JP2003522929A - ガスタービン用のバーナ中の装置 - Google Patents

ガスタービン用のバーナ中の装置

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JP2003522929A
JP2003522929A JP2001558665A JP2001558665A JP2003522929A JP 2003522929 A JP2003522929 A JP 2003522929A JP 2001558665 A JP2001558665 A JP 2001558665A JP 2001558665 A JP2001558665 A JP 2001558665A JP 2003522929 A JP2003522929 A JP 2003522929A
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annular chamber
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レッケ,ニルス・アー
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ウルスタイン・トゥルビーン・アーエス
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    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
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Abstract

(57)【要約】 円筒形ハウジング(10)と、前記ハウジング内の中心に設けられた燃料入口管(16)とを含み、前記ハウジング(10)及び燃料吸入管(16)が相互に環状チャンバ(28)を画定する、ガスタービン用のバーナ中の装置。環状チャンバ(28)は、拡大された径の燃焼室(18)の中に延び、燃焼用空気を前記環状チャンバ(28)に供給するための手段(25)を有する。前記環状チャンバの中には、燃焼用空気の回転動を生じさせるための半径流旋回器(14)が設けられている。ハウジング(10)は、中央に位置づけられた燃料吸入管(16)の自由端の前方で、燃焼室(18)への入口に、再循環中心コアとで空気と燃料との混合物の濃厚な燃焼回転管状旋回支配流を生成するための下流側の絞り(20)を有し、前記環状回転流が燃焼室(18)の中に延びる。燃料吸入管(16)は、管の自由端から燃料吸入管の直径の少なくとも約1.5倍の距離のところに、列状に多数の入口ノズル(15)を有する。これは、広い作動範囲にわたって簡単で費用対効果を大きくする設計でNOx及びCOの低排出を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の前段部分で見られるようなバーナガスタービン中の装置
に関する。
【0002】
【発明の背景】
低排出ガスタービン燃焼器は、米国特許第5816050号及びWO9207
221からすでに公知である。低排出燃焼器の運転は、噴射システム、制御シス
テムの追加的な費用及び複雑さならびに燃焼器そのものの設計によって抑制され
ることが多い。
【0003】 窒素酸化物(NOx)を考慮しなければならないだけでなく、一酸化炭素(C
O)、未燃炭化水素(UHC)ならびに、最も深刻な場合には、すす及び他の微
量種の排出をも考慮しなければならない。さらには、ガスタービンからの排出の
規制は、燃焼器の安定性、音響共振及びさらには複雑さの深刻な問題の原因とな
るより広い作動範囲での排出を制限する方向に移行している。これは、従来の高
排出拡散炎燃焼(DF)よりも安定性が劣り、最も一般的な排出制御技術である
希薄予備混合燃焼(LP)の性質による。
【0004】 欧州特許出願656512(Westinghouse Electric Corporation)には、拡
大された径の燃焼室の中に延びる二つの同心環状チャンバによって囲まれた中央
に位置づけられた燃料吸入管を有するハウジングを含むガスタービン用のバーナ
中の装置が記載されている。燃料源からの燃料吸入は、中央に位置づけられた管
