JP2003510222A - 重車両のためのリアアクスル装置 - Google Patents

重車両のためのリアアクスル装置

Info

Publication number
JP2003510222A
JP2003510222A JP2001526413A JP2001526413A JP2003510222A JP 2003510222 A JP2003510222 A JP 2003510222A JP 2001526413 A JP2001526413 A JP 2001526413A JP 2001526413 A JP2001526413 A JP 2001526413A JP 2003510222 A JP2003510222 A JP 2003510222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear axle
frame structure
axle device
vehicle
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001526413A
Other languages
English (en)
Inventor
ベルグストレーム、オーケ
ワリン、ペール
リンデン、ミクハエル
モダール、フレデリク
グスタブソン、アンデルス
デイヴィッドソン、ジェフリー
Original Assignee
スカニア シーブイ アクチボラグ(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スカニア シーブイ アクチボラグ(パブル) filed Critical スカニア シーブイ アクチボラグ(パブル)
Publication of JP2003510222A publication Critical patent/JP2003510222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/12Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted assembled from readily detachable parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/02Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、貨物車両などの、重車両のためのリアアクスル装置(12)に関する。車両は、車両を支える多くの車輪と、車両の長手方向に延びる細長いシャーシエレメントを有している。リアアクスル装置(12)は少なくとも1つの分離リアアクスルユニット(13)を有しており、リアアクスルユニット(13)は負荷支持フレーム構造体(14)と前記車輪の2個とを含む。フレーム構造体(14)は第1端部領域と第2端部領域との間で前記長手方向に延び、前記フレーム構造体(14)は前記細長いシャーシエレメントに連結されるように設計されている。さらに、前記2個の車輪は前記フレーム構造体(14)に懸架されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景および技術の現状) 本発明は、特許請求の範囲の請求項1における序段に記載の重車両のためのリ
アアクスル装置に関する。
【0002】 ここで例えばトラック、バス、または類似の貨物自動車およびユーティリティ
・ビークルを意味する重車両は、従来の技術によれば、多くのクロスメンバによ
って互いに連結された2つのフレーム・サイド・メンバの形状を呈する長手方向
シャーシエレメントを組み込んでいる。フレーム・サイド・メンバは、ほぼ車両
の全長に沿って互いに平行に延び、エンジン、運転室、および例えば荷重プラッ
トフォームまたは上部構造物の形を呈する負荷表面などの車両構成部分を支持し
ている。さらに、車両のフロントアクスルおよびリアアクスルはフレーム・サイ
ド・メンバの中に懸架されている。
【0003】 トラックなどの重車両では、フレーム・サイド・メンバとクロスメンバは、強
度と剛性を達成するために車両の主要負荷支持部分として作用する。バスなどの
重車両では、車体もまた車両の強度と剛性に貢献する。それでも、従来設計され
ている支持装置は、重い荷重と、林道または道路のない地面から平滑な高速道路
までの完全な範囲を含むさまざまな道路条件とに対処できるようにするため、曲
げとねじれに比較的抵抗しないように構築されている。しかしながら、曲げおよ
びねじれに対する比較的低い抵抗力は、乗心地および車両走行特性に関するいく
つかの問題点を必然的に伴う。ねじれに対する抵抗が比較的低いシャーシエレメ
ントと鋼製のアクスルとでは、結果的に、特に長距離の旅行や良好な道路上にお
いて完全に満足できる乗心地は得られない。また、もっと複雑な懸架システムに
よって乗心地および車両走行特性をかなりの程度に改善することも不可能である
。重車両が平滑な道路を走行する範囲はますます増加するので、乗心地および車
両走行特性はますます重要な要素となる。乗心地が車両の運転者と乗客にとって
