JP2003514364A - 陰極線管用偏向ユニット及び鞍形偏向コイルの製造方法 - Google Patents

陰極線管用偏向ユニット及び鞍形偏向コイルの製造方法

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JP2003514364A JP2001537764A JP2001537764A JP2003514364A JP 2003514364 A JP2003514364 A JP 2003514364A JP 2001537764 A JP2001537764 A JP 2001537764A JP 2001537764 A JP2001537764 A JP 2001537764A JP 2003514364 A JP2003514364 A JP 2003514364A
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ペニンガ ヨハネス
ヘー フィンク ニコラース
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Abstract

(57)【要約】 偏向ユニット(4)は鞍形偏向コイル(30)を有する。この偏向コイルは、前端部又は後端部のどちらか一方に凹部(40)を具え、この凹部は、線(43)を規定する左及び右の隅部(41,42)を有する。この凹部の両側には隣接部分(38,39)が設けられている。この凹部は、α>βを満足し、ここでαは、凹部(40)の2つの隅部(41,42)を通る線(43)と、凹部(40)の内側巻線との間の角度であり、βは、前記線(43)と、隅部(41,42)の外側における内側巻線との間の角度である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、コイル部分を有する少なくとも1つの鞍形コイルと、巻取り窓とを
具える偏向ユニットであって、前記コイル部分が前端部と後端部とを有し、これ
ら端部の少なくとも一方が、2つの隅部の間に凹形の凹部を具える偏向ユニット
に関するものである。
【0002】 本発明は、前端部及び後端部を有すると共に、これらの端部の少なくとも一方
が、2つの隅部間に凹部を有するようにした鞍形偏向コイルの製造方法にも関す
るものである。
【0003】 欧州特許出願公開第 0381267号明細書には、後部又は前部フランジのどちらか
一方に凹部を有するコイルを具える偏向ユニットの製造方法が記載されている。
この場合は、コイルの接続部分を、2つのコーナーピン及び2つの補助ピンを囲
むように凸形に巻取り、次に、これら補助ピンを取除き、この凸形の部分を、こ
れと同一形状の凹形の部分になるように押圧することにより前記凹部を形成して
いる。凸形であって、後に凹形となる部分は、隅部、すなわち、巻線が方向を変
える部分によって制限される。これら隅部の位置は巻取り中の2つのコーナーピ
ンの位置によって決定される。
【0004】 偏向ユニットに凹部を設けることよって、ラスタ及びコンバーゼンスのような
ある種のエラーを補正する自由度を高くして、偏向コイルによって発生される電
磁界を調整しうるようになる。
【0005】 この既知の方法は、多くの場合に満足な結果をもたらすも、この既知の方法及
び偏向ユニットでは、この偏向ユニットによって発生される電磁界を調整する可
能性が制限される。凹部の形状は後に説明するように制限される。特に、CRT
(陰極線管)の奥行きを減少させるという強い要求と共に、CRTの表示窓が益
々平坦化し、このことによって、偏向角度が広がるという事実の点から、発生さ
れる電磁界を補正する自由度を増大させるのが有利となる。
【0006】 この目的のため、本発明による偏向ユニットは、前記凹部に対してα>βの関
係式が満足され、ここで、αは、前記凹部の前記2つの隅部を通る線と、前記凹
部の内側巻線との間の角度であり、βは、前記線と、前記隅部の外側における内
側巻線との間の角度であることを特徴とする。
【0007】 後に説明するように、従来の技術では、α<βが満足されている。角度のこの
ような制限は、偏向電磁界を調整する可能性を制限し、これにより、凹部によっ
て達成しうる補正効果を著しく減少させる。本発明による偏向ユニットでは、凹
部はより一層明瞭となり、このことにより、補正の可能性がより一層多くなる。
【0008】 角度βは10°より小さくするのが好ましく、約0°とするのが最も好ましい。
後者の場合、両隅部のそれぞれの一方の側におけるコイルの部分は互いにほぼ一
線上にある。
【0009】 角度αは20°より大きくするのが好ましい。このような角度では、凹部は極め
て明瞭となり、電磁界を比較的大きく調整しうるようになる。
【0010】 本発明による方法は、巻取り中、少なくとも一つの端部において、前記偏向コ