の中に設けられている。前記環状チャンバに燃焼用空気を供給するための手段に
は、前記二つの環状チャンバ中で燃焼用空気の逆回転動を生じさせるための半径
流旋回器が設けられている。この装置の燃料吸入は、燃料吸入管の自由端で渦流
が形成される一次燃焼区域に直接向けられている。
【0005】 この配置は短い燃焼区域を生成し、燃料吸入管の端部で非常に温度が高くなる
。短い燃焼区域は、好ましくない排出を生じさせる。さらには、二つの同心環状
チャンバの配置は、このバーナの最小サイズに厳しい制限を課すこととなり、多
数の噴射点、旋回翼及び通路を有する配置を単に複雑にもする。
【0006】
【発明の目的】
本発明の主な目的は、ガスタービン用の改良されたバーナを提供することであ
る。
【0007】 さらなる目的は、広い範囲の容量に備えて設計することができ、広い範囲の作
動条件で利用することができるガスタービン用のバーナを提供することである。
【0008】 さらなる目的は、排出削減のための簡単で費用対効果が大きい技術を提供する
ことである。
【0009】
【発明の概要】
本発明による装置は独立請求項1の特徴部分で定義されている。装置の好まし
い実施態様は従属項から見られる。
【0010】 導入部で記載したように、本発明の目的は、広い作動範囲にわたって簡単で費
用対効果を大きくする設計でNOx及びCOの低排出を可能にすることである。
【0011】 バーナは、単一段バーナとして作動することもできるし、接線方向に位置づけ
られたベンチュリ燃焼区域として又は同様な設計の同軸の第二段としての第二段
の向きが異なる多段バーナとして作動することもできる。
【0012】 本発明によるバーナの第一の実施態様では、空気は、半径方向に延びる複数の
送路に通され、そこで空気に旋回が加えられる。これが、旋回器カップ環帯の中
に渦流を形成し、そこでは燃料、液体及び/又は気体が主中央ハブ中のノズルを
介して送られ、また、始動時の点火のための中央に位置するスパークプラグをも
含む。負荷変動のために、燃料を旋回器に供給することもできる。空気は、バー
ナカップの中で旋回させられたのち、旋回器カップの収束する円錐形の排出口に
押し込まれる。この設計が、主燃焼区域への入口で強力な渦流を生成する。燃焼
のはじめには、排気ガス再循環が、安定な点火ソースを構成しながら渦崩壊区域
を形成し、反応温度を下げることによって排出を減らすのに役立つ。主中央ガス
供給を通過して燃料と空気との徐々に起こる混合が、排出を減らす空力多段燃焼
区域として作用する。さらには、完全に混合した燃料と空気は、渦送路の中での
混合により、より高い出力設定で中央の火炎に混入する。円錐形の排出口はまた
、それが生じさせる速度の増加による予備混合流の火炎の逆火を止める効果を有
する。
【0013】 従来技術とは対照的に、本発明は、中央燃料噴射装置からの混合を促進して安
定性を改善するが、他方、燃料と空気との徐々に起こる混合及び渦崩壊によって
生じる排気ガス再循環は、低排出を達成することができるレベルにまで反応温度
を下げる。さらには、あらゆる可動部品を用いることなく又は熱にさらされるノ
ズル装置によってこれを達成することができる。
【0014】 バーナの二つのさらなる実施態様が記載されている。一つは、燃焼プロセスが
、二つの別々の燃料吸入口及び空気吸入口に分割されたものであり、いずれの場
合も、燃焼器システムの優れた安定性を提供するパイロットバーナとしてのもの
である。
【0015】 第二の実施態様では、第二(又は主)燃料空気吸入口は、主燃焼室に対して接
線方向に入るベンチュリ(Lavalノズル)を含み、次のタービン段で作用するた
めに高温の気体が燃焼器から出る他端で開口した円筒形の管を含む。ベンチュリ
燃料空気予備混合装置は、また、米国特許第5,638,674号及びNO30
3551に記載されているが、第一の実施態様のバーナとベンチュリとの組み合
わせはどこにも記載されていない。前述した米国特許とは対照的に、本発明では
可動部品は具現化されておらず、ベンチュリが、ベースバーナによって支持され
ている主混合装置として作用する。したがって、低い安定性及び限られた範囲の
ベンチュリ予備混合器に典型的な欠点は、安定な点火のために熱い排気を提供す
るバーナの第一の実施態様によって解消され、負荷をパイロットからベンチュリ
