及び後者の場合はフラップ
24の一部に)形成されていると考えることもできる。
れの一部分のみに沿って延びていてもよい。ヒンジ54が接合部52の一部分の
みに沿って備えられているならば、これは好ましくはフラップ横断方向中心線を
取囲んでこれを含んでいる生理用ナプキン20の部位に備えられている。ヒンジ
54は、多くの可能な形状にあってもよい。ヒンジ54は、連続部位又は複数の
間隔があけられている断続部位を備えていてもよい。ヒンジ54は、直線又は曲
線であってもよく、あるいはこれは直線の部分と曲線の部分とを備えていてもよ
い。ヒンジ54は、側面方向に最も内側又は近位の境界と、最も外側又は遠位の
境界とを有する。
あらゆる適切な方法で形成されていてもよい。好ましくはヒンジ54は、生理用
ナプキンの所望の部位を機械的に変形することによって形成される。生理用ナプ
キンのいくつかの部位に延伸性を備えさせるのに適した多くの方法は、ヒンジ5
4のために選択された生理用ナプキン20のいくつかの部位に強化された柔軟性
を備えさせるのに特に適していることが分かった。
されている方法によって形成されうる。リングローリングに適した方法は、次の
特許に記載されている。すなわち、1978年8月15日にSissonに発行
された米国特許第4,107,364号、1989年5月30日にSabeeに
発行された米国特許第4,834,741号、1992年9月1日にGeral
d M.Weberらに発行された米国特許第5,143,679号、1992
年10月20日にKenneth B.Buellらに発行された米国特許第5
,156,793号、及び1992年12月1日にGerald M.Webe
rらに発行された米国特許第5,167,897号である。
ップ24と本体部分22との接合部52に沿ってこの部位に歪可能ネットワーク
を形成することによって備えられる。歪可能ネットワーク部位及びこれらによっ
て形成された構造を形成するための方法は、次の特許に記載されている。すなわ
ち、1994年2月28日にChappellらの名前で出願され、許可された
米国特許出願番号第08/203,087号(1995年2月9日に公開された
PCT公報第WO95/03765号)である。
プに発生する応力を緩和する。ここにおいて「延伸性ゾーン」とは、延伸しうる
(及び好ましくは生理用ナプキン20の周囲部分よりも多い量だけ延伸しうる)
生理用ナプキン20の部分のことを言う。生理用ナプキン20は、好ましくは各
フラップ24について少なくとも1つの延伸性ゾーン56を有しており、より好
ましくは4つの延伸性ゾーン56、すなわち生理用ナプキン20の各々の1/4
に1つずつ有している。延伸性ゾーン50はフラップにおける応力を緩和するの
で、これらはここでは一種の「応力緩和手段」と呼ばれてもよい。
性があってもよい。しかしながら延伸性ゾーン56は、好ましくは主として横断
方向において一般に外側に延伸性がある。ここでの「一般に横断方向に」とは、
延伸性が横断方向要素を有するという意味である。しかしながら延伸性のすべて
は、生理用ナプキンの主横断方向中心線に正確に平行である必要はない。しかし
ながら延伸性は好ましくは、長手方向においてよりも横断方向においての方によ
り多く配向されている。
延伸しうるあらゆる構造を備えていてもよい。しかしながらここで言われている
延伸性は、弾性のないものであるべきである。すなわちこれは、生理用ナプキン
の1つ又はそれ以上の部分を収縮させるために、別々の弾性片、ストランド、又
は材料を使用せずに得られるべきである。延伸性ゾーンはまた、装着者の下着を
覆う生理用ナプキンのスリット又はノッチ部分を用いずに得られなければならな
い。従って延伸性ゾーン56は、連続材料を備えている。これは、***物がスリ
ット又はノッチを通って流れて装着者の下着を汚すことがないという利点を有す
るであろう。
れらに限定されるわけではない。すなわち、機械的歪を受けた材料ゾーン、ある
いは波形形成された材料ゾーン、「リングロールされた」材料ゾーン、歪可能ネ
ットワークがその中に形成された材料ゾーン、あまり延伸性のないバンドをその
中に伴わない波形ネットワークと共に形成された材料ゾーン、折り畳まれた材料
ゾーン、プリーツが付けられた材料ゾーン、あるいは湾曲した接合部に沿って接
合された材料ゾーンである。これらの構造は(フラップ24の一部としてのみ示
されてはいるが)、本体部分22のいくつかの部分、フラップ24のいくつかの
部分、又は両方を備えていてもよい。これらは生理用ナプキンのこれらの要素の
一体的部分、又は生理用ナプキンに接合された別々の要素、例えば材料片であっ
てもよい。延伸性ゾーンに適切な構造は、1995年2月14日にLavash
らに発行された米国特許第5,389,094号により詳細に記載されている。
報第WO97/12576号に開示されている。
材料の単一層又は材料のラミネート、例えばフィルムラミネートであってもよい
。好ましくはこの実施の形態において、その中に延伸性を有するベース材料(複
合シート)は、トップシート38の延長部と通気性微孔質フィルム40Bとによ
って形成されたラミネートを備えている。
に用いられるリングローリング装置100が示されている。このリングローリン
グ装置100は、かみ合いロール101及び102を含んでいる。これらのロー
ル101及び102は、ロール101及び102の円周方向に沿ってそれぞれこ
れらのロールの表面上にある複数のかみ合い歯103、104を含んでいる。1
つの実施の形態において、この実施の形態における歯は、好ましくは3.175
mmの高さを有しており、1.9mmピッチにおいて間隔があけられている歯の
中心線とは等しい間隔があけられている。ロール101及び102の各々の歯の
