JP2003516503A - 締結具組立体及び合成物積層体を一括して締結する方法 - Google Patents

締結具組立体及び合成物積層体を一括して締結する方法

Info

Publication number
JP2003516503A
JP2003516503A JP2001543922A JP2001543922A JP2003516503A JP 2003516503 A JP2003516503 A JP 2003516503A JP 2001543922 A JP2001543922 A JP 2001543922A JP 2001543922 A JP2001543922 A JP 2001543922A JP 2003516503 A JP2003516503 A JP 2003516503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
width
hole
laminate
axial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001543922A
Other languages
English (en)
Inventor
エリクソン,イングバル
Original Assignee
ノバトール アクティエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/458,871 external-priority patent/US6405425B1/en
Application filed by ノバトール アクティエボラーグ filed Critical ノバトール アクティエボラーグ
Publication of JP2003516503A publication Critical patent/JP2003516503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B4/00Shrinkage connections, e.g. assembled with the parts at different temperature; Force fits; Non-releasable friction-grip fastenings
    • F16B4/004Press fits, force fits, interference fits, i.e. fits without heat or chemical treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Dowels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 締結具組立体が合成物積層体(20)の貫通孔に挿入され合成物積層体を一括して締結する。貫通孔は合成物積層体(20)の第1の外表面(38)から合成物積層体の第2の外表面(40)まで延びる長さを有している。貫通孔は第1の外表面の第1の幅と第2の外表面の第2の幅と貫通孔の長さに沿った第1の外表面と第2の外表面との間の一点の第3の幅とを有する。第3の幅は第1の幅と第2の幅よりも小さい。締結具組立体は軸方向の開口(44)と貫通孔の内面(61)に実質的に一致する周面とを有する実質的に環状の締結具(42)を含んでいる。細長い要素が締結具の軸方向の開口(44)の内部に緊密に受け入れられ締結具の周面を貫通孔の内面(61)に対して押しつけ、締結具と細長い要素とが合成物積層体(20)の第1の外表面(38)と第2の外表面(40)との間に実質的に全体が配置されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は締結具に関し、さらに詳細には合成物積層体を一括して締めつけ固定
するための締結具に関する。
【0002】 2.関連技術の記載 黒鉛合成物の機械的特性は高い強度と剛性対重量の比とが必要とされる航空機
や宇宙船のような、構造上の用途にとって魅力的なものである。構造上の用途に
おいて、合成物の構成要素は機械的手段によって他の構造要素(合成物又は金属
)に締結されることが多い。ボルト止めされた合成物構造においては、応力の集
中が孔の周りに生じ、構造物の強度を激しく減少させる。孔を含む領域はしたが
って補強されなければならず、このため全体の重量が増加する。過剰設計の接合
部は合成材料の使用を介して可能となる重量節減作用を容易に減少させることに
なる。構造要素として積層された合成材料の十分な潜在力を実現するため、機械
的に締結された接合部の強度及び破壊特性はしたがって最適化されなければなら
ない。
【0003】 合成物(及び金属)構造体におけるボルト止めされた接合部の強度及び疲労寿
命は多数の要素によって影響される。特に締結具の型式、締結具/孔公差及び横
方向の拘束のような要素は強度及び疲労寿命に影響を及ぼす。厚肉の合成物構造
体の臨界的接合部においては、厚さを通しての不均一な接触応力分布が構造体の
静的強度及び疲労寿命を著しく減少する。空気力学的な理由のため、皿孔があけ
