JP2003509307A - 手持ち式液体容器 - Google Patents

手持ち式液体容器

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JP2003509307A
JP2003509307A JP2001524886A JP2001524886A JP2003509307A JP 2003509307 A JP2003509307 A JP 2003509307A JP 2001524886 A JP2001524886 A JP 2001524886A JP 2001524886 A JP2001524886 A JP 2001524886A JP 2003509307 A JP2003509307 A JP 2003509307A
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hole
container
housing
tip
detergent composition
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JP2001524886A
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イスラエル、ジョスー、シルード
シトラ、ウイジャヤ、エヌジー
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/42Closures with filling and discharging, or with discharging, devices with pads or like contents-applying means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/06Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
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    • B65D47/128Snap-on caps with internal parts

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Abstract

(57)【要約】 洗剤組成物(14)を予備溶解するための手持ち式容器(10)は、ハウジング(12)及びカバー(26)を含む。ハウジング(12)は所定量の洗剤組成物及び溶剤を収容し、小出し通路(18)を含む。この小出し通路(18)は、先端(20)及び先端(20)に設けられた流れ制限部分を含む。流れ制限部分は、各穴(24)と対応する穴プラグ(28)を含む。穴カバー(26)が先端(20)を覆っているとき、各穴プラグ(28)は一つの穴(24)を実質的に貫通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は容器に関し、更に詳細には組成物を予備溶解するための容器に関する
【0002】
【従来の技術】
クリーニング組成物を予備溶解することは、特に手洗いが一般的な国々で既知
であり且つ広く行われている消費者の習慣である。消費者は、代表的には、顆粒
状洗濯洗剤等の顆粒状クリーニング組成物を予備溶解する。しかし、特にクリー
ニング組成物の予備溶解の目的でつくられた工具及び容器はほとんどない。消費
者が習慣的に使用する容器は、べとつくばかりでなく、モップ用バケツ又は洗濯
槽等の大きく且つ嵩張る容器でありがちである。消費者によっては、洗剤を完全
に予備溶解するため、通常、大量の水を使用する。これは、大きな性能を得るた
めに洗剤を完全に溶解させなければならないと考えているためである。このよう
な大きな容器は、使用及び収納が不便である。
【0003】 ひどく汚れた領域、点、及び襟等の衣料の特定の領域を適切にきれいにするた
め、特定の領域をクリーニング製品で予備処理することが一般的に行われている
。予備処理は、通常は、汚れた領域を特に予備処理用の洗剤及び/又は漂白剤製
品で洗濯又は擦り洗いすることを含む。これらの「予備処理剤」には、スプレー
式アプリケータに収容された噴霧式予備処理剤、ゲル型予備処理剤、及び棒型予
備処理剤が含まれる。このような予備処理剤は、代表的には、特定の予備処理容
器に入った洗剤及び/又は漂白剤製品を含む。予備処理組成物が完全に消費され
たとき、予備処理剤容器自体は、代表的には、それ自体が廃棄物として廃棄され
る。このような使い捨て予備処理剤容器は、特定のプラスチック又は他の非生分
解性材料で形成されており、消費者によっては、これらが環境にとって望ましく
ないということを発見する。
【0004】 別の態様では、洗剤を予備溶解して予備処理溶液を提供する特定の再使用可能
な予備処理器が既知である。しかしながら、このような予備処理器は、組み立て
が複雑であり、及び/又は製造に費用がかかる。例えば、フィルタを収容した予
備処理器は、詰まりをなくす上で優れているけれども、フィルタ自体が高価であ
り、又は予備処理器内に組み立てるための追加の工程を必要とする。更に、既知
の予備処理器は、漏れを防ぐために容器の製造上の許容差を非常に小さくするこ
とを必要とする。このような融通性がない製造上の許容差は、技術的複雑さのレ
ベルを高くすることを必要とし、製造プロセスに亘って精密に制御することを必
要とする。これらの追加の特徴及び/又は製造工程は、予備処理器の製造コスト
を大幅に押し上げる。従って、このような予備処理器は、手洗い、予備処理、及
び/又は予備溶解が最も一般的な国々で製造し販売するには高過ぎる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、使用が容易で製造及び組み立てが安価な、洗剤及び/又は漂白組成物
を予備溶解するための予備処理器が必要とされている。更に、これらの性質のう
ちの一つ又はそれ以上を持つ再使用可能な予備処理器が必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、洗剤組成物を予備溶解するための、ハウジング及び穴カバーを含む
手持ち式容器に関する。ハウジングは、所定量の洗剤組成物及び溶剤を収容する
ためのものであり、小出し通路を備えている。小出し通路は、先端、及びこの先
端に設けられた流れ制限部分を含む。流れ制限部分は、少なくとも一つの穴を含
む。穴カバーは、各穴と対応する穴プラグを含む。穴カバーが先端を覆っている
場合には、各穴プラグは一つの穴を実質的に貫通している。
【0007】 穴を含む流れ制限部分及び穴を実質的に貫通する穴プラグを含む穴カバーを持
つ手持ち式容器により、詰まりをなくすためのフィルタに対する必要がなくなる
ということがわかった。容器は、組み立てが容易であり、安価に製造でき、及び
/又は使用が容易である。手持ち式容器は、好ましくは、廃棄物を減らすために
再使用可能である。
【0008】 本発明及び本明細書中に説明した実施形態のこれらの及び他の特徴、利点、及
び変更は、特許請求の範囲を含む本開示を読むことにより当業者に明らかになる
であろう。また、これらは特許請求の範囲の範疇に含まれる。