当然有利であることに加えて、特に壊れ易い物品を搬送するときに貨物の損害量
を減らすことも重要である。従来のフレーム・サイド・メンバと鋼製アクスルは
、いかなる道路の凹凸もシャーシエレメントに伝播させて、実質的に車両全体に
悪影響を及ぼす結果となる。
【0004】 重車両の従来の上部構造物はまた、この設計がさまざまな車両変形体のために
標準化することができない多くのさまざまな構成部分を含むので、この製造が比
較的高価になるという欠点も有する。例えば、車両のフロントアクスル装置とリ
アアクスル装置は、それぞれの車輪が舵取り可能かそうでないか、動力を受ける
かそうでないか、車両が何本のリアアクスルを有することになるか、サスペンシ
ョンの形式、などに応じて多くの異なる構成部分を含む。このような従来製造さ
れている重車両はまた比較的多くの組立作業も必要とする。
【0005】 ドイツ公開公報DE−A−43227116はヘビーデューティ車両のための
車両シャーシを開示している。シャーシはリアアクスル装置、ボックス状の中央
シャーシエレメント、およびフロントアクスル装置を有している。リアアクスル
装置とフロントアクスル装置は、クロスメンバによって互いに連結された2つの
縦フレーム・メンバを組み込んでいる。車輪・サスペンションは鋼製アクスルを
有しているように思われ、車輪に作用する力は中央のトンネル状シャーシエレメ
ントに導かれる。
【0006】 (発明の概要) 本発明の目的は、ほぼ自己支持形ユニットを構成する、すなわち後車輪に作用
する力を吸収することができて走行特性の向上に貢献するリアアクスル装置を提
供することである。
【0007】 本発明の別の目的は、修理作業と整備作業を容易かつ急速に実施できるように
、取付けが容易で入手し易い簡単な標準化された構成部分を組み込んだリアアク
スル装置を提供することである。
【0008】 これらの目的は、少なくとも1つの分離リアアクスルユニットを有しているこ
とを特徴とし、この分離リアアクスルユニットはそれ自体負荷支持フレーム構造
体と前記車輪の2個とを有し、前記フレーム構造体は第1端部領域と第2端部領
域との間で前記長手方向に延び、前記フレーム構造体は前記細長いシャーシエレ
メントに連結されるように設計され、前記2個の車輪は前記フレーム構造体に懸
架されている、冒頭に述べたリアアクスル装置によって達成される。
【0009】 こうしてリアアクスル装置は、フレーム構造体、すなわち2個の後車輪を懸架
するフレーム状構造を含む分離ユニットを有している。大きな修理作業のために
は、リアアクスルユニットを細長いシャーシエレメントから容易に分解して他の
リアアクスルエレメントと取り替えることができ、したがって車両を修理工場に
固定しておく必要はない。リアアクスルユニットを別のものと取り替えることは
簡単な作業であり、貴重な時間を取る必要はない。
【0010】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記フレーム構造体は、前記長手方向
にフレーム構造体を通って延びる空間を形成する。したがってフレーム状構造は
車両の長手方向に延びる空洞を示す。
【0011】 本発明のさらに別の実施形態によれば、フレーム構造体は、互いにある距離だ
け離れて位置する2つの側部分を有し、これらの側部分は前記長手方向に延び、
上部分と少なくとも1つの下部分とによって互いに連結され、前記側部分がこれ
らの間に前記空間を形成している。この結果は、車両の長手方向に配置されたそ
の両端部において開き、車両の長手方向に延び、そして後車輪に作用する垂直力
を少なくともほぼすべて吸収することができるトンネル状構造であるか、または
ボックス状構造になぞらえることができる。
【0012】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記の部分は、車両の長手方向に見る
と、前記空間の周りにほぼ四辺形のフレームを形成する。この結果は、高い剛性
と強度を有するフレーム構造体となる。
【0013】 本発明のさらに別の実施形態によれば、各側部分は上区分と下区分とを有し、
各下区分は前記長手方向に、それぞれの上区分より大きな広がりを有する。さら
に、前記側部分を2つの下部分によって互いに連結することもでき、この場合、
第1下部分はフレーム構造体の第1端部領域に隣接して配置され、第2下部分は
フレーム構造体の第2端部領域に隣接して配置される。下部分の前記の位置決め
は、結果的に高い剛性と強度を有するフレーム構造体となる。
【0014】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記2つの車輪は前記フレーム構造体
において分れて懸架されている。これは、車両の後車輪に作用する垂直力がフレ
ーム構造体によって吸収され、車両の他の部分に影響を与えないという点で、車
両の乗心地と走行特性を改善する。本発明の好ましい一実施形態によれば、前記
2つの車輪の各々は、フレーム構造体に揺動可能に連結された下部リンク・アー
ムと上部リンク・アームによって懸架されている。さらに、下部リンク・アーム
と上部リンク・アームは両方ともそれぞれの前記側部分に揺動可能に連結されて