られた締結具がしばしば必要とされる。この皿孔はボルト止めされた接合部の静
的強度及び疲労寿命を、突出した頭部締結具を有する接合部と比べて減少させる
。その理由は不均一に分布された接触応力と低い締めつけ力のようないくつかの
要素によるものである。
【0004】 航空機構造における締結具と締結孔が円筒形又は円錐形の皿孔と結合して円筒
形であることが知られている。今までは、航空機構造に孔を機械加工しこの孔を
複雑な幾何学形状、すなわち孔の内面がその長さ方向に沿ってわん曲され又は放
物線状とすることは製造上困難であった。この機械加工上の困難性のため、複雑
な締結具と孔の幾何学形状は今までは用いられなかった。
【0005】 ボルト止め構造10(図1)が、突出する又は皿孔のあけられた公知の締結具
12により締結される。締結具12はプレート14を接合しまた荷重をボルト1
6の剪断力により一方の部材から他方の部材に移動させるのに用いられる。接合
部に荷重がかけられるにつれて、ボルト16は曲がり孔18の中で傾斜し厚さを
介して応力の集中を生じ、これにより積層体の強度を著しく減少させることにな
る。最適な疲労性能にとっては締結具12と孔18との間に締まり嵌めを有する
ことが重要である。積層された合成物材料に締まり嵌めの締結具を用いる時の特
別の問題点は締結具を孔に取付ける時に積層体を損傷する危険があるということ
である。
【0006】 現存する大気圏と大気圏外の締結装置の大きな欠点は締結具の孔又は係止部の
出口側にナット又はカラーが必要であることである。図3は合成物積層体に取付
けられたハックタイト型のロックボルトを示す。係止のために用いられる締結具
の部分(シャンクとカラー)は締結具の重量の大部分を占める。さらにまた、カ
ラーを必要とすることは、このカラーが取付け工程において合成物材料を損傷す
るため目に見えないリベットを合成物材料に取付けることを困難にする。これは
航空機産業において周知の問題である。
【0007】 この技術において必要とされることは締結具と、締結される積層体の厚さを通
しての不均一な応力集中を減少させまた締結具を材料を損傷させる危険なしに合
成物と金属とに良好に形成された締まり嵌めで取付けることができるようにする
技術とである。
【0008】 発明の概要 本発明は、合成物(及び金属)構造体の静的強度と疲労寿命を増大させ重量を
軽減し自動的な締結具の取付けを容易にしそれにより生産性を向上させる締結具
と方法とを提供する。
【0009】 本発明はその1つの形式では、合成物の積層体の貫通孔に挿入されそれにより
合成物積層体を一括して締結する締結具組立体からなっている。この貫通孔は合
成物積層体の第1の外表面から合成物積層体の第2の外表面までの長さを有して
いる。貫通孔は第1の外表面の第1の幅、第2の外表面の第2の幅、及び第1の
外表面と第2の外表面との間の貫通孔の長さに沿った一個所の第3の幅を有して
いる。第3の幅は第1の幅と第2の幅の各々よりは小さい。締結具組立体は軸方
向の開口と貫通孔の内面に実質的に一致する周面とを有する実質的に環状の締結
具を含んでいる。細長い要素が締結具の軸方向開口の内部に緊密に受け入れられ
また締結具の周面を貫通孔の内面に向って付勢し、それにより締結具と細長い要
素とが合成物積層体の第1の外表面と第2の外表面との間に実質的に全体が配置
されるようにする。
【0010】 本発明の利点は良好に形成された締まり嵌めが締結具と積層体の貫通孔との間
に得られることである。
【0011】 他の利点は積層体の厚さを通しての応力集中が最小となることである。
【0012】 さらに他の利点は締結具組立体の重量が公知の締結具より小さいことである。
【0013】 また他の利点は締結具が自動化された組立て工程を用いて積層体の貫通孔に容
易に取付けできることである。
【0014】 本発明の上記のまた他の特徴と利点と、これら特徴と利点を達成する方法とは
、添付図面に関連する本発明の実施態様の以下の記載を参照することにより、さ
らに明らかとなりまた本発明がより良く理解されるであろう。
【0015】 数個の図面にわたって同一の符号が同一の部分を示す。ここに記載された典型
例は本発明の1つの好ましい実施態様を1つの形式で示しており、またこのよう
な典型例は本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
【0016】 発明の詳細な記載 自動高速機械加工技術を用い、高精度の真直ぐの直径と円錐形の皿孔とを費用
効果的に機械加工することができる。このような技術は複雑な締結具孔の幾何学
形状を工具の費用又は機械加工の時間を増大させることなく機械加工できるよう
にする。したがって、このような機械加工工具を生産的環境のもとに実施するこ
とが可能となる。このような技術は孔を臨界的構造に機械加工しそれにより強度
、疲労寿命、重量軽減、及び生産性に関し大きな利点をもたらすようにするのに
用いることができる。
【0017】 合成物積層体20(図2a)のような多層積層体が複雑な形状のシャンク24