【0009】 本明細書は本発明を特定的に指摘し且つ明瞭に特許請求する特許請求の範囲で
終わるけれども、本発明は、好ましい実施形態の以下の説明を添付図面を参照し
て読むことにより更によく理解されるものと考えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
全ての温度は、特定されていない限り、摂氏温度(℃)である。全ての引用文
献は、同文献に触れたことにより、その文献に開示されている内容が本明細書中
に組入れたものとする。任意の文献の引用は、特許請求した本発明に対する従来
技術としてのその利用性についての何等かの決定に関する承認ではない。添付図
面は必ずしも縮尺通りではない。
【0011】 本明細書中で使用されているように、「ブロッケージ」という用語は、代表的
には、穴を部分的に又は完全に閉鎖し、閉塞し、又は遮断し、穴を通る洗剤組成
物及び溶剤の流れを減少するか或いはなくす洗剤及び/又は溶剤の混合物を示す
。ブロッケージは、代表的には、部分的に溶解したゲル又はペースト状マスであ
る。別の態様では、ブロッケージは、誤って又は故意に容器に導入された汚れ又
は他の不純物を含む。
【0012】 本明細書中で使用されているように、「内方に」という用語は、基準点からハ
ウジングの底部に向かう方向、及びかくして穴から遠ざかる方向を示す。
【0013】 添付図面を参照すると、図1は本発明の実施形態の断面図を示す。図1では、
容器10は、所定量の洗剤組成物及び溶剤14を収容するためのハウジング12
によって形成されている。図1の好ましい実施形態では、ハウジングは、小出し
通路18を備えたキャップ部材16を更に含み、容器10から出すためには、洗
剤組成物及び溶剤14を小出し通路に通さなければならない。使用中に漏れや零
れによる汚れが生じないように、ハウジング12及びオプションのキャップ部材
16は、実質的に水密のシールを形成する。
【0014】 小出し通路18は、洗剤組成物及び溶剤14から離して配置された先端20を
含む。この先端20は、洗剤組成物及び溶剤14の容器10からの流出が速過ぎ
たり零れて汚れたりしないようにする流れ制限部分22を含む。この流れ制限部
分22は少なくとも一つの穴24を含み、洗剤組成物及び溶剤14を穴24の外
に小出しするように適当に整合した場合、この穴を通して洗剤組成物及び溶剤1
4を容器10から出すことができる。
【0015】 本明細書で使用した「穴」という用語は、スポンジ等の連続気泡構造及び多孔
質構造を含まない。このような連続気泡構造及び回旋状多孔質構造は本明細書の
範疇に含まれない。これは、穴カバーを先端に再度配置したとき、穴プラグがブ
ロッケージをこのような構造から除去できないためである。穴の数及び大きさは
、小出しされるべき洗剤溶液の物理的性質、使用される溶剤、及び消費者の好み
に合わせて注文製作しなければならない。例えば、粘度の高い流体は、容易に且
つ効果的に小出しするために大きな穴又は多数の穴のいずれかを必要とし、逆に
低粘度流体は、大量の洗剤及び溶剤が短時間で出てしまうことがないように、小
さな穴又は比較的少数の穴のいずれかを必要とする。穴の好ましい面積は、約0
.2mm2乃至約500mm2であり、更に好ましくは約0.7mm2乃至約15
0mm2であり、更にもっと好ましくは約1.7mm2乃至約60mm2である。
一つ以上の穴が設けられる場合には、好ましくは、全ての穴の総面積がこれらの
範囲内に入る。
【0016】 図1では、単一の穴24を穴カバー26によって覆い、これを包囲することに
より、洗剤組成物及び溶剤14が漏れないようにする。洗剤組成物及び溶剤14
を適用するために容器10が使用されていない場合には、穴カバー26を先端2
0に置き、穴24を覆う。しかしながら、洗剤組成物及び溶剤14を物品に適用
しようとする場合には、穴カバー26を取り外し、容器10を傾け、場合によっ
ては絞り、洗剤組成物及び溶剤を穴24から小出しする。かくして、穴カバー2
6は、先端20、流れ制限部分22、及び穴24を取り外し自在に覆う。
【0017】 穴カバーは、所定位置に置いた場合、容器を振ったり落としたり投げたりした
ときに零れて汚れることを減少する。しかしながら、穴カバーは、取り外された
場合には、容器からの洗剤組成物及び溶剤の小出しの邪魔となってはならない。
洗剤組成物を予備溶解するため、及び/又は洗剤組成物を溶剤と混合するため、
容器は振られることが多いので、穴カバーは、容器部分に関して水密シールを形
成するのが非常に好ましい。穴カバーが先端を覆っている場合には、穴カバーと
穴自体との間、穴カバーとアプリケータとの間、穴カバーとキャップ部材との間
、及び/又は穴カバーと容器の任意の他の適当な部分の間にこの水密シールが形
成される。非常に好ましい実施形態では、穴カバーが先端を覆っている場合に穴
及び穴プラグ(下文において参照番号28で示す)が実質的に水密のシールを形
成する。同様の理由により、ハウジング及びオプションのキャップ部材もまた水
密シールを形成する。
【0018】 穴カバー26は穴プラグ28を更に含む。穴カバー26が先端20を覆ってい
る場合には、穴プラグ28が先端20のところで穴24を容器10の内側まで実
質的に貫通する。これにより、穴プラグ28で洗剤組成物及び溶剤14を取り除
くことができる。洗剤組成物及び溶剤14は、これを行わないと、穴24を完全
に詰まらせてしまう。従って、穴24がブロッケージにより使用中に詰まった場
合、穴カバー26を閉鎖しこれを取り外すだけで、代表的には、小出し通路18
内に押し戻すことによってブロッケージを除去する。ブロッケージは、次いで、
小出し通路18及び/又はハウジング12の底部内に落下して戻る。かくして、
穴24を実質的に貫通する穴プラグ28は、穴カバーを先端に取り外し自在に配
置したとき、ブロッケージを大幅に減少するか或いは場合によってはなくす。好
ましくは、穴は穴内縁部(図2において参照番号34で示す)を含み、穴プラグ
は穴内縁部を越えて先端内に延び、更に好ましくは穴プラグは穴内縁部を少なく
とも0.1mm越えて先端内に延び、更にもっと好ましくは穴プラグは穴内縁部
を約0.1mm乃至約10mm越えて先端内に延びる。ここに説明した穴プラグ
により、フィルタ(図示せず)に対する必要がなくなる。フィルタは、代表的に
は高価であり、フィルタの設置には追加の取り付け工程及び/又は組み立て工程
(例えば接着やシーリング)を必要とし、これにより、容器の製造が複雑になり
費用がかかる。本明細書中に説明する容器は、フィルタを含まないということが
非常に好ましい。
【0019】 本発明では、多数の穴(図示せず)及び穴プラグ(図示せず)もまた有用であ
る。多数の穴が先端に設けられている場合には、穴カバーは各穴と対応する穴プ
ラグを含み、各穴プラグは一つの穴(即ち対応する穴)を実質的に貫通する。好
ましくは、一つの穴プラグが各穴を実質的に貫通し、各穴プラグは対応する穴と
実質的に水密のシールを形成する。好ましくは、穴及び対応する穴プラグの個数
は、約1個乃至約10個であり、更に好ましくは約1個乃至約6個であり、更に
もっと好ましくは約1個乃至3個である。多数の穴及びこれらの穴の対応する穴
プラグは、互いに所定のパターンをなして或いは別々に配置されているのがよく