イルを、2つの固定ピンと2つの補助ピンとを有する少なくとも4つの巻取りピ
ンを囲むように巻取って凸部を形成し、その後、前記2つの補助ピンを取除き、
少なくとも前記4つの巻取りピンによって決定される巻取り窓内に2つの追加の
補助ピンを設けるか、又は、予め設けておき、前記凸部を、この巻取り窓の内方
へ向けて前記2つの追加の補助ピンに対して押圧し、前記2つの固定ピンと前記
2つの追加の補助ピンとの間に延在する2つの部分と、これら2つの追加の補助
ピン間の凹部とを形成し、この凹部がα>βの関係式を満足し、ここで、αを、
前記凹部の2つの隅部を通る線と、この凹部の内側巻線との間の角度とし、βを
、前記線と、前記隅部の外側における内側巻線との間の角度とすることを特徴と
する。
【0011】 本発明の概念では、“ピン”とは、(巻取りピンの場合、)コイル巻線を巻取
るいかなる物、又は、(2つの追加の補助ピンの場合、)巻線が押圧されるいか
なる物をも意味すると解すべきである。
【0012】 凸部と凹部とがほぼ同一の形状となる既知の方法及び偏向ユニットとは相違し
て、本発明による偏向ユニット及び方法では、凸形が、2つの直線部分と1つの
凹部との少なくとも3つの部分に変形される。このことにより、従来技術から既
知である凹部の形状に関する制限を回避する。
【0013】 本発明の上述した観点及びその他の観点は、以下の実施例に関する説明から明
らかとなるであろう。図中、同様の構成要素には同一の符号を付す。 図面は、線図的であって、実際のものに正比例させて描いておらず、同一又は
同様の素子に対応する符号を付してある。
【0014】 図1には、3つの電子ビームを発生する電子銃システム2を有する陰極線管(
画像表示管)1を示し、これら電子ビームは、赤色、緑色及び青色の蛍光体素子
の反復パターンを有する表示スクリーン3に向う方向に向けられる。電磁偏向ユ
ニット4は、電子銃システム2と表示スクリーン3との間で、陰極線管の軸線と
ほぼ同心的に、電子ビームの経路を囲むように配置されている。この偏向ユニッ
ト4はファンネル状のコイル支持体5を有し、このコイル支持体はその内側で、
電子銃システム2によって発生される電子ビームを、通常は水平方向であるライ
ン方向に偏向するライン偏向コイル6及び7を支持している。これらフレア状の
ライン偏向コイル6及び7は鞍形で、それらの最も拡開した端部に前端フランジ
8及び9を有し、これらフランジは軸線方向の導体パケット間の接続ワイヤを以
て構成され、陰極線管の軸線10に対してほぼ直交している。ライン偏向コイル6
及び7は、それらの最も細くなった端部で、後端フランジを形成している接続ワ
イヤパケット11及び12を有し、これら後端フランジは、各ライン偏向コイル6及
び7の軸線方向の導体パケットを接続し、陰極線管のネック部の表面にまたがっ
て位置している。これら後端フランジは、接続ワイヤが陰極線管の表面をたどる
(陰極線管の表面に対接する)“対接形”か、或いは、接続ワイヤが陰極線管の
表面から“立上った”フランジを形成する“直立形”とすることができる。
【0015】 コイル支持体5は、その外側面で2つの鞍形フィールド偏向コイル15及び15’
を支持しており、これらフィールド偏向コイルは、電子銃システム2によって発
生される電子ビームを、通常垂直方向であるフィールド方向に偏向させるための
ものである。偏向コイルの2つの組を強磁性の環状コア13が囲んでいる。図示の
場合では、ライン偏向コイルは、対接形の前端フランジ(8,9)と、対接形の
後端フランジ(11,12)とを有し、一方、フィールド偏向コイルは、直立形の前
端フランジ(16,17)と、対接形の後端フランジとを有している。
【0016】 図2Aには、欧州特許出願公開第 0381267号明細書から既知である偏向コイル
を示す。対接形の後端フランジには、隅部20及び21間で凹部18が設けられている
。図には、最内部の巻取り窓19をも示している。
【0017】 図2B及び2Cに既知の方法を示す。2つのコーナーピン23及び26と、2つの
補助ピン24及び25とを囲むようにコイルを巻取って、巻取り窓22を形成する。次
に、2つの補助ピン24及び25を取除き、ダイ片27を用いて凹部28を形成する。凹
部28の隅部20及び21はコーナーピン23及び26によって決定される。図2Cには、
隅部20及び21を通過して線29が引かれている。この図2Cに、前記線29と、隅部
20及び21の内側及び外側のそれぞれにおける内側巻線との間の角度α及びβをも
示す。これらの角度は凹部28の隅部20及び21における及びその付近でコイル巻線
の位置を決定する。角度αは角度βよりも小さい(α<β)こと明らかであり、
実際、角度αは角度βよりも著しく小さい(α≪β)。既知の方法を用いれば、
αは常にβよりも小さい。つまり、凹部28の形状が制限される。コイル巻線の位