に移すことにより、より広い範囲で低排出を達成することができる。
【0016】 第三の実施態様では、二次(又は主の)燃料及び吸入口は、ベースパイロット
バーナに対して同軸にある環状通路からなるが、ベースバーナと同じ要素からな
る。また、バーナの第一の実施態様は、中央の燃料噴射管と、主バーナの吸入口
にある半径方向に延びる旋回器とを含む。二次バーナの流れは、ベースバーナの
流れに対して共旋回する。たとえば米国特許第5,816,050号とは対照的
に、流れは共旋回し、パイロット及び主バーナの排出口は、二つの収束する円錐
を含み、安定性及び排気流再循環の相当な増大をもたらす。
【0017】 例として、添付図面を参照して本発明を以下さらに説明する。
【0018】
【好ましい実施態様の詳細な説明】
添付の図面1を参照すると、本発明による基本低排出バーナ(燃焼室)が示さ
れている。バーナは、円筒形ハウジング12の内側に同軸に配置された円筒形の
管10(カップともいう)からなる。管10は、中央の燃料吸入管16のハブ中
心から始まる半径方向の線に対して斜めに配置された空気吸入口14を含む。中
央の燃料吸入管16は円筒形の管10の中に延びている。管16は、円筒形の管
10と燃料吸入管16との間に画定された環状の空気/燃料混合空間又は環帯2
8に燃料が入るための半径方向に延びる燃料排出口15を含む。さらに、燃料吸
入管16は、特に始動工程において燃料/空気混合物に点火するための点火装置
30を含む。点火装置30は、バーナの外から管16を通ってその前端壁17に
向かって延びている。燃料吸入管16の直径と管10の直径との比は、0.3〜
0.6であることが好ましい。円筒形ハウジング12は、フランジ26及びボル
トにより、公知の方法でガスタービンの支持構造に接続されている。円筒形ハウ
ジング12及び管10の吸入端は、ボルトによって固定される皿状体27によっ
て閉止されている。
【0019】 円筒形の管10は、管10の下流端にある収束する円錐形の絞り20を経て円
筒形の主内筒18の中に出ている。したがって、空気/燃料混合物流の接線方向
及び軸方向の速度が増大し、内部の煙道ガスの再循環を生じさせ、パイロット段
で燃料空気混合物のための良好な点火ソースを提供する。内筒18はさらに、そ
の周囲に沿って吸入口22を含む。内筒18及びハウジング12は、それらの間
に給気のための環状空間24を画定している。この給気の一部が前記吸入口22
を通過して送られる。空気吸入口14の配置が図2に示されている。空気は開口
14を通って半径方向に対して斜めに環帯28に流れ込み、それにより、環帯2
8中に半径方向及び接線方向の速度成分を生じさせる。
【0020】 同じく図示するように、吸入口又は旋回器14は、吸入口14の案内翼31の
間に配置されたスポーク32上にノズルの列を含む。これらは、吸入口14を通
って流れる燃焼用空気と混合するための燃料の噴射のためのものであり、バーナ
の中心線33から同じ又は異なる半径方向位置で、各ノズルを配置することがで
きる。しかし、図2に示すように、中心線33から計測されるスポーク32の半
径方向位置は、好ましくは異なり、非対称である。すなわち、中心線33から計
測して互いに異なる半径に配置されている。この目的は、バーナのノイズを減ら
すべく、平行な空気の吸入要素の脈動を切り離すためである。
【0021】 以下、このバーナの最良の作動形態及び排出を減らす方法を説明する。
【0022】 さらに図1を参照すると、空気は、空気、又は空気と燃料との混合物がエンジ
ン圧縮部から経路25を介して吸入口14に吸い込まれているこの段の入口で円
筒形の管10に入る。場合によっては、吸入口14に加えてスポーク32を介し
て燃焼用空気に燃料を混合させてもよい。空気又は燃料/空気混合物は、半径方
向及び接線方向の速度成分を有しながらパイロット段円筒形管16に流れ込み、
中央燃料吸入管16によって偏向し、管10の内側で自由渦の流れと類似した流
れ、すなわちvq=w×r(vqは接線方向の速度成分であり、wは単位ラジア
ン/秒の角速度であり、rは半径である)の流れを形成する。
【0023】 接線方向の速度の比vq/vr(vrは半径方向の速度成分である)によって