ある部位の形状全体は、図1に示されている生理用ナプキン20の延伸性ゾーン
56及びヒンジ54の全体の形状と一般的に同じである。ロール101及び10
2は、歯103及び104が図6に示されているように互いに係合するように配
列されている。歯103及び104の係合は、所望の延伸性に基づいて決定され
る。例えば2.11mm、2.26mm、及び2.31mmの歯の係合は、好ま
しくはそれぞれ75%、80%、及び85%の延伸性を得るために用いられてい
る。
pplied strain)」を加えることによって変形される。この「加え
た歪」とは、変形による残留歪を得るために材料に加えた歪のことを言う。この
加えた歪は、平均の加えた歪と加えた歪の標準偏差を特徴とする歪分布によって
説明される。ベース材料110が加えた歪に付された時、歯103の***部10
3Aと、歯104の***部104Aとの間のベース材料110の一部110Aは
、加えた歪によって機械的に歪が与えられ、インクリメンタルにかつ可塑的に変
形し、従って残留歪がこのベース材料110上に残留し、一方で***部103A
及び104A上のベース材料110の部分110Bは、歪が与えられないか、あ
るいはわずかしか歪が与えられない。ベース材料110は、互いの近くの歯の隆
起部間の部分110Aにおいてのみ歪が与えられる傾向があるが、加えた歪は必
ずしも一定して加えられず(加えた歪は時として所望の歪よりも大きくてもよく
、あるいは所望の加えた歪よりも小さくてもよい)、ベース材料110の部分1
10Aは、ベース材料110の材料破断歪を越えて歪が与えられうる。これが生
じる場合、ベース材料110は破断する。用語「材料破断歪」は、材料が壊れる
かあるいは破断する歪のことを言う。材料破断歪とはまた、平均材料破断歪及び
材料破断歪の標準偏差を特徴とする歪分布によっても説明される。
くは延伸性ゾーン56の延伸性は、約65%〜約90%であってもよい。ベース
材料上に例えば75%の延伸性のための残留歪を得るためには、ベース材料には
残留歪以上の歪が与えられなければならない。1つの例として、トレデガー・フ
ィルム・プロダクツ社(Tredegar Film Products)によ
りコード番号X−15507として販売されている開口成形フィルムを備えたベ
ース材料、及びクロペイ・プラスチック・プロダクツ社(Clopay Pla
stic Products Company)によってコード番号DH−21
5ソフレックス・ブルー(Sofflex Blue)240として販売されて
いるポリエチレンフィルムは、ベース材料上に75%の延伸性のための残留歪を
得るためには210%まで歪が与えられる必要がある。この実施例においては、
ポリエチレンフィルムが非微孔質フィルムであるので、このベース材料には、破
断せずかつ多くの可視ピンホールを生じることなく210%まで歪を与えること
ができる。しかしながら通気性微孔質フィルムを備えたベース材料は、破断せず
かつ多くの可視ピンホールを生じることなく、このような高い歪を得るのは可能
でないかもしれない。その理由は、通気性微孔質フィルムが、延伸性のための残
留歪を得るためには非微孔質フィルムよりも歪に対して弱く破断しやすいからで
ある。これは、通気性微孔質フィルムが、残留歪を得るために「二回目」の歪を
受けるからである(「一回目の歪」は通気性を与えるためにフィルムをストレッ
チする時に加えられる)。従って通気性微孔質フィルムは、非微孔質フィルムよ
りも低い材料破断歪を有する。延伸性ゾーン56において約50%〜約100%
の延伸性を得るために、ベース材料は、約170%〜約260%の加えられる平
均歪に付される。延伸性ゾーン56において約65%〜約90%の延伸性を得る
ためには、ベース材料は、約190%〜約240%の加えた平均歪に付される。
破断歪との関係は、特に通気性微孔質フィルムが、延伸性が与えられるベース材
料用に用いられる時に生じる破断又は多くの可視ピンホールを避けるために、注
意深く考察されなければならない。
の歪分布(AS曲線)と、通気性微孔質フィルムの材料破断歪についての歪分布
(MS曲線)との間の関係を示している。加えた歪及び材料破断歪は、下記方法
によって測定することができる。加えた歪の歪分布及び材料破断歪は、それぞれ
σMS及びσASを有するガウス曲線によって記載されている。両方の曲線が、
図7に示されているように、区域Xにおいて重なり合う時、加えた歪が通気性微
孔質フィルムの材料破断歪を超える可能性がある。これが発生する時、通気性微
孔質フィルムは破断するか又は壊れる(又は可視ピンホールが生じる)。従って
重なり合う区域Xが小さければ小さいほど、生じる破断又は可視ピンホールは少
なくなる。
その中に延伸性を得るために変形された時、好ましくは3.0又はそれ以上であ
る。より好ましくはZの数は3.5又はそれ以上である。Zの数は、材料破断歪
と変形のための残留歪を得るために例えば延伸性を得るために加えた歪との間の
いくつかの標準偏差のことを言う。
であり、 Nは、ネックダウン防止係数であり、これは、「加えた歪」が材料に加えられ
る方向に対して垂直な材料上で可能なネックダウンを検量(calibrate
)するための係数であり、 σcは、σMS及びσASの組合わされた標準偏差であり、これは、σMS及
びσASを用いた次の等式: σc 2=σAS 2+σMS 2 によって記載され、 σMSは、材料破断歪の標準偏差であり、 σASは、加えた歪の標準偏差である。
であるならば、その場合は前記「通気性微孔質フィルム」は、「複合シート」と
言うこともできる。
断は極端に減らされ、生じる可視ピンホールは、消費者が製品を欠陥とみなさな
いレベルまで減らされる。
ことができ、従ってAS曲線とMS曲線との重なり合う区域は、例えば延伸性の