置及び形状は電流方向を決定し、電流方向は、偏向ユニットによって発生される
電磁界を決定し、これによって、電子ビームの方向を決定するので、凹部の形状
が制限されると、電磁界の可能な調整が制限されてしまう。
【0018】 図3A〜3Cに本発明による方法を示す。 図3Aには、2つの補助ピン31及び32を含めた殆どの巻取りピンの位置を示し
ている。図3Bには、2つのコーナーピン33及び34と2つの補助ピン31及び32と
の4つの巻取りピンの位置を示す。コイルを巻取ると、2つの補助ピン31及び32
間に部分35が延在する。2つの追加の補助ピン36及び37を設ける(これら補助ピ
ンは巻取り工程中に存在させることができるが、これらは巻取り工程中何の役割
をも奏しない)。次に、補助ピン31及び32を取除き、偏向コイルの上側部分を補
助ピン36及び37に対して押圧する。この押圧は矢印Fによって線図的に示してあ
る。このようにして得られた偏向コイルを図4に示す。その後、コイルを加熱す
ることによって、この形状を固定させる。この偏向コイルは、隅部41及び42を有
する凹部40と、2つの隣接部分38及び39とを具えており、これら隅部を通る線43
も描いてある。角度α及びβがα>βであることをも示している。この場合、β
=0であり、このことは、凹部40の隅部41及び42のそれぞれの一方の側における
部分38及び39が平行に延在していることを意味する。
【0019】 凹部40は、偏向コイルによって発生される電磁界を調整するためにコイル設計
に導入される。代表的な電磁界の調整は、偏向電磁界の特定部分に6極成分を導
入することである。しかし、偏向電磁界の各調整によると、それ自体にエラーを
導入する、例えば、偏向電磁界に不所望な10極成分を導入するおそれがある。設
計者が調整を行なう自由度が大きくなればなる程、このような問題はより一層良
好に回避されうる。既知の方法では、凹部を、α<βである場合にしか造ること
ができない。従って、例えば、凹部を直線中に、すなわちコイルの直線区分内に
造ることができない。このことが、凹部を造ることができる位置、或いは凹部の
形状、或いはこれらの双方を極めて制限する。本発明では、α>βであることに
より、凹部をコイル設計に導入するための、従って、コイル設計を変更してエラ
ーを補正するための新たな機会及び位置を取り入れることができるため、前述し
た制限を回避する。
【0020】 角度βは10°より小さくするのが好ましく、約0°とするのが最も好ましい。
この場合、隅部41及び42のそれぞれの一方の側におけるコイル部分は線43に対し
て平行な(ほぼ)一線上にある。従って、凹部はコイルの直線区分内に形成され
ている。このような区分が、簡単で明確に規定される偏向電磁界を発生する。本
発明のこのような実施例は、(長さ及び角度αで)明確に規定された凹部を、こ
のような直線区分に、凹部以外の部分を変化させることなく導入することができ
る。実施例では、角度βを0°より小さくすることができる。すなわち、この場
合、図5に図示するように、部分38及び39と部分40との組み合わせが大きな凹部
形状をしており、部分40がこの大きな凹部形状の部分内で凹部を形成している。
【0021】 角度αは20°より大きくするのが好ましい。このような角度では、凹部が極め
て明瞭となり、偏向電磁界を比較的大きく調整しうる。
【0022】 本発明は、凹部(40)が偏向コイルの前端部(8,9,16,17)に設けられて
いる実施例に対して特に重要である。偏向電磁界の調整は一般に、凹部が偏向コ
イルの前端部に設けられている場合に最も効果がある。従って、このことは、凹
部が偏向コイルの前部に設けられている場合、偏向電磁界を1個所補正すると他
の補正も必要となるおそれも最大となることをも意味し、このことは、設計の制
限を既知の装置及び方法よりも少なくして偏向電磁界の調整を行ないうる重要性
を増大させる。
【0023】 所定の実施例では、2つのピン36及び37を設ける。この実施例は、比較的簡単
であるために好適な実施例であるが、本発明は、巻取り窓内での追加の補助ピン
を2つのみにした場合に限定されるものではない。より複雑な設計の場合、4つ
以上の追加の補助ピンを使用することができる。
【0024】 本発明を要約すると以下の通りである。偏向ユニット(4)は鞍形偏向コイル
(30)を有する。この偏向コイルは、前端部又は後端部のどちらか一方に凹部(
40)を具え、この凹部は、線(43)を規定する左及び右の隅部(41,42)を有す
る。この凹部の両側には隣接部分(38,39)が設けられている。この凹部は、α
>βを満足し、ここでαは、凹部(40)の2つの隅部(41,42)を通る線(43)
と、凹部(40)の内側巻線との間の角度であり、βは、前記線(43)と、隅部(
41,42)の外側における内側巻線との間の角度である。
【0025】 本発明は、図面に例示した実施例に限定されるものではなく、多くの変形例が