、好ましくは互いに配置されている。
【0020】 図1では、穴24はブラシ30によって取り囲まれており、このブラシは、き
れいにされるべき物品に洗剤組成物及び溶剤を付けるためのアプリケータとして
使用される。このアプリケータは、好ましくは、洗剤組成物及び溶剤が穴を出る
とき、きれいにされるべき物品に洗剤組成物及び溶剤を便利に正確に及び容易に
付けることができるようにするアプリケータで直ちに混合されるように、少なく
とも一つの穴と関連している。ここで有用なアプリケータの非限定的例には、ブ
ラシ、ローラーボール、スポンジ、ノズル、ブリストル、及びその組み合わせが
含まれ、これらのうち、ブラシ及びブリストルが好ましい。ここでは、少なくと
も一つのアプリケータを使用するのが好ましく、好ましくは一つ又は二つのアプ
リケータが使用される。アプリケータは、プラスチック、毛皮、布、ポリマー、
ゴム、木材等の任意の適用可能な材料でできているのがよい。アプリケータに対
する好ましい材料には、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、プラス
チック、及びその組み合わせが含まれる。
【0021】 アプリケータがブラシ又はブリストルを含む場合には、ブラシ/ブリストルの
強度及び長さは、行われるべきクリーニングの種類に合わせて定めることができ
る。例えば布のクリーニングを行う場合、ブリストルが硬過ぎるとクリーニング
されるべき布、特に傷付き易い絹等の布を傷付けてしまう。従って、長いブリス
トル又は柔らかいブリストルが好ましい。布について、好ましいブラシのブリス
トルは、強度が約200N/cm2 以下であり、好ましくは約150N/cm2
以下である。ブリストルの強度は、プレスヘッド速度が12.5mm/分でブリ
ッジ面積が約5.5cm2であることを除き、JIS S 3016の方法を使用
して計測される。JIS S 3016は、歯ブラシのブリストルの強度を計測す
るための日本国工業規格である。ここで使用される圧縮試験機は、日本国大阪府
のトヨ機械が製造しているYLM−5圧縮試験機である。布以外の又は傷付き難
い表面のクリーニングの用途については、剛性が高いブリストルが望ましい。
【0022】 図1では、小出し通路22は、小出し通路18の部分を形成するオプションの
ネック部分32を含む。このネック部分32は、先端20の内方に、即ち先端2
0とハウジング12の底部との間に配置されている。ネック部分は図1に示すよ
うに湾曲しているのがよく、又は直線的であってもよい(図示せず)。
【0023】 図2は、本発明の好ましい実施形態の拡大断面図である。図2では、ネック部
分32は湾曲しており、穴角度αに沿って穴24と整合している。穴角度は、存
在する場合には、容器を通って引いた垂線(a−a)と穴を貫通し且つ穴の配向
と平行な線(b−b)との間で計測される。ここで有用な穴角度は、約90°乃
至約180°であり、ここで有用な穴角度は、約120°乃至約150°の鈍角
である。120°以下の穴角度は製造に手間がかかり、150°以上の穴角度は
ブロッケージが形成される可能性が高くなるために不都合であるということがわ
かっている。更に好ましい穴角度は、約120°乃至約140°である。
【0024】 図2では、穴24は穴内縁部34を含む。この実施形態では、穴プラグ28が
穴内縁部34を越えて先端20内に延びている。上述のように、穴カバー26を
先端20に取り外し自在に置いたとき、穴プラグ28は、穴24を通る洗剤組成
物及び溶剤(図1において参照番号14で示す)の流れがブロッケージで遮断さ
れることがないようにするのを補助する。
【0025】 図2の実施形態では、穴24は、洗剤組成物及び溶剤(図1において参照番号
14で示す)が容器10を出たときに混合するブラシ30で取り囲まれている。
理論によって限定しようとするものではないが、このような洗剤組成物が完全に
は溶解していない場合でも、及び/又は容器を出た後にゲル様状態のままである
場合でも、ブラシ等のアプリケータで混合することによって、クリーニングされ
るべき物品に容易に付けることができ、擦り付けることができると考えられる。
これにより、使用者は、物品の特定の場所に洗剤組成物及び溶剤の一部を選択的
に付けることができ、これにより、洗剤組成物及び溶剤の洗浄力を特定の領域に
集中する。
【0026】 図2は、キャップ部材16のネック部分32に取り外し自在の穴カバー26と
隣接して設けられたノッチ36を更に示す。このノッチ36により、使用者は、
穴カバーをキャップ部材16から容易に取り外すため、指の縁部、爪、等を穴カ
バー26に押し付けることができる。穴カバー26は、オプションの摩擦面38
を更に含む。好ましくは、図2に示すように、穴カバーは、複数の摩擦面38を
含む。ハウジング、キャップ部材、ネック部分、穴カバー、又は任意の他の容器
構成要素は、使用者のグリップを改善するため、美観上の理由のため、又は何等
かの他の理由により、少なくとも一つの摩擦面を備えている。例えば洗剤又は流
体が容器の外側に零れた場合でも、摩擦面により、使用者が掴むことができる状
態が維持される。別の態様では、摩擦面により、使用者が穴カバーの取り外し及
び再配置を行うのを助ける。ここで有用な好ましい摩擦面の非限定的例には、隆
起、窪み、ゴムグリップ、及びこれらの組み合わせが含まれる。摩擦面は、容器
構成要素と一体に形成されていてもよいし、別に加えられてもよい。摩擦面は、
設けられる場合には、ハウジング及びキャップ部材の両方に設けられるのが特に
好ましい。これは、容器のこれらの部分が使用中に滑り易くなるためである。好
ましい実施形態では、盛り上がった又は凹んだ使用上の注意は、摩擦面としても
作用し、二つの目的で役立つ。
【0027】 穴カバーは、ネック部分、キャップ部材、及び/又はハウジングに図2のスナ
ップ型閉鎖体等の様々な閉鎖体で取り付けられるのがよい。他の種類の閉鎖体も
有用であり、好ましくは水密シールを形成する。好ましい閉鎖体の非限定的例は
、ねじ込み型閉鎖体、スナップ型閉鎖体、ヒンジ型閉鎖体、スライド型閉鎖体、
及びこれらの組み合わせである。製造上の見地から述べると、スナップ型閉鎖体
及びねじ込み型閉鎖体が好ましい。これは、これらの閉鎖体が、水密シールであ
っても、安価に形成できるためである。水密シールが望ましい場合に含まれるの
がよいオプションの特徴は、内プラグシール、トリガーシール、及び/又は多く
の既知の接触リングシールのうちの任意のシールである。このような種類のガス
ケット無しシールは、驚く程水密性である。別の態様では、別に形成した又は一
体に形成したガスケット型シールを使用することもできる。図2では、キャップ
部材16に設けられた内プラグシールに参照番号40が付してある。この内プラ
グシールは、設けられている場合には、シールされるべき雌部材の実質的に全内
周に亘って延びており、雄シーリング部材に設けられた対応する継手によって受
け入れられる。安価に形成できるため、内プラグシール及びガスケット型シール
が好ましく、これらのシールは驚く程水密である。
【0028】 シールされるべき雌部材が、対応する雄部材よりも軟質の又は弾性の材料で形
成されている場合、内プラグシールは特に水密である。別の態様では、雌部材は