ための残留歪を変えることによって小さくされる。すなわち、比較的低い延伸性
が必要とされるならば、予め決定された延伸性のための残留歪を得るために加え
た歪は低下させることができる。他方、MS曲線は、材料破断歪を変えることに
よって、AS曲線から離れるように移動させることができる。好ましくは通気性
微孔質フィルムの平均材料破断歪は、少なくとも約300%、より好ましくは少
なくとも約460%である。通気性微孔質フィルムは、より高い平均材料破断歪
を有するのが好ましいが、通気性微孔質フィルムの必要とされる最小水蒸気透過
率は、通気性微孔質フィルムの最大平均材料破断歪を実質的に制限する。一般に
低い水蒸気透過率を備えた通気性微孔質フィルムは、フィルムにおけるより少数
の微孔及び/又はより小さい微孔のために、より高い平均材料破断歪を有する。
しかしながら、吸収体のバックシートとしての通気性微孔質フィルムの必要とさ
れる最小水蒸気透過率があるので、この水蒸気透過率は、必要とされる最小水蒸
気透過率以下に低下させることはできない。従って通気性微孔質フィルムの平均
材料破断歪は、通気性微孔質フィルムが、加えた歪のどのレベルでも可能になる
ような範囲の高さまで上昇させることはできない。通気性微孔質フィルムの最大
平均材料破断歪は、通気性微孔質フィルムが、約250g/m2/24時間の最
小水蒸気透過率を有するためには約650%である。あるいはまた、その他の物
理的パラメーターは、AS曲線及びMS曲線の重なり合う区域を小さくするため
に変えることができる。
せるもう1つの要因である。通気性微孔質フィルムは、非微孔質フィルムよりも
低い平均材料破断歪を有する。これは、フィルムの坪量を上昇させることによっ
て改良することができる。その理由は、このフィルムは破断を伴なわずにより多
く歪を与えることができるようになるからである。通気性微孔質フィルムが、3
0g/m2又はそれ以上の坪量を有する時、これは約50%〜約100%の予め
決定された延伸性のための残留歪を得るためには良好に機能する。35g/m2 又はそれ以上の坪量を有する通気性微孔質フィルムがより好ましい。通気性微孔
質フィルムが前記坪量を有する時、通気性微孔質フィルムの破断は極端に減らさ
れ、生じる可視ピンホールは、消費者が商品を欠陥とみなさないようなレベルま
で減らされる。
微孔質フィルムの破断を避けるための要因である。通気性微孔質フィルムが、粒
子サイズ20mm又はそれ以下の無機充填剤を含む時、これは、約50%〜約1
00%の予め決定された延伸性のための残留歪を得るために良好に機能する。通
気性微孔質フィルムが、粒子サイズ20mm又はそれ以下の無機充填剤を含む時
、通気性微孔質フィルムの破断は極端に減らされ、生じる可視ピンホールは、消
費者が商品を欠陥とみなさないようなレベルまで減らされる。
付される前に加熱されてもよい。通気性微孔質フィルムの加熱も、水蒸気透過率
を低下させずに通気性微孔質フィルムの平均材料破断歪を一時的に上昇させるの
を助け、MS曲線をAS曲線から離れるように一時的に移動させる。従って通気
性微孔質フィルムの加熱は、この通気性微孔質フィルムの最大平均材料破断歪が
、このフィルムの水蒸気透過率によって制限され、かつ通気性微孔質フィルムが
、この通気性微孔質フィルム上により高い延伸性を得るために比較的高い歪に付
される時に、特に有用である。約650%より大きくない平均材料破断歪と少な
くとも約250g/m2/24時間の水蒸気透過率とを有する通気性微孔質フィ
ルムが、約50%〜約100%の延伸性を得るために、約170%〜約260%
の加えた平均歪に付される時、この通気性微孔質フィルムは、少なくとも40℃
、好ましくは少なくとも43℃、より好ましくは少なくとも45℃の温度になる
ように加熱されてもよい。通気性微孔質フィルムの温度が高くなるにつれて、こ
の通気性微孔質フィルムはより柔らかくなり、通気性微孔質フィルムの破断を伴
なわずにより多くストレッチされうるようになる。しかしながら通気性微孔質フ
ィルムは、この通気性微孔質フィルムの融点以上に加熱されるべきではない。通
気性微孔質フィルムがその他の材料、例えばフラップトップシートと共にベース
材料を構成するならば、このベース材料は、最小融点を有する材料の融点以上に
加熱されるべきではない。1つの実施の形態において、ポリエチレンを備えた開
口成形フィルム(フラップトップシート)とポリエチレン及び炭酸カルシウムを
備えた通気性微孔質フィルムとからできているベース材料は、123℃の温度以
上に加熱されるべきではない。
る。加熱装置120は、上部ロール122と下部ロール124とを含んでいる。
生理用ナプキン20の一部を構成するベース材料は、加熱装置120のニップ1
26の中に前進させられる。上部ロール122は、ベース材料を加熱するために
、超音波振動装置128と連結されている。加熱装置120は、ベース材料の少
なくとも歪プロセスに付される部分を加熱するのがよい。あるいはまた加熱装置
120は、ベース材料全体を加熱してもよい。しかしながら加熱装置120はこ
の加熱装置120に供給されるエネルギーを節約し、ベース材料に不必要な熱履
歴を与えるのを避けるために、加熱される必要があるベース材料の一部分のみを
加熱するのが好ましい。図8において、下部ロール124はまた超音波装置と連
結されていてもよい。加熱装置120は、ベース材料が加熱装置120からリン
グローリング装置100まで移動する間にベース材料の温度が低下しないように
、リングローリング装置100のできるだけ近くに配置されていてもよい。加熱
装置120は超音波振動装置128を用いてベース材料の温度を高めるが、加熱
装置120それ自体の温度は、それほど高く上昇しない。従って超音波振動装置
128を用いることによって、加熱装置120は、リングローリング装置100