いる。リアアクスルユニットはまた、各車輪用のばね装置も有しており、各ばね
装置はフレーム構造体の上部分と下部リンク・アームに連結されている。
【0015】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記リアアクスルユニットはほぼ自己
支持形リアアクスルモジュールを形成し、任意の望みの数、好ましくは2つまた
は3つのリアアクスルモジュールも、前記フレーム構造体を介して互いに連結す
ることができる。こうしてリアアクスルユニットは自己支持形モジュールを形成
する。1つのリアアクスル装置はこの種のモジュールを1つだけ組み込むことが
できるが、2つまたはそれ以上のこの種のモジュールを連結することも可能で、
この場合には各モジュールは自己支持形である。
【0016】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記車輪は動力を受け、差動歯車装置
が前記フレーム構造体の中に配置されている。前記の差動歯車装置が前記空間の
中に配置され、この場合、前記側部の各々が開口を含むのみならず、それぞれの
駆動軸もまたそれぞれの車輪から前記開口を通じて前記差動歯車装置へ延びてい
ることは有利である。前記フレーム構造体を通じて車両の長手方向に延びる前記
空間、すなわち車両の長手方向に中空構造を形成するフレーム構造体は、リアア
クスルユニットの第1端部領域を車両の細長いシャーシエレメントに連結する前
に、差動歯車装置をフレーム構造体の第1端部領域またはフレーム構造体の第2
端部領域のいずれからも前記フレーム構造体に配置して固定することを容易にす
る。差動歯車装置を前記空間の中に位置付けることで、柔軟かつ簡潔な解決策が
得られる。差動歯車装置自体は、ギアボックスおよび駆動軸を介して車両のエン
ジンに連結されている。ギアボックスおよび駆動軸は、車両の細長いシャーシエ
レメントの中で、前記フレーム構造体の近くに位置する。
【0017】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記リアアクスルユニットは、前記フ
レーム構造体に直接連結された牽引棒を有している。こうして、トレーラ車を前
記車両に取り付けることを可能にするように設計された牽引棒は、リアアクスル
ユニットに直接連結され、これによって多段動力伝達を省く。これは、リアアク
スルユニットのフレーム構造体が高い剛性と強度を示すように製造されているの
で可能である。
【0018】 本発明のさらに別の実施形態によれば、前記リアアクスルユニットは、トレー
ラ車を取り付けるための連結装置を有している。こうして、牽引棒のように、前
記連結装置もまたトレーラの取付けを可能にするために設計されている。しかし
ながら、ここに述べるものは、リアアクスル装置のみを有するトレーラを取り付
けることが可能なように設計された回転台形式の連結装置である。好ましい一実
施形態によれば、前記連結装置は、フレーム構造体の側部分を連結する前記上部
分を構成する。
【0019】 本発明を、添付の図面を参照して例示的に記載した実施形態に基づいて以下に
説明する。
【0020】 (発明の実施形態の詳細な説明) 図1に、波形金属シート3と金属シート3の上に配置されたパネル4とから成
る荷重表面2を有する、トラック形の重車両1を概略的に図示する。本発明をト
ラックに則して以下に説明するが、本発明はバスなど他の形式の重車両にも適用
できることに留意すべきである。
【0021】 車両1は、車両1の長手方向xに延びる細長いシャーシエレメント5を有して
いる。図1に見ることができるように、前記細長いシャーシエレメント5は中空
であり、シャーシエレメント5の全長に沿って延びる4つの壁6、7、8、9を
有している。壁6、7、8、9は、車両1の長手方向に見て、前記中空部の周り
にほぼ四辺形のフレームを形成する。壁6、7、8、9は比較的薄い板金からで
きており、シャーシエレメント5は、中央開口を有してシャーシエレメント5の
長さに沿って分布する多くの支持フレーム10を有している。図1はこのような
支持フレーム10を1つだけ示している。シャーシエレメント5の両側には、各
支持フレーム10の外側に、貫通ボルト(図示せず)によって支持フレーム10
に連結された支持装置11がある。波形金属シート3とパネル4はシャーシエレ
メント5と支持装置11の上に置かれている。
【0022】 本発明は車両1のリアアクスル装置に関し、図2は、車両のシャーシエレメン
ト5に連結するように設計されたリアアクスル装置の一実施形態を図示する。
【0023】 図2に示すように、リアアクスル装置12は、この実施形態では貫通ボルト(
図示せず)などによって互いに直結された2つのリアアクスルユニット13を有
している。各リアアクスルユニット13は自己支持形モジュールを形成する。リ
アアクスル装置12は、任意の望みの数、好ましくは1つ、2つまたは3つのモ
ジュール、すなわちリアアクスルユニット13も有することができ、リアアクス
ル装置が2つまたはそれ以上のリアアクスルユニットを有する場合には、これら
のリアアクスルユニットを互いに直結できることに注目すべきである。各リアア