、対応する雄部材よりも硬質の又は低弾性の材料で形成されているのがよい。硬
質材料及び軟質材料のこの組み合わせにより、ねじ込み型閉鎖体で水密シールを
形成するのに必要なトルクの量が減少するといった大きな追加の利点が提供され
る。ここでは、雌部材の内面に沿って延び、雄部材のまさに先端とシールを形成
する接触リングシール(図示せず)もまた好ましい。本願で有用な追加のシール
及び閉鎖体は、A.L.ブロンディー及びK.S.マーシュが編集した「ワイリ
ーのパッケージング技術百科辞典」(ニューヨークのジョン ワイリー・アンド
・サンズ社の1997年度の第2版)の第206頁乃至20頁に「閉鎖体、壜、
及びジャー」として記載されている。
【0029】 図3は、ハウジング12、このハウジング12に取り付けられたキャップ部材
16、及びこのキャップ部材16に取り付けられた穴カバー26を持つ容器10
を示す、本発明の斜視図である。ハウジング12、キャップ部材16、及び穴カ
バー26には、複数の摩擦面38が設けられている。更に、図3には、閉鎖領域
の構造的剛性を改善するため、ハウジングの周囲に沿って延びるオプションのリ
ップ42が示してある。このリップは、ハウジングの外側に配置されている場合
には、摩擦面として作用するばかりでなく、液垂れを捕捉するのにも役立つ。
【0030】 容器は、様々な形状及び大きさで形成でき、好ましくは、ハウジングの形状及
び大きさにより、容器を手で容易に快適に及び便利に保持できる。更に好ましく
は、ハウジングは、成形が容易な形状に形成されており、これにより容器の製造
費を減少する。このような成形が容易な形状には、円形断面形状(円筒形形状等
)、正方形又は矩形の断面形状、楕円形断面形状、及びその組み合わせが含まれ
、更に好ましくは、円形断面形状を有する。理論によって限定しようとするもの
ではないが、円形断面を持つ薄壁の円筒形形状容器が特に好ましい。これは、製
造が容易であり且つ安価であり、良好な弾性及び絞り性を提供し、型成形中に成
形タイミング配向を必要とせず、使用中に特定の配向を必要とせず、及び適当な
剛性や消費者に望まれる弾性といった構造上の大きな利点を併せ持つためである
。このような円形断面の容器は、更に、ねじ込み型水密閉鎖体を含むように容易
に適合される。容器形状はテーパしていてもよいし、全体に亘って同じ幅であっ
てもよい。
【0031】 好ましい容器材料には、プラスチックス及びポリマー、フィルムや積層紙等の
可撓性材料、ゴム、ガラス、金属、及びこれらの組み合わせが含まれる。更に好
ましい容器材料には、ゴム、ガラス、金属、及びこれらの組み合わせが含まれる
。更に好ましい容器材料には、ゴム、プラスチック、ポリエステル、及びこれら
の組み合わせが含まれ、更にもっと好ましい容器材料には、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエチレンテレフタレート、及びこれらの組み合わせが含まれる
。好ましい製造プロセスには、吹込成形、射出成形、射出吹込成形、真空成形、
熱成形、及びこれらの組み合わせが含まれる。様々な個々の容器部分は、様々な
材料で形成されるのがよく、及び/又は所望の様々なプロセスで形成されるのが
よい。
【0032】 容器材料の随意であるけれども好ましい性質には、半透明性、透明性、又は不
透明性、所望の形状への形成が容易であること、洗剤溶液に対する抵抗性、適当
なpH範囲、丈夫さ、色彩、及び容器を洗濯サイクルに入れても過度の騒音を発
生しない軟らかさが含まれる。容器材料は、使用者が洗剤組成物及び/又は溶剤
のレベルを視覚的に測ることができるように、透明であるか或いは半透明である
のが非常に好ましい。容器を洗濯サイクル内に置こうとする場合には、材料は、
耐水性であることと洗剤溶液が使用される温度、即ち代表的には約5℃乃至約6
0℃の温度に対する耐熱性の両方を満たすように選択されなければならない。理
想的には、選択された溶液材料は、凍結温度以下から衣料乾燥機の作動温度以上
の範囲の温度に耐えなければならない。これらの最適の範囲は、例えば、消費者
がクリーニング用製品を冬季に戸外に置いておく場合、及び容器を意図的に又は
意図せずに衣料乾燥機に入れる場合と関連している。
【0033】 便利に使用するため、キャップ部材に取り付けられるハウジングは、洗剤組成
物及び溶剤を容易に零すことなくハウジング内に入れるのに十分広幅でなければ
ならない。ハウジングの好ましい大きさ及び形状は、ハウジングに入れて使用し
ようとする洗剤組成物の種類等の多くの要因で決まる。本願で有用な好ましい洗
剤組成物は、代表的には、顆粒状洗剤組成物、固形洗剤組成物、洗剤タブレット
組成物、液体洗剤組成物、ゲル型洗剤組成物、ペースト状洗剤組成物、及びこれ
らの組み合わせ、好ましくは、顆粒状洗剤組成物、洗剤タブレット組成物、ゲル
型洗剤組成物、ペースト状洗剤組成物、及びこれらの組み合わせからなる群から
選択される。例えば、顆粒状洗剤組成物とともに使用するようになった容器は、
通常は何等かの種類の計量装置、例えばスコップ又はキャップを備えており、ス
コップ、場合によっては「山盛り」スコップを受け入れるのに十分広幅であるの
が好ましい。従って、このような容器の好ましい口径は、ハウジングの最も広幅
の箇所で計測して約30mm乃至約120mmであり、好ましくは約50mm乃
至約100mmであり、更に好ましくは約60mm乃至約95mmである。液状
、ゲル型、タブレット、ペースト状の洗剤組成物で使用するための容器のハウジ
ングの好ましい大きさは、ハウジングの最も広幅の箇所で計測した幅が約20m
m乃至約95mmであり、好ましくは約35mm乃至約85mmであり、更に好
ましくは約45mm乃至約80mmである。弾性及び可絞性を向上するため、ハ
ウジングの好ましい肉厚は約3mm以下であり、更に好ましくは約1.5mm以
下であり、更にもっと好ましくは約0.8mm以下である。
【0034】 ハウジング及び容器は、再使用可能な種類のものであるのが好ましく、従って
、再使用、再充填、及び洗浄が容易であるように設計されていなければならない
。容器は、平らな表面上に置いたときに漏れを生じることなく直立したままであ
るように形成されており且つバランスがとれているのが更に好ましい。
【0035】 本発明の容器は、洗剤組成物及び溶剤とともに使用されるとは限られず、漂白
剤組成物、ゲル組成物、及び染色剤組成物を付けるのにも使用できる。従って、
本発明では、これらの他の組成物のうちの任意の組成物を「洗剤組成物」に代え
て使用してもよい。好ましくは、漂白剤組成物、洗剤組成物、及びこれらの混合
物からなる群から選択された組成物が上文中に説明した容器で使用され、更に好
ましくは洗剤組成物を本明細書中に説明した容器で使用する。
【0036】 本願で有用な洗剤組成物は、代表的には、洗剤界面活性剤、漂白剤、漂白剤活
性剤、ビルダー、螢光剤、酵素、柔軟剤、及びこれらの混合物、好ましくは、陰
イオン系界面活性剤、酸素系漂白剤、漂白剤活性剤、ビルダー、酵素、柔軟剤、
及びこれらの混合物からなる群から選択された一つ又はそれ以上の成分を含む。
【0037】 ここで使用する洗剤組成物は、代表的には、洗剤組成物の重量で、洗剤界面活