を有する締結具22により締結される。シャンクの幾何学形状は関数y=f2
x)によって規定される。締結具22は関数y=f1(x)、 −ここでyの2次
導関数はxのどの値に対しても正である、−によって規定される複雑な形状の孔
の縁の幾何学形状を有する孔26の中に取付けられる。すなわち孔26の直径は
X方向に増大する比率で増加する。締結具22は固く締められ良好に形成された
締まり嵌めと材料の所望のプレストレス(加圧)分布とを確保する。締結具22
と孔26の各幾何学形状は接合部の強度と疲労寿命を公知の締結具に比べて増大
させる。図2bは孔26に取付けられた固く締まっていない締結具22を示して
いる。図示の目的で図2bには誇張した大きさとなっている一定の規定された間
隙28が締結具22と孔26の内面34との間に存在する。締結具22が内側に
ねじの切られたカラー30をシャンク24のねじ32に結合することにより固く
締められた時、締まり嵌めが締結具22と孔26との間に得られる。したがって
、シャンク24と孔26の内面34の各形状は最適となりそれにより締結具22
の厚さを通しての応力集中が減少され又はなくなるようにする。締結具22と孔
26との間の良好に規定された締まり嵌めは、カラー30が積層体20の外表面
38上に力を加えて締結具22を孔26の中に押し入れるようにカラー30を締
めつけることにより得られる。典型的な接合部の強度と疲労寿命はこの提案され
た方法を用いることにより実質的に向上することができる。
【0018】 規定された孔の機械加工は図4aに示される凸面形状の孔36のような複雑な
形状の孔を機械加工できるようにする。孔36の中央点に近い幅W3 は合成物積
層体20の各外表面38と40の孔36の幅W1 とW2 より小さい。貫通孔44
を有する環状の目に見えない締結具42(図4b)がその全部が積層体20の外
表面40の一側に配置されるまで矢印46(図4c)で示される方向に締結具4
2を押すことにより孔36の中に取付けられる。図面から明らかなように、締結
具42の壁の厚さ47は外表面40で最大でありそして孔36の減少する幅にし
たがって下方に向って次第に細くなっている。したがって締結具42は締結具4
2の軸方向の表面48が外表面40と実質的に面一又は同一平面となるまで孔3
6の中に挿入することができるが、締結具42は貫通孔36を通って全部が押出
されることはない。
【0019】 細長い拡大桿50が貫通溝44を通って矢印52で示す方向に引かれる。図4
cと4dの対比で最も良く分かるように、締結具42の可塑性又は可撓性により
、締結具42の反対側の軸方向の表面54の幅又は直径が拡大桿50が貫通溝4
4の中に引き込まれるにつれてdf1からdf2へと増加する。締結具42の貫通孔
36への挿入と同様に、拡大桿50は拡大桿50の軸方向の表面56が締結具4
2の軸方向の表面54と外表面38とに実質的に面一又は同一平面となるまで貫
通溝44の中に挿入することができる。拡大桿50の幅又は直径が外表面38で
最大となっておりそして拡大桿50が溝44を通って全体が引出されないように
下方に向って次第に細くなっている。拡大桿50は貫通溝44の内部に固く締め
られるように受け入れられ締結具42の周面59を貫通孔36の内面61に向っ
て押しつける。最終段階として、拡大桿50の端部58が切断され又は機械加工
で切除されそれにより得られる機械加工された表面60が締結具42の軸方向の
表面48と外表面40の各々と実質的に面一又は同一平面となるようにする。
【0020】 図5a〜5dは合成物積層体20を一括して締結するための本発明の方法の他
の実施態様を示す。拡大桿50が目に見えない締結具42を通って軸方向に引か
れ隠れた締結具42を半径方向に拡張する図4に示される締結具組立体と比べて
、図5の実施態様は内側ねじ66と外側ねじ68とをそれぞれが含む目に見えな
い締結具62と拡大桿64とを含んでいる。内側にねじの切られた見えない締結
具62は合成物積層体20(図5b)の複雑な形状の孔36の中に置かれる。拡
大桿64が次に矢印71によって示されるように見えない締結具62の貫通孔7
0の中に挿入され、そして見えない締結具62と螺合される。拡大桿64の矢印
72によって示される回転運動により矢印71の方向に見えない締結具62と拡
大桿64との間の相対的な軸方向の運動が生じる(図5c)。見えない締結具6
2は図示のように見えない締結具62の変形を可能にする材料の型と構造(例え
ば壁の厚さ)を有するように選択される。
【0021】 もちろん、拡大桿が最初に見えない締結具に螺着されその後に合成物積層体の
孔の中に組立体として取付けられることは明らかである。拡大桿と見えない締結
具との前もっての組立ては組立体が合成物積層体の一側から挿入され取付ること
ができるようにする。
【0022】 拡大桿64の外側に張り出た端74は見えない締結具62の端部76を半径方
向に拡大させ複雑な形状の孔36を充たすようにする(図5d)。拡大桿64の
端部78は次に面一となるよう機械加工されそれにより締結具組立体が合成物積
層体20の対向する側面38,40と実質的に同一平面上にあるようにする。