に熱的影響を与えずにリングローリング装置100のより近くに配置される。し
かしながら、リングローリング装置100の位置において、必要とされる温度を
維持するために、加熱装置120においてわずかに高い温度をベース材料に与え
ることは依然として必要である。リングローリング装置100において歪プロセ
スに付される時のベース材料の温度は、ベース材料の破断を避けるために重要で
ある。リングローリング装置100におけるベース材料の温度は、リングローリ
ング装置100の入口におけるベース材料の温度によって代表されてもよい。1
つの実施例において、加熱装置120のニップとリングローリング装置100の
入口との間の距離が約0.5メートルであり、ベース材料が約2.8メートル/
秒の速度で移動する時、リングローリング装置100の入口において約50℃の
ベース材料温度を維持するために、加熱装置120のニップ126において約5
7℃〜58℃のベース材料の温度が必要とされる。図8に示されているように、
非接触温度デテクター121は、リングローリング装置の入口においてベース材
料の温度を測定する。このような非接触温度デテクター121の一例は、ミノル
タカメラ社から#TA0510Fとして入手しうる。温度デテクター121は、
加熱装置120によって加熱され、歪プロセスに付されるベース材料の部分の温
度を測定する。さらには温度デテクター121は、ベース材料の片側のみが加熱
されるならば、このベース材料の加熱側の温度を測定するために配置されるのが
よいであろう。説明されているように、好ましい実施の形態において、ベース材
料は、トップシート38の延長部と通気性微孔質フィルム40Bとによって形成
されたラミネートを備えている。加熱装置120は、少なくとも通気性微孔質フ
ィルム40Bの側を加熱し、温度デテクター121は、通気性微孔質フィルム4
0Bの側の温度を測定する。
置130は、上部及び下部加熱箱132、及び上部及び下部熱風ブロアー134
を含んでいる。熱風ブロアー134は、加熱箱132によって取囲まれている空
間に熱風を供給し、これによってベース材料を加熱する。加熱箱132及び熱風
ブロアー134は、ベース材料の経路に対して上部側か下部側かのどちらかにの
み備えられていてもよい。加熱箱132は、この加熱箱132が熱を大気に伝達
しないように低い熱伝導率を有するのがよい。隔離プレート140は、加熱箱1
32の熱をリングローリング装置110に伝達しないために、加熱装置130と
リングローリング装置110との間に備えられていてもよい。隔離プレート14
0を備えることによって、加熱装置130は、リングローリング装置110のよ
り近くに配置される。あるいはまた加熱装置は、その他の装置、例えば赤外線照
射ヒーター又は加熱ロールを利用してもよい。
るポリエチレンフィルムであり、グリッドパターンは、リングローリングプロセ
スによって加えられる延伸方向に平行かつ垂直に引張られる。グリッド間隔の長
さは、かみ合い歯ピッチの好ましくは1/20又はそれ以下である。サンプルは
、各かみ合い歯103及び104の形状全体をカバーするのに適した幅を有する
。好ましくはこのサンプルは、通気性微孔質フィルム(評価されたフィルム)と
同じである。このテストのためのサンプル材料が、評価されたフィルムとは異な
る場合、選択されたサンプル材料の特性は、評価された材料と同様である。
めに必要とされる各々の歪率で、リングローリング装置100全体でストレッチ
させる。ストレッチされたサンプルは、グリッドパターン変換を伴なう可視歪分
布を示す。サンプル表面上の可視歪分布を写真に撮る。リングローリング装置1
00によって加えられる延伸方向に平行な写真上の各グリッド長さは、鋼ルーラ
ーによって測定する。各グリッド長さの測定は、ストレッチ区域において実施す
る。各グリッド歪は、もとのグリッド間隔の長さからの長さの変化によって計算
される。このプロセスにより加えた歪は、各グリッド歪から得ることができる。
longation properties)及び材料の有効ストレッチ率パー
セント(percent available stretch)を測定するこ
とによって、材料歪の測定には引張りテストが用いられる。これらのテストは、
IBM330コンピュータにインターフェースされている、インストロン社(I
nstron Corporation)から入手しうるインストロンモデル4
301で実施される。測定に必要なすべての必須パラメーターは、各テストにつ
いてMTSソフトウエア(テストワークス3.07)にインプットされる。同様
にすべてのデータ収集、データ分析、及び集積は、MTSソフトウエアを用いて
実施される。
プルの長軸は、プロセスによって加えられるサンプルの延伸方向に平行にカット
される。このサンプルは、鋭いナイフ又は何らかの適切に鋭い切断装置設計でカ
ットされ、精密に1インチ幅のサンプルがカットされる。このサンプルは、変形
部位の全体的パターンの対称を表わす区域が代表されるようにカットされる。こ
こで提案されているものよりも大きいか又は小さいサンプルをカットすることが
必要であるような場合があろう(変形部分のサイズのどちらかにおけるバリエー
ションによる)。この場合、(報告されたあらゆるデータと共に)サンプルサイ
ズ、変形部位のどの区域からこれが取られたかに注目し、好ましくはサンプルに
用いられた代表的部位の図式を含めることが非常に重要である。ある一定材料の
10個のサンプルがテストされる。
にするために半円形に突出している反対側表面とを有するテスト応力方向に対し
て垂直な単一線に沿って、グリップ力全体を集中させるように設計された空気作
動グリップから成っている。グリップ力の線間の距離(すなわちゲージ長)は、
グリップのそばに保持された鋼ルーラーによって測定された場合2インチであろ