クスルユニット13は、フレーム構造体14と、フレーム構造体14の上に懸架
された2つの車輪(各リアアクスルユニットの車輪の1つは図1に参照記号25
で示されているが、ここでは図示せず)とを有している。
【0024】 図3にさらによく示されているように、フレーム構造体14は、車両1のシャ
ーシエレメント5に連結されるように設計された第1端部領域15と、第2端部
領域16とを有する。フレーム構造体14は、車両の長手方向xに第1端部領域
15から第2端部領域16へ延びる空間17を形成する。空間17は2つの側部
分18、19、上部分20、および2つの下部分21、22によって囲まれてい
る。すべての部分18、19、20、21、22は、軽量フレーム構造体を達成
する目的でアルミニウム鋳物であることが好ましい。
【0025】 部分18、19、20、21、22は、車両1の長手方向xに見て空間17の
周りにほぼ四辺形のフレームを形成する。先に述べたように、シャーシエレメン
ト5の壁6、7、8、9は、車両1の長手方向xに見て、シャーシエレメント5
の全長に沿って延びる前記中空部の周りにほぼ四辺形のフレームを形成する。部
分18、19、20、21、22を壁6、7、8、9の横断長に合わせることに
よって、フレーム構造体14をフレーム構造体14の第1端部領域15によって
シャーシエレメント5に連結することができ、フレーム構造体14は前記シャー
シエレメント5の中に短い距離だけ挿入され、これによってシャーシエレメント
5の壁6、7、8、9は、対応する範囲だけフレーム構造体14の部分18、1
9、20、またあるいは部分21に寄り掛り、多くのボルトが、シャーシエレメ
ント5の前記壁6、7、8、9を通じてフレーム構造体14の部分18、19、
20、またあるいは部分21の中に延びて、フレーム構造体14をシャーシエレ
メント5に連結することができる。
【0026】 図3に示すように、各側部分18、19は下区分23と上区分24とを有する
。さらに、各側部分18、19の下区分23は長手方向xに上区分24より大き
く、すなわち側部分18、19は下区分23から上区分24に向けて狭くなって
おり、側部分18、19は上部分20に連結されている。第1下部分21はフレ
ーム構造体14の第1端部領域15に接して配置されており、第2下部分22は
フレーム構造体14の第2端部領域16に接して配置されている。
【0027】 上述のように、各リアアクスルユニット13は図1に示された2つの車輪25
を有している。図2は、車輪サスペンションをより明瞭に見せるために車輪25
を省いている。図2は、車輪25を取り付けようとする先である車輪ハブ26の
みを示す。車輪ハブ26は、車両1を制動するための従来型のブレーキ・ディス
ク、ブレーキ・パッド、およびその他の機器を有している。これらの構成部分は
これ以上詳しくは説明しない。以下車輪25という表現は車輪ハブ、ブレーキ・
ディスク、ブレーキ・パッドなども含むものとする。各車輪25は、各リアアク
スルユニット13のフレーム構造体14の中に懸架されている。各サスペンショ
ンは下リンク・アーム27と上リンク・アーム28とを有している。各下リンク
・アーム27は、それぞれの側部分18、19の下区分23近くにあるそれぞれ
の側部分18、19と、それぞれの車輪25とに揺動可能に連結されている。各
上リンク・アーム28は、それぞれの側部分18、19に締付け装置29を介し
てそれぞれの側部分18、19と、それぞれの車輪25とに揺動可能に連結され
ている。各サスペンションはまたばね装置30も有し、ばね装置30は、締付け
装置29を介してそれぞれの上部分20と、それぞれの下リンク・アーム27に
連結されている。各ばね装置30は、ばね機能と緩衝機能とを有している。こう
して、各リアアクスルユニット13の車輪25は完全に個別に懸架され、これは
、4個の車輪25の1個に対する道路表面の凹凸が結果的にこの車輪25の動き
のみとなり、各リアアクスルユニット13における他の車輪25の動きにはなら
ない。このような凹凸から発生する垂直力は、リアアクスルユニット13のそれ
ぞれのフレーム構造体によって吸収されることになる。
【0028】 図2で見ることができるように、各リアアクスルユニット13の車輪25は動
力駆動される。差動歯車装置31が、各フレーム構造体14の空間17の中に配
置されている。さらに開口32がそれぞれのフレーム構造体14の各側部分18
、19に配置され、駆動軸をそれぞれの車輪25からそれぞれの側部分18、1
9の開口を通って、それぞれのフレーム構造体14の空間17に配置されている
差動歯車装置31まで延ばすことを可能にする。駆動連結34は2つの差動歯車
装置を連結する。
【0029】 各リアアクスルユニット13は、リンク配置を介してそれぞれのリアアクスル
ユニット13の車輪25をかじ取り可能にする1組のステアリング・ギア(図示
せず)を有することができる。
【0030】 図3では、牽引棒35が、側部分18、19のそれぞれの下部分22近くに、
側部分18、19の端部を介してフレーム構造体14の第2端部領域16に直結
されている。牽引棒35は、トレーラ車の取付けを可能にするために設計されて