【0023】 見えない締結具62は拡大桿64が内部に螺合され見えない締結具62を半径
方向に拡張させ動かないよう保持される。例えば、見えない締結具62はその軸
方向表面84に2つの凹所80と82(図6)が設けられ対応の突起(図示しな
い)が矢印86と88に示されるように凹所80と82の中に置かれ見えない締
結具62が組立て中に回転しないようにする。
【0024】 これに代え、拡大桿は拡大桿が見えない締結具の中で回転駆動されるのが可能
となるような任意の適当な方法で(特定の突起又は凹所を有するように)構成す
ることができる。ある用途のために、見えない締結具を回転駆動ししかも拡大桿
を動かない位置に保持することができるようにすることも可能である。図5の見
えない締結具62と拡大桿64とが螺合される度合とねじの特定のピッチとは特
定の用途に応じて変えることのできることが理解されるであろう。
【0025】 本発明の方法と締結具組立体は特殊形状の幾何学形状を有する貫通孔と関連し
て例示されてきた。しかし本発明の方法と締結具組立体がここに示されたもの以
外の孔の幾何学形状で用いることのできることが理解されるべきである。さらに
また、本発明の方法と締結具組立体とは合成物積層体の貫通孔と関連して示され
てきた。しかし、本発明の方法と締結具組立体はまた金属の積層体の貫通孔と共
に用いることができる。
【0026】 本発明は好ましい設計を有するものとして記載されてきたが、本発明はさらに
この開示の精神と範囲内で変更することができる。この用途はしたがってその総
括的な原理を用いて本発明の任意の変更、利用又は適用を包含することが意図さ
れるものである。さらに、この用途は本発明が属しまた添付の請求の範囲の限定
の範囲である技術における公知の又は普通の実施の範囲となるため、本発明の開
示からの変更を包含することが意図されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の締結具によって一括して締結されたプレートの側面図である。
【図2a】 本発明の締結具組立体の1つの実施態様を積層体の貫通孔に取付ける段階を示
す図である。
【図2b】 図2aの次の段階を示す図である。
【図2c】 図2bの次の段階を示す図である。
【図3】 他の公知の締結具の一部切断側面図である。
【図4a】 本発明の締結具組立体の他の実施態様を積層体の貫通孔に取付ける段階を示す
図である。
【図4b】 図4aの次の段階を示す図である。
【図4c】 図4bの次の段階を示す図である。
【図4d】 図4cの次の段階を示す図である。
【図5a】 本発明の締結具組立体のさらに他の実施態様を積層体の貫通孔に取付ける段階
を示す図である。
【図5b】 図5aの次の段階を示す図である。
【図5c】 図5bの次の段階を示す図である。
【図5d】 図5cの次の段階を示す図である。
【図6】 図5aから5dの締結具組立体の頂面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16B 37/00 F16B 37/00 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層積層体の貫通孔に挿入し積層体を一括して締結するため
    の締結具組立体であって、貫通孔が内面と積層体の第1の外表面から積層体の第
    2の外表面まで延びる長さとを有し、貫通孔が第1の外表面の第1の幅と第2の
    外表面の第2の幅と、第1の外表面と第2の外表面との間で貫通孔の長さ方向に
    沿った1個所の第3の幅とを有し、第3の幅が第1の幅と第2の幅の各々よりも
    小さく、前記締結具組立体が、 軸方向の開口と貫通孔の内面に実質的に一致するよう形成された周面とを有す
    る実質的に環状の締結具と、 前記締結具の軸方向の開口の内部に緊密に受け入れられかつ前記締結具の前記
    周面を貫通孔の内面に対して押しつけるよう形成された細長い要素 とを具備し、前記締結具と前記細長い要素とが積層体の第1の外表面と第2の
    外表面との間に実質的に全体が配置されるようになっている、 締結具組立体。
  2. 【請求項2】 前記締結具が積層体の第1の外表面と実質的に面一となるよ
    う形成された第1の軸方向表面を有し、前記締結具が積層体の第2の外表面と実
    質的に面一となるよう形成された第2の軸方向表面を有している請求項1に記載
    の締結具組立体。
  3. 【請求項3】 前記締結具の前記軸方向の開口が貫通溝を具備し、前記細長
    い要素が積層体の第1の外表面と前記締結具の前記第1の軸方向表面との各々と
    実質的に面一となるよう形成された第1の軸方向表面を有し、前記細長い要素が
    積層体の第2の外表面と前記締結具の前記第2の軸方向表面との各々と実質的に
    面一となるよう形成された第2の軸方向表面を有している、請求項2に記載の締
    結具組立体。
  4. 【請求項4】 前記細長い要素が第1の幅を有する第1の軸方向端部と第2
    の幅を有する第2の軸方向端部とを有し、前記第1の幅が前記第2の幅より実質