う。サンプルは、その長軸を、加えた伸び率パーセントの方向に垂直になるよう
にグリップに取付けられる。クロスヘッド速度は、20インチ/分にセットする
。クロスヘッドが停止してそのもとの位置(0%伸び)まで戻る地点でこのサン
プルが破断するまで、クロスヘッドはサンプルを伸ばす。
点を超えると、サンプルをさらに伸ばすのに必要な力の量には急激な増加がある
。10個のサンプルについての有効ストレッチ率パーセントの平均が記録される
。
ことによって、ネックダウン防止係数の計算の準備には引張りテストが用いられ
る。これらのテストは、IBM330コンピュータにインターフェースされた、
インストロン社から入手しうるインストロンモデル4301で実施される。測定
に必要な必須パラメーターは、各テストについてMTSソフトウエア(テストワ
ークス3.07)にインプットされる。
プルの長軸は、プロセスによって加えられるサンプルの延伸方向に平行にカット
される。このサンプルは、鋭い精密なナイフ又は何らかの適切に鋭い切断装置設
計でカットされ、精密に1インチ幅のサンプルがカットされる。このサンプルは
、変形部位の全体のパターンの対称を表わす区域が代表されるようにカットされ
る。ここで提案されているものよりも大きいか又は小さいサンプルをカットする
ことが必要であるような場合があろう(変形部分のサイズのどちらかにおけるバ
リエーションによる)。この場合、(報告されたあらゆるデータと共に)サンプ
ルサイズ、変形部位のどの区域からこれが取られたかに注目し、好ましくはサン
プルに用いられた代表的部位の図式を含めることが非常に重要である。ある一定
材料の10個のサンプルがテストされる。
にするために半円形に突出している反対側表面とを有するテスト応力方向に対し
て垂直な単一線に沿って、グリップ力全体を集中させるように設計された空気作
動グリップから成っている。グリップ力の線間の距離は、グリップのそばに保持
された鋼ルーラーによって測定された場合2インチであろう。この距離は、以後
「ゲージ長」と呼ばれる。サンプルは、その長軸を、加えた伸び率パーセントの
方向に対して垂直になるようにグリップに取付けられる。クロスヘッド速度は、
20インチ/分にセットされる。手動操作によってクロスヘッドが停止してその
もとの位置(0%伸び)まで戻る地点で必要とされる伸びパーセントになるまで
、クロスヘッドはサンプルを伸ばす。
れる。材料は加えた伸び率パーセントでネックダウンされる。加えた伸び率パー
セントは、MTSソフトウエアにセットされ、MTSソフトウエアは、有効なス
トレッチ率パーセントで必要な伸び率パーセントを得るための移動距離を計算す
る。有効ストレッチ率パーセントは、力−伸び曲線に変曲がある地点であり、こ
の点を超えると、サンプルをさらに伸ばすのに必要な力の量には急激な増加があ
る。
の方向に対して垂直にストレッチされた場合、材料は、材料歪について前記方法
によって測定された材料歪よりも低い歪で破断する(材料破断歪回復ネックダウ
ン(material strain at break reconvere
d neck down))。材料破断歪回復ネックダウンを測定するために、
この材料は、加えた歪率パーセントでネックダウンを回復するために、加えた伸
び率パーセントに対して垂直な方向にストレッチされる。ネックダウンの回復は
、ペーパークリップがサンプルの幅方向における最も狭い点をストレッチさせる
ように、ペーパークリップによって行なわれる。サンプルが回復のためにストレ
ッチされて破断する時、加えられる伸び率パーセントは、材料破断歪回復ネック
ダウンとして記録される。材料破断歪回復ネックダウンについての測定は、好ま
しくは吸収体上に延伸性を得るための実際のプロセスと同じ条件(例えば温度)
で実施される。
している。これらの実施例は、単に例証を目的として挙げられているものであり
、本発明の精神及び範囲を逸脱することなくこれらの多くのものが可能であるの
で、本発明を限定するものとして考えられるべきではない。
番号X−15507としての開口成形フィルムである。吸収性コアは、プロクタ
ー・アンド・ギャンブル社によって製造されている「ウイスパー・ウルトラ・ス
リム」に用いられている吸収性コアである。バックシートは、三井化学から入手
しうるコード番号PG−0Iとしての通気性微孔質フィルムである。この通気性
微孔質フィルムは、平均材料破断歪563.9%を有し、標準偏差が25.3で
ある。ネックダウン防止係数は0.6749である。生理用ナプキンのフラップ
は、開口成形フィルムの延長部と通気性微孔質フィルムとからできている。フラ
ップを構成する開口成形フィルムと通気性微孔質フィルムとは、接着剤(ニッタ
・フィンドレイ株式会社(Nitta Findley Co.Ltd.):コ
ード番号H−4031)によって接合されている。サンプルは、図4〜6に記載
されているプロセスによって、加えた平均歪210%、標準偏差48.3の条件
下において加工処理され、フラップ上に75%延伸性が得られる。この実施例に
おいて、Zの数は3.1である。
3である。ネックダウン防止係数は0.6646である。サンプルは、加えた平
均歪219%、標準偏差50.4の条件下において加工処理され、フラップ上に
80%延伸性が得られる。この実施例において、Zの数は3.3である。その他
の構造は実施例A−1と同じである。
2である。ネックダウン防止係数は0.6516である。サンプルは、加えた平
均歪232%、標準偏差53.4の条件下において加工処理され、フラップ上に
85%延伸性が得られる。この実施例において、Zの数は3.0である。その他
の構造は実施例A−1と同じである (実施例A−4) 通気性微孔質フィルムは、平均材料破断歪584%を有し、標準偏差が16.