性剤を、少なくとも約0.01%、更に好ましくは少なくとも約0.1%、もっ
と好ましくは約1%乃至約55%、更にもっと好ましくは約1%乃至約35%含
む。洗剤組成物は、陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、非イオン界
面活性剤、双性イオン系界面活性剤、及びこれらの混合物から選択するのがよく
、好ましくは、陰イオン系界面活性剤及びその混合物から選択するのがよい。特
に有用な陰イオン系界面活性剤には、枝分かれした又は直鎖状のC10−C20アル
キルベンゼンスルホネート界面活性剤及びC10−C20アルキルスルフェート界面
活性剤が含まれる。
【0038】 本願で使用する洗剤組成物は、代表的には、洗剤組成物の重量で、漂白剤を、
約0.5%乃至約30%、好ましくは約1.5%乃至約20%含有する。漂白剤
活性剤の量は、存在する場合には、代表的には、約0.1重量%乃至約60重量
%であり、好ましくは約0.5重量%乃至約40重量%である。好ましい漂白剤
は、酸素系漂白剤、塩素系漂白剤、光漂白剤、酵素漂白剤、及びこれらの組み合
わせであり、更に好ましくは酸素系漂白剤及びその組み合わせである。非常に好
ましい酸素系漂白剤には、水素の過酸化物、ペルカルボネート、ペルボレート、
ペルアシド、過酸化物、及びその混合物が含まれる。好ましい漂白剤活性剤は、
遷移金属漂白剤触媒、親水性漂白剤活性剤、疎水性漂白剤活性剤、及びこれらの
組み合わせを含み、好ましくは、マンガン漂白剤触媒、N,N,N’N’−Gテ
トラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホ
ネート(NOBS)、6−ノニルアミノ6−オクソペルオキシカプロイックアシ
ド(NAPAA)、及びこれらの混合物を含む。この他の漂白剤及び漂白剤活性
剤は、1984年11月20日にハートマンに付与された米国特許第4,483
,781号、1985年6月3日にバーンズ等が出願した米国特許出願第740
,446号、1985年2月20日にバーンズ等に公開された欧州出願特許第0
,133,345号、1983年11月1日にチャン及びスパディーニに付与さ
れた米国特許第4,412,934号、1987年1月6日にハーディ及びイン
グラムに付与された米国特許第4,634,551号、1991年10月29日
にゲスオファー等に付与された米国特許第5,061,807号、1993年9
月21日にファヴテ等に付与された米国特許第5,246,621号、及び19
92年1月31日付けのヤマダ等の日本国特許公開第4−28799号に開示さ
れている。
【0039】 ここで使用する洗剤組成物には、鉱質硬さを制御するのを補助するため、及び
粒状の汚れの除去を補助するため、ビルダーが含まれているのがよい。ビルダー
のレベルは、組成物の最終的な使用及びその所望の物理的形態に応じて大幅に変
化できる。存在する場合には、洗剤組成物は、代表的には、ビルダーを少なくと
も約1%含む。液体洗剤は、代表的には、ビルダーを約5重量%乃至約50重量
%、更に代表的には、約5重量%乃至約30重量%含む。顆粒状洗剤組成物は、
代表的には、ビルダーを約10重量%乃至約80重量%、更に代表的には、約1
5重量%乃至約50重量%含む。しかしながら、これよりも低い又は高いレベル
のビルダーを排除しようとするものではない。
【0040】 本願では、ホスフェートビルダー、シリケートビルダー、ゼオライトビルダー
、カルボキシレートビルダー、カルボネートビルダー、シトレートビルダー、ポ
リカルボキシレートビルダー、及びこれらの混合物が有用であり、好ましくは、
ビルダーは、ゼオライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAP、ゼオライ
トX、積層シリケートビルダー、カルボネート、及びその混合物から選択される
。有用なビルダーは、更に、1987年5月12日にリエックに付与された米国
特許第4,664,839号、1973年11月15日に公開されたヤコブセン
等のドイツ国特許出願第2,321,001号、1986年1月28日にブッシ
ュに付与された米国特許第4,566,984号、1979年3月18日にクル
ッチフィールドに付与された米国特許第4,144,226号、及び1967年
3月7日にディールに付与された米国特許第3,308,067号に記載されて
いる。
【0041】 当該技術分野で既知の任意の随意の螢光増白剤又は他の増白剤又は白化剤を、
代表的には約0.05重量%乃至約1.2重量%のレベルで洗剤組成物に入れる
ことができる。本組成物で有用な螢光増白剤の特定の例は、1988年12月1
3日にウィクソンに付与された米国特許第4,790,856号に記載されてい
る。これらの増白剤は、ヴェロナ社から得られるPHORWHITEシリーズの
増白剤を含む。本願に開示したこの他の増白剤には、チバガイギー社から入手で
きるチノパールUNPA、チノパールCBS及びチノパール5BM、イタリアの
ヒルトンデイビス社から入手できるアルティックホワイトCC及びアルティック
ホワイトCWD、2−(4−ストリル−フェニル)−2H−ナプソール〔1,2
−d〕トリアゾール、4,4’−ビス−(1,2,3−トリアゾール−2−イル
)−スチルベンズ、4,4’−ビス(ストリル)ビスフェニルス、及びアミノコ
ウマリンズが含まれる。これらの増白剤の特定の例には、4−メチル−7−ジエ
チル−アミノコウマリン、1,2−ビス(−ベンジミダゾール−2−イル)エチ
レン、1,3−ジフェニル−フラゾリンズ、2,5−ビス(ベンゾキサゾール−
2−イル)シオフェン、2−ストリル−ナフス−〔1,2−d〕オクサゾール、
及び2−(スチルベン−4−イル)−2−H−ナフソ−〔1,2−d〕トリアゾ
ンが含まれる。1972年2月29日にハミルトンに付与された米国特許第3,
646,015号を更に参照されたい。本願では、陰イオン系増白剤が好ましい
【0042】 布の洗濯で色移りを防ぐため及び布の再生のため、蛋白質の汚れ、炭水化物の
汚れ、又は糖質の汚れの基体からの除去を含む様々な理由により、本願では酵素
が有用である。本願で使用される適当な酵素には、アミラーゼ、セルラーゼ、ク
チナーゼ、リパーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、及びこれらの混合物が
含まれる。これらは、植物、動物、細菌、菌類、及び酵母等の任意の適当なもの
から得ることができる。pH活性、及び/又は最適安定性、熱安定性、及び活性
洗剤、ビルダー、等に対する安定性等の要因に従って好ましい選択がなされる。
これに関し、細菌や菌類から得られた細菌アミラーゼ及びプロテアーゼ、及び菌
類セルラーゼ等の酵素が好ましい。現在の商業的組成物についての実際では、洗
剤組成物1g当りに含まれる活性酵素の量は、代表的な量は、最大約5mg、更
に代表的には0.01mg乃至3mgである。換言すると、洗剤組成物は、代表
的には、商業的酵素組成物を、約0.001重量%乃至約5重量%、好ましくは
約0.01重量%乃至約1重量%含む。プロテアーゼ酵素は、通常は、このよう
な商業的組成物中に、洗剤組成物1g当り0.005AU(アンソン単位)乃至
0.1AUの活性を提供するのに十分なレベルで存在する。