    的に大きくなっている請求項2に記載の締結具組立体。
  5. 【請求項5】 前記締結具が第1の壁厚を有する第1の軸方向端部と第2の
    壁厚を有する第2の軸方向端部とを有し、前記第2の壁厚が前記第1の壁厚より
    実質的に大きく、前記締結具の前記第1の軸方向端部が前記細長い要素の前記第
    1の軸方向端部に近接し、前記締結具の前記第2の軸方向端部が前記細長い要素
    の前記第2の軸方向端部に近接している請求項4に記載の締結具組立体。
  6. 【請求項6】 前記細長い要素が前記締結具にねじにより結合されている請
    求項5に記載の締結具組立体。
  7. 【請求項7】 前記締結具の前記第2の軸方向表面が前記締結具を保持する
    ための製造工具を受け入れるよう形成された少なくとも1つの凹所を有し、また
    前記細長い要素が前記締結具の中にねじ込まれる請求項6に記載の締結具組立体
  8. 【請求項8】 前記細長い要素と貫通孔の第1の幅、第2の幅及び第3の幅
    とが共同して前記締結具が貫通孔から外に出るのを阻止する手段を形成している
    請求項5に記載の締結具組立体。
  9. 【請求項9】 前記締結具が見えない締結具からなっている請求項1に記載
    の締結具組立体。
  10. 【請求項10】 前記細長い要素が拡大桿からなっている請求項1に記載の
    締結具組立体。
  11. 【請求項11】 多層の積層体を一括して締結する方法であって、 積層体に貫通孔を機械加工する段階であって、前記貫通孔が積層体の第1の外
    表面から積層体の第2の外表面まで延びる長さを有し、前記貫通孔が第1の外表
    面の第1の幅と第2の外表面の第2の幅と貫通孔の長さに沿った第1の外表面と
    第2の外表面との間の1個所の第3の幅とを有し、第3の幅が第1の幅と第2の
    幅の各々よりも小さくなっている、貫通孔を機械加工する段階と、 実質的に環状の締結具を積層体の第2の外表面を通って貫通孔に挿入し、前記
    締結具の第1の軸方向端部が第1の外表面に近接し前記締結具の第2の軸方向端
    部が積層体の第2の外表面に近接するようにする段階であって、前記締結具の前
    記第1の軸方向端部が軸方向の開口を有している、環状締結具を挿入する段階と
    、 細長い要素を前記締結具の前記軸方向開口の中に配置する段階と、 前記締結具の周面を積層体の貫通孔の内面に対して押しつける段階と、 前記締結具と前記細長い要素とが積層体の第1の外表面の一側に実質的に全体
    が配置されるまで、前記細長い要素を前記軸方向の開口を通過させる段階 とを含む積層体の締結方法。
  12. 【請求項12】 前記機械加工段階が規定孔の機械加工を含んでいる請求項
    11に記載の締結方法。
  13. 【請求項13】 前記通過させる段階が前記締結具の直径を増大させること
    を含んでいる請求項11に記載の締結方法。
  14. 【請求項14】 前記締結具の前記軸方向の開口が貫通溝からなり、前記通
    過させる段階が前記細長い要素を前記貫通溝を通って引くことを含んでいる請求
    項11に記載の締結方法。
  15. 【請求項15】 前記細長い要素の端部を機械加工で切除し前記細長い要素
    の機械加工された表面が積層体の第2の外表面と実質的に面一となるようにする
    段階をさらに含んでいる請求項14に記載の締結方法。
  16. 【請求項16】 前記締結具に前記軸方向開口に対面する複数の内側ねじを
    設ける段階と、 前記細長い要素に複数の外側ねじを設ける段階 とをさらに含み、 前記通過させる段階が前記細長い要素を前記締結具にねじ込むことを含んでい
    る、 請求項11に記載の締結方法。
  17. 【請求項17】 前記ねじ込む段階が前記締結具を動かないよう保持しまた
    前記細長い要素を回転させることを含んでいる請求項16に記載の締結方法。
  18. 【請求項18】 前記締結具の軸方向の面に少なくとも1つの凹所を設ける
    段階をさらに含み、前記保持する段階が機械加工用工具を前記少なくとも1つの
    凹所に挿入することを含んでいる請求項17に記載の締結方法。
  19. 【請求項19】 前記細長い要素を配置する段階が前記挿入する段階の後に
    生じる請求項11に記載の締結方法。
  20. 【請求項20】 積層体を一括して締結する方法であって、 積層体に貫通孔を機械加工し貫通孔の直径が積層体の第1の外表面から積層体
    の第2の外表面まで実質的に連続して増大する比率で増加するようにする段階と
    、 締結具を積層体の第2の外表面を通って貫通孔の中を通過させる段階と、 付勢具を前記締結具に結合する段階と、 前記付勢具と前記締結具とを用いて積層体の第1の外表面に力を加え前記締結
    具を貫通孔に押しつける段階であって、前記締結具が積層体の第2の外表面の一
    側に実質的に全体が配置される、力を加える段階 とを含んでいる積層体の締結方法。