5である。ネックダウン防止係数は0.6749である。サンプルは、加えた平
均歪210%、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラップ上に
75%延伸性が得られる。この実施例において、Zの数は3.6である。その他
の構造は実施例A−1と同じである。
4.8である。ネックダウン防止係数は0.6516である。サンプルは、加え
た平均歪232%、標準偏差53.4の条件下において加工処理され、フラップ
上に85%延伸性が得られる。この実施例において、Zの数は3.0である。そ
の他の構造は実施例A−1と同じである。
1.9である。ネックダウン防止係数は0.6749である。サンプルは、加え
た平均歪210%、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラップ
上に75%延伸性が得られる。この実施例において、Zの数は4.0である。そ
の他の構造は実施例A−1と同じである。
番号X−15507としての開口成形フィルムである。吸収性コアは、プロクタ
ー・アンド・ギャンブル社によって製造されている「ウイスパー・ウルトラ・ス
リム」に用いられている吸収性コアである。バックシートは、三井化学から入手
しうるコード番号PG−0Iとしての通気性微孔質フィルムである。この通気性
微孔質フィルムは、坪量が35g/m2であり、平均材料破断歪563.9%を
有し、標準偏差が25.3である。生理用ナプキンのフラップは、開口成形フィ
ルムの延長部と通気性微孔質フィルムとからできている。フラップを構成する開
口成形フィルムと通気性微孔質フィルムとは、接着剤(ニッタ・フィンドレイ株
式会社:コード番号H−4031)によって接合されている。サンプルは、図4
〜6に記載されているプロセスによって、加えた平均歪210%、標準偏差48
.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延伸性が得られる。
79%を有し、標準偏差が17.3である。サンプルは、加えた平均歪219%
、標準偏差50.4の条件下において加工処理され、フラップ上に80%延伸性
が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
80%を有し、標準偏差が18.2である。サンプルは、加えた平均歪232%
、標準偏差53.4の条件下において加工処理され、フラップ上に85%延伸性
が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
45.3%を有し、標準偏差が27.4である。サンプルは、加えた平均歪21
0%、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延
伸性が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
48.6%を有し、標準偏差が18.2である。サンプルは、加えた平均歪23
2%、標準偏差53.4の条件下において加工処理され、フラップ上に85%延
伸性が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
84%を有し、標準偏差が16.5である。サンプルは、加えた平均歪210%
、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延伸性
が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
77.4%を有し、標準偏差が14.8である。サンプルは、加えた平均歪23
2%、標準偏差53.4の条件下において加工処理され、フラップ上に85%延
伸性が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
27.6%を有し、標準偏差が21.9である。サンプルは、加えた平均歪21
0%、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延
伸性が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
16.0%を有し、標準偏差が18.0である。サンプルは、加えた平均歪21
0%、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延
伸性が得られる。その他の構造は実施例B−1と同じである。
番号X−15507としての開口成形フィルムである。吸収性コアは、プロクタ
ー・アンド・ギャンブル社によって製造されている「ウイスパー・ウルトラ・ス
リム」に用いられている吸収性コアである。バックシートは、三井化学から入手
しうるコード番号PG−0Iとしての通気性微孔質フィルムである。この通気性
微孔質フィルムは、坪量が35g/m2であり、平均材料破断歪545.3%を
有し、標準偏差が27.4である。この通気性微孔質フィルムは、粒子サイズが
20mm又はそれ以下のCaCO3の無機充填剤を含んでいる。平均粒子サイズ
は約1mmである。生理用ナプキンのフラップは、開口成形フィルムの延長部と
通気性微孔質フィルムとからできている。フラップを構成する開口成形フィルム
と通気性微孔質フィルムとは、接着剤(ニッタ・フィンドレイ株式会社:コード
番号H−4031)によって接合されている。サンプルは、図4〜6に記載され
ているプロセスによって、加えた平均歪210%、標準偏差48.3の条件下に
おいて加工処理され、フラップ上に75%延伸性が得られる。
.6%を有し、標準偏差が18.2である。この通気性微孔質フィルムは、粒子
サイズが20mm又はそれ以下のCaCO3の無機充填剤を含んでいる。平均粒
子サイズは約1mmである。サンプルは、加えた平均歪232%、標準偏差53
.4の条件下において加工処理され、フラップ上に85%延伸性が得られる。そ
の他の構造は実施例C−1と同じである。
.2%を有し、標準偏差が16.5である。この通気性微孔質フィルムは、粒子
サイズが20mm又はそれ以下のCaCO3の無機充填剤を含んでいる。平均粒
子サイズは約1mmである。サンプルは、加えた平均歪210%、標準偏差48
.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延伸性が得られる。そ
の他の構造は実施例C−1と同じである。
.4%を有し、標準偏差が14.8である。この通気性微孔質フィルムは、粒子
サイズが20mm又はそれ以下のCaCO3の無機充填剤を含んでいる。平均粒
子サイズは約1mmである。サンプルは、加えた平均歪232%、標準偏差53
.4の条件下において加工処理され、フラップ上に85%延伸性が得られる。そ
の他の構造は実施例C−1と同じである。
.0%を有し、標準偏差が18.0である。この通気性微孔質フィルムは、粒子
サイズが20mm又はそれ以下のCaCO3の無機充填剤を含んでいる。平均粒
子サイズは約1mmである。サンプルは、加えた平均歪210%、標準偏差48
.3の条件下において加工処理され、フラップ上に75%延伸性が得られる。そ
の他の構造は実施例C−1と同じである。
.9%を有し、標準偏差が22.8である。この通気性微孔質フィルムは、97
%の粒子サイズが20mm又はそれ以下、3%が20mmよりも大きいCaCO 3 の無機充填剤を含んでいる。平均粒子サイズは約1mmである。サンプルは、
加えた平均歪210%、標準偏差48.3の条件下において加工処理され、フラ
ップ上に75%延伸性が得られる。その他の構造は実施例C−1と同じである。
の発生頻度が有意に減少した製品を供給するが、一方、実施例Dは、消費者には
受入れ難い多くの可視ピンホールを有する製品を供給する。
び範囲から逸脱することなく、様々なその他の変更及び修正を行なうことができ
ることは、当業者には明白であろう。
れてはいるが、本発明は、添付図面と共に考慮される好ましい実施の形態の上記
の記載からよりよく理解されると考えられる。図面において同様な参照番号は、
同一の要素を示している。
2に沿う側面方向横断面図である。
大横断面図である。
図である。
図である。
面図である。
曲線)と、材料破断歪についての歪分布(MS曲線)との間の関係を示すグラフ
である。
側面立面図である。
面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 通気性微孔質フィルムを有する吸収体であって、この通気性
微孔質フィルムが、熱可塑性樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの
方向にストレッチさせることによって製造され、ここにおいてこの通気性微孔質
フィルムの少なくとも一部は、次の等式によって特定されるZの数が3.0又は
それ以上になるように変形される吸収体: 【数1】 ここにおいて、 MSは、通気性微孔質フィルムの平均材料破断歪であり、 ASは、変形のために加えた平均歪であり、 Nは、ネックダウン防止係数であり、 σMSは、材料破断歪の標準偏差であり、 σASは、加えた歪の標準偏差である。 - 【請求項2】 Zの数が3.5又はそれ以上である、請求項1に記載の吸収
体。 - 【請求項3】 通気性微孔質フィルムを有する吸収体であって、この通気性
微孔質フィルムが延伸性を有しており、この通気性微孔質フィルムは、熱可塑性
樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にストレッチさせること