いる。フレーム構造体14はまた、図4に示すように、牽引棒35と同じ側に回
転台の形をなす連結装置36を有している。このような回転台は、リアアクスル
装置のみを有するいわゆるセミトレーラをトラックに結合するときに使用される
。図4に見ることができるように、連結装置36は、図3におけるフレーム構造
体14の上部分20に置き代えられている。リアアクスルユニットは、牽引棒お
よび図4に示すような回転台の形をなす連結装置の両方を有する必要はないが、
これらの代替物の1つだけを有することもできる。図4に示すように配置された
回転台の形状の連結装置36は、本発明によるリアアクスル装置がリアアクスル
ユニットを1つだけ有する場合に使用される。
【0031】 本発明は図示した実施形態に限定されるものではなく、ここに含まれる特許請
求の範囲の枠内で変更および改訂が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 重車両の斜視図である。
【図2】 2つのリアアクスルユニットを組み込んだリアアクスル装置の斜視図である。
【図3】 本発明によるリアアクスル装置のフレーム構造体の斜視図である。
【図4】 本発明によるリアアクスル装置のフレーム構造体の斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月25日(2001.10.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンデン、ミクハエル スウェーデン国 セーデルテールイェ、セ ントラルヴェーゲン 11 (72)発明者 モダール、フレデリク スウェーデン国 ノルスボルグ、エンビー ヴェーゲン 3 ビー (72)発明者 グスタブソン、アンデルス スウェーデン国 グネスタ、ベルゲーレン (72)発明者 デイヴィッドソン、ジェフリー イギリス国 ノース ヨークシャー、スキ ップトン、 グラッシントン ロード 51、ザ シャイアズ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重車両(1)の長手方向(x)に延びる細長いシャーシエレ
    メント(5)を有する重車両(1)を支える多くの車輪(25)を有する貨物車
    両などの重車両(1)のためのリアアクスル装置(12)において、 前記リアアクスル装置(12)が少なくとも1つの分離リアアクスルユニット
    (13)を有し、該少なくとも1つの分離リアアクスルユニット(13)が負荷
    支持フレーム構造体(14)と前記車輪(25)の2つとを含み、前記フレーム
    構造体(14)が前記長手方向(x)における第1端部領域(15)と第2端部
    領域(16)との間に延び、前記フレーム構造体(14)の前記第1端部領域(
    15)が前記細長いシャーシエレメント(5)に連結されるように設計されてお
    り、 前記2つの車輪(25)は前記フレーム構造体(14)に懸架されていること
    を特徴とするリアアクスル装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム構造体(14)が、フレーム構造体(14)を
    通って前記長手方向(x)に延びている空間(17)を形成することを特徴とす
    る請求項1に記載のリアアクスル装置。
  3. 【請求項3】 前記フレーム構造体(14)が、互いにある距離だけ離れて
    位置する2つの側部分(18、19)を有し、これらの側部分は前記長手方向(
    x)に延び、前記側部分(18、19)は上部分(20)と少なくとも1つの下
    部分(21、22)とによって互いに連結され、前記部分(18、19、20、
    21、22)がこれらの間に前記空間(17)を形成していることを特徴とする
    請求項2に記載のリアアクスル装置。
  4. 【請求項4】 前記部分(18、19、20、21、22)は、車両(1)
    の長手方向(x)に見て、前記空間(17)の周りにほぼ四辺形のフレームを形
    成することを特徴とする請求項3に記載のリアアクスル装置。
  5. 【請求項5】 各側部分(18、19)は下区分(23)と上区分(24)
    とを有し、前記側部分(18、19)の各々の下区分(23)は前記長手方向(
    x)に、それぞれの上区分(24)より大きな広がりを有することを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載のリアアクスル装置。
  6. 【請求項6】 前記側部分(18、19)は2つの下部分(21、22)に
    よって互いに連結され、第1下部分(21)は前記フレーム構造体(14)の第
    1端部領域(15)に隣接して配置され、第2下部分(22)は前記フレーム構
    造体(14)の第2端部領域(16)に隣接して配置されていることを特徴とす
    る請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載のリアアクスル装置。
  7. 【請求項7】 前記2つの車輪(25)が前記フレーム構造体(14)にお