示されるスワール数は、環帯28への入口で0.6〜1の間になければならない
。これは、詳細なスワール数S=Gq/(Gx r)(Gqは、角運動量の軸フ
ラックスであり、Grは、強力な渦に対応する1〜2.5の軸運動量(推力)で
ある)に対応する。渦流は、環帯28に沿って下流に向って、中央管16が存在
しないことによって領域が増える燃料吸入管16の端壁17に達するまで流れ続
け、それにより、自由渦が燃料吸入パイプの下流容積で低圧領域19を生成する
。この圧力は、燃料吸入管16の前面の領域でその最小となる。渦は、直径の拡
大により、内筒18の中でサイズを増し、中心で圧力勾配が反転することによっ
て渦崩壊が起こる。これは、燃焼又は部分的に燃焼した熱い排気ガス及び生成気
体が再循環して流れ込む強力な再循環区域を作り出す。パイロット段の内側が低
圧となることにより、熱い気体は燃料吸入管16の側面に沿って管10の内側を
流れる。これは、入ってくる燃料と空気との新たな混合物のための非常に安定な
点火ソースを提供する。熱い気体は、燃料吸入管16の端部に面すると向きを変
え(半径方向に)、吸入口14及び燃料吸入管16からの新たな空気/燃料混合
物とせん断層で混入する。
【0024】 設計に依存して、「燃焼旋回支配流」が存在することで、極限まで濃厚に高め
た火炎区域を管10の内側に厚さ1〜5mmの反応区域に限定して達成することが
できる。燃料吸入管16を軸方向に移動することにより、燃焼の開始であるこの
回転円筒を種々の長さに調節することができる。燃焼プロセスを開始させるには
、プラグ30を作動させる。
【0025】 気体燃料の場合には、燃料は、燃料吸入管16においてまっすぐ穿孔されたオ
リフィス15を通って環帯28に入る。これらの穴は、気体吸入管16の端部か
らかなりの距離に位置している。一般的な大きさは、燃料吸入管16の端部より
も上流の直径の1.5〜5倍にすることができる。一つ又は複数の穴の列として
、好ましくは複数の列の場合には互いにずらしてこれらの穴を、設けることがで
きる。
【0026】 液体燃料の場合には、燃料吸入管に配置された多数のオリフィスが環帯28の
中の渦流に面する。オリフィスは、燃料吸入管16の面で合体しており、液体燃
料の膜を被着させることにより、この膜が蒸発し、最終的に吸入管16の端部1
7の尖った縁で小滴として蒸発する。気体噴射オリフィスに関しては、中央の気
体吸入管10のかなりの上流に、直径が1.5〜5倍となる上流に配置される。
これにより、小滴は、環帯28及び前部領域19の内側で渦流の中でさらに気化
する。
【0027】 主予備混合段のための燃料は、図2に示す吸入口14中の案内翼31の間に配
置されたスポーク32上のノズルから噴射される。上述したように、LP燃焼の
公知の問題である燃焼脈動を回避すべく、これらの、中心線から計測される半径
方向の位置は、異なるものにすることができ、必ずしも対称でなくても同じ半径
でなくてもよい。
【0028】 安定性が劣ったり、複雑な形状となったり及び低排出のために限られた作動範
囲となる従来の問題を本発明によって回避する方法を以下に説明する。中央の燃
料吸入管16の壁の近くに燃料を噴射することによって燃料/空気混合物が、部
分予備混合物を生成したのち、次いで、入ってくる熱い再循環気体によってこの
混合物は、点火される。したがって、流れの一部が部分的に予備混合され、せん
断層で安定な燃焼区域を与える。ヒートシンクとして作用する排気ガスの再循環
によって反応温度が低下し、この反応は、極限まで高められた火炎の中で起こり
、それがピーク温度をさらに下げ、反応区域を広げて燃料/空気反応を遅らせる
。さらに、燃料は、燃焼の開始から徐々に反応区域に混入し、燃料吸入管16の
端壁17の近くのよどみ点で、十分に広がった火炎の形に達する。カップ10の
内側の火炎区域は、「濃厚な燃焼旋回支配流」によって特徴づけられ、燃料吸入
管16と同じ大きさの特徴的な直径及び厚さ1〜5mmの反応区域を有する。
【0029】 この流れと管10の拘束壁との間に接触はない。バーナから生じる混合プロセ
スは無限数の燃焼段として作用し、それは、温度低下及び燃焼制御に有利となる
。したがって、安定性及び範囲の点で拡散火炎の有利な特徴を達成するが、排出
挙動は希薄予備混合火炎のときの排出挙動に類似する。管10、円錐形の絞り2