JP2001543922A 1999-12-10 2000-12-07 締結具組立体及び合成物積層体を一括して締結する方法 Pending JP2003516503A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/458,871 1999-12-10
US09/458,871 US6405425B1 (en) 1998-12-11 1999-12-10 Fastening assembly and method for fastening a multi-layered laminate together
PCT/SE2000/002455 WO2001042668A1 (en) 1999-12-10 2000-12-07 Fastening assembly and method for fastening a composite laminate together

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003516503A true JP2003516503A (ja) 2003-05-13

Family

ID=23822425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001543922A Pending JP2003516503A (ja) 1999-12-10 2000-12-07 締結具組立体及び合成物積層体を一括して締結する方法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1235987B1 (ja)
JP (1) JP2003516503A (ja)
AT (1) ATE429587T1 (ja)
AU (1) AU2562901A (ja)
DE (1) DE60042081D1 (ja)
ES (1) ES2326207T3 (ja)
WO (1) WO2001042668A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3006394B1 (fr) * 2013-05-28 2015-06-19 Herakles Assemblage a liaison auto-serrante en temperature
US10316695B2 (en) 2015-12-10 2019-06-11 General Electric Company Metallic attachment system integrated into a composite structure

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57171105A (en) * 1981-04-13 1982-10-21 Monogram Ind Inc Blind connector
JPS62155318A (ja) * 1985-09-18 1987-07-10 アタリエ・ド・ラ・オ−ト・ガロンヌ・エタブリスマン・オリオル・エ・シエ リベット方法
JPH05503565A (ja) * 1990-01-26 1993-06-10 エステエ アトリエ ドゥ ラ オート ガロンヌ ― エタブリスマン オリオル エ セイエ 材料の組立方法及びこの方法を実施するリベット機構
JPH0658314A (ja) * 1991-09-10 1994-03-01 Takuo Mori 皿ナット

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR885832A (fr) * 1942-05-15 1943-09-27 Cheville d'assemblage
US2774098A (en) * 1952-08-19 1956-12-18 Arthur J Tieri Ophthalmic mounting hinge
GB767675A (en) * 1953-02-19 1957-02-06 Boulton Aircraft Ltd Improvements in or relating to nuts and bolts or the like
US5651172A (en) * 1990-01-26 1997-07-29 Ste. Ateliers De La Haute-Garonne-Ets Auriol Et Cie Process for the assembly of materials and riveting member for carrying out the process

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57171105A (en) * 1981-04-13 1982-10-21 Monogram Ind Inc Blind connector
JPS62155318A (ja) * 1985-09-18 1987-07-10 アタリエ・ド・ラ・オ−ト・ガロンヌ・エタブリスマン・オリオル・エ・シエ リベット方法