【0043】 本願で有用なアミラーゼには、例えば、1972年11月22日に公開された
アウトルップH等の英国特許第1,296,839号に記載された、デンマーク
のノヴォ産業A/S(以下、「ノヴォ」という)のアミラーゼ、インターナショ
ナル・バイオ−シンセティックス社のラピダーゼ(ラピダーゼ(RAPIDAS
E)は登録商標である)、ノヴォ社のテルマミル(テルマミル(TERMAMY
L)は登録商標である)、ノヴォ社のナタラーゼ(ナタラーゼ(NATALAS
E)は登録商標である)、及びノヴォ社のフンガミル(フンガミル(FUNGA
MYL)は登録商標である)が含まれる。
【0044】 本願で使用できるセルラーゼには、細菌型及び菌類型の両方が含まれ、好まし
くは最適pHが5乃至9.5である。1984年3月6日にバルベスゴアード等
に付与された米国特許第4,435,307号には、Humicola ins
olens又はDSM1800系のHumicola又はAeromonas属
に属するセルラーゼ212製造菌類から得られた菌類セルラーゼ、及び海の軟体
動物であるDolabella Auricula Solanderの肝膵か
ら抽出したセルラーゼが開示されている。適当なセルラーゼは、1984年3月
28日にバルベスガール等に付与された英国特許第B−2,075,028号、
1985年8月7日にムラタ等に付与された英国特許第B−2,095,275
号、及び1974年6月27日にホリコシ及びイケダに付与されたドイツ国特許
公開第2,247,832号にも開示されている。ノヴォ社から入手できるケア
ザイム(ケアザイム(CAREZYME)は登録商標である)及びセルザイム(
セルザイム(CELLUZYME)は登録商標である)が特に有用である。19
91年11月14日付けのヘーゲン等のWO91/17243を更に参照された
い。
【0045】 本願で使用するのに適したクチナーゼ酵素は、1999年12月1日に公開さ
れたコラッツカディ等のWO88/09367Aに記載されている。
【0046】 洗剤として使用する上で適当なリパーゼ酵素には、1974年10月30日に
ディユク及びベルグに付与された英国特許第1,372,034号に開示されて
いるように、シュードモナスstutzeriATCC19.154等のシュー
ドモナス群の細菌が製造するリパーゼ酵素が含まれる。1978年2月24日に
公開されたイヌガイの特公昭和53−20487のリパーゼを更に参照されたい
。このリパーゼは日本国名古屋のアマノ製薬株式会社からリパーゼP「アマノ」
又は「アマノ−P」の商標で入手できる。他の適当な商業的リパーゼには、日本
国タガタのトヨジョゾ社から入手できるchromabacter visco
sum、例えばchromabacter viscosum var.lip
olyticumNRRLB3673からのアマノ−CESリパーゼ抽出物、米
国のU.S.バイオケミカル社及びオランダのディソインス社から入手できるc
hromabacter viscosumリパーゼ、及びシュードモナスgl
adioliのリパーゼ抽出物が含まれる。ノヴォ社から入手できるリポラーゼ
(リポラーゼ(LIPOLASE)は登録商標である)が、本願で使用する上で
好ましいリパーゼである。リポラーゼは、Humicola lanugino
saから得られる。1994年8月31日にコルネリセン等に付与された欧州特
許第341,947号を更に参照されたい。ペルオキシダーゼ酵素に対して安定
化したリパーゼ及びアミラーゼの変異体が、1994年7月7日にハルキエール
等に付与されたノヴォ社のWO94/14951に記載されている。1992年
4月2日にクラウゼン等に付与されたWO92/05295もまた参照されたい
【0047】 「溶液漂白」を行うため、即ち洗濯中に基体から離れた染料や顔料が洗濯溶液
中に存在する他の基体に移らないようにするため、ペルオキシダーゼは、酸素源
、例えばペルカルボネート、ペルボレート、過酸化水素等と組み合わせて使用す
るのがよい。既知のペルオキシダーゼには、ホースラディッシュペルオキシダー
ゼ、及びクロロ−ペルオキシダーゼ又はブロモ−ペルオキシダーゼ等のハロペル
オキシダーゼが含まれる。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、1989年10
月19日にダマス等に付与されたWO89/09813に開示されている。
【0048】 プロテアーゼの適当な例は、サブチリシンである。サブチリシンは、B.su
btilis及びB.licheniformisの特定の属から得られる。一
つの適当なプロテアーゼは、8乃至12のpH範囲に亘って最大活性を持つBa
cillusの属から得られる。これは、ノヴォ社が開発し、エスペラーゼ(エ
スペラーゼ(ESPERASE)は登録商標である)として販売している。適当
なプロテアーゼの他の例には、ノヴォ社のアルカラーゼ(アルカラーゼ(ALC
ALASE)は登録商標である)及びサヴィナーゼ(サヴィナーゼ(SAVIN
ASE)は登録商標である)、及びオランダのインターナショナル・バイオ−シ
ンセティックス社のマクサターゼ(マクサターゼ(MAXATASE)は登録商
標である)、並びに1985年1月9日にボットに付与された欧州特許第130
,756A号に開示されたプロテアーゼA及びプロテアーゼBが含まれる。特に
好ましいプロテアーゼは、1997年10月21日にバエック等に付与された「
プロテアーゼ含有クリーニング組成物」という標題の米国特許第5,679,6
30号、及び1997年10月14日にC.ゴーシュ等に付与された「プロテア
ーゼ酵素を含む漂白組成物」という標題の米国特許第5,677,272号に記
載されているように、「プロテアーゼD」と呼ばれる。
【0049】 商業的に入手可能な酵素は、代表的には、酵素小球、酵素マルメ、高剪断顆粒
、又は場合によってはコーティングを施した顆粒として入手できる。これらの酵
素のうちの任意の酵素は、本明細書中に説明した改良された封入コーティングで
コーティングが施されているのがよい。例えば、好ましい実施形態は、酵素を含
む酵素小球でできている。商業的に入手できる本願で有用な酵素の好ましい例に
は、ノヴォ社が販売しているサヴィナーゼ、ギスト−ブロケーズ社が販売してい
るマキサカル、ソルヴェイ−インテロックス社が販売しているオプティクリーン
、及びゲネンコール社が販売しているエンゾガードが含まれる。
【0050】 洗濯組成物は、随意であるが、布地柔軟剤、好ましくは布地柔軟粘土、二次布
地柔軟成分、及びその混合物を含むのがよい。布地柔軟粘土は、好ましくは、ス
メクタイト型粘土である。スメクタイト型粘土は膨潤性三層粘土即ちアルミノ−
シリケート及びマグネシウムシリケートと説明でき、粘土100g当りのイオン
交換力が少なくとも約50meq/100gである。好ましくは、粘土粒子は、
処理した布地にざらつき感がないように、触感では分からない大きさを持つ。加
えられる布地柔軟粘土は、約1%乃至約50%、好ましくは約2%乃至約20%
、更に好ましくは約3%乃至約14%のレベルであるのがよい。
【0051】 布地柔軟粘土に加えて二次的布地重量成分が約0.1%乃至約5%、更に好ま