    いて分離して懸架されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載
    のリアアクスル装置。
  8. 【請求項8】 前記2つの車輪(25)の各々が、前記フレーム構造体(1
    4)に揺動可能に連結された下部リンク・アーム(27)と上部リンク・アーム
    (28)によって懸架されていることを特徴とする請求項7に記載のリアアクス
    ル装置。
  9. 【請求項9】 前記下部リンク・アーム(27)と前記上部リンク・アーム
    (28)が両方ともそれぞれの前記側部分(18、19)に揺動可能に連結され
    ていることを特徴とする請求項3および請求項8に記載のリアアクスル装置。
  10. 【請求項10】 前記リアアクスルユニット(13)が各車輪(25)用の
    ばね装置(30)を有し、各ばね装置(30)は前記フレーム構造体(14)の
    前記上部分(20)と前記下部リンク・アーム(27)に連結されていることを
    特徴とする請求項3および請求項8に記載のリアアクスル装置。
  11. 【請求項11】 前記リアアクスルユニット(13)がほぼ自己支持形リア
    アクスルモジュールを形成し、任意の望みの数、好ましくは2つまたは3つのリ
    アアクスルモジュールも、前記フレーム構造体(14)を介して互いに連結する
    ことができることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載のリアアクスル
    装置。
  12. 【請求項12】 前記車輪(25)は動力を受け、差動歯車装置(31)が
    前記フレーム構造体(14)の中に配置されていることを特徴とする前記請求項
    のいずれか一項に記載のリアアクスル装置。
  13. 【請求項13】 前記差動歯車装置(31)が前記空間(17)の中に配置
    され、前記側部(18、19)の各々が開口(32)を含み、それぞれの駆動軸
    (33)がそれぞれの車輪(25)から前記開口(32)を通じて前記差動歯車
    装置(31)へ延びていることを特徴とする請求項3および請求項12に記載の
    リアアクスル装置。
  14. 【請求項14】 前記リアアクスルユニット(13)が、トレーラ車を取り
    付けるための牽引棒(35)を有し、前記牽引棒(35)は前記フレーム構造体
    (14)に直接連結されていることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記
    載のリアアクスル装置。
  15. 【請求項15】 前記リアアクスルユニット(13)がトレーラ車を取り付
    けるための連結装置(36)を有することを特徴とする前記請求項のいずれか一
    項に記載のリアアクスル装置。
  16. 【請求項16】 前記連結装置(36)が前記上部分(20)を構成するこ
    とを特徴とする請求項3および請求項15に記載のリアアクスル装置。
JP2001526413A 1999-09-29 2000-09-28 重車両のためのリアアクスル装置 Pending JP2003510222A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9903520A SE516471C2 (sv) 1999-09-29 1999-09-29 Bakaxelanordning för ett tungt fordon
SE9903520-6 1999-09-29
PCT/SE2000/001876 WO2001023244A1 (en) 1999-09-29 2000-09-28 Rear axle arrangement for a heavy vehicle

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003510222A true JP2003510222A (ja) 2003-03-18

Family

ID=20417196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001526413A Pending JP2003510222A (ja) 1999-09-29 2000-09-28 重車両のためのリアアクスル装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6820900B1 (ja)
EP (1) EP1226062B1 (ja)
JP (1) JP2003510222A (ja)
BR (1) BR0014316A (ja)
DE (1) DE60009329T2 (ja)
SE (1) SE516471C2 (ja)
WO (1) WO2001023244A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2325081T3 (es) * 2004-12-21 2009-08-25 Renault Trucks Chasis para un vehiculo motorizado.