JPH05503565A (ja) * 1990-01-26 1993-06-10 エステエ アトリエ ドゥ ラ オート ガロンヌ ― エタブリスマン オリオル エ セイエ 材料の組立方法及びこの方法を実施するリベット機構
JPH0658314A (ja) * 1991-09-10 1994-03-01 Takuo Mori 皿ナット

Also Published As

Publication number Publication date
ES2326207T3 (es) 2009-10-05
ATE429587T1 (de) 2009-05-15
AU2562901A (en) 2001-06-18
EP1235987B1 (en) 2009-04-22
DE60042081D1 (de) 2009-06-04
EP1235987A1 (en) 2002-09-04
WO2001042668A1 (en) 2001-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6405425B1 (en) Fastening assembly and method for fastening a multi-layered laminate together
EP0138805B1 (en) Unitary fastener insert for structural sandwich panels
US4244661A (en) Fastener means and joint for laminates
US5816761A (en) Lightweight structural blind fastener
EP1903221B1 (en) Sleeved interference fasteners for composite materials
US7575404B2 (en) Nut plate fastener assembly for composite materials
US4615655A (en) Pull type fastener and fastening system for constructing articles such as shipping containers and the like
US20020015631A1 (en) Non-removable structural threaded fastener with threads of lesser outer diameter than the shank and method of forming same (div. 1)
US4609317A (en) Fastening system including a pull type fastener for constructing articles such as shipping containers and the like
EP0299976B1 (en) Threaded fastener for workpieces of composite materials
US5613818A (en) Panel snap fastener assembly
EP0381409B1 (en) Fastener
US20210348643A1 (en) One-piece self-locking nut
JP2002532661A (ja) ブラインド締結具
US4765787A (en) Blind fastener positively locking to work, and employing interior locking ring
WO1999018359A2 (en) Interference blind type bolt
JP2002541412A (ja) 構造ブラインドボルト
US5209620A (en) Fastener with differentially inclined axes
US5860778A (en) Torque- and preload-controlled fastener and associated method of fastening
EP3365126A1 (en) One-piece self-locking nut
JP2003516503A (ja) 締結具組立体及び合成物積層体を一括して締結する方法
JP2003520338A (ja) セルフロック固定組立体
US4763399A (en) Method of bolt hole strengthening in a fibrous composite laminate
CA3225818A1 (en) Fastening collars, multi-piece fasteners, and methods for fastening
CN117716137A (zh) 紧固套环、多件式紧固件以及用于紧固的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110426