0ならびに燃料吸入管16及びノズル15の独特の形状及び配向によって、部分
予備混合段の安定性の範囲は非常に広くなる。
【0030】 予備混合(主段)は、吸入口14から燃焼室に送られ、この目的は、燃料を空
気と混合してこの段が達成可能な最低の火炎温度で作動することができるように
することである。主内筒中でこの混合物に点火され、「部分予備混合段」(PP
S)と呼ばれる統合された火炎を形成する。主段は、PPSの安定性、予熱及び
安定な点火ソースにより、純粋な予備混合火炎よりも低い空燃比で火炎を支持す
ることができる。このように、主予備混合段は、CO及びUHCの多い排出を放
つことなく達成することができる最低の火炎温度で燃焼するように設計される。
PPSと予備混合段との間での燃料分割を示す一般化したグラフが図3に示され
ている。このように、原理は、燃料の多段化であり、空気の多段化ではない。
【0031】 ベンチュリ燃焼器は本来不安定であるが、限られた負荷範囲で優れた低い排出
挙動を達成することができる。典型的なベンチュリ燃焼器設計がノルウェー特許
第303551号に記載されている。記載されている構成は、火炎安定化のため
の限られた容積及び二次ベンチュリの短い滞留時間により、エンジンの作動性及
び部分負荷排出挙動に関して最適なものではない。たとえば、図1のバーナと組
み合わせたベンチュリ燃焼器が図4及び5に示されている。
【0032】 先の段落で述べたベンチュリバーナ40は、絞り20の下流で、図1に示すも
のに類似した円筒形内筒18に接続されている。ベンチュリバーナ40は、円筒
形内筒18へ燃料/空気混合物を接線方向に噴射させるために取り付けられてい
る。火炎管18及びハウジングは、ベンチュリ燃焼器40に空気を供給するため
の環状の空間又は通路42、44をそれらの間で画定している。
【0033】 燃焼用空気は、ガスタービン空気圧縮機(図示せず)によって前記通路を介し
てベンチュリ燃焼器40に送られ、図1及び2に示すような渦生成及び燃料吸入
システムで燃料と混合する。この実施態様の燃料吸入管16は、端部を閉止する
皿状体27の一体化した部分として形成されている。
【0034】 図4に示す実施態様では、中央バーナがパイロットバーナとして作動して、主
ベンチュリバーナの安定性を提供し、そのような安定性が、上記と同じような低
い排出を提供する。パイロットバーナとしての作動において、燃料供給は、少な
くともPPS段を介し、場合によっては予備混合段をも介する。後者によると、
特にNOxのさらに低い排出を達成することができる。
【0035】 図4〜6を参照して、第二の実施態様の機能を以下に示す。主予備混合段は、
燃料ノズル41によって噴射される燃料を混合するベンチュリ予備混合器40か
らなり、ガスタービンの空気圧縮部によって42及び44を介して燃焼器に空気
が吸入される。単一のベンチュリが燃料/空気混合物を円筒形内筒18の中に接
線方向に噴射させて、強力な渦燃焼流を作り出す。燃料調合は、混合物が均質で
あり、燃料が希薄であるような方法で実施される。パイロット段は、第一の実施
態様の図1における上記記載と同等である。空気は、空気がエンジン圧縮部から
42、44及び46を介して吸入されるこの段の吸入口から円筒形の管に入る。
【0036】 ベンチュリ40の比較的不安定な燃焼区域と初期バーナ(パイロット段)の安
定な燃焼との相互作用が安定な組み合わせを作り出し、それが、安定性、排出及
び作動範囲の点で、そのような燃焼器の作動を著しく改善する。主燃焼室18の
内側のベンチュリ流の回転方向は、パイロットバーナの回転方向とで共旋回する
方向である。簡素化のために、さらなる説明は、図6の燃料分割グラフでも示す
ようなPPS段(部分予備混合段)で噴射される燃料のみに関して述べる。
【0037】 低負荷では、パイロット段が全燃料負荷を支え、この状況で、空気だけが図4
のベンチュリ40を通過して流れる。一定の負荷で、主バーナ(ベンチュリ)4
0が作動し始める。この時点で、最大量の燃料がベンチュリ40に噴射されて、
上限を約1900Kとして可能な限り高い温度が得られる。すると、燃料分率が
低いため、これは困難な条件をパイロットベースバーナに課すことになり、パイ
ロットは、非常に希薄な条件下で作動しなければならない。これは、パイロット