によって製造され、ここにおいてこの通気性微孔質フィルムの少なくとも一部は
、次の等式によって特定されるZの数が3.0又はそれ以上になるように変形さ
れることによって、予め決定された延伸性が与えられる吸収体: 【数1】 ここにおいて、 MSは、通気性微孔質フィルムの平均材料破断歪であり、 ASは、予め決定された延伸性を得るために加えた平均歪であり、 Nは、ネックダウン防止係数であり、 σMSは、材料破断歪の標準偏差であり、 σASは、加えた歪の標準偏差である。 - 【請求項4】 Zの数が3.5又はそれ以上である、請求項3に記載の吸収
体。 - 【請求項5】 通気性微孔質フィルムが、少なくとも300%の平均材料破
断歪を有する、請求項3に記載の吸収体。 - 【請求項6】 加えた平均歪が170%〜260%である、請求項3に記載
の吸収体。 - 【請求項7】 予め決定された延伸性が50%〜100%である、請求項3
に記載の吸収体。 - 【請求項8】 通気性微孔質フィルムを有する吸収体であって、この通気性
微孔質フィルムが延伸性を有しており、この通気性微孔質フィルムが、熱可塑性
樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にストレッチさせること
によって製造され、ここにおいて、 (1)この通気性微孔質フィルムが、30g/m2又はそれ以上の坪量を有し
、 (2)この通気性微孔質フィルムの少なくとも一部が、変形されることによっ
て予め決定された延伸性が与えられ、 (3)予め決定された延伸性が50%〜100%である、 吸収体。 - 【請求項9】 通気性微孔質フィルムを有する吸収体であって、この通気性
微孔質フィルムが延伸性を有しており、この通気性微孔質フィルムが、熱可塑性
樹脂と無機充填剤との混合物を、少なくとも1つの方向にストレッチさせること
によって製造され、ここにおいて、 (1)この通気性微孔質フィルムが、粒子サイズ20mm又はそれ以下の無機
充填剤を含んでおり、 (2)この通気性微孔質フィルムの少なくとも一部が、変形されることによっ
て予め決定された延伸性が与えられ、 (3)予め決定された延伸性が50%〜100%である、 吸収体。 - 【請求項10】 この通気性微孔質フィルムが、30g/m2又はそれ以上
の坪量を有する、請求項9に記載の吸収体。
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US9804651 | 1998-03-10 | ||
PCT/US1998/004673 WO1999045874A1 (en) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | Absorbent article with extensible flaps comprising microporous film |
PCT/US1998/004651 WO1999045873A1 (en) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | Absorbent article with flaps comprising microporous film having extensibility |
PCT/US1998/004650 WO1999045872A1 (en) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | Absorbent article with extensible flaps comprising microporous film |
US9804650 | 1998-03-10 | ||
US9804673 | 1998-03-10 | ||
PCT/US1998/023029 WO1999045871A1 (en) | 1998-03-10 | 1998-10-29 | Absorbent article comprising microporous film |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003526384A true JP2003526384A (ja) | 2003-09-09 |
JP4509379B2 JP4509379B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=27378494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000535287A Expired - Fee Related JP4509379B2 (ja) | 1998-03-10 | 1998-10-29 | 微孔質フィルムを備えた吸収体 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1061879B1 (ja) |
JP (1) | JP4509379B2 (ja) |
KR (1) | KR100489858B1 (ja) |
CN (1) | CN1243523C (ja) |
AU (1) | AU1206399A (ja) |
CA (1) | CA2322455C (ja) |
DE (1) | DE69812718T2 (ja) |
ES (1) | ES2191975T3 (ja) |
WO (1) | WO1999045871A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119048A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2012081348A (ja) * | 2012-02-01 | 2012-04-26 | Kao Corp | 吸収性物品 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070202767A1 (en) | 2006-02-24 | 2007-08-30 | Anderson Barry J | Method of making laminate structures for mechanical activation |
US6605172B1 (en) | 1999-09-30 | 2003-08-12 | The Procter & Gamble Company | Method of making a breathable and liquid impermeable web |
CN111035790A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-21 | 湖北君言医疗科技有限公司 | 一种留置针用透明敷贴及其制备方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162729A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 通気性フイルム及びその製造方法 |
JPH02504A (ja) * | 1987-12-04 | 1990-01-05 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 使い捨て物品および同物品に使用する微孔質フイルムの製造方法 |
JPH0977901A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Kao Corp | 多孔性シート、その製造方法及びそれを用いた吸収性物品 |
WO1997012576A1 (en) * | 1995-10-06 | 1997-04-10 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article having flaps with a deformed hinge and zones of extensibility |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3902648B2 (ja) * | 1993-07-22 | 2007-04-11 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 下着の側部を自動的に覆う下着被覆構成要素を有する吸収物品 |
US5518801A (en) * | 1993-08-03 | 1996-05-21 | The Procter & Gamble Company | Web materials exhibiting elastic-like behavior |
ES2125491T3 (es) * | 1993-09-20 | 1999-03-01 | Procter & Gamble | Articulos absorbentes con componentes que cubren las prendas de ropa interior con regiones diseñadas de extensibilidad. |
US5681301A (en) * | 1996-01-24 | 1997-10-28 | Johnson & Johnson Worldwide Absorbent Products | Backing web in an absorbent article |