本発明の範囲内で可能であること明らかである。幾つかの手段を列挙した装置の
請求項では、これらの手段を1つのハードウェアを以て構成しうる。幾つかの手
段を異なる従属項に記載しているという単なる事実は、これらの手段の組み合わ
せが有利に用いることができないことを示してはいない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 偏向システムを有する画像陰極線管の一部分を示す線図的縦断面図で
ある。
【図2A】 既知の偏向ユニット及びその最終製造工程を示す。
【図2B】 既知の偏向ユニットの一製造工程を示す。
【図2C】 既知の偏向ユニットの他の製造工程を示す。
【図3A】 本発明による偏向ユニットの一製造工程を示す。
【図3B】 本発明による偏向ユニットの他の製造工程を示す。
【図3C】 本発明による偏向ユニットの更に他の製造工程を示す。
【図4】 本発明による偏向ユニット用偏向コイルの実施例の一部分を示す線図
である。
【図5】 本発明による偏向ユニット用偏向コイルの他の実施例の一部分を示す
線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ペニンガ オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ニコラース ヘー フィンク オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5C028 LL01 5C042 AA07 FF05 FF06 FG27 FH04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル部分を有する少なくとも1つの鞍形コイルと、巻取り窓と
    を具える偏向ユニットであって、前記コイル部分が前端部と後端部とを有し、こ
    れら端部の少なくとも一方が、2つの隅部の間に凹形の凹部を具える偏向ユニッ
    トにおいて、前記凹部に対してα>βの関係式が満足され、ここで、αは、前記
    凹部の前記2つの隅部を通る線と、前記凹部の内側巻線との間の角度であり、β
    は、前記線と、前記隅部の外側における内側巻線との間の角度であることを特徴
    とする偏向ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の偏向ユニットにおいて、βが10°よりも小さく
    なっていることを特徴とする偏向ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の偏向ユニットにおいて、βが約0°になってい
    ることを特徴とする偏向ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の偏向ユニットにおいて、αが20°よりも大きく
    なっていることを特徴とする偏向ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の偏向ユニットにおいて、前記前端部が、前記凹
    部を具えていることを特徴とする偏向ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の偏向ユニット用偏向コイル。
  7. 【請求項7】 偏向コイルを巻取る偏向コイルの製造方法において、巻取り中、
    少なくとも一つの端部において、前記偏向コイルを、2つの固定ピンと2つの補
    助ピンとを有する少なくとも4つの巻取りピンを囲むように巻取って凸部を形成
    し、その後、前記2つの補助ピンを取除き、少なくとも前記4つの巻取りピンに
    よって決定される巻取り窓内に2つの追加の補助ピンを設けるか、又は、予め設
    けておき、前記凸部を、この巻取り窓の内方へ向けて前記2つの追加の補助ピン
    に対して押圧し、前記2つの固定ピンと前記2つの追加の補助ピンとの間に延在
    する2つの部分と、これら2つの追加の補助ピン間の凹部とを形成し、この凹部
    がα>βの関係式を満足し、ここで、αを、前記凹部の2つの隅部を通る線と、
    この凹部の内側巻線との間の角度とし、βを、前記線と、前記隅部の外側におけ
    る内側巻線との間の角度とすることを特徴とする偏向コイルの製造方法。
JP2001537764A 1999-11-17 2000-11-02 陰極線管用偏向ユニット及び鞍形偏向コイルの製造方法 Pending JP2003514364A (ja)

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EP99203845.5 1999-11-17
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