しくは約0.3%乃至約3%のレベルで存在するのがよく、この成分は、R4 5 6 Nの化学式のアミンを含む。ここで、R4 は、C5 乃至C22のハイドロカ
ルビルであり、R5 及びR6 は、独立したC1 乃至C10のハイドロカルビルであ
る。一つの好ましいアミンは、ジタロウメチルアミン;化学式がR7 COOHの
脂肪酸を含むこのようなアミンの錯体(ここで、R7 は、欧州特許公開第0 1
33 804号に開示されているように、C9 乃至C22のハイドロカルビルであ
る);化学式がR8 O−P(O)(OH)−OR9 及びHO−P(O)(OH)
−OR9 のホスフェートエステルを含むこのようなアミンの錯体(ここで、R8 及びR9 は、夫々、化学式が−アルキル−(OCH2 CH2 )のアルキルエトキ
シレートのC1 乃至C20のアルキルである);一般的な化学式が1−(高次アル
キル)アミド(低次アルキル)−2−(高次アルキル)イミダゾリンのイミダゾ
リン等の環状アミン(ここで、英国特許出願第2,173,827号に記載され
ているように、高次のアルキルは12個乃至22個の炭素を含み、低次アルキル
は炭素を1個乃至4個含む);及び化学式がR10111213+- の第四ア
ンモニウム化合物(ここで、R10は炭素を8個乃至20個含むアルキルであり、
11は炭素を1個乃至10個含むアルキルであり、R12及びR13は炭素を1個乃
至4個含むアルキルであり、好ましくはメチルアルキルであり、Xは陰イオン、
好ましくはCr- 又はBr- であり、C1213 アルキルトリメチルアンモニウ
ムクロライドである)である。アミン及び陽イオン柔軟剤と組み合わせた粘土柔
軟剤は、例えば、1983年3月1日にクリスプ等に付与された米国特許第4,
375,416号及び1981年9月22日にハリス等に付与された米国特許第
4,291,071号に開示されている。
【0052】 本願の洗剤組成物で有用な他の添加剤には、キャリヤ、プロセス助剤、発泡抑
制剤、発泡促進剤、染料、顔料、香料、香料誘導体、色移り防止剤、螢光増白剤
、粘土除汚剤、分散剤、アルカリ度源、及びpH緩衝剤、汚れ沈澱防止ポリマー
、再付着防止ポリマー等の他の活性成分が含まれる。本願で有用な追加の洗剤組
成物は、1991年6月13日に公開されたフォスター及びヴァンデパスのWO
91/08281、1996年1月30日にカヴァルロッティ等に付与された米
国特許第5,487,818号、1995年11月28日にジャエケルに付与さ
れた米国特許第5,470,988号、1995年11月14日にカール等に付
与された米国特許第5,466,825号、1994年2月3日に公開されたラ
バウンティ等のWO94/03003、1993年9月21日にファヴテ等に付
与された米国特許第5,246,621号、1987年11月3日にハートマン
及びパーキンスに付与された米国特許第4,704,233号、1974年5月
21日にコンノール等に付与された米国特許第3,812,044号、1986
年7月1日にヴァンデルミーアに付与された米国特許第4,597,898号、
1984年7月4日に公開されたゴッセリンクの欧州特許出願第112,592
号、1989年12月13日にフルに付与された欧州特許第256,696号、
1985年8月27日にセヴァーソンに付与された米国特許第4,537,70
6号、1990年9月11日にゴッセリンク等に付与された米国特許第4,95
6,447号、及び1987年3月24日にバギンスキー等に付与された米国特
許第4,652,392号に記載されている。
【0053】 洗剤組成物を予備溶解するための本願で有用な代表的な溶剤は、水道水、洗濯
水、又は他の供給源からの水等の水である。しかしながら、上述のように、アル
コール、水、及びこれらの混合物等の他の溶剤を所望に従って使用できる。
【0054】 別の随意の特徴は、例えば酸素系漂白剤によるハウジングの内側での圧力上昇
を周囲圧力とゆっくりと等しくできる圧力解放機構である。これは、水密である
けれども気密ではない小さな逃がし弁、外すのに何回も回す必要があるねじ式穴
カバー、又は当該技術分野で既知の任意の手段によって行うことができる。
【0055】 好ましくは、所定量の洗剤組成物及び所定量の溶剤を容器内に入れたとき、こ
れらは、約21℃でブルックフィールド粘度計によって1.0rpmの剪断速度
で計測した粘度が約500cP以下、好ましくは約250cP以下の流体を形成
する。センチポアズ(cP)は、粘度のcgs−メートル法単位であり、dyn
・s/cm2 又はg/cm・sの次元を有する。好ましくは、容器に手で圧力が
及ぼされておらず、容器が小出し配向にある場合に通路を通る流体の流量が約0
ml/分乃至約300ml/分、好ましくは約0ml/分乃至約100ml/分
以下、更に好ましくは約0ml/分乃至約25ml/分以下であるように、分配
通路の大きさ及び/又は穴の大きさをこの粘度と調和させる。しかしながら、容
器及び/又はハウジングが弾性材料で形成されている場合には、容器及び/又は
ハウジングに及ぼされた手の力により、流量を300ml/分以上に増大させる
ことができる。
【0056】 別の好ましい随意の特徴は、洗剤組成物及び/又は溶剤を容器にどれ程加えな
ければならないのかを使用者に知らせる少なくとも一つのレベル表示器である。
好ましい実施形態では、レベル表示器は製造プロセス中にハウジングに成形され
る。好ましい実施形態では、容器にはレベル表示器が一つ以上設けられており、
好ましくは2つ以上のレベル表示器が設けられている。更に好ましい実施形態で
は、容器は、通常汚れ物品を処理するための一組のレベル表示器及び酷く汚れた
物品を処理するための別の組のレベル表示器を備えている。レベル表示器は二つ
の目的で役立ち、摩擦面としても役立つ。レベル表示器は、容器及び/又は洗剤
組成物及び溶剤を組み合わせて使用するための一組の使用上の注意として役立つ
。本発明の容器の非常に好ましい実施形態は、使用上の注意が実際に容器上に設
けられているか或いは他の方法で、例えばキットの部分として容器に設けられて
いる。好ましくは、レベル表示器、使用上の注意、等は、貼付又はラベル付けに
よって、印刷、シルクスクリーン、エッチング、型成形、又は他の方法で容器に
設けられる。
【0057】 本発明の例を以下に例示として説明する。これらの例は、本発明を限定しよう
とするものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、その多くを
変更できる。
【0058】 例1 本発明の好ましい実施形態が図1に記載されており、この実施形態は、以下の
追加の特徴を備えている。ハウジングは、射出成形された透明なポリプロピレン
製の円形断面の円筒形ハウジングであり、その外側に複数の摩擦面を有する。ハ
ウジングは、使用者が内部の洗剤組成物及び溶剤のレベルを容易に且つ手早く判
断できるように、透明である。ハウジングの厚さは約0.8mmであり、使用中
に使用者が容器ハウジングを搾ることによって、穴を通る洗剤組成物及び溶剤の
流量を増大できるように僅かに弾性である。この制御方法は、使用者にとって容
易であり且つ直観的である。ハウジングにはキャップ部材が取り付けられている
。ハウジングは、キャップ部材と出会う場所の直径が約65mmであり、ハウジ