バーナの優れた安定特性を最大効果まで引き出すことができるところである。パ
イロットバーナは、他の公知のバーナよりも低い排出と空燃比(FAR)との組
み合わせで火炎を支持することができる。全負荷で、燃料の分配は、可能な最低
の排出率を達成するように調節される。主流はまた、パイロット段によって生成
される安定な点火ソースにより通常よりも希薄な条件で作動することができる。
したがって、低排出燃焼を達成することができ、パイロット燃焼プロセスの安定
性により燃焼の変動を抑えることができる。
【0038】 図7には、第三の実施態様が示されている。図1及び2のバーナに類似した中
央パイロットバーナが、先の実施態様と同様、パイロットバーナとして作動する
ことができ、少なくともPPS段で燃料噴射を有する。パイロットバーナの管1
0と同様な形状の管状要素62を有し、かつ、内側パイロットバーナの同様な収
束する円錐形の絞り20よりも内筒18の中へさらに下流まで延びる収束する円
錐形の絞り64をも含むさらなるバーナがパイロットバーナと同軸にその外側に
配置されている。互いに同軸の管状要素10及び62が、内部環帯28の外側に
同軸に位置付けられたさらなる環状空間68を定めている。
【0039】 外側管状要素62の中で、ベースバーナのカップ10が、先の図面で開示され
た中央燃料吸入管16の機能及び形状に類似した中央燃料供給を形成し、構成し
ている。
【0040】 パイロット段に関して、管状要素62の上流端は、給気源25からの空気を注
入することができる空気吸入口66を含む。空気吸入口66は、パイロットバー
ナの同様な空気吸入口14の軸方向の下流に配置されている。燃料噴射ノズルは
、図1及び2の吸入口14と同様に設計されている。
【0041】 一般に、図6に示すような同軸段を数多く配置することができる。
【0042】 作動範囲が特に広く、全作動範囲にわたって前記したすべての排出種の低排出
が求められる特定のエンジン設計の場合、第三の実施態様は、設計の複雑さを増
すことによってこれらのパラメータの最適制御を可能にする。
【0043】 図7のパイロットバーナは、少なくともPPS段で燃料噴射を有する。
【0044】 前述の同軸段を数多く有するバーナは、作動要件における特別な状況(非常に
広い作動及び/又は同期的な作動)又は切り離された空気質量流量及び出力を有
する特殊なエンジン形式/用途で有利となることができる。パイロットバーナか
ら出る流れの回転方向は、好ましくは共旋回方向、すなわち同じ角方向である。
【0045】 二段設計の場合のこの実施態様の作動を示す図8を参照するが、一般に、複雑
さに要する費用をもって無限数の段を使用することができる。パイロットバーナ
は、主バーナが所定の燃料分配レベル(又はFAR)で作動する所定の負荷まで
エンジンを作動させる。主バーナは、燃料と空気との均質混合物をパイロット燃
焼区域に送る(先に機能及び作動で記載したとおり)。主流は、パイロット火炎
と接触すると点火し、安定な形状で燃焼する。この安定性は、主バーナから来る
比較的希薄な混合物の安定な点火に利用しうる熱い気体によりパイロットによっ
て供給される。主バーナ中の予備混合及びベースバーナからのPPS/予備混合
が低排出を保証する。100%負荷排出は、達成可能な最低排出を得ることがで
きるように燃料分割で調節される。
【0046】 さらなる同軸段に関して、新たな段をより高い負荷で所定の燃料分配まで作動
させながら同じ手順を繰り返したのち、最終分割を全負荷で調節して最低排出を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施態様の燃焼室の縦断面図を示す。
【図2】 図1に示す半径旋回器のA−A線に沿った断面図を示す。
【図3】 図1に示すバーナの種々の負荷における拡散段と予備混合段との間の一般化さ
れた空燃比の分割の図を示す。
【図4】 本発明の第二の実施態様の燃焼室の縦断面図を示す。
【図5】 図4のA−A線に沿った断面図を示す。
【図6】 図5に示すバーナの種々の負荷におけるパイロットバーナ段と二次(主)予備
混合段との間の一般化された空燃比の分割の図を示す。
【図7】 本発明の第三の実施態様の縦断面図を示す。