DE102006062813B4 (de) * 2005-09-09 2014-05-28 Ksm Castings Group Gmbh Achsträger
DE102008059467A1 (de) * 2008-11-28 2010-06-10 Claas Selbstfahrende Erntemaschinen Gmbh Landwirtschaftliche Zugmaschine
WO2014178761A1 (en) * 2013-04-29 2014-11-06 Volvo Truck Corporation A heavy vehicle comprising an individual wheel suspension

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3243007A (en) * 1961-05-09 1966-03-29 Koehring Co Wheel suspension for driven steerable wheels
US3918736A (en) * 1974-07-22 1975-11-11 Hickman Developments Inc Tandem axle spring suspension and method of making same
IT1210805B (it) * 1987-06-16 1989-09-29 Ferrari Eng Telaio posteriore facente parte di una struttura portante di una autovettura
US4813704A (en) * 1988-06-20 1989-03-21 Chrysler Motors Corporation Dual strut wheel suspension
US4955629A (en) * 1989-08-30 1990-09-11 Todd Jr E T Covertible chassis for a semitrailer
US5538274A (en) * 1993-04-14 1996-07-23 Oshkosh Truck Corporation Modular Independent coil spring suspension
SE508519C2 (sv) * 1994-06-28 1998-10-12 Volvo Ab Hjulupphängning för ett par drivna fordonshjul
ZA973413B (en) * 1996-04-30 1998-10-21 Autokinetics Inc Modular vehicle frame
US5860668A (en) * 1997-03-10 1999-01-19 Hull; Harold L. Semitrailer having an extendible dolly
US6193273B1 (en) * 1998-08-03 2001-02-27 Aluminum Company Of America Automotive vehicle cast frame components

Also Published As

Publication number Publication date
EP1226062A1 (en) 2002-07-31
US6820900B1 (en) 2004-11-23
SE516471C2 (sv) 2002-01-15
DE60009329T2 (de) 2005-02-10
SE9903520L (sv) 2001-03-30
WO2001023244A1 (en) 2001-04-05
EP1226062B1 (en) 2004-03-24
DE60009329D1 (de) 2004-04-29
SE9903520D0 (sv) 1999-09-29
BR0014316A (pt) 2002-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1226063B1 (en) Front axle arrangement for a heavy vehicle
US5649719A (en) Linkage suspension system
US6099039A (en) Frame structure for sport utility vehicle or light truck
CN1970329B (zh) 载货车的汽车车架
CN1592696A (zh) 车辆副车架安装
CN111361376A (zh) 油气悬架***及工程车辆
CN102149550A (zh) 用于机动车辆的气动轴悬架
US20080231018A1 (en) Fifth Wheel
JP2003510222A (ja) 重車両のためのリアアクスル装置
US7331590B2 (en) Commercial vehicle suspension assembly
CN201325558Y (zh) 正三轮摩托车的后轮悬挂结构
JP2018095026A (ja) ステアリングギアボックスの取り付け構造
GB2276128A (en) Goods vehicles with separable cab and load space sections.
CN109823396B (zh) 一种车身底盘后框架总成
CN110775161A (zh) 一种装配式货车车架总成
CN108349381B (zh) 并入储箱的用于机动车辆的轮式后桥组件
CN212400810U (zh) 油气悬架***及工程车辆
EP0802108B1 (en) Motor truck having a cab
CN112429097B (zh) 一种用于越野车的后端多功能承载架
CN216943267U (zh) 底盘结构及电动汽车
RU2700910C1 (ru) Универсальный модуль оси транспортного средства
JPH1024719A (ja) 車両のサスペンション装置
KR100290949B1 (ko) 자동차의 뒷차축 현가장치의 취부구조
CN117048704A (zh) 一种混动宽体自卸车上装车架
WO2008075129A1 (en) Chassis frame for a heavy vehicle