JP2003523979A - 2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾール含有の局所用化粧品物質 - Google Patents

2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾール含有の局所用化粧品物質

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JP2003523979A
JP2003523979A JP2001561276A JP2001561276A JP2003523979A JP 2003523979 A JP2003523979 A JP 2003523979A JP 2001561276 A JP2001561276 A JP 2001561276A JP 2001561276 A JP2001561276 A JP 2001561276A JP 2003523979 A JP2003523979 A JP 2003523979A
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heteroazole
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ライ,ヤコブ・ペーター
ジヨンコツク,ウイリアム
ラングナー,ローラント
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ハーマン・ウント・ライマー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそれらの塩は、非常に有効なチロシナーゼ阻害剤として局所用化粧品物質中、特に化粧品もしくは皮膚科学的皮膚増白剤中の有効成分である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は化粧品もしくは皮膚科学的適用のための2−ヒドラジノ−1,3−ヘ
テロアゾールを含んで成る局所化粧品組成物、とりわけ化粧品もしくは皮膚科学
的皮膚−増白組成物に関する。
【0002】 (発明の背景) 皮膚増白活性成分は通常メラニン代謝もしくは異化作用を妨げる。通常褐色か
ら黒色のメラニンは皮膚のメラノサイト中で形成され、ケラチノサイトに運ばれ
、そして皮膚もしくは毛髪の着色を引き起こす。褐色−黒色のユーメラニンは哺
乳動物においては主としてL−チロシンおよびL−DOPAのようなヒドロキシ
−置換芳香族アミノ酸から形成され、黄色から赤色のフェオメラニンは更にイオ
ウ−含有分子から形成される(Cosmetics & Toiletries
1996,111(5),43−51)。L−チロシンから出発して、銅−含
有の鍵酵素のチロシナーゼがL−3,4−ジヒドロキシフェニルアラニン(L−
DOPA)を形成し、それ自体として赤色−褐色ドパキノンを経てチロシナーゼ
により再度酸化されてメラニンを与える。植物、カビおよび哺乳動物細胞からの
チロシナーゼの比較は機序および基質の特異性が研究されたチロシナーゼすべて
に匹敵することを示す。
【0003】 何らかの理由で、メラニン形成メラノサイトがヒトの皮膚中に均一に分布され
ない場合、周囲の皮膚の部分より薄いもしくは濃い色素沈着部分が形成する。こ
の問題を克服するために、色素沈着地点を少なくとも部分的に均一化させる補助
をする皮膚増白組成物が市場に提供されている。更に、多数の人々がかれらの生
来の黒い皮膚の色を増白する願望をもっている。この目的のためには非常に安全
で効果的な皮膚増白組成物が必要である。多数の皮膚増白組成物は強度もしくは
軽度のチロシナーゼ阻害剤を含んで成る。
【0004】 市販の皮膚増白組成物中には、ヒドロキノン、例えば、アルブチンのようなヒ
ドロキノン誘導体、ビタミンC、例えば、パルミチン酸アスコルビルのようなア
スコルビン酸の誘導体、コージ酸および例えば、とりわけジパルミチン酸コージ
酸のようなコージ酸誘導体が使用される(Cosmetics & Toile
tries 1996,111(5),43−51)。
【0005】 もっとも頻繁に使用される皮膚増白剤の1種はヒドロキノンである。しかし、
その物質はメラノサイトに対して細胞毒効果をもち、皮膚を損傷することができ
る。この理由で、これらの調製物は例えば、日本および南アフリカにおいて、化
粧品の適用にはもはや認可されない。更に、ヒドロキノンは非常に酸化−感受性
であり、化粧品調製物中で安定化させることが困難である。
【0006】 ビタミンCおよびアスコルビン酸誘導体は皮膚に不適切な作用しかもたない。
更に、それらはチロシナーゼ阻害剤として直接に作用せず、メラニン生合成の着
色さた中間体を減少させる。
【0007】 コージ酸(5−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−4−ピラノン)は酵素の
銅原子を錯体形成させることにより酵素の触媒活性を阻害するチロシナーゼ阻害
剤であり、それは市販の皮膚増白組成物中に使用されている。その物質は主とし
てアスペルギルス属の培養物中で形成され、そこから少量を単離することができ
るだけである。更にコージ酸は水溶液中で安定ではなく、したがって大部分の化
粧品組成物に不適切である(Cosmetics & Toiletries
1999,9,p.27)。
【0008】 (発明の目的) 本発明の目的は調製が容易な、安価な、著しく有効なチロシナーゼ阻害剤を含
んで成る、局所化粧品組成物、とりわけ化粧品もしくは皮膚科学的皮膚増白組成
物を発見することであった。
【0009】 (発明の詳細な説明) したがって本発明は一般式
【0010】
【化5】
【0011】 の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそれらの塩を含んで成る局
所用化粧品組成物を提供し、 式中、 Zはイオウもしくは酸素原子もしくは−NHであり、そして XはQ2、C−Q2で置換された窒素原子もしくは炭素原子であり、そして Q1およびQ2は相互に独立に水素原子、 1〜18炭素原子を有する、場合によってはヒドロキシル−もしくはアルキルオ
キシ−置換された非分枝、分枝もしくは環式アルキル、アルケニル、1−オキソ
アルキルもしくは1−オキソアルケニル基、 6〜15炭素原子を有する、場合によっては置換されたアリール基、 2〜15炭素原子を有する、場合によっては置換された複素環基および酸素、窒
素もしくはイオウの群から選択される少なくとも1種のヘテロ原子、 7〜16炭素原子の、場合によっては置換されたアリールアルキルもしくはアリ
ール−1−オキソアルキル基、 ハロゲン原子、ニトロ基または 基−COOR5、−OR5、−NR56、−SO2OR5、−SO2NR56もしく
は−PO(OR5)(OR6)であるかまたは Q1およびQ2が一緒になって一般式(II)の基であり、
【0012】
【化6】
【0013】 ここで X1、X2およびX3は相互に独立に、それぞれ基R1、R2もしくはR3をもつ窒素
原子もしくは炭素原子のいずれかであり、そして 基R1、R2、R3およびR4は相互に独立に水素原子、 1〜18炭素原子を有する、場合によってはヒドロキシル−もしくはアルキルオ
キシ−置換された非分枝、分枝もしくは環式アルキル、アルケニル、1−オキソ
アルキルもしくは1−オキソアルケニル基、 6〜15炭素原子を有する、場合によっては置換されたアリール基、 2〜15炭素原子を有する、場合によっては置換された複素環基および酸素、窒
素もしくはイオウの群から選択される少なくとも1種のヘテロ原子、 7〜16炭素原子の、場合によっては置換されたアリールアルキルもしくはアリ
ール−1−オキソアルキル基、 ハロゲン原子、ニトロ基または 基−COOR5、−OR5、−NR56、−SO2OR5、−SO2NR56もしく
は−PO(OR5)(OR6)であり、そして R5およびR6は相互に独立に水素原子、 1〜18炭素原子を有する、場合によってはヒドロキシル−もしくはアルキルオ
キシ−置換された非分枝、分枝もしくは環式アルキル、アルケニル、1−オキソ
アルキルもしくは1−オキソアルケニル基、 6〜15炭素原子を有する、場合によっては置換されたアリール基、 7〜16炭素原子の、場合によっては置換されたアリールアルキルもしくはアリ
ール−1−オキソアルキル基である。
【0014】 本発明に従う2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールはまたそれらの互変異
性体の形態にあることができる。
【0015】 非分枝、分枝もしくは環式アルキル基は1〜18、好ましくは1〜8、特に好
ましくは1〜6炭素原子を含むことができる。列挙することができる例はメチル
、エチル、1−プロピル、2−プロピル、1−ブチル、2−ブチル、tert−
ブチル、2−メチル、2−メチルプロプ−1−イル、シクロプロピル、シクロプ
ロピルメチル、2,2−ジメチルシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルおよびメチルペンチルの様々な位置の異性体である。
【0016】 非分枝、分枝もしくは環式アルケニル基は2〜18、好ましくは2〜8、特に
好ましくは2〜6炭素原子を含有することができる。列挙することができる例は
エテニル、1−もしくは2−プロペニル、1−、2−もしくは3−ブテニル、2
−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1,3−ブタジエニ
ル、1,3−ペンタジエニル、1,4−ペンテニル、2,4−ペンテニル、ペン
テニル、ヘキセニル基それぞれの様々な直鎖、環式もしくは分枝異性体であある
。特に好ましいものはエテニル、1−もしくは2−プロペニル、1−、2−もし
くは3−ブテニル、2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル
、3−メチル−1−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−3
−ペンテニル、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキサジエニ
ルおよびシクロヘキセニルである。
【0017】 非分枝、分枝もしくは環式1−オキソアルキル基は1〜18、好ましくは1〜
8、特に好ましくは1〜5炭素原子を含有することができる。列挙することがで
きる例はホルミル、アセチル、プロピオニル、2−メチルプロピオニル、ブタノ
イル、2−メチルブタノイル、3−メチルブタノイル、2,2−ジメチルプロピ
オニル、シクロプロピルカルボキシルである。
【0018】 非分枝、分枝もしくは環式1−オキソアルキル基は3〜18、好ましくは3〜
8、特に好ましくは3〜5炭素原子を含有することができる。列挙することがで
きる例はプロプ−2−エノイル、2−メチルプロプ−2−エノイル、2−エチル
プロプ−2−エノイル、E−もしくはZ−2−ブテノイル、3−ブテノイル、E
−もしくはZ−2−メチルブト−2−エノイル、E−もしくはZ−3−メチルブ
ト−2−エノイル、Z−もしくはE−2−ペンテノイル、Z−もしくはE−3−
ペンテノイルである。
【0019】 6〜15炭素原子、好ましくは6〜10炭素原子をもつアリール基は例えば、
フェニルおよびナフチルであることができる。
【0020】 2〜15炭素原子および環中の酸素、イオウもしくは窒素の群からの少なくと
も1種の原子を有する複素環基は概括的に1〜3、好ましくは1もしくは2個の
5−もしくは6−員環より成る。複素環基は好ましくは1〜4、特に好ましくは
1もしくは2個のヘテロ原子を含有する。好ましいものはフラン、ピロール、チ
オフェン、インドール、イソインドール、ベンゾフラン、イソベンゾフラン、ベ
ンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、ピラゾール、イミダゾール、1,3−
もしくは1,2−オキサゾール、1,3−もしくは1,2−チアゾール、1,3
−もしくは1,2−ベンズイミダゾール、1,3−もしくは1,2−ベンゾオキ
サゾール、1,3−もしくは1,2−ベンゾチアゾール、ピリジン、ピリミジン
、ピラジン、1,2−、1,3−もしくは1,4−オキサジン、1,2−、1,
3−もしくは1,4−チアジン、キノリン、イソキノリン、ベンゾ−1,2−、
1,3−もしくは1,4−ジアジン、または一部もしくは完全に飽和されたそれ
らの誘導体、例えばテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、ピロリジン、
ピロリン、1,3−もしくは1,4−ジオキサン、ピペリジン、テトラヒドロ−
2H−ピラン、ピペラジン、オキシランまたはアジリジンである。特に好ましい
ものはフラン、ピロール、インドール、イミダゾール、1,3−チアゾール、1
,3−ベンゾチアゾール、ピリジン、ピリミジン、キノリン、イソキノリン、ま
たは一部もしくは完全に飽和されたそれらの誘導体、例えばテトラヒドロフラン
、1,3−ジオキソラン、ピロリジン、1,3−もしくは1,4−ジオキサン、
ピペリジンまたはテトラヒドロ−2H−ピランである。
【0021】 アリールアルキル基は6〜15炭素原子、好ましくは7〜8炭素原子より成る
ことができ、例えばベンジル、2−もしくは1−フェニルエチル、であることが
できる。
【0022】 アリール−1−オキソアルキル基は6〜15炭素原子、好ましくは7〜8炭素
原子より成ることができ、例えばベンゾイル、フェニルアセチル、であることが
できる。
【0023】 アリール、アリールアルキル、アリール−1−オキソアルキルおよび複素環基
の置換基は例えば水素原子、アルキル、ヒドロキシル、アルキルオキシ、チオ、
アルキルチオ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、ヨウ素、
臭素、フッ素、塩素、アジド、チオシアナト、イソチオシアナト、シアナト、イ
ソシアナト、ニトリル、イソニトリル、リン酸塩、アルキルリン酸塩、ジアルキ
ルリン酸塩、スルホン酸、アルキルスルホン酸塩、スルホンアミド、ジアルキル
スルホンアミドもしくはアルキルスルホンアミド基であることができる。特に好
ましいものは水素原子、アルキル、ヒドロキシル、アルキルオキシ、アミノ、ジ
アルキルアミノ、臭素、フッ素、塩素、ニトリル、スルホン酸、スルホンアミド
もしくはアルキルスルホン酸塩の基である。
【0024】 本発明に従う2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾヘテロアゾールは好ましくは化
粧品もしくは皮膚科学的皮膚増白剤として使用される。
【0025】 好ましいものは、一般式(I)
【0026】
【化7】
【0027】 の2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾヘテロアゾールもしくはそれらの塩を含んで
成る局所用化粧品組成物であって、 式中、 Zはイオウもしくは酸素原子または−NHであり、そして XはQ2、C−Q2で置換された窒素原子もしくは炭素原子であり、そして Q1およびQ2は相互に独立に水素原子、メチル、トリフルオロメチル、エチル、
tert−ブチル、アリル、3−メチルブト−2−エン−1−イルもしくはアセ
チル基、塩素もしくはフッ素原子、ニトロ基、基−COOR5、−OR5、−NR 56、−SO2OR5、−SO2NR56、−PO(OR5)(OR6)、場合によ
ってはアルキル、ヒドロキシル、アルキルオキシ、アミノ、ジアルキルアミノ、
臭素、フッ素、塩素、ニトリル、スルホン酸、スルホンアミドもしくはアルキル
スルホン酸塩の基、フェニルメチルまたはベンゾイル基により芳香族部分上で置
換されたフェニル、ピリジル、ピラジニル基であるかまたは Q1およびQ2が一緒になって一般式(II)の基であり、
【0028】
【化8】
【0029】 ここで X1、X2およびX3はそれぞれ基R1、R2およびはR3を有する炭素原子であり、
そして R1、R2、R3およびR4は相互に独立に水素原子、メチル、トリフルオロメチル
、エチル、tert−ブチル、アリル、3−メチルブト−2−エン−1−イルも
しくはアセチル基、フェニル、ピリジル、ピラジニル基、フェニルメチル、4−
メチルフェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルもしくはベンゾイル基、塩
素もしくはフッ素原子、ニトロ基、基−COOR5、−OR5、−NR56、−S
2OR5、−SO2NR56もしくは−PO(OR5)(OR6)であり、そして
5およびR6は相互に独立に水素原子、、メチル、トリフルオロメチル、エチル
、tert−ブチル、アリル、3−メチルブト−2−エン−1−イル、アセチル
、プロピオニルもしくはピバロイル基、フェニル、ピリジル、ピラジニル基、フ
ェニルメチル、4−メチルフェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルまたは
ベンゾイル基である。
【0030】 特に好ましいものは、有効成分として、 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 5,6−ジメトキシ−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 6−メトキシ−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール−5−スルホン酸 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール−6−スルホン酸 6−tert−ブチル−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 6−メチル−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 2−ヒドラジノチアゾロ[5,4−b]ピリジン 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾオキサゾール 2−ヒドラジノ−1H−ベンズイミダゾール 2−ヒドラジノ−5−(4−フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾール 2−ヒドラジノ−4−フェニル−1,3−チアゾール 2−ヒドラジノ−4−メチル−1,3−チアゾール塩酸塩 を含んで成る局所用化粧品組成物である。
【0031】 それらの幾つかは知られている2−ヒドラジノ−1,3−チアゾールは2−ア
ミノ−1,3−チアゾールから例えばOrganic Preparation
s and Procedures Int.1974,6(4),179−1
82に記載の方法にしたがって調製することができる。後者は例えば対応するア
ニリンもしくは複素環アミンから無機チオシアン酸塩との反応およびそれに続く
N−アリールチオ尿素の酸化的閉環により合成することができる(J.Indi
an Chem.Soc.1989,66,39−41)。本発明に従う2−ヒ
ドラジノ−1,3−オキサゾールは例えばJ.Aamer.Chem.Soc.
1953,75,712に記載の方法に従って合成することができる。本発明に
従う2−ヒドラジノ−1,3−イミダゾールの調製法は例えばドイツ特許第61
4,327号明細書に記載されている。
【0032】 本発明に従う2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾールは例えば、場合によ
っては置換されたアニリンから出発してチオシアン酸カリウム、ナトリウムもし
くはアンモニウムとの反応により、次に塩素−、臭素−もしくはヨウ素−媒介の
酸化的閉環によりそして最後にヒドラジンもしくはヒドラジン水和物との反応に
より合成することができる。
【0033】 調製は以下の等式
【0034】
【化9】
【0035】 による具体例2−ヒドラジノ−6−tert−ブチル−1,3−ベンゾチアゾー
ルについて説明することができる。
【0036】 驚くべきことには、このたびわれわれは本発明に従う局所用化粧品組成物中に
存在する2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールが特に有効なチロシナーゼ阻
害剤であることを発見した。とりわけ本発明に従う多数の2−ヒドラジノ−1,
3−ヘテロアゾールはコージ酸に匹敵するもしくはそれを超える有効性をもつ。
新規の置換され、そしてベンゾ−縮合された2−ヒドラジノ−1,3−チアジア
ゾールもしくは置換された2−ヒドラジノ−1,3,4−チアジアゾールが特に
適している。したがってそれらは化粧品もしくは皮膚科学的皮膚増白組成物中に
有効成分として使用することができる。
【0037】 2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールを含んで成る本発明に従う局所化粧
品組成物、とりわけ化粧品もしくは皮膚科学的皮膚増白組成物は1種もしくはそ
れ以上の一般式Iの新規の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそ
の塩を通常の組成をもつ化粧品もしくは皮膚科学的調製物中に取り入れることに
よりそれ自体知られた通常の方法により調製され、そして皮膚増白作用に加えて
更に皮膚および/もしくは毛髪の処置、保護、手入れおよび洗浄のためにそして
装飾的化粧品中のメークアップ製品として役立つことができる。
【0038】 本発明に従う局所化粧品組成物は有効量の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロア
ゾールおよび場合によっては他の成分を含んで成る。それらは調製物の総重量に
基づいて0.001重量%〜30重量%、好ましくは0.001〜20重量%、
しかしとりわけ0.001重量%〜5重量%の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロ
アゾールを含んで成り、油中水、水中油、水中油中水もしくは油中水中油エマル
ション、ミクロエマルション、ゲル剤、例えば油、アルコールもしくはシリコー
ン油中の液剤の形態で、スティック剤として、エアゾール、噴霧剤および更に発
泡剤として存在することができる。更なる通常の化粧品補助剤および添加剤は調
製物の総重量に基づいて5〜99.999重量%、好ましくは10〜80重量%
の量で存在することができる。更に調製物は、調製物の総重量に基づいて99.
999重量%までの、好ましくは5〜80重量%の水分を有することができる。
【0039】 更なる態様における本発明に従う局所化粧品組成物、とりわけ化粧品および皮
膚科学的皮膚増白組成物を調製するために、更に例えば適切なマトリックスでで
きた、例えば天然もしくは合成ワックス、例えば蜜蝋、カルナバワックス、シリ
コーンワックスもしくはステアリルアルコール、エイコサノール、セチルアルコ
ール、ステアリンもしくはパラフィンワックスでできた、またはゼラチンででき
た、微細球、ナノ球もしくはカプセル中のホスファジルコリンから出発して、一
般式Iの2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールを前以てリポソーム中に取り
入れることもできる。
【0040】 本発明に従う局所化粧品組成物、とりわけ化粧品および皮膚科学的皮膚増白組
成物はこのような調製物中に通常使用される化粧品補助剤および添加剤、例えば
日焼け止め剤(例えば有機もしくは無機光線フィルター物質、好ましくは微細顔
料)、保存剤、殺バクテリア剤、殺カビ剤、殺ウイルス剤、冷却剤、植物抽出物
、抗炎症活性成分、創傷治癒促進物質(例えばキチンもしくはキトサンおよびそ
の誘導体)、フィルム形成物質(例えばポリビニルピロリドンもしくはキトサン
もしくはその誘導体)、通常の抗酸化剤、ビタミン(例えばビタミンCおよび誘
導体、トコフェロールおよび誘導体、ビタミンAおよび誘導体)、2−ヒドロキ
シカルボン酸(例えばクエン酸、リンゴ酸、L−、D−もしくはdl−乳酸)、
香料、気泡抑制剤、染料、着色作用を有する顔料、増粘剤、界面活性物質、乳化
剤、皮膚軟化剤、湿潤化剤、および/もしくは加湿剤(例えばグリセロールもし
くは尿素)、脂肪、油、不飽和脂肪酸もしくはそれらの誘導体(例えばリノール
酸、α−リノレン酸、γ−リノレン酸もしくはアラキドン酸およびそれぞれの場
合のそれらの天然もしくは合成エステル)、ワックスまたは、アルコール、ポリ
オール、ポリマー、気泡安定剤、電解質、有機溶媒、シリコーン誘導体もしくは
錯体形成剤(例えばエチレンジアミン四酢酸および誘導体)のような化粧品もし
くは皮膚科学的調製物の他の通常の成分を含んで成ることができる。
【0041】 各事例で使用することができる化粧品もしくは皮膚科学的補助剤および添加剤
および香料の量は問題の製品の本質に応じて、当業者による簡単な探索実験によ
り容易に決定することができる。
【0042】 使用のためには、一般式Iの2−ヒドラジノ−1.3−ヘテロアゾールを含ん
で成る本発明に従う局所化粧品組成物、とりわけ化粧品もしくは皮膚科学的皮膚
増白組成物は化粧品として通常の方法で十分量を皮膚および/もしくは毛髪に適
用される。
【0043】 好ましくは式Iの2−ヒドラジノ−1.3−ヘテロアゾールもしくはそれらの
塩を含んで成る本発明に従う局所化粧品組成物はまた皮膚増白のための他の有効
成分を含んで成ることができる。とりわけ本発明に従う局所化粧品組成物はまた
、芳香族ヒドロキシルもしくはアルコキシ基の少なくとも1種を有するベンゾア
ルドキシム、コージ酸、コージ酸誘導体、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導
体、ヒドロキノン、ヒドロキノン誘導体、イオウ含有分子(例えばグルタチオン
もしくはシステイン)または皮膚増白のための他の合成もしくは天然の有効成分
を含んで成ることができ、後者を更に植物抽出物(例えばトコフェロールおよび
誘導体、アルブチン(例えばクマコケモモ抽出物からの)、アロエシン(例えば
アロエ抽出物からの)、グレープフルーツ抽出物およびコメ抽出物)の形態で使
用することができる。
【0044】 本発明に従う皮膚増白組成物中の本発明に従う局所化粧品組成物中に存在する
2−ヒドラジノ−1.3−ヘテロアゾールと同一ではない、実施例により与えら
れた(1種もしくはそれ以上の化合物)皮膚増白のための前記の他の活性成分の
量は調製物の総重量に基づいて0.001〜30重量%、好ましくは0.001
〜20重量%、特に好ましくは0.001〜5重量%であることができる。
【0045】 特に好ましいものはこれもまた日焼け止め剤の形態にある局所化粧品組成物、
とりわけ化粧品および皮膚科学的皮膚増白組成物である。有効量の一般式Iの2
−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールに加えて、これらは更に日焼け止め物質
、好ましくは有機もしくは無機光線フィルター物質、とりわけ微細顔料を含んで
成る。しかし、本発明に従う皮膚増白組成物はまたUVAおよび/もしくはUV
Bフィルター物質を含んで成ることができ、そこで皮膚および毛髪のための日焼
け止め剤を与えるフィルター物質の総量は調製物の総重量に基づいて0.1〜3
0重量%、好ましくは0.5〜10重量%であることができる。使用することが
できるUVフィルター物質の例は、3−ベンジリデンカンファー誘導体(例えば
3−(4−メチルベンジリデン)−dl−カンファー)、アミノ安息香酸誘導体
(例えば4−(N,N−ジメチルアミノ)安息香酸2−エチルヘキシルもしくは
アントラニル酸メンチル)、4−メトキシケイ皮酸エステル(例えばp−メトキ
シケイ皮酸2−エチルヘキシルもしくはp−メトキシケイ皮酸イソアミル)、ベ
ンゾフェノン(例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン)、モノ−
もしくはポリスルホン酸化UVフィルター[例えば2−フェニルベンズイミダゾ
ール−5−スルホン酸、スルイソベンゾンもしくは1,4−ビス(ベンズイミダ
ゾリル)−ベンゼン−4,4’,6,6’−テトラスルホン酸および3,3’−
(1,4−フェニレンジメチリデン)−ビス−(7,7−ジメチル−2−オキソ
−ビシクロ−[2,2,1]ヘプタン−1−メタンスルホン酸)およびそれらの
塩]、サリチル酸エステル(例えばサリチル酸2−エチルヘキシルもしくはサリ
チル酸ホモメンチル)、トリアジン{例えば2,4−ビス−[4−(2−エチル
ヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシフェニル]−6−(4−メトキシフェニル)
−1,3,5−トリアジン、ビス−(2−エチルヘキシル)4,4’−([6−
([(1,1−ジメチルメチル)アミノカルボニル]フェニルアミノ)−1,3
,5−トリアジン−2,4−ジイル]ジイミノ)−ビスベンゾエート、2−シア
ノプロペン酸誘導体(例えば2−シアノ−3,3−ジフェニル−2−プロペン酸
2−エチルヘキシル)、ジベンゾイル誘導体(例えば4−tert.−ブチル−
4’−メトキシジベンゾイルメタン)、ポリマー−結合UVフィルター(例えば
N−[2−(もしくは4)−(2−オキソ−3−ボルニリデン)メチル]ベンジ
ルアクリルアミドのポリマー)または顔料(例えば二酸化チタン、二酸化ジルコ
ニウム、酸化鉄、二酸化ケイ素、酸化マンガン、酸化アルミニウム、酸化セリウ
ムもしくは酸化亜鉛)である。
【0046】 本発明の更に好ましい態様において、抗酸化剤もしくはフリーラジカルスカベ
ンジャーもまた一般式Iの2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそ
れらの塩を含んで成る局所化粧品組成物中に存在する。本発明に従って使用する
ことができる好ましい抗酸化剤は化粧品および/もしくは皮膚科学的適用に通常
のもしくは適したすべての抗酸化剤である。抗酸化剤は有利には、アミノ酸(例
えばグリシン、ヒスチジン、3,4−ジヒドロキシフェニルアラニン、チロシン
、トリプトファン)およびそれらの誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン酸
)およびそれらの誘導体、ペプチド(D,L−カルノシン、D−カルノシン、L
−カルノシン、アンセリン)およびそれらの誘導体、カロテノイド、カロテン(
例えばβ−カロテン、α−カロテン、リコペン)およびそれらの誘導体、クロロ
ゲン酸およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体、アウロチオグルコース、プ
ロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン
、システイン、シスチン、シスタミン並びにそれらのグリコシルおよびN−アシ
ル誘導体もしくはそれらのアルキルエステル)およびそれらの塩、チオジプロピ
オン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸およ
びその誘導体、並びに更にフェノールベンジルアミンのフェノール酸アミド(例
えばホモバニリン酸アミド、3,4−ジヒドロキシフェニル酢酸アミド、フェル
ラ酸アミド、シナピン酸アミド、カフェイン酸アミド、ジヒドロフェルラ酸アミ
ド、ジヒドロカフェイン酸アミド、バニロマンデル酸アミドまたは3,4−ジヒ
ドロキシベンジルアミン、2,3,4−トリヒドロキシベンジルアミンもしくは
3,4,5−トリヒドロキシベンジルアミンの3,4−ジヒドロキシマンデル酸
アミド)、カテコールオキシムもしくはカテコールオキシムエーテル(例えば3
,4−ジヒドロキシベンズアルドキシムもしくは3,4−ジヒドロキシベンズア
ルデヒドO−エチルオキシム)、並びに更に、(金属)錯体形成剤(例えば2−
ヒドロキシ脂肪酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽
出物、ビリルビン、ビリベルジン、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユ
ビキノールおよびそれらの誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えばパルミ
チン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウム、酢酸アスコルビル)、
トコフェロールおよび誘導体(例えば酢酸ビタミンE)、ビタミンAおよび誘導
体(例えばパルミチン酸ビタミンA)、ルチン酸(rutinic acid)
およびその誘導体、フラボノイド(例えばクエルセチン、グルコシルルチン)お
よびそれらの誘導体、フェノール酸(例えば没食子酸、フェルラ酸)およびそれ
らの誘導体(例えば没食子酸プロピル、没食子酸エチル、没食子酸オクチル)、
フルフリリデングルシトール、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシア
ニソール、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、亜鉛およびそ
の誘導体(例えばZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(例えばセレノ
メチオニン)、スチルベンおよびそれらの誘導体(例えば酸化スチルベン、レス
ベラトロール)並びに、本発明に従って適切なこれら前記の有効成分の誘導体よ
り成る群から選択される。
【0047】 本発明に従う局所化粧品組成物中の前記の抗酸化剤(1種もしくはそれ以上の
化合物)の量は好ましくは調製物の総重量に基づいて、0.001〜30重量%
、特に好ましくは0.01〜10重量%、特に好ましくは0.01〜5重量%で
ある。
【0048】 一般式Iの2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそれらの塩を含
んで成る本発明に従う局所化粧品組成物中の脂質相は有利には以下の物質の群、
鉱油(有利にはパラフィン油)、鉱物ワックス、炭化水素(有利にはスクアラン
もしくはスクアレン)、合成もしくは半合成トリグリセリド油(例えば、カプリ
ン酸もしくはカプリル酸のトリグリセリド)、天然の油(例えばヒマシ油、オリ
ーブ油、ヒマワリ油、大豆油、落花生油、菜種油、アーモンド油、ヤシ油、ココ
ナツ油、ヤシの芯油、ルリヂシャ種油等)、天然エステル油(例えば、ジョジョ
バ油)、合成エステル油(好ましくは、3〜30炭素原子を担持する飽和および
/もしくは不飽和の線状および/もしくは分枝アルカンカルボン酸の3〜30炭
素原子を有する飽和および/もしくは不飽和の線状および/もしくは分枝アルコ
ールとのエステル並びに芳香族カルボン酸の3〜30炭素原子を有する飽和およ
び/もしくは不飽和の線状および/もしくは分枝アルコールとのエステル、とり
わけミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、パルミチン酸イソ
プロピル、オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−ブチル、ラウリン酸n−
ヘキシル、ラウリン酸n−デシル、ステアリン酸イソオクチル、ステアリン酸イ
ソノニル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ラウリ
ン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−
オクチルデシル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシル
、エルカ酸エルシル、およびこれらのエステルの合成もしくは天然の混合物より
成る群から選択されるエステル)、脂肪、ワックス並びに他の天然および合成脂
肪物質、好ましくは低炭素数のアルコールと(例えばイソプロパノール、プロピ
レングリコールもしくはグリセロールと)の脂肪アルコールのエステルまたは低
炭素数のアルカン酸とのもしくは脂肪酸との脂肪アルコールのエステル、安息香
酸アルキル(例えば安息香酸n−ドデシル、n−トリデシル、n−テトラデシル
およびn−ペンタデシルの混合物)、並びに環式もしくは線状シリコーン油(例
えばジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキ
サンおよびそれらの混合形態のような)、から選択することができる。
【0049】 一般式Iの2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそれらの塩を含
んで成る本発明に従う局所化粧品組成物の水相は場合によっては、有利には低炭
素数のアルコール、ジオールもしくはポリオール、およびそれらのエーテル、好
ましくはエタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、グリセロール
、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルもしくはモノブチルエー
テル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、モノエチルエーテルもしくは
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルもしくはモノエチルエー
テルおよび類似の製品、並びに更に低炭素数のアルコール、例えばエタノール、
イソプロパノール、1,2−プロパンジオール、グリセロールおよびとりわけ、
有利には二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウム、多糖類およびそれらの誘導体、例
えばヒアルロン酸、キサンタンゴム、ヒドロキシプロピルメチルセルロースより
成る群から、特に有利にはポリアクリラート、好ましくはそれぞれの場合に個別
にもしくは組み合わせたカーボポールの群からのポリアクリラートの群から、ま
たはポリウレタンの群から選択することができる1種もしくはそれ以上の増粘剤
を含んで成る。
【0050】
【実施例】
(実施例1) 「水中油」エマルション
【0051】
【表1】
【0052】 部分Aを混合し、80℃に加熱した。部分Bを混合し90℃に加熱し、部分A
に撹拌しながら添加した。部分CのためにCarbopolを水中に注意して分
散し、水酸化ナトリウム溶液(pH6.9)で中和した。次に部分Cを部分Aお
よびBの混合物に60℃で添加した。部分Dを部分A、BおよびCの混合物に室
温で添加した。 (実施例2) UVA/B広域遮蔽を伴う「油中水」日焼け止めエマルション
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】 部分Aのために酸化亜鉛を除くすべての物質を85℃に加熱し、混合物中に酸
化亜鉛を注意して分散した。部分Bの成分を混合し、85℃に加熱し、撹拌しな
がら部分Aに添加した。部分Cを部分AおよびBの混合物に添加し、次に混合物
を分散器具を使用して均一化した。 (実施例3) UVA/B広域遮蔽を伴う「水中油」日焼け止めエマルション
【0056】
【表4】
【0057】
【表5】
【0058】 部分Aのために二酸化チタンを除くすべての物質を混合し、85℃に加熱し、
混合物中に二酸化チタンを注意して分散した。部分BのためにVeegumおよ
びNatrosolを除くすべての物質を混合し、90℃に加熱し、Natro
solおよびVeegumを混合物中に分散させ、それを部分Aに撹拌しながら
添加した。部分Cを部分AおよびBの混合物に添加し、次に混合物を分散器具を
使用して均一化した。 (実施例4) UVA/B広域遮蔽を伴う「水中油」日焼け止めエマルション
【0059】
【表6】
【0060】 部分Aを85℃に加熱した。CarbopolおよびKeltrolを冷たい
うちに残りの成分中に分散し、混合物を85℃に加熱し、部分Aに添加した。部
分Cを部分AおよびBの混合物中に80℃で即座に添加し、分散器具を使用して
5分間均一化した。最後に部分Dを室温で添加し、混合物を分散器具を使用して
均一化した。 (比較例) 代表的化合物のチロシナーゼ阻害活性を以下のようにコージ酸と比較した。
【0061】 カビから抽出したチロシナーゼ酵素をSigma−Aldrichから得た。
チロシナーゼ(2000単位/mg)をリン酸バッファー(pH6.8、0.0
67モル/l)に120単位/mlの濃度で溶解し、各事例においてこのチロシ
ナーゼ溶液100μlをポリスチレンから製造された微量滴定皿の穴に導入した
。リン酸バッファー(pH6.8、0.067モル/l)25μlおよび段階的
に希釈された代表的化合物もしくはコージ酸75μlを添加した。生成された混
合物を37℃で10分間インキュベートした。リン酸バッファー(pH6.8、
0.067モル/l)を試験化合物を希釈するために使用した。使用した対照は
リン酸バッファー(pH6.8、0.067モル/l)であった。
【0062】 リン酸バッファー(pH6.8、0.067モル/l)中の基質L−DOPA
の0.03%濃度の溶液100μlを添加し、37℃で3分間インキュベート後
に光度計を使用して475nmにおける吸収(A)測定した。実施例1〜11も
しくはコージ酸の存在における残留チロシナーゼ活性を以下の等式に従って計算
した。
【0063】
【数1】
【0064】 一連の試験化合物の希釈物における残留チロシナーゼ活性(%)から各試験化合
物に対するIC50を計算した。これはチロシナーゼが50%抑制される試験化合
物の濃度である。
【0065】
【表7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ラングナー,ローラント ドイツ37639ベフエルン・ヤーンシユトラ ーセ9 Fターム(参考) 4C083 AA082 AB032 AB212 AB242 AB362 AB442 AC022 AC062 AC072 AC122 AC152 AC182 AC212 AC262 AC312 AC342 AC422 AC472 AC482 AC532 AC692 AC851 AC852 AC861 AC862 AC892 AD042 AD092 AD152 AD282 AD352 AD532 AD662 CC02 CC19 CC31 DD31 DD32 EE12 EE16 EE17 EE29 FF05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそれらの塩を含んで成る局
    所用化粧品組成物であって、 式中、 Zはイオウもしくは酸素原子もしくは−NHであり、そして XはQ2、C−Q2で置換された窒素原子もしくは炭素原子であり、そして Q1およびQ2は相互に独立に水素原子、 1〜18炭素原子を有する、場合によってはヒドロキシル−もしくはアルキルオ
    キシ−置換された非分枝、分枝もしくは環式アルキル、アルケニル、1−オキソ
    アルキルもしくは1−オキソアルケニル基、 6〜15炭素原子を有する、場合によっては置換されたアリール基、 2〜15炭素原子を有する、場合によっては置換された複素環基および酸素、窒
    素もしくはイオウの群から選択される少なくとも1種のヘテロ原子、 7〜16炭素原子の、場合によっては置換されたアリールアルキルもしくはアリ
    ール−1−オキソアルキル基、 ハロゲン原子、ニトロ基または 基−COOR5、−OR5、−NR56、−SO2OR5、−SO2NR56もしく
    は−PO(OR5)(OR6)であるかあるいは Q1およびQ2が一緒になって一般式(II)の基であり、 【化2】 ここで X1、X2およびX3は相互に独立に、それぞれ基R1、R2もしくはR3をもつ窒素
    原子もしくは炭素原子のいずれかであり、そして 基R1、R2、R3およびR4は相互に独立に水素原子、 1〜18炭素原子を有する、場合によってはヒドロキシル−もしくはアルキルオ
    キシ−置換された非分枝、分枝もしくは環式アルキル、アルケニル、1−オキソ
    アルキルもしくは1−オキソアルケニル基、 6〜15炭素原子を有する、場合によっては置換されたアリール基、 2〜15炭素原子を有する、場合によっては置換された複素環基および酸素、窒
    素もしくはイオウの群から選択される少なくとも1種のヘテロ原子、 7〜16炭素原子の、場合によっては置換されたアリールアルキルもしくはアリ
    ール−1−オキソアルキル基、 ハロゲン原子、ニトロ基または 基−COOR5、−OR5、−NR56、−SO2OR5、−SO2NR56もしく
    は−PO(OR5)(OR6)であり、そして R5およびR6は相互に独立に水素原子、 1〜18炭素原子を有する、場合によってはヒドロキシル−もしくはアルキルオ
    キシ−置換された非分枝、分枝もしくは環式アルキル、アルケニル、1−オキソ
    アルキルもしくは1−オキソアルケニル基、 6〜15炭素原子を有する、場合によっては置換されたアリール基、 7〜16炭素原子の、場合によっては置換されたアリールアルキルもしくはアリ
    ール−1−オキソアルキル基である。
  2. 【請求項2】 一般式(I) 【化3】 の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールもしくはそれらの塩を含んで成る局
    所用化粧品組成物であって、 式中、 Zはイオウもしくは酸素原子もしくは−NHであり、そして XはQ2、C−Q2で置換された窒素原子もしくは炭素原子であり、そして Q1およびQ2は相互に独立に水素原子、メチル、トリフルオロメチル、エチル、
    tert−ブチル、アリル、3−メチルブト−2−エン−1−イルもしくはアセ
    チル基、塩素もしくはフッ素原子、ニトロ基、基−COOR5、−OR5、−NR 56、−SO2OR5、−SO2NR56、−PO(OR5)(OR6)、場合によ
    ってはアルキル、ヒドロキシル、アルキルオキシ、アミノ、ジアルキルアミノ、
    臭素、フッ素、塩素、ニトリル、スルホン酸、スルホンアミドもしくはアルキル
    フルホン酸塩の基、フェニルメチルまたはベンゾイル基により芳香族部分上で置
    換されたフェニル、ピリジル、ピラジニル基であるかあるいは Q1およびQ2が一緒になって一般式(II)の基であり、 【化4】 ここで X1、X2およびX3はそれぞれ基R1、R2およびはR3を有する炭素原子であり、
    そして R1、R2、R3およびR4は相互に独立に水素原子、メチル、トリフルオロメチル
    、エチル、tert−ブチル、アリル、3−メチルブト−2−エン−1−イルも
    しくはアセチル基、フェニル、ピリジル、ピラジニル基、フェニルメチル、4−
    メチルフェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルもしくはベンゾイル基、塩
    素もしくはフッ素原子、ニトロ基、基−COOR5、−OR5、−NR56、−S
    2OR5、−SO2NR56もしくは−PO(OR5)(OR6)であり、そして
    5およびR6は相互に独立に水素原子、、メチル、トリフルオロメチル、エチル
    、tert−ブチル、アリル、3−メチルブト−2−エン−1−イル、アセチル
    、プロピオニルもしくはピバロイル基、フェニル、ピリジル、ピラジニル基、フ
    ェニルメチル、4−メチルフェニルメチル、4−メトキシフェニルメチルもしく
    はベンゾイル基である。
  3. 【請求項3】 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 5,6−ジメトキシ−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 6−メトキシ−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール−5−スルホン酸 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール−6−スルホン酸 6−tert−ブチル−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 6−メチル−2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾチアゾール 2−ヒドラジノチアゾロ[5,4−b]ピリジン 2−ヒドラジノ−1,3−ベンゾオキサゾール 2−ヒドラジノ−1H−ベンズイミダゾール 2−ヒドラジノ−5−(4−フルオロフェニル)−1,3,4−チアジアゾール
    2−ヒドラジノ−4−フェニル−1,3−チアゾール 2−ヒドラジノ−4−メチル−1,3−チアゾール塩酸塩 を含んで成る請求項1および2記載の局所用化粧品組成物、とりわけ化粧品もし
    くは皮膚科学的皮膚増白組成物。
  4. 【請求項4】 調製物の総重量に基づいて2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロ
    アゾールの0.001重量%〜30重量%を含んで成る請求項1〜3に記載の局
    所用化粧品組成物。
  5. 【請求項5】 化粧品調製物中への請求項1〜4に記載の2−ヒドラジノ−
    1,3−ヘテロアゾールの使用。
  6. 【請求項6】 皮膚科学的調製物中への請求項1〜4記載の2−ヒドラジノ
    −1,3−ヘテロアゾールの使用。
  7. 【請求項7】 化粧品もしくは皮膚科学的皮膚増白組成物中への請求項1〜
    4記載の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールの使用。
  8. 【請求項8】 日焼け止め剤中への請求項1〜4記載の2−ヒドラジノ−1
    ,3−ヘテロアゾールの使用。
  9. 【請求項9】 毛髪手入れ用製品中への請求項1〜4記載の2−ヒドラジノ
    −1,3−ヘテロアゾールの使用。
  10. 【請求項10】 皮膚老化抑制製品中への請求項1〜4記載の2−ヒドラジ
    ノ−1,3−ヘテロアゾールの使用。
  11. 【請求項11】 局所化粧品組成物、とりわけ化粧品もしくは皮膚科学的皮
    膚増白組成物中への、他の皮膚増白活性成分もしくは活性成分混合物と組み合わ
    せた請求項1〜4記載の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテロアゾールの使用。
  12. 【請求項12】 局所化粧品組成物、とりわけ化粧品もしくは皮膚科学的皮
    膚増白組成物中への、抗酸化もしくはフリ−ラジカル−捕捉活性成分もしくは活
    性成分混合物と組み合わせた請求項1〜4記載の2−ヒドラジノ−1,3−ヘテ
    ロアゾールの使用。
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