TR199802586T2 (xx) * | 1996-06-11 | 1999-03-22 | The Procter & Gamble Company | Emici nesneler i�in �ift eksen oluklu esnek tabaka maddesi. |
US5843056A (en) * | 1996-06-21 | 1998-12-01 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent article having a composite breathable backsheet |
-
1998
- 1998-10-29 EP EP98955201A patent/EP1061879B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-29 CN CNB988138395A patent/CN1243523C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-29 AU AU12063/99A patent/AU1206399A/en not_active Abandoned
- 1998-10-29 WO PCT/US1998/023029 patent/WO1999045871A1/en active IP Right Grant
- 1998-10-29 DE DE69812718T patent/DE69812718T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-29 KR KR10-2000-7009978A patent/KR100489858B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-10-29 ES ES98955201T patent/ES2191975T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-29 CA CA002322455A patent/CA2322455C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-29 JP JP2000535287A patent/JP4509379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162729A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 通気性フイルム及びその製造方法 |
JPH02504A (ja) * | 1987-12-04 | 1990-01-05 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 使い捨て物品および同物品に使用する微孔質フイルムの製造方法 |
JPH0977901A (ja) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Kao Corp | 多孔性シート、その製造方法及びそれを用いた吸収性物品 |
WO1997012576A1 (en) * | 1995-10-06 | 1997-04-10 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article having flaps with a deformed hinge and zones of extensibility |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008119048A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2012081348A (ja) * | 2012-02-01 | 2012-04-26 | Kao Corp | 吸収性物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20010041743A (ko) | 2001-05-25 |
CA2322455A1 (en) | 1999-09-16 |
CA2322455C (en) | 2005-01-04 |
DE69812718D1 (de) | 2003-04-30 |
EP1061879B1 (en) | 2003-03-26 |
DE69812718T2 (de) | 2004-02-05 |
EP1061879A1 (en) | 2000-12-27 |
ES2191975T3 (es) | 2003-09-16 |
JP4509379B2 (ja) | 2010-07-21 |
CN1243523C (zh) | 2006-03-01 |
WO1999045871A1 (en) | 1999-09-16 |
CN1284850A (zh) | 2001-02-21 |
KR100489858B1 (ko) | 2005-05-17 |
AU1206399A (en) | 1999-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10206828B2 (en) | Breathable and liquid impermeable web and method of making the web | |
US6383431B1 (en) | Method of modifying a nonwoven fibrous web for use as component of a disposable absorbent article | |
KR100353702B1 (ko) | 구조적 탄성체형 필름웹 허리벨트를 갖는 흡수제품 | |
DE112017006447T5 (de) | Eigenschaften eines von einem Träger abgewickelten elastomeren Laminats | |
US10799396B2 (en) | Disposable diaper | |
JP2902121B2 (ja) | 幼児用吸収性物品 | |
US6328723B1 (en) | Absorbent article comprising microporous film | |
JP2003526384A (ja) | 微孔質フィルムを備えた吸収体 | |
KR100354047B1 (ko) | 직물과 유사한 텍스쳐를 갖는 통기성 웹 물질 | |
EP0979838A1 (en) | Breathable microporous film | |
WO2000013878A1 (en) | Method of manufacturing microporous film having zone of deformation | |
MXPA00008821A (en) | Absorbent article comprising microporous film | |
WO2000013635A1 (en) | Film laminate having zone of deformation and absorbent article having zone of deformation | |
WO1999045872A1 (en) | Absorbent article with extensible flaps comprising microporous film | |
WO1999045873A1 (en) | Absorbent article with flaps comprising microporous film having extensibility | |
WO1999045874A1 (en) | Absorbent article with extensible flaps comprising microporous film |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080909 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081209 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20081216 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090109 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090119 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090209 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090217 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100114 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100402 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100428 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |