JP2003523836A - 螺旋状の縦溝を有するねじフライス工具 - Google Patents

螺旋状の縦溝を有するねじフライス工具

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Abstract

(57)【要約】 ねじフライス工具(10)は、基端のシャンク部分(14)と、末端の切削部分(12)と、を含んでいる。切削部分(12)は、少なくとも一つのねじ切り歯(20)と、工具(10)の回転軸線(22)を中心に螺旋状に配向された少なくとも一つの縦溝(16)と、を含んでいる。ねじフライス工具(10)のねじれ角は、少なくとも20゜である。切削部分(12)は、同切削部分(12)が加工片に対して移動するときに、同加工片に内ねじ又は外ねじを形成するような形状とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の技術分野及び工業上の利用分野 本発明は、金属加工片又はその他の材料によって作られた加工片に、内ねじ又
は外ねじを切るための切削工具に関する。更に特別には、本発明は、工具の切削
部分に一以上の螺旋状の縦溝を有するねじフライス工具に関する。本発明は、例
えば、平行ねじ又はテーパーねじを切るためのねじフライス盤に組み込むことが
できる。
【0002】 発明の背景 加工片に予めドリルで加工された穴内に内ねじを切るか又は加工片の外周に外
ねじを切るためのねじ切り工具が知られている。これらのねじ切り工具は、典型
的には、“ねじフライス工具”として知られている。典型的なねじフライス工具
は、シャンク部分とねじ切り部分とを有している。ねじフライス工具は、概して
、タップのような他のねじ切り工具と比較して、より品質の高いねじが切られた
加工片を製造する。
【0003】 ねじ切り工具のねじ切り部分は、ねじ切り歯と縦溝とを含んでいる。典型的な
ねじフライス工具は、2ないし4個の縦溝を有しているけれども、ある種の大き
さ及びねじ切り用途に対しては4つ以上の縦溝を含んでいても良い。切り刃を提
供し且つねじが切られつつある穴から切削動作中に形成される切りくずを運ぶた
めに、ねじフライス工具上に縦溝を設けることができる。ねじフライス工具内に
形成された縦溝は、真っ直ぐであっても良いし又は右手方向か左手方向を有して
いる螺旋状のパターンに配向されていても良い。平行な縦溝は、切削部分の端部
から同切削部分に沿って延びているねじフライス工具の長手軸線にほぼ平行に延
びている。螺旋状の縦溝は、ねじれ角によって規定され且つねじフライス工具の
外表面の周囲に巻き付いていても良い。ここで使用されているねじれ角は、切削
工具の中心線又は同中心線に平行な線との間の一定の角度である。当業者は、特
定の切削工具のためのねじれ角を理解するであろうし且つ容易に決定することが
できる。
【0004】 ねじフライス工具のねじ切り部分内に形成されている螺旋状の縦溝は、ねじ切
り動作中に出る切りくずの取り除き作用を形成し得る。この取り除き作用は、切
りくずを、縦溝の中へ及びねじが切られつつある穴から押し出す傾向がある。螺
旋状の縦溝はまた、例えば、ねじ穴がキー溝又はその他のとぎれる部分を有する
場合に特に有利である。縦溝を螺旋状に配置することによって、切削歯がとぎれ
た部分に徐々に遭遇せしめられ、従って、より円滑に切削し且つ衝撃を受けるこ
とがより少ない。
【0005】 ねじフライス工具のねじ切り歯は、ISO又はNPTによって規定されたねじ
を形成する形状になされてもよく、又は他の如何なるねじ形状を有しても良い。
ねじ切り歯は、穴の内面又は加工片の外面に形成されるべきねじの形状と相補形
の形状を有している。切削歯の列は、ねじフライス工具のねじ切り部分に形成さ
れた縦溝によって相互に分離されている。
【0006】 ねじフライス工具のシャンク部分は、例えば、切削機、マシニングセンター又
はコンピュータ数値制御旋盤の主軸上に取り付けても良い。ねじフライス工具は
、一般的に、作動時に、ねじフライス工具がねじ切り装置の必要とされる螺旋状
の経路内を動くのを可能にさせる三つの軸線に沿った動きを許容する機械内で使
用される。ねじフライス工具は、長手軸線を中心に回転し、ねじが切られるべき
加工片の中心の周りを回転し且つ加工片に対して軸線方向にも移動する。
【0007】 多数の縦溝が設けられたねじフライス工具は、ねじ切りタップと同様に作動す
るが、その構造及び動作は、多くの点で異なる。タップは、最初は、極めて迅速
に加工片内へ押し込まれてねじを形成するリーマーのように動作する。タップの
外径のねじ型の構造は、加工片上の所望の最終的なねじのパターンのピッチに等
しい螺旋形状で研磨される。従って、タップは、加工片へねじ込まれたときに、
文字通りに前方へ引っ張られ、従って、供給回転方向は、通常は、盲のねじ穴か
らタップを取り外すために、逆に回転されなければならない。典型的には、完全
なねじを製造するためには、2又は3個のタップを使用しなければならない。し
かしながら、ねじフライス工具は、加工片内にねじが切られている際に切りくず
を一つずつ材料から除去する。ねじフライス工具は、通常は、ねじが切られるべ
き加工片内の穴よりも小さい直径を有している。ねじの外形もまた、タップと似
たねじフライス工具の外径上で研磨されるけれども、ねじは相互に一直線であり
且つ螺旋状に配向されていない。従って、ねじフライス工具は、結果的に得られ
る所望の螺旋状のねじを形成するために加工片内へ螺旋状に挿入されなければな
らない。ねじフライス工具は、各ねじ切り歯上に切り刃を有しており、ねじフラ
イス工具のねじ切り部分上にすくい角が形成されている。
【0008】 公知のねじフライス工具の例としては、米国特許第5,413,438号及び
米国特許第4,761,844号に記載されている結合型の穴形成及びねじフラ
イス工具を含んでいる。結合された穴形成及びねじフライス工具には、一端にシ
ャンクを有する細長い真っ直ぐな本体と、ドリル加工して穴を開ける部分と、工
具の作動部分に沿ったねじ形成部分とが設けられている。この工具のねじ形成部
分は、ドリルで穴を開ける手段の最大径に等しい最大直径を有し、その結果、ド
リル加工で穴が開けられている間、このねじ形成部分が干渉なく穴の中に入るこ
とができる。この工具のねじ形成部分は、真っ直ぐか又は螺旋状に配置された縦
溝を有していても良い。穴は、ドリル加工によって穴を開ける部分によって形成
され、次いで、同時に起こる、工具の回転運動、軸線方向運動及び軌道運動の組
み合わせによって、ねじ形成部分を使用してねじ切りされる。工具の軌道運動は
、穴の中心線を中心とする、すなわち、中心が穴の中心線上に位置する円に沿っ
た、工具の軸線の動きである。組み合わされた工具による組み合わされた回転運
動、軸線方向運動及び軌道運動によって、穴の内面に内ねじが切られる。
【0009】 米国特許第5,733,078号は、工具の切削部分が、外周面上のねじ切り
歯を有し且つ工具の末端面上に一以上の端部の切り刃をも有しているドリル加工
及びねじフライス工具を提供している。各々の端部の切り刃は、長さ方向の中間
に位置する最大径からより小さい径まで及び同工具上のねじ切り歯の主要な径を
有している。このドリル加工及びねじフライス工具は、形成されつつあるねじの
主要な直径と加工片の端縁との間に必要とされる最小の壁厚を薄くすることによ
って、加工片の端縁に近接した位置にねじが切られた穴を形成することを可能に
する。
【0010】 ねじフライス工具が効率良く作動するためには、加工片内の穴にねじが切られ
つつあるときに、ねじ切りの際に生じる切りくずが、効率良く除去されなければ
ならない。切りくずの取り込み又は効率の良くない切りくずの除去は、高い動力
消耗、切られたねじの低品質及び工具の摩耗の主な原因である。盲穴にねじ切り
するために使用されるねじフライス工具は、典型的には、切りくずが穴から取り
除かれるように縦溝によって設計され、又は、穴の底部に充分な隙間が設けられ
ている場合には、切りくずは、切削工具の前方へ押される。切削工具の縦溝の設
計が、切りくずが同縦溝の除去作用によって穴から除去されるようになされてい
る場合には、切削剤の噴射を工具内の内側通路へと導く助けともなり得る。切削
剤のこの流れは、加工片及び切削工具を冷却し且つ縦溝を介して穴から切りくず
を押し流す助けともなる。従来のねじフライス工具の縦溝の構造に改良を加える
ことによって、ねじ切りの効率の向上及びねじの品質が達成され得る。従って、
ねじ切り動作中に生じる切りくずをより効率良く搬送するねじフライス工具の改
良された構造を提供することは利点がある。このように、ねじ切り動作の効率は
改良され、結果として得られるねじの品質もまた高められるであろう。
【0011】 発明の概要 本発明は、加工片内に内ねじ及び/又は外ねじを形成するための改良されたね
じフライス工具を提供する。本発明のねじフライス工具は、基端のシャンク部分
及び末端の切削部分を含んでいる。ねじフライス工具の切削部分は、少なくとも
一つのねじ切り歯を含んでいる。切削部分には、少なくとも一つの螺旋状に配向
された縦溝が形成されている。切削部分内に形成された縦溝のねじれ角は、20
゜より大きいか又は等しい。
【0012】 本発明によるねじフライス工具はまた、切削部分の直径がねじフライス工具の
少なくとも一部分上において軸線方向に沿って傾斜している切削部分に画成され
たテーパー領域を含んでいても良い。基端のシャンク部分は、例えば、フライス
加工能力を備えた切削機、マシニングセンター又はコンピューター数値制御旋盤
のような装置に取り付けても良い。切削部分は、同切削部分が加工片に対して移
動するときに、同加工片内に内ねじ又は外ねじを形成し得る。
【0013】 本発明のねじフライス工具は、より小さいねじれ角を備えた縦溝を有する従来
の螺旋状に縦溝が付けられたねじフライス工具に対して、ねじ形成中に高い切削
加工性能を提供する。本発明のねじフライス工具は、より円滑な切りくずを含む
より円滑なねじ切り過程をもたらす、より正確なねじパラメータ及びねじ形状を
形成し且つねじ穴に概してより円滑な面を作り出す。本発明のねじフライス工具
の高い性能は、必要とされる切削力及びねじ切り動作において形成される振動を
低下させ、従って、ねじ切りの際の工具の寿命及びねじフライス工具のチッピン
グ傾向を高め得る。
【0014】 本発明の実施形態の詳細な説明 本発明は、金属又はその他の加工片に内ねじ及び/又は外ねじを形成するため
のものであって且つ従来のねじフライス工具の性能を改良した、ねじフライス工
具又は“ねじフライス盤”に関する。概して符号10によって示された本発明に
よって作られたねじフライス工具の一つの実施形態が図1に示されている。ねじ
フライス工具10は、以下に説明される縦溝を、同時に切りくずの全部又は一部
をねじが切られつつある穴から縦溝を介して押し出しつつ、加工片内に内ねじを
設けるようになされている。ねじフライス工具10は、固体炭化物(solid
carbide)材料又は適切なあらゆる他の材料によって作ることができる
。このような他の適する材料には、例えば、高速鋼、ばね鋼、鋼製のコアを有す
る固体炭化物材料、工具鋼又は焼結鋼が含まれ得る。ねじフライス工具10を作
るために使用することができる他の材料は、当該技術において知られているよう
に、当業者に明らかであり、特定の材料の適合性は、ねじフライス工具の意図し
た用途に少なくとも部分的に依存するであろう。
【0015】 ねじフライス工具10は、切削部分12とシャンク部分14とを含んでいる。
切削部分は、テーパー構造であり且つ複数の縦溝16を含んでいる。当該技術に
おいて知られているように、切削部分のテーパー構造は、加工片内の穴の少なく
とも一部分にテーパーが付けられたねじを形成するために採用されている。切削
部分の特定のテーパーパラメータは、国家管用ねじ(National Pip
e Thread)基準又はその他の工業標準によって規定することができる。
ねじフライス工具10のシャンク部分14は、ねじフライス工具10が、例えば
、フライス盤又はマシニングセンターのような加工機の主軸に適切に取り付けら
れるように作られている。ねじフライス工具10が正しい向きで加工機の主軸に
取り付けられるのを確保するために、位置決め穴18のような位置決め穴がシャ
ンク部分14上に設けられても良い。シャンク部分14は、工具が変わった後の
切削動作の適合性を確保するために、Weldonシャンクのような標準的な設
計であっても良い。切削部分12は、縦溝16によって分離されている切削ボル
ト又は歯20の複数の層(bank)を含んでいる。縦溝16は、ねじフライス
工具10の中心回転軸線22に対して螺旋状に配向されている。螺旋状の縦溝1
6と切削歯20との配置は、複数の個々の歯の層が、切削部分12の末端24か
らシャンク部分14に向かって進む方向において、ねじフライス工具10の中心
回転軸線に対して螺旋状の配向で配置されるようになされている。螺旋状の縦溝
16は、ねじフライス工具10の中心軸線22又は中心軸線22に平行な線と縦
溝16との間の角度である角度26のようなねじれ角を形成している。
【0016】 切削歯20の層は、いくつかのねじ形状28の輪郭を描くような形状とされ、
ねじ形状は、ISO又はその他の標準によって規定された種々の形状を有しても
良い。ねじ形状28の各々は、すくい角(図2の角度30)を規定しており且つ
テーパー角(図3の角32)をも規定しても良い。図3に関して、ねじフライス
工具10のテーパー角32は、切削歯16がねじフライス工具10の末端24に
近づくときの、工具10の中心軸線22と個々の切削歯20のねじ山の頂との間
の距離の連続的な減少によって規定されている。
【0017】 従って、ねじフライス工具10は、固体炭化物材料であり、テーパー形状であ
り、ねじフライス工具の切削部分の周りに画成された螺旋状の縦溝を含んでいる
。以下に更に詳細に説明するように、ねじフライス工具10は、真っ直ぐな縦溝
を有する(すなわち、工具の中心軸線に対してほぼ平行に位置する、すなわち0
゜のねじれ角を備えた縦溝を有する)ねじフライス工具と一般的なねじれ角を規
定している螺旋状の縦溝を含んでいるねじフライス工具との両方に対して、明確
な改良を提供する新規なねじれ角を含んでいる。特に、本発明のねじフライス工
具10のねじれ角は、20゜よりも小さいねじれ角を有する公知の螺旋状の縦溝
が切られたねじフライス工具のねじれ角よりも大きい。本発明の大きなねじれ角
は、ねじが加工片内へとねじ切りされるときに改良された加工性能を提供する。
この改良された加工性能は、より優れた切りくずの制御、より優れた切りくずの
排除、より円滑なねじ切り、より長い工具の寿命、より少ない動力消費及びねじ
が切られる加工片に提供される改良されたねじの品質によって実証される。本発
明のねじフライス工具によって作られたねじは、従来技術によるねじフライス工
具によって作られたねじよりも、工業標準によって規定された“理想的”なねじ
からの偏差がより少ない。
【0018】 本発明によって作られたねじフライス工具に設けられる螺旋状に配向された縦
溝の数は、適切な数であればどのような数であってもよいが、2ないし6が好ま
しい。設けられる縦溝の実際の数は、ねじフライス工具の直径及び意図された用
途に大きく依存するであろう。上記したように本発明のねじフライス工具のテー
パー角は、0゜(テーパー無し)から適切であるあらゆるテーパー角までであっ
ても良い。本発明によって作られたねじフライス工具は、テーパー構造であり且
つ5゜以下のテーパー角であるのが好ましい。もちろん、適当なテーパー角は、
形成されるねじの仕様に依存するであろう。そして、このような仕様は、ねじ切
り技術における当業者によく知られている。上記した頂部のすくい角は、当該技
術において知られている適切なすくい角であればどのような角度であっても良く
、10゜ないし35゜であるのが好ましい。ねじの形状は、適切なものであれば
どのような構造であっても良く、これらの多くは、BSPT、NPT及びNPT
Fを含む工業仕様に記載されており、これらは全てISO標準である。
【0019】 本発明によって作られたねじフライス工具のねじれ角は、20゜に等しいかそ
れより大きい適切な角度であれば如何なる角度であっても良い。ねじれ角は、2
0゜ないし40゜の範囲内であるのが好ましい。
【0020】 ねじ切り動作中に、ねじフライス工具は、その中心軸線を中心に同時に回転せ
しめられ、軸線方向に動いて、ねじが切られつつある加工片からの切りくずを切
削する。ねじフライス工具を使用してねじを形成する方法は当業者に知られてお
り、そのため、ここでは詳細に説明しない。一例として、本発明のねじフライス
工具は、米国特許第5,098,232号に記載されているように動作して、加
工片内にねじを形成することができる。’232特許の全開示が、ここでは、参
考として組み入れられている。従来技術のねじフライス工具の構造は、テーパー
角を螺旋状に配向された縦溝と組み合わせて来た。このような従来技術による構
造としては、アイオワ州、マスカティーンにあるSchmarje Tool
Company及びカリフォルニア州、シミバリーにあるScientific
Cutting Tools, Inc.,から入手可能なねじフライス工具
がある。しかしながら、このような従来技術によるねじフライス工具の構造は、
20゜より小さい比較的小さいねじれ角を有する螺旋状の縦溝を組み入れて来た
。20゜より大きなねじれ角を有するねじフライス工具は、これまで製造された
ことがなかった。このような工具が製造されたことがなかった一つの理由は、こ
のような工具は正しいねじ形状で製造することができなかったからであると一般
的に考えられていた。しかしながら、ここに示されているように、本発明のねじ
フライス工具は、以外にも、工具の耐用年数に亘って、従来技術におけるねじフ
ライス工具よりも高い品質を示す。
【0021】 本発明者らは、従来技術に含まれる螺旋状に縦溝が付けられたねじフライス工
具のねじれ角よりも大きいねじれ角によって規定された縦溝を組み入れている本
発明によって作られたねじフライス工具は、高い切りくずの制御及び排除、長い
工具の寿命、少ない動力の消費並びに改良されたねじの品質という形でのより優
れた性能を提供する。従来技術によるねじフライス工具の性能的特性を、本発明
によって作られたテーパーが付けられた螺旋状に縦溝が切られたねじフライス工
具の性能的特性と比較することによって、本発明によって作られたねじフライス
工具によって提供される利点を実験的に実証する。試験された本発明に含まれる
ねじフライス工具は、14NPTを製造するためのねじ形状を備えた約30゜の
ねじれ角を含んでいた。試験されたねじフライス工具は、図1ないし3に全体的
に示されたものと同じである。この比較は、Schmarje Tool Co
mpanyのHTM490−14NPT型のテーパーが付けられた螺旋状の縦溝
を設けられた固体炭化物によるねじフライス工具と、Scientific C
utting Tools, Inc.のTM430−14NPT−HC型のテ
ーパーが付けられた螺旋状の縦溝が設けられた固体炭化物によるねじフライス工
具によって行った。三つの試験されたねじフライス工具は、同一のISO標準の
14NPTねじ切り形体を有していた。この三つの工具を、20馬力で作動する
Fadal Mill 906−1型を使用して、以下の切削条件、すなわち、
266.1フィート/分切削速度、1637回転/分の主軸回転速度、20.0
5インチ/分の加工片の直線移動速度及び0.0031インチ/回転送り速度で
、AISI304型ステンレス鋼の加工片に設けられた穴内に内ねじを形成する
ことによって試験した。
【0022】 この三つの異なる切削工具を使用して切りくず形成の品質を評価するためにサ
ンプルの切りくずを集めた。図4(a)及び4(b)は、本発明によって作られ
たねじフライス工具を使用してステンレス鋼の加工片内の穴にねじを切る際に集
められた切りくずの写真である。図5(a)ないし(b)及び図6(a)ないし
(b)は、各々、Schmarje Tool Company及びScien
tific Cutting Toolsのねじフライス工具を使用して、ステ
ンレス鋼の加工片内の穴にねじを切った際に集められた切りくずの写真である。
図4ないし6に示された写真の全ては、47倍に拡大されている。本発明のねじ
フライス工具を使用して生成された切りくずは、従来技術を使用して生成された
ものよりも明らかに滑らかである。切りくずのより滑らかな形体は、切削動作が
より円滑になされて、少ない動力の消費、より安定したねじ切り、より長い工具
の寿命及び改良されたねじ形体をもたらすことを示している。
【0023】 図7は、これら三つのねじフライス工具を使用して形成されたねじの品質の偏
差を示している。一連の10個の穴の三つの組が、AISIの304型のステン
レス鋼の加工片内に設けられた。異なる組の10個の穴に、三つのねじフライス
工具の各々を使用してねじを切った。各組の10個の穴にねじを切るために、各
形式の一つのねじフライス工具を使用し、これらのねじフライス工具のいずれに
対しても工具の補正は採用しなかった。言い換えれば、同じ設定及び切削パラメ
ータを各工具に対して使用した。次いで、標準的な14−NPTプラグをねじが
切られた各々の中にねじ込み、プラグゲージの頂部から加工片の頂面までの高さ
を測定した。穴の頂部と同面となるようにプラグゲージをねじが切られた穴内に
完全にねじ込むことができないことは、ねじが切られた穴の大きさに不所望な変
化があることを示した。
【0024】 プラグゲージによる試験方法によって示された所望の形体からの偏差を比較し
た。図7に示された曲線は、ねじフライス工具の各々によってねじが切られた1
0個の穴の各々に生じた大きさの変動を表している。10個のねじが切られる穴
にねじを切る進行状況が、各工具を使用して第1番目のねじが切られた穴から第
10番目のねじが切られた穴まで、図面の水平軸線に沿って示されている。ねじ
が切られた穴内のプラグゲージの末端の深さの変動が、図面の垂直軸線上に示さ
れている。ねじが切られた穴の大きさの変動の程度は、より多くの穴にねじが切
られるにつれて概して大きくなることが図7から分かる。図7は、本発明によっ
て作られたねじフライス工具は、ねじが切られた穴に遙かに少ない大きさの変動
を生じ、実際に、ねじが切られた最初の6個の穴には大きさの変動が殆ど又は全
く無かったことをグラフによって示している。これと対照的に、Schmaxj
e Tool Company及びScientific Cutting T
oolsのねじフライス工具は、ねじが切られた穴の大きさに実質的により大き
な変動を生じた。ねじが切られた穴の不所望な変動は、ちょうど第一番目の穴に
従来技術による工具によってねじが切られた後に、明らかになったことがわかる
。当該技術における認識とは対照的に、本発明によって作られた工具のより大き
なねじれ角は、切りくずの形成及び排出を増大させ且つねじ切り動作の性能を改
良して、刃物棒の摩耗を少なくし、加工片のねじ面をより滑らかにし、製造され
るねじの品質を著しく改良したと考えられる。
【0025】 加工試験中に、従来技術のねじフライス工具を使用したねじ切り動作中に、本
発明によって作られた工具に対してより高い調子の音が発生したことを観察した
。切削技術において知られているように、より高い調子の音は、より粗い切削過
程、工具のたわみ及びねじの変形を示し、本発明のねじフライス工具によれば、
ねじが切られた穴から、材料が、比較的少ない動力消費によって、より効率良く
切削されていることになる。
【0026】 更に、本発明によって製造されたねじが切られた穴内には、従来技術によって
製造されたねじが切られた穴と比較してより容易に且つより滑らかな動作でプラ
グゲージをねじ込むことができることも観察できた。このことは、本発明によれ
ば、従来技術と比較してより良好に形成されたことを示しています。本発明によ
って作られた工具の縦溝のより大きなねじれ角は、より効率の良い切りくずの排
除を提供し且つねじが加工片内に捕捉された切りくずからの実質的な干渉を受け
ることなく形成できると考えられる。
【0027】 図7に示されたねじが切られた穴の大きさの変動は、本発明のねじフライス工
具の構造の幾何学的形状は、より安定したねじの大きさ及びより正しいねじの形
状を含む、より優れた切削性能を提供し、また、ねじが切られた穴により滑らか
な面をもたらすばかりでなく、より滑らかな形状の切りくずを生じるより滑らか
なねじ切り方法をももたらすことを示している。本発明によって作られた工具に
よって提供されるより優れたねじ切りの性能は、ねじ結合の品質を改良し、ねじ
切り動作中に必要な切削力を少なくし、工具の寿命を延ばし、ねじ切り過程中に
おける工具の端縁のチッピングの傾向を減じる。比較結果に示されている本発明
の工具の卓越性は、意外なものであり且つ顕著なものである。
【0028】 本明細書の説明が本発明の明確な理解に関係のある本発明のこれらの特徴を示
していることは理解されるべきである。当業者に明らかであり且つ本発明をより
良く理解する助けとならない本発明のある種の特徴は、本明細書の説明を簡素化
するために提供しなかった。以上、本発明をある種の実施形態に関連して説明し
たが、当業者は、上記の説明を考慮したとき、本発明の多くの変形及び変更を採
用してもよいことを認識するであろう。本発明の斯かる変更及び変形の全てが、
上記の説明及び請求の範囲によって包含されることが意図されている。特に、約
30゜のねじれ角を有する本発明の単一の実施形態のみを説明したけれども、2
0゜より大きい適切な他の如何なるねじれ角を含む本発明の範囲内のねじフライ
ス工具を設けても良く、これは請求の範囲によって包含されていることは理解さ
れるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明によって作られたねじフライス工具の実施形態の斜視図である
【図2】 図2は、図1に示されたねじフライス工具の端面図であり、ねじフライス工具
の切削部分のねじ形体の前縁によって形成されたすくい角を示している。
【図3】 図3は、図1の領域IIIの概略の拡大図であり、図1に示したねじフライス
工具のねじ形体の終端領域のテーパー角を示している。
【図4】 図4(a)及び4(b)は、約30゜のねじれ角を有する縦溝を備えた本発明
によって作られたねじフライス工具を使用してAISIの304型ステンレス鋼
内の穴にねじを切る際に生成される切りくずの写真である。
【図5】 図5(a)及び5(b)は、約100゜のねじれ角を有するSchmarje