ングのベースのところの約55mmまでテーパしている。このテーパした円筒形
ハウジングは全体に亘って円形断面を有し、安価に製造できる。ハウジングは円
形形状を維持するのが容易であり、キャップ部材に容易に接合して水密シールを
形成する。ハウジングは、加えられるべき洗剤組成物及び溶剤の量を表示する複
数のレベル表示器を備えている。
【0059】 キャップ部材は、ハウジングの残りの部分のポリプロピレンよりも僅かに軟質
の不透明な高密度ポリエチレンで形成されている。ハウジング及びキャップ部材
はねじ式閉鎖体で互いに接合され、内プラグシールを含む。この軟質のキャップ
部材及び硬質のハウジングにより、ゴムや成形プラスチックガスケット、又は漏
れを阻止するために製造上の許容差が非常に高い高価な閉鎖体なしで水密シール
を形成できる。円形のブラシ及び流れ制限部分は、低密度ポリエチレンと混合し
た高密度ポリエチレンでできた単一の部品として形成され、キャップ部材の先端
に永久的に取り付けられる。流れ制限部分は、ブラシの中央に設けられた直径が
約2.8mm(及び従って穴の面積は約6.1mm2)の単一の円形の穴を含む
。ネック部分は湾曲しており、約135°の穴角度で穴と整合している。キャッ
プ部材の外側に設けられたブラシと隣接して、使用者が穴カバーを容易に取り外
すことができるようにする以下に論じるノッチが設けられている。キャップ部材
の外側には、使用者がキャップ部材及びハウジングを容易にシールでき且つシー
ルを外すことができるようにするため、複数の摩擦面が設けられている。
【0060】 半透明なポリプロピレン製の円形の穴カバーが穴及びブラシをカバーする。こ
の穴カバーは、穴を通って延びる穴プラグを含む。この穴プラグは、穴内縁部を
越えてキャップ部材の先端内に約1mm延びている。穴プラグ及び穴は、穴カバ
ー及びキャップ部材と同様に、水密シールを形成する。穴カバーは、使用者が穴
カバーを掴んでこれをキャップ部材から取り外すのを容易にできる複数の摩擦面
を有する。容器はフィルタを備えていない。
【0061】 例2 以下の約25gの顆粒状洗剤組成物を約60mlの水道水とともに例1に説明
したように容器に加える。洗剤及び水を1分間に亘ってよく震盪し、通常の洗濯
サイクルで洗濯する前に布地の特定の領域を予備処理するのに使用する。
【表1】
【0062】 例3 以下の約25gの顆粒状洗剤組成物を約160mlの水道水とともに例1に説
明したように容器に加える。洗剤及び水を1分間に亘ってよく震盪し、通常の洗
濯サイクルで洗濯する前に布地の特定の領域を予備処理するのに使用する。
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態の拡大断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 イスラエル、ジョスー、シルード 中華人民共和国グァンズー、シュイ、イ ン、ル、フォーチュナ、ガーデン、ルー ム、204 (72)発明者 シトラ、ウイジャヤ、エヌジー 中華人民共和国グァンズー、ファ、キャ オ、ル、ユアン、タオ、ジン、ベイ、ル、 ジン、ハイ、ルー、25エイチ Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 AB06 BA03 CA01 CB02 CB03 CC03 DA01 DB12 DB13 DC03 FA09 FB02 FC04 GA01 GA08 GB01 GB12 JA01 KB01 LA17 LB02 LB07 LC01 LG01 LG06 4H003 AB19 AB27 AC08 AE06 BA21 DA01 EA09 EA12 EA15 EA16 EA20 EA24 EA28 EB12 EB19 EB22 EB24 EB26 EB32 EB37 EB42 EC01 EE05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤組成物を予備溶解するための手持ち式容器において、 A.所定量の洗剤組成物及び溶剤を収容するための、小出し通路を持つハウジン
    グであって、 i.前記小出し通路は先端を含み、 ii.少なくとも一つの穴を含む流れ制限部が前記先端に設けられている、 ハウジング、及び B.各穴と対応する穴プラグを含む穴カバーを有し、 前記穴カバーが前記先端を覆っているとき、各穴プラグが一つの穴を実質的に
    貫通する、容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の容器において、前記穴の面積は約0.2mm2乃至約500
    mm2である、容器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の容器において、前記容器はフィルタを備えていない、容器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の容器において、前記穴カバーが前記先端を覆っているとき、
    前記穴及び前記穴プラグは実質的に水密のシールを形成する、容器。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の容器において、前記ハウジングは円形断面を有する、容器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の容器において、前記穴と関連した関係のアプリケータを更に
    含む、容器。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の容器において、前記小出し通路は、前記先端の内方に配置さ
    れたネック部分を更に含み、このネック部分は、前記ハウジングを通して引いた
    垂線と前記穴の配向と平行な線との間で計測して約120°乃至約150°の少
    なくとも一つの穴角度を有する、容器。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の容器において、前記ハウジングは、少なくとも一つの摩擦面
    を更に含む、容器。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の容器において、前記ハウジングは、使用上の注意を更に含む
    、容器。
  10. 【請求項10】 洗剤組成物を予備溶解するための手持ち式容器において、 A.所定量の洗剤組成物及び溶剤を収容するための、小出し通路及び摩擦面を持
    つハウジングであって、 i.前記小出し通路は先端を含み、 ii.面積が約0.2mm2乃至約500mm2の少なくとも一つの穴を含む流
    れ制限部が前記先端に設けられており、 iii.前記少なくとも一つの穴と関連した関係のブラシを含み、前記ハウジ
    ングは円形断面を有する、 ハウジング、及び B.各穴と対応する穴プラグを含む穴カバーを有し、 前記穴カバーが前記先端を覆っているとき、1つの穴プラグが各穴を実質的に
    貫通し、各穴プラグは対応する穴と実質的に水密のシールを形成し、前記容器は
    フィルタを備えていない、容器。
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