【図8】 図7に示すバーナの種々の負荷におけるパイロットバーナ段と二次(主)予備
混合段との間の一般化された空燃比の分割のグラフを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形ハウジング(10)と、前記ハウジング内の中心に設
    けられた燃料吸入管(16)とを含み、前記ハウジング(10)及び燃料吸入管
    (16)が相互に環状チャンバ(28)を画定し、前記環状チャンバ(28)が
    拡大された径の燃焼室(18)の中に延び、燃焼用空気を前記環状チャンバ(2
    8)に供給するための手段(25)を有し、前記環状チャンバの中で燃焼用空気
    の回転動を生じさせるための半径流旋回器(14)がこの手段に設けられている
    ガスタービン用のバーナ中の装置であって、 環状チェンバ(28)を定めるハウジング(10)が、中央に位置する燃料吸
    入管(16)の自由端の前方で、燃焼室(18)への入口に、再循環中心コアと
    で空気と燃料との混合物の濃厚な燃焼回転管状旋回支配流を生成するための下流
    側の絞り(20)を有し、前記回転管状流が燃焼室(18)の中に延び、かつ、 燃料吸入管(16)が、管の自由端から燃料吸入管の直径の少なくとも約1.
    5倍の距離のところに、列状に多数の吸入口ノズル(15)を有することを特徴
    とする装置。
  2. 【請求項2】 環状チャンバ(28)の端部の絞り(20)が、チャンバの
    直径の0.6〜0.9の比であって、燃焼室(18)の中に延びる回転管状旋回
    支配流を形成することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 燃料吸入管(16)の自由端からの絞り(20)の軸方向距
    離が前記絞りの直径の0.2〜3の比であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 バーナのノイズを減らすため、環状チャンバ(28)への吸
    入口を横切り燃料吸入口ノズルを有する一連の軸方向スポーク(32)が異なる
    半径方向位置に設けられて平行な空気吸入口要素の脈動を切り離すことを特徴と
    する請求項1〜3の1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 燃料吸入管(16)の吸入口ノズル(15)の下流側が吸入
    管の表面に合体して、燃料吸入管の表面に流体燃料の出口膜を与えることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか記載の装置。
  6. 【請求項6】 燃料吸入管(16)の自由端からのノズル(15)の列の距
    離が管の直径の1.5〜5倍であることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 ベンチュリ空気混合装置(40)が、円筒形ハウジング(1
    0)の下流端(20)と隣り合せの主燃焼室(18)に対して接線状に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜6の1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 第二のハウジング(62)が第一の円筒形ハウジング(10
    )を同軸に囲み、下流方向にさらに遠くまで延びて第一のハウジング(10)の
    絞り端部(20)を越え、第二のハウジング(62)の下流端部が内側に先細り
    する部分(64)の中に延びて円錐部分(64)を画定し、前記第一及び第二の
    ハウジング(10、62)が相互に第二の環状チャンバ(68)を画定し、第二
    のハウジング(62)の上流端が、燃焼用空気又は燃料/空気混合物を第二の環
    状チャンバに供給するための手段(66)を含むことを特徴とする請求項1記載
    の装置。
  9. 【請求項9】 環状チャンバ(28)の絞り(20)が円錐形のテーパを有
    することを特徴とする請求項1〜8の1項記載の装置。
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