Tool CompanyのHTM490−14NPT型のテーパーが付けら
れた螺旋状の縦溝付きのねじフライス工具を使用してAISIの304型ステン
レス鋼内の穴にねじを切る際に生成される切りくずの写真である。
【図6】 図6(a)及び6(b)は、約15゜のねじれ角を有するScientifi
c Cutting ToolsのTM430−14NPT−HC型のテーパー
が付けられた螺旋状の縦溝付きのねじフライス工具を使用してAISIの304
型ステンレス鋼内の穴にねじを切る際に生成される切りくずの写真である。
【図7】 従来技術によるねじフライス工具及び本発明によって作られたねじフライス工
具を使用してねじが切られた穴の所望の大きさからの偏差を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブラックバーン,クラレンス・イー アメリカ合衆国テネシー州37090,レバノ ン,グイン・ロード 2450

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじフライス工具であって、 基端のシャンク部分と、 少なくとも一つのねじ切り歯を含む末端の切削部分と、 前記切削部分内に画成された少なくとも一つの螺旋状に配向された縦溝であっ
    て、少なくとも20゜のねじれ角によって画成されている螺旋状の縦溝と、を含
    むねじフライス工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記切削部分の直径が、当該ねじフライス工具の少なくとも一部分上において
    軸線方向に沿ってテーパーが付けられている、ねじフライス工具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記切削部分が、複数の軸線方向に隔置されたねじ切り歯を含んでいる、ねじ
    フライス工具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 6個以下の螺旋状の縦溝が、前記切削部分に画成されている、ねじフライス工
    具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記螺旋状の縦溝が、40゜未満のねじれ角によって画成されている、ねじフ
    ライス工具。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のねじフライス工具であって、 前記螺旋状の縦溝が、40゜未満のねじれ角によって画成されている、ねじフ
    ライス工具。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記螺旋状の縦溝が、30゜のねじれ角によって画成されている、ねじフライ
    ス工具。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記シャンク部分がWeldonシャンクを含んでいる、ねじフライス工具。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記シャンク部分が位置決め穴を含んでいる、ねじフライス工具。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 前記シャンク部分が、加工片にねじを形成するために、当該ねじフライス工具を
    並進させるための装置に取り付け可能である、ねじフライス工具。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のねじフライス工具であって、 前記装置が、コンピュータ数値制御旋盤である、ねじフライス工具。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のねじフライス工具であって、 冷却剤の流れを前記切削部分に導くために、前記シャンク部分と前記切削部分
    を通る穴を更に含んでいる、ねじフライス工具。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のねじフライス工具であって、 前記加工片に形成されたねじが、国家管用ねじ基準(National Pi
    pe Thread standards)に合致している、ねじフライス工具
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